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「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ」 第十六回 グレッグ・レイク哀歌(エレジー) 文・市川哲史

第十六回: グレッグ・レイク哀歌(エレジー)


とある仕事で必要に迫られ、ピンク・フロイドの“翼を持った豚”オリジナル・ヴァージョンを聴いた。『アニマルズ』のカーステレオ用8トラック・カートリッジ版(←死語だらけ)のみに収録されていた、例の《The Extended Version of“Pigs on the Wing”with SNOWY WHITE Guitar Solo》だ。
オリジナル・アルバムではA面1曲目とB面3曲目――要は最初と最後に配されていた“翼を持った豚(パート1)”と“同(パート2)”各1分25秒を【パート2→1】の順で、スノーウィー・ホワイトの〈控え目だけど極めて情緒的〉なギター・ソロ35秒が1曲に繋いじゃった、というアレである。
首輪と鎖に一生繋がれ続けたあげく癌に冒される哀れな末路の犬と、醜悪の象徴として罵られ続ける豚と、やっと飼い主を袋叩きにしたものの理解できていない哀れな羊を、辛辣かつ悪意丸出しで唄いまくる〈絶望ロック〉が、実は『アニマルズ』の正体だ。さすがに「このままじゃ洒落にならんわ」とロジャー・ウォーターズが急遽書いた“翼を持った豚”で、前作『炎』における“狂ったダイアモンド(第1部)”“同(第2部)”同様に本編を挟むことで、なんとかソフィスティケイトに成功したのであった。
そういえばこの“馬鹿ダイア”も、2001年11月発表のベスト盤『エコーズ~啓示』に収録の際、第1部(パート1~5)と第2部(パート6~9)を繋げてギルモアの3つ目のギター・ソロをカットした、単なる〈長編馬鹿ダイア〉になってたんだった。
我々いたいけな日本人プログレッシャーたちは、“翼を持った豚”を圧倒的な好意とともにずーっと高評価してきた。所在なさげに浮かぶ豚が「きみが僕のことを気にしてくれてるから、この糞だらけの世界でもなんとか生きていける」と漏らすほのかな希望は、『アニマルズ』に相応しい起点と帰結点に他なるまい、と。
実際にはウォーターズによる、「当時は人妻のち再婚相手への単純この上ないラヴソング」に過ぎず、その〈真相〉に失望した者は少なくないはずだ。ああ了見の狭いこと。

あの〈暴走する被害者意識〉〈左翼のくせに独裁者体質〉〈父に捧げるプログレ〉ウォーターズが、何の変哲もないラヴソングをフロイドのアルバムに収録しただけで、画期的にプログレッシヴじゃないか。ほっといてやれ。

とはいうものの、【“合体・翼を持った豚”→“犬”→“豚”→“羊”】アニマルズはやはり呆気ない。というか2分割されてない“翼豚”ならアルバムに必要ないというか、合体した“翼豚”は普通に面白くない楽曲なのであった。実は。あれ?

さて私が今回聴いた“翼豚”合体ヴァージョンの音源ソースは、当たり前だがオリジナルの8トラではない。『PINK FLOYD ANIMALS 2008 DIGITALLY REMASTERED EDITION』というブート盤で、プロ・ユースの最新機材経由で収録したらしい。ふーん。

大きな声では言えないが、ブートCD&DVDを重宝する機会が増えた。

特に、未だ精力的に集合離散を繰り返し快哉の叫びを挙げ続けるプログレ村を定点観測するには、YouTubeと並んで必要不可欠なアイテムなのだ――と私はこっそり黙認することにしている。ここ数年。
とにかくあの即時性は助かる。現・イエス・フィーチュアリング・ジョン・アンダーソン・トレヴァー・ラビン・リック・ウェイクマン(←寿限無か)で当時ARWの来日公演の煽り原稿を、他でもない〈呼び屋〉のウドーさんからオーダーされたら、どんなことになってんだかそりゃ既に披露された、どっかの公演を聴くしかあるまい? だから2016年10月の米オーランド公演のブートレグ『AN EVENING OF YES MUSIC & MORE』を聴いて〈現状〉を確認した。

ロジャー・ウォーターズの最新〈豚豚ドナルド・トランプ豚豚〉ツアー、《US + THEM》なんかブルーレイでその内容と雰囲気を確認できたんだし。

あくまでもこっそりだぞこっそり。

別の観点からいえば、その大半が未だにCD化されていない上に未編纂のままの、60年代ビート・バンドやR&Bバンドの大量のシングルには、幾多のプログレ・バンドのメンバーの青春時代がそこら中で散見できる。そんな入手困難な楽曲群が〈非公式コンピ盤〉として整理されてたりすると、これはこれで《史料》として本当に助かる。

そういうことなのだ。

さて、ここからが本番である。

同様に実はありがたい、〈廃盤ライヴ・ヴィデオを頼まれてもないのに勝手に復刻DVD〉も1タイトル、観たくなった。エイジアの『DEFINITIVE ASIA IN ASIA -BUDOKAN, TOKYO, JAPAN 6TH & 7TH DECEMBER 1983-』である。そう、MTVにより全米生中継されたあのエイジア初来日公演のライヴ映像を、だ。

正確に言えば、来日直前にジョン・ウェットンがグレッグ・レイクになっちゃった〈あのときだけのエイジア〉の武道館ライヴ――後にも先にも武道館×4+大阪城ホールの計5公演しか実現しなかったラインナップだし、当時リリースされたヴィデオ&LDはとっくの昔に廃盤なのだから、貴重は貴重だろう。

市川 83年のエイジア全米生中継公演を武道館に観に行ったら、真ん丸のグレッグ・レイクが立ってたという悪夢を、我々は未だ根に持ってるんですけど。

ウェットン 僕も残念だったな。でも僕はあのときバンドを脱退したわけじゃないんだ。つまり――休暇中に知らされたのさ、もう僕は要らないって。

市川 うえ。誰に言われたんですか。

ウェットン 直接的にはジェフ(・ダウンズ)に言われた。日本にはいい想い出が多いしそれこそ凱旋気分だったから、休暇中のフランスからジェフに連絡して事前リハを提案したら、代わりにマネージャーのブライアン・レーンの言葉を伝えられた。僕を解雇するってね。知らない間に彼がバンド全体を支配してて、そういう決定が下されてたよ。

