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「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ 60年目のユ・ウ・ウ・ツ篇」 第四十三回 (第41回からの)日曜日のお昼ごはん。【後篇】トーヤと伊奈めぐみ 文・市川哲史


第四十三回: (第41回からの)日曜日のお昼ごはん。【後篇】トーヤと伊奈めぐみ


さて、主役のフリップ&トーヤ夫妻にようやく話が戻る。


ご承知のとおり、二人の具体的なコラボ作品は2作品しかない。電撃結婚の契機となったトーヤ&フリップ『THE LADY OR THE TIGER?』と、クリムゾン再始動の練習機だったサンデイ・オール・オーヴァー・ザ・ワールドの『ニーリング・アット・ザ・シュライン』で、どちらも前世紀の出来事だ。故ビル・リーフリンが手腕を遺憾なく発揮したザ・ヒューマンズも、《ボブ・ウィルコックス》を名乗るフリップが稀に参加してただけに過ぎないし。

しかし二人には、いまなお地球上のプログレッシャーズを脱力させ続けている一大コラボ事業があるではないか。

そう。例の《TOYAH AND ROBERT’S SUNDAY LUNCH》だ。

新型コロナ・ウイルスが世界中を席捲し始め、まさにロンドンがロックアウトされた2020年4月1日から突如、この動画投稿がスタートする。我々日本人信者の永年にわたる膨大なお布施で購入したと思われる立派な自宅の英国式庭園で、あのフリップ卿が一回り下の妻トーヤと薔薇をくわえてタンゴを踊り、チュチュとタイツ姿で“くるみ割り人形:金平糖の精の踊り”を舞い、蜜蜂のコスプレ〈Frippbee〉で庭を駆け回り、ユニコーンのぬいぐるみを抱えてダンスする動画に誰もが即死した。


そして自宅キッチンに舞台が移ると、どんどん加速度的にエスカレートしていく。

❶夫の“フレイム・バイ・フレイム”生演奏に合わせ、野菜を高速で切り刻む妻。

➋妻が激しく操る新体操のリボンをかいくぐり、“太陽と戦慄パートⅣ”を速弾きする夫。

➌よりにもよって“21馬鹿”の替え歌を、夫のギターに乗せて唄いまくる妻。

➍お互いの持ち歌“アイ・ウォント・トゥ・ビー・フリー”と“フラクチャード”で、なぜか縄張り争いをする夫と妻。

➎“ダイナソー”をバックに、お互い恐竜の着ぐるみ姿でじゃれる夫と妻。

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とほほほ。なにも己れのレパートリーをネタにせんでも。それでも日曜日配信にかこつけて、一度もギグが実現することなく消滅したサンデイ・オール・オーヴァー・ザ・ワールドの同名曲が、ちょこっとでも生演奏されたのは望外の喜びだったけれど。

やがて二人は、英米問わずロック・クラシックスのカヴァー路線に舵を切る。とりあえず、過去の動画内容一覧を大雑把に作ってみた(▼)。




【TOYAH AND ROBERT’S SUNDAY LUNCHざっくりリスト1】はこちら。
【TOYAH AND ROBERT’S SUNDAY LUNCHざっくりリスト2】はこちら。
【TOYAH AND ROBERT’S SUNDAY LUNCHざっくりリスト3】はこちら。

まず2020年5月8日。連合国がナチスドイツを降伏させた〈ヨーロッパ戦勝記念日〉に、コロナも駆逐すべくボウイの“ヒーローズ”を「本物」のギターとともにカヴァーしたのは、美しかった。

で最初のうちは、キンクスとかパープルとかゼップとかジミヘンとか夫と同世代の名曲たちが並ぶのだけど、やがてニューウェイヴやらメタルやらグランジやらチャート物やら、おそらくフリップ卿は今回初めて耳コピしたに違いない楽曲たちがいまなおカヴァーされ続けている。選曲権は明らかに妻にある。

しかもこの1958年生まれの妻、各種〈肉体の線がこれ以上出る服は地球上に存在しない〉コスプレ姿で毎回毎回、しかも基本ノーブラで乳頭をほぼ露出したまんまで、テニスのサービスを打ち続けたり、ダンベル運動を繰り返したりしつつ、夫の眼前で局部をくねらせて踊り唄う。夫をとにかく挑発し続けたのだ。

「最初は単にロバートを笑わせようと思って始めたのに、いつもノーブラになっちゃった感じね」(妻・談)。

次に2021年3月28日のZZトップ篇から、江戸川乱歩の『黄金仮面』ばりのマスクを着けた爆メタル・ギタリストがゲスト参加すると、公開でモヒカン刈りにされた夫は5月9日のプロディジー篇以降ずーっと、80年代風メイクも施して登場し続けるに至る。

かくしてロバート・フリップはふっきれた。

時には台所のテーブルに上がり「僕ってセクシーすぎる♡」とライト・セッド・フレッドを唄い、時にはメタリカの“メタル・マスター(Mater Of Puppets)”そのままに、妻に操られる人形を演じる。まさかあのフリップ卿が「おまえを蝋人形に」されちゃう日が来ようとは、かつて拝謁するたびに〈屁理屈〉という名の論理をまくし立てられてたあの頃が、とても懐かしい。


それでもいつしか私は、〈プログレ版暁伸・ミスハワイ〉的夫婦漫才の更新が毎週愉しみになった。というか妻トーヤの超能天気な献身により、幾多の屈託を乗り越えて日々好々爺化したからこそ、夫フリップは老齢の身には絶望的なコロナ禍にもめげることなく、キング・クリムゾンを継続できたはずなのだ。


「私は、一回り離れた74歳の夫無しでは生きていけません。だけど彼はとても内向的な人だから逆に、ダンスを教えてあげようと思いました。自分ながらおそろしく大胆な挑戦だったんですけど」。

昨年、爆笑夫婦漫才動画を始めた理由を訊かれたトーヤの答えが、ぐっときた。

さすがに彼女は自分の夫が実は意外に打たれ弱く、被害者意識が人一倍強い性格なのを熟知してたんだと思う。フリップの偏屈な論理武装に何度も辟易した私も、なんとなく察しちゃいたけれど。

思えばマクドナルド&ジャイルズが脱退するときも、『レッド』を最後にバンドを去ると決めたときも、「自分なしでクリムゾンを続けてほしい」などと口走っただけに、ナイーヴ過ぎるにもほどがある。歌詞が書けて唄えるエイドリアン・ブリューを手放せないから、要求されるさまざまな「特別扱い」を吞んだのも、二人だけのP6を継続せざるをえなかった上に、ブリューの勝手な欠席で〈独りぼっちのP6〉日本公演を余儀なくされたのに怒れなかったのも、同様だろう。

あんなに傲慢で偏屈で我田引水な屁理屈王のくせに。

それだけに、コロナ禍による先が見えないブランクに高齢の夫の心が折れちゃうんじゃないかと、そりゃ妻は本気で心配する。老人性鬱も馬鹿にできないし。私も昨年、もうクリムゾンが来日することはないんじゃないかと諦めてたのだ。実は。

だから妻は自分にしかできないどポップな方法論で、夫の気を晴らすことに注力した。彼女の担当は照明と撮影と、「夜遅くベッドでくすくす笑い堪えて考え出すコンセプトと、そしてロバートの説得(本人談)」。だろうなあ。


とはいえ自意識と自己防衛衝動が人一倍強いフリップだ。とても最初からトーヤの提案にすんなり乗ったとは思えない。案の定、正式スタートした第1回目の2020年4月26日から、大変だったようだ。そりゃそうだ。トーヤとお揃いのチュチュとタイツを(明らかに)着せられたフリップが『白鳥の湖』を踊るなんて、我々以上にいちばん本人が想像できなかったに違いない。実際、トーヤによれば、「ロバートは自分が馬鹿にされてると思って目茶目茶激怒していた」そうだ。

だと思う。

ところが困惑してたのは頑なな日本人プログレッシャーズだけで、海外の反応は圧倒的に好意的だったことで、およそ半年の試練を経たらすっかり〈陽気なモヒカン頭のロバート〉キャラを満喫してるではないか。いや、いつの間にかアレが正真正銘の〈ロバート〉そのものになっちゃってたのだ。意外にも。


