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【新作追加!】女性ヴォーカルを擁する新鋭プログレ注目作品をタイプ別に探求☆

スタッフ佐藤です。

今回注目するのは、女性ヴォーカルが活躍する新鋭プログレ・バンドの作品たち。

様々なタイプの女性ヴォーカルがいましたので、幾つかのタイプに分けて注目作をご紹介してまいりたいと思います!

【美声女性ヴォーカル】

MATERYA/CASE

イタリアの新鋭グループですが、ルネッサンス直系の気品を漂わせる逸品。波打つようなピアノを基調とするクラシカルで繊細な演奏と、透明感ある凛とした女性ヴォーカルのなんと美しいこと。これは心洗われる名作です。

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CICCADA/A CHILD IN THE MIRROR

ギリシャはアテネ出身のプログレ新鋭、その女性ヴォーカルの名はエヴァンゲリス。美しい響きの名前の通りの澄み切ったハイ・トーンに心奪われます。ゲスト参加した伊プログレ注目グループYUGENのメンバーもさすがの仕事をしています。神秘の森に囚われてしまったような、優美にして妖艶なサウンドが渦巻く至高の一枚!

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WHITE WILLOW/FUTURE HOPE

ロジャー・ディーンのアートワークに包まれた、北欧シーンを牽引するノルウェーの名バンドによる17年作。鋭利なナイフを思わせるキレを持つエレキギター、柔らかなアコースティックギター爪弾き、メロトロンやオルガンを中心とする幽玄のキーボード群、そしてヘヴンリーなフィメール・ヴォイスらが織りなすバンド・アンサンブルと、デジタリーなプログラミング音響が絶妙に融合したサウンドは、深い雪に覆われた北欧の自然情景がありありと広がるような圧倒的情景描写力を誇ります。

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WHEN MARY/TAINTED

そのWHITE WILLOWでかつてヴォーカルを務めたTrude Eidtangがまた素晴らしい美声の持ち主。彼女を中心とするこのバンド、エレクトロ要素とシンフォを組み合わせる近年の北欧の潮流を巧みにポップスへと落とし込んだ、キャッチーかつドラマチックなサウンドを生み出していて素晴らしいんです!

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MAGENTA/WE ARE LEGEND

現英国プログレ・シーンを代表する美声女性ヴォーカルと言えばMAGENTAでお馴染み、ウェールズ出身のChristina Boothでしょう。活動歴17年目というベテランバンドとは思えない英国叙情溢れるこの瑞々しいアンサンブル!ポップにもドラマチックにも自在なChristinaの麗しのヴォーカルも相変わらず最高だし、この17年作もMAGENTA以外にありえないサウンドがたっぷりと楽しめます☆

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GOLDEN CAVES/COLLISION

MAGENTAやMOSTLY AUTUMNら英国シンフォに通じるドラマ性と透明感あるアンサンブル。そこにオール・アバウト・イヴのジュリアンヌを彷彿させる美声ヴォーカルが乗りスケール大きく展開していく、「美麗」という言葉がぴったりなオランダ新鋭シンフォ!プロデュースはあのChrisが担当。

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【歌唱力/表現力抜群の女性ヴォーカル】

ALBION/YOU’LL BE MINE

結成は90年代初頭にさかのぼる、ポーランド・シンフォの実力派バンドによる18年作。キーボーディストが別バンド結成へと動き、残ったギタリストを中心にメンバーが再編されたのですが、それでこの完成度はかなり驚き。ひたすら泣きのフレーズを紡ぎ続けるギターも素晴らしいんですが、何を置いても復帰したオリジナル女性ヴォーカルAnna Batkoによる、時にシアトリカルとも言える表現力でエモーショナルに歌いこむ、コケットな魅力を秘めた歌唱に心奪われます。何と言うか、華がある感じ。

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MORRIGHANS/A BLOOD STAINED PIANO

なんと崇高で格調高いピアノの演奏だろう…。と、うっとりしていると、ヘヴィなギターが鳴り響き、エモーショナルさとスタイリッシュさを備えた表現力抜群の女性ヴォーカルが歌い出し、物語が劇的に動き出します。19世紀ヨーロッパの暗い歴史を見てきた一台のピアノをテーマとするコンセプト作で、フランスらしいゴシックで耽美な雰囲気たっぷりのフレンチ・プログレ18年作!

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MORRIGHANS/THREE CIRCLES OF DEATH

こちらの17年デビュー作もかなりの力作です。重厚なギターがもたらす激しさと、ピアノやオルガンが紡ぐ物悲しさが劇的に混じり合う音像は、これぞフランス。スタイリッシュながらどこか哀感を秘めた女性ヴォーカルも絶品な注目新鋭17年作!

