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「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ」第三回 ロバート・フリップ卿の“英雄夢語り” 文・市川哲史

第三回 ロバート・フリップ卿の“英雄夢語り” 文・市川哲史

KING CRIMSON『Heroes – Live in Europe 2016』(4 tracks EP)


たしか日本からはるばる訪ねた、我が国が誇る<殺人轟音ロックトリオ>ブランキー・ジェット・シティの2ndアルバム『BANG!』のミックス作業現場――26年前のハンザ・スタジオの記憶だ。プロデューサーの土屋昌巳さんに促されて覗いた窓外には「やはり」ベルリンの壁しか見えず、《Hansa by the Wall》の異名は伊達じゃないわ、と妙な感心をした自分を想い出す。思わず知らず鼻歌を口ずさんでいたら、土屋さんに笑われた。

「やっぱり市川さんも、正しい日本のロック少年の道を歩んできてますねー」

はい、当時30歳を前にした大の大人だったにもかかわらず、つい私は“ヒーローズ”を口ずさんでしまいました。お恥ずかしい。

デヴィッド・ボウイが「たった一日だけなら僕らさえ英雄にだってなれる」なんぞと本気で1977年の初夏に唄った、<世界一凛々しいスーパー・モラトリアム・ソング>。

一応音楽評論家っぽいことも書かせてもらうと、ジャーマン・プログレ的要素をイーノと共同意訳した<近代ヨーロッパ的>という言葉がやたら似合う斬新なサウンドは、まさにポスト・パンクに相応しかった。しかも<グラマラスなポップスター・アイコン>という旧時代の経歴からの見事な変容ぶりは、同じく時代を跨がねばならない境遇の我々リスナーにとって理想的な前進で、かつ心強い指針となったのだ。

そんなこんなで醸し出されたあの独特な<ポジティヴな憂鬱>的世界観は、未だ色褪せない。というか、瀬戸際のEU加盟諸国はいまこそ欧州の主題歌“ヒーローズ”を共に唄い、再団結すべきではないのか。かつての“インターナショナル”みたく。そういえば“ヒーローズ”をフランスでは仏語ヴァージョン、ドイツでは独語版でその名も“ヘルデン”までご丁寧にリリースしてたんだよこの人は。

DAVID BOWIE / HEROES(FRENCH VERSION)

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DAVID BOWIE / HELDEN(HEROES GERMANY VERSION)

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そしてこの<スタイリッシュなくせに実直>だからこそ、ボウイの“ヒーローズ”は永遠に欧州の<州歌>となった。2014年11月10日に独ブランデンブルグ門で開催された《ベルリンの壁崩壊25周年記念イヴェント》で、メルケル首相やゴルバチョフ元大統領が列席する中、ベルリン国立歌劇場付属オーケストラを従えたピーター・ガブリエルがベートーベンの『交響曲第九番』と“ヒーローズ”を唄って、当たり前なのだ。

だからメルケルが首相就任以来、困難に直面する度に執務室で大音量の“ヘルデン”を聴き自らを鼓舞して、ドイツを欧州最強国の座へ就かせたのも当然の帰結だろう(←嘘)。

大学浪人生活を始める直前に『ヤング・ミュージック・ショー』で観た前年78年12月の再来日公演の映像が、私が初めて観た“ヒーローズ”だ。絵に描いたような<妙に濃い化粧>に違和感は覚えたものの、あの<ストイックな絶頂感>は問答無用で恰好良かった。83年10月の3度目の来日公演における<MTVバブル仕様>の“ヒーローズ”にも、<封印前最期のライフタイム・ヒットパレード披露仕様>で4度目の90年5月東京ドーム公演の本編をシメた“ヒーローズ”にも、ぐっときた。そして公演自体の必然性がそもそも見い出せなかった5度目の96年6月のライヴに、<優秀な人格二十面相オールドタイマー>として達観した感がある6度目の04年3月のラスト・ライヴという、「極端」な意味合いの両公演のラストをきっちり飾ったのも、“ヒーローズ”だった。

なぜかトーマス・ドルビーを従えて披露した《LIVE AID》での“ヒーローズ”も印象深いし、追悼ギグでミック・ロンソン+3/4クイーンと合体してフレディ・マーキュリーを偲んだ“ヒーローズ”には、コラボ曲の“アンダー・プレッシャー”を披露したときより大観衆が震えていたはずだ。

DAVID BOWIE / HEROES(Freddie Mercury Tribute Concert 1992)

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本人の「いちばん好きな楽曲」発言を待つまでもなく、“ヒーローズ”は<デヴィッド・ボウイそのもの>な楽曲なんだろうなと思う。

だからこそ、2000年10月の来日公演でよりにもよって突然その“ヒーローズ”をカヴァーした《フリップ+ブリュー+ガン+マステロット》キング・クリムゾンに、私は心底失望したのである。

94年に端を発したあの画期的な<Wトリオ>編成が96年夏の全米ツアー終了と同時に終焉を迎えて以来、たしかにクリムゾンは長く迷走を続けた。新機軸模索のための実験企画《プロジェクト》シリーズもそうだし、レヴィン&ブルフォードの二人が欠落してもなおWトリオ路線を推進させるべく標榜した《ヌーヴォ・メタル》もそうだ。で結局どちらも出口にたどり着けず、03年11月に活動停止の憂き目を見た。その後のフリップ卿が、<ブートレグも含む無尽蔵のライヴ音源の体系化>や<旧作品群のアニヴァーサリー・リマスター+リエディションによる再構築>に傾倒した心情が理解できるほど、00年代前期のクリムゾンは八方塞がりの袋小路状況にあったと思う。

