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COLUMN THE REFLECTION 第46回 冬季五輪の開催を機会に50年前の情景を振りかえりながら ~ (私にとってのプログレ5大バンドの思い出 その2) キング・クリムゾン②、エマーソン・レイク&パーマー 文・後藤秀樹

冬季五輪の開催を機会に50年前の情景を振りかえりながら ~
(私にとってのプログレ5大バンドの思い出 その2) キング・クリムゾン②、エマーソン・レイク&パーマー


 

この冬は降雪量、積雪量ともに信じられない量となってしまった。毎日の生活でいくぶん不自由さを感じている中、北京で冬季オリンピックが行われている。相変わらず「コロナ禍」混乱が続いていることと、東京で夏のオリンピックが行われてまだ時間が経っていないこともあって早急な感があるが、それなりに楽しみながら競技を眺め日本選手に応援を送っている。

北に過ごす私たちにとっては冬のスポーツには馴染みが深く、多くに人がスキーもしくはスケート、またはその両方に親しんできた。それだけにオリンピックもどちらかと言えば夏よりも冬の大会の方に関心が向いている。特に1972年には札幌でオリンピックが開催され、当時中学生だった私も学校で競技観戦に出かけた思い出がある。さらには、札幌の街がどんどん整備されたことが大きかった。それから50年、当時建てられた商業施設のひとつが先日その歴史を終えた。建物の老朽化が原因だが、街の中は再開発という名の下に古い建物が壊され続けている。

あわせて、北海道新幹線の札幌延伸に伴っての工事も始まっている。その延伸は誰が望んだものかは知らないが、市内のあちこちが工事中で、そのため私が散歩コースにしている緑地帯も最近になって閉鎖された。こうして日常が奪われて行く先にある未来がどういうものなのかよく分からない。

そんな思いを抱く中、各種競技で健闘を続けている選手たちの様子を眺めながら、カーリングの日本代表ロコ・ソラーレの「モグモグタイム」の会話に聞こえてくる北海道弁に懐かしさを感じて癒やされている。


III-b キング・クリムゾン(その2)

『アイランズ(Islands)』は英本国では71年12月、日本では72年3月25日に日本で発売(P-8207)されている。今から考えると驚くべきことだが、イエス『こわれもの』(P-8206)と同時発売だった。

私が『宮殿』を買った時には『アイランズ』新譜で出ていたことになるが、何故すぐに買わなかったのか。それはジャケットのせいだった。クリムゾンの最初の3枚は豪華(?)Wジャケットだったが、『アイランズ』は(言葉は悪いが)とても薄っぺらなジャケット。星雲ジャケットの意味合いもよく分からずにパスしてしまったことになる。

◎画像1 「Islands」

後に米盤がWジャケットであることを知り、人生で初めて輸入盤として買うことになる記念すべき1枚なのだが、それも何のことはない、原盤のインナー部分を厚紙にしてWジャケット仕様にしただけのことだった。

当時、オイルショック前の国内盤レコードは豪華な作りのジャケットが多かった。年末商戦期のベスト・アルバムは厚手で見た目が特に立派に感じられた。友人宅に行くと、何枚ものレコードが大きな箱に入った(近年のBoxセットのような)『クラシック名曲全集』が、写真のアルバムと一緒に調度品の一部のように飾られていたものだ。昔からレコードのことを「アルバム」と呼ぶのもその辺りに理由があるのかもしない。


キング・クリムゾン『リザード』『宮殿』『ポセイドン』に関しては、日本では新規レコード会社(パイオニア)発足の関係で英国よりも遅れて発売された。しかし『アイランズ』からは英米よりわずかに遅れるだけで、ほぼ同時と言っていいほどに時間差が無くなっていた。

その頃、雑誌から伝わるクリムゾンの情報には不穏なものが多かった。「バンド内の不仲」、「解散!」、アルバムごとにメンバーが替わるのだから予期できたことだが、その頃からフリップが独裁的な印象が強くなったことが分かった。そしてシンフィールドが脱退したことも伝えられ、がっかりしたことはよく覚えている。『アイランズ』は、新たなメンバーのボズイアン・ウォーレスはなぜかクリムゾンにはふさわしくないように思えて、聞くことが後回しになってしまった。

FMで最初にこのアルバムからオン・エアされたのが「プレリュード~カモメの歌」だった。意外すぎるぐらいの音楽性・・・すべてオーケストラのゆったりした曲。個人的には素敵な世界観と思えたのだけれど、「えっ、これがクリムゾンの曲(????)」と「?」がたくさんついたのも事実。

★音源資料A King Crimson / Prelude~Song Of The Gulls

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実際にアルバムに対峙した時には、ハリー・ミラーのダブル・ベースにはじまるミステリアスな「フォーメンテラ・レディ」にまず驚かされた。ベースに絡むキース・ティペットのピアノとメル・コリンズのフルートが素晴らしい。そして驚いたのはボズの美しい歌声と後半のパウリーナ・ルーカスのソプラノ・ヴォイス。これがフリップシンフィールドの共作曲だから、フリップが自らの演奏以上に全体のサウンドを構成し支配していることに改めて気づくことになる。続く「セイラーズ・テイル」に感じる疾走感ではイアン・ウォーレスのドラムスにも魅力を感じた。メロトロンとギターが唸りを上げる後半部の混沌とした部分もクリムゾンらしい。「レターズ」も静かに美しいメロディーが・・・と思った途端に攻撃的な演奏。続くサックスとギターの不穏な絡みが続いて最初のメロディーに戻って幕を閉じる。正直に言って、このA面を通して聞くだけでぐったりと疲れてしまい、すぐにB面を聞く気になれないというのが最初の印象だった。

B面1曲目の「レディーズ・オブ・ザ・ロード」は当時から現在に至るまで好きになれない1曲。途中で珍しくビートルズのような完全なポップ・コーラスになる部分は面白いのだけれど。これは、後にシンフィールドフリップとの亀裂、メンバー間の軋轢を決定的にしたナンバーということが明らかになったが、確かにクリムゾンの曲の中では違和感を覚える1曲だ。じつはパターンこそ違うがピンク・フロイド「サマー’68」の歌詞のテーマも似たようなものなのだが、そちらはシャープに切れ味鋭くまとめ上げた名曲なのに比べ、ここでのクリムゾンは皮肉に満ちていて嘲笑的だ。

★音源資料B King Crimson / Islands

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ただ、この作品を忘れられないものにしているのがタイトル曲の「アイランズ」の存在だ。ボズのヴォーカルとティペットのピアノの素晴らしさ。ロビン・ミラーのオーボエとマーク・チャリグのコルネットの効果的な導入。メロトロンに加え、全体をハーモニウムで包み込んだフリップの正(プラス)のベクトルに向いた音楽的感性の凄さクリムゾンにおけるシンフィールドの最後の輝きとも言える叙情性をみせる歌詞の世界には今も大きな感動を覚える。

そう考えたときに、「プレリュード~カモメの歌」はあくまでも「アイランズ」の前奏曲としてとらえられるわけで、アルバム構成上もA面の冒頭の「フォーメンテラ・レディ」と「セイラーズ・テイル」がメドレー形式でつながっていることと関連していることが見えてくる。さらに言えば、A面最後の「レターズ」とB面冒頭の「レディーズ・オブ・ザ・ロード」の下世話な世界もつながっている。全体が三部構成になっている。

そこで聞き手の頭の中にジャケットの『射手座の三裂星雲』が浮かび上がってくる。簡単に言ってしまえば、周りにある様々な要素も「宇宙的な規模で見ればちっぽけなこと」ということになるだろうか。

