R&Bスタイルの1stから一転してプログレッシヴなサウンドを確立した2nd。「一日」を音楽で表現するというコンセプト志向、オーケストラとの共演、そしてメロトロンの導入。プログレッシヴ・ロックの原点として高く評価される傑作。
デビュー作にして『アビー・ロード』を蹴落として全英トップに立つなど、プログレッシヴ・ロック時代の扉をスリリングな轟音とともにこじ開け、70年代ロックの礎を築いたロック金字塔。オープニングを飾るクリムゾン屈指の名曲「21世紀の精神異常者」をピックアップ。
キース・エマーソンの格調高さと狂暴さとが同居した外連味いっぱいのシンセ、グレッグ・レイクの強靱なベースと伸びやかな歌声、そしてカール・パーマーの力強くダイナミックなドラム。轟音ギター・バンドをも飲み込む迫力で鳴らされるキーボード・トリオ屈指のプログレッシヴ・ロック傑作!
オルガンとサックス、そして英国最高峰の実力を持つヴォーカリストが織りなす孤高の暗黒プログレの代表格。未聴の方にざっくり言っちゃうと、デヴィッド・ボウイのバックをクリムゾンが務めた感じ!?
全一曲44分ということは・・・72年当時としてはロック史上最も長い楽曲だったかも!?当時一番プログレッシヴだったバンドは、イエスでもクリムゾンでもなく、彼らだった!?
ツインリードギターの元祖と言えば・・・このグループですよね。2本のギターが紡ぐ英国的な陰影に包まれたリリカルなフレーズが丁寧に折り重なるように交差して美しいハーモニーを奏でる。英国ロック史上最上の瞬間の一つ!
紛れもなくこれぞプログレ最高峰。にしてもよくこんな奇天烈な音楽が生まれたものだ!イントロから凄い。ピチャピチャ水が跳ね回るようなキーボード、影響元不明の奇想天外ギター、突拍子なく切れ込んでくるハーモニー!
ファンタスティックな「静」とスリリングに畳みかける「動」のパートとの鮮やかな対比。次々に先鋭的かつリリカルなフレーズを連発してドラマティックに盛り上がる展開。永遠に色褪せない名曲・名演。数多くのフォロワー・バンドを生んだプログレッシヴ・ロック界随一の演劇派バンド。
あの大作『幻惑のブロードウェイ』と同時期にこんなリリカルすぎる名作ソロを出していたとは。フレーズとメロディが溢れんばかりだったんでしょうね、きっと。
アメリカのビルボードチャートにおいて200位以内に15年間に渡ってランクインするという記録を打ち立てたモンスターアルバム『狂気』。哲学的でいて分かりやすく人間の内面に潜む「狂気」を描いた歌詞世界と、深遠かつキャッチーなアンサンブル。プログレッシヴ・ロックのみならず、ロック史上に残る金字塔。
中世から伝わる古楽器をフィーチャーしたバンドと言うから格調高さや牧歌的な長閑さを想像してたら、これがイエスばりのドライヴ感で疾走しててびっくり。
オーケストラ・セクションを迎え、ポール・ギャリコの小説「白雁」をコンセプトに掲げたアルバム。リリカルなギター、キーボード、フルートが織りなすファンタスティックな音世界。叙情派プログレッシヴ・ロックの金字塔。
70年代中期のジェントル・ジャイアントは、プログレ・ファン以外も必聴!最高にワクワクした音楽をやってますね。XTCなど後進に与えた影響も大きいはず!
これほどの轟々たるメロトロンをこのポップフィーリング溢れる楽曲の中で鳴らしてしまうとは。圧倒的な才能とセンスがみなぎるニッチポップ名盤ですね☆
「チューブラー・ベルズ」はもちろん傑作だけど、まるでタペストリーを織り上げていくように緻密で繊細な音作りにかけてはやはり本作でしょう。アイルランド人の母を持つ彼の、ケルト音楽への想いが集約された大傑作!
