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「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ」 第三十一回: どうしてプロレスを好きになってしまったんだろう。へ?  文・市川哲史

第三十一回: どうしてプロレスを好きになってしまったんだろう。へ?

5月下旬刊行予定の拙著『いとしの21馬鹿たち~どうしてプログレを好きになってしまったんだろう第二番~』の原稿書きで、2ヶ月間も休載してしまいました。ちなみにこの新作は、2016年末に上梓した『どうしてプログレを好きになってしまったんだろう』の、あからさまな続篇である。

ちなみに本作の英語タイトルは、《21st CENTURY SCHIZOID MEN IN THE SKY》。ここのサイトでの連載原稿も2020年最新大量加筆修正リ・レコーディング&5.1サラウンド・ミックス作業を大幅に施して、何本か収録している。

内容を一部お報せしとくと、実はカケハシ・レコードさんネタの原稿も書いた。タイトルは『地場産業としてのプログレッシヴ・ロック-埼玉県大里郡寄居町にて』。

そうなのだ。実は新型コロナ禍が蠢き始めた今年の1月末、総運賃1300円とのべ2時間10分を費やして、私はカケレコさんを訪ねているのである。

遠いよすごいよ古民家をリノベした〈プログレ道の駅〉こと、カケレコ秘密基地。

そして一度でもカケレコを利用したことがあるプログレッシャーなら、誰でも感じているであろうここのスタッフ諸氏の異常なまでに真っ直ぐな、プログレLOVE。世俗の垢に四十年まみれた音楽評論家58歳のよどんだ眼には、あまりに眩しすぎる。

また、本サイトの連載コラム同志の〈超蒐集鬼〉深民淳氏にも登場いただき、プログレ市場の魑魅魍魎感も観察してみた。

というわけで詳細は、ぜひご購入いただいてよろしく確認お願いいたします。
なーんて。


さて執筆中は、ジャコ・ジャクジクにギャヴィン・ハリスン、ジェレミー・ステイシー、そしてビル・リーフリン(←謹んでご冥福をお祈りしたいっ)関連の音源をやたら聴き漁る日々だった。

前作をご購読いただいた方々からやたら寄せられたのが、「かつては熱心に聴いてた時期もあったけど、【21世紀のキング・クリムゾン】はよく知らない」との声だった。Wトリオ期あたりを最後にもうクリムゾンは聴かなくなってたのか、もしくは音楽そのものを積極的に聴かない生活にすっかり慣れちゃったのか、いずれにせよ〈普通の大人の人生を歩んでいる人たち〉なんだろうと思う。羨ましいかも。

ところがそんなプログレリタイア組の人びとが2015年暮れ、12年半ぶりに実現したクリムゾンの来日公演の評判を聞き慌てて観に行き、驚いた。「トリプル・ドラムだよ昔の曲沢山演ってるよ高齢化してるのに恰好いいよ?」と。そして追加公演3本含め全10公演がソールドアウト、というセンセーショナルな復活劇の噂はあっという間に拡散し、2018年末の再来日ツアー全15公演完売の大成功を収めたわけだ。

だけどこの御高齢クリムゾン楽団が11月27・28・29・30日・12月2・4・7・9日・10・12・14・17・18・19・21日と、25日間で15本も3時間ライヴをこなすのだから、つくづく嫌なバンドである。

つまり、ギミックとして強烈な三人太鼓と過去最大規模の8人編成を駆使した《「最新型」総決算》だからこその、ある種の〈現役感〉が熱烈歓迎されたんじゃないかなぁ。そういう意味では、高齢化バンドにとって理想的な〈老後〉を歩んでいて、羨ましいかぎりだ。できたらこんな末路を過ごしたい。

とまあ、21世紀のプログレ界には稀有な景気のいい話だから、クリムゾン楽団は手放しで評価されてる感がある。それはそれでいいのだけど、日本人プログレッシャーズの大多数を占める50代以上にとって、ジャコ・ジャクジク、ギャヴィン・ハリスン、ビル・リーフリン、ジェレミー・ステイシーといった〈21世紀の楽団員たち〉は、新世代というか昔ながらのプログレ村の住民ではないというか、あまり馴染み深くはない人材だと思う。

それでもジャクジクは、ジャンセン/バルビエリ/カーンの元ジャパン組をはじめ、〈ほぼ恩師〉デイヴ・スチュワートにピーター・ブレグヴァドにジョン・グリーヴスにピップ・パイルにブライアン・ホッパーなど、若い身空でカンタベリー系に根を張った変わり者だ。思春期には、クリムゾンの『ポセイドンのめざめ』とソフト・マシーンの『ヴォリューム2』とヘンリー・カウの『伝説』にすっかり心奪われてた筋金入りだから、まだ理解しやすい。

ルネッサンスのツアー・ドラマーがほぼプロ初仕事にもかかわらず、プログレを聴いたことすらなかったハリスン。それでもクリムゾンとポーキュパイン・ツリーとパイナップル・シーフを掛け持ちで叩いてる現在では、〈性根が曲がってないビルブル〉という称号に相応しい、現代プログレを代表するドラム・アスリートだからまったく知らない仲でもないだろう。

それでも、21世紀の楽団員たちは旧世代メンバーたちとは明らかに人種が異なる。両者の世代的隔差は、クリムゾン加入前の仕事先を見れば一目瞭然だ。

実はかなりの本格派ドラマー、ステイシーが叩いた仕事はアズテック・カメラのちロディ・フレイム、ロビン・ウィリアムスにエコバニにザ・ウォーターボーイズにシェリル・クロウ、そしてノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ。さらには、大人気英国オーディション番組『ポップ・アイドル』からのデビュー組たちまで、とまるで80年代以降の英国チャート史を眺めてるかのような、豪華な顔ぶれ。

ハリスンだってインコグニート、ブラック、exコミュナーズ(!)のサラ・ジェーン・モリス、サム・ブラウン、B.J.コール、ポール・ヤング、リサ・スタンフィールドと、なんとグルーヴィーなR&Bも含む世間向け仕事をこなしてたし、ジャクジクでさえ、レベル42にトレーシー・ウルマンとかスウィング・アウト・シスターといった、大衆音楽の現場にも参加していた。

で、これがリーフリンになるともう準レギュラーだったR.E.M.を筆頭に、ミニストリーとリヴォルディング・コックスにペイルヘッドにクリス・コネリーなどその殺戮一派、ラード、KMFDM、ピッグフェイス、手段を択ばぬマイケル・ジラのスワンズとエンジェル・オブ・ライト、exニルヴァーナのスウィート75、そしてナイン・インチ・ネイルズとは、ほぼインダストリアル・ロック大図鑑の索引ページだ。まさかのロビー・ウィリアムス(テイク・ザット)もいるけど、〈凛々しいオルタナ〉から〈悪意のみのインダストリアル・メタル〉まで無法な品揃えを誇る。

