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要注目の多国籍シンフォ・プロジェクト、SAMURAI OF PROG特集!

今回は、現プログレ・シーンでも屈指の活躍ぶりを見せている多国籍プロジェクト・バンド、SAMURAI OF PROGを特集してまいります!

まずは、怒涛のリリースラッシュを続けている彼らの2020年発表タイトルをまとめてご紹介!
なななんと、サイド・プロジェクトを含めて計6作品がリリースされました!!

SAMURAI OF PROG名義では2作品をリリース。最初は過去楽曲のリメイクながら素晴らしい出来栄えを誇るコチラ!

SAMURAI OF PROG/DEMISE OF THE THIRD KING’S EMPIRE

16年作『LOST AND FOUND』に収録されていた約1時間に及ぶ超大作ナンバーが、完成度を大きく増して蘇る!

ピーター・ガブリエル直系の新ヴォーカルによってファンタジック度が劇的にアップしたサウンドは、初期GENESISファンにも直撃!

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SAMURAI OF PROG/BEYOND THE WARDROBE

大作主義から離れ、10分以内の楽曲で構成されたボーナス・アルバム的性格の一枚ですが、クオリティはすさまじいのがこの作品。

新境地と言える、『コンチェルト・グロッソ』ばりの極上のクラシカル・シンフォが飛び出してきてもうビックリです。

各国プログレ・シーンから集結した多彩なメンバーにも注目ですが、中でもKAYAKの中心メンバーTon Scherpenzeelの初参加が特筆!

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SOPの2人による別働プロジェクトからも2タイトルが出ました。いずれもSOPの作品と言っても問題ない完成度でビックリですよ!

MARCO BERNARD & KIMMO PORSTI『GULLIVER』

ベーシストMarcoとドラマーKimmoの2人を軸に、ゲスト・プレイヤーを交え制作された本作がテーマとするのはスウィフトの「ガリヴァー旅行記」。

SOPの19年作『Toki No Kaze』で披露した繊細な「静」の表現力を生かした、オルガン、ギター、ヴァイオリンらで紡がれる艶やかで気品に溢れたサウンドを中心に聴かせます。クラシカルな深みある表現を織り交ぜた奥ゆかしいタッチで物語を描き出す演奏が見事ですね。

ラストでは従来のSOPを想起させるシンセが高らかに響くファンタジックなシンフォニック・ロックが登場し一気に盛り上がるドラマチックなアルバム構成も特筆すべき点。

サイド・プロジェクトという位置づけながら、SOPの進化の延長線上にある作品というべき完成度の高いサウンドを閉じ込めた傑作です!

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MARCO BERNARD & KIMMO PORSTI/LA TIERRA

さらにデュオ名義での2作目も2020年にリリースされました。短いスパンでのリリースながらそのクオリティはまったくもって申し分なし!

EL&Pとリック・ウェイクマンとKANSASを掛け合わせたようなワクワク感!クラシカルかつファンタスティックに紡がれるシンフォ・サウンドに胸がいっぱいになります。

『地球』というタイトル通り、国境を超えて集ったミュージシャンたちがスケール大きく描き出した傑作!

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そのSAMURAI OF PROGの2人とKAYAKのTon Scherpenzeelが組んだこの新プロジェクトも素晴らしい作品でした。

GUILDMASTER/KNIGHT AND GHOST

SAMURAI OF PROGの2人とKAYAKのレジェンドTon Scherpenzeelが組んだ夢のプロジェクトだって!?

たおやかな気品に包まれた中世エッセンスが豊かに香り立つシンフォニック・ロックが息をのむほどの素晴らしさ。

陰影たっぷりのヴァイオリン、切ない旋律を奏でるフルートやリコーダー、哀愁のクラシック・ギターなどが織りなす奥ゆかしく幻想的な中世風サウンドと、色彩感あるエレキギターやキーボードが美しく調和するアンサンブルは驚くべき完成度で、共演歴があるとはいえこれが4人での最初の作品とはとても思えないほどです。

独特の哀感を湛えたイタリア語女性ヴォーカルもいいなぁ。

これはずばり傑作ですよ。

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そして、SOPのドラマーKimmo Porstiはソロ・アルバムも発表。これもまた優美かつ奥深いサウンドの逸品なんです。

KIMMO PORSTI/WAYFARER

CAMEL彷彿のファンタジックで気品たっぷりのシンフォニック・ロックに、ジャズ/フュージョン的な滑らかさ、北欧フィンランドらしい神秘的な民族音楽エッセンスを加えた独自のスタイルは非常に完成度高し。

SAMURAI OF PROGのドラマーによる息をのむような傑作!

