2019年10月19日 | カテゴリー:どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ 市川哲史,ライターコラム
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プログレ「箱男」通信【KC『ヘヴン&アース』箱】号❶
2009年12月『クリムゾン・キングの宮殿 40周年記念限定ボックス・エディション』 → 2012年11月『太陽と戦慄~40周年記念ボックス』→ 2013年10月『レッド 40thアニバーサリー・ボックス:The Road To Red』 → 2014年11月『暗黒の世界 40thアニバーサリー・ボックス~スターレス』 → 2015年11月『スラック~40thアニバーサリー・ボックス』 → 2016年12月『オン(アンド・オフ)ザ・ロード 1981-1984 40thアニバーサリー・ボックス』 → 2017年12月『セイラーズ・テールズ(1970-1972)40thアニバーサリー・ボックス』ときて → 今回の2019年7月『40thアニヴァーサリー・ボックスvol.8 ヘヴン&アース 1997-2008』日本発売をもってようやく、【「これでもかっ」キング・クリムゾン再検証箱シリーズ】が完結した。
とりあえずは感慨深い。なお邦題は原文ママ、です。
とはいえ、計123CD+16DVD+18BD+145紙ジャケからなる日本アセンブル盤全8箱の総購入額は、\231,068(税込)。我々は馬鹿なのか?
しかも年内には、10年前の『宮殿』箱の超アップデート版『COMPLETE 1969 SESSIONS』箱が待機しているのだ。未知の音源が絶賛発掘中ならもちろん嬉しいけれど、調子に乗って今度は【50周年記念箱シリーズ】として2周目に突入されたりなんかしたら、我々はどうすればいいのだろう。
私は見てしまったのだ。『宮殿』箱以来ずっと、前作『船乗り』箱の蓋側面にもしっかりレイアウトされていた《KING CRIMSON 40TH ANNIVERSARY SERIES》の文字が、今回の『ヘヴン&アース』箱では《KING CRIMSON 50TH ANNIVERSARY》にこっそりすり替わっているのを――。
自分の身は自分で守れ。
さて、その18CD+2DVD+4BD『天国と地獄』箱。申し訳ないが、個人的には積極的に興味を抱けなかった時期のクリムゾンなだけに、この圧倒的な質量には生命の危機すら覚える。
思い起こせば、これまで単体扱いされてきた『ポセイドンのめざめ』『リザード』『アイランズ』をひと括りにしたことで、『宮殿』と『太陽と戦慄』という二つのピークを線で結んだ前作『船乗り』箱は、本当に画期的だった。ずっと抜け落ちたままだった《キング・クリムゾン正史》を、物語としてようやく繋いだのだから。もちろん当事者のフリップ翁による後付け、もとい編纂だからして我田引水的ではある。でも『スター・ウォーズ』の『Ⅳ』『Ⅴ』『Ⅵ』に対する『Ⅰ』『Ⅱ』『Ⅲ』みたいなもんだから、笑って許せる辻褄合わせだと思う。でもディズニー移籍後の三部作は糞だけど。
となるといよいよ、最後のミッシング・リンクは【結局ありゃなんだったんだ1997-2008クリムゾン】だ。ここは覚悟を決めて『天国地獄』箱の蓋を開けるしかないのだ。もはや業か。まさに正真正銘のディシプリン。
まず、この時代のクリムゾンのあらすじから――。
制作費および経費の高騰。六人のスケジュール調整。そしてWトリオ編成ならではの音楽的必然性の、早すぎる行き詰まり。あんなに画期的だったはずの【グランジ・クリムゾン】があっさり頓挫しちゃったのは、1997年5月だった。
しかしフリップの強力な自負が敗北を認めるはずもなく、ひとまず看板を下ろさずに新機軸を見つけるまでの時間稼ぎとして実践されたのが、自称《キング・クリムゾンのフラクタリゼイションズ》である。六人をいろいろ組み替えたスモール・ユニット《ProjeKcts》でいろんな音楽形態を開発し、その成果を持ち帰って〈あしたのクリムゾン〉に反映させるというお題目だったアレだ。
もうスタート当初から、「予定のプロジェクト1から8まで実行したのちにプロジェクト0、即ち【クリムゾン再始動】が起動する」など、十八番の詭弁が全開のフリップ卿が懐かしい。というかこのひと、聞く耳持たず体系化した屁理屈を並べまくるときほど、実は内心切羽詰まってたりするのだが。