そんな出口が見えない閉塞感が、何の必然性もないままクリムゾンに“ヒーローズ”をカヴァーさせた――と私は納得した。
クリムゾンの“ヒーローズ”は、まさに<負>の象徴だったのだ。

ちなみに、00年発表の3枚組ライヴアルバム『ヘヴィー・コンストラクション』で00年6月10日@ワルシャワ、04年発表の『コレクターズ・キング・クリムゾンVol.10/Live In Warsaw 2000』に00年6月11日@ワルシャワ、16年11月発売の有料カタログCD『THE ELEMENTS:2016 TOUR BOX』では00年6月29日@マドリッドにおけるライヴ音源が、それぞれ聴くことができる。また16年1月からは《DGM LIVE》で、00年7月3日@ロンドンにおける同曲のライヴ映像が公開されている。でその出来自体は、ちーっとも悪くない。というよりも、どんよりとしたヘヴィー&ラウドな澱み自体は、それはそれで新鮮だし面白かったのだけれど。

KING CRIMSON / HEROES(Live in London 3rd July 2000)

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その後のクリムゾンと欧州の停滞を見事に預言したとしか思えない、<やけくそのダイナミズム>。そしてそれから17年の歳月が流れ――。

14年9月に<三人太鼓>の7人編成で電撃復活したクリムゾンは、単なる懐メロ大会ではない<キング・クリムゾン再検証>ライヴ・ショウをいまなお継続する中、“セックス・スリープ・イート・ドリンク・ドリーム”以来実に21年ぶりのニューシングルを、突然この5月にリリースした。

のだがそのリード曲は“ヒーローズ”、因縁の楽曲のまさかのライヴ・カヴァー・ヴァージョンときたもんだ。フリップ卿に拠れば、デヴィッド・ボウイのオリジナル・ヴァージョンが《Hansa by the Wall》でレコーディングされて39年1ヶ月後の昨年16年9月12日、同じベルリンでライヴ録音した音源を、<“ヒーローズ”40周年&ボウイ・トリビュート>の意味合いを込めてリリースしたのだという。

ボウイが逝って1年半近くが経つが、未だに新たな便乗商品が世界中に氾濫している。昨年暮れに拙著『どうしてプログレを好きになってしまったんだろう』を上梓したときなんか、某アマゾンの洋楽本チャートで四半期以上にわたって凡百のボウイ本たちに取り囲まれ、集団リンチされ続けたのだ。あ、ジョージ・マイケル本とプリンス本も結構いたな。そんな超著名亡霊軍団に、よりにもよってプログレというおそろしく貧相な武器一つで挑むとは、なんと命知らずだったのだろう私は。

話が逸れた。そういう意味では、クリムゾンが今回カヴァーしたのは道義上、正しい。なんたってボウイのオリジナル・ヴァージョン全編で鳴り続ける、一度聴いたら絶対忘れないエキセントリックなフィードバック・ギターは他ならぬフリップ卿が弾いてるのだから、“ヒーローズ”を演奏する権利の1/6は持ってるようなもんじゃないか(←おいおい)。現在は在籍してないものの、エイドリアン・ブリューも78年9月発表のライヴ盤『ステージ』に収録されてるようにアルバム『ヒーローズ』発表後の世界ツアー・バンドのメンバーのみならず、90年の《SOUND+VISION》ツアーではバンマスまで務めたボウイ一家の大番頭だったわけだし、正統は正統なのだ。

そんな<半>当事者意識が機能しているためか、今回の“ヒーローズ”は根本的なアレンジもテンポもフリップ卿のフィードバックも、ほぼオリジナルを素直に踏襲している。それでも現在の7人クリムゾンの演奏スキルは尋常ではないからストイックにしてダイナミックな、まさに<21世紀の“ヒーローズ(英雄夢語り)”>に相応しいヴァージョンに仕上がった。ついでに書いておくと2000年に唄ったブリューのヴォーカルより、今回のジャッコ・ジャクスジクの唄の方がはるかにボウイっぽかったのはご愛嬌か。意外にも。

KING CRIMSON / HEROES(『Heroes – Live in Europe 2016』収録)

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考えてみればフリップ卿に、12年8月に公式発表した音楽業界からの引退宣言をわずか1年で撤回させたのは、<グレッグ・レイク>も<ゴードン・ハスケル>も<ボズ>も<ジョン・ウェットン>もそこそこ唄いこなせる、<器用な若手(でも当時55歳)>をゲットしたからに他ならないはずだ。クリムゾンが蘇生した理由を、「僕が使い勝手いいからじゃない?」とジャッコ自身も苦笑しながら漏らしていたから、まず間違いあるまい。

こうなると古今東西、バンドが再結成する際の最重要パートはやはりヴォーカルなんだと再認識してしまう。私は司令塔さえ健在ならば<声>が替わっても全然平気なのだが、世間的にはやはり自分の記憶に残存する唄声の雰囲気の再生が最優先のようだ。日本の話で恐縮だが、三流の自己啓発セミナーに洗脳されちゃうようなトロいヴォーカリストでも呼び戻すしかなかったX JAPANなんか、わかりやすい例ではないか。
その意味では、幸運にもジャッコを発掘できたクリムゾンは勝ち組である。デイヴ・ギルモアとロジャー・ウォーターズ両者の声質がよく似ているからこそ、ひとまず<二つのピンク・フロイド>も健在だ。ちなみにニック・メイスンによる二人の唄を判別するポイントは、「音程が合っていればギルモア」。あんたそんな身も蓋もない。