この『アイランズ』は、ある時は「聖」に見えてじつは「俗」の顔を持ち合わせるフリップらしさがよくうかがえるアルバムと言える。

◎画像2 King Crimson/Earthbound

そのことを確信したのは、その頃のライヴとして発表された72年の『Earthbound』を聞いた時だった。カセット録音ということが逆に破壊的な凶暴さを感じる。完成した一枚の絵に刃でズタズタに引き裂くような芸術家の狂気を見ているようだ。しかし、じつはその絵はレプリカで本物はきちんと残してある・・・といったやり方で。一度解散したと思われたクリムゾン73年には再び息を吹き返す。

◎画像3 Giles Giles & Fripp / The Cheerful Insanity Of

ところで、72年にはキング・レコード(Deram)からジャイルズ、ジャイルズ&フリップ68年『The Cheerful Insanity Of・・・』(DL31)が発売されている。帯には「キング・クリムゾンの『三本柱』の不朽の名盤ついにヴェールをぬいで登場!!!」と記されていた。これもまたクリムゾンの音楽性とは全く違うが、微笑ましい素敵なポップ作品だと思う。私は『アイランズ』を聞いた後にその盤を買ったのだが、フリップのギターが活躍する「組曲第1番」の中盤でタイトル曲「アイランズ」に通ずる静謐なメロディー・ラインが奏でられていたのが印象的だった。

★音源資料C  Giles Giles & Fripp / Suite No.1

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◎画像4 Lark’s Tongues In Aspic

73年の再編成にあたっての大きな変化は、何といってもイエスを脱退したビル・ブルフォードが加入したことだった。それは一大事でもあった。アルバムが出る前から話題に上り期待感が膨らんだ。満を持して出た『太陽と戦慄』は今でこそ名盤という評価だが、最初仲間内では賛否両論だった。まず太陽と月を『陰と陽』としてデザイン化されたジャケットの東洋的な雰囲気から評価が分かれたものだ。アルバム冒頭の親指ピアノ(カリンバ)に始まるタイトル曲の「パート1」にしても好き嫌いが分かれた。しかし、私は夢中になって聞いた。何より全編にわたってフリップのギターの存在感の大きさと、メンバー間のインタープレイの応酬が「静」と「動」、「緩」と「急」の緊張感を生んでいて魅力的だった。

★音源資料D King Crimson / Lark’s Tongues In Aspic Part1

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新たなメンバー中、ブルフォードは別として、ジョン・ウェットンは分かるが、ジェイミー・ミューアデヴィッド・クロスも知らない。アルバムごとにメンバーも音の印象も大きく変わるのに同じバンド名で続いていることが不思議でもあった。小品の「土曜日の本」はラジオでよくかかっていた。

大きな役割を果たしたミューアは抜けたものの、その後74年には『暗黒の世界』『Red』と立て続けアルバムを発表し続けた当時のクリムゾンの精力的な活動には驚かされた。

◎画像5 King Crimson/Starless And Bible Black + Red

『暗黒の世界』ではスタジオに混じってライヴが3曲収録されていた。それらの出来がアルバムとして中途半端な印象があったと思えるのだが、私は「偉大なる詐欺師」「夜警」といった歌ものは気に入って、それを中心に聞いていた。続く『Red』は今さら言うまでもなくすごかった。


ここにひとつ思い出があって、『暗黒の世界』は輸入盤で買ったのだが、それから間もなくレコード店に新たなクリムゾンの輸入盤を見つけた。3人のメンバーの写真がフロントで、何故か複雑な表情を見せているように思えた。手にとって裏を見るとメーターがレッド・ゾーンを指していた。意味深な感じだったが、何よりも前作からまだ間がないので、こんなに早く新作は出ないだろう、きっと編集ものに違いないと単純に思ってしまった。


じつは、それが正真正銘の『Red』だった。英国では『暗黒の世界』74年3月下旬(日本では5月10日)『Red』10月(日本では11月25日)の発売だ。何と半年に2枚の新作を出したのだから恐れ入ってしまう。当時は大体1年に1枚のペースで出すバンドがほとんどだったので、油断してしまった。

それにしても、フリップ、ウェットン、ブルフォードの3人が残った形で、デヴィッド・クロス、メル・コリンズがゲスト扱い。驚きはロビン・ミラーマーク・チャリグ、そしてイアン・マクドナルドがゲスト参加していることだった。フリップの思惑がどうだったのかは別として、収録曲すべてが聞き物だが、そんな中でもラストの「スターレス」は超弩級の名曲・名演であることは言うまでもない。

★音源資料E King Crimson / Starless

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「音楽専科」74年5月号にピート・シンフィールドのインタヴューが掲載されていた。その中でクリムゾン在籍中にバンドの音楽が「徐々に冷たく、複雑になり、イメージはとても不思議になった」、そして「私は、最初のアルバムよりも、後のものは美と威厳に欠けていたように思うのですが」と語っていた。 (聞き手は和田栄司さん、レポーターは佐藤斗司夫さん。両氏共に私がリスペクトするお二人だ。その時期に同誌に毎月載っていたレポートが楽しみだった。)

当時、私もクリムゾン「冷たく、難解になっていく」という似た感想を持っていたのだが、この『Red』には、「美」も「威厳」も感じられ、ただただ感服するしかないトップ・レベルの作品となっていた。驚くべきことはリリースから50年近く経った今も輝きを失っていないということだ。

◎画像6 King Crimson / Dicipline

クリムゾンはここで再び解散を宣言。しかし7年後にメンバーを一新し『ディシプリン』で活動を再開する。不安を持ちながらも私は国内盤の発売日に買って聞いた。それなりに楽しめたが、やはりそれまでの思い入れは持つことは出来なかった。

ただ、クリムゾンの凄さをリスペクトする気持ちは強く、81年12月にミニコミ『Reflection Vol.1』を自分で作成し、16ページにわたって『ディシプリン』を発表するまでのクリムゾンについて書いた。(後半はジェントル・ジャイアントで15ページ) 結局、そこを出発点にしてこうして音楽についての文章を書くことを続けているのだから、自分にとってクリムゾンは大きな存在だったことは間違いない。


現在も活動を続けるクリムゾンではあるが、さすがにCDを追いかけてすべてを入手することは出来なくなってしまった。しかし、間違いなく初期の作品へのリスペクトの気持ちは変わっていない。




IV エマーソン・レイク&パーマー

クリムゾンが長くなってしまったので先を急ごう。

エマーソン・レイク&パーマー(EL&P)は、プログレ5大バンドの中で人気という点に於いては一番だったように思える。日本でもミュージック・ライフ(ML)の72年初頭の人気投票グループ部門で初登場9位。(クリムゾンも初登場で17位、イエスも初登場で39位。フロイドは安定感を持って71年度14位から6位へと上がっていた。)

◎画像7 Emerson Lake & Palmer / A Pictures At Exhibition + シングルNutrocker

私自身もそうだったが、3枚目の『展覧会の絵』とそこからシングル・カットされた「ナット・ロッカー」(日本では72年5月25日発売)の大ヒットがさらに人気を広げたのだと思う。やはり、ロックの世界もLPとして聞くのが主流になってきたとはいえ、我々中学生としてはまだシングルとラジオのオン・エアがそのほとんどだった時代である。どこかユーモラスな「ナットロッカー」はラジオのヒットチャートを駆け上った。

★音源資料F Emerson Lake & Palmer/Nutrocker(Switzerland 1970)

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この曲はチャイコフスキー「くるみ割り人形」として有名なメロディーだが、EL&Pが取り上げたのは、B.Bumble & The Stingersが62年にヒットさせた「Nut Rocker」のアレンジによるもので作者はポップ界の怪人キム・フォーリーと記されている。