「誰もがつらい想いをしているコロナ禍のいまだからこそ、表現者である私たちが皆を元気にするために何かを披露すべき。それこそ単純明快な笑いが美しくて大切だってことを、動画を観たひとたちと夫自身が共有できたのが何よりだったと思うわ」。

「〈撮影されている〉というカメラのプレッシャーを彼が感じないよう、ポジショニングを調整するのも私の役目。苦手なのをよく知ってるから、彼をカメラの真正面に立たせるのは絶対無理だもの」。

トーヤってなんて可愛らしい奥さんなのだろう。還暦すぎてもなお。

「キング・クリムゾンでのロバートは、フォーカスがぶれないよう定めた〈見えない境界線〉の内側で曲を書いてきたから、彼の存在がクリムゾンそのものになってる。するとステージで、自分が愉しむためのギター・ソロを弾きまくるわけにもいかない。私はもっと楽になってほしくてこの動画を考えたから、その彼がアイディアに乗って自分で定めたルールを破ろうとしてくれたことが、私はすごく嬉しいです」

「《日曜の昼ごはん》動画の魅力のひとつは、ロバートがとてもオープンな姿勢でロックな曲を本気で弾いてるところだと思う。だって普通ならありえないから」


理解するまではとても面倒くさいひとだが、いざ納得さえすればおそろしく自信満々にふるまえるのが、私が知ってるロバート・フリップだ。いや、そんな12歳離れた夫を大いに励まし〈その気〉にさせたトーヤの献身は、やはり素晴らしい。

かつて「財産目当て」と目茶目茶バッシングされながら、45歳も上の夫がパーキンソン症候群に冒されたら全身全霊で看護し、盟友・志村けんのコロナ死で老人性鬱に飲み込まれそうになれば必死で呼び戻した若妻の姿が重なる。

そんな加藤茶&綾菜とフリップ&トーヤもまた、私にとっては同じ地平に立つ夫婦だ。うん、そうなんだよ。


爆失笑が癖になるこの《日曜のお昼ごはん》の世界は、トーヤによれば「私たち夫婦の普段の様子そのまま」で「愛し合っている熟年夫婦による、ありふれたおふざけ」だという。「とにかくロバートに笑ってほしくて」、日常茶飯事常在戦場、笑わせることを常に心がけてるとはすごい。

「動画だからいいけれど、普段の私たちを誰かに覗かれたら『あんたら小学生か』とたぶん疑われると思う。たとえば、彼がシャワーを浴びに現れるまでお風呂場に隠れてるのが好きで。ロバートが灯りを点けたら、隅っこに潜む私がいろんなことして驚かせるの。『もうやめてくれ!』と助けを求められたこともあったけど(愉笑)」。

言われてみれば1991年5月、SAOTWとトーヤのソロとザ・リーグ・オブ・クラフィティ・ギタリスツのアルバム3作品を一気にリリースしたフリップは、呼んでもないトーヤを小脇に抱えて私のインタヴューにやってきた。しかも結婚5年目なのに膝の上に乗せてちゅっちゅちゅっちゅ♡するなどの超ラブラブ写真の撮影を要求され、結果『ロッキングオン』当該号を〈新婚さんいらっしゃい英国大会〉グラビアが飾る羽目になったのを想い出す。せっかく「今年の9月にキング・クリムゾンは再始動する」との言質をとったのに、台無しだ。

肝心のインタヴューもこんな感じに脱線していく。

市川 SAOTWはあなたにとって、クリムゾンの代替バンドではないんですね。

ロバフリ 僕は三つの立場で活動している。LCGがまず一つ。そしてSAOTWのギタリストとして。それからキング・クリムゾンの一員として。つまり三つのプロジェクトは並行して進むわけで、どれかがどれかに取って代われるというわけではないよ。

市川 つまり変遷してきたと見るべきではなく、それぞれが同時進行形であると。

ロバフリ そうであることを僕は願っているよ。1984年にクリムゾンが3年間の活動を完了したとき、僕のポップ・マーケットにおける7年間の仕事も終わった。そこで一度身を退いて、未来が僕を導くままに任せようと思った。そして未来は、二つのものを僕にもたらした。それが僕の妻と、ギター・クラフトだった。

市川 へ?

ロバフリ つまり重大なことが起きる際には、二つの特性が現れる。一つは驚きーーどうしてこんなことが起こり得たのか。そしてもう一つは必然性だねーーこれは起こらざるをえなかったことだ。ともあれそういうわけで僕は7年間、人目につかない場所でギタリストに徹していた。主にギター・クラフト、それからSAOTWでも少々。だけど現在これらが表立ってきたことで、僕の現役ミュージシャンとしてのパブリック・ライフも始まったわけだね。トーヤのソロ・アルバム『オフィーリアズ・シャドウ』、SATOWの『ニール・アット・ザ・シュライン』、そしてLCGの最新スタジオ・アルバム『ショウ・オブ・ハンズ』。この三つのプロジェクトは各々独立しているが、参加ミュージシャンなどの点で深い関連性がある。

市川 そもそも当初の《フリップ・フリップ》から《サンデイ・オール・オーヴァー・ザ・ワールド》にバンド名を変更したのは、なぜですか。

ロバフリ そもそもは、僕と妻が一緒に仕事をしたいという動機から始まったプロジェクトだった。

市川 なんと公私混同な。

ロバフリ でも途中から当然、他のミュージシャンも関わってくるわけで、そうなるとフリップ・フリップじゃ二人だけだから何か別の名前にしないとね(←あっさり)。

市川 その別の名前がどうして、フリップ・フリップなんてネタっぽいネーミングになっちゃうんですか。

ロバフリ バンド名そのものはアルバムの楽曲タイトルから取ったんだが、それは妻の発案なのさ。だから彼女に訊いてもらわねばならないーーあるいは自分で深く考えてみてくれたまえ。僕も自分で考えてみることにしよう。

市川 ……にしてもこのバンド名と、アルバム・タイトル『ニーリング・アット・ザ・シュライン』という二つのフレーズが並ぶと、非常に啓蒙的な印象を受けますが。

ロバフリ かもしれない。

市川 意図的じゃないんですか?

ロバフリ いや、言わんとしたことはかなり明確なのではないだろうか。

市川 と言いますと。

ロバフリ ミュージシャンが音楽の力の前にひれ伏す姿。たとえば、だけれどもーー音楽がミュージシャンを作り上げるというのは事実だ。決してミュージシャンが音楽を作るのではない。

市川 (中略)結局80年代とは、あなたにとってディシプリンの時代だったと考えていいんですかね。

ロバフリ そう……だね。いちばんシンプルな回答は「そうだ」というものだ。ただ、そこからいったん身を退いた途端、僕の人生に妻が現れたのはいささか驚きでもあったがね。だって〈結婚したい〉なんて気持ちはさらさらなかったのだから。僕は39歳で、音楽を友に何ひとつ不足ない生活を過ごしていた。けれど気がついたら、目の前に愛しい妻がいた。

「このひとは僕の妻になるべきひとだ」と認識できたから、1週間でプロポーズしたよ。そんな経緯だから僕たちは結婚当初、お互いのことはほとんど知らなかった。彼女のキャリアに関しても、英国でどれだけ成功してるのかに関しても――僕はしばらく米国に住んでいたからね。

市川 へー。じゃあ一体どうやって出逢ったんですか(←つい魔が差しちゃって訊いてしまったあぁぁぁぁ)。

ロバフリ 同じマネジメントだから、たまたま一緒にタクシーに乗り合わせたときに、「米国の小学校のためのチャリティ・レコード制作に協力してくれないか」と彼女に頼んだんだ。僕は当時ASCE(=the American for Continunous Education /継続教育協会)の代表を務めており、レコードは学校設立の目的で募金を集めるのが目的だった。でもその仕事を一緒にしているうちに彼女に完全に恋して、プロポーズをしてしまったんだよ。

市川 おお。

ロバフリ もちろん「ああこの女性だ」と思ったから結婚した(←真顔)。ある意味では見合い結婚みたいなものでね、二人の間で取り決めをして結婚してからだんだんにお互いに理解を深めていったわけさ。西洋人の感覚からは少し奇妙かもしれないが、きみたち東洋的感覚では受け容れられやすいのではないだろうか。これはギター・クラフトに関しても共通する部分があってーー。