逆にクリス・スクワイアのコーラスを永久に失った途端に<本家>が失速し、ジョン・アンダーソンがやたら元気いい<分家>ARWにイエス・フィーチュアリング・ジョン・アンダーソン・トレヴァ(以下略)とみすみす名乗られる羽目になっちゃったのも、やはり声が物を言う運命なのだ。ああせつない。

また話が逸れた。

キング・クリムゾンによる<40年目の“ヒーローズ”>は、実はデヴィッド・ボウイが唄ったオリジナルの“ヒーローズ”に匹敵する凛々しさに、驚かされる。もはや明鏡止水というか、この楽曲に関しては一切の私利私欲が放棄されたかのような透明感が素晴らしいのだけど――71歳にして人生一透きとおってしまったフリップ卿がなんか怖い。

こうなってくると、80年1月12日にブロンディのロンドン・ハマースミス・オデオン公演にゲスト出演して、デボラ・ハリーの素っ頓狂ヴォーカルをツンデレで愉しみながら“ヒーローズ”でフィードバックしてたフリップ卿の、俗っぽさが懐かしい。あの当時のフリップ卿は、トーキング・ヘッズのアルバムやらストラングラーズのライヴやらニューウェイヴ・バンドへの客演が常習化していた。クリムゾンではない<新しい大衆音楽>を絶賛探検中だったのだ。公私混同しながら。彼が最も俗っぽかった時代である。

この<通俗型“ヒーローズ”>は英米盤12インチシングル“銀河のアトミック”、もしくは次作『オートアメリカン』日本盤初回限定封入シングル“コール・ミー(スペイン語ヴァージョン)”に、c/w曲として収録されてたはずだ。現在はアルバム『恋はハートビート』のボーナストラックで聴けるが、とにかくブロンディの雑な演奏力に巻き込まれたか、フリップ卿のギターももげもげ気味で人間っぽい。しかしこれがニューウェイヴらしさなのだ!――とは、なんと平和な時代だったのか。

そして“ヒーローズ”一曲だけでこれだけ愉しんでいる私もまた、平和である。

Blondie & Robert Fripp / HEROES(1978)

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第一回「ジョン・ウェットンはなぜ<いいひと>だったのか?」はコチラ!

第ニ回 「尼崎に<あしたのイエス>を見た、か? ~2017・4・21イエス・フィーチュアリング・ジョン・アンダーソン、トレヴァー・ラビン、リック・ウェイクマン(苦笑)@あましんアルカイックホールのライヴ評みたいなもの」はコチラ!

KING CRIMSONの在庫

  • KING CRIMSON / 21ST CENTURY GUIDE TO KING CRIMSON VOLUME TWO 1981-2003

    81〜03年までのスタジオ音源/ライヴ音源で構成されたアンソロジー、全65曲

  • KING CRIMSON / COLLECTORS’ KING CRIMSON VOL.2

    DGMコレクターズ・クラブ会員にのみ頒布されたライヴBOXの第二弾、82年と95年のライヴ音源を収録、全25曲

    • PCCY01440

      2タイトル3CDボックス、ボックスに帯付仕様、各タイトルはプラケース入り仕様、ボーナス・トラック3曲、36Pブックレット付仕様(英語版・日本語版)、定価5500+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

      若干解説ホチキス錆あり、側面部に色褪せあり

  • KING CRIMSON / COLLECTORS’ KING CRIMSON VOL.6

    DGNコレクターズ・クラブ会員にのみ頒布されたライヴBOXの第六弾、71/98/01年の音源を収録、全29曲

    • PCCY01583

      3枚組ボックス、ボックスに帯付仕様、各CDはプラケース入り仕様、定価6500+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:

      帯有

      帯に破れあり、ボックスにスレあり、その他は状態良好です

  • KING CRIMSON / EPITAPH VOLUME ONE AND TWO

    69年BBCセッション音源&69年ライヴ音源を収録

    69年のBBCセッションと69年10月のアメリカ公演を収録したライヴ・アルバム。

    • PCCY01087

      2枚組ボックス、各CDはペーパーケース仕様、オリジナル・ブックレットと日本製ブックレット付仕様、定価4369+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯無

      帯無、1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、ボックスに黄ばみあり

    • PCCY01087

      2枚組ボックス、各CDはペーパーケース仕様、オリジナル・ブックレットと日本製ブックレット付仕様、定価4369+税

      盤質:傷あり

      状態:並

      帯有

      カビあり、帯に折れあり

    • PCCY01087

      2枚組ボックス、各CDはペーパーケース仕様、オリジナル・ブックレットと日本製ブックレット付仕様、定価4369+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯無

      帯無、1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり

  • KING CRIMSON / ESSENTIAL KING CRIMSON – FRAME BY FRAME

    69年〜84年までの音源から選曲された4枚組アンソロジー・ボックス、全45曲

    • KCBOX1VIRGIN

      4枚組、LPサイズボックス、各CDはプラケース仕様、ファミリーツリー・ブックレット付仕様

      盤質:無傷/小傷

      状態:並

      ジャケット1枚にケースツメ跡あり、カビ多めにあり

      1300円

      1040円
      (税込1144円)

      286円お得!