そして、アルバムはクラシック音楽の中でも馴染み深い「展覧会の絵」。その「プロムナード」を聞いただけで耳をそばだてて聞いてしまうのは自然なことだった。しかし、この『展覧会の絵』のアルバムを最初にラジオで聞いた時に一番の存在感を持っていたのが、グレッグ・レイクの一人舞台となる「賢人(The Sage)」だった。正に衝撃だった。当然、「展覧会の絵」の原曲であるムソルグスキーにも,ラヴェル編曲作品にも含まれないオリジナル作品だが、その存在はEL&P『展覧会の絵』の作品の価値を大きく高めていたと言える。

★音源資料G Emerson Lake & Palmer (Greg Lake) / The Sage

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もちろん、『賢人』以外の他のナンバーもミステリアスな魅力にあふれ、圧倒的な演奏力に驚いたものだ。ジャケットの表は額だけがあって絵の部分が真っ白になっている。内側にはイメージされるイラストが描かれているのだが、後で思い出すと表の絵が空白になっていることを忘れていた。聞くうちに自分の頭の中に描き出された絵がそこで出来上がっているかのように思えて不思議な効果があった。


以前に触れたことがあるが、その頃の服飾界(Jun& Rope)のテーマクラシカル・エレガンスであり、後にTV-CMでも「賢人」が取り上げられるが、深みのあるグレッグの声とギターの弾き語りというスタイルがじつに新鮮だった。彼がクリムゾン『宮殿』のヴォーカルだったという事実を初めて知ったことにも改めて驚かされた。


この『展覧会の絵』71年の暮に英国で発売されたものだが、録音は71年の3月26日のライヴだった。これは有名な話だが、海賊版として相当数出回ったことから回収措置をとって公式に発売したものだ。その際に,その事情を勘案して廉価盤レーベル(Island傘下のHELP)から出されている。市場では価格の相違もありけっこう混乱した状況が当時の音楽誌の記事からうかがえる。しかし、日本では通常と同じ2000円で発売されていた。

◎画像8 Emerson Lake & Palmer 「Same(1)」 +  「Tarkus」

彼らのそれ以前のアルバムにも興味が湧くのも当然で、鳩なのか波紋の歪みなのか不思議なジャケット>のファースト・アルバム『エマーソン・レイク&パーマー』フロイド『おせっかい(Meddle)』のような結局それが何を表わしているのかよく分からない抽象的なジャケット)今ではアナログ盤LPの帯として貴重なRock Age帯がついていたのだが、変形帯のため引っかかりやすく「ビニールカバーを掛けると邪魔になるから普通の帯の方がいい。」と先輩格に見えた人たちが話し合っていたのを聞いて、「なるほど、そうかもしれない。」と思ったことを覚えている。このアルバムは70年の作品だが、日本では71年春になって発売されていた。

71年5月に英国発売された2作目の『タルカス』に関しては、日本では夏に発売されている。YAMAHAが毎月発行していたアーティスト・ポスターの裏面の新譜紹介で大きく取り上げられて、札幌店の壁でもジャケットを並べていたことを思い出した。でも、表に描かれたメカニックなアルマジロ(タルカス)というキャラクターには興味が湧かなかったし、内側に描かれた架空のマンティコアの姿も妙に生々しくて好きではなかった。ただ裏ジャケットを見て「パターン化された色の配列」は気に入った。肝心の音楽も聞いていないのに、あれこれ文句ばかりだったが、それは買えない不満だったかも知れない。「タルカス」は、超絶・超迫力の組曲だったことは言うまでもない。

★音源資料H Emerson Lake & Palmer / Tarkus

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当然、その時はジャケットを見てくるだけで帰ってきた。LPを買うことはまだ考えられなかった。ラジオでもたくさんのリクエストが届くようになったようで、アルバム曲もオン・エアされた。欠かさずエア・チェックし、それを聞くことでとりあえず満足していた時代だった。そんな中で録音したファースト「石を取れ」は良かった。「未開人」も聞けたし、組曲「タルカス」の迫力も伝わってきた。

◎画像9 Emerson Lake & Palmer 「Trilogy」 + シングル From The Beginning

72年の9月に発売されたシングル「フロム・ザ・ビギニング」が新譜としてFMで紹介され夢中になって毎日聞いた。グレッグ・レイクが重ねて録音したギターもヴォーカルもしびれるほどに素晴らしいと思った。

★音源資料I  Emerson Lake & Palmer / From The Beginning

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4枚目の『トリロジー』英国で72年6月、日本では72年7月25日と発売告知が出ていた。(後で確かめたことだが当時のMLの広告には「米(アメリカ)よりも早く発売される」という謳い文句があった。)そしてジャケットにははじめて彼らの姿として3人の横顔イラストで描かれている。裏ジャケの色合いも美しいし、内側の見開きも面白かった。来日記念盤とされ、彼らは7月13日から26日まで日本に滞在している。22日後楽園ではライヴが行われたが、24日甲子園でのライヴは途中中断となってしまった。機材の調子の不調に加え、途中から観客が騒ぎ始めグラウンドになだれ込んできたことで、電源が切られたためだという。結果的には惨憺たる結果となったが、私の中には野外コンサートは怖いという思いが出来上がってしまった。


私は『トリロジー』のアルバムを友人から借りて聞いたのだが、「フロム・ザ・ビギニング」のアルバム・バージョンにはシングルにはない冒頭部にギター・ソロが入っていたことがまずショックだった。アルバムの内容はどの曲も素晴らしいと思えた。特に「フーガ」を間にはさんだ「永遠の謎Part1/2」のメドレーも、タイトル曲の「トリロジー」も良かった。「ホーダウン」もまた違った面白さがあったのだが、未だレコードを買うまでには至らず、相変わらず録音したカセット・テープを聞いていた。Trilogy「Tri」は3にちなんだ意味を持つが、中3の私にとって1枚のアルバムを買うということはやはりまだ特別なことで、慎重に考えていた時代だった。

★音源資料J Emerson Lake & Palmer / Hoedown

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このアルバム『トリロジー』もセールス的には大成功(日本公演のトラブルはあったものの)で、73年のMLの人気投票ではEL&Pはグループ部門の1位に輝いている。さらに各メンバーもエマーソンはキーボード部門、パーマーはドラマー部門、レイクはベーシスト部門でそれぞれ1位を獲得。レイクはヴォーカル部門で惜しくも2位という結果だった。(因みに一位はミック・ジャガー) MLの72年8月号と73年1月号では表紙を飾り、ほぼ毎月彼らに関する情報・記事が掲載されていた。

◎画像10 Emerson Lake & Palmer / Brain Salad Surgery

そんな私がついに発売と同時に買ったアルバム「恐怖の頭脳改革」だった。73年12月に英国で発売され、ほぼ同時に(12月21日)国内盤が発売された時のことだ。これは地元のFMを通じて「全国に先駆けてアルバム全曲が公開」されたことがきっかけだった。新譜として届けられたその世界は圧倒的だった。その翌朝、学校(高校)への登校途中に一緒になった友人とその新譜に圧倒されたことを語り合った。そこでその友人からジャケットは凝ったギミック・ジャケットに加えてポスターもつくらしいということを聞いて、高校生になって休みの日にはアルバイトをしていたこともありこれは買うぞと決めた。

◎画像11 P.F.M / Photos Of Ghosts + Pete Sinfield / Still

このアルバムは,彼らが73年に設立した自らのレーベル、マンティコアから出された。日本では大きな期待を受けて10月PFM『幻の映像』が、11月ピート・シンフィールド『スティル』が発売されていた。私はどちらも買うことが出来た。PFMは圧倒的な素晴らしさだったが、シンフィールドのほうは少々微妙。それでもそのマンティコア第3弾として出る本家EL&P『恐怖の頭脳改革』も絶対に手に入れなければ・・・。そんなふうに気分が高まっていた時期でもあった。