こんなの聴かないだろ、普通の50代おっさんは。

とはいえ彼ら――非プログレ系人脈の若手(といっても四人の平均年齢は58歳)の存在が、クリムゾンを新型たらしめているのは明らかだから、旧世代プログレッシャーズもそこらへん懐を深くして理解せねばなるまい。

そんなひとたちの一助になるべく、『旧世代への啓示~NOT SO YOUNG PERSON’S GUIDE TO 21ST CENTURY KING CRIMSON』的な原稿を書こうと思った。

じゃあひさしぶりに聴きまくるしかなかったのだ、21世紀ロックをピンキリで。

とここまで書いておきながら、今回のテーマは《クリムゾン楽団の若手いじり》じゃないのだから自分でも驚く。そんな執筆中に心なごませてくれた【ネタプログレCD】の数々を、忘れないように書き留めておきたいだけなのだった。
すまん。


以前にも軽く触れたが、1978年発売のシングル“ドラゴン・スープレックス(ドラゴン藤波のテーマ)”は、やはりいつ聴いても素敵だ。

同年1月23日NYのマディソン・スクエア・ガーデンで、カルロス・ホセ・エストラーダを世界初披露の必殺技〈ドラゴン・スープレックス・ホールド〉で破り、WWWF世界ジュニアヘビー級王座を獲得。3月3日に凱旋帰国初戦で勝利すると、当時のプロレスラーっぽくない筋肉質の肉体と端正な顔立ちと斬新なオリジナル技の数々で、若い婦女子を中心に大人気を博してドラゴン・ブームが日本を席捲したのだ。

この楽曲は凱旋帰国からヘビー級に転向する1981年末まで入場曲として使用され、ハード・ロックっぽさ皆無ののどかでファンキーなクロスオーバー(←死語)感が、当時としてはやたら新鮮だった。というか新鮮すぎて、試合会場を埋め尽くす〈燃える闘魂〉信者たちは苦笑いを浮かべていた。だって闘魂プロレス的にはアドレナリンを誘発させてくれない、燃えない楽曲だったんだもの。

しかしこの独特の「ズレた感じ」こそ、実は藤波という〈やっぱり猪木にはなれなかった男〉を的確に表現していた気がする。なんかレスラーとしても人物としても、いろんな意味で残念なひとだったのだこの男はずっと。とにかく腰が据わらないコンニャク男だから、カリスマ性も人望もまったくなく(以下略)。


にしても20世紀中は、ロックとプロレスは常に同一線上で語られていた。新日本プロレスもUWFも週刊プロレスも何もかも――とにかく皆ロックとプロレスが好きだったのだ。80年代から90年代半ば頃までの『ロッキング・オン』は私も含めてもうプロレス原稿満載で、プロレス書籍や『週プロ』や『ナンバー』のプロレス特集号でも原稿書いたり、レスラーにインタヴューしていたし。

参議院議員会館で〈国会議員・アントニオ猪木〉に国際政治を語ってもらったら、ロシアをアレックス・スミルノフ、ドイツはフリッツ・フォン・エリックなど、全部プロレスラーのギミックに喩えて熱弁され、「こんなひとを国会議員にしてよかったのだろうか?」と、一票投じた己れの軽率な行動を誇らしく思った私だ。さすが猪木さん。

インタヴューはたしか参議院選挙投票日の翌日に、スポーツ平和党(←死語)のHQ機能を兼ねてた猪木さんの部屋で行なった記憶がある。ちょうどその部屋に居合わせた、前日比例代表で当選したばかりの〈ベンチがアホやから野球がでけへん〉江本孟紀(←死語)氏に「当選おめでとうございます」と声をかけたら、「全然めでたないですわ」と笑っていた。アレ本音だったんだろうなぁ。

UWF解散直後、向井亜紀さんに頼まれて高田信彦(現・高田延彦)の新団体旗揚げを手伝ったこともあった。前田日明の《リングス》、藤原喜明の《藤原組》、そして高田の《UWFインターナショナル》の三派に分裂した騒動だ。最初の顔合わせで高田&山崎一夫と酒席を共にしたのが、どのミュージシャンと逢ったときより嬉しくて愉しかった。わはは。

やはり〈自分とはまったく別の生き物〉に対して好奇心と畏敬の念を本能的に抱くのが人間の性だ、と実感する。二人ともジュニアヘビー級出身だから身長は高くないが、とにかく肉体のぶ厚さと異常な食欲と飲酒量に圧倒されたのだ。

「こりゃすごいわ」と。

でもって他の二派は無論のこと、全日や新日など従来のプロレス団体とは一線を画す〈新しい〉イメージのアレンジを求められた。そこで『ロッキング・オン・ジャパン』で仕事してる新進気鋭のコマーシャル写真家にアート・ディレクターに編集者が組んで、全員ノーギャラで旗揚げ戦で販売するパンフと団体ロゴを制作したわけだ。しかもパンフは凸版印刷のRO社担当者の侠気で、1000部も刷って正真正銘のタダだこの野郎。

モノトーンの写真とびっしびしのインタヴューで構成した、ほぼジャパン状態のパンフ。ロゴなんか、石の写真をコラージュした画期的なデザインでそりゃもう。

ところが文房具屋かなんか勤務の、単なるド素人な高田信彦私設FC会長の鈴木健(←のち取締役に)が勝手にデザインした――中学生が授業中に過剰に描きこんだようなダっサいロゴに、何の相談もなく変更されちゃうのだ。

結局ダサいんじゃん、レスラーもプロレスおたくも。くっそー。

また旗揚げ戦@東京・後楽園ホールは、週プロやら週刊ゴングやら週刊ファイトやらスポーツ各紙にスクープされぬよう、秘密裡に予約を入れておかねばならない。だから私の名前で予約したんだぞ。いないよ後楽園ホールを貸し切った音楽評論家。

満を持したUWFインターナショナル旗揚げ記者会見の現場を仕切ったのも、私だ。それどころかプロレス・マスコミからの質問を想定して、どう答えるか前夜遅くまで高田と詰めた。なのに当日、彼は私が書いた想定問答集のFAXの束を隠しもせず堂々と、ずっと棒読みしやがったのである。

誰かに言わされてる感満載じゃーん。怪しいじゃーん。

あげくこれだけ献身的に奉仕したのに旗揚げ戦に招待すらされなかったのだから、プロレス界も角界同様聞きしに勝るごっつぁん体質なんだな、と皆で納得してしまった。唯一の常識人である高田夫人の向井が「何やってんのー!」と高田を一喝してくれたおかげで、結果的には旗揚げ戦を観られたが、Uインターとはその後疎遠になってしまった。

