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COLUMN THE REFLECTION 第49回 Gentle Giant ・・・穏やかな巨人? 優しい巨人?  静かで激しく、複雑さの中で優しい音楽に彩られたジェントル・ジャイアントの世界 (後編) 文・後藤秀樹

Gentle Giant ・・・穏やかな巨人? 優しい巨人? 
静かで激しく、複雑さの中で優しい音楽に彩られたジェントル・ジャイアントの世界 (後編)




本コラムに向かっているときはいつもそうなのだが、取り上げているバンドを自分の部屋で聞き続けている。不思議だなと思うのは、かなり聞いてきたはずなのに新たな発見があること。特にLPからCDにしても複数枚同じタイトルを所持しているものが多いのだが、リマスターの効果もあり、同じ音源でも印象が違うものに改めて気づいてしまう。しかし、これはいけない。どれか一枚残せばいいやと思いながらも、その印象の違いでどれも愛おしく思えてしまうのだ。

かつてはそこまで感じず、ボーナス・トラックの違いだけを気にしていたのだが、聞き比べ始めるとそうはいかなくなる。じつは高音質CDや最新のリマスターが必ずしも最高とは思えない。モノによっては、新たなリマスターなのに昔より音量のレベルが低くなって聞きにくくなっているものもある。音の分離がはっきりしてこれまで聞こえなかった音が聞こえて感動したものもある一方で、逆に明確になりすぎて違和感を覚えるものもあるから難しい。

私は立派なオーディオで聞き比べている訳ではないし、専門家でもないので単に個人的な印象でしかないのだが、最近ではやはり昔LPやラジオで聞いたときの印象が伝わってくるようなCDが聞けると嬉しい。




■GGの歴史6 WWA時代 ⑤『In A Glass House』 ⑥『The Power & The Glory』

ジェントル・ジャイアント(GG)も当時から長いことLPで聞いていたものだから、そこで聞いた印象が自分自身の根底にあるのは仕方のないことだ。

前回も書いたように、私が最初に聞いたGG日本で74年に発売された⑤『ガラスの家(In A Glass House)』だった。国内盤で赤い帯のついた日本Vertigo盤で買った。帯裏に解説がつく伝説(?)の仕様。74年11月のことだ。(英国では73年9月の発売)。



◎画像1 ⑤ In A Glass House


当時、既に無名バンドの発掘を自分の楽しみにしていたこともあり、ワクワクしながら聞いた。

聞いてびっくり、冒頭の「The Runaway」のガラスを割る効果音もそうだが、何よりもステレオの左チャンネルからしか音が出てこないことに違和感があった。(というより、不良品か、またはステレオが壊れているのかと疑った。)しかし、約50秒間が過ぎ最初のリフを2回繰り返し3回目になるところで一気に左右から聞こえてきた。安心すると同時に、これも仕掛けのひとつなのだろうと納得した。

が、それ以上にそこに収められた音楽は難解で、良いのか悪いのかさえ判断に迷ってしまった。そんな自分が悔しくて、とにかく繰り返し何度も聞いた。メロディーがあるようでないようで、ヴォーカルもわざと主旋律を外して歌っているのか・・・ヴィブラフォンを使うことが多いな・・・リズムはシャープでタイトだが・・・変拍子が多い・・・という謎と感じる部分ばかりが際立っていた。そうして毎日聞いていくうちに、各曲に散りばめられた叙情的なパートの見事さに気づき、ある日突然眼からウロコが落ちたように「これはすごい作品だ!」と評価できるようになった。



★音源資料A The Runaway

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当時通っていた高校の部活の放送局の仲間にも聞かせたのだが、誰一人として「いいね」とは言ってくれなかった。当然、人の評価など気にしない私だ。それで、校内の昼の放送で紹介したのだが、かけたのはもちろん「A Runaway」。みんなガラスを割る音にはビックリしたようだが、それだけの反応だった。



 
後に英国WWA原盤を手に入れたのだが、まずジャケットが日本盤とは違ってフィルムのついた凝ったものだった。さらに1曲目の「The Runaway」のガラス音から左右のスピーカーから普通に聞こえてきたことに唖然とした。冒頭、片チャンネルという措置は日本のみのミックス(?)ということになる。ただし、それで聞いてきた私の耳には両チャンネルに切り替わる瞬間が結構気持ちが良かったので、原盤のほうが物足りなく感じたのも確かだ。ただ、アルバム全編を通して聞くと、エコー効果も含めた音の広がりは間違いなく英国盤のほうが素晴らしかった。

CDになってからも何種かの『ガラスの家(In A Glass House)』を聞いてきたが、当然のこと日本盤のミックスに出合うことは出来ない。私は今でも時々、国内盤を引っ張り出して昔を思い出しながら聞いている。最初の出会いの印象はとても大きいものがある。


そうなると、他のGGのアルバムが気になってくる。本コラムに何度も登場する友人のUさんのおかげもあって、以前のアルバムを聞くことができた。そんな中で、もう1枚気になるアルバムがあった。それが海賊盤の『Playing The Foole』だった。(画像②参照)

海賊盤には当時は不信感があったのだが、このアルバムはすごかった。まず音質がいい。ジャケット・シートにはライヴと記載されているが観客はなく、スタジオでの別テイク集といった趣。オリジナル作品より聞きやすくわかりやすかったというと褒めすぎだろうか。そして決定的なのはラストに収録された「The Power And The Glory」だった。彼らにしては力強くストレートなロック・ナンバーでとにかくカッコよかった。



★音源資料B The Power And The Glory

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『In A Glass House』に続くアルバムとして英国で74年に発表された彼らの6作目⑥『The Power & The Glory』であることは知っていたが、じつは同タイトルの曲「The Power And The Glory」はレコード(LP)には収録されていない。英国でアルバムとは別に、シングルとしてのみの発売だった。

この辺りの事情は、キャッチーなナンバーを用意しながらもアルバムには収録しないというデヴュー以来から続くGGの音楽的な意地を感じさせるのだが、当時はアルバム・タイトルと同名のシングル曲なので私は混乱した。(そう言えばEL&Pアルバム『恐怖の頭脳改革(Brain Salad Surgery)』には収録されていない同名のシングル曲が存在していたのも有名な話だ。)



◎画像2 ⑥’The Power and The Glory’ + Bootleg「Playing The Foole」


⑥『The Power & The Glory』は73年12月から74年1月に録音されたものでWWAからの2作目として74年9月に英国で発売されている。「スペードのキング」のトランプ・カードを模したダイ・カット・ジャケットになっていて、米国でもCapitolから発売されている。前作は米国では発売が見送られたものの、米国内では輸入盤として150000枚が売れたという事実から、彼らはカルト的な人気バンドであると認知され注目を集めたのだ。

日本ではLPとしては一度も発売されたことがない。そうした事情のせいか今も彼らのアルバムの中では過渡期にあるような作品としてとらえられている気がする。私も最初に聞いたときには前作が圧倒的に感じられただけに、少し軽めの作品だなという印象を持った。全体に難解というよりは聞きやすくなってしまったかな?とも思えた。(不思議な思いではあるが。)



★音源資料C So Sincere(Official Audio)