市川 そりゃショックだったでしょうなぁ。

ウェットン そりゃ酷いもんだったさ。で弁護士を雇ったら、彼は「日本公演自体を中止に追い込める」とまで言った。でもそこまでする気はなかった。というのは、どんなことがあっても人の仕事を邪魔するのは僕の性分に合わないからね。だから日本行きに関しては、そのまま見過ごした。といっても割り切ってたわけじゃないよ。連中とのいざこざを法廷に持ち込んで、更に厄介にすることだけは避けたかった。それにしても不遇な時期だったな。あの頃のことが尾を引いて、個人的に沢山悩みを抱え込んじゃって(溜息)。

市川 でもたしか日本から帰国したら即、復帰できたんですよね。

ウェットン うん。1ヶ月も経たないうちに、連中から「またバンドに戻ってくれ」と頼み込まれたよ。グレッグがすぐ辞めちゃったから。それで僕も「恩に着るよ、助かったよ」なんて言ってね(苦笑)。だってエイジアはそもそも僕が始めたって自負が強かったし、自分の子供なんだから絶対に取り返したいって気持ちがあったんだよ。だから多少の我慢は承知の上だったなぁ。

市川 バンドに復帰して、一連の事件のことを三人と話し合わなかったんですか? 「なあジェフ、洗いざらい話してくれよ」みたいな。

ウェットン んー、復帰してすぐ、特に喋りたくないことが皆にあると感じたな。だって事件の顛末を誰も話したがらなかったからさ、どうしてだかわからないけど。でも僕をバンドから追放したのはスティーヴ(・ハウ)で、彼を追放したのがバンドに復帰した僕なのは、至極簡単な事実だよね。ただこうやって初めてエイジアで日本に来られたことで、そんな後遺症もようやく払拭できるんじゃないかと思ってる。だから今日のインタヴューが、ちゃんとふっきれて話せた初めてのインタヴューだよ。どうもありがとう。

市川 いえいえ。しかし因果な話ですねぇ。

ウェットン そうそう(苦笑)。でもあの出来事が1983年に起きてなかったとしても、いずれ何か別なことが起こってたと思う……でもそう考えて自分を慰めたって、あれで被ったダメージはかなり痛かったなぁ。その修復にずいぶんと時間が懸かったし。でもいまならもう過ぎたことだと考えられるし、また新しい門出も考えられるはずと思う。だからこういう風に喋る機会にも恵まれて、よかったと思う。本当にありがと。どうもありがと。ぎゅぎゅぎゅっ(←感謝のシェイクハンドの音)。


1990年9月、エイジアとしての初来日がやっと実現したウェットンは、まさに〈いいひとの塊〉だったーー違う違う違う。そうではない。私が書きたいのはそのエイジア初来日公演のみの代役だった、グレッグ・レイクの話なのだ。

自分で書いておいてなんだが、この《ジョン・ウェットンはいいひと物語》において、ずっとレイクは刺身のツマ以下の扱いに甘んじてきた。「本人に罪はないが、似合わない楽曲を唄わされてどうすんの、誰一人歓迎していないアウェイの武道館で」みたいな。

しかも我々日本人プログレッシャーの記憶の中では、「下手だった」の一言で片づけられているのだ。これはこれで理不尽な話なのではないか。私なんて「せっかくのウェットン節が台無し」などと、28年間訴え続けてきた。

しかし私も還暦を迎えるまであと3年(!)となり、「そろそろ自分の記憶も断捨離しておかねばなるまい」なんて殊勝に思ってた矢先に遭遇しちゃったのが、『DEFINITIVE ASIA IN ASIA』だったわけだ。
ならば28年ぶりに観るしかないではないか、エイジアwithグレッグ・レイクを。

おそるおそる観た。

ん? ひさしぶりに聴いたら、ヴォーカルそのものはちっとも下手ではない。

それどころか、無意味に20台ものシンセを積み重ねて悦に入ってるジェフ・ダウンズや、半世紀の間ほぼ同パターンのドラム・ソロを半裸で叩いて悦に入ってるカール・パーマーの方が、よっぽど〈変なひと〉ではないか。
超エイジアおたくのカナダ人(失笑)が書いたエイジア絶賛本『ヒート・オブ・ザ・モーメント』によれば、ステージ袖にいたサポート・ヴォーカリスト3名がレイクを〈補正〉してたらしいけれど、緊急事態だったのだから許容範囲というか、充分な出来じゃないか。ウェットンにはないジェントリーな響きも、意外に似合っているし。

トレヴァー・ホーンが公認候補だったとは500%デマとして、実際は24年後に自死してしまうボストンのブラッド・デルプが最有力だったと聞く。おお、産業ロック路線なのだから的確な人選だわ。で諸事情でデルプ話が潰れた結果、ジェフ・ダウンズ曰く「ウェットンと声質が似ているから」レイクに落ち着いた。

そうなのだ。
キーの違いこそあれど、ウェットンとレイクのヴォーカルって実は似ていたことに、私もこのアジアアジアを聴いて初めて気づいてしまった。“ザ・ヒート・ゴーズ・オン”も“ときめきの面影”も“悲しみの瞳”も“偽りの微笑み”も“この夢の果てまで”も“時へのロマン”も“永遠の輝き”も“ヒート・オブ・ザ・モーメント”も“孤独のサヴァイヴァー”も、〈唄=グレッグ・レイク〉で立派に成立してしまうのだ。

ザ・ヒート・ゴーズ・オン

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孤独のサヴァイヴァー

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意外。というか、人間の記憶とはなんてご都合主義なのだろう。
反省するよレイク。

ただ、〈エイジア初来日公演を台無しにしたレイクの唄〉とずーっと錯覚し続けてきた者の言い訳がひとつだけ赦されるなら――アレンジはそのままで、楽曲をウェットンのキーより少し高いレイクのキーに合わせようとした中途半端なバンドの配慮が、逆にレイクの唄に違和感と「なんだ下手じゃん」的汚名を背負わせたんじゃないの? と。

なにより不憫なのは、日本公演後も引き続きメンバーとして真摯に活動しようとしてたにもかかわらず、パーマー&ダウンズの異議であげく解雇されたレイクか。ゲイリー・ムーアとの異業種共演しか話題にならなかった前年秋の初ソロ・アルバム『グレッグ・レイク』が、英米共に最高62位の大惨敗だっただけに、エイジア加入は当時の彼にとっては蜘蛛の糸だったに違いない。なのに。ああ。