趣味は当事者にならないほうがいいに決まってる。

じゃあロックはどうなるんだ音楽評論家の私。

話が全力でそれた。

プログレとプロレスの縁は、意外に深い。

最も有名なのはアブドーラ・ザ・ブッチャーの入場曲になぜか採用された、ピンク・フロイドの“吹けよ風、呼べよ嵐”。おそらく、プログレを知らない日本国民に最も知られてるプログレ曲だと思う。ブッチャーの新日移籍後は、入れ替わるように移籍してきたタイガー・ジェット・シンもこの曲を使用してたが、いまいち居心地悪かった。

それでもベースの反復ループに乗って執拗なスライド・ギター攻撃が始まる直前の、ニック・メイソンによるファズ声が「いつかおまえを細(こま)切れ肉にしてやる」と言ってるとこなんか、凶悪レスラーに相応しい。偶然だけど。

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例の28枚組箱『THE EARLY YEARS 1965-1972』で観られる、この楽曲に合わせて❶仏マルセイユ・バレエ団が踊る《THE PINK FLOYD BALLET》と、➋まるで『テクノデリック』の頃のYMOのように集団体操するアニメが、共に鮮烈すぎて忘れられない。

“吹けよ風、呼べよ嵐”が体育会系の似合う楽曲であることだけは、たしかなようだ。

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前田日明のオリジナル・スープレックス技の名は、キャメルの楽曲タイトルから命名された。1981年の9thアルバム『ヌード~Mr.Oの帰還』収録の、勇壮なのにファンタジックな“キャプチュード”。しかしキャメルを出典元に選ぶとは、当時の新日本プロレスの音響監督は単なるプログレッシャーだったのではないか。

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だって昭和の時代に一世を風靡した、初代タイガーマスクの天敵〈虎ハンター〉小林邦昭の入場曲なんて、リック・ウェイクマン1981年作品『1984』収録の“洗脳された部屋・パート1”である。どんな曲だったか全然浮かんでこないだろ。

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その初代タイガーの後継者と期待されたザ・コブラの入場曲がエイジアの“ザ・ヒート・ゴーズ・オン”だったりと、「いかがなものか」な選曲も中にはある。

それでも、新日TV中継枠『ワールド・プロレスリング』が1989年1月より金曜8時から土曜4時に放送枠が移行したのを機に、テーマ曲に抜擢されたELP(パウエル)の“ザ・スコア”が素晴らしい。ずーっと番組冒頭で流れ続け、いまや新日本プロレスの興行そのもののオープニング曲として、会場で響きわたっているのだ。30年だ30年。

デジタルシンセ音がキッチュなELパーは、わずか2年すらもたなかったのに。

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あ、また想い出したぞ。

この記念すべきELパー主題歌の初回放送は1989年1月7日で、前日6日の後楽園ホール大会を録画でお茶の間に届けるはずだった。そして私はTVではなく、後楽園ホール2連戦の二日目を生観戦するためにRO編集部を脱出した。

そしていつもの黄色いビルに到着して6Fに昇ろうとしたら、エレベーターホールを20体ほどの巨大な喪服の着ぐるみが埋め尽くしてる ので、とても入れそうにない。わ、よく見たら喪服姿の猪木さんだ坂口征二だ長州力だ。マサ(斎藤)さんパンプアップしすぎの上半身に無理矢理喪服を着せてるから、首が絶対回らないと思う。

でも猪木さんが、やんごとなき方の崩御による興行中止の挨拶してるよー。1989年1月7日午前6時33分だって。前夜からずっと編集部にいた我々は、迂闊にもまったく崩御に気づいてなかったのだ。

で当日は公共の場所における一切の歌舞音曲自粛が言い渡されたため、たしかどのTV局も崩御関連の報道番組だらけで、実は辟易した憶えがある。だからELパー初披露の『ワープロ』も、てっきり放送延期になったはずと思っていた。ところが今回記憶を発掘するにあたりいろいろ調べてみたら、世間は圧倒的な自粛モードだったはずなのに1月7日〈当日〉に堂々オンエアされてるよ『ワープロ』。あのけたたましい“ザ・スコア”が公序良俗に反したとして、ELパーは国際指名手配されなかったのだろうか。

激しく話がそれた。これじゃ《どうしてプロレスを好きになってしまったんだろう@カケハシ》だよ。

さてシングル“ドラゴン・スープレックス”に戻る。ジャケに躍るキャッチコピーは、〈若き王者「ドラゴン藤波」にイギリスのロック・グループJOEが、ホットなテーマ曲をプレゼント!〉。この眉唾(まゆつば)感がたまらない。

ジャケ裏に丁寧に書かれた「曲目メモ」も素晴らしい。以下、転載する。

日本を遠く離れ、海外で一匹狼として活動した者のみが持ち得るヴァイブレーションを、お互に感じあったのでしょうか。この曲は、ロンドンのミュージック・シーンで影の実力者として大活躍の日本人ミュージシャン(ギタリスト、プロデューサー)加藤ヒロシがWWWF Jr.ヘビー級タイトル奪取という藤波選手の快挙に共感し、VTRで彼のファイトぶりを見た時の印象をもとにして作ったファンキーなオリジナル・ナンバーです。録音はロンドン郊外のジャクソン・スタジオで、加藤ヒロシが率いるJOEを中心にイギリスのトップ・ミュージシャン(ウイングス、ブライアン・フェリー、ヴァン・モリソン、オシビサ、アルヴィン・リーetc.のセッションで有名)を集めて行われたという画期的なシングル盤です。爽やかな飛翔感、力強さ、そして「ドラゴン」「チャンピオン」「ファイト」「スープレックス」「ロケット」という藤波選手を激励する様なカケ声が入り、〈炎の飛龍〉ドラゴン藤波にぴったりの曲といえましょう。(原文ママ)

豪華なアーティスト名が連なるが、単に今回参加したセッション・ミュージシャンたちの仕事先を並べただけじゃん。というかもうトータル的に、梶原一騎先生による『タイガーマスク』の原作漫画の世界観に近い、根拠のない大風呂敷感と胡散臭さがいい。リアル虎の穴、だよ。

さてJOEとは、加藤ヒロシとジム・ラッセル(カーヴド・エアにヒューマン・リーグにアソシエイツって、自由な遍歴だなおい)と、我らが(←嘘)ゴードン・ハスケルが1977年に結成した、あのバンドである。

例の“イミテーション・ゴールド”を含む山口百恵ロンドン録音盤『ゴールデン・フライト』に、加藤のプロデュース作品だったことでハスケルがベーシスト兼制作アシスタントとして参加したのも、同じ1977年の8月だった。

