ジェネシスを彷彿させながらも、ダークでアクの強い演劇性とフランスらしい美意識に貫かれたシアトリカル・ロックを確立した名バンド。叙情的なアンサンブルとクリスチャン・デカンのアクの強い熱唱が拮抗するドラマティックな傑作。
プログレ最盛〜フュージョン/クロスオーヴァーの隆盛という70年代半ばにおいて、フランスならではの耽美性や色彩感を織り交ぜ、芸術的なプログレへと昇華したフレンチ・ロック屈指の名バンドがアトール。その代表作がこちら!
プログレ史上の名バラード5選を挙げるとすれば、必ず入るであろう必殺の名曲を擁するフランスの名バンド。シンセの洪水と繊細なコーラス・ワーク、そしてヴォーカルが切々とシャウトするこの終盤の展開、激ドラマティック。
メロトロンによる幻想美はKING CRIMSONの静的な部分を想起させ、ロングトーンで静謐に広がるギターとキーボードが時に狂ったように暴れ出す展開は、PINK FLOYDのような麻薬的魅力を放出。
ヴィヴァルディ「四季」をモチーフとしたスパニッシュ・プログレを代表する名盤。荘厳なメロトロンとリリカルなギターが絡み合う演奏が素晴らしい〜。名手アルフレド・.カリオンによるアレンジワークもさすが秀逸です。
昔から「スペインのキャメル」としてユーロ・ロック・ファンに崇められてきた名作。叙情的なメロディーと繊細なフルートの音色が心に届く極上シンフォ。
後にニューエイジ系の音楽性へと変化し、名門WINDHAM HILLレーベルの看板アーティストとなるアメリカのジャズ・ロック・グループの76年デビュー作。フュージョン・タッチの技巧派ジャズ・ロックを軸に、アコースティックな楽器によるニューエイジな色付けが効いていて実にリリカル。
後にCAMELへ参加することになるKit Watkinsを中心としたグループ、78年2ndより。CAMELのようなシンフォニック・ロックのマイルドさと、GENTLE GIANTを髣髴とさせるようなテクニカルなアプローチが絶妙にブレンドされた独特の叙情が魅力。
ジャーマン・ロックの傑作であり、ユーロ・ロック屈指と言っても過言ではない傑作。ミサ曲にインスパイアされた静謐で神秘的なサウンドは唯一無比。
ヨーデルを取り込んだ一種形容できないヴォーカルと、カミソリの様に硬質でありながら最高にキャッチーな名手ヤン・アッカーマンのギタープレイが絡み合って不思議な高揚感で聴き手の心を躍らせるオランダが誇る名バンド。名作ひしめくプログレ・ライヴ盤の中でも最高峰と呼べる傑作ライヴ!
ギリシャ出身ながら、軍事クーデターの影響でパリを拠点に活動し、数多くのヒット曲を放ったギリシャを代表するプログレ・グループ。黙示録をテーマとした一大コンセプト作で、若きヴァンゲリスのコンポーザー、サウンドクリエイターとしての才能みなぎるユーロ屈指の傑作!