市川 ほえ。(以下、フリップ卿によるギター・クラフト論が延々続いたのでカット)。さてプレスキットに拠れば、〈SAOTWは運命共同体的な、非常に結束力が強いバンド〉とあります。これはバンド内人間関係がやたら脆弱だった、過去のクリムゾンの反動なんでしょうかねぇ。

ロバフリ いや、それはない。クリムゾンとはまったく関係ないーーちなみにあのプレスリリースは、私の奥さんが書いたんだよ。僕の前で読み上げ「どう?」と訊くから、「素晴らしい! ぜひそれを使うべきだ、うんうん」と応えたのさ。

市川 わははは。でも前回のインタヴューであなた自身が「クリムゾンは最期、単なる個人テクニックの寄せ集めになってしまった」と総括してたわけで。そんなバンドの在りように対して今回、対照的なSAOTWが登場した必然性があるんじゃないかと。

ロバフリ 僕はキング・クリムゾンに関するインタヴューを受けているわけではないよ。

市川 だけどそう切り離して考えられるものでもないんじゃないですか? だってそれがあなたであることには変わりないんですから。

ロバフリ たしかに僕の人生は、僕の人生とは切り離せないものだ。そう。僕の人生は僕の人生とは切り離せないね。

市川 だけどあなたの人生は、あなたのやることと切り離すこともできるんですかね。

ロバフリ いや、そうではないだろうな。たしかに僕のやることは僕という人間そのものだから、きっと関連性はあるのだろう。しかしながらSATOWとキング・クリムゾンの唯一の共通項は、僕が両者のギタリストであることだけーーそう言っておくのがいいのではないだろうか。

市川 じゃあ話題変えますよ。奥さんのトーヤさんですがーー。

ロバフリ 僕のかわいいかわいい奥さんだね。

市川 はいはい。トーヤ・ウィルコックスというヴォーカリストをどう評価してます?

ロバフリ 本物のプロフェッショナルだ(←きっぱり)。たとえば“フリーダム”という楽曲にヴォーカルを入れるよう頼んだら、たった一度のテイクで完璧に唄ってくれた。これは僕たちが出逢ってまもない頃に録った曲で、最も古いSAOTWのレパートリーになる。もちろん後から、リズム・セクションだけ新しく替えたがね。

市川 彼女の才能にそのとき驚かされた、と。

ロバフリ 妻にはいつも驚かされる。彼女は驚きそのものだ。

市川 もしかしたらそんな彼女がいることが、あなたのバンド・コントロールに役立ってたりしません?

ロバフリ いや、そういうことではないね。我々は仕事と私生活はきっちり分けている。家に帰れば……まあなんというか、仕事のことは忘れるようにしているけれど(愉笑)、ものを創る場にあってはいかなる他人と仕事をするのも、非常に大変なことだ。それが自分の妻であっても、大変なことに変わりはない。つまり、他の誰より楽ということも難しいということもない。いつでも難しいのだよ。

市川 かつてあなたは、失恋が原因で修道院入りしたなんて話がありましたけどーー。

ロバフリ ……すまない、もう一度言ってくれないか。

市川 いま聞こえてたでしょうに。

ロバフリ いや、一応確かめておこうかと思って。きみの見方は少々ずれている。僕は常に、何かに惹きつけられてその方向に動く。何かから逃れるために動くわけではない。これは僕の人生すべてについて言えることだ。どの方向に進めばよいか、明確な報せがいつもあるのだよ。それも驚くべきことには、七年毎にね。

市川 七年周期ですか(醒笑)。


このときの私は明らかに、「のろけ話」を適当に聞き流してたと思う。仕方ないだろ。それが人間だ。


ちなみに文中フリップ言うところの〈縁結び〉レコードが、トーヤ&フリップ名義の1986年作品『THE LADY OR THE TIGER?』になる。

あの《ギター・クラフト・コース》が最初に開催されたのは1985年3月25日で、場所は米ウェストバージニア州チャールズタウンの《クレイモント・コート》。なので「お世話になりました」流れから、地元の《私立クレイモント小学校》救済慈善活動の一助を担ったと思われる。にしてもなぜ、よりにもよってこんな田舎町を選んだのだろう。

と思ったら、ジョージ・ワシントンの孫甥が建てアメリカ合衆国国家歴史登録財に指定されたこのクレイモント・コートを買収したのが、例のJ.G.ベネット。グルジェフだ神秘主義だフリップ大好きだ。そのベネットが所有したことでASCE(←実質的にはクレイモント持続教育協会)の、日本的に言えばいろんなカルチャー教室に会場を提供するリトリートセンターとして稼働していたようだ。まあ、ギター・クラフトもカルチャースクールみたいなもんだということで。


とはいえ私も大学時代はロバート・フリップを理解しよう(失笑)と、神秘主義関係の書物を結構読んだ。若かったから。力まかせの誘導が過ぎるものの、まだグルジェフは哲学書として成立していて面白い。しかし弟子のベネットの著作は自己啓発本レベルで、笑えなかった。フリップ卿はなぜハマったのだろう。未だに謎だ。

さて、未曾有のCDバブル前夜だった90年代初頭、英ヴァージン作品のCD化は本国にオーダーすればほぼほぼ許諾された。ヴァージン・ジャパン時代も東芝EMI時代も。なので世界初CD化案件から日本独自編集のレア音源集まで、愉しく制作させてもらった幸福な時代である。しかし唯一、このトーヤ&フリップだけは許諾されなかった。いま思えば例のフリップ×EG著作権争議勃発の頃だからやむをえないけれど、当時は「ケチ」と小声で罵った私である。

このA面がフリッパートロニクス、B面がLGCをバックにトーヤが朗読する「片面各1曲」アルバムは、絶対聴かねばならない作品ではない。おいおい。サウンドスケイプスよりアナログ臭ぷんぷんのフリッパートロニクスの方が好きな私みたいな高齢者や、まだその他大勢の一〈ギター教室生徒〉に過ぎなかったヤング・トレイ・ガン推しのマニアしか、愉しめない気がする。なので私は結構好きだけど。


英国では、ミュージシャンとしても舞台・映画・TV女優としてもミュージシャンとしても司会者としても声優としても大活躍の、トーヤ。元々演技畑のひとだしデレク・ジャーマンに見い出されてるから音楽は副業というか、私の中では〈エキセントリックな薬師丸ひろ子〉なのだ。とにもかくにも本国での知名度は、明らかにフリップを圧倒する。しかも40年前からジェンダー平等をリードしてきた超著名ペルソナなのに、我が国ではニーナ・ハーゲンやリーナ・ラヴィッチ、スージー・スーに較べるとカルトな存在に過ぎない。だから意外ではあったけど、フリップとの結婚が大半の日本人プログレッシャーズの興味を惹かなかったのは、仕方ない。

特に私は本当に失礼な男で、「実質」人妻デボラ・ハリーへの報われぬ恋心の代役、程度にしか思わなかったのだ。だって、DVDで観た伝説のNY限定「とんでも」TV番組『TV PARTY』1978年12月18日初回放送分の映像が、とにかく衝撃的だったからーー。


一応説明しておくと、アンディ・ウォーホル主宰の『インタヴュー・マガジン』誌や美術誌『ハイ・タイムズ』などの連載で時代の寵児だったコラムニスト、グレン・オブライエンとブロンディのクリス・ステインが企画&MCのモノクロ生ケーブルTV番組が『TV PARTY』で、1978年から1982年までオンエアされた。

ありとあらゆるポップ・カルチャーの新進気鋭のアーティストたちがスタジオに勝手に集まり、毎週予測不能のゲストも登場してライヴ演奏するわ、体制や田舎者を小馬鹿にして政治やアートを語るわ、視聴者からの電話に放送コード無視で応戦するわ。そう、〈あの時代〉特有のヒップでニューウェイヴな共同体の空気を、見事に澱ませまくってた番組なのだ。しかもカメラもスイッチャーも皆ど素人だから、究極のパンク・ロック的DIY魂炸裂でその見づらいことといったら。わはは。

ある意味、ジュリアーニの大掃除でつまらなくなってしまう以前のニューヨークみたいな、「まぜると危険なんだけどがんがん混ぜちゃうよ?」という勘違いの巣窟っぷりが素敵だった。ロンドンも東京も私もみーんなああだったのだ、あの頃は。