ただし翌1978年発売のこの“ドラゴン・スープレックス”の録音メンバーに、ハスケルの名前はない。しかし代わってメル・コリンズが現れるのだから、クリムゾンに対するJOEのネタ的貢献度はなかなか高い。

個人的にはこの曲、メルコリ以上のベテラン職人レイ・ウォーレイのアルト・サックスとメルコリのテナー・サックスの、肩の力抜きまくりの共演が心地好い。あと前年6月のブライアン・フェリー来日公演にメルコリ共々帯同していたペット奏者、マーティン・ドローヴァーも吹いてるから、加藤ヒロシ&藤波辰巳ヌキで500%は愉しめた。

こういう〈やっつけ仕事〉にはやっつけ仕事なりの良さがある。というかこれぞC級の鑑である。

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とここまでが前説(マエセツ)で、さてやっつけ仕事話の本番を始めようかと思ったら紙数が尽きてしまった。こんな中身のない話が次回に続きます。














第一回「ジョン・ウェットンはなぜ<いいひと>だったのか?」はコチラ!

第ニ回 「尼崎に<あしたのイエス>を見た、か? ~2017・4・21イエス・フィーチュアリング・ジョン・アンダーソン、トレヴァー・ラビン、リック・ウェイクマン(苦笑)@あましんアルカイックホールのライヴ評みたいなもの」はコチラ!

第三回「ロバート・フリップ卿の“英雄夢語り”」はコチラ!

第四回「第四回 これは我々が本当に望んだロジャー・ウォーターズなのか? -二つのピンク・フロイド、その後【前篇】-」はコチラ!

第五回「ギルモアくんとマンザネラちゃん -二つのピンク・フロイド、その後【後篇】ー」はコチラ!

第六回「お箸で食べるイタリアン・プログレ ―24年前に邂逅していた(らしい)バンコにごめんなさい」はコチラ!

第七回「誰も知らない〈1987年のロジャー・ウォーターズ〉 ーーこのときライヴ・アルバムをリリースしていればなぁぁぁ」はコチラ!

第八回「瓢箪からジャッコ -『ライヴ・イン・ウィーン』と『LIVE IN CHICAGO』から見えた〈キング・クリムゾンの新風景〉」はコチラ!

第九回「坂上忍になれなかったフィル・コリンズ。」はコチラ!

第十回「禊(みそぎ)のロバート・フリップ ーー噂の27枚組BOX『セイラーズ・テール 1970-1972』の正しい聴き方」はコチラ!

第十一回「ああロキシー・ミュージック(VIVA! ROXY MUSIC)前篇 --BOXを聴く前にブライアン・フェリーをおさらいしよう」 はコチラ!

第十二回 「ああロキシー・ミュージック(VIVA! ROXY MUSIC)後篇 --BOXを聴いて再認識する〈ポップ・アートとしてのロキシー・ミュージック〉」はコチラ!

第十三回 「今日もどこかでヒプノシス」はコチラ!

第十四回 「ピーター・バンクスはなぜ、再評価されないのか --〈星を旅する予言者〉の六回忌にあたって」はコチラ!

第十五回 「悪いひとじゃないんだけどねぇ……(遠い目)  ―― ビル・ブルフォードへのラブレターを『シームズ・ライク・ア・ライフタイム・アゴー 1977-1980』BOXに添えて」はコチラ!

第十六回 「グレッグ・レイク哀歌(エレジー)」はコチラ!

第十七回 「クリス・スクワイアとトレヴァー・ホーン -イエスの〈新作〉『FLY FROM HERE -RETURN TRIP』に想うこと- 前篇:スクワイアの巻」はコチラ!

第十八回 「クリス・スクワイアとトレヴァー・ホーン -イエスの〈新作〉『FLY FROM HERE-RETURN TRIP』に想うこと- 後篇:空を飛べたのはホーンの巻」はコチラ!

第十九回「どうしてジョン・ウェットンを好きになってしまったんだろう(三回忌カケレコスペシャルversion)」はコチラ!

第二十回「どうしてゴードン・ハスケルは不当評価されたのだろう ー前篇:幻の1995年インタヴュー発掘、ついでに8人クリムゾン来日公演評も。」はコチラ!

第二十一回「どうしてゴードン・ハスケルは不当評価されたのだろう -後篇:幻の1995年インタヴューを発掘したら、めぐる因果は糸車の〈酒の肴ロック〉」はコチラ!

第二十二回「鍵盤は気楽な稼業ときたもんだ--あるTKの一生、に50周年イエス来日公演評を添えて」はコチラ!

第二十三回「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう(by ビリー・シャーウッド)」はコチラ!

第二十四回「荒野の三詩人-誰かリチャード・パーマー=ジェイムズを知らないか-」はコチラ!

第二十五回「会議は踊る、プログレも踊る-リチャード・パーマー=ジェイムズを探して-」はコチラ!

第二十六回「我が心のキース・エマーソン & THE BEST ~1990年の追憶~」はコチラ!

第二十七回:「『ザ・リコンストラクション・オブ・ライト』は、キング・クリムゾンの立派な「新作」である。 プログレ「箱男」通信【KC『ヘヴン&アース』箱】号①」はコチラ!

第二十八回:「《The ProjeKcts》の大食いはいとおかし。 プログレ「箱男」通信【KC『ヘヴン&アース』箱】号②」はコチラ!

第二十九回:「ロバート・フリップの〈夢破れて山河あり〉物語 プログレ「箱男」通信【KC『ヘヴン&アース』箱】号➌」はコチラ!

第三十回:「封印された〈車道楽プログレ〉-『レイター・イヤーズ 1987-2019』箱から漏れた、ピンク・フロイドVHS『道(MICHI)』」はコチラ!

KING CRIMSONの在庫

  • KING CRIMSON / 21ST CENTURY GUIDE TO KING CRIMSON VOLUME TWO 1981-2003

    81〜03年までのスタジオ音源/ライヴ音源で構成されたアンソロジー、全65曲

  • KING CRIMSON / COLLECTORS’ KING CRIMSON VOL.2

    DGMコレクターズ・クラブ会員にのみ頒布されたライヴBOXの第二弾、82年と95年のライヴ音源を収録、全25曲

    • PCCY01440

      2タイトル3CDボックス、ボックスに帯付仕様、各タイトルはプラケース入り仕様、ボーナス・トラック3曲、36Pブックレット付仕様(英語版・日本語版)、定価5500+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

      若干解説ホチキス錆あり、側面部に色褪せあり

      990円

      792円
      (税込871円)

      218円お得!


