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COLUMN THE REFLECTION 第54回 極私的・キーボード・ロック再考試案  ~ 英国オルガンの音色に魅せられ続けて・・・名曲探訪② 文・後藤秀樹

 極私的・キーボード・ロック再考試案 
~ 英国オルガンの音色に魅せられ続けて・・・名曲探訪②



       

自分が好きな曲を集めた『お気に入り作品集』のようなものを作った経験は、多くの人があるだろう。

好きなアーティストのベスト盤を買ってきたものの、契約の関係から選曲が限られていて『何かしっくりこない』と思い、改めて自分が気に入っている曲を選んで自分だけのベスト・アルバムを作った経験もあるだろう。

私もその例にもれず、自分で好みの曲を選んで並べたものだった。その昔はカセットに、そして待望だったCD-Rにも焼いてきた。今ではPC内に取り込んだ音源からHD内にたくさんのプレイリストを作成している。

ジャンルごとに、「キャッチーな70年代ハードロック」とか「叙情派プログレ」「哀愁のフォーク・ロック」といった形で自分なりにテーマを決め、季節や天気に合わせたプレイリストも作っている。

今回の『キーボード・ロック』に関してもそうした一連のプレイリストに位置づける感じで選んでいるのだが、ちょっと違った観点で取り組んでいる。オルガン関連でいえばクォーターマス(Quatermass)の『黒い羊(Black Sheep Of Family)』イエスの『ルッキング・アラウンド』、ジェネシスの『ナイフ』、そして長尺曲だがキャラバンの『グレイとピンクの地(In The Land Of Grey & Pink)』といったあたりが私にとってこれまでの定番だった。しかし、それらはどれもアルバム単位でキーボード名盤として取り上げられているようなものだ。

よくあることだが、アルバムの中にたった一曲でもオルガンのカッコいい曲があるとそれも忘れがたいものだ。それこそ、自分が選んだキーボード・ロックの名曲と呼んでいいだろう。

近年の再発CDのボーナス・トラックの充実ぶりも凄い。正式な形でオン・タイムでは発表されていなかったものが、今になって聞けることのありがたさも感じ、そうしたものも仲間に入れている。

そうした事情を含めて新たなプレイリストとして楽しんでみたいと思ったのが、今回のコラムのきっかけだ。「えっ、これも好きなの? これが名曲?」と言われてしまうのは覚悟の上のこと。

今回も、英国オルガンの音色が強く感じられる曲をいくつか紹介したい。




§6 Egg / While Growing My Hair



◎画像1 Egg


最初は、カンタベリー・ロックの代表格のキーボード・プレイヤー、デイヴ・スチュワートの在籍でよく知られたキーボード・トリオ編成のエッグ(Egg)。70年ファースト・アルバムに収録された「ホワイル・グロウイング・マイ・ヘア(While Growing My Hair)」(Deram)から始めよう。



★音源資料1 Egg / While Growing My Hair

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アルバムの全曲がメンバー3人の共作となっているが、歌詞を含めモントのアイディアが主となっているのだろう。この「ホワイル・グロウイング・マイ・ヘア」は、若者が髪を伸ばし始めた60年代中期以降のモントの体験が下敷になっている。当時の文化状況を感じさせて興味深い。複雑なリズムと曲展開ながら、きちっと端正に構成された曲だが、デイヴのオルガンの音にも既に彼の個性を持っていた。時代を感じさせる骨董品のような味わい。それが現在という時間に聞いてもじつに心地いい。



◎画像2 Egg関連 色違いArzachel


68年に4人組のUrielとしてスタートした歴史を持つ4人組。モント・キャンベル(Vo,b)、クライヴ・ブルックス(ds)、そしてスティーヴ・ヒレッジ(g)という布陣。しかし間もなくヒレッジが脱退。残った3人でエッグとして英Deramと契約を結んだ時期に英Evolutionからサイケデリックなアルバムの制作を依頼され、ヒレッジが戻って4人で69年に録音したもの。結局再編Urielの演奏ということになるのだが、契約上の事情から匿名的にArzachelとしてアルバムを完成させ流通した。サイケなデザインのLPは同じデザインながら英国では緑、米国では赤いジャケットというのが不思議だった。2007年になって初めてUrielの『Arzachel』としてEgg Archiveから正式なCD化されている。デイヴのオルガンもヒレッジのギターもカンタベリー・ロックの特徴的な初期作品としてよく知られるところとなった。