1997年11月にまずP2【フリップ/ガン/ブリュー】のセッション・アルバム『スペース・グルーヴ』録音を皮切りに、同年12月にP1【フリップ/ガン/ビルブル/レヴィン】4公演、翌1998年2月から7月までP2が35公演、同年10月はP4【フリップ/ガン/マステロット/レヴィン】7公演、そして翌1999年3月にP3【フリップ/ガン/マステロ】5公演と、ギグやツアーを敢行して各々ライヴ・アルバム――『ライヴ・アット・ザ・ジャズ・カフェ』と『ライヴ・グルーヴ』と『ウェスト・コースト・ライヴ』と『マスク』を仕上げる。ただしこの4作品を単体リリースしたのは日本のみで、英国では『THE PROJEKCTS』箱としてまとめ売りされたのであった。
足元見られてたなぁ日本人プログレッシャーズ。偉いぞ俺たち。
そんな数々の実験成果に基づきいよいよ『スラック』以来の新作制作に着手した1999年8月、やはりクリムゾンは四人に減っていた。「他の仕事が忙しい」レヴィンと、Vドラムやループやサンプリングの導入やら、ドラムンベースやクラブ・エレクトロニカへの急接近やら、〈新機軸〉という名の露骨な肩たたきに遭ったビルブルの不在である。まああの男は、最初っから投げやり大王だったようだが。
結果的に、〈少人数でもWトリオ的メタル・クリムゾン・サウンド〉路線が可能そうな布陣には一応なったのだから、フリップの目論見通りではあったと思う。
そして翌2000年5月、スタジオでゼロから創作した12thオリジナル・アルバム『ザ・コンストラクション・オブ・ライト(TCOL)』と、ガン&マステロットのプロジェクトX名義で『ヘヴン・アンド・アース』をほぼ同時リリース。後者はTCOLレコーディング音源を若造二人が編集し倒した、いわば【いまどきのクリムゾン】仕様だった。とはいえ〈21世紀製新型クリムゾン〉のサンプルというより、あれだけ大袈裟に展開したわりに《ProjeKcts》物の成果が中途半端なTCOLに対する、若手両名の「もっといま風にしましょうよぉ」的な不平不満を発散させるはけ口だったはずだ。
ちなみに当時のガンは39歳、マステロ45歳の若造である。
それでも、当初は〈クリムゾン2枚組の新作〉だった両者を、結局「旧来の信者にはきっと評判悪い」的判断から分売に変更したフリップの経営判断は、かろうじて正しかった。
さてリリースと同時開幕して同年11月まで及んだ、四度目の日本公演も含む全27本の欧・日・北米ツアーは、アンコール曲がデヴィッド・ボウイ“ヒーローズ”のカヴァーだったこと以外、ただ暗重かった印象しか残っていない。
この時点でのヌーヴォ(新約)・メタルって、〈陰気メタル〉としか思えなかった私だ。同年末発表された3枚組ライヴ盤『ヘヴィ・コンストラクション』や18年後にまさかの11作品リリースされてしまった『コレクターズ・クラブ2000年日本公演補完シリーズ3』も併せて聴けば、よくわかる。
全体的には当時流行りのオルタナ感やデジ・ロック臭を狙って醸しだしてはいたものの、あのカタルシス不在の閉塞ロックぶりに息が詰まったのは、私だけじゃないだろう。
結局TCOLが目指したいまどきのキング・クリムゾンとは、デジタル音源の無機質さと超人的な生演奏の融合による〈新世紀のヘヴィー・ロック〉だった。しかしそのプログラミングとインプロヴィゼイションの奇妙な同居生活は、まだまだお試し期間に映ったものだ。
それでもクーリング・オフされることはなく継続実施した、翌01年6月から8月の《レヴェル・ファイヴ・ツアー》北米25公演を録音したミニ・ライヴ・アルバム『レベル・ファイヴ』を、同年11月再開した同名ツアー後半戦26公演の会場と通販限定でリリース。もちろん日本では普通にリリースされたが。当たり前のように。
それにしてもクリムゾンの表現衝動と創造力の源泉は、相変わらずライヴだった。2年間のツアーを経ていつものテンションを取り戻すと、スタジオ・レコーディングを翌02年7月からようやく再開。しかもバンド史上初めて、外部からMACHINEというプロデューサーを招いたのだから驚かされる。しかし、それでも新作フル・アルバムは難産で、02年10月に収録時間34分超で全10曲の「それでも先行シングル」とフリップ卿が強弁したミニ・アルバム『しょうがない~ハッピー・ウィズ・ホワット・ユー・ハフ・トゥ・ビー・ハッピー・ウィズ』を挟んだ翌2003年1月、『ザ・パワー・トゥ・ビリーヴ(TPTB)』がやっと陽の目を見るに至った。長かったよ本当。