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  • KING CRIMSON / GREAT DECEIVER – LIVE 1973-1974

    92年リリース、73-74年の未発表ライブ音源を収録、全47曲

    • PCCY00393

      4枚組ボックス、各CDはプラケース入り仕様、帯・解説付仕様、68ページオリジナル・ブックレット&88ページ対訳ブックレット付仕様、定価9709+税

      盤質:傷あり

      状態:並

      帯有

      カビあり、帯に破れ・折れあり

  • KING CRIMSON / LIVE IN GUILDFORD 1972

    72年11月、『太陽と戦慄』期メンバーによるサリー州ギルフォードでのライヴを収録

  • KING CRIMSON / NEAL AND JACK AND ME

    82-84年の傑作ライヴ映像集

  • KING CRIMSON / NIGHT WATCH

    73年、アムステルダムでの壮絶なライヴパフォーマンスを収録!

    • PCCY01177

      プラ製透明スリップケース&ブックレット付仕様、2枚組、定価3689+税

      盤質:傷あり

      状態:並

      帯無

      帯無、スリップケースに汚れあり

    • PCCY01177

      プラ製透明スリップケース&ブックレット付仕様、2枚組、定価3689+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      帯中央部分に色褪せあり、スリップケースに経年変化あり

  • KING CRIMSON / VROOOM VROOOM

    96年メキシコ公演/95年NY公演を収録

  • KING CRIMSON / ELEKTRIK: LIVE IN APAN 2003

    ロバート・フリップ/エイドリアン・ブリュー/トレイ・ガン/パット・マステロットによる03年東京公演を収録、全12曲

  • KING CRIMSON / POWER TO BELIEVE

    「ヌーヴォ・メタル」を標榜した03年作

    • IECP10048

      紙ジャケット仕様、初回プレス限定ステッカー付仕様、デジタル・リマスター、定価2415

      盤質:傷あり

      状態:並

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      汚れあり、ステッカー裏にメモ書きあり

    • UICE1045

      定価2427+税

      盤質:傷あり

      状態:並

      帯有

      若干カビあり

    • UICE1045

      定価2427+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

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    • IEMQ20

      紙ジャケット仕様、MQA-CD、フリップ&シングルトン・リマスター、19年版ステレオミックス、ボーナス・トラック3曲、英文ブックレット封入、定価2800+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      3800円

      3040円
      (税込3344円)

      836円お得!


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    • IEMQ20

      紙ジャケット仕様、MQA-CD、フリップ&シングルトン・リマスター、19年版ステレオミックス、ボーナス・トラック3曲、英文ブックレット封入、定価2800+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

      4200円

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      (税込3696円)

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  • KING CRIMSON / CIRKUS

    ライヴ音源集、NEON HEAT DISEASE(84〜98年)、FRACTURED(69〜96年)

  • KING CRIMSON / COLLECTABLE KING CRIMSON VOLUME 1

    74年、ドイツとアメリカでのライヴ音源

  • KING CRIMSON / CONDENSED 21ST CENTURY GUIDE TO KING CRIMSON 1969-2003

    06年リリースの高音質ベスト、全32曲

    • IEZP1

      2枚組、ボックス入り仕様、Tシャツ付き仕様、フリップ監修による06年デジタル・リマスター、定価4410

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      ボックス・Tシャツなし、帯に折れ・黄ばみあり

      1000円

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      (税込880円)

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  • KING CRIMSON / LIVE IN ARGENTINA 1994

    全35曲、ダブル・トリオ時代の歴史的パフォーマンスを捉えた映像作品

  • KING CRIMSON / LIVE IN CHICAGO

    17年6月28日シカゴでのライヴを収録

  • KING CRIMSON / LIVE IN VIENNA

    2016年のツアー、ウィーン公演のライヴ音源。CD3には、日本のみに発売が許可されたライヴ・イン・ジャパン2015公式ライヴ・アルバム『ジャパン・ツアー・オーディオ・ダイアリー』を収録。

  • KING CRIMSON / AUDIO DIARY 2014-2017

    14〜17年のライヴ音源集

  • KING CRIMSON / IN THE COURT OF THE CRIMSON KING

    69年発表、ロック・シーンの流れを変えた歴史的デビュー作!

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1969年に発表されたデビュー・アルバム『クリムゾン・キングの宮殿』は、プログレッシヴ・ロックのスタート地点となった大名盤であり、プログレッシヴ・ロックを聴くならまずはこのアルバムからと断言できる作品です。メンバーはギタリストRobert Fripp、ベース・ヴォーカリストGreg Lake、ドラマーMichael Giles、管楽器に加えて鍵盤楽器(メロトロン)も担当するIan McDonald、そして作詞家Peter Sinfieldという布陣。「21世紀のスキッツォイド・マン」のオープニングから緊張感のある変拍子アンサンブルやユニゾン・フレーズが畳み掛け、「風に語りて」では牧歌的でありながら浮世離れした音世界を構築。“混沌こそ我が墓碑銘”の一節があまりに有名な「エピタフ (墓碑銘)」と、同じくリリックの幻想美に酔いしれる「ムーンチャイルド」を経て、メロトロンの洪水に溺れるシンフォニックな最終曲「クリムゾン・キングの宮殿」へ。“THE BEATLESの『Abbey Road』をチャート・トップから陥落させた”というエピソードの真偽はともかくとして、プログレッシヴ・ロック時代の幕開けを告げる衝撃的な作品であることは間違いありません。『クリムゾン・キングの宮殿』に触れずにプログレッシヴ・ロックを語ることは、まず不可能でしょう。