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ウォーホル。ジャン・ミッシェル・バスキア。エイモス・ポー。ヴィンセント・ギャロ。アート・リンゼイ。メイプル・ソープ。ケイト・サイモン。リサ・ローゼン。ファブ5フレディ。ウォルター・ステディング。デボラ・ハリー。ジェームス・チャンス(コントーションズ)。ジョン・ルーリー(ラウンジ・リザーズ)。フレッド・シュナイダー(The B-52’s)。ティム・ライト(ペル・ウヴ/DNA)。クラウス・ノミ。リチャード・ソール(パティ・スミス・グループ)。デヴィッド・バーン。クラフトワーク。ミック・ジョーンズ。ジョー・ストラマー。ジョージ・クリントン。ナイル・ロジャーズ。デヴィッド・ボウイ。イギー・ポップ。

などなど、ジャンルの垣根を押し倒した出演者は数知れず。知らない名前は各自ググってください。私にとっては大学時代にお世話になった懐かしいひとたちだらけなんだけど。

ちなみに番組そのものは、現在観るとかなりしんどい。史料的価値はもちろん高いがとにかく雑すぎて、素人仕事にも程があるからだ。あの当時の東京も似たようなもんではあったのだけど。

そしてこの変わり者たちの中に、ロバート・フリップもいた。


当時の彼は第二の思春期――髪切ってスーツ着てネクタイ締めてモテたい盛りの〈紐育でニューウェイヴ・デビュー〉仕様。ブロンディとスタジオ・ライヴでオールディーズをカヴァーするのはいいけれど、なんと立ったまんまギターを弾いてるではないか。1969年5月14日ロンドンのクラブ《レヴォリューション》公演以来ずーっと、いまなおスツールに座って弾いてるくせになぜ立ってるのかあんたは。しかも唄ってる一歳年上のデボラ姐さんに心奪われ、へこへこ腰まで振ってるよ。おいおい。

ステージでこんなに本性丸出し、もとい等身大のフリップは見たことない。

下衆な私の詮索はさておき、デボラ姐さんとの付き合いは濃い。1978年だったかブロンディの本拠・CBGBでのギグ出演に端を発して、同年9月発表の3rdアルバム『恋の平行線』収録の“フェイド・アウェイ”でギター・ソロを2本披露。で満を持してオファーしたフリップ初ソロ・アルバム『エクスポージャー』へのゲスト・ヴォーカル参加は、姐さんのOKはもらったもののクリサリスの許可が下りず、実現せず。ダリル・ホール同様、当たり前っちゃあ当たり前だけどフリップ無念。

それでも1980年1月のブロンディ英国上陸ハマースミス・オデオン全8公演に毎晩1曲必ず客演するという、皆勤賞で貢献。1月12日の“ヒーローズ”ライヴ・ヴァージョンは、“銀河のアトミック”の12インチシングルで披露されたほどだ。現在では4thアルバム『恋のハートビート』2006年版のボートラで聴けるが、なにせフリップのギターは〈本物〉だから、なんか不思議な気分になる。

これだけではない。たまたま姐さんの自伝本『フェイス・イット』を読んだら、これがまた衝撃的すぎたのである。

この1980年代突入前夜当時、人気絶頂の姐さんとステイン〈最強の夫婦同然タッグ〉は、ジャン=リュック・ゴダール1965年の監督作品『アルファヴィル』のリメイク版製作を企む。なぜかゴダールが米国B級映画感満載のスパイ映画とSF映画に手を出したら、やはり手癖のノワールっぽさが拭えず奇妙な作品だが、ヒロイン役のアンナ・カリーナがもうとにかくキュートで、姐さんが演じたくなったのは理解できる。おそろしいのは、エディ・コンスタンティーヌが演じたいつも不機嫌で不可解な秘密諜報員の主役を、ロバート・フリップに委ねたという事実だ。不機嫌で不可解にしか見えないフリップの顔相は、たしかに合うかもしれないけれど。そして二人は実際に衣裳を着て、カメラテストまでしたらしい。ひゃー。

結局、姐さんとステインはリメイクをゴダール本人に直訴。「きみたちイカれてるね」と呆れられたものの、1000ドル払って映像化権を譲り受けたのだから驚く。結果的には、ゴダールが実は映像化権を持ってなかったという豪快なオチで、フリップの役者デビューは幻に終わり、彼が道を踏み誤る危機は回避されたのであった。めでたしめでたし。


とまあ、姐さん&ステインのニコイチで信頼関係を築いちゃった以上、きっぱりフリップは諦めるしかなかった。しかしその数年後に出逢ったトーヤちゃんは、デボラ姐さんを一回り若返らせたような容姿が意外に似てたし、中身は中身でひと世代下の分だけニューウェイヴ的感性と好奇心が旺盛な爆弾ジェンダーだったのだから、フリップの胸にぽっかり空いた穴を埋めて余りある女子だったに違いない。といまなら容易に想像できる。

私は無責任で勝手なのだ。居直るなよ。

何度でも書くが、嫁トーヤの型破りな献身によって老夫フリップの心はコロナ禍にも折れることなく、昨年の日本公演を花道に楽団キング・クリムゾンは天寿を全うできた。そしてこの、突き抜けて明るく万年ノーブラのおばちゃんにどれだけ感謝してもしきれないのは、我々プログレッシャーズ以上にフリップ自身のはずである。

すると妻の心を知ってか知らずか、他人に笑われるのは屈辱と激怒した自分をなかったことにして、我田引水の重層的な講釈で我々を振り回すロバート・フリップがあっけらかんと帰ってきたのだ。お馴染みのあいつが。


「英国人とは皆、世の中が暗くなると馬鹿みたいに笑いたくてくだらないことを率先してやる人種なのだ。モンティパイソンがそのいい例だね」。

「1965年から1967年、私はボーンマスのホテルの専属バンドマンで食い扶持を稼いでたよ。そのギタリストにとって、若いオーディエンスを喜ばせる最新ヒット曲のレパートリーは必須だったわけだ。あれから50年が経ちこうしてカヴァー・バンドの一員となった以上、私は1980年代以降のあらゆるヒット曲を演奏できなければならない。ほぼクリムゾンの曲しか弾いてなかった私にとっては、なかなかの難題だったと言える」。

「自分に対する世間のイメージの払拭も、実はこの動画に関する個人的な目的の一つでもあった。〈すごく嫌な奴で、誰に対しても失礼で友人にも冷たく、人間らしい心を持ち合わせておらず、始終怒っている金の亡者〉というね(醒笑)。と同時に、私のこれまでのような活動ではとても払拭は無理だと、諦めてもいたよ。だけど妻は、私のまるで違う一面を世間に知ってもらう方法について、ずいぶん前からアイディアを練っていたようだ」。

「ただし、今回のロックダウンがなければ私は〈この〉アイディアにきっと同意しなかったはずだね」


切り替えが早すぎるというか、ここまでいけしゃあしゃあと自分を正当化できるとは、さすが〈後出しジャンケンの帝王〉。フリップ卿が健在で、素直に嬉しい。

妻トーヤのソロ作品も、彼女と故ビル・リーフリンのバンド《ヒューマンズ》の作品も、これまでフリップは偽名《ボビー・ウィルコックス》を名乗って地味ぃにちょっとだけ手伝うのが常だった。ところが、昨年2021年9月にリリースされた妻のソロ新作『POSH POP』は、相変わらず偽名ではあるが目にも鮮やかなブルーのスーツ姿の夫が、堂々内ジャケにもブックレットにも登場してるのだ。

例のキッチンみたいなノリで。

妻の愛情たっぷりの思惑どおりに夫は転がり、そして〈老後プログレの星〉として明るい余生を歩み始めている。これはこれで、心強い。


2019年2月の第12回朝日杯将棋トーナメント決勝で、初対戦の藤井くん16歳にいきなり敗れたときも、2020年7月の第91期棋聖戦で挑戦者の藤井くん17歳に1勝3敗で史上最年少の初戴冠を許したときも、2021年2月の第14回朝日杯準決勝で藤井くん18歳に大逆転負けを喫したときも、そしてリベンジ挑戦した同年7月の第92期棋聖戦は3戦全敗の返り討ちに遭ったときも、その度に〈棋界最強の敗北者〉渡辺明名人は例の漫画『将棋の渡辺くん』で、「どうして負けたのか」「藤井くんはどう強いのか」「今後勝てる可能性はあるのか」などと妻・伊奈めぐみに根掘り葉掘り訊かれたまんまを、描かれっぱなしの数奇な人生だ。