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いかがでしょうか。1年の間にこれだけのハイクオリティな作品群をリリースしてしまうクリエイティヴィティはすさまじいですよね。




それでは、改めてSAMURAI OF PROGというバンドに迫ってまいりましょう。
中核メンバーはこの3人。

Marco Bernard – ベース
Kimmo Porsti – ドラムス
Steve Unruh – ギター/ヴァイオリン/フルート/ヴォーカル

リーダーであるMarco Bernardは、フィンランドで活動するイタリア人雑誌編集者/ミュージシャン。フィンランドのプログレ・ファンジン「COLOSSUS」の編集およびその関連企画として、フランスの大手レーベルMUSEAとのコラボレーションで、各国の実力派バンドが楽曲を提供する完成度の高いオムニバスCDシリーズを手掛けた実績で知られます。

フィンランド出身ドラマーKimmo Porstiは、MaahinenやMist Seasonといったプログレ・グループを率いてきたベテランで、作曲はもちろんミキシングやマスタリングと言ったエンジニア仕事もこなす人物。

自身のプログレ・バンドResistorも率いるアメリカ人マルチ・プレイヤーSteve Unruh。90年代終盤よりソロワークも並行しており、すでに10枚のソロアルバムを発表。彼も豊富なキャリアを誇ります。ギター、ヴァイオリン、フルート、ベース、ドラムス、キーボード、そしてシタールやマンドリンなども操る才人です。

この3人が、往年のプログレ名曲の数々をカバーする企画として発足させたのがSAMURAI OF PROGでした。ただ、彼らが単なるカバーバンドと一線を画するのが、各国より集結した実力派ミュージシャン達の夢の共演が繰り広げられる一大プロジェクトである事。

Marcoがオムニバス企画で培った各国バンドとの人脈をフル活用し、元LATTE E MIELEのkey奏者Oliviero Lacagnina、KAIPA~THE FLOWER KINGSのRoine Stolt、ENGLANDのkey奏者Robert Webbらをはじめ、各国で活躍する新旧のプログレ・ミュージシャン数十名と共に、ハイクオリティなサウンドメイクで往年のプログレ名曲を蘇らせてきました。

近作では完全オリジナル楽曲の作品を発表するようになり、ますますその音楽性を深めている彼らのディスコグラフィを見てまいりたいと思います!


『UNDERCOVER』(2011年作1st)

GENESISより「Before The Lamia」「Lamia」、YESより「Starship Trooper」、ELPより「Jerusalem」、PINK FLOYDより「Dogs」、THE FLOWER KINGSより『World Of Adventures』、MARILLIONより『Assassing』、ARTI E MESTIERIより「Gravita 9.81」という、英~ユーロ・プログレ・ファンにはたまらない選曲で聴かせるデビューアルバム。「Lamia」や「Dogs」にRoine Stolt、「Dogs」にGuy LeBlanc、「Assassing」にハンガリーのYESTERDAYSを率いるAkos Bogati-Bokorらが参加しています。

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唯一のオリジナル曲である、メランコリックな叙情あるれる「The Promise」も素晴らしい一曲ですね。

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『SECRETS OF DISGUISE』(2013年作2nd)

2枚組となった本作でも、GENESIS「Dancing With The Moonlit Knight」、YES「Time And A Word」、GENTLE GIANT「Aspirations」、PFM「Traveler」、KING CRIMSON「One More Red Nightmare」、VDGG「Darkness」などなど往年のプログレを堂々たる完成度のカバーで楽しませてくれます。

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さらには、なんとスペインのシンフォ・グループCRACKの「Descenso En El Maelstrom」やSANDROSEの「To Take Him Away」といったチョイスも含まれていて、生粋のプログレ好きによるカバー企画であることが窺えますね。

そんな中でも最大の目玉が、ENGLANDの「Three Piece Suite」。まさかのオリジナルkey奏者Robert Webb本人がメロトロン含むキーボードを担当するという夢のカバーが実現していて聴き所となっています!