  • KING CRIMSON / IN THE WAKE OF POSEIDON

    衝撃のデビュー作「クリムゾン・キングの宮殿」の構成を踏襲した70年2nd、前作に匹敵する重厚さドラマ性に加えジャズ系ミュージシャンを起用し新機軸も打ち出した一枚

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1970年に発表されたセカンド・アルバム『ポセイドンのめざめ』は、デビュー・アルバム『クリムゾン・キングの宮殿』の延長上に位置する作品となっています。『クリムゾン・キングの宮殿』発表後、ギタリストRobert Frippと作詞家Peter Sinfieldを除く3名が脱退を表明するも、諸事情によりGreg LakeとMichael Gilesは引き続き本作のレコーディングに参加。新たにKING CRIMSONに参加したのは、ピアニストKeith Tippett、管楽器奏者Mel Collins、ベーシストPeter Giles(Michael Gilesの実弟)、そしてヴォーカリストGorden Haskell。その結果、本作には8名ものミュージシャンの名前がクレジットされることになりました。音楽的にはデビュー・アルバムと同一線上で捉えることも可能ではありますが、例えばKeith Tippettのジャズ・ピアノをフィーチャーした「キャット・フード」、あるいは、ホルスト作曲の組曲「惑星(火星、戦争をもたらす者)」を思わせるリズムとカオティックなメロトロンが凄まじい相乗効果を生む「デヴィルズ・トライアングル」など、新たな試みも行われています。なお本作の後、Greg LakeはEMERSON, LAKE & PALMERとして再デビュー、そしてMichael GilesとPeter Gilesの兄弟はすでにKING CRIMSONを脱退していたIan McDonaldと共にMcDONALD AND GILESを結成します。

  • KING CRIMSON / LIZARD

    70年3rd、表題曲にはYESのジョン・アンダーソンが参加

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。セカンド・アルバム『ポセイドンのめざめ』を最後に、Greg Lake、Michael Giles、Peter Gilesが脱退。1970年に発表されたサード・アルバム『リザード』は、『ポセイドンのめざめ』に参加していたベース・ヴォーカリストGorden Haskellと管楽器奏者Mel Collinsが正式加入、さらにドラマーAndy McCullochを迎え入れ制作されました。ゲスト・ミュージシャンは、過去作にも参加のジャズ・ピアニストKeith Tippettがバンドメイト(コルネット奏者Mark Charigとトロンボーン奏者Nick Evens)を引き連れ参加している他、オーボエ奏者Robin Miller、さらにYESのヴォーカリストJon Andersonが、表題組曲「リザード」の「ルーパート王子のめざめ」で歌声を響かせています。本作は、Keith Tippettが持ち込んだフリー・ジャズのエッセンスがグループに新たな息吹を注ぎ込んだ作品であり、特に「インドア・ゲイムズ」や「ハッピー・ファミリー」におけるインプロヴィゼーションなどで、その影響をはっきりと聴き取ることができるでしょう。一方で、フルートが舞う「水の精」ではこれまでのKING CRIMSONらしい牧歌性も披露。ラストには20分を超える表題組曲「リザード」が控えます。フリー・ジャズへの接近を通じて、後のKING CRIMSONサウンドの重要なポイントとなる即興色を拡張した傑作です。

  • KING CRIMSON / ISLANDS

    クリムゾン史上最も儚く美しいサウンドを聴かせる71年4th

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。サード・アルバム『リザード』をリリース後に、ベース・ヴォーカリストGorden HaskellとドラマーAndy McCullochが脱退。1971年に発表された4thアルバム『アイランズ』は、ベース・ヴォーカリストBoz(Boz Burrell)とドラマーIan Wallaceを迎え制作されました。ゲスト・ミュージシャンは、前作『リザード』にも参加のジャズ・ピアニストKeith Tippett、コルネット奏者Mark Charig、オーボエ奏者Robin Millerに加えて、ダブル・ベース奏者Harry Millerと女性オペラ歌手Paulina Lucasが新たに参加しています。本作は、いて座三裂星雲のジャケットが示す通り「静寂」あるいは「静謐」といったワードが相応しい神秘的なサウンドが展開される傑作。KING CRIMSONらしいヘヴィネスが炸裂する『船乗りの話』のような楽曲も収められていますが、全体的にアコースティック楽器に比重が置かれています。Keith Tippettらは言うまでもなく、Harry Millerの浮世離れしたダブル・ベースや、Paulina Lucasの魔術のようなソプラノ・ヴォイスも楽曲に素晴らしいアクセントを加えています。本作を発表後、Peter SinfieldがRobert Frippと対立し解雇、さらに残る3名も音楽性の違いが明確になりKING CRIMSONは解散。Robert Frippは再始動に向けて新たなメンバーを探すことになります。

  • KING CRIMSON / EARTHBOUND

    72年アメリカ公演時のライヴ作、あまりに凶暴な『21世紀のスキッツォイドマン』ライヴテイクは必聴!

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1971年の4thアルバム『アイランズ』を発表後、Peter SinfieldがRobert Frippと対立し解雇され、さらに残る3名もRobert Frippとの音楽性の違いが明確になりKING CRIMSONは解散となりました。1972年に発表された『アースバウンド』は、解散決定後のアメリカ・ツアーの模様を収録したライブ・アルバムであり、KING CRIMSONのディスコグラフィーの中で最も批判的意見の多い作品と言えるでしょう。その最も大きな理由は音質の悪さにありますが、やはり録音状態の良し悪しは作品の評価に直結してしまうため、本作に対する評価は必ずしも高くありません。ただし、発売から半世紀が経過した現在であれば、本作にもKING CRIMSONの歴史上重要な史料的価値があります。ライブ・アルバムとしては必ずしもオススメできる作品とは言い切れませんが、『クリムゾン・キングの宮殿』から『アイランズ』までを聴いた後でこの作品に触れると、KING CRIMSONに関する知識をより深めることができるでしょう。

    • IECP10007

      紙ジャケット仕様、HDCD、デジタル・リマスター、内袋付仕様、初回プレスのみステッカー付仕様、定価2500+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

      帯に紙ジャケに角折れあり

      900円

      720円
      (税込792円)

      198円お得!