★音源資料K  Emerson Lake & Palmer / Jerusalem

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H.R.ギーガーの手によるジャケットもポスターも残念ながら私の好みではなかったものの、音楽的には大満足だった。まず「聖地エルサレム」から圧倒された。讃美歌のような教会音楽的雰囲気を持った曲調がよかった。レイクのヴォーカルはもちろん、エマーソンのキーボード・アンサンブルのめくるめく色調と,パーマーのパワフルなドラムスも生き生きと聞こえた。インストの「トッカータ」ジナステーラという現代音楽の作曲家の作品が原曲だというがその名前は知らない。映画音楽のように情景が浮かんで来る。後半のムーグの飛び跳ねるような情景は面白い。その後に訪れるお待ちかねのレイクの歌もの「スティル~ユー・ターン・ミー・オン」は期待していた通りの夢のある世界。メロディーの素晴らしさが際立つが、そこにエマーソンのバッキングが彩りを添えていてやはり名曲。そして遊び心を持った「用心棒ベニー」はウェスタン調。エマーソンのホンキー・トンクなピアノも見事。ホントに何でもこなしてしまうのはすごいものだと感心した。

しかし、何と言っても聞き物はA面後半からB面すべてを使った30分に及ぶ「悪の教典#9」。(第1印象から第3印象までの3つの組曲からなるが、第1印象がA面にパート1、B面にパート2と分離しているが、CDになってからはつながっている。)テクニックに裏打ちされたアイディアがほとばしっていて、印象的なリフの嵐に私は開いた口がふさがらないくらいに放心状態になったことを思い出す。ラストのコンピューター音はどこか皮肉っぽく聞こえ、彼らの時代感覚の鋭さがあった。

すべてを聞き終わったときには、圧倒的な音の洪水に身を任せすぎて思わず脱力感にとらわれた。

当然のことながら贔屓にしていたレイクばかりでなくキース・エマーソンムーグ系シンセをはじめとした華麗な各種キーボードも、カール・パーマーのパーカッションもこれ以上にないくらいの大活躍で目眩がするくらいだった。70年の結成当時、エマーソンにムーグの導入を提案したのはレイクだったというが、それがEL&Pのスピード感、ギミック感を生み独特の音像を創りあげる結果となった。この『恐怖の頭脳改革』では,パーマーシンセ・パーカッションを使用している。

◎画像12 The Nice / Autumn’67 & Spring’68

そしてキース・エマーソンの前身バンド、ナイスを聞き始めた。なかなかオリジナル・アルバムが聞けずイライラしたのだが、便利だったのは編集盤『オータム’67アンド・スプリング’68』だった。私が手に入れたのは米Buddah/Charisma盤で英Charisma盤とはジャケットが違っていた。

ナイスのデヴュー・シングル曲にあたる「ザ・ソーツ・オブ・エマリスト・ダブジャック」は良かった。有名な「アメリカ」(最近になって新たにスピルバーグ監督で映画化もされた世界一有名なミュージカル「ウェストサイド・ストーリー」の挿入曲。バーンスタインがドボルザークの「新世界」をもとに編曲したもの)も気に入った。

しかし、アイディアに満ちたエマーソンの演奏に比べ、リー・ジャクソンのヴォーカルもベースも、そしてブライアン・デヴィッドソンのドラミングもEL&Pと比べると分が悪いように思えた。

◎画像13 The Nice / Same

その後、東芝(Immediate)から出されていた『ジャズ+クラシック/ロック=ナイス』という邦題タイトルが気になっていた彼らの69年3作目『The Nice』(国内盤)を中古盤で買った。(はじめて買った中古盤だ。)このアルバムがナイスのベスト作だと思われるが、そこに収められている「夢を追って(Hang On To A Dream)」は特に素晴らしい。米SSWティム・ハーディン(Tim Hardin)の作品をカバーしたことが面白かった。この曲はエマーソンがクラシカルなピアノに混声コーラスを伴って仕上げた作品と言えるが、ここで聞かれるジャクソンはしっかりと雰囲気に溶け込んで歌っている。私にとっては今でも大好きな曲のひとつである。93年のEL&Pの編集盤『リターン・オブ・マンティコア』ではレイクのヴォーカルで収録されたことは驚きだった。

★音源資料L The Nice/Hang On To A Dream

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EL&Pは圧倒的なステージ・パフォーマンスを持ち、音の壁とも呼べる演奏力と、スリル感満点で重厚なリズム、そしてスピード感を持ちながら緩急を極めた曲展開を持ち合わせていた。それはエマーソンとレイクの二人を軸にしながらパーマーが十二分に応えた結果であった。まさに奇跡的なスーパー・グループであることの証明だった。

ギターに替わるメイン楽器をキーボードに置いたトリオとしての先駆けだったEL&P。そのインパクトは強く、世界中に数多くのフォロアーを生んだ。

◎画像14 EL&P /  Live + Works + Works 2 + Love Beach + In Concert  

EL&Pは70年代を通して活躍し、74年の3枚組Live『レディーズ・アンド・ジェントルメン』をひとつのけじめとして、77年に『四部作』『作品第二番』、そして78年には『ラヴ・ビーチ』を出すものの、やはりそれまでの勢いは徐々に薄れていったことは否定できない。

『四部作』エマーソンは本格的なクラシック的側面を出したものの、その姿は残念ながら多くのファンが彼らに望んでいたものではなかったと思われた。レイクの歌ものを期待した私にしても、「セ・ラ・ヴィ」でさえ最初聞いた時にはそれは望んだものとは違うという奇妙な思いを持ってしまった。 

『ラヴ・ビーチ』では,ジャケットの笑顔の3人の姿がそれまでの彼ららしくなく不評だった。そしてアルバムの内容に関しても酷評が並んだ。確かにA面に並んだラヴ・ソング的な小曲群にはがっかりしたものだ。しかし、私はA面最後の「キャナリオ」とB面の「将校と紳士の回想録」は結構聞いた。かつてのスリルはなかったものの、久し振りに落ち着いて聞ける作品という感想を持った。それだけにすべてを否定する気にはならなかった。


その後も彼らは、イエス同様に個々の活動に入り、バンドの形を変えたり元に戻ったりしながら、90年代にも復活し、新たなスタジオ盤を何枚か残している。後は、ステージ活動を主体に存続していった。私は、時折思い出したように発売される新作をいくつか買ったものの、正直に言ってかつてのように熱心に聞くことはやはりなくなってしまった。

2016年3月にキース・エマーソンが、同じ年の12月にはグレッグ・レイクがこの世を去った。

さすがにその訃報が届いたときには寂しい気持ちになると共に、今回綴ってきたように、夢中になって聞いた全盛期の作品の一つ一つを自分の姿と重ねて思い出していた。


友人たちと話している中で、「EL&Pのアルバムで何が一番好きか?」という話題がよく出るのだが、皆さんは何と答えるだろうか。私はファースト『エマーソン・レイク&パーマー』『トリロジー』と答えるのだが、その答えは意外に思われることが多い。その理由はキース・エマーソンの生ピアノが多く取り上げられていることだ。見方を変えると、彼らの持ち味の派手さが抑えられた作品ということになるかもしれないが、派手なパフォーマンスだけが彼らの音楽の魅力ではないということも言える。

プログレの特徴は一般に「シンセ等の新たな楽器の導入にある」とか「高度なテクニックに裏打ちされた演奏」・・・という捉え方をされたことも多かったが、私にとってのプログレは「汎音楽」というか、「ロックでありながらクラシックやジャズの要素を取り入れたジャンルを超えた音楽性」に尽きる。

その点でいえば、「ブラス・ロック」もその中に含まれてくる。プログレと呼ばれなくてもそれはそれで全然構わないのだ。「ブラス・ロック~プログレ」と聞いてきて、自分の好みとする音楽が「汎音楽」にあったという思いに立てた時期があったことは、私自身にとって大きな意味を持っている。