で当時そのTPTBを初めて聴いて、「『レヴェル・ファイヴ』と『しょうがない』を一枚にまとめてリミックスしたのか?」とまず思った。だって“レヴェル・ファイヴ”も“アイズ・ワイド・オープン”も“デンジャラス・カーヴス”も“ハッピー・ウィズ・ユ(以下略)”も、初出曲じゃないし。
それよりなにより、いくら共同とはいえ〈ヒップホップやインダストリアル系ロックやメタルのプロデュースやリミックスに長けたDJ兼ドラマー出身の輩〉に、エンジニアリングとミックスをやらせちゃったということは、後処理に重点を置いた【リミックス・キング・クリムゾン】を目指したに他ならない。要は、「加工すること」に同時代性を見い出したわけだ。
そんなデジメタルの出来はさておき、MACHINEを連れてきた張本人のガンとマステロのいまどき願望を、あのフリップ卿がよく叶えてやったと思う。
そうなのだ。
80年代の戒律KCは突然すぎて、我々が理解するまで15年を要した。90年代のWトリオKCは『レッド』文脈20年ぶりの復活が、現役世代が〈最先端のグランジ・ロック〉と勝手に勘違いしてくれたことで、「さすがフリップ」と賞賛された。しかしこの【加工クリムゾン】の場合は、違う。事もあろうに明らかにフリップの方から、時代に寄せてしまった結果なのだから。そもそも2001年夏にTOOLとツアーを帯同したのが、よくなかった気がする。ただの若手〈ある意味、ハードでインダストリアルなプログレ〉バンド風情に「僕らはクリムゾン信者」なんて公言されたぐらいで舞い上がっちゃうとは、フリップ卿も焼きが回ったもんだ。恨むよカート・コバーン。
そのTPTDリリース直後の2003年2月から7月まで、五回目の来日を含む北米日欧アルバム・ツアー59公演。10月から11月のライヴDVD『アイズ・ワイド・オープン』(+日本のみのフィジカル・ライヴ・アルバム『エレクトリック』)発売記念の北中米ツアー16公演を経たあげく、フリップの従順なコピー・ロボットもとい愛弟子のはずだったガン脱退で、バンドは失速してしまった。
それでもガンの代わりに、ピーガブの《STILL GROWING UP LIVE》世界ツアーの仕事を終えたレヴィンが翌2004年9月にようやく復帰したものの、結局ビジネス面の事情からバンドそのものが活動停止。以降、2006年10月にポーキュパイン・ツリーの北米ツアーの前座として4公演だけ、P6【フリップ/ブリュー】がこじんまりと実現したが積極的に無視する。だって誰も得しない、サウンドスケープとVドラムの宴だもの。
やがて2008年8月、【フリップ/ブリュー/レヴィン/マステロ/ギャヴィン・ハリスン】という一部改造新ラインナップによる《KC THE 40TH ANNIVERSARY TOUR 2008》で再始動したものの、わずか11公演。翌2009年にも一応再ツアーが組まれはしたが、ダブル・ブッキングというブリューの失態が、〈21世紀のキング・クリムゾン〉に引導を渡したのであった。
そしてその5年後に楽団として甦ったらいまなお絶好調とは、あまりに数奇すぎる。
ずーっと私は、この加工クリムゾンに違和感を抱いてきた。その音楽性に関してはもちろん、それ以上にそれまで見たことなかったロバート・フリップがいたからなのだ。
たとえば、前述したMACHINEの起用。
かつて歌詞で貢献したピート・シンフィールドやリチャード・パーマー・ジェイムスと同様に〈加工担当〉として解釈しようとしたが、シンフィールドは正式メンバーだし、RPJはジョン・ウェットンと二人で〈藤子不二雄〉を名乗ってるようなものだ。やはり所詮、外のひとに過ぎない。それでもガン&マステロの提案を尊重したのだから、このフリップはおかしい。
たとえば、ブリューへの手厚い配慮。いや遠慮。
フリップがキング・クリムゾンであるために必要不可欠なシンガーであり作詞家でありもう一人のコンポーザーであるからこそ、彼は40周年の時点でその28年前からずーっとクリムゾンに在籍してきた。当然ライヴのセトリには28年間、“レッド”と“21馬鹿”以外は『ディシプリン』以降の楽曲しか並ばない。そりゃ気を遣わねばならん関係性だろう。たしかWトリオ時代のツアーでも、ブリューが溺愛するビートルズの新曲“フリー・アズ・ア・バード”のカヴァーに仕方なく付き合ってはいたけれど。
だがしかし、こちとらあの傲慢で偏屈で我田引水な屁理屈王のロバート・フリップだ。バンドはバンドで、プレイヤビリティー同士の妥協が一切ない音楽的衝突がすべての、キング・クリムゾンだ文句あるか。そんな「去る者は追わず」が墓碑銘の男が、この時期だけブリューに遠慮してるのはなぜなのだ。