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しかし、その後聞く度にやはり聞こえてくる音以上に、その奧にある世界観の深みを感じ取っていくことになる。ラストの「Valedictory」は冒頭の「Proclamation」に呼応したヴァリエーションであることに気づくとアルバムを聞き返し循環していくことにつながっていく。「So Sincere」での相変わらずモザイク画のような音の構築は強烈な皮肉にあふれている。本作は<政治の堕落>という異色のテーマを持ったトータル・アルバムのように仕上げられていて、ウォーターゲイト事件直後ということもあり、米国でGGが注目されたのもうなずける。

また彼らの曲のコンポーザーはShulman,Shulman,Minnearとして、デレク、レイ、ケリーの3人の共作扱いになっているが、やはりアイディアを持ち寄った後に3人のうちのが誰かが中心になって組み立てて曲として仕上げていくことになる。本作ではナイーヴな部分が多く感じられ、それはケリー・ミネアの個性でもあり、その役割が大きくなっていることもうかがえて興味深い。それにしても、ギターのゲイリー・グリーンとドラムスのジョン・ウェザースのリズムは相変わらず独特で凄みを感じる。

現在ではCDにシングル曲である「The Power And The Glory」もボーナスとして収録されている。




■GGの歴史7 Chrysalis時代 ⑦『Free Hand』⑧『Interview』⑨『Playing The Fool』⑩『Interview』

その名が広く知られる存在になったGGだが、じつはアルバム制作とツアーの両面にわたるプロモーター、マネージャーとの確執を引きずっていた。⑤『ガラスの家(In A Glass House)』が米国での発売が見送られたことで、しばらく米国でのツアーは行われていなかった。

⑥『The Power & The Glory』が改めてリリースされたことから、米国でのステージを再開しようとしたもののゴタゴタは続いていた。GGは彼ら自身でツアー運営を行う決心をするのだが、彼らの素人考えでは上手くいくはずもなかった。新たに雇ったマネージャーはウィスキー・ア・ゴー・ゴー5夜の契約を結んだものの、数回のギグしかできずに追い出されるといういい加減なものだった。結果的に惨めな思いをしたGGのメンバーだったが、⑥『The Power & The Glory』がチャート入りしたことからプロモーター側は以前のトラブルを解消しようと提案してきた。しかし、GGもさすがにこれまでの経緯を振り返り今後のことを慎重に考え、新たにクリサリス(Chrysalis)レコードテリー・エリスと接触することで、彼にすべてのマネージメントを任せることにした。そのテリーの力によって、彼らは再び完全にステージに復帰できることになった。賢明な考えだったと思う。

そうして1年半ぶり二度目の米国ツアー、小規模の英国ツアーを行う中でGG英クリサリス・レコードと新たに契約を結ぶことになった。



◎画像3 ⑦『Free Hand』


75年8月英国でクリサリスに移籍して発売された⑦『Free Hand』。ジャケットは一見してじつに不気味なもので、「束縛からの解放」を意味しているのかなと思いながらも、「縛られた両手と向かっていく手首」は恐怖映画の一場面のようで好きになれなかった。米盤もめでたくリリースされたが、そちらは前作に続いてCapitolから。日本では本国同様にクリサリスから75年に発売されている。その頃のキングのクリサリス盤は何故か英国と同じレコード番号を使用していて、便利なようで実際には逆に原盤との混乱があってちょっとわかりにくかった。



★音源資料D 『Free Hand』(Steven Wilson 2021Remix)

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ひと言で言うなら、⑦『Free Hand』は彼らの最高傑作と呼んでいいだろう。1曲目の「Just The Same」は指を鳴らす音と拍手が随所に登場しながら複雑なリズムをいとも簡単にこなす難曲だが、それをキャッチーなナンバーのように聞かせるところが彼らの真骨頂だろう。度肝を抜かれたのは2曲目の「On Reflection」。これまでも導入していたアカペラ・コーラスだが、聞いていて引きこまれるほどに完璧。さらに曲展開も多彩なのだが、自然に流れていく様子は見事というしかない。3曲目のタイトル曲「Free Hand」も素晴らしい。歌メロ部分はわかりやすいが、間奏での各楽器の有機的な絡みの素晴らしさには舌を巻いた。B面も聞くべき所は多く、彼らの目指したものの集大成になっていると感じた。特にアルバムに必ず収録される中世風味のリコーダー・アンサンブルも「Talybont」に健在で、ジャケットの雰囲気とは別にオアシスにたたずんだ雰囲気にさせられるのも嬉しい。とにかくA面の充実度はずば抜けていたと今聞いても思う。


後年になって明らかになった各種のライヴ音源を聞いても、この時期の楽曲の演奏は素晴らしい。レコードそのままの演奏が目の前で再現されるのだから、その驚きから観客の歓声も素直に伝わってくる。さらには映像の時代となり、彼らのステージでの姿が手軽に見ることが出来るようになり、そのすごさを体験できたことも彼らの理解の上では大きな要素になったと言える。メンバーのテクニックのすごさと演奏の迫力は分かっていたが、地味に思えたベースのレイのパワー・プレイにも驚いた。

何よりも75年という、時代的には幾分微妙な時期になってプログレ・バンドとしての大傑作を残したことは歴史的に見ても大きな価値を持っている。


⑧『In‘terview』は、76年4月に英クリサリスから発売された8枚目のアルバム。これもコンセプト・アルバムの趣が強く、テーマはタイトル通りに<インタヴュー>。彼らがプレス関係者から繰り返されるインタヴューに対しての疲れや鬱陶しさから生まれたものだという。しかし決してそれらを否定しているのではなく、答える代わりに自分たちの思いを歌詞に乗せていることは読み取れる。



◎画像4 ⑧’In‘terview’


実際に、彼らのインタヴューはあちこちに星の数とは言わないもののかなりの量があり、彼らの理解する上で参考になっていることは間違いない。ただ、似たような内容があちこちに出てくるのもその通りだ。かつて「英国最高の知られざるバンド」だったGGが、「結構知られた人気バンド」になったことの証明とも言えるのだろうが。

しかし、残念なことにそれゆえにずいぶんと説明的な音楽になってしまったと言えそうな気がしてならない。よく歌詞に目を通すと、タイトル曲「In‘terview」では「フィルがバンドから抜けたときの悲しさ」や、「4枚目のアルバム(Octopus)の後、自分たちの進もうとしている方向に変化はないことがわかった」ということが読み取れる気がするし、4曲目の「Another Show」にはロード(ステージ活動)が続くことの疲れについて歌われているように感じられる。6曲目「Timing」や7曲目「I Lost Of My Head」では、先ほど述べたプロモーター、マネージャーに感じた不安を思い出しているような歌詞だ。

音楽的にはこれまで同様に様々な要素を盛り込んでいてGGらしい世界観はあるのだが、印象に残るフレーズが少なかったというのが最初に思った印象。意外と思える2曲目「Give It Back」のレゲエ・リズムもGGには似合わなかった。「Design」で聞かれるヴォーカル・ハーモニーは、それまでの中世の対位法ではなく、さらに複雑な現代音楽風だ。パーカッション・パートもかなり凝った実験的な構成だが、ストレートで無機質な印象が強く、そこにもっとメロディーが感じられたらと残念に思った。もちろん、演奏テクニックの高さは十分に感じられるのだが。ここでは「Empty City」を聞いてみよう。