その後、ヒレッジはカーン(Kahn)として『Space Shanty』をDeramからリリース。そのカーンの唯一のアルバムにもデイヴがオルガン、ピアノを中心に全面的に参加。彼の演奏がアルバムの価値を高めていることは間違いない。彼はエッグ名義の3枚のアルバムを残すとともに、ハットフィールド&ザ・ノースやナショナル・ヘルスでカンタベリー・ジャズ・ロック・シーンの重要な役割を果たすことになる。


私はエッグの最初の2作品とカーンのアルバムを、キング・レコードが75年末から76年初春にかけて発売した『ブリティッシュ・ロック秘蔵盤シリーズ』(全12枚)として発売された時にすぐに買った。既にハットフィールズは聞いていたのでエッグが一番楽しみだったのだが、期待以上の作品だった。全体にアヴァンギャルドな音作りも魅力的で、モント・キャンベルの作る不思議な歌詞とメロディ、リズム感覚に大きく反応してしまった。後のインタヴューで、デイヴは本当のところギターを演奏したかったが、目の前のヒレッジの演奏を聞いてかなわないと思いオルガンに専念したというエピソードにも驚かされた。彼がオルガンにこだわってくれたことは大正解だった。それは多くの方が納得してくれるだろう。




§7 Fuzzy Duck / Mrs.Prout



◎画像3 Fuzzy Duck


今回の2つ目は71年英MAMに唯一のアルバムを残しているファジー・ダック(Fuzzy Duck)。いかにも英国ロック然とした面白いバンドで、全編オルガンも活躍している。なのに、何故かこれまでなかなか紹介されず話題にものぼってこない残念なバンドのひとつだ。ここでは2曲目に収録されている「ミセス・プラウト(Mrs.Prout)」を聞いてみたい。後半のロング・トーンのオルガン・ソロはピーター・バーデンスの奏法に近いものがあると思うのだが。



★音源資料B Fuzzy Duck / Mr.Prout

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そのユーモラス(?) なジャケットの印象のせいか、MAMというギルバート・オサリヴァンで有名なポップ系のレーベルというイメージのせいなのか、聞く前から気がそがれてしまうのかもしれない。バンド名のファジー・ダックとは英国のパブでの飲酒ゲームのことで、ゲームが終わる頃には参加した誰もがべろんべろんに酔っ払ってしまうという。酒飲みには面白いゲームなのだろう。彼らのアルバムやシングルから感じられる音楽もハード・ロック風味のパブ・ロックと言えるかもしれない。


メンバーは強者揃いで、ミック・ホークスワース(Mick Hawksworth)、グレアム・ホワイト (Grahame White)、ポール・フランシス(Paul Francis)、ロイ・シャーランド(Roy Sharland)の4人。そしてアルバム発表後に2枚のシングルにはガース・ワット-ロイ(Garth Watt-Roy)が加わっている。 

ドラマーのミックはタッキー・バザード(Tucky Buzzard)での活動後に参加し、解散後はトランクィリティ(Tranquility)に参加。さらにマギー・ベルやミック・ロンソンのアルバムにその名を見ることが出来る。ベースのガースはアンドロメダ(Andromeda)からの加入。ギターのグラハムはファジー・ダックがプロとしては最初のバンドになるが、直後にキャパビリティ・ブラウン(Capability Brown)、その流れでクレイジー・カット(Krazy Kat)に参加する。(私はCapability Brown関連としてこのファジー・ダックにたどり着いた。)

シングルにのみでアルバムには参加していないが、最後に加わったガース・ワット-ロイは、英Harvestからグレイテスト・ショウ・オン・アース(The Greatest Show On Earth)に参加し2枚のアルバムを出していることでよく知られた名前だった。彼はソングライターであり、ギタリスト、ヴォーカリストでもある。その後スティームハマー(Steamhammer)に加わっている。

しかし肝心のキーボード・プレイヤーのロイ・シャーランドは、ファジー・ダック以外の活動が見つからない。何か不思議な感じがする。




§8 Man / Brother Arnold’s Red And White Striped Tent

続いては、その名はよく知られているのに日本では全く話題にならないバンド、マン(Man)を紹介しよう。地元ウェールズでは超有名な人気バンドで、ヨーロッパでの評価も高い。

前身のバイスタンダーズ(Bystanders)として65年から68年までにハーモニーを活かした明るいポップス系のシングルを8枚出している。68年の8枚目のシングルとなったB面の『Cave Of Clear Light』がその後の変化を予想させるラーガ・ロックになっていて異色だったが、それは時代をとらえた変化の兆しと考えられた。



◎画像4 Man + Bystanders


その流れでバンドをManに改名し69年1月と9月に続けざまにサイケデリックに彩られ、スペイシーでアシッド感の強い2枚のアルバムを発表する。それが①『啓示(Revelation)』(Pye)と②『2 Ozs.Of Plastic With A Hole In The Middle』(Dawn)だ。前身のバイスタンダーズからみると、メンバーはほとんど替わっていないのに大きな変貌を見せたことに驚かされる。  