『IMPERIAL HOTEL』(2014年作3rd)


プログレ・カバー・プロジェクトとして好評を得た彼らは、オリジナル曲中心のアルバム制作に乗り出します。そうして届けられたのが14年の3作目『IMPERIAL HOTEL』です。

この1曲目から、まるでイングランドそのものかと思うような気品あるファンタジックなシンフォニック・ロックが溢れ出してきて至福。作曲は、アルゼンチンの人気バンドJINETES NEGROSのキーボーディストOctavio Stampaliaです。

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でも本作にはさらに驚きのナンバーが収録されているんです。アルバムタイトルからピンときたプログレ・ファンの方も多いでしょう。

本作唯一のカヴァー曲は、ENGLANDがかつて作った28分を超える幻の未発表大曲「Imperial Hotel」。それも本家Key奏者のRobert Webbに加え、本家ギタリストだったMartin Hendersonがバック・ヴォーカル参加という力の入りようです。

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他のゲストも実力派揃いで、KENSOの清水義央(g/key)、ANGLAGARDのLinus Kase(key)、GLASS HAMMERのKamran Alan Shikoh(g)、WILLIOWGLASSのAndrew Marshallなどが参加しており、テクニカルかつ表現力の高いプレイで彩りを加えています。

もちろん「IMPERIAL HOTEL」はプログレ・ファンなら感動必至と言って間違いありませんが、何より素晴らしいのはこの大作が浮いた感じに全くなっていない各オリジナル曲のレベルの高さでしょう。

イングランドの14年作と言われても納得してしまうかもしれないクオリティの高さを誇る名作です。





そんな素晴らしい内容を誇りながら入手が難しくなっていた上記3作品ですが、2018年にリリースされたBOXに完全収録されました!さらには大ヴォリュームの未発表音源も追加されていて要注目です☆

OMNIBUS: THE EARLY YEARS





『LOST AND FOUND』(2016年作4th)

4枚目となる本作のテーマは「70年代プログレの遺産の発見」。これは前作で取り上げたENGLANDの未発表曲「Imperial Hotel」の路線を押し進めたもので、70年代の米シンフォ名バンドによる未発表曲を、オリジナル・メンバーをゲストに迎えて録音しちゃおう、という素晴らしすぎる企画となっています!

PAVLOV’S DOG、CATHEDRAL、LIFT、QUILLとチョイスがまた絶妙で、このバンドに未発表曲があるなんてよく知ってたなぁ、というレベル。

カバーという形ではあるものの、往年の名バンドによる未発表の楽曲を聴くことができる点で、70年代プログレ・ファンにとっても注目すべき作品だと言えるでしょう!

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『ON WE SAIL』(2017年作5th)


この5thでは、ついにオリジナル楽曲のみとなりましたが、そのクオリティはすでに円熟の域に達していると言って問題ありません。

HOSTSONATENのkey奏者Luca Scherani/オーストラリアUNITOPIAのヴォーカルMark Trueack/LATTE E MIELEのOliviero Lacagnina/WHITE WILLOWのJacob Holm-Lupo/ECHOLYNのBrett Kullなど、ゲスト陣も相変わらずの豪華さで、スケール大きくどこまでもファンタスティックなシンフォニック・ロックを構築。

かつてのカバー・プロジェクトではなく、実力派シンフォニック・ロック・グループとして評価されるべきことを堂々と証明した力作となっています。

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『ARCHIVIARUM』(2018年作6th)

翌年リリースの本作も、変わらずのどこまでもスケール大きくファンタスティックに広がる正統派シンフォニック・ロックを楽しませてくれてます。

現各国プログレのオールスターと言えるゲスト陣も凄まじく、LATTE E MIELEのkey奏者Oliviero Lacagnina、MUSEO ROSEMBACHで知られる名ヴォーカリストStefano “Lupo” Galifi、TAPROBANのkey奏者Stefano Vicarelli、LA TORRE DELL’ALCHIMISTAのkey奏者Michele Mutti、元STERN MEISSENのサックス/key奏者Marek Arnold、ECHOLYNのギタリストBrett Kull、オーストラリアのUNITOPIAに在籍したヴォーカリストMark Trueack、さらにアルゼンチンからは現2大シンフォ・バンドNEXUSとJINETES NEGROSの各メンバーなどが参加。

たびたびSAMURAI OF PROGにゲスト参加していた名キーボーディストGuy LeBlanc(2015年死去)に捧げられたCAMEL『ICE』の見事なカバーも必聴です。

未発表曲と新曲で構成された変則的なアルバムながらトータルでも極めて高い完成度を誇る一枚に仕上がっています。

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『TOKI NO KAZE』(2019年作7th)

そして、7作目にして会心の傑作となったのが、カケレコ国内盤としてもリリースしたこの『TOKI NO KAZE』。

本作の特徴は何と言ってもあのスタジオ・ジブリの作品世界に触発された作品であること。

各曲で聴ける宝石のように輝かしく温かなファンタジーが広がるアンサンブルからは、圧倒的なスケールで聴き手に押し寄せるシンフォニック・ロックをメインとしていた従来から、作品テーマを受けてより繊細な表現を目指したことが窺えます。