もともとオープンで雄弁な名人だが、妻のイジりっぷりはそれ以上に容赦ない。藤井くんに敗れた夫を《またも国民的ヒーローの斬られ役》と呼び、自分の作品を《この漫画は万年敗者のばいきんまん視点》《負け続けながらもなぜ闘うのか!?》と評したあげく、旦那と藤井くんの次回対局を《ちなみにばいきんまんが勝つ回はなかったはず》《それでも闘いは続く!!》と断言してしまう。あのね。

すると笑い飛ばされても夫はマイペースで、飄々と、相変わらず藤井くん以外の相手を次々と退け名人と棋王の防衛記録を伸ばしている。


なんてやさしい世界なんだろう。


名人嫁のコミック最新刊第6巻の背表紙を見た。まず【将棋の渡辺くん❻】。当然タイトルがきて、作家さん名の【伊奈めぐみ】がきてーーちょうど帯がかかる。その帯の背には、【(旦那は渡辺明)】の文字が。あれ何だろうこの既視感。あ、2008年リリースのトーヤのアルバムタイトルだよ【IN THE COURT OF THE CRIMSON QUEEN】。

清清しい。












第一回「ジョン・ウェットンはなぜ<いいひと>だったのか?」はコチラ!

第ニ回 「尼崎に<あしたのイエス>を見た、か? ~2017・4・21イエス・フィーチュアリング・ジョン・アンダーソン、トレヴァー・ラビン、リック・ウェイクマン(苦笑)@あましんアルカイックホールのライヴ評みたいなもの」はコチラ!

第三回「ロバート・フリップ卿の“英雄夢語り”」はコチラ!

第四回「第四回 これは我々が本当に望んだロジャー・ウォーターズなのか? -二つのピンク・フロイド、その後【前篇】-」はコチラ!

第五回「ギルモアくんとマンザネラちゃん -二つのピンク・フロイド、その後【後篇】ー」はコチラ!

第六回「お箸で食べるイタリアン・プログレ ―24年前に邂逅していた(らしい)バンコにごめんなさい」はコチラ!

第七回「誰も知らない〈1987年のロジャー・ウォーターズ〉 ーーこのときライヴ・アルバムをリリースしていればなぁぁぁ」はコチラ!

第八回「瓢箪からジャッコ -『ライヴ・イン・ウィーン』と『LIVE IN CHICAGO』から見えた〈キング・クリムゾンの新風景〉」はコチラ!

第九回「坂上忍になれなかったフィル・コリンズ。」はコチラ!

第十回「禊(みそぎ)のロバート・フリップ ーー噂の27枚組BOX『セイラーズ・テール 1970-1972』の正しい聴き方」はコチラ!

第十一回「ああロキシー・ミュージック(VIVA! ROXY MUSIC)前篇 --BOXを聴く前にブライアン・フェリーをおさらいしよう」 はコチラ!

第十二回 「ああロキシー・ミュージック(VIVA! ROXY MUSIC)後篇 --BOXを聴いて再認識する〈ポップ・アートとしてのロキシー・ミュージック〉」はコチラ!

第十三回 「今日もどこかでヒプノシス」はコチラ!

第十四回 「ピーター・バンクスはなぜ、再評価されないのか --〈星を旅する予言者〉の六回忌にあたって」はコチラ!

第十五回 「悪いひとじゃないんだけどねぇ……(遠い目)  ―― ビル・ブルフォードへのラブレターを『シームズ・ライク・ア・ライフタイム・アゴー 1977-1980』BOXに添えて」はコチラ!

第十六回 「グレッグ・レイク哀歌(エレジー)」はコチラ!

第十七回 「クリス・スクワイアとトレヴァー・ホーン -イエスの〈新作〉『FLY FROM HERE -RETURN TRIP』に想うこと- 前篇:スクワイアの巻」はコチラ!

第十八回 「クリス・スクワイアとトレヴァー・ホーン -イエスの〈新作〉『FLY FROM HERE-RETURN TRIP』に想うこと- 後篇:空を飛べたのはホーンの巻」はコチラ!

第十九回「どうしてジョン・ウェットンを好きになってしまったんだろう(三回忌カケレコスペシャルversion)」はコチラ!

第二十回「どうしてゴードン・ハスケルは不当評価されたのだろう ー前篇:幻の1995年インタヴュー発掘、ついでに8人クリムゾン来日公演評も。」はコチラ!

第二十一回「どうしてゴードン・ハスケルは不当評価されたのだろう -後篇:幻の1995年インタヴューを発掘したら、めぐる因果は糸車の〈酒の肴ロック〉」はコチラ!

第二十二回「鍵盤は気楽な稼業ときたもんだ--あるTKの一生、に50周年イエス来日公演評を添えて」はコチラ!

第二十三回「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう(by ビリー・シャーウッド)」はコチラ!

第二十四回「荒野の三詩人-誰かリチャード・パーマー=ジェイムズを知らないか-」はコチラ!

第二十五回「会議は踊る、プログレも踊る-リチャード・パーマー=ジェイムズを探して-」はコチラ!

第二十六回「我が心のキース・エマーソン & THE BEST ~1990年の追憶~」はコチラ!

第二十七回:「『ザ・リコンストラクション・オブ・ライト』は、キング・クリムゾンの立派な「新作」である。 プログレ「箱男」通信【KC『ヘヴン&アース』箱】号①」はコチラ!

第二十八回:「《The ProjeKcts》の大食いはいとおかし。 プログレ「箱男」通信【KC『ヘヴン&アース』箱】号②」はコチラ!

第二十九回:「ロバート・フリップの〈夢破れて山河あり〉物語 プログレ「箱男」通信【KC『ヘヴン&アース』箱】号➌」はコチラ!

第三十回:「封印された〈車道楽プログレ〉ー『レイター・イヤーズ 1987-2019』箱から漏れた、ピンク・フロイドVHS『道(MICHI)』」はコチラ!

第三十一回:「どうしてプロレスを好きになってしまったんだろう。へ?」はコチラ!

第三十二回:「LEVINは何しに日本へ? の巻」はコチラ!

第三十三回:「どうして日本人はキング・クリムゾンを唄いたがるのだろう -雑談三部作・完結編-」はコチラ!

第三十四回:「コロナの記憶:どうしてビル・リーフリンを忘れられないのだろう トーヤ&フリップ「夫婦善哉」への道」はコチラ!

第三十五回:「キル・ビル/ビル・ブル 極私的「60歳からのプログレッシヴ・ロック」論」はコチラ!

第三十六回:「イエスCD+DVD34枚組『ユニオン30ライヴ』boxは、20世紀からの玉手箱か?」はコチラ!

第三十七回:「ジャコ・ジャクジクが〈ポール・ヤング〉に憧れた日 1980年代に遺したJAKKO青春の蹉跌シングルズを徹底追跡してみた。」はコチラ!

第三十八回:「「妄想」は荒野をめざす 『キング・クリムゾンー至高の音宇宙を求めて』40年目の読書感想文」はコチラ!

第三十九回:「ニーナ・ハーゲンは最強の〈ジャーマン・プログレ〉である。」はコチラ!

第四十回:「とあるキャメルの「不幸」」はコチラ!

第四十一回:「まずは、さよならキング・クリムゾン。」はコチラ!

第四十二回:「(第41回からの)日曜日のお昼ごはん。【前篇】ロバート・フリップと渡辺明」はコチラ!

KING CRIMSONの在庫

  • KING CRIMSON / 21ST CENTURY GUIDE TO KING CRIMSON VOLUME TWO 1981-2003

    81〜03年までのスタジオ音源/ライヴ音源で構成されたアンソロジー、全65曲

  • KING CRIMSON / EPITAPH VOLUME ONE AND TWO

    69年BBCセッション音源&69年ライヴ音源を収録

    69年のBBCセッションと69年10月のアメリカ公演を収録したライヴ・アルバム。

    • PCCY01087

      2枚組ボックス、各CDはペーパーケース仕様、オリジナル・ブックレットと日本製ブックレット付仕様、定価4369+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯無

      帯無、1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり

      650円

      520円
      (税込572円)

      143円お得!