今回は2枚目のアルバムから「Brother Arnold’s Red And White Striped Tent」を選んだ。サイケデリック感を持ちながらもブルース・ジャズ系の演奏だが、これも素敵。キーボードはクライヴ・ジョン(Clive John)。



★音源資料C Man / Brother Arnold’s Red And White Striped Tent

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バイスタンダーズがマンに発展するにあたり新たなメンバーとしてディーク・レナード(Deke Leonard)が加入したことで飛躍的な変化を遂げることにつながったとも言える。その後、近年までの彼らの歴史や全アルバム、入れ替わりの多いメンバーを追うことはかなり大変なことになるが、70年代の流れはまず押さえておきたい。70年に③『Man』(Liberty)、71年に④『Do You Like It Here Now』、72年に⑤『マン(Be Good To Yourself At Least Once A Day)』、⑥『Live At The Padget Rooms,Penarth』、73年⑦『万物流転(Back Into The Future)』、74年⑧『狂気集団(Rhinos,Winos And Lunatics)』、⑨『スローモーション(Slow Motion)』、75年⑩『漆黒の世界(Maximum Darkness)』(以上UA)、76年⑪『The Welsh Connection』、77年⑫『All’s Well That Ends Well』(以上MCA)   
  *邦題を記したものは国内盤としてLPが発売されていた。



◎画像5 Man Selected Albums


先ほど、「日本では全く話題にならない」と書いたが、70年代後半の中古レコード店では結構目にしたので、あくまで私の印象でしかないが、当時はある程度売れていたと言えるかもしれない。

私が最初に聞いたのはだった。ライナーには「彼らはスティーヴ・ミラー・バンドの影響を受けている」と書かれていて、確かにそのことは感じられる部分もあった。しかし、全体にジャム・セッション的な感じで、曲のメリハリは少なく淡々とした印象を受けたことを思い出す。さらにではクイックシルバー・メッセンジャーサービスのジョン・シポリナも加わっていると聞いて驚いたのだが、結局75年3月の全英ツアーへの参加で、その時のライヴがレコード化されたことになる。しかし、スティーヴ・ミラークイックシルバーの名前が出てくると、マンが(というよりディーク・レナードが)サンフランシスコ周辺の音楽への憧憬を持っていることがわかった気がした。

音楽的にはそのギターのディークがバンドに果たした役割が大きいのだが、それ以上に私がマンにこだわったのはキーボードだった。そのことに自分で気づいたのはずっと後になってのことだ。クライヴ・ジョンのキーボードも好きだったが、その後に参加したフィル・ライアン(Phil Ryan)の存在が自分の中に大きく位置付いてからのことだった。前回このコラムでアイズ・オブ・ブルー(Eyes Of Blue)のオルガン・プレイヤーとしてフィルを紹介したが、同じウェールズ出身ということで彼は⑤⑦に参加した後、ニュートロンズを結成し2枚のアルバムを出し、その後再びマンに加わっている。本当は彼のオルガンが聞きたいのだが、それらの作品では時代も変わりクラヴィネットやシンセ系も手がけるようになっていた。仕方ないとはいえ、やはり寂しかった。それでも⑦に入っている「Just for You」は今も大好きな曲のひとつだ。マンに関しては70年代のすべてのレコードを所有していて、時々思い出したように聞く。他の方々がどのように聞いてきたのかも知りたいものだ。

に関しては、原盤はジャケットを開けるとウェールズ地方のイラスト・マップが飛び出すというのでちょっと苦労したが何とか英原盤を手に入れた。実に手の込んだ凝った作りになっていて驚いた。当然今でも大切にしてすぐ手の届くところに置いている。




§9 Hardin & York / David Difficult (aka Untitled)



◎画像6 Hardin & York 編集盤


次はちょっと意表を突いて、ハーディン&ヨーク(Hardin & York)のインスト曲を紹介したい。スペンサー・デイヴィス・グループ(Spencer Davis Group)に68年から在籍したキーボードのエディー・ハーディン(Eddie Hardin)とドラマーのピート・ヨーク(Pete York)。翌69年に彼ら2人がデュオ・チームとして活動をはじめてすぐの1曲。「David difficult」を聞いていただこう。オルガンとドラムだけの演奏ということになるが、何の過不足を感じさせずスリリングかつメロディアスなところが素晴らしい。