考えたら1979年1月のELP解散以降のレイクは、エマーソン以上に不遇だった気がする。前述した❶ソロ大失敗で80年代開幕を迎えると、この❷エイジア電撃加入電撃解雇。それでも86年になんとかエマーソン・レイク&パウエル――略してELパーを始動したものの、エマーソンによれば❸「マネジメントが2ndアルバムのレコーディング予算を全部ツアーで使ってしま」い、一年ぽっきりで解散。〈デジタル・シンセの音色で愉しむELP〉はそれはそれで面白く、英35位/米23位とあの『ラヴ・ビーチ』より売れたけど。

そしてエマーソン&パーマーが88年に〈L抜きELP〉3で自滅するのを尻目に翌89年、レイクは❹ダウンズと組んだライド・ザ・タイガー名義で数曲録音したが、完成&リリースに至らず。のちに商品化された7曲入りの同名マテリアル集を聴くと、再結成ELPのアルバム『ブラック・ムーン』『イン・ザ・ホット・シート』、〈ダウンズだけエイジア〉による4thアルバム『アクア』に各1曲転用されたのがわかる。
おそらくレイクが書いたメロは、新鮮味には欠けるが手堅いELP文脈だからさほど悪くはない。ただ、ダウンズのおそろしくチープで耳障りな鍵盤サウンドに、足を引っ張られていたとも言える。

で1991年に実現した❺再結成ELPの新作2枚は、遅すぎた産業ロック狙いが虚しい凡作で、98年のツアーを最後にバンドは解消ときたもんだ。

その後レイクの雄姿を目撃したのは、2001年に❻第7期リンゴ・スター&ヒズ・オールスター・バンドの一員として全米大営業ツアーを廻ったのと、❼ザ・フー2004年の新曲“リアル・グッド・ルッキング・ボーイ”で、故ジョン・エントウィッスルの代役でベースを弾いたぐらいか。あとはもう、2010年4月の❽〈驚愕のアンプラグドELP〉エマーソン&レイクの北米ツアー、そして❾7月25日英《ハイ・ヴォルテージ・フェス》における痛々しいELPラスト・ライヴ――なんだろうこの悲壮感漂うラストランっぷりは。

2012年には❿カラオケをバックに自らの音楽半生を唄って振り返る〈一人ツアー〉で北米と欧州を廻り、翌13年4月にそのライヴ盤『ソングス・オブ・ア・ライフタイム』をリリース。すると6月その仕様での来日が実現すると、⓫最終日の18日大阪ミューズホール公演が《グレッグ・レイク人生最期のステージ》となった。結果的に。

うーん。

実は私、どうも日本中のELPファンの方々から蛇蝎のごとく嫌われている。
胸に手をあてれば、拙著『どうしてプログレを好きになってしまったんだろう』ではたしかに、ELPを《「偏差値30」からのプログレ》と謳った。しかも同書は、「全480頁中、キング・クリムゾンは138P、イエス97P、ピンク・フロイド50P、ジェネシス63Pに対して、ELPはたったの45Pという酷い扱い!」などと、物理的な観点からもディスられた。
いやいや、フロイドがジェネシスより少ない方が問題じゃないか?
また、エマーソンに続きレイクが2016年12月7日に亡くなったのを機に翌17年早春に出版された追悼本『THE DIG Special Edition: エマーソン、レイク&パーマー』で、「グレッグ・レイクはラヴソングしか書けない〈天性のラヴ・ソンガー〉」と褒めたら、「死者を冒涜するなこら」と炎上したんだった。落ち着きなさいよ皆。

実は文学的でも知的でも高尚でもなかったからこそ、ELPは70年代前半世界一痛快なロック・トリオだったのだ。けたたましく賑やかな轟音アンサンブルと、同性愛者をくすぐるレイクの〈美少年テナー〉な声質が相まったから、ELPには無いはずの文芸力があるように我々は錯覚したのだ。お得じゃん。

しかしそんなカタルシスの魔力は、花の命より短い。たった5年の全盛期だったよ。



なんかとてもせつなくなっちゃったから、レイクを偲んで明るく聴くことにする。

スーパートランプのロジャー・ホジソン、イアン・ハンター、ハワード・ジョーンズ、シーラ・Eらと組んだ《リンゴ・スター一座2001》のライヴ盤が陽気でいい。しかも“すべての若き野郎ども”や“ロジカル・ソング”“グラマラス・ライフ”“イエロー・サブマリン”みたいなELPとはとても無縁の楽曲群で、重心の低い重低音ベースをバキバキ言わすレイクはかなり素敵だ。

02年8月リリースのシカゴ公演ライヴ盤『RINGO & HIS NEW ALL-STARR BAND』では、“ラッキー・マン”が普通のアレンジで普通に唄われてるのだが、実はレイクの持ち歌(苦笑)をもう1曲、別のライヴ盤でこの度発見してしまった。同じシカゴ公演のライヴ盤だが、初出曲が5曲も収録された03年4月リリースの『EXTENDED VERSION』である。

ビートルズ関連のディスコグラフィーといえば和久井光司氏が当然第一人者だが、このアルバムは彼の『ザ・ビートルズ・マテリアルVOL.4 ジョージ・ハリスン/リンゴ・スター』で「再発盤には騙されないようにしてほしい」と記述されてたから、長くノーマークだった。しかし今回某輸入盤店の軒先で見つけて曲目をよくよく眺めたら、“悪の教典#9”が披露されてるではないか。おいおい。

悪の教典#9(RINGO & HIS NEW ALL-STARR BAND)

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でまたこのやたらパーカッシヴで愉しげな“教典”が、能天気な“黄色い潜水艦”に続いて〈♪うぇるかむばっくまいふれんずとぅーざしょうざっとねばえんず〉と始まるのだから、景気いいことこの上ない。ふっきれてるわ。

レイクにとってELPは、それほど重くて際どいしがらみだったのかと思うとやはり、ちょっとせつない。うん、合掌。





第一回「ジョン・ウェットンはなぜ<いいひと>だったのか?」はコチラ!