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  • KING CRIMSON / COLLECTORS’ KING CRIMSON VOL.6

    DGNコレクターズ・クラブ会員にのみ頒布されたライヴBOXの第六弾、71/98/01年の音源を収録、全29曲

    • PCCY01583

      3枚組ボックス、ボックスに帯付仕様、各CDはプラケース入り仕様、定価6500+税

      盤質:無傷/小傷

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      帯有

      帯に破れあり、ボックスにスレあり、その他は状態良好です

  • KING CRIMSON / EPITAPH VOLUME ONE AND TWO

    69年BBCセッション音源&69年ライヴ音源を収録

    69年のBBCセッションと69年10月のアメリカ公演を収録したライヴ・アルバム。

    • PCCY01087

      2枚組ボックス、各CDはペーパーケース仕様、オリジナル・ブックレットと日本製ブックレット付仕様、定価4369+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯無

      帯無、1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、ボックスに黄ばみあり

    • PCCY01087

      2枚組ボックス、各CDはペーパーケース仕様、オリジナル・ブックレットと日本製ブックレット付仕様、定価4369+税

      盤質:傷あり

      状態:並

      帯有

      カビあり、帯に折れあり

    • PCCY01087

      2枚組ボックス、各CDはペーパーケース仕様、オリジナル・ブックレットと日本製ブックレット付仕様、定価4369+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯無

      帯無、1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり

    • DGM96071DGM

      2枚組

      盤質:傷あり

      状態:良好

      軽微な圧痕・軽微なしわあり

  • KING CRIMSON / GREAT DECEIVER – LIVE 1973-1974

    92年リリース、73-74年の未発表ライブ音源を収録、全47曲

  • KING CRIMSON / NEAL AND JACK AND ME

    82-84年の傑作ライヴ映像集

  • KING CRIMSON / NIGHT WATCH

    73年、アムステルダムでの壮絶なライヴパフォーマンスを収録!

    • PCCY01177

      プラ製透明スリップケース&ブックレット付仕様、2枚組、定価3689+税

      盤質:傷あり

      状態:並

      帯無

      帯無、スリップケースに汚れあり

    • PCCY01177

      プラ製透明スリップケース&ブックレット付仕様、2枚組、定価3689+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      帯中央部分に色褪せあり、スリップケースに経年変化あり

  • KING CRIMSON / VROOOM VROOOM

    96年メキシコ公演/95年NY公演を収録

  • KING CRIMSON / CONSTRUKCTION OF LIGHT

    よりヘヴィにより理知的に深化を遂げた00sクリムゾン第一弾、2000年リリース

  • KING CRIMSON / HAPPY WITH WHAT YOU HAVE TO BE HAPPY WITH

    02年リリース、「The Power To Believe」の予告編的ミニアルバム、全10曲

  • KING CRIMSON / SHOGANAI

    02年作

    • UICE1027

      紙ジャケット仕様、帯元から無し、解説・情報シール・リーフレット付仕様、定価2200

      盤質:全面に多数傷

      状態:良好

      帯-

      軽微なスレあり、若干汚れあり、情報記載シール無し

  • KING CRIMSON / ELEKTRIK: LIVE IN APAN 2003

    ロバート・フリップ/エイドリアン・ブリュー/トレイ・ガン/パット・マステロットによる03年東京公演を収録、全12曲

  • KING CRIMSON / POWER TO BELIEVE

    「ヌーヴォ・メタル」を標榜した03年作

  • KING CRIMSON / CIRKUS

    ライヴ音源集、NEON HEAT DISEASE(84〜98年)、FRACTURED(69〜96年)

  • KING CRIMSON / COLLECTABLE KING CRIMSON VOLUME 1

    74年、ドイツとアメリカでのライヴ音源

  • KING CRIMSON / CONDENSED 21ST CENTURY GUIDE TO KING CRIMSON 1969-2003

    06年リリースの高音質ベスト、全32曲

    • IEZP1

      2枚組、ボックス入り仕様、Tシャツ付き仕様、フリップ監修による06年デジタル・リマスター、定価4410

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      ボックス・Tシャツなし、帯に折れ・黄ばみあり

      1000円

      800円
      (税込880円)

      220円お得!


      CD詳細ページへ

  • KING CRIMSON / LIVE IN ARGENTINA 1994

    全35曲、ダブル・トリオ時代の歴史的パフォーマンスを捉えた映像作品

  • KING CRIMSON / LIVE IN CHICAGO

    17年6月28日シカゴでのライヴを収録

  • KING CRIMSON / LIVE IN VIENNA

    2016年のツアー、ウィーン公演のライヴ音源。CD3には、日本のみに発売が許可されたライヴ・イン・ジャパン2015公式ライヴ・アルバム『ジャパン・ツアー・オーディオ・ダイアリー』を収録。

  • KING CRIMSON / AUDIO DIARY 2014-2017

    14〜17年のライヴ音源集、18年リリース

  • KING CRIMSON / IN THE COURT OF THE CRIMSON KING

    69年発表、ロック・シーンの流れを変えた歴史的デビュー作!

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1969年に発表されたデビュー・アルバム『クリムゾン・キングの宮殿』は、プログレッシヴ・ロックのスタート地点となった大名盤であり、プログレッシヴ・ロックを聴くならまずはこのアルバムからと断言できる作品です。メンバーはギタリストRobert Fripp、ベース・ヴォーカリストGreg Lake、ドラマーMichael Giles、管楽器に加えて鍵盤楽器(メロトロン)も担当するIan McDonald、そして作詞家Peter Sinfieldという布陣。「21世紀のスキッツォイド・マン」のオープニングから緊張感のある変拍子アンサンブルやユニゾン・フレーズが畳み掛け、「風に語りて」では牧歌的でありながら浮世離れした音世界を構築。“混沌こそ我が墓碑銘”の一節があまりに有名な「エピタフ (墓碑銘)」と、同じくリリックの幻想美に酔いしれる「ムーンチャイルド」を経て、メロトロンの洪水に溺れるシンフォニックな最終曲「クリムゾン・キングの宮殿」へ。“THE BEATLESの『Abbey Road』をチャート・トップから陥落させた”というエピソードの真偽はともかくとして、プログレッシヴ・ロック時代の幕開けを告げる衝撃的な作品であることは間違いありません。『クリムゾン・キングの宮殿』に触れずにプログレッシヴ・ロックを語ることは、まず不可能でしょう。