フォーク、ロック、クラシックを絶妙に配合したアンサンブル、そして、アニー・ハズラムの天使の歌声がカーネギー・ホールに響き渡る!ニューヨーク・フィルのオーケストラと相まって感動のシンフォニック・ロックが作り上げられた傑作です。
この曲、メロトロンによるイントロとしては「ストロベリーフィールズ〜」や「ウォッチャー・オブ〜」とも肩を並べる名演ではないでしょうか!アルバムとしても『危機』meets『フォックストロット』と言える大名盤っ!
ブラフォード&ウェットンのクリムゾン組のリズム隊に、さすらいの技巧派ギタリストのホールズワース、そしてジョブソンという豪華なメンツが一堂に会したスーパーバンド!超絶技巧でめくるめくテンションいっぱいの演奏とともに、繊細な叙情性もまた見事。
Andrew Latimerを中心にファンタジックなアプローチでプログレッシブ・ロックの重要バンドに位置づけられるイギリスのバンドの75年3rd。オーケストラ・セクションを迎え、ポール・ギャリコの小説「白雁」をコンセプトに掲げたアルバムであり、全編インストルメンタルによる彼らの代表作の1つです。特にAndrew Latimerによるフルートの優しげな調べが印象的な「ラヤダー」は、澄んだシンフォニック・ロックのお手本として有名であり、同じくフルートを扱いながらもアプローチの全く違うJethro Tullとの比較で論じられています。決して派手さはないものの優しさとロマンに溢れており、肌触りの良いギターやPeter Bardensによるキーボードの音色、リズムセクションの軽快さ、そしてインストルメンタルのハンディを感じさせないメロディーとアレンジの上手さで御伽噺の世界をマイルドに表現しきった名盤です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干カビあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
側面に若干折れあり
古くからプログレッシブ・ロックの隠れた名盤として認知されてきたイギリスのシンフォニック・ロックバンドの77年デビュー作。当時プログレッシブ・ロックは衰退、時代はパンク・ロックが台頭し移ろう中、ひっそりとリリースされた本格的なプログレッシブ・ロック作品です。YES、GENESISの影響が色濃い音楽性を持ちながらも、飛び抜けたメロディー・メイクの上手さ、メロトロンをはじめ楽曲を彩るドラマ性、そしてタイトな演奏の中にも英国然とした湿り気と叙情美を感じる音作りでファンの心を揺さぶり続ける、知る人ぞ知る傑作です。
2枚組の特別エディションで、CD1にはアルバム音源、CD2には未発表曲や新曲など8曲を収録。オリジナル・マスター・テープからのデジタル・リマスター、28ページのブックレット入り。デジパック仕様CD2の収録曲は、
1. Nanagram >Live< 2006 5:09
2. Carmina Burana 4:00
3. Fags, Booze & Lottery 4:47
4. The Ladie's Valley 7:42
5. Masters Of War 4:27
6. Three Piece Suite (1976 Olympic Version) 11:44
7. Heebeegeebee 5:37
8. Nanagram 4:15
紙ジャケット仕様、K2 24bit MASTERING、ボーナス・トラック1曲、定価2000+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
紙ジャケット仕様、K2 24bit MASTERING、ボーナス・トラック1曲、定価2000+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
紙ジャケット仕様、K2 24bit MASTERING、ボーナス・トラック1曲、定価2000+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
紙ジャケット仕様、K2 24bit MASTERING、ボーナス・トラック1曲、定価2000+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
若干圧痕あり
プラケース仕様、EDISON旧規格、定価3200
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無、ケースツメ跡あり
7インチのブックレット特殊ジャケット仕様、メンバーの自主レーベルからリリースされたブックレット付き特別仕様盤、ボーナス・トラック1曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
小さい圧痕あり、仕様上若干反りがあります
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケースツメ跡あり
RWE004CD(FORWARD ORGANISATION)
プラケース仕様、デジタル・リマスター
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
カビあり・ケースツメ跡あり