★音源資料 D Hardin & York / David Difficult

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最近になってEsoteric系列のGrapefruitから6枚組CDアンソロジーが出されたばかりのハーディン&ヨーク。彼らは70年代に4枚のアルバムを発表している。

①『Tomorrow Today』(Bell ’69)、②『World‘s Smallest Big Band』(Bell’70)、③『For The World』(Decca’71)④『Hardin & York With Charlie McCracken』(Vertigo‘74)。

③の後、72年にはハーディンはソロ・アルバム『Home Is Where You Find It』を、そしてヨークの方も『The Pete York Percussion Band』をともにDeccaから発表する。さらに再編成スペンサー・デイヴィス・グループとしてハーディン、ヨーク揃っての『Gluggo』(Vertigo’73)も存在する。



◎画像7 Hardin & York Selected Albums


ハーディン&ヨークのCD化に当たってはボーナス・トラックが追加収録されているのだが、この「David difficult」はそのうちの一曲。69年のBBCのラジオ・セッションとして録音されたものだが、不思議なことに②③どちらにも収録されている。そうしたアウトテイクだったにも関わらず、彼らのベスト・アルバム『Listen Everyone…The Best Of Hardin & York』(Purple’2000)にも収録されたという事実がこの曲の持つ意味を物語っている。



 
2人ともベテランのミュージシャンだったが、特筆すべきはテクニックだけでなく曲作りにも演奏にも「歌心」が感じられること。彼らのアルバムを聞いているといつも歌心にあふれた音の流れに気持ちが満たされる。ダイナミックかつ繊細さを聞かせるプロ魂を感じられていつも感心する。




§10 Czar(Tuesday’s Children) / Ritual Fire Dance

今回の最後はCzar (読み方が明確ではないが、広くツァールと呼ばれている) のアルバム未収曲だった「Ritual Fire Dance」。ファリア(Manuel de Falla)の「火祭りの踊り」として知られる現代クラシック音楽の有名曲のひとつだが、ツァールのアルバム用に録音されながらお蔵入りしてしまった曲。作曲者のファリアは1876年生まれ1946年に亡くなっていて、その権利の獲得が困難だったようだ。今ではCDのボーナス・トラックとして収録されているのでよく知られている。ここでのアレンジはキーボードのボブ・ホッジス(Bob Hoges)が担当している。



★音源資料E  Czar(Tuesday’s Children) / Ritual Fire Dance

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ツァールの70年唯一のアルバム(Fontana)の衝撃は忘れられない。冒頭の「Tread Softly On My Dreams」からやられた。分厚いメロトロンが響き渡り、アーサー・ブラウンのような重いヴォーカルに乗ってどこか邪悪な雰囲気が漂う。メロトロンの魅力にとりつかれていたその頃の耳にはあまりにも魅力的だった。

2曲目の「Cecilia」ではまた多彩なキーボード・ワークと力強いリズムが別の色合いを想起させて面白い。聞き進めるうちに、ゆったりとしたヴォーカルと曲調にはグレイシャス(Gracious)に共通したものを感じた。如何にも新たに登場した英国音楽という雰囲気が漂っている。



◎画像8 Tuesday’s Children & Czar


そんな彼らもツァールとしてのアルバムはこの1枚だけだったが、やはりチューズディズ・チルドレン(Tuesday’s Children)という前身となるバンドの存在が明らかになっている。2007年に発売された『Strange Light From The East~The Complete Recordings 1966-1969』(英Rev-ola)を手にした時には、そのジャケットの雰囲気からはツァールとの関連性などまるで想像できなかった。

チューズディズ・チルドレンは、当初メンバーだったフィル・コーデル(Phil Cordell)のポップ・センスを活かしたバンドだった。66年夏から秋にかけてColumbiaから2枚のシングルを出し、英ラジオ・チャートの20位から40位あたりに入るまずまずの結果を生んだ。67年初頭に出したシングル「Strange Light From The East」(King)はCDのジャケットにもなった東洋的な雰囲気を出した不思議なメロディを持っていたが、それがサイケ・ポップ的な評価につながった。そこでフィル・コーデルは脱退してしまうのだが、それまでの実績もあったメンバーのミック・ウェア(Mick Ware)が曲を作るようになり、同時にキーボードにボブ・ホッジス(Bob Hoges)と2人のホーン・プレイヤーを加えた。

その新たなラインナップでパイからも68年に2枚のシングルを出す。ホーン・プレイヤーはすぐに脱退したのだが、キーボードのボブはオーケストラ・アレンジも手がけるようになり、その存在感は強まっていった。そして68年にはMercuryからバロック・ポップ風味の「She / Bright Eyed Apples」をリリースする。