そう考えると、先ほど紹介したナイスの音楽もずっと愛おしく聞けるようになってくるのだ。



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ここまでピンク・フロイド、イエス、キング・クリムゾン、EL&Pと自分が聞いた時の思い出と絡めて見てきた。彼らの中心となる作品は69年から73年に発売されている。作品の価値も時代によって評価が変わってくるものだ。しかし、彼らの70年代の作品群は時代を超えて聞き継がれ、今も高い評価を得ているものばかりである。CDが登場して既に40年近くなった。かつての作品群をCDになってからその良さを味わった世代のほうが多いかもしれない。もちろん様々な年代が、きっかけを得て聞いてその良さをつかんで理解を深めていくことは素晴らしいことだ。聞き継がれていくことが大切なのだ。

まだレコード主体の時代に、偶然にも同時代として一連の作品を新作としてワクワクしながら聞いてことは私にとって宝物のような時代だった。若さゆえ多感な時代にそれらを聞いてこられたことが奇跡のようにも思える。その頃の発売状況がどうだったのか、そして自分がどう聞いたのか・・・自分が音楽への興味を深めていく出発点について伝えていくことも私たちなりの役割があるのではないか・・・と考えるようになった。それで、文章の中に思い出や当時の状況を付け加えることをこれまでも一貫して続けてきたつもりだ。私のスタンスはそこにある。余計なお世話と言われたらそれまでなのだけれど。



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そう考えているうちにまた今回も予定の分量を超えてしまいました。5大プログレバンドの残りのひとつジェネシスについては次回、取り上げることにします。







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音楽ライター後藤秀樹氏による新連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!第4回は「1968年の夏」をテーマにしたナンバーを、氏の思い出と共にご紹介していきます。


COLUMN THE REFLECTION 第5回 「70'sUKポップの迷宮」に潜む凄さを味わってみませんか? 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による新連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!第5回は今年4月にリリースされた再発シリーズ「70’sUKPOPの迷宮」の、ニッチすぎるラインナップ20枚をご紹介していきます。


COLUMN THE REFLECTION 第6回 ポップ・ヒットの影に隠れた叙情性の誘惑「語られない物語~Stories Untold」 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による新連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!第6回は氏にとって思い出深い一枚という、イアン・ロイド&ストーリーズの『トラベリング・アンダーグラウンド(Travelling Underground)』の魅力に迫っていきます。


COLUMN THE REFLECTION 第7回 忘れられない一発屋伝説2 ヴィグラスとオズボーン/秋はひとりぼっち ・・・思い出の大ヒット曲と、アルバム“Queues”の魅力 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による新連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!第7回は一発屋伝説の第2弾。72年に日本のみで大ヒットした、ヴィグラスとオズボーン「秋はひとりぼっち」を中心に取り上げます。


COLUMN THE REFLECTION 第8回 「12月に聴く名盤 クォーターマスの幻想①、2013年版は聞いたかい? 思い出と共に再び」  文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回取り上げるのは、英国キーボード・ロックの金字塔QUATERMASSの70年作!


COLUMN THE REFLECTION 第9回 「クォーターマスの幻想② その周辺を探る旅(Spin Off)~ Ann OdellとShawn Phillips」  文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。前回に引き続き、英国の名キーボード・ロック・バンドQUATERMASSとその周辺ミュージシャンに迫ります!


COLUMN THE REFLECTION 第10回「クォーターマスの幻想③ Spin Offその2 ~Paul Buckmaster とPete Robinson~」  文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。前回に引き続き、英国の名キーボード・ロック・バンドQUATERMASSとその周辺ミュージシャンの活動を追います。


COLUMN THE REFLECTION 第11回 「クォーターマスの幻想④ Spin Offその3 ~ハード・ロックの側面から John Gustafson  &  Mick Underwood~」  文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。4回にわたりお送りした英国の名キーボード・ロック・バンドQUATERMASS編も今回がラスト。ベーシストJohn GustafsonとドラマーMick Underwoodの活動に焦点を当てて堀下げてまいります!


COLUMN THE REFLECTION 第12回  忘れられない一発屋伝説③ ♬ 元号がひとつ変わる前に、平成の前の「昭和」の洋楽をふりかえる ♬「明日なき幸せ」に、「孤独の『夜明け』のヒッチハイク」・・・何のこっちゃ? 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。英国ポップ・シーンの華麗なる「一発屋」グループ達にフォーカスいたします♪


COLUMN THE REFLECTION 第13回  『プロローグ』(はじまり)の幻想と『燃ゆる灰』の陽光の狭間に見える「港の光景」  ~ 新生ルネッサンスと呼ばれたバンドについての個人的な思い出から ~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回取り上げるのは、第2期ルネッサンスの1st『プロローグ』と2nd『燃ゆる灰』!


COLUMN THE REFLECTION 第14回  『昨日の顔』を持つオリジナル・ルネッサンスの物語 前編 ~ 共に(Together)、今を生き(Now)、いつか幻へ(Illusion) ~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。第14回は、キース・レルフが率いた第1期ルネッサンス~イリュージョンをディープに掘り下げます。


COLUMN THE REFLECTION 第16回 Mark-Almondの世界①(初期3作品とその周辺から) ~名盤『復活(Rising)』の個人的な思い出がすべてのはじまり 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。第16回は、英国ロックの名グループMARK-ALMONDの魅力に迫ります!


COLUMN THE REFLECTION 第17回 Mark-Almond の世界② ~75年ジョン・マークのソロからバンド活動の再開へ、 そして転がり出たリフ・ラフの世界の驚き~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。第17回は、英国ロックの名グループMARK-ALMONDをフィーチャーした後篇をお届け!


COLUMN THE REFLECTION 第18回 英国Dawnレーベルの秘宝たち① 今改めて評価したいジョーンジー(Jonesy)~決して表舞台に出てくることがなかった不遇のメロトロン・プログレッシヴ・ロック・バンド 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。第18回は、70s英国プログレの好バンドJONESYの魅力を掘り下げます!


COLUMN THE REFLECTION 第19回 英国Dawnレーベルの秘宝たち②「光」と「影」を表現しながら神話と伝説を奏で、自ら「伝説」となった北アイルランドのFRUUPP ~ 全曲解説 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。第19回は、北アイルランド出身の愛すべき名グループFRUUPPの全曲を解説!


COLUMN THE REFLECTION 第20回 忘れられない一発屋伝説 4 アース&ファイアーの『シーズン』と、マッシュマッカーンの『霧の中の二人』 ~1970年後半から1971年初頭にかけての日本での大ヒットから~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。70年代初頭に日本でヒットを飛ばした2つのグループについて深く掘り下げてまいります。


COLUMN THE REFLECTION 第21回 1970年代、英ロック・ポップの『夜明け』を伝えるDawnレーベルの魅力③  プログレ、ジャズ・ロック、ハード・ロック編を「よもやま話」風に~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は英国の名レーベルDAWNの作品群をディープに掘り下げてまいります!


COLUMN THE REFLECTION 第22回 1970年代、英ロック・ポップの『夜明け』を伝えるDawnレーベルの魅力④ ~フォーク、フォーク・ロック編(A) アコースティック感に的を絞って~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は英国の名レーベルDAWNの作品群を、アコースティカルなグループに絞って掘り下げます!


COLUMN THE REFLECTION 第23回 1970年代、英ロック・ポップの『夜明け』を伝えるDawnレーベルの魅力⑤ 全アルバム紹介の総括編 ~ Dawnならではの面白さを再確認してみませんか? 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は英国の名レーベルDAWN特集の最終回。これまで紹介していなかった作品を一挙にピックアップします!