  • KING CRIMSON / CAT FOOD/GROON

    70年リリースのシングル。

  • KING CRIMSON / IN THE WAKE OF POSEIDON

    衝撃的デビュー作「クリムゾン・キングの宮殿」の構成を踏襲した70年2nd、前作に匹敵する重厚さドラマ性に加えジャズ系ミュージシャンを起用し新機軸も打ち出した一枚

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1970年に発表されたセカンド・アルバム『ポセイドンのめざめ』は、デビュー・アルバム『クリムゾン・キングの宮殿』の延長上に位置する作品となっています。『クリムゾン・キングの宮殿』発表後、ギタリストRobert Frippと作詞家Peter Sinfieldを除く3名が脱退を表明するも、諸事情によりGreg LakeとMichael Gilesは引き続き本作のレコーディングに参加。新たにKING CRIMSONに参加したのは、ピアニストKeith Tippett、管楽器奏者Mel Collins、ベーシストPeter Giles(Michael Gilesの実弟)、そしてヴォーカリストGorden Haskell。その結果、本作には8名ものミュージシャンの名前がクレジットされることになりました。音楽的にはデビュー・アルバムと同一線上で捉えることも可能ではありますが、例えばKeith Tippettのジャズ・ピアノをフィーチャーした「キャット・フード」、あるいは、ホルスト作曲の組曲「惑星(火星、戦争をもたらす者)」を思わせるリズムとカオティックなメロトロンが凄まじい相乗効果を生む「デヴィルズ・トライアングル」など、新たな試みも行われています。なお本作の後、Greg LakeはEMERSON, LAKE & PALMERとして再デビュー、そしてMichael GilesとPeter Gilesの兄弟はすでにKING CRIMSONを脱退していたIan McDonaldと共にMcDONALD AND GILESを結成します。

  • KING CRIMSON / LIZARD

    70年3rd、表題曲にはYESのジョン・アンダーソンが参加

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。セカンド・アルバム『ポセイドンのめざめ』を最後に、Greg Lake、Michael Giles、Peter Gilesが脱退。1970年に発表されたサード・アルバム『リザード』は、『ポセイドンのめざめ』に参加していたベース・ヴォーカリストGorden Haskellと管楽器奏者Mel Collinsが正式加入、さらにドラマーAndy McCullochを迎え入れ制作されました。ゲスト・ミュージシャンは、過去作にも参加のジャズ・ピアニストKeith Tippettがバンドメイト(コルネット奏者Mark Charigとトロンボーン奏者Nick Evens)を引き連れ参加している他、オーボエ奏者Robin Miller、さらにYESのヴォーカリストJon Andersonが、表題組曲「リザード」の「ルーパート王子のめざめ」で歌声を響かせています。本作は、Keith Tippettが持ち込んだフリー・ジャズのエッセンスがグループに新たな息吹を注ぎ込んだ作品であり、特に「インドア・ゲイムズ」や「ハッピー・ファミリー」におけるインプロヴィゼーションなどで、その影響をはっきりと聴き取ることができるでしょう。一方で、フルートが舞う「水の精」ではこれまでのKING CRIMSONらしい牧歌性も披露。ラストには20分を超える表題組曲「リザード」が控えます。フリー・ジャズへの接近を通じて、後のKING CRIMSONサウンドの重要なポイントとなる即興色を拡張した傑作です。

  • KING CRIMSON / ISLANDS

    クリムゾン史上最も儚く美しいサウンドを聴かせる71年4th

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。サード・アルバム『リザード』をリリース後に、ベース・ヴォーカリストGorden HaskellとドラマーAndy McCullochが脱退。1971年に発表された4thアルバム『アイランズ』は、ベース・ヴォーカリストBoz(Boz Burrell)とドラマーIan Wallaceを迎え制作されました。ゲスト・ミュージシャンは、前作『リザード』にも参加のジャズ・ピアニストKeith Tippett、コルネット奏者Mark Charig、オーボエ奏者Robin Millerに加えて、ダブル・ベース奏者Harry Millerと女性オペラ歌手Paulina Lucasが新たに参加しています。本作は、いて座三裂星雲のジャケットが示す通り「静寂」あるいは「静謐」といったワードが相応しい神秘的なサウンドが展開される傑作。KING CRIMSONらしいヘヴィネスが炸裂する『船乗りの話』のような楽曲も収められていますが、全体的にアコースティック楽器に比重が置かれています。Keith Tippettらは言うまでもなく、Harry Millerの浮世離れしたダブル・ベースや、Paulina Lucasの魔術のようなソプラノ・ヴォイスも楽曲に素晴らしいアクセントを加えています。本作を発表後、Peter SinfieldがRobert Frippと対立し解雇、さらに残る3名も音楽性の違いが明確になりKING CRIMSONは解散。Robert Frippは再始動に向けて新たなメンバーを探すことになります。

  • KING CRIMSON / EARTHBOUND

    72年アメリカ公演時のライヴ作、あまりに凶暴な『21世紀のスキッツォイドマン』ライヴテイクは必聴!

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1971年の4thアルバム『アイランズ』を発表後、Peter SinfieldがRobert Frippと対立し解雇され、さらに残る3名もRobert Frippとの音楽性の違いが明確になりKING CRIMSONは解散となりました。1972年に発表された『アースバウンド』は、解散決定後のアメリカ・ツアーの模様を収録したライブ・アルバムであり、KING CRIMSONのディスコグラフィーの中で最も批判的意見の多い作品と言えるでしょう。その最も大きな理由は音質の悪さにありますが、やはり録音状態の良し悪しは作品の評価に直結してしまうため、本作に対する評価は必ずしも高くありません。ただし、発売から半世紀が経過した現在であれば、本作にもKING CRIMSONの歴史上重要な史料的価値があります。ライブ・アルバムとしては必ずしもオススメできる作品とは言い切れませんが、『クリムゾン・キングの宮殿』から『アイランズ』までを聴いた後でこの作品に触れると、KING CRIMSONに関する知識をより深めることができるでしょう。

  • KING CRIMSON / LARKS’ TONGUES IN ASPIC

    フリップ以外のメンバーを一新して制作された73年作5th、圧倒的な緊張感とダイナミズムが支配する大傑作!