★音源資料E Empty City

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前作⑦『Free Hand』が成功したのは確かだが、初期に描いていたファースト・アルバムにあった「我々は独自で冒険的で、しかもより魅力的なものをつくり出そうというひとつの思想のもとに、より音楽的であることを条件に、技術的な知識を駆使してレコーディングした。はじめから我々は予想される耳障りな商業性は放棄している。そのかわりに、より確固とした完成度の高い作品を送りたいと考えている。」という初期の世界観に戻らなくては・・・と過剰な意識に立ってしまったのではないかと思わせる作品になってしまったような気がしてちょっと残念だった。

ただ、この作品のレコーディングはツアーに明け暮れていた多忙な時期にぶつかり、中心にまとめ上げたケリー・ミネアが神経質になっていった様子が2011年の2枚組再発の際にジョン・ウェザースの声として触れられていた。

今になって考えると、当時の大物バンドのアルバム・リリース間隔が大きくなることが多かっただけに、もっと時間をかけて落ち着いて制作しても良かったのではないだろうか。



◎画像5 ⑨’ Playing The Fool~Official Live’


クリサリスから、77年1月に英国で発売された彼ら初、かつ唯一の公式ライヴ盤が⑨『Playing The Fool~Official Live』だ。LPでは2枚組。英国はやはりCapitolからのリリース。76年の9月~10月のユーロ・ツアーの記録となるが、ドイツ2カ所、ベルギー、フランス各1カ所での演奏が選ばれている。

電気楽器から古典楽器、ヴォーカル・ハーモニーからアコースティック・アンサンブルまで、レコードで奏でられたものが目の前でそのままに演奏される様子のすごさがダイレクトに伝わってきて、歴史に残る素晴らしいライヴであると評価したい。

内容的にも、それまでのアルバムから彼らの歴史も読み取れるようになっていて、シリアスで濃密な音楽の中にユーモアも感じられるところが気に入っている。

ただCDとして再発される度に曲名や曲の区切りが変わっていて、少しばかり混乱することがある。全編を通して聞く分には問題ないのだろうが・・・


ここでは、アルバムよりも実際のライヴ映像(75年)を見ていただこう。ステージでのアンサンブルの多様性がより明確に分かる。



★音源資料F  Gentle Giant Live in Long Beach 1975 Full Concert

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⑩『The Missing Piece』はクリサリスからの3枚目、77年の8月に英国発売されている。同年のうちに米国でもCapitolから、そして日本ではそれまでのKingからToshibaEMIにクリサリスの権利が移ってのリリースだった。



◎画像6 ⑩‘The Missing Piece’


1曲目の「Two Weeks In Spain」は、当時のライヴでの定番曲。最初に聞いた時に彼ららしいパワーに溢れた勢いのあるナンバーですぐに気に入った。ポップになった感は否めなかったが、難しい構成よりもこうしたストレートな演奏も彼らにとって重要ではないかとも思った。続く「I’m Turning Around」はメロディーも際立つ叙情性も感じさせる名曲。



★音源資料G  Two Weeks Of Spain Live Sight & Sound1978 BBC Nelson Parra Bastias(2020/01/31)

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じつは当時、英メロディー・メイカー紙では、本作はアルバム・タイトルに引っかけて「Giant Size Error(大いなる失敗作)!」と酷評されたのを私も真に受けて、彼らも日和ってしまったのか・・・と思ったものだが、その後聞き返すうちに、それまでの彼らの高度な音楽性をコンパクトに表現したものと好意的に受け取り、結構頻繁に聞くようになった。

よく聞くと、前々作⑧『Interview』で消化不良だった実験的な部分を改めて取り戻したことも感じられる。一例として先ほどの「Design」の実験的なパーカッション部分を、本作の「Wining」で再現した感があるのだが、テーマ・メロディーを盛り込んだ中での展開となり曲としての完成度を高めている。同様に⑧『Interview』では無機質に感じられたゲイリー・グリーンのギターも、本作では「Memories of Old Days」に顕著なのだが彼本来の歌心のある演奏に甦ったように思える。ステージではレイとのギター二重奏。最後のエレキはケリーが弾いている。      

ラストの「For Nobody」は、まるで「ガラスの家」の世界を凝縮してポップにしたような印象がして今では最高に気に入っている。



★音源資料H For Nobody/ Mountain Time

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■GGの歴史 70年代の終わり・Chrysalis最後の⑩『Giant For A Day』、そして最終作⑪『Civilian』

時代は変わる、音楽の潮流も変わる・・・当たり前のことだが、70年代中期のパンク、ニュー・ウェイヴの勢いは英米を中心に世界を席巻し、さらにはディスコ・ブームもあって、プログレ・バンドにとってはファン共々「冬」の時期に入ることになる。そんな中で、ジェントル・ジャイアントはプログレの最後の砦のように傑作⑦『Free Hand』以後もコンスタントにアルバムを出し続けていたのだが・・・



◎画像7 ⑪’Giant For A Day‘


事前に音楽雑誌での告知を見ることなく、私は大学の講義の帰りに寄ったタワー・レコードでこの⑪『Giant For A Day』のLPを見つけた。その時のショックをどう表現したらいいだろう。彼らのトレードマークの「ジャイアント」がマンガのようにジャケットに大きく描かれ、その周囲に切り取り線があり、横に添え書きが・・・・切り抜いて顔につけて、君も一日「ジャイアント」!・・・ただただ脱力してしまった。

このアルバムは78年9月に英クリサリスから発売されるのだが、米では2週間早くCapitolからリリースされていた。私が手にしたのはその米盤。ジャケットの裏を見てさらに落胆。

家に帰ってシュリンクを破ると内袋に「ジャイアント」のお面が・・・・



★音源資料I Giant For A Day    GRP1960 

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先にも触れたように、その頃私は⑧『Interview』⑩『The Missing Piece』ともにそれほど評価していたわけではない。だから、彼らのさらなる変貌は想像できた。しかし、ここまでマンガチックなジャケットは予想していなかっただけに、大きな期待はないままにターン・テーブルにレコードをのせた。

いきなり1曲目「Words From The Wise」が無伴奏コーラスで幕を開けるが、それまでの中世風なクラシカルなものではなく当世風のキャッチーなポップ・ソング。個人的には思ったよりずっと良かったが、GGファンが期待するものではないだろう。

2曲目「Thank You」はギターの音色にジョージ・ハリソンの曲調を思い起こさせる弾き語り。続くタイトル・ナンバーは、コンピューター音を意識したリフにのせてテクノ・ポップの一歩手前。「なろうと思えばカーター(当時の米大統領)にも、モハメッド・アリ(米ボクサー)にも、マーロン・ブランド(米俳優)にも、ミッキー・マウスにだってなれる。」と歌っている。

そんなふうに曲が続く中、普通にバラードなのだが「It’s Only Goodbye」はグリーンのギターとミネアのピアノにデレクのヴォーカルも素晴らしく、当時から今に至るまで気に入っている一曲である。



★音源資料J It’s Only Goodbye

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ここで、その昔このアルバムに関して私が書いた文章を載せておく。