キーボードのボブが加入してからのシングル曲は、オルガンがカッコよく響いていて愛すべき作品となっている。その後もいくつかの曲をレコーディングするのだが、何故かお蔵入りとなっていった。

今回紹介した「Ritual Fire Dance」もチューズディズ・チルドレン時代の68年に一度録音し、ステージで演奏していたということもあり『Strange Light From The East』にもボーナスとして収録されている。

これは私の想像でしかないが、彼らの実力と可能性のほどをMercuryの親会社であるPhilipsに試されていたようにも思える。チューズディズ・チルドレンに残っていたメンバーは、ミック・ウェア、ポール・ケンドリック(Paul Kendrick)、ボブ・ホッジス、デリック・ゴフ(Derrick Gough)の4人。


そして69年の1月にやっとPhilipsからアルバム制作のオファーを受けた。彼らはレコーディングを続け、完成が近づいた12月にバンド名を変えることにした。作成したアルバムの音楽性を考えたときに、それまでのチューズディズ・チルドレンという名前が幼稚に思えてきたのだ。そこで選ばれた名前がツァールだった。ツァールとは「皇帝」「国王」といった意味になる。アルバムのジャケットをよく見ると熊が王冠をかぶった姿がある。(裏ジャケはわかりやすい。) 



◎画像9 Czar LP (Back)


そして70年に入ってすぐ、アルバムの完成を目の前にしてドラマーのデリックが脱退してしまう。さらに、先ほど触れたようにアルバム用に用意してあった「Ritual Fire Dance」が収録を見送られることになってしまった。(かわりにアルバムに収録されたのが「A Day In September」だった。)そんな事情もあってか、70年5月にツァールのアルバムがFontanaから出された時に、期待されていたにもかかわらず会社側のアルバムのプロモーションも全くなかった。

彼らの失意とその後が想像できる悲しい話になってしまった。メンバー中目立った活動を続けたのは、ポールタッキー・バザード(Tucky Buzzard)に参加した後、ソロになったことくらいでとても寂しいことになってしまった。(先に脱退したフィル・コーデルだけは、地道に活動を続けていた。)

しかし、その唯一のアルバムはその後のリスナーが支持し続け、今も伝説として生き残っていることを素直に喜びたい。




今回のアウトロ

私がオルガンの音を意識したのは60年代後半、やはりプロコル・ハルムの「青い影」だったかもしれない。マシュー・フィッシャーの奏でるハモンドの音はやはり新鮮だった。

当時、日本のGSもオルガンを導入していた例が多いが、多くは古臭く聞こえたような印象がある。その頃の私のお気に入りはズー・ニー・ブーの「白い珊瑚礁」だった。当時はコンボ・オルガンという小回りのきく安価なオルガンが重宝されていたことを後に知った。GSはもちろん、ドアーズをはじめとしてロック・バンドがオルガンを導入した60年代中期には、様々に考えてオルガンも選んで使用されたのだろう。

その後、日本のバンドでもハプニングス・フォーの「あなたが欲しい」を聞いた時に、そのオルガンは「青い影」同様に聞こえてそれはハモンドを使っているからだということに気がついて、「すごい」と思ったことも懐かしい。

そう言えば歌謡曲の世界でも、中尾ミエの「片思い」やかぐや姫の「ペテン師」なんて曲もオルガン曲だったなんていくつも思い出すことが出来る。


洋楽では、今でもバブルガム・ポップと呼ばれ今も何故か一歩下に見られてしまうバンド、例えば1910フルーツガム・カンパニーがいるが、彼らの日本での大ヒット曲「トレイン」。そこで聞かれるオルガンは私にはカッコよく思えて大好きだった。さらに言えば当時の洋楽界を賑わせたスリー・ドッグ・ナイトのヒット曲の数々。彼らも印象的にハモンドを使っていたのだが、特に「ワン・マン・バンド」「ファミリー・オブ・マン」「オールド・ファッションド・ラヴ・ソング」等、多くの曲のイントロがオルガンだった。

そんなふうに、ヒット曲を聞きながらも無意識のうちにオルガンの魅力、面白さが自分の中に膨らんでいったような気がする。

だから、英国ロックにとりつかれてからも、オルガンを意識し続けている自分があるのかもしれない。


あ、もちろんピアノもメロトロンも大好きです。キーボード・ロック全般についても追って選んでみたいのですが、次回も「私が選ぶオルガン曲」③と考えています。お付き合いいただければと思います。








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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は英国の名レーベルDAWNの作品群をディープに掘り下げてまいります!


COLUMN THE REFLECTION 第22回 1970年代、英ロック・ポップの『夜明け』を伝えるDawnレーベルの魅力④ ~フォーク、フォーク・ロック編(A) アコースティック感に的を絞って~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は英国の名レーベルDAWNの作品群を、アコースティカルなグループに絞って掘り下げます!