いくら“トーキング・ドラム”と“突破口”の続篇的な“デンジャラス・カーヴ”に“フラクチャード”、人気シリーズ第4・5弾の“太陽と戦慄パート4”“レヴェル・ファイヴ”を意味ありげにサービスされたところで、釈然とはしない。
あえて言わせてもらう。
『ザ・コンストラクション・オブ・ライト』と『ザ・パワー・オブ・ビリーヴ』が気持ちよくないのは、ロバート・フリップが中途半端なキング・クリムゾンだったからに他ならない。要するに、【普通のキング・クリムゾン】。そして少なくともこれまで、こんな〈心ここにあらず〉フリップに遭遇したことがなかっただけに、頭が真っ白になった。
物分かりのいいフリップなんて、聞く耳持ったフリップなんて、嫌だ。私が何を問おうが、「私のとは違うね」と口角そのままで(たぶん)薄ら笑いを浮かべ、とことん屁理屈をこねくるフリップじゃなきゃフリップじゃないのだ。などと混沌してたら、自分の記憶を勝手に封印してしまったような気がする。
だから私にとっての『ヘヴン&アース 1997-2008』箱は、11年ぶりにやっと訪れた答え合わせの機会なのだ。
それにしてもブルーレイ・オーディオとは、どれだけ膨大な情報量を収録することができるのか。誰だこんな迷惑なメディアを発明した奴は。
収録音源を超簡略化して列挙する。まずクリムゾン名義の音源から。
しかしおそろしいのはここからで、なぜかProjeKcts関連音源が本隊以上の物量で我々プログレッシャーズを恫喝する。
まさか全ProjeKctの全公演が、まさかのまさかで完全収録されようとは。特にP2のしつこさといったらもう……ギャル曽根に〈麺1.5kg+野菜炒め1.5kg+卵黄3個+餃子15個+麺の下にさらなる味付煮卵3個=高さ15cm&総重量4.5kg超特大デカ盛り野菜炒めタワーラーメン〉早食い競争を挑むのと、たぶん同じ心境になった。
結局、天国地獄箱の不条理な全音源を視聴し終えたのは9月末で、入手から2ヶ月半もの歳月が流れていた。通常の社会生活をおくるにあたり、四六時中ProjeKctsを聴けるほど私は暇ではない。
そんな〈八十日間天地一周〉のいろんな成果は次回に譲るが、取り急ぎこれだけは声を大にして主張しておきたい。
『ザ・リコンストラクション・オブ・ライト(TROL)』は、キング・クリムゾンの素晴らしいニュー・アルバムである。
ハードディスクにファイルされてたはずのTCOLのデジタル・マスター音源が、6年後のエンジニアの急逝とともにドラム・パートだけが行方不明――これは結構なトラブルで、これまでならデヴィッド・シングルトンもしくはアレックス・ムンディが、修復作業の深海で生死の境を彷徨っていたはずだ。
ところが今回だけは違った。マステロットがドラムの全パートを新たに再レコーディングしたら、TCOLはおそろしく恰好いいTROLに生まれ変わっちゃったのである。理由は簡単、オリジナル・レコーディングでは幅を利かせてたVドラムが削除され、全編とても生ドラムらしい生ドラムの天下になったからだ。TCOL最大の欠点だった〈中途半端なデジ・ロック〉感が解消されたどころか、このストイックで強靭なバンド・アンサンブルこそ〈21世紀のキング・クリムゾン〉に相応しかったのではないか。
もう遅いけど。
そういう意味では今回TCOLをTROLに再構築するにあたり、ミックスを担当したドン・ガンの功績も大きい。やたらエッジを立たせたサウンドメイクが素敵な、8人クリムゾン楽団のいまのところ最新ライヴ盤『メルトダウン~ライヴ・イン・メキシコ』をビル・リーフリンと一緒に、やはりミックスした最強エンジニアである。20年前のTCOLをスリリングでロマンチックな〈クリムゾン楽団・四人ヴァージョン〉に蘇生させるなんて、彼にとっちゃちょちょいのちょいのはずだ。おいおい。
フリップは2017年7月18日の日記で、この1999-2003年のバンドを「個々の総和が全体より優れていた」と評している。要は、バンドとしてのポテンシャルが期待外れの低さで、不満だったわけだ。そしてそんな当事者の評価が低い時期の超重量箱を、いけしゃあしゃあと我々に買わせようとしてるのだから、えげつない。
わかったわかった。みんな大枚4万円も遣って無理して箱を買わなくてもいい。それでもTCOLの上級機『ザ・リコンストラクション・オブ・ライト』だけは、単体で買ってくれ聴いてくれ。
文字通りの【幻のキング・クリムゾン】がここにいる。
ただし新装ジャケを飾ったP.J.クルックの〈白ふくろうの裏窓〉風イラストは、中身とほとんど無関係だったりする。
第一回「ジョン・ウェットンはなぜ<いいひと>だったのか?」はコチラ!