「プログレは結局、ポップがその帰結点でその役割を終えたとある評論家が言っていたが、GGの中にもそのような考え方があったのだろうか。確かにポップに変貌した彼らだが、底辺にあるユーモアは不変であることを忘れてはいけない。だから、彼らが変身してもそれはニュー・ウェイヴのように変にシリアスになるのではなく、どこかピエロのような滑稽さがあちこちに顔をのぞかせる。確かに古くからのファンにアピールするものは少なくなったが、その本質はリラックスしたからこそ余計素直に受けとめられるはずだ。」

その証しとして、あれだけショックだったジャケットを持つアルバムを、私は今も大切に持っている。

日本でのLPの発売も見送られた作品でもある。



◎画像8 ⑫‘Civilian’


前作発表時に彼らはプロモーションのためのコンサートを行っていない。つまり⑪『Giant For A Day』のレコーディングが終了する1978年の6月から、⑫『Civilian』のレコーディングを始める1979年の8月までは約1年間ほぼ沈黙を守っている。これは、彼らの歴史の中でも珍しいことだった。

そして⑫『Civilian』は79年8月から11月にかけて録音、④『Octopus』以来8年ぶりに米Columbiaから80年3月に発売され、英国では英クリサリスから米国から2ヶ月も遅れて5月にリリースされている。本作も日本ではLPとしては発売されていない。

こうした事情は、彼らが活動拠点を米国に置いたことにあるのだが、その経緯は決して順調なものとは言えなかったようだ。ただ、プロデュースがAn Onward U.S Productionと記されていて、それまでのバンドのセルフ・プロデュースではなかった。それで、よくクレジットを見てみるとジェフ・エマーリック(Geoff Emerick)のプロダクションであることがわかった。ビートルズの名作群のエンジニアとして名を馳せた彼は、70年代もロビン・トロワー、ナザレス、マハヴィシュヌ・オーケストラのエンジニアをはじめ、ケイト・ブッシュとのレコード契約の立役者、そして80年代にもウルトラボックス、ビッグ・カントリーといったあらゆるジャンルのアーティストを担当してきたオールマイティの制作担当者だ。


 

実際に⑫『Civilian』のジャケットを見た時も驚いた。まず、黄色と赤のペンキで乱暴に書きなぐられたようなバンド名だけで、タイトルが記されていない。と思ってじっと見ていると、赤い部分「Civilian」と浮かび上がってくるのだ。

デザインも昔(1950年代)の米国の通勤風景の写真だが、皆同じ帽子をかぶり、似たような外套を着込んでいる様子も今考えると不気味だが、顔の部分だけ白く抜かれていてその不気味さが際立ってくる。歌詞の方を見ると日常の「市民生活」の画一的で機械的な味気なさをテーマとして取り上げている。これもトータル・アルバムとしてとらえていいのだろう。

聞こえてくる音の方は、一本芯の通ったような迷いが吹っ切れたような演奏。非常にソリッドで元気な曲が多いのだ。かつての難解なイメージはまるでない。もともと超技巧派のメンバーの集団だが、本作では各楽器のソロ・パートの場面は目立たず、バンドとしての一体感がアンサンブルとなって浮かび上がってくる。当時のバンドで言えば、シティ・ボーイ(City Boy)、10cc、ヴォイジャー(Voyger)といったポップ・ロックのグループ群、パワー・ポップのカテゴリーに入ってしまったようで、そう言えてしまうところがジェントル・ジャイアントという他に比較されなかったバンドとしての孤高性を完全に捨て去ってしまった印象だった。

非常に聞きやすく、完成された作品だけに、逆に寂しさが際立ってしまう。

そんな中で印象に残ったのは2曲目「Shadows on the Street」ケリーの弾くピアノとヴォーカルが中心の静かで詩情豊かな作品。彼らには珍しい作品だが、元気いっぱいの曲が多い中ではとりわけ目立つ。何かレクイエムのようでもある。

80年の5月から久々の全米プロモーショナル・ツアーに出かける。6月まで35回のステージを行う。しかし、米国での商業的成功を目指したこのアルバムも結果的にその夢を叶えるには至らなかった。



★音源資料K Shadows on the Street

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■GG 長めのアウトロ

結局、バンドとしてのジェントル・ジャイアントの歴史は12枚のアルバムで終了となる。


 

何度も繰り返しになってしまうが、70年のデヴュー時に掲げた「独自で冒険的で、魅力的な思想のもとに、より音楽的であることを条件に、技術的な知識を駆使してレコーディング。耳障りな商業性は放棄し、より確固とした完成度の高い作品を送りたい」という宣言は、多くの作品に結実して残すことが出来た。さらにステージでも驚異的なパフォーマンスで驚かせてくれた。中世風コーラス、多くの楽器を持ち替えての室内楽やリコーダー・アンサンブルも含めて、極めてテクノロジカルなロックは高い技巧と融合し聞く者を圧倒した。その底にあった彼らの思想性も十分に感じられた。時代の流れにはさすがに逆らえず、結果的にその歴史の幕を下ろすことにつながったが、それさえも潔さと感じられる。

私にとって、今回この原稿に向かいながら、改めて全作品を繰り返し聞き、彼らの苦悩も含めて、その深遠な世界観を再確認するどころか、随所に新たな発見があった。じつに面白いことだ。


 

ジェントル・ジャイアント後半のアルバムに関しての日本でのレコード時代の発売状況だが、下記の通りで、はともかくとして⑦~⑩まではコンスタントに発売されていていた。しかし⑥⑪⑫は一度も発売されてはいない。



一方のCDだが、彼らのオリジナル・アルバムは輸入盤ではすべて再発されていてCDでの入手は可能だろうと思われる。

日本においては94年にフォノグラムから「Vertigo Classics Super Price」シリーズで①②④が初CDされた。(③は未発売。)その後紙ジャケ仕様として2000年に①④が、2006年に②③が発売され、さらに2009年に①~④までSHM-CDになって改めて紙ジャケ仕様として発売。しかし、WWAの2枚⑤⑥は輸入盤を国内流通仕様にした形の発売があるだけで純粋な日本盤としては発売されていない。

クリサリス期に関しては2015年にワーナーから「Progressive Rock SHM-CD Collection」として⑦⑧⑨⑩が廉価盤として発売されたが、普通仕様(ジュエル・ケース)のCDだった。

クリサリス期はもっと紙ジャケになっていてもよさそうに思えるのだが、⑦『Free Hand』⑩『Interview』拡大2枚組(SHM-CDともう1枚はDVD)として日本盤紙ジャケCDになっただけ。

この2枚はSteven Wilsonのリミックス絡みだが、そうなるとStevenの関わっている同じ拡大2枚組仕様『Octopus』『The Power And The Glory』『Three Piece Suit』もカタログに加わってくることになる。それだけに彼らの音源を揃えるには結構苦労がつきまとうだろう。

GGVertigo~WWA~Chrysalisと所属会社が替わっているために権利も複雑なのだろうが、(さらに言えば⑪⑫は米盤が原盤になるのだろうか? そうだとしたら米Columbia?)バンドがAlucardとして音源管理を有しているので、もう少しわかりやすく入手しやすい状況になることを切に願いたい。