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UNIVERSAL TOTEM ORCHESTRA/MATHEMATICAL MOTHER

クラシックの素養を豊かに持つオペラ調の深みある歌唱に加え、デメトリオ・ストラトス風の存在感みなぎるヴォイス・パフォーマンスも堂々とこなす超実力派女性ヴォーカルがまずもって圧巻!地中海/バルカン音楽の舞曲風フレーズを散りばめながらスリリングに展開していくアンサンブルも絶品なイタリア新鋭。

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BENT KNEE/LAND ANIMAL

バークリー音楽大学卒の英才たちが中心となり結成されたボストン出身新鋭バンド17年作!抜群の声量とともに、コケティッシュながら民謡歌手的なゆらぎの感覚も備え時にオペラチックにも変化するという圧倒的な表現力を誇る女性Voの存在が何より素晴らしい!独特のタイム感を持つリズムとシャープなギターを主軸とするトリッキーな変拍子アンサンブルも流石だし、ずばり孤高のアヴァンプログレ怪作!

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MIZUKI DA FANTASIA/幻想の一夜 IN MEMORY OF FANTASY

沖縄出身の実力派女性シンガーMIZUKIを中心とする新世代ジャパニーズ・プログレ・バンドによるデビュー作!バンドのコンセプトは「70年代のプログレと現在の音楽シーンをリンクさせる」こと。クリムゾン、PFM、カルメン・マキ&OZといった70年代バンドを受け継ぐサウンドと、現代のJ-POPにも通じる耳馴染みの良さを合わせ持った注目の新鋭です!


視聴はコチラ!
https://motion-gallery.net/projects/mizuki_da_fantasia

MIZUKI DA FANTASIA/レインボウ・チェイサーズ 虹を追う人々

そのMDFが2018年に放ったこの2ndも素晴らしい一枚。初期クリムゾンばりの哀感溢れるメロトロン、フォーカスに通じる中世エッセンス、そしてエモーション豊かな凛と美しいヴォーカル。前作以上に気高く洗練された世界観を提示する傑作2nd!


MIZUKI da Fantasia ライヴレポート(2018/6/1)

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MIZUKI da Fantasia ライヴレポート(2018/6/1)

6月1日、ヤマハ銀座スタジオで行われたMIZUKI da Fantasiaのライヴを観てまいりました!

UISTITI/UISTITI

この民謡的な「揺らぎ感」を持つ女性ヴォーカルは只者じゃありません!そのヴォーカルと渾然一体となってダークなシンフォニック・ロックを展開する演奏陣もレベル高いなぁ。ポーランドの女性ヴォーカル・シンフォ数あれど、個性では間違いなく群を抜いています。

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ANAID/LIBERTAD

まるでSLAPP HAPPYのダグマー・クラウゼがMAGMAをカヴァーしたようだって?!このヴォーカルの凄まじさはぜひ試聴してお確かめください…。カンタベリーとズール系のエッセンスがブレンドした仏ジャズ・ロック!

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【姉御な女性ヴォーカル】

KENTISH SPIRES/LAST HARVEST

今、姉御ヴォーカル・プログレで最も注目なのが、イギリスより登場したこのバンドです!CARAVANやVDGGなどのスタイルを取り入れたヴィンテージ色豊かな歌ものプログレ/ジャズ・ロックを展開。エモーションたっぷりにドラマチックに歌い上げるパートからタメの効いたブルージーな歌唱を披露するパートまで、この姉御ヴォーカルは文句なく素晴らしい!セッションマン出身のメンバーだけあって、オルガンやフルートが織りなす芳醇な演奏も抜群のクオリティ。これは英プログレ・ファン歓喜の傑作ですよっ!

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PLURIMA MUNDI/PERCORSI

美声のパートもあるのですが、より印象的なのはDonella Del MonacoやAntonella Rugieroら先輩伊シンガーを受け継ぐ声量豊かな姉御ヴォーカルのほう。イタリア新鋭による17年作なんですが、トラッドとクラシックをミックスしたような哀愁溢れるエレクトリック・ヴァイオリンは凄まじいわ、表現力みなぎるヴォーカルも素晴らしいわで、これは現代イタリア版カーヴド・エアと呼びたい逸材!