第ニ回 「尼崎に<あしたのイエス>を見た、か? ~2017・4・21イエス・フィーチュアリング・ジョン・アンダーソン、トレヴァー・ラビン、リック・ウェイクマン(苦笑)@あましんアルカイックホールのライヴ評みたいなもの」はコチラ!
第三回「ロバート・フリップ卿の“英雄夢語り”」はコチラ!
第四回「第四回 これは我々が本当に望んだロジャー・ウォーターズなのか? -二つのピンク・フロイド、その後【前篇】-」はコチラ!
第五回「ギルモアくんとマンザネラちゃん -二つのピンク・フロイド、その後【後篇】ー」はコチラ!
第六回「お箸で食べるイタリアン・プログレ ―24年前に邂逅していた(らしい)バンコにごめんなさい」はコチラ!
第七回「誰も知らない〈1987年のロジャー・ウォーターズ〉 ーーこのときライヴ・アルバムをリリースしていればなぁぁぁ」はコチラ!
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第十五回 「悪いひとじゃないんだけどねぇ……(遠い目) ―― ビル・ブルフォードへのラブレターを『シームズ・ライク・ア・ライフタイム・アゴー 1977-1980』BOXに添えて」はコチラ!
第十六回 「グレッグ・レイク哀歌(エレジー)」はコチラ!
第十七回 「クリス・スクワイアとトレヴァー・ホーン -イエスの〈新作〉『FLY FROM HERE -RETURN TRIP』に想うこと- 前篇:スクワイアの巻」はコチラ!
第十八回 「クリス・スクワイアとトレヴァー・ホーン -イエスの〈新作〉『FLY FROM HERE-RETURN TRIP』に想うこと- 後篇:空を飛べたのはホーンの巻」はコチラ!
第十九回「どうしてジョン・ウェットンを好きになってしまったんだろう(三回忌カケレコスペシャルversion)」はコチラ!
第二十回「どうしてゴードン・ハスケルは不当評価されたのだろう ー前篇:幻の1995年インタヴュー発掘、ついでに8人クリムゾン来日公演評も。」はコチラ!
第二十一回「どうしてゴードン・ハスケルは不当評価されたのだろう -後篇:幻の1995年インタヴューを発掘したら、めぐる因果は糸車の〈酒の肴ロック〉」はコチラ!
第二十二回「鍵盤は気楽な稼業ときたもんだ--あるTKの一生、に50周年イエス来日公演評を添えて」はコチラ!
第二十三回「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう(by ビリー・シャーウッド)」はコチラ!
第二十四回「荒野の三詩人-誰かリチャード・パーマー=ジェイムズを知らないか-」はコチラ!
第二十五回「会議は踊る、プログレも踊る-リチャード・パーマー=ジェイムズを探して-」はコチラ!
第二十六回「我が心のキース・エマーソン & THE BEST ~1990年の追憶~」はコチラ!