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  • KING CRIMSON / GREAT DECEIVER – LIVE 1973-1974

    92年リリース、73-74年の未発表ライブ音源を収録、全47曲

  • KING CRIMSON / LIVE AT SHEPHERDS BUSH EMPIRE LONDON 1996

    ダブルトリオ編成による96年ロンドン公演、全22曲

  • KING CRIMSON / NEAL AND JACK AND ME

    82-84年の傑作ライヴ映像集

  • KING CRIMSON / NIGHT WATCH

    73年、アムステルダムでの壮絶なライヴパフォーマンスを収録!

    • PCCY01177

      プラ製透明スリップケース&ブックレット付仕様、2枚組、定価3689+税

      盤質:傷あり

      状態:並

      帯無

      帯無、スリップケースに汚れあり

      610円

      488円
      (税込537円)

      134円お得!


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  • KING CRIMSON / CONSTRUKCTION OF LIGHT

    よりヘヴィにより理知的に深化を遂げた00sクリムゾン第一弾、2000年リリース

  • KING CRIMSON / HAPPY WITH WHAT YOU HAVE TO BE HAPPY WITH

    02年リリース、「The Power To Believe」の予告編的ミニアルバム、全10曲

  • KING CRIMSON / SHOGANAI

    02年作

    • UICE1027

      紙ジャケット仕様、帯元から無し、解説・情報シール・リーフレット付仕様、定価2200

      盤質:傷あり

      状態:並

      帯-

      カビあり

    • UICE1027

      紙ジャケット仕様、帯元から無し、解説・情報シール・リーフレット付仕様、定価2200

      盤質:全面に多数傷

      状態:良好

      帯-

      軽微なスレあり、若干汚れあり、情報記載シール無し

  • KING CRIMSON / ELEKTRIK: LIVE IN APAN 2003

    ロバート・フリップ/エイドリアン・ブリュー/トレイ・ガン/パット・マステロットによる03年東京公演を収録、全12曲

  • KING CRIMSON / POWER TO BELIEVE

    「ヌーヴォ・メタル」を標榜した03年作

  • KING CRIMSON / CIRKUS

    ライヴ音源集、NEON HEAT DISEASE(84〜98年)、FRACTURED(69〜96年)

  • KING CRIMSON / CONDENSED 21ST CENTURY GUIDE TO KING CRIMSON 1969-2003

    06年リリースの高音質ベスト、全32曲

    • IEZP1

      2枚組、ボックス入り仕様、Tシャツ付き仕様、フリップ監修による06年デジタル・リマスター、定価4410

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      ボックス・Tシャツなし、帯に折れ・黄ばみあり

      1000円

      800円
      (税込880円)

      220円お得!


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  • KING CRIMSON / LIVE IN ARGENTINA 1994

    全35曲、ダブル・トリオ時代の歴史的パフォーマンスを捉えた映像作品

  • KING CRIMSON / LIVE AT THE ORPHEUM

    14年米ツアーより、LAのOrpheum Theatre公演を収録

    2014年秋の米国ツアーから、9月30日と10月1日にLAはOrpheum Theatreで行われたライヴから7曲を収録。『RED』収録の「One More Red Nightmare」や「Starless」、『アイランズ』収録の「Sailor’s Tale」など、蘇る70年代クリムゾンの楽曲に歓喜。収録曲は、
    1. Walk On: Monk Morph Chamber Music
    2. One More Red Nightmare
    3. Banshee Legs Bell Hassle
    4. The ConstruKction of Light
    5. The Letters
    6. Sailor’s Tale
    7. Starless

    • IEZP85

      紙ジャケット仕様、K2HD HQCD+DVDオーディオの2枚組、ステッカー・チケットレプリカ付仕様、定価4000+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

  • KING CRIMSON / LIVE IN CHICAGO

    17年6月28日シカゴでのライヴを収録

  • KING CRIMSON / LIVE IN VIENNA

    2016年のツアー、ウィーン公演のライヴ音源。CD3には、日本のみに発売が許可されたライヴ・イン・ジャパン2015公式ライヴ・アルバム『ジャパン・ツアー・オーディオ・ダイアリー』を収録。

  • KING CRIMSON / AUDIO DIARY 2014-2017

    14〜17年のライヴ音源集、18年リリース

  • KING CRIMSON / IN THE COURT OF THE CRIMSON KING

    69年発表、ロック・シーンの流れを変えた歴史的デビュー作!

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1969年に発表されたデビュー・アルバム『クリムゾン・キングの宮殿』は、プログレッシヴ・ロックのスタート地点となった大名盤であり、プログレッシヴ・ロックを聴くならまずはこのアルバムからと断言できる作品です。メンバーはギタリストRobert Fripp、ベース・ヴォーカリストGreg Lake、ドラマーMichael Giles、管楽器に加えて鍵盤楽器(メロトロン)も担当するIan McDonald、そして作詞家Peter Sinfieldという布陣。「21世紀のスキッツォイド・マン」のオープニングから緊張感のある変拍子アンサンブルやユニゾン・フレーズが畳み掛け、「風に語りて」では牧歌的でありながら浮世離れした音世界を構築。“混沌こそ我が墓碑銘”の一節があまりに有名な「エピタフ (墓碑銘)」と、同じくリリックの幻想美に酔いしれる「ムーンチャイルド」を経て、メロトロンの洪水に溺れるシンフォニックな最終曲「クリムゾン・キングの宮殿」へ。“THE BEATLESの『Abbey Road』をチャート・トップから陥落させた”というエピソードの真偽はともかくとして、プログレッシヴ・ロック時代の幕開けを告げる衝撃的な作品であることは間違いありません。『クリムゾン・キングの宮殿』に触れずにプログレッシヴ・ロックを語ることは、まず不可能でしょう。

    • IECP20174/175

      2枚組、HQCD、スティーヴン・ウィルソンによる09年リマスター音源と04年リマスター音源を収録、40周年記念エディション・ボーナス・トラック10曲、定価3300+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

  • KING CRIMSON / IN THE WAKE OF POSEIDON

    衝撃的デビュー作「クリムゾン・キングの宮殿」の構成を踏襲した70年2nd、前作に匹敵する重厚さドラマ性に加えジャズ系ミュージシャンを起用し新機軸も打ち出した一枚

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1970年に発表されたセカンド・アルバム『ポセイドンのめざめ』は、デビュー・アルバム『クリムゾン・キングの宮殿』の延長上に位置する作品となっています。『クリムゾン・キングの宮殿』発表後、ギタリストRobert Frippと作詞家Peter Sinfieldを除く3名が脱退を表明するも、諸事情によりGreg LakeとMichael Gilesは引き続き本作のレコーディングに参加。新たにKING CRIMSONに参加したのは、ピアニストKeith Tippett、管楽器奏者Mel Collins、ベーシストPeter Giles(Michael Gilesの実弟)、そしてヴォーカリストGorden Haskell。その結果、本作には8名ものミュージシャンの名前がクレジットされることになりました。音楽的にはデビュー・アルバムと同一線上で捉えることも可能ではありますが、例えばKeith Tippettのジャズ・ピアノをフィーチャーした「キャット・フード」、あるいは、ホルスト作曲の組曲「惑星(火星、戦争をもたらす者)」を思わせるリズムとカオティックなメロトロンが凄まじい相乗効果を生む「デヴィルズ・トライアングル」など、新たな試みも行われています。なお本作の後、Greg LakeはEMERSON, LAKE & PALMERとして再デビュー、そしてMichael GilesとPeter Gilesの兄弟はすでにKING CRIMSONを脱退していたIan McDonaldと共にMcDONALD AND GILESを結成します。