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AELEMENTI/UNA QUESTIONE DI PRINCIPIO

続いてもイタリアから。PFM、バンコといった自国の偉大なバンドに加え、ラッシュ、シャドウ・ギャラリーなどのプログレ/プログレ・メタルより影響を受けたというバンドで、音楽性もまさにという感じ。ラッシュ影響下のハード・プログレを土台にPFM的優美さを加えたようなサウンドに、少しハスキーな声質の凛としたエモーショナルな女性ヴォーカルが乗るスタイル。

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【浮遊感ある女性ヴォーカル】

INNER EAR BRIGADE/DROMOLOGY

ゴングばりの強度と緩急自在さで聴かせるジャズロックをベースに、カンタベリー風の芳醇なホーンセクションとスラップハッピーあたりが浮かぶ浮遊感あるメロディ。飄々とミステリアスに歌う女性ヴォーカルも印象的。カリフォルニア発ジャズ・ロック・バンド、2ndもさすがの快作です!

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EMPTY DAYS/EMPTY DAYS

伊チェンバーの名グループYUGENのギタリストによるプロジェクト、これが虚ろなフィメール・ヴォーカル、メロトロン、そしてヴァイヴがこの世のものとは思えない幽玄なる美を演出するチェンバー・シンフォの大傑作なのです。

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BIG HOGG/GARGOYLES

古き良き牧歌的カンタベリー・テイストがモダンなポップセンスによって昇華され、優しげで爽やか、それでいて幻想的なサウンドを生み出しています。しっとり歌う女性ヴォーカルも堪らないなぁ。懐かしくも洗練された英国叙情の滲み出る、期待のイギリス新鋭17年作!

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いかがでしたか?
気になる作品を見つけていただければ幸いです!

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  • CICCADA / A CHILD IN THE MIRROR

    ギリシアはアテネ出身のプログレ・グループ、現代伊プログレ注目のバンドYUGENのメンバーも参加し、圧倒的に幽玄なサウンドを聴かせる2010年デビュー・アルバム、これは傑作!

    ギリシャはアテネ出身、女性ヴォーカル、男性フルート/Key奏者、男声ギタリストによるトリオ、2010年デビュー作。グリフォンやジェントル・ジャイアントから影響を受けているようで、艶やかなヴァイオリン、ミスティックでいて気品に満ちたフルートやリコーダーが彩る、クラシカルかつトラディショナルな優雅さに、ゲスト参加した現代イタリアが誇るチェンバー・ロック・バンドYUGENのKey奏者やD.F.A.のドラマーによるチェンバー・ロック/プログレのエッセンスが加わったサウンドは、圧倒的に瑞々しく幽玄。紅一点エヴァンゲリアの澄み切ったハイ・トーンのヴォーカルも絶品です。これは至高の一枚!

  • ALBION / YOU’LL BE MINE

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    ポーランドの新鋭シンフォ・グループ、18年作。前作までのキーボーディストらが別グループNOIBLAとして独立し、残ったギタリストJerzy Georgius Antczakを中心に前作や過去作にも参加していたベーシストとドラマー、そして復帰した初期の女性ヴォーカリストAnna Batkoという再編された4人編成となっています。以前までの広がりある幻想的でメランコリックな作風は残しつつも、プログラミングも散りばめたモダンでスタイリッシュなサウンドへと変化を遂げているのが特徴。キーボードはギタリストが兼任しているものの、やはりギターの存在感がアップしており、これでもかとドラマチックな泣きのフレーズを延々紡ぎ続けるギターが圧巻です。さらに復帰したオリジナル・ヴォーカリストがまた素晴らしい!前々作まで在籍した女性ヴォーカルのしっとりめの歌唱も良かったですが、時にシアトリカルとも言える表現力でエモーショナルに歌いこむ、コケットな魅力を秘めた歌唱に心奪われます。プログラミングによる装飾音も絡めつつ安定感抜群のプレイで2人を支えるリズム隊の仕事も特筆です。大きな再編を経たとは思えない完成度の高い音世界で聴かせる傑作!

  • MATERYA / CASE

    イタリア産新鋭シンフォ12年作、圧倒的な美しさを誇るメロディと美声女性ヴォーカル、そしてあまりに繊細なアンサンブルによって紡がれる珠玉のイタリアン・シンフォ

    イタリアの新鋭シンフォ・バンドによる12年作。美声女性ヴォーカルをフィーチャーしたフォーク・タッチのシンフォニック・ロックを展開。特徴的なのが何と言ってもその物悲しくもひたすら美しいメロディで、女性ヴォーカルの高い表現力によって神秘的な作品世界が眼前に広がります。さらに演奏面でも繊細に爪弾かれるアコギ、クラシカルな素養が滲むピアノ、演奏をゆったりと支える気品高いストリングスなど、クラシカルなシンフォニック・ロックとしては近年で最高レベルの完成度。RENAISSANCEなどの格調高い英国シンフォから気品漂うメロディアスさを抽出し、より繊細に情感豊かに蘇らせたかのような名作。まさに珠玉の一枚という表現がふさわしい作品です。

  • MIZUKI DA FANTASIA / 幻想の一夜 IN MEMORY OF FANTASY

    女性ヴォーカリストMizukiを中心とする、70年代ロックの遺伝子を受け継いだ日本のプログレ・バンド、2017年デビュー作!