WIGWAMのベーシストによる77年作の3rdソロで、マイク・オールドフィールドやピエール・モルランなど名手たちの参加も注目。クールかつスリリングなサウンドは、北欧プログレッシヴ・ロックの最高峰と言っても過言ではないでしょう。
マリオ・ミーロのこのエモーション溢れるギターを聴くと、オーストラリアの雄大な自然風景がイマジネーション豊かに立ち上ってきますね。さらにそれを優しく支える幻想的なメロトロン・ストリングスがまた絶品。
スイスのバンドながら、P.F.MやAQUA FRAGILEで知られるプロデューサーの元、77年にイタリアで録音された唯一作。変拍子を多用したテンション溢れるパートとクラシカルで格調高いパートとがからみ合ったサウンドはオリジナリテ、センスともに抜群。圧倒的な完成度を誇る傑作。
トリプル・キーボードで知られるオーストリアのシンフォニック・ロック・グループ。美しいキーボード・アンサンブルはもちろんのこと、フィードバック奏法を完璧に操るライデルベルガーのギターもまた叙情性たっぷりで、透明感のある世界は絶品。
72年作の3rdである本作は、黙示録をテーマとした一大コンセプト作品。ロック、ポップ、クラシック、ジャズ、民族音楽などが渾然一体となっためくるめくサウンド、叙情と狂気を同時に孕んだ圧倒的な表現力は、これぞプログレッシヴ・ロック!VANGELIS率いるAPHRODITE'S CHILDが70年代に世に送り出した一大傑作。
初回5000枚生産限定紙ジャケット仕様、2枚組、スパイラル・ヴァーティゴ・ロゴ内袋、03年リマスター、定価3107+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
構築的な楽曲アレンジ、美しいコーラス・ワーク、そして華やかな音像で「フランスのYES」などと評されている、フレンチ・シンフォニック・ロックを代表するグループの75年2nd。前作での構築的なサウンドはさらに磨きをかけながら、ギタリストChristian Beya、ヴァイオリンのRichard Aubertの新加入が大きくバンドに影響を与え、YESの構築美やジャズ・ロックアンサンブルに加えてKING CRIMSONの屈折したヘヴィネスまで織り交ぜて聴かせています。多少荒さのあった前作から比べると、フランス産らしい耽美な質感も現れており、まさしく彼らの代表作とするにふさわしい名盤です。デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲。
紙ジャケット仕様、02年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、定価2500+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
定価2920+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無、カビあり、若干ケースツメ跡あり
EUROPEAN ROCK CELLECTION、定価2136+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
若干カビあり
ロンドンのレインボー・シアターにおける伝説のライヴを収録したフォーカス唯一のライヴ・アルバム。73年作。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干ケースツメ跡あり
Florian Frickeを中心に結成され、実験性に富んだ独特の世界観とエレクトロニクスを巧みに利用した瞑想的音像が個性的なグループの72年3rd。ピアノ、チェンバロ、ギター、を基本セクションに据えた神々しいサウンドを放っており、適度な前衛性を持ちながらも明確なハーモニーを持った彼ら流のミサ曲となっています。神秘的なソプラノボーカルの参加や、ヴァイオリン、オーボエをフューチャーするなど、個性的な神秘性の中にシンフォニックな彩りを感じることのできる作品であり、繊細な肌触りが素晴らしい1枚です。
デジパック仕様、ボーナス・トラック1曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微なスレあり、ジャケットにシールが貼ってあります
ヨーロッパ大陸から遠く離れた南半球はオーストラリアから登場したグループによる75年デビュー作。当時若干20歳のMario Milloによる甘く切ないギターは泣きメロを連発し、雄大なオーストラリアの大地を想起させる不自然さの無いバンド・アンサンブルはドライに響き、大陸の朝焼けを想起させる映像的なメロトロン・ストリングスの幻想で魅了する、全てが完璧なランドスケープを描き切った大傑作です。邦題「哀愁の南十字星」というタイトルが全てを象徴するような、緩やかな時の流れを感じるシンフォニック・サウンドであり、プログレッシブ・ロックを語る上で外すことの出来ない名盤です。
ベトナム系フランス人を中心に結成され、ASIA MINORと並び、混血グループの強みを生かした無国籍な魅力を持ちながらも、フランス産らしいシンフォニック・ロックと独特の哀愁、そしてテクニカルなバンド・アンサンブルで有名なグループの75年デビュー作。どこを切っても美しいメロディーが滲み出す傑作であり、その音楽性はストレートなハード・ロックに甘んじない構築力と演奏力、プログレッシブ・ロックとしての旨みにあふれたものです。甘美なメロディーが胸を打つ彼らの代表曲「シスター・ジェーン」などを収録した名盤です。
ボーナス・トラック2曲、定価2330+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
軽微な汚れあり
ボーナス・トラック2曲、定価2330+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
若干ケースツメ跡あり、帯裏にテープ跡あり
ボーナス・トラック2曲、定価2330+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
カビあり