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    • IECP10007

      紙ジャケット仕様、HDCD、デジタル・リマスター、内袋付仕様、初回プレスのみステッカー付仕様、定価2500+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

      ステッカー無し

      1000円

      800円
      (税込880円)

      220円お得!


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  • KING CRIMSON / LARKS’ TONGUES IN ASPIC

    フリップ以外のメンバーを一新して制作された73年作5th、圧倒的な緊張感とダイナミズムが支配する大傑作!

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。4thアルバム『アイランズ』を発表後に解散したKING CRIMSONですが、Robert Frippは新たなメンバーを探しKING CRIMSONを再始動。グループの最高傑作と名高い1972年の5thアルバム『太陽と戦慄』を世に送り出しました。メンバーはギタリストRobert Frippに加えて、ベース・ヴォーカリストJohn Wetton、ドラマーBill Bruford、パーカッション奏者Jamie Muir、ヴァイオリン奏者David Crossという布陣。本作は、確かな技巧を持ったミュージシャンたちによる最高品質の実験音楽作品であり、1曲目の「太陽と戦慄 パートI」と最終曲「太陽と戦慄 パートII」に象徴される、即興演奏を重視したメタリックなプログレッシヴ・ロックの大傑作となっています。また、2つの先鋭的な楽曲に挟まれた中盤の楽曲たちも素晴らしく、John Wettonのヴォーカルが冴えわたる「土曜日の本」や、最初期のKING CRIMSONサウンドが頭をよぎる「放浪者」、 ヘヴィーなギターとスキャットから始まる「イージー・マネー」 、Jamie Muirの話し太鼓(西アフリカの伝統的な太鼓の奏法)を曲名に冠した「トーキング・ドラム」と、どの楽曲も強烈な個性を持っています。ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックを聴くうえで、避けて通れない名盤です。

  • KING CRIMSON / RED

    フリップ、ウェットン、ブルーフォードの三人が尋常ならざる緊張感の中で生み出したクリムゾンを代表する傑作、74年作7th

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。6thアルバム『暗黒の世界』後にヴァイオリン奏者David Crossが脱退。3人体制となったKING CRIMSONは、1974年に7thアルバム『レッド』をリリースしました。メンバーは、ギタリストRobert Fripp、ベース・ヴォーカリストJohn Wetton、ドラマーBill Brufordという布陣。ゲストには、ソプラノ・サックス奏者Mel Collins、アルト・サックス奏者Ian Mcdonald、ヴァイオリン奏者David Cross、コルネット奏者Mark Charig、オーボエ奏者Robin Millerという旧メンバーあるいは過去作にもゲスト参加の経験を持つミュージシャンたちが迎えられています。その内容は、アルバムのオープニングを飾る「Red」から破壊的なギター・サウンドとアグレッシヴなリズム・セクションに驚愕する傑作。KING CRIMSON作品の中で最も素晴らしいバラード曲との呼び声も高い「堕落天使」、初期のKING CRIMSONサウンドをヘヴィーに再構築したような「再び赤い悪夢」、インプロヴィゼーションのライブ録音楽曲「神の導き」、抒情的なヴォーカルが印象的な前半部とギターやサックスが暴れまわる後半部から成る長尺曲「スターレス」と、全曲がプログレッシブ・ロック史に残る名曲です。本作のリリースをもって、KING CRIMSONは再び解散することとなりました。裏ジャケットに使われている、レッド・ゾーンに振り切れた音量メーターが、本作の狂暴な音楽性と当時のグループの状況を示唆しています。

  • KING CRIMSON / STARLESS AND BIBLE BLACK

    精緻にしてヴァイオレンス!ライヴ音源とスタジオ音源に巧みな編集を施した74年作7th、クリムゾン史上の難曲「FRACTURE」収録

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。5thアルバム『太陽と戦慄』に続いて1974年にリリースされた6thアルバム『暗黒の世界』は、スタジオ・レコーディングとライブ・レコーディング(73年録音)が混在する変則的な作品となっています。収録曲順に見ていくと、「偉大なる詐欺師」と「人々の嘆き」は完全なスタジオ・レコーディング。「隠し事」はライヴ・レコーディングで、「夜を支配する人」はライヴ・レコーディングの冒頭から途中でスタジオ・レコーディングに切り替わります。「トリオ」はライブ・レコーディングで、「詭弁家」はライブ・レコーディングに後からスタジオ・ヴォーカルをかぶせた楽曲。「暗黒の世界」と「突破口」はライブ・レコーディングとなっています。前作『太陽と戦慄』でパーカッション奏者Jamie Muirが脱退したため、本作のメンバーはギタリストRobert Fripp、ベース・ヴォーカリストJohn Wetton、ドラマーBill Bruford、ヴァイオリン奏者David Crossという布陣。内容的には、初期の強烈なKING CRIMSONサウンドに回帰したようなスタジオ楽曲と、インプロヴィゼーションで聴かせるライブ楽曲に分かれています。本作を発表後にDavid Crossが脱退し3人体制となったKING CRIMSONは、次作『レッド』の制作に取り掛かります。

  • KING CRIMSON / USA

    75年リリース、『RED』発表前の爆発的パフォーマンスを収録した名ライブ盤!