紙ジャケット仕様、初回プレス限定ステッカー・ブックレット付仕様、デジタル・リマスター、定価2415
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、若干スレ・軽微な汚れあり
CLUB47(KING CRIMSON COLLECTORS CLUB)
デジパック仕様、DVDオーディオ2枚組、NTSC方式、リージョンフリー、スリップケース・ブックレット付仕様(画像はスリップケースです)
盤質:傷あり
状態:並
1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、スリップケースに圧痕あり
ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1969年に発表されたデビュー・アルバム『クリムゾン・キングの宮殿』は、プログレッシヴ・ロックのスタート地点となった大名盤であり、プログレッシヴ・ロックを聴くならまずはこのアルバムからと断言できる作品です。メンバーはギタリストRobert Fripp、ベース・ヴォーカリストGreg Lake、ドラマーMichael Giles、管楽器に加えて鍵盤楽器(メロトロン)も担当するIan McDonald、そして作詞家Peter Sinfieldという布陣。「21世紀のスキッツォイド・マン」のオープニングから緊張感のある変拍子アンサンブルやユニゾン・フレーズが畳み掛け、「風に語りて」では牧歌的でありながら浮世離れした音世界を構築。“混沌こそ我が墓碑銘”の一節があまりに有名な「エピタフ (墓碑銘)」と、同じくリリックの幻想美に酔いしれる「ムーンチャイルド」を経て、メロトロンの洪水に溺れるシンフォニックな最終曲「クリムゾン・キングの宮殿」へ。“THE BEATLESの『Abbey Road』をチャート・トップから陥落させた”というエピソードの真偽はともかくとして、プログレッシヴ・ロック時代の幕開けを告げる衝撃的な作品であることは間違いありません。『クリムゾン・キングの宮殿』に触れずにプログレッシヴ・ロックを語ることは、まず不可能でしょう。
紙ジャケット仕様、HDCD、デジタル・リマスター、ブックレット・ステッカー付仕様、定価2500+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
若干圧痕あり
ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1970年に発表されたセカンド・アルバム『ポセイドンのめざめ』は、デビュー・アルバム『クリムゾン・キングの宮殿』の延長上に位置する作品となっています。『クリムゾン・キングの宮殿』発表後、ギタリストRobert Frippと作詞家Peter Sinfieldを除く3名が脱退を表明するも、諸事情によりGreg LakeとMichael Gilesは引き続き本作のレコーディングに参加。新たにKING CRIMSONに参加したのは、ピアニストKeith Tippett、管楽器奏者Mel Collins、ベーシストPeter Giles(Michael Gilesの実弟)、そしてヴォーカリストGorden Haskell。その結果、本作には8名ものミュージシャンの名前がクレジットされることになりました。音楽的にはデビュー・アルバムと同一線上で捉えることも可能ではありますが、例えばKeith Tippettのジャズ・ピアノをフィーチャーした「キャット・フード」、あるいは、ホルスト作曲の組曲「惑星(火星、戦争をもたらす者)」を思わせるリズムとカオティックなメロトロンが凄まじい相乗効果を生む「デヴィルズ・トライアングル」など、新たな試みも行われています。なお本作の後、Greg LakeはEMERSON, LAKE & PALMERとして再デビュー、そしてMichael GilesとPeter Gilesの兄弟はすでにKING CRIMSONを脱退していたIan McDonaldと共にMcDONALD AND GILESを結成します。
ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。セカンド・アルバム『ポセイドンのめざめ』を最後に、Greg Lake、Michael Giles、Peter Gilesが脱退。1970年に発表されたサード・アルバム『リザード』は、『ポセイドンのめざめ』に参加していたベース・ヴォーカリストGorden Haskellと管楽器奏者Mel Collinsが正式加入、さらにドラマーAndy McCullochを迎え入れ制作されました。ゲスト・ミュージシャンは、過去作にも参加のジャズ・ピアニストKeith Tippettがバンドメイト(コルネット奏者Mark Charigとトロンボーン奏者Nick Evens)を引き連れ参加している他、オーボエ奏者Robin Miller、さらにYESのヴォーカリストJon Andersonが、表題組曲「リザード」の「ルーパート王子のめざめ」で歌声を響かせています。本作は、Keith Tippettが持ち込んだフリー・ジャズのエッセンスがグループに新たな息吹を注ぎ込んだ作品であり、特に「インドア・ゲイムズ」や「ハッピー・ファミリー」におけるインプロヴィゼーションなどで、その影響をはっきりと聴き取ることができるでしょう。一方で、フルートが舞う「水の精」ではこれまでのKING CRIMSONらしい牧歌性も披露。ラストには20分を超える表題組曲「リザード」が控えます。フリー・ジャズへの接近を通じて、後のKING CRIMSONサウンドの重要なポイントとなる即興色を拡張した傑作です。
30TH ANNIVERSARY EDITION、デジタル・リマスター
盤質:傷あり
状態:並
カビあり
ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。4thアルバム『アイランズ』を発表後に解散したKING CRIMSONですが、Robert Frippは新たなメンバーを探しKING CRIMSONを再始動。グループの最高傑作と名高い1972年の5thアルバム『太陽と戦慄』を世に送り出しました。メンバーはギタリストRobert Frippに加えて、ベース・ヴォーカリストJohn Wetton、ドラマーBill Bruford、パーカッション奏者Jamie Muir、ヴァイオリン奏者David Crossという布陣。本作は、確かな技巧を持ったミュージシャンたちによる最高品質の実験音楽作品であり、1曲目の「太陽と戦慄 パートI」と最終曲「太陽と戦慄 パートII」に象徴される、即興演奏を重視したメタリックなプログレッシヴ・ロックの大傑作となっています。また、2つの先鋭的な楽曲に挟まれた中盤の楽曲たちも素晴らしく、John Wettonのヴォーカルが冴えわたる「土曜日の本」や、最初期のKING CRIMSONサウンドが頭をよぎる「放浪者」、 ヘヴィーなギターとスキャットから始まる「イージー・マネー」 、Jamie Muirの話し太鼓(西アフリカの伝統的な太鼓の奏法)を曲名に冠した「トーキング・ドラム」と、どの楽曲も強烈な個性を持っています。ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックを聴くうえで、避けて通れない名盤です。
紙ジャケット仕様、40周年記念エディション、HQCD+DVD-AUDIOの2枚組、K2HDマスタリング、ブックレット・内袋・復刻巻帯付仕様、DVD-AUDIOはNTSC方式・リージョンフリー、定価4500+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
盤に内袋の跡あり
ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。6thアルバム『暗黒の世界』後にヴァイオリン奏者David Crossが脱退。3人体制となったKING CRIMSONは、1974年に7thアルバム『レッド』をリリースしました。メンバーは、ギタリストRobert Fripp、ベース・ヴォーカリストJohn Wetton、ドラマーBill Brufordという布陣。ゲストには、ソプラノ・サックス奏者Mel Collins、アルト・サックス奏者Ian Mcdonald、ヴァイオリン奏者David Cross、コルネット奏者Mark Charig、オーボエ奏者Robin Millerという旧メンバーあるいは過去作にもゲスト参加の経験を持つミュージシャンたちが迎えられています。その内容は、アルバムのオープニングを飾る「Red」から破壊的なギター・サウンドとアグレッシヴなリズム・セクションに驚愕する傑作。KING CRIMSON作品の中で最も素晴らしいバラード曲との呼び声も高い「堕落天使」、初期のKING CRIMSONサウンドをヘヴィーに再構築したような「再び赤い悪夢」、インプロヴィゼーションのライブ録音楽曲「神の導き」、抒情的なヴォーカルが印象的な前半部とギターやサックスが暴れまわる後半部から成る長尺曲「スターレス」と、全曲がプログレッシブ・ロック史に残る名曲です。本作のリリースをもって、KING CRIMSONは再び解散することとなりました。裏ジャケットに使われている、レッド・ゾーンに振り切れた音量メーターが、本作の狂暴な音楽性と当時のグループの状況を示唆しています。
ロバート・フリップによる89年リマスター、ファミリーツリー付き仕様、定価2233+税
盤質:傷あり
状態:
帯有
若干スレあり、カビあり
ロバート・フリップによる89年リマスター、ファミリーツリー付き仕様、定価2233+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
若干折れ・側面部に若干色褪せあり、ケースに若干スレあり
40TH ANNIVERSARY SERIES、デジパック仕様、スリップケース・ブックレット付仕様、CD+DVDの2枚組、ボーナストラック3曲、DVDはNTSC方式・リージョンフリー
盤質:無傷/小傷
状態:良好
スリップケースに若干圧痕あり
ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。5thアルバム『太陽と戦慄』に続いて1974年にリリースされた6thアルバム『暗黒の世界』は、スタジオ・レコーディングとライブ・レコーディング(73年録音)が混在する変則的な作品となっています。収録曲順に見ていくと、「偉大なる詐欺師」と「人々の嘆き」は完全なスタジオ・レコーディング。「隠し事」はライヴ・レコーディングで、「夜を支配する人」はライヴ・レコーディングの冒頭から途中でスタジオ・レコーディングに切り替わります。「トリオ」はライブ・レコーディングで、「詭弁家」はライブ・レコーディングに後からスタジオ・ヴォーカルをかぶせた楽曲。「暗黒の世界」と「突破口」はライブ・レコーディングとなっています。前作『太陽と戦慄』でパーカッション奏者Jamie Muirが脱退したため、本作のメンバーはギタリストRobert Fripp、ベース・ヴォーカリストJohn Wetton、ドラマーBill Bruford、ヴァイオリン奏者David Crossという布陣。内容的には、初期の強烈なKING CRIMSONサウンドに回帰したようなスタジオ楽曲と、インプロヴィゼーションで聴かせるライブ楽曲に分かれています。本作を発表後にDavid Crossが脱退し3人体制となったKING CRIMSONは、次作『レッド』の制作に取り掛かります。
30TH ANNIVERSARY EDITION、デジタル・リマスター
盤質:無傷/小傷
状態:良好
廃盤希少、2枚組、ファミリーツリー付き仕様、定価3786+税
盤質:傷あり
状態:並
帯無
帯無、若干カビあり
75年発表のライブ・アルバム。「RED」発表前の74年に録音されており、当時のラインナップはRobert Fripp(g)、John Wetton(b、vo)、 Bill Bruford(ds)、David Cross(vln、key)の4人編成。アルバム中3曲でEddie Jobson(vln、key)のパートがダビングされています。鮮やかなヴァイオリンの旋律を切り刻むメタリックなギター・リフ、グイグイとウネリを生み出して暴走するリズム隊。この時期ならではのパワフル且つ緊迫感溢れる即興演奏に終始圧倒されっぱなし。代表的名曲「21st Century Schizoid Man」では原曲のサックス部分をヴァイオリンで再現しており、よりヒステリックな爆発力を楽しむことが出来ます。沸点目掛けて上り詰めるRED期クリムゾンの凄さを体験出来る名ライブ盤。