    ストレンジ・デイズの岩本晃市郎氏がプロデュースのほか作詞・作曲・アレンジ等にも全面参加している新鋭で、沖縄出身の若手女性ヴォーカリストMizukiを中心とするプログレッシヴ・ロック・グループ、17年のデビュー作。バンドのコンセプトは、「70年代のプログレと現在の音楽シーンをリンクさせる」というもの。初期クリムゾンや初期P.F.Mといった往年のプログレから影響を受けた美しいメロトロンを伴った気品高くも重厚な音作りと、カルメン・マキ&OZや四人囃子など日本のバンドへのリスペクトに溢れた哀愁を帯びたメロディと日本語ヴォーカルが合わさった、70年代ロックのスピリットを正統に受け継ぎ練り上げた見事なプログレッシヴ・ロックを聴かせています。その原動力となっているのが、主役である女性シンガーMizuki。豊かな声量と繊細かつ奥深い表現力を合わせ持った実力派で、轟々たるメロトロンにも負けることのない存在感ある歌声に心奪われます。時に演奏を力強くリードし時に優しくヴォーカルを支える、クラシックの素養を持つピアノ/キーボードのプレイも紛れもなく一級品です。一方で、現代のJ-POPに通じる日本人にとって耳馴染みの良いメロディにもいたるところで出会うことができるのが特徴で、特にラブソングやバラードナンバーでは、一般的なプログレッシヴ・ロック作品では味わうことができないハートフルなドラマ性が強く心を揺さぶります。往年のプログレ/ロック・ファンから現代日本の音楽を中心に聴く若い世代までに訴えかけるポテンシャルを持ったサウンドであると言えるでしょう。感動溢れる新世代ジャパニーズ・プログレの傑作!


    試聴は下記ページで可能です!
    https://motion-gallery.net/projects/mizuki_da_fantasia

  • UNIVERSAL TOTEM ORCHESTRA / MATHEMATICAL MOTHER

    16年作、驚異的な女性ヴォーカルをフィーチャーし、地中海/バルカン音楽をベースに生命力溢れるプログレッシヴなパフォーマンスによってモダンな質感とともに今に蘇らせた孤高の音楽性が光るイタリアン・プログレの傑作!

    98年結成のイタリアン・プログレ・グループによる16年作。変拍子を多用した技巧的なリズムに乗って、地中海/バルカン音楽の舞曲風フレーズをモダンでスタイリッシュなタッチによってスリリングに紡いでいくピアノ、ギター、シンセが印象的な、ドラマティックながらも決して一筋縄ではいかないアンサンブルにまずはかなり驚かされます。しかしさらに驚異的なのが女性ヴォーカル。クラシックの素養を豊かに持つオペラ調の深みある歌唱がもう息を呑むほどの素晴らしさで、コラール風のヴォカリーズを伴って迫ってくるサウンドは、圧倒的な世界観で聴き手を飲み込んできます。女性ヴォーカルはデメトリオ・ストラトス風の存在感みなぎるヴォイス・パフォーマンスも堂々とこなす実力派で驚異的。それを受けてオリエンタルなフレージングで畳み掛けるギター、バンコばりに重厚に構築されたキーボード群、哀愁いっぱいのサックスのプレイも大いに聴き所です。欧州の民族音楽を、生命力溢れるプログレッシヴなパフォーマンスによってモダンな質感とともに今に蘇らせた孤高の音楽性は、本当に「圧巻」という一言に尽きます。これはすごい作品です。

  • KENTISH SPIRES / LAST HARVEST

    紅一点の実力派ヴォーカル/ヴァイオリニストを擁する英プログレ/ジャズ・ロック新鋭、カンタベリー・ロックやVDGGのヴィンテージ・スタイルを取り入れた絶品歌ものプログレ、これは傑作です!

    紅一点の実力派ヴォーカル/ヴァイオリニストLucie Vを擁する、イギリス出身のプログレ/ジャズ・ロック・グループによる18年デビュー作。これは素晴らしい!CARAVANを始めとするカンタベリー・ロックからの影響が感じられるヴィンテージな絶品歌ものジャズ・ロックを展開。ささやくような影のあるエレピ、存在感ある太いトーンで鳴るオルガン、メロディアスに躍動するフルート、哀愁たっぷりのサックス、そして姉御タイプのエモーション溢れるフィメール・ヴォーカルらが織り上げる、70年代ロックへの限りない憧憬と洗練されたモダンなセンスを違和感なく融合させたドラマチックなサウンドに、感動しっぱなし!一方コシの強いロック・ギターが牽引するナンバーでは、迫力あるブルージーな歌唱で圧倒します。13分に及ぶラスト・ナンバーにも注目で、ここではVAN DER GRAAF GENERATIOR「MAN-ERG」を想起させる、厳かなヴォーカル・パートからブラスを伴ったヘヴィなジャズ・ロックへ突入していく展開にしびれます。ここまで巧みに70年代と現代を有機的に繋ぎ合わせたサウンドはそうそうないでしょう。カンタベリー・ロック・ファン、英国プログレ・ファンにはとにかく聴いてみてほしい驚きの傑作!