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。4thアルバム『アイランズ』を発表後に解散したKING CRIMSONですが、Robert Frippは新たなメンバーを探しKING CRIMSONを再始動。グループの最高傑作と名高い1972年の5thアルバム『太陽と戦慄』を世に送り出しました。メンバーはギタリストRobert Frippに加えて、ベース・ヴォーカリストJohn Wetton、ドラマーBill Bruford、パーカッション奏者Jamie Muir、ヴァイオリン奏者David Crossという布陣。本作は、確かな技巧を持ったミュージシャンたちによる最高品質の実験音楽作品であり、1曲目の「太陽と戦慄 パートI」と最終曲「太陽と戦慄 パートII」に象徴される、即興演奏を重視したメタリックなプログレッシヴ・ロックの大傑作となっています。また、2つの先鋭的な楽曲に挟まれた中盤の楽曲たちも素晴らしく、John Wettonのヴォーカルが冴えわたる「土曜日の本」や、最初期のKING CRIMSONサウンドが頭をよぎる「放浪者」、 ヘヴィーなギターとスキャットから始まる「イージー・マネー」 、Jamie Muirの話し太鼓(西アフリカの伝統的な太鼓の奏法)を曲名に冠した「トーキング・ドラム」と、どの楽曲も強烈な個性を持っています。ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックを聴くうえで、避けて通れない名盤です。

  • KING CRIMSON / RED

    フリップ、ウェットン、ブルーフォードの三人が尋常ならざる緊張感の中で生み出したクリムゾンを代表する傑作、74年作7th

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。6thアルバム『暗黒の世界』後にヴァイオリン奏者David Crossが脱退。3人体制となったKING CRIMSONは、1974年に7thアルバム『レッド』をリリースしました。メンバーは、ギタリストRobert Fripp、ベース・ヴォーカリストJohn Wetton、ドラマーBill Brufordという布陣。ゲストには、ソプラノ・サックス奏者Mel Collins、アルト・サックス奏者Ian Mcdonald、ヴァイオリン奏者David Cross、コルネット奏者Mark Charig、オーボエ奏者Robin Millerという旧メンバーあるいは過去作にもゲスト参加の経験を持つミュージシャンたちが迎えられています。その内容は、アルバムのオープニングを飾る「Red」から破壊的なギター・サウンドとアグレッシヴなリズム・セクションに驚愕する傑作。KING CRIMSON作品の中で最も素晴らしいバラード曲との呼び声も高い「堕落天使」、初期のKING CRIMSONサウンドをヘヴィーに再構築したような「再び赤い悪夢」、インプロヴィゼーションのライブ録音楽曲「神の導き」、抒情的なヴォーカルが印象的な前半部とギターやサックスが暴れまわる後半部から成る長尺曲「スターレス」と、全曲がプログレッシブ・ロック史に残る名曲です。本作のリリースをもって、KING CRIMSONは再び解散することとなりました。裏ジャケットに使われている、レッド・ゾーンに振り切れた音量メーターが、本作の狂暴な音楽性と当時のグループの状況を示唆しています。

  • KING CRIMSON / STARLESS AND BIBLE BLACK

    精緻にしてヴァイオレンス!ライヴ音源とスタジオ音源に巧みな編集を施した74年作7th、クリムゾン史上の難曲「FRACTURE」収録

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。5thアルバム『太陽と戦慄』に続いて1974年にリリースされた6thアルバム『暗黒の世界』は、スタジオ・レコーディングとライブ・レコーディング(73年録音)が混在する変則的な作品となっています。収録曲順に見ていくと、「偉大なる詐欺師」と「人々の嘆き」は完全なスタジオ・レコーディング。「隠し事」はライヴ・レコーディングで、「夜を支配する人」はライヴ・レコーディングの冒頭から途中でスタジオ・レコーディングに切り替わります。「トリオ」はライブ・レコーディングで、「詭弁家」はライブ・レコーディングに後からスタジオ・ヴォーカルをかぶせた楽曲。「暗黒の世界」と「突破口」はライブ・レコーディングとなっています。前作『太陽と戦慄』でパーカッション奏者Jamie Muirが脱退したため、本作のメンバーはギタリストRobert Fripp、ベース・ヴォーカリストJohn Wetton、ドラマーBill Bruford、ヴァイオリン奏者David Crossという布陣。内容的には、初期の強烈なKING CRIMSONサウンドに回帰したようなスタジオ楽曲と、インプロヴィゼーションで聴かせるライブ楽曲に分かれています。本作を発表後にDavid Crossが脱退し3人体制となったKING CRIMSONは、次作『レッド』の制作に取り掛かります。

  • KING CRIMSON / USA

    75年リリース、『RED』発表前の爆発的パフォーマンスを収録した名ライブ盤!

    75年発表のライブ・アルバム。「RED」発表前の74年に録音されており、当時のラインナップはRobert Fripp(g)、John Wetton(b、vo)、 Bill Bruford(ds)、David Cross(vln、key)の4人編成。アルバム中3曲でEddie Jobson(vln、key)のパートがダビングされています。鮮やかなヴァイオリンの旋律を切り刻むメタリックなギター・リフ、グイグイとウネリを生み出して暴走するリズム隊。この時期ならではのパワフル且つ緊迫感溢れる即興演奏に終始圧倒されっぱなし。代表的名曲「21st Century Schizoid Man」では原曲のサックス部分をヴァイオリンで再現しており、よりヒステリックな爆発力を楽しむことが出来ます。沸点目掛けて上り詰めるRED期クリムゾンの凄さを体験出来る名ライブ盤。

  • KING CRIMSON / DISCIPLINE

    80sクリムゾンの幕開けを告げた衝撃の81年作!

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1974年に7thアルバム『レッド』を発表し、KING CRIMSONは解散。しかし、ソロ・ミュージシャンとして活動する中でバンドへの意欲が高まったRobert Frippは、ギター・ヴォーカリストAdrian Brew、ベーシストTony Levin、そしてドラマーBill Brufordと共にKING CRIMSONを再結成しました。アメリカ人ミュージシャン2名が加入した新生KING CRIMSONによる1981年の8thアルバム『ディシプリン』は、フリッパートロニクスと称されるギター・シンセサイザー、スティック・ベース、電子ドラムといった新しい楽器が導入され、音楽性も、アフリカン・ミュージック(ポリリズム)の民族色を取り入れたアプローチや、ミニマル・ミュージック、そしてニュー・ウェイヴやディスコ・ミュージックのような流行音楽にまで手を伸ばし新しいKING CRIMSONサウンドを生み出しています。『ディシプリン』はリリース当時こそ音楽性の変化が賛否両論を巻き起こしたものの、現在では『クリムゾン・キングの宮殿』や『太陽と戦慄』と並んでグループの傑作アルバムのひとつと言われる高い評価を受けています。