第ニ回 「尼崎に<あしたのイエス>を見た、か? ~2017・4・21イエス・フィーチュアリング・ジョン・アンダーソン、トレヴァー・ラビン、リック・ウェイクマン(苦笑)@あましんアルカイックホールのライヴ評みたいなもの」はコチラ!

第三回「ロバート・フリップ卿の“英雄夢語り”」はコチラ!

第四回「これは我々が本当に望んだロジャー・ウォーターズなのか? -二つのピンク・フロイド、その後【前篇】-」はコチラ!

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第六回「お箸で食べるイタリアン・プログレ ―24年前に邂逅していた(らしい)バンコにごめんなさい」はコチラ!

第七回「誰も知らない〈1987年のロジャー・ウォーターズ〉 ーーこのときライヴ・アルバムをリリースしていればなぁぁぁ」はコチラ!

第八回「瓢箪からジャッコ -『ライヴ・イン・ウィーン』と『LIVE IN CHICAGO』から見えた〈キング・クリムゾンの新風景〉」はコチラ!

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JOHN WETTONの在庫

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    キング・クリムゾン、ファミリー、ユーライア・ヒープ、ウィッシュボーン・アッシュ、UK、そしてエイジアとまるでブリティッシュ・ロックの歴史そのもののような輝かしいキャリアを持つジョン・ウェットンのソロ時代に焦点をあてたアンソロジー。(国内盤:帯より)

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    THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループ、記念すべき70年デビュー・アルバム!

    THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。1970年にリリースされたデビュー・アルバム『エマーソン・レイク・アンド・パーマー』は、バルトーク作曲のピアノ独奏曲「アレグロ・バルバロ」にパワフルなロック・アレンジを施した「未開人」で幕を開ける傑作。他にも、Greg Lakeのヴォーカルとクラシカルなピアノ、そしてジャジーなアンサンブルが美しく展開する「石をとれ」、ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」とバッハの「フランス組曲 第1番 ニ短調 BWV812 第1曲 アルマンド」が合体した「ナイフ・エッジ」、Keith Emersonの才能にスポットが当たる組曲「運命の3人の女神」、Carl Palmerのダイナミックなドラミングを聴くことができる「タンク」、そしてモーグ・シンセサイザーの咆哮が鮮烈な印象を残すバラード「ラッキー・マン」と、デビュー・アルバムにして高い完成度を誇る傑作となっています。

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / PICTURES AT AN EXHIBITION

    ムソルグスキー「展覧会の絵」をモチーフとした完全未発表楽曲によるライヴ録音、痛快極まる72年作!

    THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。セカンド・アルバム『タルカス』と同じ1971年にリリースされた『展覧会の絵』は、ムソルグスキー作曲、ラヴェル編曲で知られる組曲「展覧会の絵」にロック・アレンジを施したライブ・アルバム(ニューキャッスル・シティー・ホールでの録音)となっています。スタジオ・アルバムでも彼らのダイナミックな音楽性は十分に伝わりますが、やはりライブ・アルバムはヴォルテージの高さが凄まじく、当時の彼らの勢いを感じさせます。組曲「展覧会の絵」は16曲で構成された作品ですが、EMERSON, LAKE & PALMERは8曲を抜粋し、グループのオリジナル曲を3曲(「賢人」「ブルーズ・ヴァリエイション」「バーバ・ヤーガの呪い」)加えた11曲で再構成しています。また、組曲とは別に、B.BUMBLE & THE STINGERSの「ナットロッカー」のカバーも収録。当時は海賊盤対策を目的にリリースされたという本作ですが、結果的にプログレッシヴ・ロック史に残る名ライブ・アルバムとなりました。

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / TARKUS

    ELPというバンドを象徴する大作「Tarkus」収録、71年発表の大名盤2nd!

    THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。1971年にリリースされたセカンド・アルバム『タルカス』は、個性的なアートワークが示すとおり、アルマジロと戦車が合体した架空の生物「タルカス」をテーマにした20分の組曲が収められた名盤。特に組曲冒頭の「噴火」セクションはあまりにも有名で、キーボード・プログレッシヴ・ロックの代表的な楽曲となっています。また、日本ではオーケストラ・バージョンに編曲されたものが大河ドラマのサウンドトラックとして使われたこともありました。火山の中から現れた「タルカス」は地上を破壊、そこにコウモリ(羽)とサソリ(尾)とライオン(体)が合体した「マンティコア」という生物が現れ、「マンティコア」に敗れた「タルカス」は海へと帰っていくというストーリーであり、ジャケット内にはそれぞれのシーンのイラストも描かれています。

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / TRILOGY

    壮大な傑作組曲「ENDLESS ENIGMA」、コープランドをアレンジした華やかでキャッチーな「HOEDOWN」、ファンタジックな表題曲などバラエティに富んだサウンドを披露する72年作4th

    THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。伝説の初来日公演(後楽園球場&甲子園球場)1ヶ月前にリリースされた72年のサード・アルバム『トリロジー』は、コンサート序盤に演奏される定番のナンバーとなっていくアーロン・コープランド作曲の「ホウダウン」や、Greg Lakeの美しいバラード「フロム・ザ・ビギニング」を収録した名盤。もちろん他にも、2つのパートに分かれた組曲「永遠の謎」、ロマンティックなピアノから怒涛の変拍子になだれ込む表題曲「トリロジー」、シンセサイザー・オーケストレーションによる「奈落のボレロ」など、とても個性的な楽曲が並びます。まさにトリロジー=三位一体というタイトルに相応しい名盤です。

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / BRAIN SALAD SURGERY

    73年5th、70年代英国ロック屈指の名盤であり、それまでの彼らの集大成を最高の形で結実させた一枚!

    THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。後に映画「エイリアン」のデザイナーとして知られることになるスイス出身の画家、H・R・ギーガーが手掛けたアートワークをまとい、1973年にリリースされた4thアルバム『恐怖の頭脳改革』は、間違いなく彼らの代表作のひとつでしょう。詩人ウィリアム・ブレイクの詩にチャールズ・ヒューバート・パリーが楽曲をつけた「聖地エルサレム」のロック・アレンジで幕を開け、アルゼンチンの作曲家ヒナステラの「ピアノ協奏曲第1番第4楽章」に超絶技巧で挑む「トッカータ」へ。そして、Greg Lakeの美しいバラード『スティル…ユー・ターン・ミー・オン』とホンキートンクな遊び心がある『用心棒ベニー』で緊張が和らぐも、その後に待ち構えているのは3楽章から成る、30分を超える組曲「悪の教典#9」の衝撃。ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックを語る上で、避けて通ることは許されない傑作です。

    • R272459RHINO

      特殊ケース仕様、オリジナル・ジャケットを模倣したホログラフィック・シート封入、ボーナス・トラック1曲

      盤質:傷あり

      状態:良好

      特殊ケースではありません、側面部に色褪せあり

      700円

      560円
      (税込616円)

      154円お得!