COLUMN THE REFLECTION 第23回 1970年代、英ロック・ポップの『夜明け』を伝えるDawnレーベルの魅力⑤ 全アルバム紹介の総括編 ~ Dawnならではの面白さを再確認してみませんか? 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は英国の名レーベルDAWN特集の最終回。これまで紹介していなかった作品を一挙にピックアップします!


COLUMN THE REFLECTION 第24回 マシュー・フィッシャーのオルガンに魅せられて① ~春霞に立ち上るプロコル・ハルム「青い影」の幻影 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は、プロコル・ハルムによる英国ロック不朽の名曲「青い影」の魅力にディープに迫っていきます!


COLUMN THE REFLECTION 第27回 ポップ・シーンに登場したハード・ロックに潜む音楽性再考 ① ~圧倒的なハード・サウンドとそれだけではない叙情の魅力、G.F.R~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は、アメリカを代表するハード・ロック・バンドGRAND FUNK RAILROADの魅力に迫ります!


COLUMN THE REFLECTION 第28回 ポップ・シーンに登場したハード・ロックに潜む音楽性再考 ②  ~緻密に構築された楽曲の魅力、マウンテン~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は、前回取り上げたG.F.Rとともにアメリカン・ハード・ロックを象徴するグループMOUNTAINの魅力に迫っていきます!


COLUMN THE REFLECTION 第29回 Many Faces of Mandalaband ①  ~ 今も褪せない『曼陀羅組曲』の圧倒的な魅力 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は、中国によるチベット侵攻を題材にしたコンセプト・アルバムの傑作、マンダラバンドの『曼荼羅組曲』の魅力にディープに迫っていきます!


COLUMN THE REFLECTION 第30回 Many Faces Of Mandalaband ②  ~デヴィッド・ロールのマンダラバンド奇跡の2枚目『魔石ウェンダーの伝説』、 そして76~78年にかけてのBJH、Woollyとのシンフォニックな関係性~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。マンダラバンドの2nd『魔石ウェンダーの伝説』の話題を中心に、本作に参加したバークレイ・ジェームス・ハーヴェストとの関連までをディープに切り込みます!


COLUMN THE REFLECTION 第31回 Many Faces of Mandalaband ③ リアル・インディ・ジョーンズとなったDavid Rohlが仕掛けた Mandalabandの壮大な歴史絵巻  ~Woollyが最後まで携わった壮大なシンフォニック・ワールド~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。マンダラバンドを取り上げる全3回のラストは、デヴィッド・ロールとウーリー・ウルステンホルムの2人の関係を中心に、21世紀に復活を果たしたマンダラバンドの活動を追います。


COLUMN THE REFLECTION 第32回 12月に聞く名盤、クリスマスが来ると思い出すムーディー・ブルースの『童夢』 ~2020年、特別な思いで聞くクリスマス・キャロル~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は、クリスマスの時期に聴きたくなる、ムーディー・ブルースの代表作『童夢』の魅力を紐解いていきます☆


COLUMN THE REFLECTION 第33回 丑年の始まりに『駱駝(Camel)』と『砂漠の隊商(Caravan)』の話をしよう ~その1 キャメルの70年代 ①~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。2021年の第1回目は、英国プログレの実力派バンドCAMELにフォーカス。結成~活動初期の足跡を辿ります!


COLUMN THE REFLECTION 第34回 丑年の始まりに『駱駝(Camel)』と『砂漠の隊商(Caravan)』の話をしよう ~その2 キャメルの70年代②(+α)~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。前回に続き、英国プログレの人気バンドCAMELの足跡を辿ります!


COLUMN THE REFLECTION 第35回 丑年の始まりに『駱駝(Camel)』と『砂漠の隊商(Caravan)』の話をしよう ~ その3 キャラヴァンの70年代 ~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。デビュー~70年代におけるキャラヴァンの軌跡を追います。


COLUMN THE REFLECTION 第36回 カルメン(Carmen)が魅せた幻惑のロック・フラメンコ ~今も褪せることのない衝撃の音世界!!!~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。フラメンコ・ロックの代表的バンドCARMENの足跡をたどります。


COLUMN THE REFLECTION 第37回 忘れられない一発屋伝説5 クリスティーの「イエロー・リバー」 ~ ジェフ・クリスティーとカルメン、キャパビリティー・ブラウンの関係 ~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。「忘れられない一発屋伝説」、今回はクリスティーのヒット曲「イエロー・リバー」にスポットを当てます!