リリシズムが零れ落ちるような演奏と共にピアノスト/シンガーの富山優子氏が日本語で歌う6曲目なんて、本当にジブリ作品で流れていてもいいような完成度で驚き。他にもジブリ諸作品で印象的だったモチーフが各曲に散りばめられていて、お好きな方なら聴きながら思わずニンマリとしてしまうでしょう。

最終曲ではイタリア新鋭IL TEMPIO DELLE CRESSIDREの美声女性ヴォーカルEliza Montaldoの日本語による慈しみに溢れた歌声が感動を呼びます。いつもながら豪華ゲスト陣にも注目で、LATTE E MIELE、HOSTSONATEN、KARFAGEN、GLASS HAMMER他、北欧から南米まで各国から実力派が集結。

従来の壮大なシンフォニック・ロックに、息をのむような深みある「静」の表現力が加わった紛れもない傑作となりました。

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そして、2020年の活動は最初に取り上げたとおりです。

プログレ・シーンの重要ミュージシャン達を数多く巻き込んで歩んできたSAMURAI OF PROGというプロジェクトの素晴らしさ、感じていただけたでしょうか。

カバー・プロジェクトとして始動した初期、往年のバンドの未発表曲を発掘し蘇らせてきた中期、そしてカバー・プロジェクトとして得た豊富な経験をオリジナル楽曲に注ぎ込み完成度の高いシンフォ作品を作り上げてきた後期と、それぞれに魅力的な活動でプログレ・リスナーを楽しませてくれるエンターテインメント性にも優れた存在と言えるのではないでしょうか。

そして各メンバーのソロ/ユニット活動でも本家SOPに迫るクオリティの作品をリリースしているのがまた凄いですよね。

次は一体どんな一手を打ってくるのか、楽しみに待ちたいところです♪

SAMURAI OF PROGの在庫

  • SAMURAI OF PROG / TOKI NO KAZE

    [カケレコ国内盤リリース中] イタリア/フィンランド/アメリカ出身の3人を中心とする多国籍シンフォ・グループ、あのスタジオ・ジブリの作品世界をモチーフにした19年作7th!

    フィンランドのプログレ・ファンジン『COLOSSUS』の編集者であり、雑誌主催のトリビュート盤でも活躍するフィンランド在住のイタリア人Marco Bernard(B)を中心に、MIST SEASONでも活躍するフィンランド人ドラマーKimmo Porsti、プログレ・バンドRESISTORも率いるギター/ヴァイオリン/フルート/ヴォーカルの米国人Steve Unruhによる多国籍トリオ・グループ。19年作7th。本作の特徴は何と言ってもあのスタジオ・ジブリの作品世界に触発された作品であること。コロコロと愛らしく鳴るピアノや、美しい詩情を湛えたフルート、悠久を奏でるように格調高いヴァイオリンらがデリケートに紡ぎ上げる、宝石のように輝かしく温かなファンタジーが滲むアンサンブルが素晴らしい!圧倒的なスケールで聴き手に押し寄せるシンフォニック・ロックをメインとしていた従来から、作品テーマを受けてより繊細な表現に力を入れている印象を受けます。リリシズムが零れ落ちるような演奏と共にピアノスト/シンガーの富山優子氏が日本語で歌う6曲目なんて、本当にジブリ作品で流れていてもいいような完成度で驚き。他にもジブリ諸作品で印象的だったモチーフが各曲に散りばめられていて、お好きな方なら聴きながら思わずニンマリとしてしまうでしょう。最終曲ではイタリア新鋭IL TEMPIO DELLE CRESSIDREの美声女性ヴォーカルEliza Montaldoの日本語による慈しみに溢れた歌声が感動を呼びます。いつもながら豪華ゲスト陣にも注目で、LATTE E MIELE、HOSTSONATEN、KARFAGEN、GLASS HAMMER他、北欧から南米まで各国から実力派が集結。従来の壮大なシンフォニック・ロックに、息をのむような深みある「静」の表現力が加わった傑作です。

  • SAMURAI OF PROG / BEYOND THE WARDROBE

    人気多国籍シンフォ・グループ、『CONCERTO GROSSO』ばりの本格派クラシカル・シンフォを繰り広げる20年作8thアルバム、KAYAKのTon Scherpenzeel参加!