      CD詳細ページへ

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / WELCOME BACK MY FRIENDS TO THE SHOW THAT NEVER ENDS- LADIES AND GENTLEMEN

    74年ライヴ作

    THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。1974年、EMERSON, LAKE & PALMERは2万人以上の聴衆を相手にパフォーマンスを行った、同年2月のアナハイム・コンベンション・センター公演を収録したライブ・アルバム『レディース・アンド・ジェントルメン』を発表しました。4thアルバム『恐怖の頭脳改革』までの楽曲から、この時点でベストと言える選曲がなされており、「タルカス」や「悪の教典#9」といった大曲はもちろん、「聖地エルサレム」や「トッカータ」、あるいはデビュー・アルバム収録の「石をとれ」やコンサート・オープニングの定番となった「ホウダウン」なども収録。また、Keith Emersonのピアノ・テクニックとメンバーのジャズ・セッションを堪能できる「ピアノ・インプロヴィゼイション」など、ライブ・アルバムならではの内容となっています。

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / WORKS LIVE

    77年発表、オーケストラを動員したEL&Pの総括的ライヴ作!

    THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。1977年、EMERSON, LAKE & PALMERは、オーケストラと合唱隊が帯同する大規模なツアーを敢行。あまりにも大規模な編成のツアーになったため結果的に大赤字が出てしまい、途中からオーケストラを雇い続けることができなくなったというエピソードが広く知られています。そんなアクシデントに見舞われたツアーから、モントリオール・オリンピック・スタジアム公演の模様を主に収録したのが『In Concert』ですが、93年、『In Concert』に7曲(「庶民のファンファーレ」「君を見つめて」「メイプル・リーフ・ラグ」「迷える旅人」「奈落のボレロ」「クローサー・トゥ・ビリーヴィング」「タンク」)を追加収録した『Works Live』が発表されました。

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / WORKS VOLUME 1

    メンバーのソロ・ワークをフィーチャーした77年リリース作

    THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。1977年にリリースされた5thアルバム『ELP四部作』は、2枚組レコードの4面を各メンバーとグループで分け合った、4組のアーティスㇳたちによるセパレート・アルバムのような印象の作品となっています。共通するのは、メンバー、グループ共にオーケストラをフィーチャーしたアレンジに仕上げていることでしょう。Keith Emersonは3楽章からなる「ピアノ協奏曲第1番」を、Greg Lakeは「セ・ラ・ヴィ」などのバラード・チューンを、そしてCarl Palmerは70年のデビュー・アルバムに収録された「タンク」のセルフ・カバーなどをそれぞれ持ちより、最終面にはEMERSON LAKE & PALMER名義の「庶民のファンファーレ」と「海賊」が収録されています。

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / WORKS VOLUME 2

    3人のソロワークをフィーチャーした77年作、レイクによるクリスマス・ソングの傑作「I Believe In Father Christmas」収録

    THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。1977年、EMERSON, LAKE & PALMERは5thアルバム『ELP四部作』に加えて、その続編と言える『作品第2番』を発表しました。その内容は、既発曲と未発表曲を中心とした作品となっており、グループの純粋な新曲は「ソー・ファー・トゥ・フォール」と「迷える旅人」のみとなっています。ただし、既発とは言ってもグループやソロ名義のシングルで既にリリースされた曲ということであり、後の世代にとっては全て新曲のように聴くことができるでしょう。本作には、Keith Emersonのソロ作品「ホンキー・トンク・トレイン・ブルース」やGreg Lakeのソロ作品「夢みるクリスマス」が収録されているほか、傑作4thアルバム『恐怖の頭脳改革』制作時に録音された未発表曲「孤独なタイガー」「あなたのバレンタイン」「恐怖の頭脳改革」も収められています。

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / LOVE BEACH

    78年作、ジャケットで敬遠するのは勿体無い秀作!

    THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成されたスーパー・グループであり、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックのトップに位置するバンドのひとつ。ロックではハンディキャップとなるキーボード・トリオ(ギターレス)編成ながら、強烈に歪ませたハモンド・オルガンをドライブさせ、ギター・ロックに匹敵するダイナミックなサウンドを生み出しました。また、クラシック音楽のロック・アレンジや、モーグ・シンセサイザーを導入した先駆的なスタイルが特徴であり、「電気と才能の無駄遣い」という批判をもろともせず世界的な成功を収めました。1978年に発表されたスタジオ・アルバム『Love Beach』は、ある意味でプログレッシヴ・ロック史上最大の問題作と捉えられています。それもそのはず、数年前までヒプノシスやH・R・ギーガーの作品をまとい名盤を生み出していたEMERSON, LAKE & PALMERと、バハマの海辺で笑顔を振りまくジャケットのEMERSON, LAKE & PALMERを同じ3人と認識することは、後の世代から見ても難しいと言わざるを得ません。ただ、各楽曲を改めて聴いていくと、ホアキン・ロドリーゴ作曲「ある貴紳のための幻想曲」第四楽章「カナリオ」のロック・アレンジや、20分を超える組曲「将校と紳士の回顧録」など、これまでのEMERSON, LAKE & PALMERらしいアプローチが魅力的な楽曲も収録されています。

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PINK FLOYDの在庫

  • PINK FLOYD / IS THERE ANYBODY OUT THERE ? THE WALL-LIVE EARLS COURT 1980/1981

    80-81年、代表作「THE WALL」の完全再現ライブを収録

  • PINK FLOYD / LATER YEARS 1987-2019

    2019年アーカイブ・ボックス『LATER YEARS 1987-2019』からのハイライトを収録、1987年以降の未発表音源・1990年のネブワース公演リマスター音源など全12曲収録

  • PINK FLOYD / PULSE: IN CONCERT (DVD)

    94年ロンドン・アールズコート公演の映像を収録!