COLUMN THE REFLECTION 第38回 すごい世界を発見 !! 北の大地から現在形として発信された驚きのジャズ・ロックの世界 Nonoyaレーベル 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は少し趣向を変えて、北海道発のジャズ/アヴァン・ロック系レーベル、nonoyaレコーズの作品に注目してまいります!


COLUMN THE REFLECTION 第39回 ブラス・ロックの萌芽。オリジネイターとしてのBS&T(ブラッド・スウェット&ティアーズ)。  そして、アル・クーパーという存在。 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回はブラス・ロックに着目して、その代表格であるBLOOD SWEAT & TEARSを取り上げてまいります!


COLUMN THE REFLECTION 第40回 ブラス・ロックの浸透とその思い・・・・圧倒的な実力と人気を誇ったシカゴの存在 ! 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。前回より続くブラス・ロック特集、BS&Tの次はシカゴの魅力に迫ってまいります!


COLUMN THE REFLECTION 第41回 ブラス・ロックの覚醒!・・・・70年スタート時期に国内盤で出た勢いを振り返る ① (Lighthouse;Ides Of March;Chaseを筆頭に!!! そしてラテン・ロックなど) 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!ブラス・ロック特集の第3回は、BS&Tやシカゴと共にブラス・ロック・シーンを彩った名グループ達に注目してまいります。


COLUMN THE REFLECTION 第42回 ブラス・ロックの深淵!・・・・70年代初期発売の国内盤 ② (ジャズ、クラシックの要素を新たな個性として打ち出したプログレッシヴ・ロック的展開の芽生え) 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!ブラス・ロック特集の第4回は、当時日本でも国内盤がリリースされていた知られざるブラス・ロック・グループを中心にしてディープに掘り下げます!


COLUMN THE REFLECTION 第43回 ブラス・ロックの英国的展開  ~ 気がつくと、どれも名だたるかつてのレア廃盤ばかり ~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!ここまで米国のバンドにフォーカスしてきたブラス・ロック特集、今回は英国のブラス・ロック系グループ達をディープに探求!


COLUMN THE REFLECTION 第44回 世界同時に広がったブラス・ロックの嵐、その欧州的展開 ~伝統に彩られた芳醇な音楽性 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!米国・英国のバンドにフォーカスしてきたブラス・ロック特集、今回は欧州各国のブラス・ロック系グループ達をニッチ&ディープに探求します!


COLUMN THE REFLECTION 第46回 冬季五輪の開催を機会に50年前の情景を振りかえりながら ~ (私にとってのプログレ5大バンドの思い出 その2) キング・クリムゾン②、エマーソン・レイク&パーマー 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!5大プログレ・バンドをテーマにした第2回目、今回はクリムゾン後編とEL&Pです。


COLUMN THE REFLECTION 第47回 お伽噺と現実の接点の中でやっと聞けた夢の旋律が甦る・・その名も創世記(GENESIS)     (私にとってのプログレ5大バンドの思い出 その3) ~ ジェネシス 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!5大プログレ・バンドをテーマにした第3回目は、最後のバンドであるGENESISを取り上げます。


COLUMN THE REFLECTION 第48回 Gentle Giant ・・・穏やかな巨人? 優しい巨人?  静かで激しく、複雑さの中で優しい音楽に彩られたジェントル・ジャイアントの世界 (前編) 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!3回にわたり5大プログレ・バンドをテーマにお送りしましたが、今回はその5大バンドも凌駕するほどの技巧派集団GENTLE GIANTを取り上げます!


COLUMN THE REFLECTION 第49回 Gentle Giant ・・・穏やかな巨人? 優しい巨人?  静かで激しく、複雑さの中で優しい音楽に彩られたジェントル・ジャイアントの世界 (後編) 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!今回は、高度な音楽性と超絶技巧を有する孤高の英プログレ・グループGENTLE GIANTの後編をお届けいたします☆


COLUMN THE REFLECTION 第50回 忘れられない一発屋伝説⑥ オリジナル・キャスト(The Original Caste)  ~「ミスター・マンディ」の日本での大ヒット、今も息づく「天使の兵隊」の世界観~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!久しぶりの「忘れられない一発屋伝説」、今回はカナダのオリジナル・キャストを取り上げます☆


COLUMN THE REFLECTION 第51回 夏が来れば思い出す 暑気払いの ベガーズ・オペラ  ~アルバムごとに音楽性が変化し、名曲のカヴァーが忘れられない不思議なバンド~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!今回はVERTIGOレーベル屈指の人気バンド、ベガーズ・オペラのサウンドの変遷を追いながら、その魅力に迫ります。