紙ジャケット仕様、24bitリマスター、HDCD、3曲追加収録、ブックレット・歌詞対訳付仕様、定価2200+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
スレあり
ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1984年に発表された10thアルバム『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』は、8thアルバム『ディシプリン』と9thアルバム『ビート』と同一メンバーにて制作されました。メンバーは、ギタリストRobert Fripp、ギター・ヴォーカリストAdrian Brew、ベーシストTony Levin、そしてドラマーBill Brufordという布陣。本作は、KING CRIMSONのスタジオ・アルバムの中ではあまり目立たない存在かもしれません。その理由は、契約履行のために作ったアルバムという印象が強いことや、Adrian Brewのポップ・センスに寄せた出来になっていることなどが挙げられるでしょう。確かにアルバム前半には分かりやすいヴォーカル・ナンバーが収録され聴き手を困惑させるかもしれませんが、後半ではKING CRIMSON版インダストリアル・ロックとでも名付けたくなるようなインストゥルメンタルが配置されています。もちろんインプロヴィゼーションもフィーチャーされており、最終楽曲のタイトルは、なんと「太陽と戦慄 パートIII」。Robert Fripp本人も本作に対してはポジティブな感想を持っていないようですが、8thアルバム『ディシプリン』からの一連の流れを知る意味で、チェックしておきたいアルバムでしょう。
紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック5曲、ブックレット・ステッカー・内袋付仕様、定価2625
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、若干汚れ・若干圧痕・軽微な色褪せあり
ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1980年代に『ディシプリン』『ビート』『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』を発表し活動を休止したKING CRIMSONの次なるリリースは、94年のミニアルバム『ヴルーム』。この時期のKING CRIMSONは
ギタリストRobert FrippとAdrian Brew、ベーシストTrey GunnとTony Levin、ドラマーPat MastelottoとBill Brufordという布陣から「ダブルトリオ期」と呼ばれています。本作は、95年のフル・アルバム『スラック』へのウォーミング・アップのような意味合いの作品であり、事実6曲中4曲がアルバム用にリミックスされ『スラック』にも収録されています。内容は、7thアルバム『レッド』に通じるヘヴィーな楽曲を中心としており、KING CRIMSONの進化はまだまだ続くと確信させられる出来栄えです。
紙ジャケット仕様、初回プレス限定ステッカー付仕様、デジタル・リマスター、定価2300+税
盤質:無傷/小傷
状態:並
帯無
帯無、軽微なカビあり
ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1980年代に『ディシプリン』『ビート』『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』を発表し活動を休止したKING CRIMSONは、94年に久々の新作となるミニアルバム『ヴルーム』を送り出し、翌95年には『ヴルーム』の楽曲を含むフル・アルバム『スラック』を発表しました。この時期のKING CRIMSONはギタリストRobert FrippとAdrian Brew、ベーシストTrey GunnとTony Levin、ドラマーPat MastelottoとBill Brufordという布陣から「ダブルトリオ期」と呼ばれています。内容は、冒頭の「ヴルーム」を聴いただけで7thアルバム『レッド』の衝撃がよみがえるような、強烈なヘヴィー・プログレッシヴ・ロックとなっています。Robert Frippは、新たなKING CRIMSONの音楽性を「ヌーヴォ・メタル (Nuovo Metal)」と標榜しました。
紙ジャケット仕様、HDCD、デジタル・リマスター、定価2345
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、側面部に色褪せあり
盤質:傷あり
状態:良好
スリップケースに角潰れあり
DGM96042(DISCIPLINE GLOBAL MOBILE)
デジパック仕様、ブックレット・ポスター付き仕様
盤質:全面に多数傷
状態:
盤に曇りあり、小さい破れあり
紙ジャケット仕様、2枚組、デジタル・リマスター、定価3675
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
帯中央部分に軽微な色褪せあり、初回プレス限定の「THE COLLECTORS KING CRIMSON SAMPLER VOL.3」(5曲入り)付属
紙ジャケット仕様、2枚組、デジタル・リマスター、定価3500+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
帯中央部分に色褪せあり、カビあり、盤に軽微な曇りあり
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