    フィンランド/イタリア/アメリカ出身のミュージシャン3人を中心とする人気シンフォ・グループの20年作8thアルバム。LATTE EMIELEのkey奏者Oliviero Lacagninaや元STERN MEISSENのサックス奏者Marek Arnold、IL TEMPIO DELLE CLEESIDREの女性ヴォーカルElisa Montaldoら過去作でもお馴染みのゲストに加え、本作ではあのKAYAKの中心メンバーTon Scherpenzeelも参加!過去作ではファンタジックで幻想的なシンフォ・サウンドを鳴らしてきましたが、本作はモーツァルトをはじめとする古典クラシックのモチーフを散りばめた、本格派クラシカル・シンフォニック・ロックを繰り広げていてビックリ。格調高く重厚なヴァイオリンの響きをバックに、陰影に富んだピアノとメロディアスに歌う芳醇なトーンのギターが絡み合い、荘厳なコーラスが湧き上がる2曲目なんて、NEW TROLLSの『CONCERTO GROSSO N.1』がお好きなら感動ものでしょう。そんなクラシカルな曲の合間に登場する、前作『TOKI NO KAZE』の続きのようなシンセやオルガンがファンタジックに溢れ出すナンバーも絶品です。丹念に歌い上げる哀愁の男性ヴォーカル、Elisa Montaldoによる儚げな美声ヴォーカル、そして柔らかな歌声が心地よい富山優子氏の日本語ヴォーカルと、多彩なヴォーカル陣も特筆。ボーナス・アルバム的位置づけとなっており、従来のような大作こそありませんが、本格的なクラシックのエッセンスを発揮した新たなSAMURAI OF PROGの一面を見せてくれる充実の必聴作!

  • SAMURAI OF PROG / DEMISE OF THE THIRD KING’S EMPIRE

    イタリア/フィンランド/アメリカ出身の3人を中心とする多国籍シンフォ・グループ、1時間に迫る超大作「DEMISE」の新規バージョンを収録した2020年リリース作

    イタリア/フィンランド/アメリカ出身の3人を中心とする多国籍シンフォ・グループによる2020年リリース作。オリジナルは米シンフォ・グループQUILLによる未発表曲で、SOPの2016年作『LOST AND FOUND』に収録された1時間に迫る超大作ナンバー「DEMISE」を、新規ヴォーカル/ドラムスによって蘇らせています。Marco Bernard & Kimmo Porsti名義の20年作『GULLIVER』でも素晴らしかったMarco Vinciniによるピーター・ガブリエル直系のヴォーカルによって、旧verに比べサウンドのファンタジック度が劇的にアップ。旧verを聴いた方にも新鮮に楽しめると共に、GENESISファンにとっても必聴の一曲へと生まれ変わっており注目です!

  • SAMURAI OF PROG / LADY AND THE LION

    イタリア/フィンランド/アメリカ出身の3人を中心とする人気多国籍シンフォ・グループ、グリム童話を題材に繰り広げる2021年作!

    フィンランド/イタリア/アメリカ出身のミュージシャン3人を中心とする人気シンフォ・グループ、2021年作。前20年作にも参加したKAYAKを率いるレジェンドTon Scherpenzeelが引き続き参加するほか、同じくKAYAKの現ヴォーカリストBart Schwertman、そしてお馴染みとなったメンバー、Rafael Pacha(g/LAST KNIGHT)、Octavio Stampalia(key/JINETES NEGROS)、Alessandro Di Benedetti(key/MAD CRAYON)らが集結。今作の題材はあのグリム童話です。前作『BEYOND THE WARDROBE』で提示した、ヴァイオリンやピアノが格調高く押し寄せる優雅なクラシカル・エッセンスを随所に効かせつつ、GENESISやENGLANDを受け継ぎファンタスティックかつクリアに突き抜けるSOP節のシンフォニック・ロックは、もう感動的な素晴らしさ。注目は2曲目、キレのあるヴァイオリンと哀愁たなびくシンセが緊張感あるプレイを応酬させるアンサンブルがまるでロシアの両雄LITTLE TRAGEDIESとLOST WORLDが共演したみたいな凄まじさで圧巻。そうかと思うとTon作曲の3曲目では、歌うように雄弁でメロディアスなギターと可憐に舞うフルートが導くENGLANDやKAYAK直系の心躍るファンタスティック・チューンが飛び出します。とにかくアグレッシヴにもリリカルにも変幻自在で、表現力の幅広さが半端ではありません。新境地だったクラシカルな前作を経て、独自のスタイルに一層磨きをかけたSOPサウンドに終始魅了される一枚!

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