Peter Gabrielによる味わい豊かなしゃがれ気味のボーカルと、演劇的に彩られたステージ・パフォーマンスが独特の存在感を放ち、数多くのフォロワーに受け継がれ、現在に至るまで脈々とプログレッシブ・ロックシーンに息づいているイギリスのグループの73年5th。Peter Gabriel期GENESISの作品の中でも非常に英国然とした湿り気と気品に溢れた作品であり、ジャケットの通り温かみのあるサウンドを構築しています。「ダンシング・ウィズ・ザ・ムーンリット・ナイト」や「ファース・オブ・フィフス」といった代表曲も収録されており、前作「FOXTROT」に負けず劣らずの傑作となっています。
デジタル・リマスター、定価1699+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
カビあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
カビあり
Richard HarveyとBrian Gullandという、アカデミックな素養を持ったミュージシャンを中心に結成され、中世音楽を古楽器を利用してトラッディーに演奏するスタイルが個性となり、徐々にロックとの融合を本格化していったグループによる74年3rd。全てインストゥルメンタルの大作主義で発表された本作は、前2作での蓄積を惜しげもなく披露し、古楽器をベースにしたサウンドとロック・アンサンブルの融合が結実した傑作です。バスーン、クルムホルンといった彼らの代名詞の音色は自然にロック・サウンドに溶け込み、繊細に編みこまれたMIKE OLDFIELDのような音像とYESを髣髴とさせるテクニカルなアンサンブルが冴え渡ります。
定価2243
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
小さいカビあり、帯に折れあり
68年に「日曜日の印象」でデビュー、イギリスのプログレッシブ・ロックシーンを代表するバンドであり、デビュー当初から独自のポジションを築き異彩を放っていたグループ。首謀者Ian AndersonのフルートはCAMELのそれとは全く方向性の違うエネルギッシュなものであり、バンドの代名詞となっています。本作は彼らの代表作と名高い72年作。8歳の天才詩人「ジェラルド」の社会風刺詩を用いてバンドが曲を作り上げたという架空のコンセプトのもと、ジャケットアートまでコンセプチュアルに作られ、大曲1曲のみで構成されたトータル・アルバムの傑作です。全米1位に輝き、世界的な成功を収めたブリティッシュ・ロック史に残る名盤。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
後にTHE SPIDERS FROM MARSに参加することとなるDave Blockが在籍したグループであり、非常にポピュラリティーのある楽曲とプログレッシブな感性を絶妙に同居させた稀有の音楽性で名盤を作り上げたイギリスのプログレッシブ・ポップ・ロックグループの75年作。その音楽的な骨格はプログレッシブ・ロック版THE BEATLESなどと言われる通りキャッチーなポップ・ロック・サウンドですが、プログレッシブ・ロックとしての旨みはDave Blockのワイルドなギター、そしてキーボードのJohn Cookによるオルガン、メロトロンの洪水にあると言えるでしょう。適度に英国然とした湿り気と叙情を帯びている点も魅力的であり、プログレッシブとポップという相容れにくい要素の融合を果たした名盤です。
オリジナル・マスター・テープからの2015年デジタル・リマスター。シングル・バージョンや別バージョンや未発表曲など6曲を収録したボーナスDISC付きの2枚組
奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの69年デビューアルバム。プログレッシブ・ロックのスタートラインとなった記念碑的作品であり、「21世紀の精神異常者」のヘヴィーなサウンドで幕を開け「クリムゾン・キングの宮殿」の荘厳なメロトロンで終幕するまで、全く非の打ち所の無いフレーズとインプロヴィゼーションの応酬が乱れ飛びます。大きな衝撃を以って迎えられた本作は、プログレッシブ・ロック時代の幕開けを象徴する1枚として語り継がれています。
紙ジャケット仕様、DVDオーディオとHQCDの2枚組、2009年リマスター、40周年記念エディション、DVDはNTSC方式、リージョンフリー、ROCK AGEキャンペーン花帯/特典ボックス付き仕様、定価4200+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
多重録音という言葉が既に死語となりつつある現代においてさえ強烈な存在感と圧倒的な完成度を誇るイギリスのマルチ・プレイヤーの75年3rd。淡く儚い旋律が印象的な物悲しいイントロで幕を開け 、ケルティックなフレーバーをまぶしながら牧歌的な叙情を感じさせます。女性ボーカルの効果的な登用、そしてアフリカン・パーカッションはじめ民族楽器の導入によるエキゾチックさも楽曲に上手く溶け込み、それを覆う爽やかな雰囲気は彼の一番の個性と言えるでしょう。精神を病むほどに追い込まれながら、一切の妥協なく練り上げられた名盤です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