そんなことを考えている最中に、今年(2022年)中には⑫『Civilian』のアルバムがレコードとして再登場することと、新たなボーナスを含んだCDも出されるというニュースを知った。ひょっとしたら、この最終作を起点に彼らの歴史を振り返ろうとする動きも出てくるに違いない。それだけに、彼らのカタログが上手く整理されることが望まれる。



◎画像9 Gentle Giant Portrait


70年代を駆け抜けその活動を終えたGG。そのメンバーは初期に2度のドラマーの交替があり、シャルマン兄弟の長兄フィルも抜けている。

しかし、今回の<後編>で扱った⑤~⑫まではデレク・シャルマン、レイ・シャルマン、ケリー・ミネア、ゲイリー・グリーン、ジョン・ウェザースという4作目の『Octopus』以来不変のメンバーだったことは特筆すべきことだろうと思う。私自身としても『ガラスの家』GGとの最初の出合いだけに、その後アルバムが出る度に「今回はどんなスリルがあるのか?」とリアルタイムで追いかけながら、内容的には一喜一憂しながらもメンバーが替わることなく同じという事実には安心してきたものだ。


 

解散後、ジョン・ウェザースは長く活動を続けるウェールズのバンド、Manに84年から96年まで参加した。難病のために演奏を休止した時期もあったがその後回復。Wild Turkey2006年の再活動アルバムにも関わっていた。

ゲイリー・グリーンは、GG2代目のドラマーのマルコム・モルティモアThree Friendsを結成。その名の通り、GG時代の曲をレパートリーに演奏活動を継続。2009,2010年には来日もしている。

デレクはレコード会社の仕事に関わり、ポリグラムの副社長、ワーナー/Atcoの社長職にも就いて、後進の発掘に尽力していた。Bon Jovi、Tears For Tears、Dexys Midnight Runnersといった80年代に活躍したバンドの契約や、AC/DCBad Companyの再活動、Dream Theaterのデヴューにも関わっていたことを私も最近になって知って驚いたところ。また、GG35周年の一連のアニバーサリーCDをリリースしたdrt-エンターテインメントを立ち上げてもいる。

レイも同じように音楽畑で仕事を続け、TV、映画、CM、ゲーム・ミュージック等を手がけ、Sugar CubesSundaysのプロデュースにも関わっている。

ケリー・ミネアは、クリスチャン・バンドで活動していたということだが、詳細は不明。また、奥さんとGGのCD,DVD発売のためのAlucard Musicを立ち上げ、結構な数をリリースしている。


 

デレクdrt-エンターテインメントとAlucard Musicとが上手く関わったら、彼らのオリジナル・アルバムはもちろん、ライヴを含む貴重音源がきちんと揃うと思うのだが・・・・と思っていたら、2019年末にとんでもないBoxが登場した。『Unburied Treasure』という30枚組!!!!

その中のブックレットに添えられた最近のデレクとレイとケリーの3人のショットを見てびっくり。久し振りに見たケリーの姿が、アルバム・イラストの「ジャイアント」そのものになっていたのだ。(画像10を見てほしい。)



◎画像10  Unburied Treasure + Gentle Giantの3人(Kerry; Derek; Ray)


最後に オフィシャル・ファン・ビデオとして公開された「ploclamation」を紹介しておこう。

コロナ禍リモートで行われた驚きの映像だ。世界中のファンが同曲を演奏する様子を収めたもの。コロナ禍にあってこうした形での映像はけっこう目にしたが、GGの難曲をこうしてつなぐというのはさすがに想像を超えていた。なお、映像作成はデレクの娘のノア。彼女は映像作成の仕事をしているということだ。それだけにプロの映像として完成度も高い。

なお、GGのメンバーも次々と出てくるので、探してみると面白いだろう。



★資料音源L Gentle Giant “Proclamation” Official Fan Video

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COLUMN THE REFLECTION 第8回 「12月に聴く名盤 クォーターマスの幻想①、2013年版は聞いたかい? 思い出と共に再び」  文・後藤秀樹

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COLUMN THE REFLECTION 第9回 「クォーターマスの幻想② その周辺を探る旅(Spin Off)~ Ann OdellとShawn Phillips」  文・後藤秀樹

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COLUMN THE REFLECTION 第11回 「クォーターマスの幻想④ Spin Offその3 ~ハード・ロックの側面から John Gustafson  &  Mick Underwood~」  文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。4回にわたりお送りした英国の名キーボード・ロック・バンドQUATERMASS編も今回がラスト。ベーシストJohn GustafsonとドラマーMick Underwoodの活動に焦点を当てて堀下げてまいります!


COLUMN THE REFLECTION 第12回  忘れられない一発屋伝説③ ♬ 元号がひとつ変わる前に、平成の前の「昭和」の洋楽をふりかえる ♬「明日なき幸せ」に、「孤独の『夜明け』のヒッチハイク」・・・何のこっちゃ? 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。英国ポップ・シーンの華麗なる「一発屋」グループ達にフォーカスいたします♪


COLUMN THE REFLECTION 第13回  『プロローグ』(はじまり)の幻想と『燃ゆる灰』の陽光の狭間に見える「港の光景」  ~ 新生ルネッサンスと呼ばれたバンドについての個人的な思い出から ~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回取り上げるのは、第2期ルネッサンスの1st『プロローグ』と2nd『燃ゆる灰』!


COLUMN THE REFLECTION 第14回  『昨日の顔』を持つオリジナル・ルネッサンスの物語 前編 ~ 共に(Together)、今を生き(Now)、いつか幻へ(Illusion) ~ 文・後藤秀樹

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COLUMN THE REFLECTION 第16回 Mark-Almondの世界①(初期3作品とその周辺から) ~名盤『復活(Rising)』の個人的な思い出がすべてのはじまり 文・後藤秀樹

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COLUMN THE REFLECTION 第17回 Mark-Almond の世界② ~75年ジョン・マークのソロからバンド活動の再開へ、 そして転がり出たリフ・ラフの世界の驚き~ 文・後藤秀樹

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COLUMN THE REFLECTION 第18回 英国Dawnレーベルの秘宝たち① 今改めて評価したいジョーンジー(Jonesy)~決して表舞台に出てくることがなかった不遇のメロトロン・プログレッシヴ・ロック・バンド 文・後藤秀樹

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COLUMN THE REFLECTION 第19回 英国Dawnレーベルの秘宝たち②「光」と「影」を表現しながら神話と伝説を奏で、自ら「伝説」となった北アイルランドのFRUUPP ~ 全曲解説 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。第19回は、北アイルランド出身の愛すべき名グループFRUUPPの全曲を解説!


COLUMN THE REFLECTION 第20回 忘れられない一発屋伝説 4 アース&ファイアーの『シーズン』と、マッシュマッカーンの『霧の中の二人』 ~1970年後半から1971年初頭にかけての日本での大ヒットから~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。70年代初頭に日本でヒットを飛ばした2つのグループについて深く掘り下げてまいります。


COLUMN THE REFLECTION 第21回 1970年代、英ロック・ポップの『夜明け』を伝えるDawnレーベルの魅力③  プログレ、ジャズ・ロック、ハード・ロック編を「よもやま話」風に~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は英国の名レーベルDAWNの作品群をディープに掘り下げてまいります!


