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【タイトル追加】KAIPAファンに聴いて欲しい、優美でファンタスティックな北欧プログレ・セレクション☆

スタッフ佐藤です。

北欧シンフォニック・ロックの原点に位置するバンドと言えばカイパですよね。

22年作『URSKOG』の出来栄えも、いつもながら感動ものでした。

そんなスウェーデンが誇る名バンドKAIPAのファンに是非聴いてみていただきたい北欧プログレ作品が、70年代から現代にいたるまで数多くありますので、一挙ご紹介できればと思います♪

まずは会心の一枚となったKAIPAの22年作からスタート!!


KAIPA/URSKOG

北欧シンフォのレジェンド、5年ぶりとなる22年作!

Hans Lundinの幽玄なるシンセをバックに、Patrick Lundstromがフレディ・マーキュリーを思わせる力強くも厳かなヴォーカルを響かせるオープニング。次第にシンセが艶やかな色彩を帯び躍動し始めると、それにPer Nilssonが優美で滑らかなギタープレイで応じ、一転リズムを得てダイナミックに演奏が動き出します。

この開始3分でKAIPAの揺らぐことのないイマジネーション溢れ出す音世界に惹きこまれること必至。

特にギタリストPer Nilssonによる偉大な前任者Roine Stoltとは全く異なるアプローチながら、これぞKAIPAと言うしかないプレイが圧巻!

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そんなKAIPAの歴史における最重要人物の一人がRoine Stolt。彼が率いるこのバンドにもKAIPA好き必聴の作品があります☆

FLOWER KINGS/ISLANDS

ロジャー・ディーンのアートワークも素晴らしい2020年作。

Tomas Bodinの後任Zach Kamminsによる、HansLundin彷彿の柔らかくも芯のあるシンセやオルガンと、Roineの歌うように情感豊かなギターがエモーショナルに交歓する、ドリーミーな面を強く感じさせるシンフォニック・ロックが素敵すぎます。

彼らのディスコグラフィー中、特にKAIPAファンにオススメしたい内容!

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そのTFKのフロントマンによる別働バンドのこちらも、実はKAIPAファンに聴いて欲しい作品だったりします。

HASSE FROBERG & MUSICAL COMPANION/WE ARE THE TRUTH

キーボードが担うTFKばりのスケール大きな音作りの中で、熱く歌い込むハッセのハスキー・ヴォーカルとメロディアスなギターがドラマチックに絡み合う、高品質なハード・ポップを繰り広げます。

TFKファンは勿論、KAIPAやKAYAKがお好きなプログレ・ファンにもオススメ!

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そして、KAIPAやTFKを受け継ぐ存在なら何と言っても、北欧のみならず現プログレ・シーン最高のバンドがついにリリースしたこの作品を挙げずにはいられません!

MOON SAFARI/HIMLABACKEN VOL.2

抜けるようにファンタスティックで爽快な演奏、力強くも神秘的なコーラスワーク、そしてキャッチーかつリリシズムに富む珠玉のメロディ。

そんな変わらぬMOON SAFARI印のサウンドを中心に据えつつも、メロディアス・ハード的表現や初期QUEENばりの荘厳さなど新たな要素も取り込んで、さらに前進する彼らの姿を浮き彫りする傑作。

こりゃ文句なしに激カケレコメンド!!

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さて、KAIPAファンへのオススメ盤として一押ししているのが、彼らと同郷スウェーデンのこのマイナー・シンフォ名品☆

MIKLAGARD/MIKLAGARD(EDGE)

スウェーデン出身のキーボード・シンフォ・トリオが79年に残した唯一の作品。

決して技巧派というわけじゃないけれど、オランダのTRACEと同郷KAIPAを溶け合わせたような、クラシカルな美麗さと北欧然とした透明感&温かみが融合したサウンドが至上。

こりゃ秘宝感満点のジャケット通りのサウンドだなぁ。

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基本ジャズ・ロックなのですが、KAIPA味が感じられるこの作品も大変良いです!

HEAVY JOKER/HEAVY JOKER

聴いて頭に浮かんだコピーは「カイパ meets イル・ヴォーロ」。

キレ味と流麗さが同居したデンマーク産インスト・ジャズ・ロックの隠れ名作!

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こちらはKAIPA時代のロイネ・ストルトっぽいギタープレイが印象的な、北欧シンフォの実力派による一枚!

KERRS PINK/PRESENCE OF LIFE

ハッセばりのハスキー・ヴォイスとロイネばりの叙情フレーズで畳みかけるギターが紡ぐ、「いなたいTHE FLOWER KINGS」と呼べそうなシンフォニック・ロックにグッと来っぱなし。

ノルウェーのベテランによる貫禄の21年作!

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北欧と言っておきながら、オランダのこのグループも引っ張り出しちゃいましょう☆

MIRROR/DAYBREAK

イエスやフォーカスや北欧のカイパが好きなら、このオランダのマイナー・グループには「おおっ」と前のめりになっちゃうはず!

エネルギッシュなリズム隊&ギターと、涼やかなトーンのキーボード&流麗なフルートやサックスによる、緩急しなやかな演奏に惹き込まれます。

地味過ぎるジャケットが何とも惜しい…。

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