1枚は盤無傷/小傷程度、若干スレあり
ブルース・ロックに根ざした音楽性を持ちサイケデリック・ロックからその歩みを始め、全盛期にはRoger Watersの哲学的な歌詞と完璧なまでのコンセプト性で数々の伝説を作り上げた、世界を代表するロックグループの73年8th。もはや解説不要なまでの英国70年代ロックを代表する傑作であり、アメリカのビルボードチャートにおいて200位以内に15年間に渡ってランクインするという記録を打ち立てたロックの金字塔です。人間の内面に潜む「狂気」をリアルに描いた作品となっており、Alan Parsonsによって丹念に編集された様々な効果音のコラージュ、シンセサイザーの効果的な登用、ヒプノシスによるジャケットアートなどトータルコンセプト・アルバムとして不朽の名盤と言えます。
CD/SACDハイブリッド、03年デジタル・リマスター、定価2667+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
帯ケースにテープで貼り付け・テープ若干黄ばみあり
デジタル・リマスター、解説元からなし、定価2427+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無、若干カビあり
ペーパーケース仕様、デジタル・リマスター
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干香りあり、小さい角潰れあり
YARD BIRDSのKeith Relf、Jim McCartyを中心に結成されるも、2枚のアルバムを残し解散したイギリスのグループ。72年にソプラノ・ボーカルAnnie Haslamを擁し新体制で活動を再開、ロック・フォーク・クラシックが交差する幻想的な楽曲は今なお色褪せることはありません。本作は76年にリリースされたライブ作であり、アメリカのカーネギー・ホールにてオーケストラを率いて録音(75年6月)された名盤です。デビューアルバムから、アメリカへの足がかりとなった名盤「Scheherazade And Other Stories」までの代表作が余すことなく並んでおり、Annie HaslamのソプラノボーカルとNYフィルのオーケストラが絶妙に溶け合い、孤高のシンフォニック・ロックを作り上げています。
KING CRIMSONで製作を共にしたJohn WettonとBill Brufordが、インプロヴィゼーション主体のキーボード・ロックグループを画策し、ROXY MUSICでの交流からEddie Jobson、そしてJohn Wettonのソロ作に参加したAllan Holdsworthを迎えて結成されたスーパー・バンドの78年デビュー作。プログレッシブ・ロックが確実に衰退していく中でリリースされた傑作であり、John Wettonのポップ志向とBill Brufordのジャズ・ロック的な躍動感、Allan Holdsworthの技巧とEddie Jobsonの奔放できらびやかなサウンドが結集した作品であり、プログレッシブ・ロック復興を賭けた傑作です。
丁寧に折り重なるようにメロディが交差するツイン・リード・ギターがトレード・マークのグループ。彼らの最高傑作である72年作。叙情性溢れる英国的なメロディも絶品。
透明スリップケース付き仕様、SHM-CD、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック3曲、定価2667+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
スリップケース無し
35TH ANNIVERSARY EDITION、デジパック・スリップケース付き仕様、72年BBCライヴ音源収録CDとの2枚組
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スリップケース無し、若干圧痕あり
その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの72年作5th。その内容は前作「こわれもの」と並ぶ、プログレッシブ・ロック史に留まらず70年代ロック史に残る屈指の大名盤であり、20分近い表題曲をメインに据えたコンセプト・アルバムとなっています。Keith Emersonと人気を分かつRick Wakemanによる華麗なキーボード・オーケストレーション、カントリーからフラメンコまでを自在に操る個性派ギタリストSteve Howeの超絶プレイ、難解な哲学詞を伝えるハイトーン・ボーカリストJon Anderson、テクニカルでタイトなBill Brufordのドラム、そしてリッケンバッカーによる硬質なベースさばきを見せるChris Squire、今にも崩れそうな危ういバランスを保ちながら孤高の領域に踏み入れた、まさに「危機」の名に相応しい作品です。
紙ジャケット仕様、HDCD、デジタル・リマスター、インサート封入、定価2000+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
若干カビあり、盤に曇りあり