    • KTSKENTISH SPIRES

      ペーパーケース仕様、ボーナストラックの6曲目「Clarity」はMAGENTAのRobert Reedがミックスを担当

      レーベル管理上、ペーパーケースに若干角つぶれがある場合がございます。ご了承ください。

  • MORRIGHANS / A BLOOD STAINED PIANO

    女性ヴォーカルとクラシカルなタッチで格調高く鳴らされるピアノをメインとする耽美なフランス新鋭、18年作2nd

    女性ヴォーカルをフィーチャーしたフランスの新鋭シンフォ・グループ、18年作2nd。タイトルにあるように、19世紀よりパリ〜ロンドン〜サンクトペテルブルク〜ベルリンへと場所を変えながら欧州の歴史を見てきた一台のピアノを通して語られる物語をテーマとするコンセプト・アルバム。純クラシカルなタッチで格調高く鳴らされる美しいピアノと対比するように、タイトで存在感あるリズムとヘヴィに響くギターが重厚さを加え、エモーショナルさとスタイリッシュさがバランスした女性ヴォーカルが英詞で歌い上げます。全編を覆うゴシックで薄暗く耽美的なサウンドは、まさにフランスらしさに溢れていてさすが。終始「劇的」に展開していくサウンドは、長編映画にも似た充実ぶりを誇っています。サウンドだけでもコンセプトが明確に浮かび上がってくる演出にバンドの優れたセンスが発揮された聴き応え抜群の力作です。

  • EMPTY DAYS / EMPTY DAYS

    YUGENのギタリストによるプロジェクト13年作、女性ヴォーカルを擁する幽玄なる美を湛えたチェンバー/シンフォニック・ロックの傑作!

    イタリアのチェンバー・グループYUGENのギタリストによるプロジェクト、13年作。あまりに格調高く静謐に鳴らされるピアノ、甘美なメロトロン、波打つストリングス、彼方から届くヴァイブの音が有機的に結びついていく鳥肌モノのアンサンブル。そこに虚ろで物悲しい表情を持つ女性ヴォーカルが加わると、このバンドならではの底の知れない深みを持った音世界へと吸い込まれていきます。YUGENのメンバーを擁するだけあって、各楽器が前衛的かつ知的な音の掛け合いを聴かせるパートも登場し、チェンバーロックらしいダークさと緊張感がより作品の世界観を広げているのも特筆すべき点。全編にわたり、この世のものとは思えない幽玄なる美を湛えたチェンバー/シンフォニック・ロックの傑作!

  • UISTITI / UISTITI

    ポーランド、圧倒的な存在感を放つ女性ヴォーカルが魅力のシンフォニック・ロック、09年作

    ポーランドのシンフォニック・ロックグループ、09年デビュー作。細かく刻むジャズ・ロック調のドラムスとメランコリックな中にも叙情美を感じさせるギターを中心としたアンサンブルに乗って、しなやかさと力強さを併せ持つ女性ヴォーカルが素晴らしい歌唱を聴かせるシンフォニック・ロック。東欧特有のうす暗さが漂うシリアスな楽曲から軽快なリズムと瑞々しいアコギが爽やかに駆け抜ける楽曲まで、演奏陣が多彩なアンサンブルを繰り広げる中、それらに見事に歌声を乗せていくヴォーカルは存在感抜群。民族音楽的歌唱に根ざした独特のゆらぎを随所に感じさせる実力派で、内面をさらけだすような生々しい歌唱には思わず息をのみます。テクニカルで緩急自在の演奏と吸い込まれるような魅力を持つ女性ヴォーカルの歌声が印象的な傑作です。

  • MIZUKI DA FANTASIA / レインボウ・チェイサーズ 虹を追う人々

    女性ヴォーカリストMizukiを中心とする新世代ジャパニーズ・プログレ・グループ、18年作2nd!