  • PINK FLOYD / ECHOES: THE BEST OF

    01年リリースのベスト、全26曲

    • TOCP65910/1

      2枚組、24bitデジタル・リマスター、スリップケース付き仕様(画像はスリップケースです)、定価3495+税

      盤質:傷あり

      状態:並

      帯無

      ケース不良、帯無、スリップケースに軽微なカビあり、トレーツメ折れ1カ所あり

    • TOCP65910/1

      2枚組、24bitデジタル・リマスター、スリップケース付き仕様(画像はスリップケースです)、定価3495+税

      盤質:傷あり

      状態:並

      帯無

      帯無、若干カビあり

    • 724353611125EMI

      スリップケース付き仕様(画像はスリップケースです)、2枚組

      盤質:傷あり

      状態:並

      1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、若干カビあり、ケースにスレあり

    • 724353611125EMI

      スリップケース付き仕様(画像はスリップケースです)、2枚組

      盤質:傷あり

      状態:良好

      スリップケース無し、盤に曇り・若干指紋あり、若干経年変化あり

  • PINK FLOYD / DARK SIDE OF THE MOON IMMERSION BOX SET

    2011年リリースのボックス・セット

    • 5099902943121IMMERSION

      3CD+2DVD+1Blu-ray discの6枚組ボックス、デジタル・リマスター、DVDはNTSC方式、リージョンフリー、ブックレット・コースター・ガラス玉・クロス付き仕様、ブックレット付仕様、情報記載シート付仕様

      盤質:傷あり

      状態:良好

      2枚は無傷〜傷少なめ、4枚は傷あり、情報記載シートにスレあり

  • PINK FLOYD / A MOMENTARY LAPSE OF REASON (REMIXED & UPDATED)

    87年作『鬱』をデヴィッド・ギルモアがオリジナルのマスター・テープから21年リミックス。リチャード・ライトによるオリジナルのキーボードテイクやニック・メイスンのドラムトラックを追加録音したアップデートver。

  • PINK FLOYD / WALL LIVE IN LONDON 1980

    80年8月8日ロンドン公演における『THE WALL』完全再現を収録!

  • PINK FLOYD / PIPER AT THE GATES OF DAWN

    67年の記念すべきデビュー・アルバム、シド・バレットの才気ほとばしるブリティッシュ・サイケデリック・ロックの大傑作!

    サイケデリック・ロック全盛期に登場しデビュー・アルバム『夜明けの口笛吹き』をリリースするも、中心メンバーのギタリストSyd Barrettが脱退。以降、ベーシストRoger Waters、ギタリストDave Gilmour、キーボーディストRick Wright、ドラマーNick Masonという布陣でブリティッシュ・ロック史に残る傑作を連発し、1996年には「ロックの殿堂」入りも果たした世界的なグループ。奥深いテーマに基づいたコンセプト・アルバムの数々は、現在に至るまで多くのミュージシャンたちに影響を与えて続けています。1967年に発表されたデビュー・アルバム『夜明けの口笛吹き』は、Syd Barrett期のPINK FLOYDサウンドが収められた貴重な作品です。PINK FLOYDと言えば、ベーシストRoger Watersを中心とした体制で大躍進を遂げる70年代の印象がありますが、本作はSyd Barrettを中心とした体制で制作された作品であり、大半の楽曲をSyd Barrett作曲しています。その内容は、強烈な酩酊感と浮遊感を持ったブリティッシュ・サイケデリック・ロックであり、Syd Barrettの個性が発揮されたアルバム。旧邦題が『サイケデリックの新鋭』だったことにも納得のトリップ感覚を持った、60年代らしい作品です。

  • PINK FLOYD / SOUNDTRACK FROM THE FILM MORE(MUSIC FROM THE FILM MORE)

    69年発表の通算3作目、映画『MORE』のサントラ盤、名曲「Cymbaline」収録

    サイケデリック・ロック全盛期に登場しデビュー・アルバム『夜明けの口笛吹き』をリリースするも、中心メンバーのギタリストSyd Barrettが脱退。以降、ベーシストRoger Waters、ギタリストDave Gilmour、キーボーディストRick Wright、ドラマーNick Masonという布陣でブリティッシュ・ロック史に残る傑作を連発し、1996年には「ロックの殿堂」入りも果たした世界的なグループ。奥深いテーマに基づいたコンセプト・アルバムの数々は、現在に至るまで多くのミュージシャンたちに影響を与えて続けています。1969年に発表された『モア』は、バーベット・シュローダーの監督作品「モア」のサウンドトラック・アルバム。本作の特筆すべき点は、Roger Waters、Rick Wright、Nick Mason、Dave Gilmourという4人編成での初めてのアルバムであるということでしょう。音楽的には、インストゥルメンタル楽曲(5曲)よりもヴォーカル楽曲(8曲)に比重が置かれている点が意外ですが、これはすでにあったストックを流用したことと関係があるのかもしれません。わずか8日間で制作が終了したのも、そのためでしょう。PINK FLOYDが新たなロック・サウンドを創造すべく実験精神に溢れていた時代の必聴作です。ちなみに、旧邦題は『幻想の中に』。

  • PINK FLOYD / ATOM HEART MOTHER

    70年発表、プログレと言えばこのジャケ!A面の大作、B面の小曲集ともに美しく気品ある佇まいの名曲で固められた傑作

    サイケデリック・ロック全盛期に登場しデビュー・アルバム『夜明けの口笛吹き』をリリースするも、中心メンバーのギタリストSyd Barrettが脱退。以降、ベーシストRoger Waters、ギタリストDave Gilmour、キーボーディストRick Wright、ドラマーNick Masonという布陣でブリティッシュ・ロック史に残る傑作を連発し、1996年には「ロックの殿堂」入りも果たした世界的なグループ。奥深いテーマに基づいたコンセプト・アルバムの数々は、現在に至るまで多くのミュージシャンたちに影響を与えて続けています。1970年に発表された4thアルバム『原子心母』は、ヒプノシスによる牛のカバー・アート、英単語の直訳をそのまま並べた個性的な邦題、そして、日本盤帯に書かれた「ピンク・フロイドの道はプログレッシヴ・ロックの道なり!」というキャッチ・コピーが広く知られた名盤です。やはり一番の聴きどころは、スコットランド出身の前衛作曲家Ron Geesinをオーケストラ・アレンジャーに迎えた23分のタイトル曲「Atom Heart Mother」でしょう。ブラス・セクションや混声合唱を贅沢に配置したサウンドが、プログレッシヴ・ロック時代の幕開けを宣言するかのように堂々と響きます。一方、Roger Waters作曲の「もしも」、Rick Wright作曲の「サマー’68」、Dave Gilmour作曲の「デブでよろよろの太陽」は、共通して美しいメロディーが印象的な小品。そして、アルバムの最後にはミュージック・コンクレートの手法を用いた「アランのサイケデリック・ブレックファスト」が控えます。なおグループは、本作で初めて全英初登場1位を獲得しました。