COLUMN THE REFLECTION 第22回 1970年代、英ロック・ポップの『夜明け』を伝えるDawnレーベルの魅力④ ~フォーク、フォーク・ロック編(A) アコースティック感に的を絞って~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は英国の名レーベルDAWNの作品群を、アコースティカルなグループに絞って掘り下げます!


COLUMN THE REFLECTION 第23回 1970年代、英ロック・ポップの『夜明け』を伝えるDawnレーベルの魅力⑤ 全アルバム紹介の総括編 ~ Dawnならではの面白さを再確認してみませんか? 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は英国の名レーベルDAWN特集の最終回。これまで紹介していなかった作品を一挙にピックアップします!


COLUMN THE REFLECTION 第24回 マシュー・フィッシャーのオルガンに魅せられて① ~春霞に立ち上るプロコル・ハルム「青い影」の幻影 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は、プロコル・ハルムによる英国ロック不朽の名曲「青い影」の魅力にディープに迫っていきます!


COLUMN THE REFLECTION 第27回 ポップ・シーンに登場したハード・ロックに潜む音楽性再考 ① ~圧倒的なハード・サウンドとそれだけではない叙情の魅力、G.F.R~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は、アメリカを代表するハード・ロック・バンドGRAND FUNK RAILROADの魅力に迫ります!


COLUMN THE REFLECTION 第28回 ポップ・シーンに登場したハード・ロックに潜む音楽性再考 ②  ~緻密に構築された楽曲の魅力、マウンテン~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は、前回取り上げたG.F.Rとともにアメリカン・ハード・ロックを象徴するグループMOUNTAINの魅力に迫っていきます!


COLUMN THE REFLECTION 第29回 Many Faces of Mandalaband ①  ~ 今も褪せない『曼陀羅組曲』の圧倒的な魅力 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は、中国によるチベット侵攻を題材にしたコンセプト・アルバムの傑作、マンダラバンドの『曼荼羅組曲』の魅力にディープに迫っていきます!


COLUMN THE REFLECTION 第30回 Many Faces Of Mandalaband ②  ~デヴィッド・ロールのマンダラバンド奇跡の2枚目『魔石ウェンダーの伝説』、 そして76~78年にかけてのBJH、Woollyとのシンフォニックな関係性~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。マンダラバンドの2nd『魔石ウェンダーの伝説』の話題を中心に、本作に参加したバークレイ・ジェームス・ハーヴェストとの関連までをディープに切り込みます!


COLUMN THE REFLECTION 第31回 Many Faces of Mandalaband ③ リアル・インディ・ジョーンズとなったDavid Rohlが仕掛けた Mandalabandの壮大な歴史絵巻  ~Woollyが最後まで携わった壮大なシンフォニック・ワールド~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。マンダラバンドを取り上げる全3回のラストは、デヴィッド・ロールとウーリー・ウルステンホルムの2人の関係を中心に、21世紀に復活を果たしたマンダラバンドの活動を追います。


COLUMN THE REFLECTION 第32回 12月に聞く名盤、クリスマスが来ると思い出すムーディー・ブルースの『童夢』 ~2020年、特別な思いで聞くクリスマス・キャロル~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は、クリスマスの時期に聴きたくなる、ムーディー・ブルースの代表作『童夢』の魅力を紐解いていきます☆


COLUMN THE REFLECTION 第33回 丑年の始まりに『駱駝(Camel)』と『砂漠の隊商(Caravan)』の話をしよう ~その1 キャメルの70年代 ①~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。2021年の第1回目は、英国プログレの実力派バンドCAMELにフォーカス。結成~活動初期の足跡を辿ります!


COLUMN THE REFLECTION 第34回 丑年の始まりに『駱駝(Camel)』と『砂漠の隊商(Caravan)』の話をしよう ~その2 キャメルの70年代②(+α)~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。前回に続き、英国プログレの人気バンドCAMELの足跡を辿ります!


COLUMN THE REFLECTION 第35回 丑年の始まりに『駱駝(Camel)』と『砂漠の隊商(Caravan)』の話をしよう ~ その3 キャラヴァンの70年代 ~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。デビュー~70年代におけるキャラヴァンの軌跡を追います。


COLUMN THE REFLECTION 第36回 カルメン(Carmen)が魅せた幻惑のロック・フラメンコ ~今も褪せることのない衝撃の音世界!!!~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。フラメンコ・ロックの代表的バンドCARMENの足跡をたどります。


COLUMN THE REFLECTION 第37回 忘れられない一発屋伝説5 クリスティーの「イエロー・リバー」 ~ ジェフ・クリスティーとカルメン、キャパビリティー・ブラウンの関係 ~ 文・後藤秀樹

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COLUMN THE REFLECTION 第38回 すごい世界を発見 !! 北の大地から現在形として発信された驚きのジャズ・ロックの世界 Nonoyaレーベル 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は少し趣向を変えて、北海道発のジャズ/アヴァン・ロック系レーベル、nonoyaレコーズの作品に注目してまいります!


COLUMN THE REFLECTION 第39回 ブラス・ロックの萌芽。オリジネイターとしてのBS&T(ブラッド・スウェット&ティアーズ)。  そして、アル・クーパーという存在。 文・後藤秀樹

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COLUMN THE REFLECTION 第40回 ブラス・ロックの浸透とその思い・・・・圧倒的な実力と人気を誇ったシカゴの存在 ! 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。前回より続くブラス・ロック特集、BS&Tの次はシカゴの魅力に迫ってまいります!


COLUMN THE REFLECTION 第41回 ブラス・ロックの覚醒!・・・・70年スタート時期に国内盤で出た勢いを振り返る ① (Lighthouse;Ides Of March;Chaseを筆頭に!!! そしてラテン・ロックなど) 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!ブラス・ロック特集の第3回は、BS&Tやシカゴと共にブラス・ロック・シーンを彩った名グループ達に注目してまいります。


COLUMN THE REFLECTION 第42回 ブラス・ロックの深淵!・・・・70年代初期発売の国内盤 ② (ジャズ、クラシックの要素を新たな個性として打ち出したプログレッシヴ・ロック的展開の芽生え) 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!ブラス・ロック特集の第4回は、当時日本でも国内盤がリリースされていた知られざるブラス・ロック・グループを中心にしてディープに掘り下げます!


COLUMN THE REFLECTION 第43回 ブラス・ロックの英国的展開  ~ 気がつくと、どれも名だたるかつてのレア廃盤ばかり ~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!ここまで米国のバンドにフォーカスしてきたブラス・ロック特集、今回は英国のブラス・ロック系グループ達をディープに探求!


COLUMN THE REFLECTION 第44回 世界同時に広がったブラス・ロックの嵐、その欧州的展開 ~伝統に彩られた芳醇な音楽性 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!米国・英国のバンドにフォーカスしてきたブラス・ロック特集、今回は欧州各国のブラス・ロック系グループ達をニッチ&ディープに探求します!