  • KING CRIMSON / LIZARD

    70年3rd、表題曲にはYESのジョン・アンダーソンが参加

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。セカンド・アルバム『ポセイドンのめざめ』を最後に、Greg Lake、Michael Giles、Peter Gilesが脱退。1970年に発表されたサード・アルバム『リザード』は、『ポセイドンのめざめ』に参加していたベース・ヴォーカリストGorden Haskellと管楽器奏者Mel Collinsが正式加入、さらにドラマーAndy McCullochを迎え入れ制作されました。ゲスト・ミュージシャンは、過去作にも参加のジャズ・ピアニストKeith Tippettがバンドメイト(コルネット奏者Mark Charigとトロンボーン奏者Nick Evens)を引き連れ参加している他、オーボエ奏者Robin Miller、さらにYESのヴォーカリストJon Andersonが、表題組曲「リザード」の「ルーパート王子のめざめ」で歌声を響かせています。本作は、Keith Tippettが持ち込んだフリー・ジャズのエッセンスがグループに新たな息吹を注ぎ込んだ作品であり、特に「インドア・ゲイムズ」や「ハッピー・ファミリー」におけるインプロヴィゼーションなどで、その影響をはっきりと聴き取ることができるでしょう。一方で、フルートが舞う「水の精」ではこれまでのKING CRIMSONらしい牧歌性も披露。ラストには20分を超える表題組曲「リザード」が控えます。フリー・ジャズへの接近を通じて、後のKING CRIMSONサウンドの重要なポイントとなる即興色を拡張した傑作です。

  • KING CRIMSON / ISLANDS

    クリムゾン史上最も儚く美しいサウンドを聴かせる71年4th

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。サード・アルバム『リザード』をリリース後に、ベース・ヴォーカリストGorden HaskellとドラマーAndy McCullochが脱退。1971年に発表された4thアルバム『アイランズ』は、ベース・ヴォーカリストBoz(Boz Burrell)とドラマーIan Wallaceを迎え制作されました。ゲスト・ミュージシャンは、前作『リザード』にも参加のジャズ・ピアニストKeith Tippett、コルネット奏者Mark Charig、オーボエ奏者Robin Millerに加えて、ダブル・ベース奏者Harry Millerと女性オペラ歌手Paulina Lucasが新たに参加しています。本作は、いて座三裂星雲のジャケットが示す通り「静寂」あるいは「静謐」といったワードが相応しい神秘的なサウンドが展開される傑作。KING CRIMSONらしいヘヴィネスが炸裂する『船乗りの話』のような楽曲も収められていますが、全体的にアコースティック楽器に比重が置かれています。Keith Tippettらは言うまでもなく、Harry Millerの浮世離れしたダブル・ベースや、Paulina Lucasの魔術のようなソプラノ・ヴォイスも楽曲に素晴らしいアクセントを加えています。本作を発表後、Peter SinfieldがRobert Frippと対立し解雇、さらに残る3名も音楽性の違いが明確になりKING CRIMSONは解散。Robert Frippは再始動に向けて新たなメンバーを探すことになります。

  • KING CRIMSON / LARKS’ TONGUES IN ASPIC

    フリップ以外のメンバーを一新して制作された73年作5th、圧倒的な緊張感とダイナミズムが支配する大傑作!

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。4thアルバム『アイランズ』を発表後に解散したKING CRIMSONですが、Robert Frippは新たなメンバーを探しKING CRIMSONを再始動。グループの最高傑作と名高い1972年の5thアルバム『太陽と戦慄』を世に送り出しました。メンバーはギタリストRobert Frippに加えて、ベース・ヴォーカリストJohn Wetton、ドラマーBill Bruford、パーカッション奏者Jamie Muir、ヴァイオリン奏者David Crossという布陣。本作は、確かな技巧を持ったミュージシャンたちによる最高品質の実験音楽作品であり、1曲目の「太陽と戦慄 パートI」と最終曲「太陽と戦慄 パートII」に象徴される、即興演奏を重視したメタリックなプログレッシヴ・ロックの大傑作となっています。また、2つの先鋭的な楽曲に挟まれた中盤の楽曲たちも素晴らしく、John Wettonのヴォーカルが冴えわたる「土曜日の本」や、最初期のKING CRIMSONサウンドが頭をよぎる「放浪者」、 ヘヴィーなギターとスキャットから始まる「イージー・マネー」 、Jamie Muirの話し太鼓(西アフリカの伝統的な太鼓の奏法)を曲名に冠した「トーキング・ドラム」と、どの楽曲も強烈な個性を持っています。ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックを聴くうえで、避けて通れない名盤です。

    • IECP50006

      デジタル・リマスター、定価1886+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯無

      帯無、若干黄ばみあり

      760円

      380円
      (税込418円)

      418円お得!


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    • IECP50006

      デジタル・リマスター、定価1886+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      帯に軽微な折れあり

      1000円

      500円
      (税込550円)

      550円お得!


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    • PCCY01527

      24bitデジタル・リマスター、HDCD、定価2200+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      側面部に若干色褪せあり

      800円

      640円
      (税込704円)

      176円お得!


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    • IEZP38

      紙ジャケット仕様、40周年記念エディション、HQCD+DVD-AUDIOの2枚組、K2HDマスタリング、ブックレット・内袋・復刻巻帯付仕様、DVD-AUDIOはNTSC方式・リージョンフリー、定価4500+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      盤に内袋の跡あり

    • IECP10008

      紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、定価2500+税

      盤質:傷あり

      状態:

      帯有

      紙ジャケに目立つスレあり、帯に折れあり、黄ばみあり

    • IEMQ12

      紙ジャケット仕様、MQA-CD、スティーヴン・ウィルソン・ステレオ・ミックス、12年版ステレオミックス、ボーナス・トラック3曲、英文ブックレット封入、定価2800+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      5490円

      4392円
      (税込4831円)

      1208円お得!


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    • EGCD7EG

      フリップ自身による89年リマスター

      盤質:傷あり

      状態:良好

      軽微な折れ・軽微な汚れあり、側面部に若干色褪せあり

  • KING CRIMSON / RED

    フリップ、ウェットン、ブルーフォードの三人が尋常ならざる緊張感の中で生み出したクリムゾンを代表する傑作、74年作7th

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。6thアルバム『暗黒の世界』後にヴァイオリン奏者David Crossが脱退。3人体制となったKING CRIMSONは、1974年に7thアルバム『レッド』をリリースしました。メンバーは、ギタリストRobert Fripp、ベース・ヴォーカリストJohn Wetton、ドラマーBill Brufordという布陣。ゲストには、ソプラノ・サックス奏者Mel Collins、アルト・サックス奏者Ian Mcdonald、ヴァイオリン奏者David Cross、コルネット奏者Mark Charig、オーボエ奏者Robin Millerという旧メンバーあるいは過去作にもゲスト参加の経験を持つミュージシャンたちが迎えられています。その内容は、アルバムのオープニングを飾る「Red」から破壊的なギター・サウンドとアグレッシヴなリズム・セクションに驚愕する傑作。KING CRIMSON作品の中で最も素晴らしいバラード曲との呼び声も高い「堕落天使」、初期のKING CRIMSONサウンドをヘヴィーに再構築したような「再び赤い悪夢」、インプロヴィゼーションのライブ録音楽曲「神の導き」、抒情的なヴォーカルが印象的な前半部とギターやサックスが暴れまわる後半部から成る長尺曲「スターレス」と、全曲がプログレッシブ・ロック史に残る名曲です。本作のリリースをもって、KING CRIMSONは再び解散することとなりました。裏ジャケットに使われている、レッド・ゾーンに振り切れた音量メーターが、本作の狂暴な音楽性と当時のグループの状況を示唆しています。

  • KING CRIMSON / STARLESS AND BIBLE BLACK

    精緻にしてヴァイオレンス!ライヴ音源とスタジオ音源に巧みな編集を施した74年作7th、クリムゾン史上の難曲「FRACTURE」収録

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。5thアルバム『太陽と戦慄』に続いて1974年にリリースされた6thアルバム『暗黒の世界』は、スタジオ・レコーディングとライブ・レコーディング(73年録音)が混在する変則的な作品となっています。収録曲順に見ていくと、「偉大なる詐欺師」と「人々の嘆き」は完全なスタジオ・レコーディング。「隠し事」はライヴ・レコーディングで、「夜を支配する人」はライヴ・レコーディングの冒頭から途中でスタジオ・レコーディングに切り替わります。「トリオ」はライブ・レコーディングで、「詭弁家」はライブ・レコーディングに後からスタジオ・ヴォーカルをかぶせた楽曲。「暗黒の世界」と「突破口」はライブ・レコーディングとなっています。前作『太陽と戦慄』でパーカッション奏者Jamie Muirが脱退したため、本作のメンバーはギタリストRobert Fripp、ベース・ヴォーカリストJohn Wetton、ドラマーBill Bruford、ヴァイオリン奏者David Crossという布陣。内容的には、初期の強烈なKING CRIMSONサウンドに回帰したようなスタジオ楽曲と、インプロヴィゼーションで聴かせるライブ楽曲に分かれています。本作を発表後にDavid Crossが脱退し3人体制となったKING CRIMSONは、次作『レッド』の制作に取り掛かります。

  • KING CRIMSON / A YOUNG PERSON’S GUIDE TO KING CRIMSON

    75年発表、のちに日本のみで期間限定CD化された幻のベスト・アルバム、全15曲

  • KING CRIMSON / USA

    75年リリース、『RED』発表前の爆発的パフォーマンスを収録した名ライブ盤!