  • PINK FLOYD / MEDDLE

    71年作、代表曲「ONE OF THESE DAYS」「ECHOES」収録、両極に挟まれたメロウな小曲群も魅力的な名盤

    サイケデリック・ロック全盛期に登場しデビュー・アルバム『夜明けの口笛吹き』をリリースするも、中心メンバーのギタリストSyd Barrettが脱退。以降、ベーシストRoger Waters、ギタリストDave Gilmour、キーボーディストRick Wright、ドラマーNick Masonという布陣でブリティッシュ・ロック史に残る傑作を連発し、1996年には「ロックの殿堂」入りも果たした世界的なグループ。奥深いテーマに基づいたコンセプト・アルバムの数々は、現在に至るまで多くのミュージシャンたちに影響を与えて続けています。1971年に発表された5thアルバム『おせっかい』は、ヒプノシスによる耳と波紋を重ね焼きしたアートワークが印象的な作品です。本作の最も大きなポイントは、4人体制のPINK FLOYDが初めて、彼らだけの手で作り上げた純粋なスタジオ・アルバムであるということでしょう。なぜなら『モア』はサウンドトラックであり、『ウマグマ』はライブ・レコーディングとメンバーたちのソロ作品から成る変則的なアルバム、『原子心母』は前衛作曲家Ron Geesinがアルバムの出来栄えに大きく関与していたためです。やはりオープニングに置かれた「吹けよ風、呼べよ嵐」と、エンディングに置かれた「エコーズ」が、本作を名盤に押し上げています。「吹けよ風、呼べよ嵐」は、広がりのあるRoger Watersのベースの反復とフェードイン・フェードアウトを繰り返すRick Wrightのオルガンを核とする前半、そしてDave Gilmourのヘヴィーなギターが加わる中盤から一瞬の静寂を経て、Nick Masonのハード・ロック・ドラムが加わる後半から成る名曲。一方の「エコーズ」は23分を超える大曲であり、現在多くの音楽ファンがPINK FLOYD「らしさ」と受け止める音楽的な振る舞いが確立された重要な楽曲です。

  • PINK FLOYD / RELICS

    60年代にリリースされたシングル音源を中心に収録した71年作

  • PINK FLOYD / OBSCURED BY CLOUDS

    『狂気』のレコーディングを中断して映画『ラ・ヴァレ』用に録音された72年作品、サントラながら最盛期を感じさせる佳曲が満載の一枚

    サイケデリック・ロック全盛期に登場しデビュー・アルバム『夜明けの口笛吹き』をリリースするも、中心メンバーのギタリストSyd Barrettが脱退。以降、ベーシストRoger Waters、ギタリストDave Gilmour、キーボーディストRick Wright、ドラマーNick Masonという布陣でブリティッシュ・ロック史に残る傑作を連発し、1996年には「ロックの殿堂」入りも果たした世界的なグループ。奥深いテーマに基づいたコンセプト・アルバムの数々は、現在に至るまで多くのミュージシャンたちに影響を与えて続けています。1972年に発表された『雲の影』は、バーベット・シュローダー監督作品「ラ・ヴァレ」のサウンドトラックとして発表されました。なお、69年作『モア』も、同じくバーベット・シュローダー監督作品「モア」のサウンドトラックでした。『おせっかい』と『狂気』という傑作の間に挟まれ、さらにサウンドトラック・アルバムということで影の薄い印象も持たれがちな作品ですが、大傑作『狂気』と同時期に制作された本作のクオリティーが低いはずがありません。制作はパリのシャトー・ド・デルヴィーユで行われ、わずか2週間ほどで完了。PINK FLOYDのオリジナル・アルバムに見られるような張り詰めた緊張感こそ見られないながらも、初期の彼らを思い起こさせる、サイケデリックな質感を漂わせた耳馴染みの良いヴォーカル曲、インストゥルメンタル曲が収められています。

  • PINK FLOYD / DARK SIDE OF THE MOON

    73年発表、ロックの歴史に燦然と輝く世紀の名盤!

    サイケデリック・ロック全盛期に登場しデビュー・アルバム『夜明けの口笛吹き』をリリースするも、中心メンバーのギタリストSyd Barrettが脱退。以降、ベーシストRoger Waters、ギタリストDave Gilmour、キーボーディストRick Wright、ドラマーNick Masonという布陣でブリティッシュ・ロック史に残る傑作を連発し、1996年には「ロックの殿堂」入りも果たした世界的なグループ。奥深いテーマに基づいたコンセプト・アルバムの数々は、現在に至るまで多くのミュージシャンたちに影響を与えて続けています。1973年に発表された『狂気』は、“人間の内面に潜む狂気”をテーマに制作されたPINK FLOYDの代表作のひとつ。このクラスの名盤ともなれば、もはやプログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルに限定する必要すらありません。本作は、世界で最も売れた音楽アルバム(推定5000万枚以上)のひとつであり、ビルボード・チャートに741週(15年)連続チャート・イン、さらに発売から2年を経過したアルバムのみを扱うカタログ・チャートに至っては1630週(30年)以上チャート・インするというギネス記録を打ち立てた大傑作です。あえてプログレッシヴ・ロックの側面から指摘するならば、本作は「コンセプト・アルバム」という表現方法を象徴するアルバムだということでしょう。本作の成功によって、コンセプトの中核を担ったベーシストRoger Watersのグループ内での発言権が増し、次作以降のPINK FLOYDにも大きな影響をもたらすことになります。ロック・ミュージックの歴史に燦然と輝く名盤であり、当然ながらプログレッシヴ・ロックを語る上で外すことはできない作品です。