    ストレンジ・デイズの岩本晃市郎氏がプロデュースのほか作詞・作曲・アレンジ等にも全面参加している新鋭で、沖縄出身の若手女性ヴォーカリストMizukiとピアニスト/キーボーディストAnna Hardyを中心とするプログレッシヴ・ロック・グループ、17年のデビュー作に続く18年2ndアルバム。前作も70年代プログレへの憧憬を現代的なサウンドへと融合させた見事な一枚でしたが、本作はKING CRIMSONやPFMといったプログレの先人への思いはそのままに、さらに気高く洗練された世界観を提示する傑作!タイトで重みあるリズム・セクションに支えられ、深いエモーションを秘めた凛と美しいヴォーカルと、全編にわたって切ない哀感を添えるメロトロンの調べが華麗に交差するサウンドは、センチメンタルかつあまりにドラマチック。澄み渡る湖面をイメージさせるような格調高いピアノのプレイにも息を呑みます。2曲目をはじめ随所で聴けるFOCUSに通じる典雅な中世音楽エッセンスも、サウンドのイマジネーションを広げていて見事。ヘヴィでパワフルなパートも多かった前作と比べ、粛々とした抑えた表現を主とする印象ですが、それがかえって深みある叙情性を生んでいて、聴く者の胸を強く揺さぶります。シンフォニックな優美さを纏ったサウンドメイクが全編を貫いており、このプログレッシヴ・ロック・アルバムとしての完成度の高さは素晴らしいものがあります。前作以上の感動を呼び起こす、ジャパニーズ・プログレの新たな名作!

  • MORRIGHANS / THREE CIRCLES OF DEATH

    女性ヴォーカルをフィーチャーしたフランスの新鋭シンフォ・グループ、17年デビュー作、激しさと物悲しさが交錯する劇的なシンフォニック・ロックの逸品

    女性ヴォーカルをフィーチャーしたフランスの新鋭シンフォ・グループ、17年デビュー作。ザクッとヘヴィにリフを刻むギターと、虚空に鳴るピアノ、切なくたなびくシンセサイザーやが織りなす、激しくも物悲しさに溢れたシンフォニック・ロック。ゴシック・テイストの薄暗い音作りはいかにもフランス的で、スタイリッシュながらどこか哀感を秘めた女性ヴォーカルと相まって、耽美なサウンドが溢れ出します。オルガンが存在感を発揮するナンバーでは70年代的な空気も立ち込め、ここぞというパートで幻想美を添えるメロトロン(風キーボード)も聴きどころです。アグレッシヴさとメランコリーが劇的に混じり合うフレンチ・シンフォ力作!

  • WHITE WILLOW / FUTURE HOPE

    北欧シーンを牽引するノルウェーのシンフォ・グループ、17年作、北欧幻想とデジタルなプログラミング音響を絶妙に融合した傑作!

    ノルウェー出身、北欧シンフォ・シーンを牽引するバンドによる17年作。繊細ながらも鋭利なナイフを思わせるキレを持つエレキギター、柔らかなアコースティックギター爪弾き、メロトロンやオルガンを中心とする幽玄のキーボード群、そしてヘヴンリーなフィメール・ヴォイスらが織りなすバンド・アンサンブルと、デジタリーなプログラミング音響が絶妙に融合した、非現実感が漂うサウンドがとにかく素晴らしいです。初期より一貫するほのかな北欧トラッド色も彼らならではと言える圧倒的な情景描写性をより際立たせていて、深い雪に覆われた北欧の自然情景がありありと見えてくるかのよう。とは言え突き放すような孤高さよりは雄大な音像に包み込まれているかのような温かみを宿しているのが実に感動的です。中心メンバーのJacob Holm-LupoによるユニットOPIUM CARTELの音楽性に接近した印象も受けます。ジャケット・デザインに巨匠ロジャー・ディーンを起用しているのも納得の、息を飲むほどの幻想美が広がる傑作!

  • INNER EAR BRIGADE / DROMOLOGY

    カリフォルニア出身アヴァン・ジャズ・ロック・バンド、17年作2nd、前作の延長線上で楽しめるカンタベリー・エッセンス香る芳醇で知的なアヴァン・ポップ/ジャズ・ロック、これは素晴らしい!