COLUMN THE REFLECTION 第52回 ヴァーティゴ・レーベルの至宝、クレシダの奇跡と軌跡 ~ 40年後に甦った伝説のオルガン・ロック 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!今回は名実共にVERTIGOレーベルを代表するバンドと言えるクレシダを取り上げてまいります。


COLUMN THE REFLECTION 第53回 極私的・英国キーボード・ロック再考試案~  オルガンの音色に魅せられ続けて・・・名曲探訪① 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!今回は氏が選ぶ英国キーボード・ロックの名曲を、グループの来歴と共にご紹介してまいります。

EGGの在庫

  • EGG / EGG

    Dave Stewart率いる英オルガン・ロック・トリオ、サイケデリックな質感を残す70年デビュー作、変拍子満載のアグレッシヴな演奏が魅力

    Steve Hillageも在籍していたバンドURIELを母体として発足、名キーボーディストDave Stewartが率いたイギリスのプログレバンドの70年デビュー作。その内容はキーボードトリオ編成による、Dave Stewartのプレイが大きくフューチャーされた個性的なオルガンロックを基本に、サイケデリックな質感を併せ持つアートロック作品となっています。実験的要素も強く出ていますが、複雑に練り上げられた楽曲群はやりすぎなほどの変拍子の嵐であり、音楽的なポテンシャルの高さはかなりのものです。後のNATINAL HEALTHやHATFIELD AND THE NORTHなどに通じるサウンドメイクも見られ、また、それらのバンドにはないDave Stewartのアグレッシブなプレイが堪能できる作品。4楽章からなる20分超えの大曲も収録したオルガンロックの傑作です。

  • EGG / POLITE FORCE

    Dave Stewart率いる英キーボード・トリオ、70年作、アグレッシヴなオルガン・ロックの傑作!

    Steve Hillageも在籍していたバンドURIELを母体として発足、名キーボーディストDave Stewartが率いたイギリスのプログレバンドの70年2nd。バンドは前作同様キーボートリオ編成ですが、ゲストにジャズフィールドのサックス奏者やトランペット奏者が参加し素晴らしい演奏を聴かせており、前作の路線を守りつつもより整合の取れた傑作となっています。Dave Stewartというとジェントリーなプレイに定評がありますが、本作ではAARDVARKのような歪んだハモンドオルガンの引き倒しも見せるなど、かなりアグレッシブなプレイを披露。ギターレスのハンデを全く感じさせません。そして一方ではHATFIELD AND THE NORTHに通じる華やかさも絶妙にブレンドされ、やはりセンスの良さを感じさせます。複雑な変拍子の応酬などプログレッシブなアプローチも素晴らしく、前作と併せて全プログレファン必携の名盤です。

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FUZZY DUCKの在庫

  • FUZZY DUCK / FUZZY DUCK

    元ANDROMEDAのミック・ホークスワースと元TUCKY BUZZARDのポール・フランシスを中心とするブリティッシュ・ハード・バンド、71年唯一作

    元ANDROMEDAのミック・ホークスワース(b)と元TUCKY BUZZARDのポール・フランシス(ds)を中心とするグループ。71年作の唯一作。ストレートなギターとハモンド・オルガンをフィーチャーしたノリの良いハード・ロックがカッコいい好盤。

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MANの在庫

  • MAN / ANACHRONISM TANGO

    ウェールズが誇るサイケ/プログレ/パブ・ロック・バンド、19年作!

  • MAN / SLOW MOTION

    元祖ジャム・バンドとも云われるウェールズが誇るサイケ/プログレ/パブロック・バンド、74年作

    ウェールズが誇るサイケ/プログレ/パブ・ロック・バンド、74年作9th。本作は Malcolm Morley (g/ key/vo) が去ったため残りの4人で制作されました。叙情的なバラード「Grass Hopper」「Rainbow Eyes」を挟みつつ哀愁漂うブルース・ロックやルーズでノリの良いパブ・ロッキンな曲、サイケ感ある「Bedtime Bone」などバンドの魅力を味わえる作品です。

  • MAN / MANY ARE CALLED BUT FEW GET UP

    ウェールズが誇る名バンド、全13曲編集盤

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HARDIN & YORKの在庫

  • HARDIN & YORK / WORLD’S SMALLEST BIG BAND

    スペンサー・デイヴィス・グループのdrピート・ヨークとkeyエディ・ハーディンによるデュオ、70年作

    SPENCER DAVIS GROUPのPete YorkとEddie Hardinによるデュオ。70年作の2ndアルバム。R&Bフィーリング豊かなオルガンを中心に、リリカルなピアノ、サイケデリックなフルートなどを絡めた陰影に富んだブリティッシュ・ロック。

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