    75年発表のライブ・アルバム。「RED」発表前の74年に録音されており、当時のラインナップはRobert Fripp(g)、John Wetton(b、vo)、 Bill Bruford(ds)、David Cross(vln、key)の4人編成。アルバム中3曲でEddie Jobson(vln、key)のパートがダビングされています。鮮やかなヴァイオリンの旋律を切り刻むメタリックなギター・リフ、グイグイとウネリを生み出して暴走するリズム隊。この時期ならではのパワフル且つ緊迫感溢れる即興演奏に終始圧倒されっぱなし。代表的名曲「21st Century Schizoid Man」では原曲のサックス部分をヴァイオリンで再現しており、よりヒステリックな爆発力を楽しむことが出来ます。沸点目掛けて上り詰めるRED期クリムゾンの凄さを体験出来る名ライブ盤。

  • KING CRIMSON / DISCIPLINE

    80sクリムゾンの幕開けを告げた衝撃の81年作!

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1974年に7thアルバム『レッド』を発表し、KING CRIMSONは解散。しかし、ソロ・ミュージシャンとして活動する中でバンドへの意欲が高まったRobert Frippは、ギター・ヴォーカリストAdrian Brew、ベーシストTony Levin、そしてドラマーBill Brufordと共にKING CRIMSONを再結成しました。アメリカ人ミュージシャン2名が加入した新生KING CRIMSONによる1981年の8thアルバム『ディシプリン』は、フリッパートロニクスと称されるギター・シンセサイザー、スティック・ベース、電子ドラムといった新しい楽器が導入され、音楽性も、アフリカン・ミュージック(ポリリズム)の民族色を取り入れたアプローチや、ミニマル・ミュージック、そしてニュー・ウェイヴやディスコ・ミュージックのような流行音楽にまで手を伸ばし新しいKING CRIMSONサウンドを生み出しています。『ディシプリン』はリリース当時こそ音楽性の変化が賛否両論を巻き起こしたものの、現在では『クリムゾン・キングの宮殿』や『太陽と戦慄』と並んでグループの傑作アルバムのひとつと言われる高い評価を受けています。

    • VJCP2308

      ロバート・フリップによる89年リマスター 、ファミリーツリー付き 、定価2233+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      若干折れ・若干ケースツメ跡あり、側面部に色褪せあり

      800円

      640円
      (税込704円)

      176円お得!


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    • IECP10041

      紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、初回プレス盤限定ステッカー付仕様、定価2,500+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

      帯中央部分に色褪せあり

    • PCCY00668

      ロバート・フリップによる89年リマスター、定価2136+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯無

      帯無、黄ばみあり

    • UICE9060

      紙ジャケット仕様、HDCD、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、定価2345+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

      1300円

      1040円
      (税込1144円)

      286円お得!


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    • IEMQ15

      紙ジャケット仕様、MQA-CD(CDプレイヤーで再生可/ハイレゾ再生にはMQA対応プレイヤーが必要)、11年スティーヴン・ウィルソン・ステレオ・ミックス、英文ブックレット封入、定価2800+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

      6000円

      4800円
      (税込5280円)

      1320円お得!


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    • KCSP8KING CRIMSON

      40TH ANNIVERSARY SERIES、デジパック・スリップケース付き仕様、2枚組(CD+DVD)、ボーナストラック3曲、DVDはNTSC方式、リージョンフリー

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      スリップケースにスレあり

      1490円

      1192円
      (税込1311円)

      328円お得!


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    • 724381012321/CAR101232CAROLINE

      30th ANNIVERSARY EDITION、HDCD、24bitリマスター

      盤質:傷あり

      状態:良好

      600円

      480円
      (税込528円)

      132円お得!


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  • KING CRIMSON / BEAT

    80sクリムゾン第2弾、82年作

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1981年の8thアルバム『ディシプリン』で再始動したKING CRIMSONは、翌82年に9thアルバム『ビート』を発表しました。メンバーは、ギタリストRobert Fripp、ギター・ヴォーカリストAdrian Brew、ベーシストTony Levin、そしてドラマーBill Brufordという布陣であり、KING CRIMSONの歴史上初めて前作と同一メンバーによるスタジオ・アルバムとなりました。本作は、ビートニク(第二次世界大戦後のアメリカで起こったカウンター・カルチャー)の作家であるジャック・ケルアックの作品「路上」に着想を得たアルバム。例えば冒頭の「ニール・アンド・ジャック・アンド・ミー 」はニール・キャシディ(上記「路上」の登場人物のモデルとされる)、ジャック・ケルアック、そして「ミー」がAdrian Brewを指しています。同一メンバーということもあって8thアルバム『ディシプリン』からの流れを汲んだ内容であり、ポリリズムの多用、ミニマルなフレージング、エスニック・ミュージックのテイスト、そしてインプロヴィゼーションなど、前作から継承されたサウンドを聴かせています。ニュー・ウェイブ風のポップな衣装を身にまといつつも、注意深く耳を傾けてみると非常に高度な音楽的アプローチを行っているというのが、この時期のKING CRIMSONの特徴でしょう。

    • IECP50011

      HDCD、デジタル・リマスター、定価1886+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

    • IECP70011

      デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、解説はネット上でダウンロードする形式です、定価1500+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      若干ケースツメ跡あり

    • IEMQ16

      紙ジャケット仕様、MQA-CD、スティーヴン・ウィルソン・ステレオ・ミックス、16年版ステレオミックス、ボーナス・トラック3曲、英文ブックレット封入、定価2800+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

      5600円

      4480円
      (税込4928円)

      1232円お得!


