2020年4月17日 | カテゴリー:カケレコ情報,世界のロック探求ナビ
19世紀以降多くの作曲家を輩出し、西欧諸国にも負けないほどクラシック音楽が栄えた地、東欧。
冷戦下では多くの国が東側の共産圏に属し、西側諸国ほど自由な音楽活動は認められなかったものの、ロックを渇望する若者の創作意欲は同じ。
1970年代、特に中盤以降になると、クラシックの伝統を積極的に取り入れた荘厳なシンフォニック・ロックをはじめ、主要国にも劣らぬ多彩なロックの名作が続々と誕生していきました。
今回はそんな東欧で誕生したプログレに関する記事を国別にピックアップ。ぜひ地域ごとの特色にも目を向けながら楽しんでみて下さい!
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ドイツに隣り合う大国ポーランド。もちろん70年代からプログレは存在していましたが、特に2000年代に入ってから優れたバンドを続々排出する「世界屈指のプログレ大国」になっている点に注目です!
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毎日一枚ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介していく新コーナー「ユーロロック周遊日記」。今回は、ポーランドが世界に誇る名シンガー/キーボーディストNIEMENの74年作『MOURNER’S RHAPSODY』をご紹介いたしましょう。
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毎日一枚ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。本日は、以前ご紹介したポーランドの国民的シンガーNIEMENのバックバンドを務めた経歴を持つトリオ・バンドSBBの77年作『FOLLOW MY DREAM』をピックアップいたしましょう。
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一日一枚ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。本日は、ポーランドの美声フィメール・ヴォーカル・シンフォを代表する作品QUIDAMの96年デビュー作『QUIDAM』をピックアップいたしましょう。
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ポーランドのみならず、現代のプログレ・シーン屈指と言えるグループMILLENIUM。デビュー20周年を迎え、活動を包括するボックスもリリースした彼らの、これまでの作品をピックアップしながら、その軌跡を追っていきます!
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2000年代以降のポーランド屈指のプログレ新鋭LOONYPARKを特集!リーダーのソロワークも含めた軌跡を辿ります。
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毎回ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。本日は新鋭より、ポーランドのシンフォニック・ロック・グループLEBOWSKIの2010年リリースのデビュー作『CINEMATIC』をピックアップ☆
あまりプログレのイメージはないかもしれませんが、実は昔から数多くのプログレ名作が生まれていたロシア。特に現在の新鋭プログレ・シーンは必見です!
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本日は、ロシアン・シンフォの古典的名作とも言われるHORIZONTの85年作『SUMMER IN TOWN』をピックアップいたしましょう。
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毎回ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。本日は東欧プログレの名作、ベラルーシのPESNIARYによる80年作『GUSLIAR』をピックアップ☆
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一日一枚ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。本日は新鋭バンドから、ウクライナの奇才ANTONY KARGIN率いるシンフォ・グループHOGGWASHによる13年作『SPELLBOUND』をピックアップいたしましょう。
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第一次世界大戦後から1992年まで存在し、現在はチェコ共和国およびスロバキア共和国に分かれているチェコスロバキア。実はここが、知る人ぞ知るプログレ名盤の宝庫!
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70年代より、ユーロ諸国や南米/アジアなどの辺境には、英米の名バンドたちにも負けないハイレベルなプログレ・バンドが数多く存在しました。
今回は、そんな中から東欧は旧チェコスロヴァキアのプログレ・グループたちを一挙ご紹介いたしましょう。
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全編に渡って荘厳に響き渡るOldrich Veslyによるムーグ・シンセ。そして、スラヴ的な哀感たっぷりのメロディとヴォーカル。東欧を代表する傑作のみならず、チェコはボヘミア地方の出自を持つ彼らだからこそ出せた濃厚なサウンドを持つユーロ屈指と言えるシンフォニック・ロック傑作。
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旧チェコスロバキア(現スロバキア)を代表するプログレ・バンドFERMATAの75年デビュー作『Fermata』をピックアップ!
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冷戦下に存在し、今はそれぞれ独立した国となっている旧ユーゴ圏。ここでも素晴らしいプログレが多数誕生しました。
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最後は北欧にも分類されるバルト三国。特にエストニアは70年代から現在にかけて良質なバンドを次々輩出している、カケレコ一押しのプログレ国!ぜひチェックしてみてください!
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