COLUMN THE REFLECTION 第46回 冬季五輪の開催を機会に50年前の情景を振りかえりながら ~ (私にとってのプログレ5大バンドの思い出 その2) キング・クリムゾン②、エマーソン・レイク&パーマー 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!5大プログレ・バンドをテーマにした第2回目、今回はクリムゾン後編とEL&Pです。


COLUMN THE REFLECTION 第47回 お伽噺と現実の接点の中でやっと聞けた夢の旋律が甦る・・その名も創世記(GENESIS)     (私にとってのプログレ5大バンドの思い出 その3) ~ ジェネシス 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!5大プログレ・バンドをテーマにした第3回目は、最後のバンドであるGENESISを取り上げます。


COLUMN THE REFLECTION 第48回 Gentle Giant ・・・穏やかな巨人? 優しい巨人?  静かで激しく、複雑さの中で優しい音楽に彩られたジェントル・ジャイアントの世界 (前編) 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!3回にわたり5大プログレ・バンドをテーマにお送りしましたが、今回はその5大バンドも凌駕するほどの技巧派集団GENTLE GIANTを取り上げます!

GENTLE GIANTの在庫

  • GENTLE GIANT / 1980… LIVE IN THE USA

    ラスト・アルバム『シヴィリアン』リリースに伴うツアーより80年5月の米ニューヘイヴン公演を収録

  • GENTLE GIANT / GENTLE GIANT

    5大プログレも凌駕する超高度な演奏力と音楽性を有するプログレ・グループ、70年デビュー作

    Derek Shulman、Ray Shulman、Phil Shulmanの三兄弟を中心とする、ブリティッシュ・プログレの代表的なグループのひとつ。ポップ・フィーリング、古楽の様式美を思わせるクラシカルなアプローチ、そして高い演奏技術に定評があり、変拍子を含む複雑な構成の楽曲を軽々と弾きこなす超絶技巧グループです。『Gentle Giant』は1970年の記念すべきデビュー・アルバムであり、比較的とっつきやすい作品とされていますが、それはあくまで彼らのディスコグラフィーの中ではの話。デビュー・アルバムにしてすでに、後の彼らの個性となっていくポップなメロディーと複雑怪奇な楽曲構成は顔をのぞかせており、一度聴けばその完成度の高さに舌を巻くことでしょう。タフなリズム・セクションが跳躍するヘヴィー・プログレから、ヴァイオリンやチェロを迎え室内楽的に聴かせる牧歌的な楽曲まで様々なスタイルの音楽性を披露。マニアックな仕掛け、そしてそれに反するポップな全体像というミスマッチな個性は次作以降、より強固なものとなっていきます。プログレッシヴ・ロック前夜のサウンド・アイディアを放り込み独自の音楽性を提示した傑作です。

    • UICY94270

      廃盤、紙ジャケット仕様、SHM-CD、デジタル・リマスター、レーベルカード・内袋付仕様、定価2667+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

  • GENTLE GIANT / ACQUIRING THE TASTE

    実験精神あふれる趣向を凝らしたアイデアの数々を技巧的なアンサンブルで描き出す、初期GGの持ち味が発揮された71年2nd

    Derek Shulman、Ray Shulman、Phil Shulmanの三兄弟を中心とする、ブリティッシュ・プログレの代表的なグループのひとつ。ポップ・フィーリング、古楽の様式美を思わせるクラシカルなアプローチ、そして高い演奏技術に定評があり、変拍子を含む複雑な構成の楽曲を軽々と弾きこなす超絶技巧グループです。『Acquiring The Taste』は1971年のセカンド・アルバムであり、聴き手を選ぶツウ好みの内容ながら、彼らの溢れんばかりの音楽的探究心が結実したという意味ではやはり傑作。GENTLE GIANTといえば、メンバーたちのマルチ・プレイヤーぶりがしばしば話題となりますが、その印象は本作を発端としているのでしょう。おびただしい数の楽器がクレジットされており、その様はまるで劇薬を生み出さんとするマッド・サイエンティストの実験室のようです。一聴して耳に残るような派手さにこそ乏しい印象を持つものの、プログレッシヴ・ロックの特徴のひとつである緻密なバンド・アンサンブルの始祖的な位置にある作品であり、噛めば噛むほど味が出る、聴くたびに新たな発見のある名盤です。

  • GENTLE GIANT / THREE FRIENDS

    相変わらずのアイデア溢れる技巧的な演奏と、コンセプトに基づいたドラマティックな楽曲構成が見事な72年作3rd

    Derek Shulman、Ray Shulman、Phil Shulmanの三兄弟を中心とする、ブリティッシュ・プログレの代表的なグループのひとつ。ポップ・フィーリング、ルネサンスの様式美を思わせるクラシカルなアプローチ、そして高い演奏技術に定評があり、変拍子を含む複雑な構成の楽曲を軽々と弾きこなす超絶技巧グループです。『Three Friends』は1972年のサード・アルバムであり、ドラマーのMartin Smithがメンバー間の確執により脱退、後任ドラマーにMalcolm Mortimoreが迎えられ制作されました。その内容は、GENTLE GIANTにとって初のコンセプト・アルバム。タイトルの通り「幼馴染の3人が資本家、芸術家、労働者になり、それぞれ別々の人生を歩んでいく」というストーリーに基づきアルバムが進行していきます。GENTLE GIANTのひねりの効いた音楽性は本作でも健在であり、幼い頃を回想する懐かしくも寂しいようなテーマと絶妙にマッチング。グループは本作でアメリカ・デビューを果たし、ビルボード・チャート入りを経験しました。また、本作を最後にドラマーMalcolm Mortimoreは脱退し、グループは新たなドラマーJohn Weathersを迎えることになります。

  • GENTLE GIANT / IN A GLASS HOUSE

    初期の中世音楽エッセンスと中〜後期の特徴であるリズミカルなロック・サウンドが一体となった、過渡期ならではのサウンドを聴かせる73年5th、名盤!

    Derek Shulman、Ray Shulman、Phil Shulmanの三兄弟を中心とする、ブリティッシュ・プログレの代表的なグループのひとつ。ポップ・フィーリング、古楽の様式美を思わせるクラシカルなアプローチ、そして高い演奏技術に定評があり、変拍子を含む複雑な構成の楽曲を軽々と弾きこなす超絶技巧グループです。前作『Octopus』をリリース後に三兄弟のPhil Shulmanが脱退するアクシデントに見舞われたグループでしたが、そのピンチを乗り越え発表された本作でも彼らの生み出すサウンドに一切ブレはありません。1973年の5thアルバム『In A Glass House』は、「ガラスの家に住む者は石を投げてはならない」という格言(自分自身も完璧ではないのだから他人のことを批判してはならない、という意味)から生まれたタイトルであり、その名の通り、ガラスが割れる音色を切り貼りしたリズムから始まります。4thアルバム『Octopus』時に、ドラマーがMalcolm MortimoreからJohn Weathersに交代した好影響は本作にも表れており、バラエティー豊かなリズムの存在によって彼らの技巧色が際立つ作風となっています。その一方で、リコーダーによる古楽的なアプローチなど、クラシカルな聴きどころもある名盤です。

  • GENTLE GIANT / FREE HAND

    クリサリス移籍後の第1弾アルバムで、アメリカでもヒットした75年の代表作7th、複雑怪奇さとキャッチーさを奇跡的バランスで両立させた大名盤!

