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知られざる東欧ジャズ・ロック・シーンのつわもの達を特集!

SBB、OMEGA、SOLARIS、HIRIZONT、M.EFEKTなどの名バンドが知られる東欧/ロシア・プログレ。

シンセなどキーボードをメインとしたシンフォニックな作風のバンドが多いと思われがちなこの界隈ですが、実はジャズ・ロックでも英米シーンにも劣らぬハイレベルなバンドが数多く存在したんです。

そんなわけで、今回は東欧のジャズ・ロック作品をご紹介してまいりたいと思います!
まずは数々の名ジャズ・ロック・バンドを輩出した旧チェコスロヴァキアからまいりましょう☆

JAZZ Q / SYMBIOSIS(JAZZ Q BOX)

チェコのみならず東欧を代表するジャズ・ロック・グループと言える存在ですよね。紅一点の女性ヴォーカリストによる朗々とした歌唱も素晴らしい~。辺境的マイナー感を一切感じさせないエネルギッシュでテンションみなぎるアンサンブルが炸裂!

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FERMATA/HUASCARAN and DUNAJSKA LEGENDA

こちらも旧チェコスロバキアでは屈指と言える実力派グループ。タイトでスピード感いっぱいのテクニカル・アンサンブルに、東欧らしいスペイシーなシンセが絡むフュージョンタッチの華麗なジャズ・ロックを聴かせます。

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MAHAGON/MAHAGON and SLUNECNICE PRO VINCENTA VAN GOGHA

ジャニス・ジョプリン並のブルージーな歌唱から美声スキャットまで披露する女性ヴォーカルがとにかく強烈!チェコ出身のジャズ・ロック・グループですが、洗練されたグルーヴィーでパワフルなサウンドはまったく辺境臭を感じさせません。

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IMPULS/IMPULS

硬派な音の多いチェコの中で、トランペットを全面にフィーチャーしたメロディアスなジャズ・ロックを聴かせる好グループ。時にテクニカルに時にユーモラスに綴られる緩急自在の芳醇なアンサンブルは、カンタベリーファンにもオススメの逸品!

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COS/BABEL

お次はベルギーを代表するジャズ・ロック・グループ、COS。妖艶なスキャット風の女性ヴォーカルはちょっぴり個性的ですが、流麗かつ洒脱な柔らかいアンサンブルはカンタベリー・ロックも彷彿とさせ、非常にハイ・レベルです。

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ABRAXIS/ABRAXIS

こちらはCOSのメンバーだったKey奏者とベース奏者によるグループなんですが、ナショナル・ヘルスやギルガメッシュのファンなら唸ること間違い無しの逸品!暖かく優美なフルートやエレピとシャープなリズム隊の対比が見事。

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DOUBT/MERCY PITY PEACE AND LOVE

再編ハットフィールドへと参加したkey奏者率いるベルギー発ジャズ・ロック・バンド!切れ味抜群のテクニカル・ジャズ・ロックとソフト・マシーン『3rd』を彷彿させる浮遊感のある実験性を巧みに行き来する曲構成が魅力☆

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SKALDOWIE/STWORZENIA SWIATA CZESC DRUGA

次はポーランドより。近年ゴング『ユー』からデヴィッド・アレンとジリ・スマイスが抜けたメンバーにジャン・リュック・ポンティが乱入してセッションしたって感じ!?ポーランドの秘宝、77年作っ!

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KLAN/LIVE FINLAND 1972

フリー・フォームなジャズ・ロックで、クリムゾン『太陽と戦慄』のジェイミー・ミューアのパートを彷彿させるなぁ、と思ってたら、なんと69年に結成されたポーランドのバンド。72年のライヴを収録したアルバムですが、このサウンドはかなり尖ってます。

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LEB I SOL/MUZIKA ZA TEATAR(KOLEKCIJA 1983-1989)

旧ユーゴはマケドニア出身の名ジャズ・ロック・グループ。テクニカルながらも哀愁のフレーズ満載の歌心溢れるジャズ・ロックが何と言っても素晴らしい~。80年代の作品にはポップに傾倒したものもありますが、演奏力やメロディの豊かさは間違いなく東欧屈指。

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それでは最後に、近年注目のエストニアより3バンドをピックアップ!

PHLOX/TALU

まさか00年代のエストニアに、ソフト・マシーンやハットフィールドのDNAを継ぐカンタベリーなグループが生まれるとは・・・。硬質さとリリシズム、それを包むエストニアならではの透明感。絶品です。

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WRUPK UREI/KOIK SAAB KORDA

ノイ!などクラウト・ロックやゴングなどサイケ・ジャズ・ロックのDNAを受け継いだ個性的な新鋭がエストニアに登場!サックス奏者、トロンボーン奏者、トランペット奏者らブラス隊を伴って進行するアンサンブルは、ゴングをノイ!やエルドンばりに重く無機質にして疾走させた感じ!?

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KASEKE/POLETUS SONUM

エストニアと言えば今はPHLOXが人気ですが、80年代はじめに活躍したこのフュージョン・プログレ・バンドはPHLOXの源流に確かにあることでしょう。テクニカル&流麗&さわやか。クールですよ~。

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今回ご紹介するのはバルト三国に属するエストニア。70~80年代に残された名盤から注目の新鋭までエストニア・プログレの魅力に迫ってまいります!


