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【ユーロロック周遊日記】叙情派ハンガリー・プログレの名バンドEASTの82年2nd『HUSEG(FAITH)』

毎回ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。本日は、ハンガリー・プログレの実力派グループEASTによる82年2nd『HUSEG(FAITH)』をピックアップいたしましょう。

ビッグネームであるOMEGAやSOLARISのように、エッジの立ったエネルギッシュに突き進むサウンドを持つバンドが多いハンガリー・プログレ勢。輪郭のはっきりしたアクの強いハンガリー語の響きもそういう音により熱量を加えており、ユーロ圏の中でもイタリアに並んで熱気みなぎるパワフルなプログレを楽しませてくれるのが特徴です。

今回ご紹介するEASTは、そんな70~80’sハンガリー・プログレの中では数少ない緻密で繊細な音作りを信条とする叙情派グループ。CAMELからの影響を感じさせる哀感漂うシンフォニックな作風に、滑らかなフュージョン・タッチを取り入れた作風で聴かせます。

まずその内容の前に是非とも注目したいのが、このあまりに美しいアートワーク。人物の頭からさまざまな生き物が飛び出しているような神秘的なデザインが印象的ですが、1stでもほぼ同じ構図を採用していることからバンドあるいは絵の作者に何らかの一貫したテーマがあることが想像されます。鉛筆画と思われる素朴なタッチに淡く色彩を乗せた作風は、まさにEASTが奏でるサウンドをそのまま表したかのよう。彼らの作品を飾るにはこれ以外にはない、という見事なアートワークに仕上がっていますよね。

では音のほうもお聴きいただきましょう♪

試聴 Click!

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SE的な効果も兼ねたスペイシーなシンセを全編フィーチャーしているところはいかにも東欧プログレという感じですが、そこに重なる透明感のあるギター、線の細さを生かす切々としたハンガリー語ヴォーカルなどは、ハンガリープログレらしからぬ奥ゆかしさを湛えます。壮大に広がるシンフォニックな作風ながらも決して大味にならず、緻密にアンサンブルを織り上げる中で少しづつカタルシスへと持っていくような作風は、辺境地プログレということを感じさせない隙のないプロフェッショナルなもの。

特に試聴の2曲目は、キャメルの名作『MOONMADNESS』に収録されていてもおかしくないようなファンタジックでメロディアスなインストナンバー。82年という比較的遅い時代ではあるものの、この本家に迫るクオリティの高さには唸らずにはいられません。

この激しく主張をしない奥ゆかしく幻想性に満ちたサウンドは、ハンガリー・プログレひいては東欧プログレの入門盤としても最適ですね!

EASTの在庫

  • EAST / MESSZE A FELHOKKEL: ELETMUKONCERT

    ハンガリー・プログレの代表格、12年復活ライヴの映像を収録

    80年代はじめに残したユーロ・ロック名作が人気のハンガリーの名シンフォ・バンド。2012年の復活ライヴ・アルバム。81年の1st『JATEKOK 蒼い楽園』、82年の2nd『HUSEG フェイス』収録の往年の名曲を中心に、これでもかとドラマティックなシンフォニック・ロックを繰り広げています。

  • EAST / MESSZE A FELHOKKEL

    ハンガリー・プログレの代表格、12年ライヴの音源を収録

  • EAST / JATEKOK

    美しいアートワークも魅力のハンガリー屈指のシンフォ・バンド、81年1st

    ハンガリー出身、81年作の1st。広がりのあるリリカルなキーボード、美しくも陰鬱なメロディ、動きの多いメロディアスなベース、哀愁溢れるエモーショナルなギターが印象的なシンフォニック・ロック。全体を覆う重苦しく荘厳な雰囲気がいかにも東欧的。アーティスティックで奥ゆかしさが漂う名作。

  • EAST / HUSEG

    ハンガリーを代表するシンフォ・グループ、82年2nd

    ハンガリー出身、82年作の2nd。基本的には1stと同傾向のシンフォニック・ロックですが、アンサンブルは洗練され、スケール感が増した印象。辺境的な奥ゆかしさでは1stですが、ワールド・ワイドなシンフォニック・ロックとしての完成度では本作でしょう。陰鬱な美しさを湛えた叙情性は間違いなく日本人好み。名作です。

  • EAST / RESEK A FALON

    ハンガリー・プログレを代表するグループの一つ、時代らしいエレポップ要素と従来の陰影豊かなシンフォニック・サウンドが合わさった83年3rd

    ハンガリー出身、83年作の3rd。前作と比べ、エレ・ポップ寄りに若干シフトしましたが、独特の暗さは健在。なんとも辺境的な曖昧さがたまりません。クールなタッチの流麗なシンセと影のあるメロディが印象的なシンフォ・ポップ。

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