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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』第63回 TEXEL / Zooming Into Focus (Multi-National / 2018)

本連載では「ミュージシャンの視点からプログレッシブ・ロック作品を捉える」ことに重点を置き、フランスのプログレッシブ・ロックレーベルMusea Recordsからシンフォニック・ロックアルバムでデビューを果たしたnetherland dwarfが、同じ時代を生きる世界中の素晴らしいプログレッシブ・ロックアーティストたちの作品を、幅広くご紹介します。「ミュージシャンの視点」とは言っても、各コラムは平易な文章で構成されていますので、楽器が弾けない、専門用語は分からないという場合でも、心配せずにご覧下さい。

第63回 TEXEL / Zooming Into Focus (Multi-National / 2018)

特に1970年代のプログレッシブ・ロック・サウンドから影響を受けた新世代のアーティストの作品に触れる場合には、つい彼らの楽曲の中に往年の名アーティストたちの面影を見出そうとしてしまいます。もちろんこれは、彼らが奏でる音楽を深く味わうための手段として有用性があるでしょう。例えば「KING CRIMSONからの影響を感じさせるメロトロンの洪水」や「YESを彷彿とさせるハイ・トーン・ヴォーカル」といった具合に各パートを聴き分けていく方法は、プログレッシブ・ロックに限らず多くの音楽ジャンルで実践されています。しかし、彼らがどのようなアーティストたちから影響を受けているのかということに加えて、彼らのオリジナリティーを見極めることも忘れてはなりません。プログレッシブ・ロックは70年代の名アーティストたちを手本とする音楽ジャンルであるため、そのフォロワーとしての側面(類似性)にスポットを当ててしまいがちですが、注意深く耳を傾けていけば彼ら独自の音楽性が聴こえてくることもあるでしょう。そんな中で今回は、上記の類似性に重きを置いて作品の良し悪しを判断する例外的な創作スタイルと言える「オマージュ・アルバム」を取り上げます。

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あるアーティストに敬意を表すために、作風を意図的に似せて作り上げる「オマージュ・アルバム」は、話題を集めやすい反面ネガティブな印象と共に語られることも少なくありません。特に、本家のアーティストを支持するリスナーたちから厳しい視線が注がれることは明らかであり、彼らを納得させるレベルにまで作品のクオリティーを高めるのは容易なことではないでしょう。まず、楽曲の大きな流れ(コード進行など)から細かなフレーズのひとつひとつ(スケールなど)に至るまで、本家の作曲スタイルを徹底的に研究しなければなりません。ほとんどのミュージシャンたちが、この時点で挫折することになるはずです。また楽器編成についても、例えばCAMELならばフルート奏者、RENAISSANCEならば女性ヴォーカリストといった具合に、本家に合わせた人選が必要となります。そして、本家のサウンド・メイクや傾向(演奏のクセなど)を理解した上で、さも本家のアーティストが作曲したかのような楽曲を作り出し、さも本家のアーティストが奏でているかのようにプレイするのです。「オマージュ・アルバム」が、いかに難易度の高い創作スタイルであるかが分かるでしょう。

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デンマーク出身のキーボーディストSteffen Staugaardとイギリス出身のギタリストNeil Gowlandによる多国籍プロジェクトTEXELは、2018年にデビュー・アルバム『Zooming Into Focus』を発表しました。アルバム・タイトルが示す通り、本作はオランダを代表するプログレッシブ・ロック・グループであるFOCUSに捧げられた「オマージュ・アルバム」となっています。FOCUSと言えば、やはりキーボーディストThijs Van LeerとギタリストJan Akkermanを中心に語られることの多いグループでしょう。70年に『In And Out Of Focus』でアルバム・デビューを果たしたFOCUSは、71年のセカンド・アルバム『Moving Waves』からシングル・カットされた「Hocus Pocus」や、72年のサード・アルバム『Focus 3』から同じく シングル・カットされた「Sylvia」といった楽曲の世界的なヒットによって、イギリスやアメリカでも人気を獲得。特に73年、イギリスの音楽誌メロディ・メイカーにおいて、Eric ClaptonやJimmy Pageといったミュージシャンたちを抑えJan Akkermanが人気投票の首位に立ったというエピソードは、プログレッシブ・ロック・リスナーの間では語り草になっています。また、彼らは日本においても知名度を獲得し、ユーロ・プログレッシブ・ロック・アーティストとしては最も早い74年に来日公演が実現しました。FOCUSは、7作のスタジオ・アルバムを残し78年に解散しましたが、紆余曲折を経て2002年に『Focus 8』をリリース。Thijs Van Leerを中心に再結成を果たし、精力的に活動を続けています。

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さて、TEXELによる2018年のデビュー・アルバム『Zooming Into Focus』は、どこを切ってもFOCUSのサウンドと言える素晴らしい内容となっています。上記のようにTEXELは、デンマーク出身のキーボーディストSteffen Staugaardとイギリス出身のギタリストNeil Gowlandによるプロジェクトですが、彼らに加えて本作にはイギリス出身のベーシストPhil Wood、ドラマーMax Saidi、フルート奏者Gerard McDonald、そしてデンマーク出身のフルート奏者Thorstein Quebec Hemmetが参加しています。全曲の作曲とアートワークはSteffen Staugaardが手掛けており、Neil Gowlandはプロデュースとミックス・ダウンを担当。やはり、驚くべきはSteffen Staugaardの作曲能力の高さでしょう。いくらFOCUSのサウンドを深く理解しているとは言っても、ここまで本家の音楽的特徴を捉えた楽曲を作り出すことが出来るものでしょうか。さらに、演奏面についても本家と見紛うばかりのプレイ・スタイルが目白押しであり、エレキ・ギターやフルートによる親しみ易いメロディーと、クラシカルでありながらジャジーな要素も兼ね備えたオルガンを中心とするアンサンブルが展開されています。