    世界のチェンバー/アヴァン系の先鋭的なバンドを多く輩出しているAltrOckレーベルよりデビューした、カリフォルニア出身アヴァン・ジャズ・ロック・バンドによる待望の17年作2nd。前作『RAINBRO』では女性ヴォーカルを擁しカンタベリー・エッセンスをたっぷり含んだポップな音作りがたまらない個性派ジャズ・ロックを聴かせた彼らですが、本作でもその唯一無二のサウンドは健在です。全盛期ゴングばりの強度と緩急自在のしなやかさで聴かせるジャズ・ロックをベースに、カンタベリー風の芳醇かつ流麗なホーン・セクションとスラップ・ハッピーあたりを彷彿させる浮遊感あるメロディをちょっぴりミステリアスに歌う女性ヴォーカル。演奏自体は角の立った硬派なジャズ・ロック・テイストがあるのですが、一貫して軽やかなポップ・エッセンスが効いており、無骨な印象は一切与えないハイセンスなサウンドメイクが相変わらず素晴らしすぎます。前作を気に入った方は勿論、カンタベリー・ロック・ファン、ゴング・ファン、スラップ・ハッピーのファンも「これはっ!」となること間違い無しの一枚に仕上がっています。

  • MAGENTA / WE ARE LEGEND

    美声女性ヴォーカルを擁する現英国シンフォ・シーンを牽引するバンド、26分の大作を含む17年作!

    女性ヴォーカルのクリスティーナ・ブースの美声とコンポーザーのロブ・リードのソングライティング力を武器に00年代屈指の英シンフォ・バンドへと上り詰めた実力派バンドによる17年作。サポートメンバーから今作より正規メンバーとなるベースのDan Nelson、KINKY WIZZARDなどで活動するドラマーJon Griffithsらが新加入。26分に及ぶ大作を冒頭に配し、約11分の楽曲2曲が後に続く全3曲という、イエス『危機』を思わせる構成を持ちます。新リズム隊による自在な切り返しを見せるタイトなプレイを土台に、溢れんばかりの情感を込めてフレーズを紡ぐギター、ピアノと艶やかなシンセを駆使して端正な英国叙情を添えるキーボード、そして清涼感に満ちた美声で時にポップに時にしっとり情緒的に歌い上げるフィメール・ヴォーカル。エレクトロニクスも巧みに導入しながら進行していく溌剌としたアンサンブルが本当に見事で、そのサウンドは活動歴17年目というベテランの域に入ったバンドとは思えない鮮度を誇っています。また本作では従来にも増してグッと抑えたエモーショナルな演出力が光っており、ヴォーカルが切々と歌うドラマチックなパートで繊細に織り上げられる泣きのアンサンブルには感涙必至。本作も彼らの持ち味が十二分に発揮された充実の一枚です。

  • ANAID / LIBERTAD

    ヒュー・ホッパーも在籍し80年代にアルバムを残した仏ジャズ・ロック・バンド、2016年の復活作

    あのヒュー・ホッパーも在籍して80年代後半に活動し、アルバムも残したフランスのジャズ・ロック/アヴァン・ロック・バンド。オリジナル・メンバーの女性ヴォーカルやドラム兼ヴィブラフォン奏者を中心に再結成しての2016年作。持ち味であるZAOやベルギーのCOSに通じる、カンタベリーとズール系のエッセンスがブレンドしたサウンドは健在。まるでSLAPP HAPPYのダグマー・クラウゼがMAGMAをカヴァーしたような歌唱がとにかく圧倒的です。『RED』期クリムゾンでのロバート・フリップを彷彿させる浮遊感と硬質さのあるリードから、テクニカル・フュージョン系の速弾きまで表現力豊かでテクニック抜群のギタリストも特筆。ヨーロピアンな香りがただようジャズ・ロックの快作です。

  • BENT KNEE / LAND ANIMAL

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    メンバーの多くがバークリー音楽大学卒というボストン出身の新鋭プログレ・バンド、17年作4th。独特のタイム感と間合いを持つリズム・セクション&切れのあるシャープなギターワークを主軸に組み立てられた、転調を繰り返すトリッキーで先の読めない変拍子アンサンブル。そして強烈な存在感を放つシアトリカルな女性ヴォーカル。両者がハイレベルに調和した孤高のアヴァン・プログレを展開します。ヴォーカルは、抜群の声量とともに、コケティッシュながら民謡歌手的なゆらぎの感覚も備え時にオペラチックにも変化するという圧倒的な表現力を誇っており、一貫して緊張感あるシアトリカルなパフォーマンスを披露する相当な実力者です。メンバーのヴァイオリン奏者の他にも複数の弦楽奏者をゲストに迎えていて、流麗なストリングスをフィーチャーしシンフォニックに盛り上がるパートも大変美しい。その音楽性はずばり「孤高」という表現がぴったりなのですが、あえて例えるならKate BushかSLAPP HAPPYかをプログレッシヴに先鋭化させたような音像と言い表せるかもしれません。これは凄いバンドです。

  • GOLDEN CAVES / COLLISION

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  • PLURIMA MUNDI / PERCORSI

    イタリア新鋭による17年作、トラッドとクラシックをミックスしたような哀愁溢れるエレクトリック・ヴァイオリン&声量豊かな女性ヴォーカル、これはずばり現代イタリア版カーヴド・エア!