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  • KING CRIMSON / THREE OF A PERFECT PAIR

    フリップ/ブリュー/レヴィン/ブルーフォードによる80sクリムゾンの最終幕を飾る84年作

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1984年に発表された10thアルバム『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』は、8thアルバム『ディシプリン』と9thアルバム『ビート』と同一メンバーにて制作されました。メンバーは、ギタリストRobert Fripp、ギター・ヴォーカリストAdrian Brew、ベーシストTony Levin、そしてドラマーBill Brufordという布陣。本作は、KING CRIMSONのスタジオ・アルバムの中ではあまり目立たない存在かもしれません。その理由は、契約履行のために作ったアルバムという印象が強いことや、Adrian Brewのポップ・センスに寄せた出来になっていることなどが挙げられるでしょう。確かにアルバム前半には分かりやすいヴォーカル・ナンバーが収録され聴き手を困惑させるかもしれませんが、後半ではKING CRIMSON版インダストリアル・ロックとでも名付けたくなるようなインストゥルメンタルが配置されています。もちろんインプロヴィゼーションもフィーチャーされており、最終楽曲のタイトルは、なんと「太陽と戦慄 パートIII」。Robert Fripp本人も本作に対してはポジティブな感想を持っていないようですが、8thアルバム『ディシプリン』からの一連の流れを知る意味で、チェックしておきたいアルバムでしょう。

  • KING CRIMSON / VROOOM

    90sクリムゾンの第1弾アルバム、94年作

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1980年代に『ディシプリン』『ビート』『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』を発表し活動を休止したKING CRIMSONの次なるリリースは、94年のミニアルバム『ヴルーム』。この時期のKING CRIMSONは
    ギタリストRobert FrippとAdrian Brew、ベーシストTrey GunnとTony Levin、ドラマーPat MastelottoとBill Brufordという布陣から「ダブルトリオ期」と呼ばれています。本作は、95年のフル・アルバム『スラック』へのウォーミング・アップのような意味合いの作品であり、事実6曲中4曲がアルバム用にリミックスされ『スラック』にも収録されています。内容は、7thアルバム『レッド』に通じるヘヴィーな楽曲を中心としており、KING CRIMSONの進化はまだまだ続くと確信させられる出来栄えです。

    • IECP10044

      紙ジャケット仕様、初回プレス限定ステッカー付仕様、デジタル・リマスター、定価2300+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      900円

      720円
      (税込792円)

      198円お得!


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  • KING CRIMSON / THRAK

    10年の沈黙を破り再始動したクリムゾンが放った95年作!

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1980年代に『ディシプリン』『ビート』『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』を発表し活動を休止したKING CRIMSONは、94年に久々の新作となるミニアルバム『ヴルーム』を送り出し、翌95年には『ヴルーム』の楽曲を含むフル・アルバム『スラック』を発表しました。この時期のKING CRIMSONはギタリストRobert FrippとAdrian Brew、ベーシストTrey GunnとTony Levin、ドラマーPat MastelottoとBill Brufordという布陣から「ダブルトリオ期」と呼ばれています。内容は、冒頭の「ヴルーム」を聴いただけで7thアルバム『レッド』の衝撃がよみがえるような、強烈なヘヴィー・プログレッシヴ・ロックとなっています。Robert Frippは、新たなKING CRIMSONの音楽性を「ヌーヴォ・メタル (Nuovo Metal)」と標榜しました。

    • UICE9064

      紙ジャケット仕様、HDCD、デジタル・リマスター、定価2345

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯無

      帯無、側面部に色褪せあり

    • IEMQ18

      廃盤希少!紙ジャケット仕様、MQA-CD(CDプレイヤーで再生可/ハイレゾ再生にはMQA対応プレイヤーが必要)、ジャッコ・ジャクジク&ロバート・フリップ・ステレオ・ミックス、15年版ステレオ・ミックス収録、英文ブックレット封入、定価2800+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

      5600円

      4480円
      (税込4928円)

      1232円お得!


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    • IEZP95

      廃盤、紙ジャケット仕様、K2HDHQCD+DVDオーディオの2枚組、デジタル・リマスター、NTSC方式、リージョンフリー、ブックレット付仕様、定価4500+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      3400円

      1700円
      (税込1870円)

      1870円お得!


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    • KCSP13DGM

      デジパック仕様、スリップケース付き(画像はスリップケースです)、CD+DVDオーディオの2枚組、NTSC方式、リージョンフリー

      盤質:傷あり

      状態:良好

      スリップケースに角潰れあり

  • KING CRIMSON / THRAKATTAK

    95年ツアーのライヴ音源より、インプロヴィゼーション・パートのみを編集した96年作

  • KING CRIMSON / EPITAPH VOLUMES THREE AND FOUR

    97年リリース、歴史的1st『宮殿』製作時のメンバーによる69年のライヴ音源を収録、全15曲

  • KING CRIMSON / COLLECTORS’ KING CRIMSON VOL.1

    DGMコレクターズ・クラブ会員にのみ頒布されたライヴ・ボックス、69/72年のライヴを収録

    • PCCY01394

      3枚組ボックス、ボックスに帯付仕様、各CDはプラケース入り仕様、ボーナス・トラック1曲、48Pブックレット付仕様(英語版・日本語版)、定価6500+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:並

      帯有

      側面部に色褪せあり、ボックス・ブックレットに若干カビあり、その他は状態良好です

  • KING CRIMSON / GREAT DECEIVER 1 LIVE 1973-1974

    73-74年期のライヴ音源、全24曲

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