  • KING CRIMSON / BEAT

    80sクリムゾン第2弾、82年作

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1981年の8thアルバム『ディシプリン』で再始動したKING CRIMSONは、翌82年に9thアルバム『ビート』を発表しました。メンバーは、ギタリストRobert Fripp、ギター・ヴォーカリストAdrian Brew、ベーシストTony Levin、そしてドラマーBill Brufordという布陣であり、KING CRIMSONの歴史上初めて前作と同一メンバーによるスタジオ・アルバムとなりました。本作は、ビートニク(第二次世界大戦後のアメリカで起こったカウンター・カルチャー)の作家であるジャック・ケルアックの作品「路上」に着想を得たアルバム。例えば冒頭の「ニール・アンド・ジャック・アンド・ミー 」はニール・キャシディ(上記「路上」の登場人物のモデルとされる)、ジャック・ケルアック、そして「ミー」がAdrian Brewを指しています。同一メンバーということもあって8thアルバム『ディシプリン』からの流れを汲んだ内容であり、ポリリズムの多用、ミニマルなフレージング、エスニック・ミュージックのテイスト、そしてインプロヴィゼーションなど、前作から継承されたサウンドを聴かせています。ニュー・ウェイブ風のポップな衣装を身にまといつつも、注意深く耳を傾けてみると非常に高度な音楽的アプローチを行っているというのが、この時期のKING CRIMSONの特徴でしょう。

  • KING CRIMSON / THREE OF A PERFECT PAIR

    フリップ/ブリュー/レヴィン/ブルーフォードによる80sクリムゾンの最終幕を飾る84年作

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1984年に発表された10thアルバム『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』は、8thアルバム『ディシプリン』と9thアルバム『ビート』と同一メンバーにて制作されました。メンバーは、ギタリストRobert Fripp、ギター・ヴォーカリストAdrian Brew、ベーシストTony Levin、そしてドラマーBill Brufordという布陣。本作は、KING CRIMSONのスタジオ・アルバムの中ではあまり目立たない存在かもしれません。その理由は、契約履行のために作ったアルバムという印象が強いことや、Adrian Brewのポップ・センスに寄せた出来になっていることなどが挙げられるでしょう。確かにアルバム前半には分かりやすいヴォーカル・ナンバーが収録され聴き手を困惑させるかもしれませんが、後半ではKING CRIMSON版インダストリアル・ロックとでも名付けたくなるようなインストゥルメンタルが配置されています。もちろんインプロヴィゼーションもフィーチャーされており、最終楽曲のタイトルは、なんと「太陽と戦慄 パートIII」。Robert Fripp本人も本作に対してはポジティブな感想を持っていないようですが、8thアルバム『ディシプリン』からの一連の流れを知る意味で、チェックしておきたいアルバムでしょう。

  • KING CRIMSON / VROOOM

    90sクリムゾンの第1弾アルバム、94年作

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1980年代に『ディシプリン』『ビート』『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』を発表し活動を休止したKING CRIMSONの次なるリリースは、94年のミニアルバム『ヴルーム』。この時期のKING CRIMSONは
    ギタリストRobert FrippとAdrian Brew、ベーシストTrey GunnとTony Levin、ドラマーPat MastelottoとBill Brufordという布陣から「ダブルトリオ期」と呼ばれています。本作は、95年のフル・アルバム『スラック』へのウォーミング・アップのような意味合いの作品であり、事実6曲中4曲がアルバム用にリミックスされ『スラック』にも収録されています。内容は、7thアルバム『レッド』に通じるヘヴィーな楽曲を中心としており、KING CRIMSONの進化はまだまだ続くと確信させられる出来栄えです。

    • IECP10044

      紙ジャケット仕様、初回プレス限定ステッカー付仕様、デジタル・リマスター、定価2300+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      900円

      720円
      (税込792円)

      198円お得!


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  • KING CRIMSON / B’BOOM OFFICIAL BOOTLEG – LIVE IN ARGENTINA 1994

    94年アルゼンチンでのライヴ音源、全19曲

  • KING CRIMSON / THRAK

    10年の沈黙を破り再始動したクリムゾンが放った95年作!

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1980年代に『ディシプリン』『ビート』『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』を発表し活動を休止したKING CRIMSONは、94年に久々の新作となるミニアルバム『ヴルーム』を送り出し、翌95年には『ヴルーム』の楽曲を含むフル・アルバム『スラック』を発表しました。この時期のKING CRIMSONはギタリストRobert FrippとAdrian Brew、ベーシストTrey GunnとTony Levin、ドラマーPat MastelottoとBill Brufordという布陣から「ダブルトリオ期」と呼ばれています。内容は、冒頭の「ヴルーム」を聴いただけで7thアルバム『レッド』の衝撃がよみがえるような、強烈なヘヴィー・プログレッシヴ・ロックとなっています。Robert Frippは、新たなKING CRIMSONの音楽性を「ヌーヴォ・メタル (Nuovo Metal)」と標榜しました。

    • IECP50013

      デジタル・リマスター、定価1886+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

    • UICE9064

      紙ジャケット仕様、HDCD、デジタル・リマスター、定価2345

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯無

      帯無、側面部に色褪せあり

    • IEMQ18

      廃盤希少!紙ジャケット仕様、MQA-CD(CDプレイヤーで再生可/ハイレゾ再生にはMQA対応プレイヤーが必要)、ジャッコ・ジャクジク&ロバート・フリップ・ステレオ・ミックス、15年版ステレオ・ミックス収録、英文ブックレット封入、定価2800+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

      5600円

      2800円
      (税込3080円)

      3080円お得!


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    • IEZP95

      廃盤、紙ジャケット仕様、K2HDHQCD+DVDオーディオの2枚組、デジタル・リマスター、NTSC方式、リージョンフリー、ブックレット付仕様、定価4500+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      3400円

      1700円
      (税込1870円)

      1870円お得!


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    • KCSP13DGM

      デジパック仕様、スリップケース付き(画像はスリップケースです)、CD+DVDオーディオの2枚組、NTSC方式、リージョンフリー

      盤質:傷あり

      状態:良好

      スリップケースに角潰れあり

  • KING CRIMSON / THRAKATTAK

    95年ツアーのライヴ音源より、インプロヴィゼーション・パートのみを編集した96年作

  • KING CRIMSON / EPITAPH VOLUMES THREE AND FOUR

    97年リリース、歴史的1st『宮殿』製作時のメンバーによる69年のライヴ音源を収録、全15曲

  • KING CRIMSON / CIRCUS

    99年発表、70〜90年代までをカバーしたライヴ・ベスト盤

  • KING CRIMSON / COLLECTORS’ KING CRIMSON VOL.1

    DGMコレクターズ・クラブ会員にのみ頒布されたライヴ・ボックス、69/72年のライヴを収録

    • PCCY01394

      3枚組ボックス、ボックスに帯付仕様、各CDはプラケース入り仕様、ボーナス・トラック1曲、48Pブックレット付仕様(英語版・日本語版)、定価6500+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:並

      帯有

      側面部に色褪せあり、ボックス・ブックレットに若干カビあり、その他は状態良好です

  • KING CRIMSON / ELEMENTS 2021 TOUR BOX

    29曲収録。

  • KING CRIMSON / GREAT DECEIVER 1 LIVE 1973-1974

    73-74年期のライヴ音源、全24曲

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