COLUMN THE REFLECTION 第24回 マシュー・フィッシャーのオルガンに魅せられて① ~春霞に立ち上るプロコル・ハルム「青い影」の幻影 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は、プロコル・ハルムによる英国ロック不朽の名曲「青い影」の魅力にディープに迫っていきます!


COLUMN THE REFLECTION 第27回 ポップ・シーンに登場したハード・ロックに潜む音楽性再考 ① ~圧倒的なハード・サウンドとそれだけではない叙情の魅力、G.F.R~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は、アメリカを代表するハード・ロック・バンドGRAND FUNK RAILROADの魅力に迫ります!


COLUMN THE REFLECTION 第28回 ポップ・シーンに登場したハード・ロックに潜む音楽性再考 ②  ~緻密に構築された楽曲の魅力、マウンテン~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は、前回取り上げたG.F.Rとともにアメリカン・ハード・ロックを象徴するグループMOUNTAINの魅力に迫っていきます!


COLUMN THE REFLECTION 第29回 Many Faces of Mandalaband ①  ~ 今も褪せない『曼陀羅組曲』の圧倒的な魅力 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は、中国によるチベット侵攻を題材にしたコンセプト・アルバムの傑作、マンダラバンドの『曼荼羅組曲』の魅力にディープに迫っていきます!


COLUMN THE REFLECTION 第30回 Many Faces Of Mandalaband ②  ~デヴィッド・ロールのマンダラバンド奇跡の2枚目『魔石ウェンダーの伝説』、 そして76~78年にかけてのBJH、Woollyとのシンフォニックな関係性~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。マンダラバンドの2nd『魔石ウェンダーの伝説』の話題を中心に、本作に参加したバークレイ・ジェームス・ハーヴェストとの関連までをディープに切り込みます!


COLUMN THE REFLECTION 第31回 Many Faces of Mandalaband ③ リアル・インディ・ジョーンズとなったDavid Rohlが仕掛けた Mandalabandの壮大な歴史絵巻  ~Woollyが最後まで携わった壮大なシンフォニック・ワールド~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。マンダラバンドを取り上げる全3回のラストは、デヴィッド・ロールとウーリー・ウルステンホルムの2人の関係を中心に、21世紀に復活を果たしたマンダラバンドの活動を追います。


COLUMN THE REFLECTION 第32回 12月に聞く名盤、クリスマスが来ると思い出すムーディー・ブルースの『童夢』 ~2020年、特別な思いで聞くクリスマス・キャロル~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は、クリスマスの時期に聴きたくなる、ムーディー・ブルースの代表作『童夢』の魅力を紐解いていきます☆


COLUMN THE REFLECTION 第33回 丑年の始まりに『駱駝(Camel)』と『砂漠の隊商(Caravan)』の話をしよう ~その1 キャメルの70年代 ①~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。2021年の第1回目は、英国プログレの実力派バンドCAMELにフォーカス。結成~活動初期の足跡を辿ります!


COLUMN THE REFLECTION 第34回 丑年の始まりに『駱駝(Camel)』と『砂漠の隊商(Caravan)』の話をしよう ~その2 キャメルの70年代②(+α)~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。前回に続き、英国プログレの人気バンドCAMELの足跡を辿ります!


COLUMN THE REFLECTION 第35回 丑年の始まりに『駱駝(Camel)』と『砂漠の隊商(Caravan)』の話をしよう ~ その3 キャラヴァンの70年代 ~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。デビュー~70年代におけるキャラヴァンの軌跡を追います。


COLUMN THE REFLECTION 第36回 カルメン(Carmen)が魅せた幻惑のロック・フラメンコ ~今も褪せることのない衝撃の音世界!!!~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。フラメンコ・ロックの代表的バンドCARMENの足跡をたどります。


COLUMN THE REFLECTION 第37回 忘れられない一発屋伝説5 クリスティーの「イエロー・リバー」 ~ ジェフ・クリスティーとカルメン、キャパビリティー・ブラウンの関係 ~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。「忘れられない一発屋伝説」、今回はクリスティーのヒット曲「イエロー・リバー」にスポットを当てます!


COLUMN THE REFLECTION 第38回 すごい世界を発見 !! 北の大地から現在形として発信された驚きのジャズ・ロックの世界 Nonoyaレーベル 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回は少し趣向を変えて、北海道発のジャズ/アヴァン・ロック系レーベル、nonoyaレコーズの作品に注目してまいります!


COLUMN THE REFLECTION 第39回 ブラス・ロックの萌芽。オリジネイターとしてのBS&T(ブラッド・スウェット&ティアーズ)。  そして、アル・クーパーという存在。 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。今回はブラス・ロックに着目して、その代表格であるBLOOD SWEAT & TEARSを取り上げてまいります!


COLUMN THE REFLECTION 第40回 ブラス・ロックの浸透とその思い・・・・圧倒的な実力と人気を誇ったシカゴの存在 ! 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。前回より続くブラス・ロック特集、BS&Tの次はシカゴの魅力に迫ってまいります!


COLUMN THE REFLECTION 第41回 ブラス・ロックの覚醒!・・・・70年スタート時期に国内盤で出た勢いを振り返る ① (Lighthouse;Ides Of March;Chaseを筆頭に!!! そしてラテン・ロックなど) 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!ブラス・ロック特集の第3回は、BS&Tやシカゴと共にブラス・ロック・シーンを彩った名グループ達に注目してまいります。


COLUMN THE REFLECTION 第42回 ブラス・ロックの深淵!・・・・70年代初期発売の国内盤 ② (ジャズ、クラシックの要素を新たな個性として打ち出したプログレッシヴ・ロック的展開の芽生え) 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!ブラス・ロック特集の第4回は、当時日本でも国内盤がリリースされていた知られざるブラス・ロック・グループを中心にしてディープに掘り下げます!


COLUMN THE REFLECTION 第43回 ブラス・ロックの英国的展開  ~ 気がつくと、どれも名だたるかつてのレア廃盤ばかり ~ 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!ここまで米国のバンドにフォーカスしてきたブラス・ロック特集、今回は英国のブラス・ロック系グループ達をディープに探求!


COLUMN THE REFLECTION 第44回 世界同時に広がったブラス・ロックの嵐、その欧州的展開 ~伝統に彩られた芳醇な音楽性 文・後藤秀樹

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音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!米国・英国のバンドにフォーカスしてきたブラス・ロック特集、今回は欧州各国のブラス・ロック系グループ達をニッチ&ディープに探求します!

EL&P(EMERSON LAKE & PALMER)の在庫

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / BACK IN THE FATHERLAND

    71年独デュッセルドルフでの録音、ラジオ放送用音源、全7曲

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / LIVE AT NASSAU COLISEUM ’78

    78年NY公演を収録、全17曲

    オーケストラ帯同ツアー後の78年にニューヨークで行われた、トリオでのライヴを収録したライヴ盤。オリジナル・マスター・テープからのデジタル・リマスターで、クリア&ダイナミックなサウンドで現れるスピーディー&エネルギッシュな演奏は、後期EL&Pのライヴ決定盤と言って良いでしょう。

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / LIVE AT THE KINGDOM FESTIVAL

    97年、ワールドツアーの一環で出演したスイスのKINGDOM FESTIVALにおけるパフォーマンスを収録!全15曲91分収録。

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / LIVE IN CALIFORNIA 1974

    74年のライヴ音源、全8曲

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / LIVE IN MEMPHIS 1977

    77年作『ELP四部作』リリースに伴うツアーより同年11月のメンフィス公演を収録、全15曲

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / LIVE IN MONTREAL 1977

    77年カナダ・モントリオール公演、全13曲

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / WHEELING WEST VIRGINIA

    77年、米ウェストヴァージニアでの未発表ライヴ音源、全15曲

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / LIVE AT THE MAR Y SOL FESTIVAL ’72

    ボックス・セット『FROM THE BEGINNING』の目玉としてフル収録された72年ライヴ作品の単独リリース、全79分!