一方で、あえてFOCUSとの違いを指摘するならば、まずThorstein Quebec Hemmetの奏でるフルートが北欧のプログレッシブ・ロックらしい清涼感を帯びていること。これは、国民的特色ということで好意的に捉えるべきものでしょう。そして、上記の名曲「Hocus Pocus」のようなヨーデルを用いた楽曲が収録されていないことも挙げられます。この点に関しては、あるいは賛否が分かれるかもしれません。しかし、仮にヨーデルの名手をゲスト・ミュージシャンに迎えたとしてもロック・アンサンブルに馴染むパフォーマンスを得られるのかという問題がありますし、そもそもヨーデルはFOCUSのサウンドを語る上であまりにも象徴的なアイコンでしょう。また、ヨーデルを用いた楽曲がアルバムの統一感に影響を与えてしまう可能性も考えられます。そういったリスクのあるスタイルを回避することもまたセルフ・プロデュース能力であり、本作が優れた「オマージュ・アルバム」であるという結論は変わりません。




netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第1回 netherland dwarf / tortoise walks forever (Japan / 2014)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第2回 CHRIS / Snow Stories (Holland / 2012)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第3回 GRENDEL / The Helpless (Poland / 2008)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第4回 ANUBIS / Hitchhiking To Byzantium (Australia / 2014)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第5回 AGUSA / Hogtid (Sweden / 2014)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第6回 SANHEDRIN / Ever After (Israel / 2011)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第7回 AMOEBA SPLIT / Dance Of The Goodbyes (Spain / 2010)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第8回 MAGENTA / The Twenty Seven Club (UK / 2013)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第9回 TOHPATI ETHNOMISSION / Save The Planet (Indonesia / 2010)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第10回 HIDRIA SPACEFOLK / Astronautica (Finland / 2012)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第11回 QUATERNA REQUIEM / O Arquiteto (Brazil / 2012)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第12回 SETNA / Guerison (France / 2013)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第13回 FLOR DE LOTO / Nuevo Mesias (Peru / 2014)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第14回 TRANSATLANTIC / The Whirlwind (Multi-National / 2009)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第15回 KARFAGEN / Lost Symphony (Ukraine / 2011)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第16回 SENSE / Going Home (Canada / 2007)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第17回 ARANIS / Roqueforte (Belgium / 2010)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第18回  SIKUS BOLIVIA / E.C.L.I.P.S.E. (Bolivia / 2011)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第19回  LITTLE TRAGEDIES / At Nights (Russia / 2014)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第20回  NUCLEUS TORN / Neon Light Eternal (Switzerland / 2015)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第21回  MERRY GO ROUND / Merry Go Round (Italy / 2015)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第22回  WOBBLER / Afterglow (Norway / 2009)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第23回  MEDIABANDA / Siendo Perro (Chile / 2010)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第24回  FIVE-STOREY ENSEMBLE / Not That City (Belarus / 2013)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第25回  GLASS HAMMER / If (USA / 2010)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第26回  SEIN / La Flor Y La Mierda (Argentina / 2010)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第27回  CICCADA / A Child In The Mirror (Greece / 2010)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第28回  CAST / Originallis (Mexico / 2008)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第29回  AFTER CRYING / Creatura (Hungary / 2011)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第30回  MARTIGAN / Vision (Germany / 2009)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第31回  ROBERT REED / Sanctuary (UK / 2014)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第32回 DEWA BUDJANA / Zentuary (Indonesia / 2016)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第33回 HOSTSONATEN / Summereve (Italy / 2011)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第34回  PAMPA TRASH / Ya Fue (Argentina / 2014)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第35回  ANIMA MORTE / The Nightmare Becomes Reality (Sweden / 2011)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第36回  LOST WORLD BAND / Solar Power (Russia / 2013)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第37回  SUPAY / Senales (Peru / 2013)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第38回  THE PROG WORLD ORCHESTRA / A Proggy Christmas (USA / 2012)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第39回  NOSTRADAMUS / Testament (Hungary / 2008)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第40回  TEMPUS FUGIT / Chessboard (Brazil / 2008)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第41回  DRUCKFARBEN / Druckfarben (Canada / 2011)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第44回  KOTEBEL / Concerto For Piano And Electric Ensemble (Spain / 2012)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第45回  HONOKA SAKAI / On The Way Home (Japan / 2013)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第46回 QUANTUM FANTAY / Dancing In Limbo (Belgium / 2015)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第47回  SETI / Bold Travels (Chile / 2016)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第48回 ONE SHOT / Live In Tokyo (France / 2011)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第49回 HJALTALIN / Terminal (Iceland / 2009)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第50回 RAIMUNDO RODULFO / Mare Et Terra (Venezuela / 2008)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第51回 DAMANEK / On Track (Multi-National / 2017)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』第55回 JUHA KUJANPAA / Kivenpyorittaja - Tales And Travels (Finland / 2013)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』第57回 GOVEA / Raices (Mexico / 2011)

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』第58回 DAWN / Darker (Switzerland / 2014)

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文・市川哲史

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