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70年代より、ユーロ諸国や南米/アジアなどの辺境には、英米の名バンドたちにも負けないハイレベルなプログレ・バンドが数多く存在しました。
今回は、そんな中から東欧は旧チェコスロヴァキアのプログレ・グループたちを一挙ご紹介いたしましょう。

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    曲目リスト

    1. Introduktsioon = Introduction   2:06
    2. Sõnum = A Message  4:36
    3. Kala Jälg Vees = Fish’s Trace In The Water  3:32
    4. Laupäeval Koos Isaga = Together With Dad On Saturday  4:18
    5. Elevant = Elephant  4:12
    6. Valhalla  4:12
    7. Elevantsi Hirmulaul = Heffalump’s Song Of Fear  3:34
    8. Salajane Rõõm = Secret Joy  3:44
    9. Põletaja = Con Fuoco  3:36
    10. Tantsija = Dancer  5:50
    11. Näotused = Unsightlinesses  4:48
    12. Pikk Päevatee = Long Way To Go  4:44
    13. Põlenud Maa = Burnt Land  3:42

  • ABRAXIS / ABRAXIS

    COSのメンバーを中心に結成されたベルギー産ジャズ・ロック・バンド、77年唯一作、これはカンタベリー・ファン必聴

    COSのメンバーだったKey奏者とベース奏者を中心に、WATERLOOやPAZOPやPLACEBOで活動していたフルート奏者、ギタリスト、ドラムにより結成されたベルギーの5人組ジャズ・ロック・バンド。77年の唯一作。爽やかに柔らかにたゆたうフルートを中心に、優美なエレピ、フィル・ミラー彷彿の繊細なギターが織りなすサウンドは、カンタベリーのナショナル・ヘルスやギルガメッシュに通じている印象。シャープでいてファンキーなグルーヴ感もあるリズム隊も特筆ものです。精緻かつダイナミズムもあるサウンドは、カンタベリー・ミュージックをはじめ、COSやPAZOPなどベルギー・ジャズ・ロックのファンは必聴でしょう。名品です。

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    旧チェコ/東欧を代表するジャズ・ロック・グループ、73〜84年までの全7作品+ボーナス・ディスクの8枚組ボックス!

    64年チェコのプラハでキーボーディストのMartin Kratochvilを中心にJAZZ Q PRAHAとして活動を開始し、70年にBLUE EFFECTとの連名(BLUE EFFECT & JAZZ Q PRAHA)でアルバム『Coniunctio』を発表。その後、70〜80年代にかけて名義を変えつつ7作品を世に送り出した同国の最重要ジャズ・ロック・グループによるボックス・セット。73年から84年までの全作品7枚にボーナス・ディスクを加えた8枚組(BLUE EFFECT & JAZZ Q PRAHAの『Coniunctio』は未収録)。ざっくりとボックスの内容をご紹介していくと、73年1st『Pozorovatelna』は、東欧らしい重厚なサウンドが個性的なヘヴィー・ジャズ・ロック。74年2nd『Symbiosis』は、イギリスのブルース・シンガーJoan Dugganが加入した名盤。75年作『1974-75 Live』は、74年(3曲)と75年(6曲)のライブを収録。76年3rd『Elegie』は、Joan Dugganが脱退しRETURN TO FOREVERやMAHAVISHNU ORCHESTRA系のインスト・バンドとなった作品。78年4th『Zvesti』は、シンセサイザーの使用によって音色の幅がカラフルに広がった意欲作。79年5th『Hodokvas』は、大幅なメンバー・チェンジを経たジャズ・フュージョン作。そして84年6th『Hvezdon』は、5th『Hodokvas』の延長上にあるサウンドながら、よりバラエティー豊かな楽曲を収めた最終作。さらにボーナス・ディスクには、70年代から90年代にかけての未発表音源15曲が収録されています。JAZZ Qのディスコグラフィーを一気に揃えることができる、プログレ・ファン必聴のボックス・セットとなっています!なお、BLUE EFFECT & JAZZ Q PRAHAの『Coniunctio』は、BLUE EFFECTの9枚組ボックス・セット『1969-1989』に収録されていますので、そちらのチェックもお忘れなく!

  • WRUPK UREI / KOIK SAAB KORDA

    エストニア出身、ノイ!などクラウト・ロックやゴングなどサイケ・ジャズ・ロックのDNAを継ぐ個性的な新鋭、2014年作

    エストニアのジャズ・ロック/プログレ・バンド。2012年に配信されたデビュー作が、イタリアの注目レーベルALTROCKより2014年リリース。バンドは、Key奏者、サックス奏者、トロンボーン奏者、トランペット奏者を含む7人編成。浮遊感たっぷりのミニマルなフレーズで幾何学模様を描くエレピ、透明感やエスニックな香りを漂わすマリンバ、スコーンと突き抜けるようなドラム、ゴングでのスティーヴ・ヒレッジばりにエッジの立ったトーンでエキセントリックに炸裂するエレキ・ギター。ゴングからヒッピー/サイケデリック要素を抜いて、弾け飛ぶようにカラフルに、そして叙情に流れることなく、ノイ!やエルドンばりに無機的に疾走した感じ。非常に個性的なサウンドスケープを聴かせる好盤です。

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