    Derek Shulman、Ray Shulman、Phil Shulmanの三兄弟を中心とする、ブリティッシュ・プログレの代表的なグループのひとつ。ポップ・フィーリング、古楽の様式美を思わせるクラシカルなアプローチ、そして高い演奏技術に定評があり、変拍子を含む複雑な構成の楽曲を軽々と弾きこなす超絶技巧グループです。1975年の7thアルバム『Free Hand』は新たにクリサリス・レコードと契約し、リリースされました。その内容は、前作『The Power And The Glory』の作風をさらに推し進めたサウンドであり、ファンク・ロック、ジャズ・ロック、フォーク、古楽、クラシック、現代音楽など様々な音楽ジャンルを放り込み唯一無二のGENTLE GIANTサウンドへと昇華しています。前作同様、リズム・セクションのJohn WeathersとRay Shulmanが非常に複雑な展開を難なく行き来し、Gary GreenのギターとKerry Minnearのパーカッシブなキーボードが跳ね回るという軽快なサウンドが特徴的。もちろん、グループの大きな個性であるポップ・フィーリングは本作でも健在です。なおGENTLE GIANTは本作で、グループ最高位となるビルボード・チャートのトップ50入りを果たしました。

    • RTE00350DRT

      35TH ANNIVERSARY EDITION、スリップケース付き仕様(画像はスリップケースです)、リマスター、ボーナス・トラック1曲

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      スリップケースに若干経年変化あり

  • GENTLE GIANT / FREE HAND and INTERVIEW

    アイデアが整理され聴きやすさが増した75年作/76年作を収録

    ジェントル・ジャイアントの7thと8thとの2in1CD。

  • GENTLE GIANT / KING BISCUIT FLOWER HOUR PRESENTS

    75年のNY公演を収録!

  • GENTLE GIANT / MISSING PIECE

    超絶技巧&幅広い音楽性は維持しつつ、よりポップなスタイルで聴かせる77年作

    Derek Shulman、Ray Shulman、Phil Shulmanの三兄弟を中心とする、ブリティッシュ・プログレの代表的なグループのひとつ。ポップ・フィーリング、古楽の様式美を思わせるクラシカルなアプローチ、そして高い演奏技術に定評があり、変拍子を含む複雑な構成の楽曲を軽々と弾きこなす超絶技巧グループです。ライブ・アルバム『Playing The Fool』を挟んでリリースされた1977年の9thアルバム『The Missing Piece』は、プログレッシヴ・ロック的には問題作となっています。その理由は、GENTLE GIANTが音楽性を変化させオーソドックスなロック・サウンドに大きく舵を切ったことにあります。ライブ・アルバム『Playing The Fool』で、プログレッシヴ・ロックの極致のようなサウンドを聴かせて間もない時期の路線変更に戸惑うファンが少なくなったことは、想像に難しくないでしょう。しかし、アメリカでは音楽性の変化(ポップ化)が好意的に受け入れられたというエピソードもあり、作品としてクオリティーが低いわけでは決してありません。70年代のGENTLE GIANT作品のひとつとして、ファンならば押さえておきたい1枚です。

    • RTE00356DRT

      35TH ANNIVERSARY EDITION、スリップケース付き仕様、リマスター、ボーナス・トラック1曲

      盤質:傷あり

      状態:良好

      スリップケースに若干経年変化あり

  • GENTLE GIANT / PLAYING THE FOOL

    76年欧州ツアーを収録、多彩な楽器が乱れ飛ぶ、超絶技巧バンドの面目躍如たる傑作ライヴ!

    Derek Shulman、Ray Shulman、Phil Shulmanの三兄弟を中心とする、ブリティッシュ・プログレの代表的なグループのひとつ。ポップ・フィーリング、古楽の様式美を思わせるクラシカルなアプローチ、そして高い演奏技術に定評があり、変拍子を含む複雑な構成の楽曲を軽々と弾きこなす超絶技巧グループです。1976年のヨーロッパ・ツアーの模様を収めた77年発表のライブ・アルバム『Playing The Fool』は、セカンド・アルバム『Acquiring The Taste』を除いた、当時リリース済みのすべてのスタジオ・アルバム(1976年の8thアルバム『Interview』まで)からバランスよく選曲された作品。本作への賛辞として最も多いのは、「ライブで録音された演奏だとは信じられない」というものですが、その一言が本作のすべてを表現していると言っても過言ではないでしょう。スタジオ・アルバムの再現度の高さはもちろんですが、特にマルチ・プレイヤーのメンバーたちが次々と楽器を持ち替えながらこの演奏を繰り出しているという事実に驚かされる必聴作です。

    • RTE00354DRT

      35TH ANNIVERSARY EDITION、スリップケース付き仕様(画像はスリップケースです)、2枚組、DISC1はエンハンスドCD仕様、デジタル・リマスター

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり

  • GENTLE GIANT / GIANT FOR A DAY

    前作『MISSING PIECE』と同じくポップなスタイルを提示する78年作

    Derek Shulman、Ray Shulman、Phil Shulmanの三兄弟を中心とする、ブリティッシュ・プログレの代表的なグループのひとつ。ポップ・フィーリング、古楽の様式美を思わせるクラシカルなアプローチ、そして高い演奏技術に定評があり、変拍子を含む複雑な構成の楽曲を軽々と弾きこなす超絶技巧グループです。9thアルバム『The Missing Piece』でオーソドックスなロック・サウンドへと作風を変化させたGENTLE GIANTは、1978年の10thアルバム『Giant For A Day』でポップな音楽性をさらに推し進めました。本作では、GENTLE GIANTの代名詞である複雑な変拍子やクラシカルなアレンジは消失し、マーケットをアメリカに絞ったようなスタイリッシュなサウンドを響かせています。78年と言えば、U.K.がデビュー・アルバム『U.K.』でプログレッシヴ・ロックへの回帰を目指した年であり、本作もまた、時代の波に翻弄されながらも生き残りを目指すミュージシャンの軌跡が収められた作品と言えるでしょう。

    • RTE00355DRT

      35TH ANNIVERSARY EDITION、スリップケース付き仕様、リマスター、エンハンスドCD仕様

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      スリップケースに若干黄ばみあり

  • GENTLE GIANT / GIANT ON THE BOX(映像)

    全盛期と言える74〜75年のTV出演映像&音源、各12曲収録

    74年ドイツ、75年アメリカ・ツアー時のTV放送ライヴ映像を収録。全盛期の超絶パフォーマンスをたっぷり味わえる必見DVD映像!いずれも良好な画質・音質にて、楽器の持ち替えを含む超絶的テクニックとアンサンブルを見ることができます。

  • GENTLE GIANT / OUT OF THE WOODS – BBC SESSIONS 1970-75

    70-75年の間に収録されたBBCセッション

  • GENTLE GIANT / UNDER CONSTRUCTION

    バンド自身のレーベルよりリリースされていた未発表音源集、44曲収録

    以前より彼ら自身のレーベルで自主流通させていた2枚の未発表音源をパッケージした作品。それぞれに、「Entirely Unreleased Material」、「Demos And Out-Takes」と題されている。

  • GENTLE GIANT / OHIO RUNAWAY

    75年放送用音源。

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