    04年結成、09年にデビューした新鋭イタリアン・ロック・バンドによる17年作。中心メンバーであるヴァイオリニストが奏でるトラッドとクラシックをミックスしたような独特の哀愁溢れるエレクトリック・ヴァイオリンがリードを取る個性派クラシカル・プログレ。ギターばりの熱量でアグレッシヴに弾きまくるヴァイオリンのプレイに圧倒されますが、同じくクラシックの素養ある格調高いピアノ、そして声量を生かしたパワフルな歌唱から繊細な歌唱まで自在な美声女性ヴォーカルも素晴らしいです。さらにリードプレイをヴァイオリンに譲るギターは、リフやリズムワークの合間にメロディアスなフレーズやヴァイオリンとのユニゾンを聴かせていてさり気なくもいい仕事をしています。ヴァイオリンと女性ヴォーカルと言ったら思い浮かぶのはカーヴド・エアですが、ずばり彼らこそ現代イタリアのカーヴド・エアと言ってしまいたい逸材。これは傑作です!

  • AELEMENTI / UNA QUESTIONE DI PRINCIPIO

    女性ヴォーカルをフィーチャーしたイタリアの新鋭プログレ・バンド、17年デビュー作、ラッシュ影響下ハード・ロックとPFMを宿す豊かなイタリア叙情が一つになった力作!

    女性ヴォーカルをフィーチャーしたイタリアの新鋭プログレ・バンド、17年デビュー作。PFM、バンコといった自国の偉大なバンドに加え、ラッシュ、シャドウ・ギャラリーなどのプログレ/プログレ・メタルより影響を受けたというバンドで、音楽性もまさにという感じ。重みある打音のタイトなドラミングやエッジの立った切れ味鋭いプレイでドライヴ感を生むハード・ロック・ギターがリードする、ラッシュ影響下のハード・プログレを土台としますが、温かみあるシンセや軽やかなピアノを操るキーボーディストはPFMへの憧憬を感じさせ、地中海のきらめく水面を映すようなイタリアらしい気品と美しさを添えており素晴らしい。そしてイタリア語で歌う女性ヴォーカルは、美声タイプではなく少しハスキーで陰影がある声質でハード・ロック寄りの激しい曲調にも見事に対応。凛としたエモーショナルな歌唱はポップな聴き心地を持つメロディによく合っています。ハード・ロックの熱量と美しく伸びやかなイタリア叙情を一つにした、スリリングかつキャッチーなプログレッシヴ・ロックを構築した力作。

  • BIG HOGG / GARGOYLES

    英新鋭17年作、人懐っこくも洒脱で洗練されたカンタベリータイプのポップ・ミュージックが素晴らしい!

    イギリス出身、15年にデビューした新鋭プログレ・グループによる17年作2nd。人懐っこいメロディーとサックスやトロンボーンなどブラスをフィーチャーしたポップで洒脱なサウンドメイク、キャラヴァンの2ndに入っていそうなほのぼのとした愛らしさに溢れていてグッドです!しなやかな女性ヴォーカルがしっとりと歌うナンバーも素晴らしくて端正な英国叙情が滲み出してきます。カンタベリー・ロックを手本としたヴィンテージな質感はあるのですが、決して懐古的ではなく、洗練された現代的なポップセンスの中に絶妙に溶かし込まれているのが見事。不意に現れるヘンリー・カウっぽいちょっぴり不穏な管楽アンサンブルもいいアクセントとなっています。こ、これはセンス抜群の新鋭!

  • WHEN MARY / TAINTED

    元WHITE WILLOWの女性ヴォーカルを中心とするバンド、17年作2nd、ダンサブルなエレクトロ要素と北欧らしい静謐なシンフォ・テイストを巧みに融合した逸品

    一時期WHITE WILLOWに在籍し、06年の5thアルバム『SIGNAL TO NOISE』でヴォーカルを務めたTrude Eidtangを中心とするバンド、ゲーテ『ファウスト』とその詩を基にしたシューベルトの歌曲『糸を紡ぐグレートヒェン(Gretchen am Spinnrade)』にインスパイアされた17年作。ダンサブルなエレクトロ要素と、哀愁のフレーズを紡ぐギター&格調高いキーボードが織りなすクラシカル・シンフォニック・ロックが違和感なく融合した、ポップかつドラマチックなサウンドに仕上げています。特にシンフォニックなパートでの、北欧らしく降りしきる雪のイメージが浮かぶ静謐な演出力に長けたアンサンブルと、Trudeの深みある美声との相性が素晴らしく、劇的なメロディも相まって非常に感動的に響きます。エレクトロ要素とシンフォを組み合わせる近年の北欧の潮流を、巧みにポップスへと落とし込んだ印象の力作です。

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