  • PINK FLOYD / WISH YOU WERE HERE

    前作『狂気』にも劣らぬ内容を誇る75年リリースの傑作

    サイケデリック・ロック全盛期に登場しデビュー・アルバム『夜明けの口笛吹き』をリリースするも、中心メンバーのギタリストSyd Barrettが脱退。以降、ベーシストRoger Waters、ギタリストDave Gilmour、キーボーディストRick Wright、ドラマーNick Masonという布陣でブリティッシュ・ロック史に残る傑作を連発し、1996年には「ロックの殿堂」入りも果たした世界的なグループ。奥深いテーマに基づいたコンセプト・アルバムの数々は、現在に至るまで多くのミュージシャンたちに影響を与えて続けています。1973年発表の『狂気』の大ヒットを経て、PINK FLOYDは日用品を使った前衛音楽「Household Objects」を企画。しかし、これは実際にレコーディングも行われていましたが、途中で頓挫しました。そして、1975年に発表された『炎〜あなたがここにいてほしい』は、全米および全英1位を獲得した前作『狂気』と並ぶPINK FLOYDの代表作のひとつとなりました。最大の聴きどころは、アルバム冒頭と最後に収められた9つのパートから成る「クレイジー・ダイアモンド」でしょう。この大曲は、(Roger Waters自身は否定しているものの)早くにグループを離脱することになってしまったSyd Barrettに捧げられた楽曲だと言われています。さらに、79年にリリースされる傑作『ザ・ウォール』につながるテーマが登場する「ようこそマシーンへ」、プログレ・フォーク・ミュージシャンRoy Harperをゲスト・ヴォーカリストに迎えた「葉巻はいかが」、そしてRoger WatersとDavid Gilmourが揃って「グループの最高の楽曲のひとつ」と胸を張る「あなたがここにいてほしい」が収められています。『狂気』に続き、本作も間違いなく名盤です。

  • PINK FLOYD / THE WALL

    ロジャー・ウォーターズの内面世界が色濃く反映された79年作、世界一売れた2枚組アルバム!

    サイケデリック・ロック全盛期に登場しデビュー・アルバム『夜明けの口笛吹き』をリリースするも、中心メンバーのギタリストSyd Barrettが脱退。以降、ベーシストRoger Waters、ギタリストDave Gilmour、キーボーディストRick Wright、ドラマーNick Masonという布陣でブリティッシュ・ロック史に残る傑作を連発し、1996年には「ロックの殿堂」入りも果たした世界的なグループ。奥深いテーマに基づいたコンセプト・アルバムの数々は、現在に至るまで多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1979年に発表された大作『The Wall』は「全世界で最も売れた(3000万枚以上)2枚組のアルバム」であり、『狂気』や『炎〜あなたがここにいてほしい』と並ぶ、グループの代表作のひとつ。その内容は、バンドの実権を掌握したRoger Watersの思想が強く表れたロック・オペラ。Roger WatersとSyd Barrettの姿が投影されていると言われるロック・スター「ピンク」を主人公に、彼が人生の中で経験してきた教育に対する違和感や社会の中での疎外感を「壁」に見立て、各曲が切れ目なく進行していきます。本作を引っ提げて行われたツアーでは、ステージと客席の間に実際に「壁」を構築し、大きな話題となりました。2010年代に入って以降も、例えばRoger Watersによる大規模な再現ツアーが行われていることからも、PINK FLOYDのディスコグラフィーの中での本作の重要度が分かるでしょう。シングル・カットされ全米・全英1位を獲得した「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール (パート2) 」や、コンサートの定番曲「コンフォタブリー・ナム」といった名曲も収められた、ロック・ミュージックの歴史上類を見ない傑作です。

    • TOCP65742/3

      紙ジャケット仕様、2枚組、デジタル・リマスター、年表・歌詞対訳付き仕様、タイトル入りプラ製シート・内袋2枚付仕様、レーベルカード4枚入り、定価3495

      盤質:全面に多数傷

      状態:並

      帯有

      プラ製シートなし、レーベルカード1枚に若干折れあり、内袋1枚に若干汚れあり、帯に若干カビあり

      2100円

      1680円
      (税込1848円)

      462円お得!


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    • 5099902894423EMI

      James Guthrieによる新規デジタル・リマスター、Storm Thorgersonがブックレットを監修した2011年リイシュー、ペーパーケース仕様、2枚組

      盤質:傷あり

      状態:良好

      若干ホチキス錆あり、若干破れあり

    • CDP724383124329CAPITOL

      2枚組

      盤質:傷あり

      状態:並

      1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、カビあり

  • PINK FLOYD / A MOMENTARY LAPSE OF REASON

    新生フロイドの第1弾となった87年作

  • PINK FLOYD / DELICATE SOUND OF THUNDER

    88年のNY公演を収録、代表曲多数の傑作ライヴ・アルバム

  • PINK FLOYD / PULSE: IN CONCERT (CD)

    94年「対(TSUI)」ツアーの音源を収めたライヴ・アルバム、全24曲

    94年の「対(TSUI)」ツアーの模様を収めたライヴ・アルバム。アメリカ、ヨーロッパを回る77都市、110回の公演で300万人以上を動員したツアーは「史上最大の光と音のスペクタクルショー」として今や伝説として語り継がれるツアーとなった。荘厳なピンクフロイドの音世界とともに、史上最大のステージセット、複雑怪奇な映像を写し出す大円形スクリーン、目が痛くなるほどの光の洪水(ヴァリライトが生き物のように動き回り、レーザー光線が会場中を照らし出す)、牙の生えたブタが宙を舞い、巨大ミラーボールが光を放ち、これでもかと言わんばかりの花火の嵐・・・。まさに「美」としかいいようのない、それまでのコンサートの定義を大きく変えるものであった。今作の目玉はなんといっても「狂気」全曲再演収録。75年の最後の演奏以来19年振りに94年7月のデトロイト公演で復活。ここに収録されているのは、8月ドイツ、9月イタリア、10月ロンドンのライヴより。1-(2)の「天の支配」はUS公演ではオープニング・ナンバーだったのだが、誰もが度肝を抜かれたシド・バレット在籍時の1stアルバムからの曲。

  • PINK FLOYD / ATOMIC SAUCERS

    70年11月28日のドイツ公演を収録

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