    75年発表のライブ・アルバム。「RED」発表前の74年に録音されており、当時のラインナップはRobert Fripp(g)、John Wetton(b、vo)、 Bill Bruford(ds)、David Cross(vln、key)の4人編成。アルバム中3曲でEddie Jobson(vln、key)のパートがダビングされています。鮮やかなヴァイオリンの旋律を切り刻むメタリックなギター・リフ、グイグイとウネリを生み出して暴走するリズム隊。この時期ならではのパワフル且つ緊迫感溢れる即興演奏に終始圧倒されっぱなし。代表的名曲「21st Century Schizoid Man」では原曲のサックス部分をヴァイオリンで再現しており、よりヒステリックな爆発力を楽しむことが出来ます。沸点目掛けて上り詰めるRED期クリムゾンの凄さを体験出来る名ライブ盤。

  • KING CRIMSON / DISCIPLINE

    80sクリムゾンの幕開けを告げた衝撃の81年作!

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1974年に7thアルバム『レッド』を発表し、KING CRIMSONは解散。しかし、ソロ・ミュージシャンとして活動する中でバンドへの意欲が高まったRobert Frippは、ギター・ヴォーカリストAdrian Brew、ベーシストTony Levin、そしてドラマーBill Brufordと共にKING CRIMSONを再結成しました。アメリカ人ミュージシャン2名が加入した新生KING CRIMSONによる1981年の8thアルバム『ディシプリン』は、フリッパートロニクスと称されるギター・シンセサイザー、スティック・ベース、電子ドラムといった新しい楽器が導入され、音楽性も、アフリカン・ミュージック(ポリリズム)の民族色を取り入れたアプローチや、ミニマル・ミュージック、そしてニュー・ウェイヴやディスコ・ミュージックのような流行音楽にまで手を伸ばし新しいKING CRIMSONサウンドを生み出しています。『ディシプリン』はリリース当時こそ音楽性の変化が賛否両論を巻き起こしたものの、現在では『クリムゾン・キングの宮殿』や『太陽と戦慄』と並んでグループの傑作アルバムのひとつと言われる高い評価を受けています。

  • KING CRIMSON / BEAT

    80sクリムゾン第2弾、82年作

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1981年の8thアルバム『ディシプリン』で再始動したKING CRIMSONは、翌82年に9thアルバム『ビート』を発表しました。メンバーは、ギタリストRobert Fripp、ギター・ヴォーカリストAdrian Brew、ベーシストTony Levin、そしてドラマーBill Brufordという布陣であり、KING CRIMSONの歴史上初めて前作と同一メンバーによるスタジオ・アルバムとなりました。本作は、ビートニク(第二次世界大戦後のアメリカで起こったカウンター・カルチャー)の作家であるジャック・ケルアックの作品「路上」に着想を得たアルバム。例えば冒頭の「ニール・アンド・ジャック・アンド・ミー 」はニール・キャシディ(上記「路上」の登場人物のモデルとされる)、ジャック・ケルアック、そして「ミー」がAdrian Brewを指しています。同一メンバーということもあって8thアルバム『ディシプリン』からの流れを汲んだ内容であり、ポリリズムの多用、ミニマルなフレージング、エスニック・ミュージックのテイスト、そしてインプロヴィゼーションなど、前作から継承されたサウンドを聴かせています。ニュー・ウェイブ風のポップな衣装を身にまといつつも、注意深く耳を傾けてみると非常に高度な音楽的アプローチを行っているというのが、この時期のKING CRIMSONの特徴でしょう。

    • IECP70011

      デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、解説はネット上でダウンロードする形式です、定価1500+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      若干ケースツメ跡あり

      890円

      712円
      (税込783円)

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  • KING CRIMSON / THREE OF A PERFECT PAIR

    フリップ/ブリュー/レヴィン/ブルーフォードによる80sクリムゾンの最終幕を飾る84年作

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1984年に発表された10thアルバム『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』は、8thアルバム『ディシプリン』と9thアルバム『ビート』と同一メンバーにて制作されました。メンバーは、ギタリストRobert Fripp、ギター・ヴォーカリストAdrian Brew、ベーシストTony Levin、そしてドラマーBill Brufordという布陣。本作は、KING CRIMSONのスタジオ・アルバムの中ではあまり目立たない存在かもしれません。その理由は、契約履行のために作ったアルバムという印象が強いことや、Adrian Brewのポップ・センスに寄せた出来になっていることなどが挙げられるでしょう。確かにアルバム前半には分かりやすいヴォーカル・ナンバーが収録され聴き手を困惑させるかもしれませんが、後半ではKING CRIMSON版インダストリアル・ロックとでも名付けたくなるようなインストゥルメンタルが配置されています。もちろんインプロヴィゼーションもフィーチャーされており、最終楽曲のタイトルは、なんと「太陽と戦慄 パートIII」。Robert Fripp本人も本作に対してはポジティブな感想を持っていないようですが、8thアルバム『ディシプリン』からの一連の流れを知る意味で、チェックしておきたいアルバムでしょう。

  • KING CRIMSON / VROOOM

    90sクリムゾンの第1弾アルバム、94年作

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1980年代に『ディシプリン』『ビート』『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』を発表し活動を休止したKING CRIMSONの次なるリリースは、94年のミニアルバム『ヴルーム』。この時期のKING CRIMSONは
    ギタリストRobert FrippとAdrian Brew、ベーシストTrey GunnとTony Levin、ドラマーPat MastelottoとBill Brufordという布陣から「ダブルトリオ期」と呼ばれています。本作は、95年のフル・アルバム『スラック』へのウォーミング・アップのような意味合いの作品であり、事実6曲中4曲がアルバム用にリミックスされ『スラック』にも収録されています。内容は、7thアルバム『レッド』に通じるヘヴィーな楽曲を中心としており、KING CRIMSONの進化はまだまだ続くと確信させられる出来栄えです。

    • IECP10044

      紙ジャケット仕様、初回プレス限定ステッカー付仕様、デジタル・リマスター、定価2300+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      900円

      720円
      (税込792円)

      198円お得!


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  • KING CRIMSON / B’BOOM OFFICIAL BOOTLEG – LIVE IN ARGENTINA 1994

    94年アルゼンチンでのライヴ音源、全19曲

  • KING CRIMSON / THRAK

    10年の沈黙を破り再始動したクリムゾンが放った95年作!

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1980年代に『ディシプリン』『ビート』『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』を発表し活動を休止したKING CRIMSONは、94年に久々の新作となるミニアルバム『ヴルーム』を送り出し、翌95年には『ヴルーム』の楽曲を含むフル・アルバム『スラック』を発表しました。この時期のKING CRIMSONはギタリストRobert FrippとAdrian Brew、ベーシストTrey GunnとTony Levin、ドラマーPat MastelottoとBill Brufordという布陣から「ダブルトリオ期」と呼ばれています。内容は、冒頭の「ヴルーム」を聴いただけで7thアルバム『レッド』の衝撃がよみがえるような、強烈なヘヴィー・プログレッシヴ・ロックとなっています。Robert Frippは、新たなKING CRIMSONの音楽性を「ヌーヴォ・メタル (Nuovo Metal)」と標榜しました。

  • KING CRIMSON / THRAKATTAK

    95年ツアーのライヴ音源より、インプロヴィゼーション・パートのみを編集した96年作

  • KING CRIMSON / EPITAPH VOLUMES THREE AND FOUR

    97年リリース、歴史的1st『宮殿』製作時のメンバーによる69年のライヴ音源を収録、全15曲

  • KING CRIMSON / CIRCUS

    99年発表、70〜90年代までをカバーしたライヴ・ベスト盤

  • KING CRIMSON / ELEMENTS 2021 TOUR BOX

    29曲収録。

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