    ボックス・セット『FROM THE BEGINNING』の目玉としてフル収録された72年のプエルト・リコ「MAR Y SOL FESTIVAL」の音源が単体で登場!音質抜群。セットリストも充実ですね。

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / EL&P

    THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループ、記念すべき70年デビュー・アルバム!

    NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成され、ギターレスのトリオという変則的な編成ながらそのハンディを全く感じさせない音楽性でプログレッシブ・ロックの1つのスタイルを築いたイギリスのグループの70年デビューアルバム。のっけからバルトークのクラシック曲を肉感的で屈折したオルガン・ロックにアレンジし、全体的に荒削りながらバンド結成最初期の勢いを感じさせます。また攻撃的なオルガン・ロック、ジャジーなピアノ・インプロヴィゼーションに留まらず、当時最先端テクノロジーであり、後の彼らの作品に大きな個性と彩を添えることになるモーグのモノシンセが咆哮する人気のバラード「ラッキー・マン」など、先鋭的なアイディアを閉じ込めた名盤となっています。

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / PICTURES AT AN EXHIBITION

    ムソルグスキー「展覧会の絵」をモチーフとした完全未発表楽曲によるライヴ録音、痛快極まる72年作!

    NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成され、ギターレスのトリオという変則的な編成ながらそのハンディを全く感じさせない音楽性でプログレッシブ・ロックの1つのスタイルを築いたイギリスのグループの71年3rd。その内容はEL&Pの人気を不動のものにしたライブ作であり、タイトル通りムソルグスキー作曲、ラヴェルのオーケストレーションによる組曲「展覧会の絵」を強引にキーボード・ロックでねじ伏せた名盤となっています。アンコールにはチャイコフスキーの「くるみ割り人形」をクラヴィネットで弾き倒す「Nutrocker」を収録。クラシックとロックを融合させたその特異な音楽性は現在のプログレシーンまで脈々と受け継がれ多くのフォロワーが登場していますが、その元祖にして完璧な完成度を誇る傑作です。

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / TRILOGY

    壮大な傑作組曲「ENDLESS ENIGMA」、コープランドをアレンジした華やかでキャッチーな「HOEDOWN」、ファンタジックな表題曲などバラエティに富んだサウンドを披露する72年作4th

    NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成され、ギターレスのトリオという変則的な編成ながらそのハンディを全く感じさせない音楽性でプログレッシブ・ロックの1つのスタイルを築いたイギリスのグループの72年4th。初来日と時を同じくしてリリースされた本作はヒプノシスのデザインによるジャケットが物語るとおり、メンバーが同じ方向を向きながらもそれぞれの個性を感じさせる作風であり、冒頭「永遠の謎」のブリティッシュ然とした壮大なサウンドからGreg Lakeのバラード「フロム・ザ・ビギニング」、オルガンの早弾きが印象的なコープランド作曲の「ホウダウン」、シンセサイザー・オーケストレーションともいうべき「奈落のボレロ」まで、まさに三位一体の傑作となっています。

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / BRAIN SALAD SURGERY

    73年5th、70年代英国ロック屈指の名盤であり、それまでの彼らの集大成を最高の形で結実させた一枚!

    NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成され、ギターレスのトリオという変則的な編成ながらそのハンディを全く感じさせない音楽性でプログレッシブ・ロックの1つのスタイルを築いたイギリスのグループの73年5th。自身のレーベル「マンティコア」よりリリースされた、70年代英国ロック屈指の名盤であり、それまでの彼らの集大成を最高の形で結実させた傑作です。ヒューバート・パリー作曲の「聖地エルサレム」で荘厳に幕を開け、ヒナステラ作曲の超絶曲「トッカータ」などこれまでの彼らの音楽性に沿った個性的な楽曲が並ぶものの、本作から全編に本格的にシンセサイザーが導入されており、より彩り豊かな英国叙情を伝えています。極めつけは30分にも及ぶ3楽章から成る「悪の経典#9」の完璧なロックシンフォニー。全ロックファン必聴の名作です。

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / WELCOME BACK MY FRIENDS TO THE SHOW THAT NEVER ENDS- LADIES AND GENTLEMEN

    74年ライヴ作

    NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成され、ギターレスのトリオという変則的な編成ながらそのハンディを全く感じさせない音楽性でプログレッシブ・ロックの1つのスタイルを築いたイギリスのグループの74年ライブ作。彼らの絶頂期を収めたライブ盤となっており、名盤「タルカス」の表題曲、「恐怖の頭脳改革」収録の大曲「悪の経典」などをスリーピースとは思えない重厚なサウンドで演奏しており、Keith Emersonの超絶なオルガンさばきとGreg Lakeの伸びやかな歌声、そしてCarl Palmerの手数の多いドラムを堪能することが出来ます。

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / WORKS VOLUME 1

    メンバーのソロワークをフィーチャーした77年リリース作

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / WORKS VOLUME 2

    3人のソロワークをフィーチャーした77年作

    • VICP64231

      紙ジャケット仕様、K2HDリマスタリング、解説元から無し、定価1429+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      盤キズ多めにあり、紙ジャケに小さい圧痕あり

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / BLACK MOON

    92年発表の再結成第一作

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / IN THE HOT SEAT

    94年発表の再結成後第二作

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / LIVE IN BRUSSELS 1971

    71年2月6日・7日ブリュッセルでのライヴ音源。

    71年2月6日・7日、ブリュッセルのテアトル140でのライヴ音源。1STからの楽曲を中心に6曲。高音質サウンドボード音源。ボーナストラックには71年7月19日ロサンゼルスのハリウッド・ボウルでの「TARKUS」ライヴ音源(オーディエンス録音)を収録。1.The Barbarian2.Take A Pebble3.Nutrocker4.Rondo5.Knife Edge6.Nutrocker RepriseBonus Track7.Tarkus

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KING CRIMSONの在庫

  • KING CRIMSON / COLLECTORS’ KING CRIMSON VOL.8

    DGNコレクターズ・クラブ会員にのみ頒布されたライヴBOXの第八弾、72/97年の音源を収録

  • KING CRIMSON / COLLECTORS’ KING CRIMSON BOX 6 PROJEKCTS

    97〜03年、Projekct1〜3のライヴ音源をまとめた全48曲

    • IECP20092/3/4/5/6/7/8

      6タイトル7枚組ボックス、各CDはプラケース仕様(帯元々なし・解説付き)、ボックス帯付き仕様、定価11550

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯無

      帯無、3枚は盤無傷/小傷程度、ケースツメ跡あり×1、ボックス側面に若干色褪せあり

  • KING CRIMSON / DEJA VROOOM

    クリムゾン映像作品の最高峰と言える95年来日公演収録作品

    • PCBP00123

      両面記録DVD(DTS5.1ch+ドルビーデジタル5.1ch、マルチ・アングル&マルチ・オーディオ)、プラ製透明スリップケース&ブックレット付仕様、NTSC方式、リージョンフリー、定価4200+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      スリップケースにスレあり、帯にヨレあり

  • KING CRIMSON / GREAT DECEIVER – LIVE 1973-1974

    92年リリース、73-74年の未発表ライブ音源を収録、全47曲

    • PCCY00393

      4枚組ボックス、各CDはプラケース入り仕様、帯・解説付仕様、68ページオリジナル・ブックレット&88ページ対訳ブックレット付仕様、定価9709+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯無

      帯無、ボックス側面部に色褪せあり、ボックスに若干経年変化あり

  • KING CRIMSON / GREAT DECEIVER : PART ONE

    73-74年のライブ音源を収録。22曲収録。74年6月30日のプロヴィデンス公演音源収録。

  • KING CRIMSON / NIGHT WATCH

    73年、アムステルダムでの壮絶なライヴパフォーマンスを収録!

  • KING CRIMSON / HAPPY WITH WHAT YOU HAVE TO BE HAPPY WITH

    02年リリース、「The Power To Believe」の予告編的ミニアルバム、全10曲

  • KING CRIMSON / POWER TO BELIEVE

    「ヌーヴォ・メタル」を標榜した03年作

  • KING CRIMSON / COLLECTABLE KING CRIMSON VOLUME 1

    74年、ドイツとアメリカでのライヴ音源

  • KING CRIMSON / CONDENSED 21ST CENTURY GUIDE TO KING CRIMSON 1969-2003

    06年リリースの高音質ベスト、全32曲

  • KING CRIMSON / ELEMENTS 2015 TOUR BOX

    15年リリース、デモ/リハーサル/ライブ音源などを収録したレア音源集、全29曲

  • KING CRIMSON / HEROES

    17年リリース、デヴィッド・ボウイのカバー「ヒーローズ」新録収録。全5曲

  • KING CRIMSON / ELEMENTS 2020 TOUR BOX

    20年リリース、レア音源収録のツアー記念BOX第7弾、全31曲

  • KING CRIMSON / IN THE COURT OF THE CRIMSON KING

    69年発表、ロック・シーンの流れを変えた歴史的デビュー作!

    奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの69年デビューアルバム。プログレッシブ・ロックのスタートラインとなった記念碑的作品であり、「21世紀の精神異常者」のヘヴィーなサウンドで幕を開け「クリムゾン・キングの宮殿」の荘厳なメロトロンで終幕するまで、全く非の打ち所の無いフレーズとインプロヴィゼーションの応酬が乱れ飛びます。大きな衝撃を以って迎えられた本作は、プログレッシブ・ロック時代の幕開けを象徴する1枚として語り継がれています。

    • IEZP15

      紙ジャケット仕様、40周年記念エディションDVDオーディオとHQCDの2枚組、09年リマスター、ROCKAGEキャンペーン花帯付仕様、DVDオーディオはNTSC方式・リージョンフリー、定価4200+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      盤キズ多めにあり、帯ミシン目に切れ目・若干折れあり

      2590円

      2072円
      (税込2279円)

      570円お得!


      CD詳細ページへ

    • IEZP15

      紙ジャケット仕様、DVDオーディオとHQCDの2枚組、2009年リマスター、40周年記念エディション、DVDはNTSC方式、リージョンフリー、ROCK AGEキャンペーン花帯/特典ボックス付き仕様、定価4200+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

  • KING CRIMSON / IN THE WAKE OF POSEIDON

    衝撃のデビュー作「クリムゾン・キングの宮殿」の構成を踏襲した70年2nd、前作に匹敵する重厚さドラマ性に加えジャズ系ミュージシャンを起用し新機軸も打ち出した一枚

    奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの70年2nd。Ian McDonaldが脱退、レコーディングには参加しているもののMichael Gilesも脱退を表明し、ボーカリストとしてのみの参加であるGreg LakeはEmerson Lake & Palmer結成へと動き始め、Keith Tippett、Mel Collinsといった新メンバーを加えるなどバンド内が慌しい状況であったにもかかわらず、その内容はデビュー作に負けず劣らずな名盤となっています。過渡期と言うこともあり正当な評価を仰げない不遇もあった本作ですが、その音楽性は前デビュー作の内容を下地にしながらも、よりバリエーションに富んだ作風となり、Keith TippettのピアノやGordon Haskelの素朴なボーカルなど、バンドに新たな表情が生まれた傑作です。

  • KING CRIMSON / LIZARD

    70年3rd、表題曲にはYESのジョン・アンダーソンが参加

    奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの70年3rd。前作「ポセイドンの目覚め」をリリース後、Robert Fripp、Peter Sinfield以外のメンバーは脱退してしまいますが、Keith Tippett人脈やジャズ畑の技巧派ミュージシャンを新たに揃え、インプロヴィゼーション・フリージャズ色を押し出した作風へ。中でもYESのJon Andersonがゲスト参加した20分に及ぶ表題曲は圧巻の出来であり、常に先鋭的であろうとするRobert Frippの意思を反映した素晴らしい作品となっています。

  • KING CRIMSON / ISLANDS

    クリムゾン史上最も儚く美しいサウンドを聴かせる71年4th

    奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの71年4th。全てを静観するような達観したサウンドが特徴的であり、Boz BurrellのボーカルはPeter Sinfieldのメッセージを優しく歌い上げ、空間を彩るサウンドはジャケット通り宇宙的な広がりを見せます。Peter Sinfieldは本作を持ってバンドを離れ、Robert Frippは解散を宣言、次作「太陽と戦慄」まで少しの間KING CRIMSONは形骸化することとなります。バンド崩壊ギリギリの輝きが感じられる、彼らの作品の中でも最も儚く美しい名盤です。

    • IECP10006(初回プレス)

      紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、ステッカー付き仕様、英文ブックレット・内袋付き仕様、定価2625

      盤質:傷あり

      状態:並

      帯無

      帯無、ステッカー無し、紙ジャケ内側にシール跡あり、小さいカビあり

  • KING CRIMSON / LARKS’ TONGUES IN ASPIC

    フリップ以外のメンバーを一新して制作された73年作5th、圧倒的な緊張感とダイナミズムが支配する大傑作!

    奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの73年5th。前作を発表後休眠していたKING CRIMSONでしたが、Robert Frippが当時YESで成功を収めていたBill Brufordのドラムに感銘を受けたことをきっかけに、ヴァイオリンのDavid Cross、パーカッションのJamie Muir、そしてJohn Wettonを加え再始動しました。その内容は即興演奏と実験音楽の頂点と位置づけられるものであり、フリーフォームに繰り広げられていく各メンバーの技巧と爆発的な音楽のひらめきが詰まった大名盤です。

  • KING CRIMSON / STARLESS AND BIBLE BLACK

    精緻にしてヴァイオレンス!ライヴ音源とスタジオ音源に巧みな編集を施した74年作7th、クリムゾン史上の難曲「FRACTURE」収録

    奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの74年6th。前作を最後にパーカッションのJamie Muirが脱退しRobert Fripp、John Wetton、Bill Bruford、David Crossという4人編成となったその内容は、メタリックに構築されたサウンドとスリリングな魅力に溢れたインプロヴィゼーション、そして前作の前衛性を共存させた作品であり、大半がライブ・レコーディングの素材を元に製作されていると言う驚愕の名盤となっています。全編に流れるとてつもない緊張感は特筆すべきものであり、ハードなギター・リフと硬質なリズム・セクションで聴かせる作品です。

  • KING CRIMSON / A YOUNG PERSON’S GUIDE TO KING CRIMSON

    75年発表、のちに日本のみで期間限定CD化された幻のベスト・アルバム、全15曲

    • VJCP3001/2

      廃盤希少、2枚組、定価3786+税

      盤質:傷あり

      状態:並

      帯有

      ファミリーツリー付き、帯にカビ・折れ・裏にテープで補修あり、ブックレットに若干汚れあり

  • KING CRIMSON / DISCIPLINE

    80sクリムゾンの幕開けを告げた衝撃の81年作!

  • KING CRIMSON / ABSENT LOVERS

    84年7月モントリオールで行なわれた第4期のラスト・ライヴを収録。

  • KING CRIMSON / GREAT DECEIVER 1 LIVE 1973-1974

    73-74年期のライヴ音源、全24曲

  • KING CRIMSON / GREAT DECEIVER 2 LIVE 1973-1974

    73-74年期のライヴ音源集、全25曲

  • KING CRIMSON / GREAT DECEIVER : PART TWO

    1973 年〜1974年のライヴ音源収録。74年6月の北米ツアーなど。

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