北欧プログレを代表する名グループと言えば、フィンランドのWIGWAM。ビートルズ、カンタベリー・ミュージック、ジャズ、米ルーツ・ロックなど、英米音楽のエッセンスを取り入れながら、北欧らしい透明感あるリリシズムで包み込んだサウンドは唯一無比。それもそのはず、フィンランドに渡ったイギリス人Jim Pembroke、北欧を代表するジャズ・ミュージシャンでありコンポーザーPekka Pohjola、アーシーかつ叙情性溢れるメロディ・メイカーJukka Gustavsonなど、後にソロでも大活躍する優れたミュージシャンが集まっているのです。WIGWAMの作品、メンバー関連作を起点に、北欧プログレをいざ探求!
北欧はフィンランドの名グループ。71年の大傑作『FAIRYPORT』より。John Lennon、Mike Oldfield、Richard Sinclair、Al Kooperがセッションしたら!?そんなワクワク感いっぱいのサウンドを奏でる愛すべきグループ!
74年作『BEGING』より。北欧にはTHE BAND直系やジャズなど、アメリカンなテイストを持つグループも多いのですが、WIGWAMにもそんなエッセンスがあります。土臭さはなく、透明感いっぱいなのが北欧ならではのセンス!
英VIRGINからの世界デビュー作となった75年作『NUCLEAR NIGHTCLUB』より。英ニッチ・ポップ勢に通じるユーモアやキャッチーなメロディ・センスもまたこのグループの持ち味。柔らかで透明感のあるサウンドが美しい。
WIGWAMのベーシストであり、北欧を代表するジャズ・ミュージシャン。77年作の3rdソロより。Mike Oldfieldが参加。一音一音が緻密に無駄なく配置された幾何学模様のサウンドが特徴。緊張感と北欧らしい透明感が絶妙にバランス。見事!
WIGWAMのヴォーカリストJim Pembrokeのプロジェクト。WIGWAMの代表作『FAIRYPORT』と『BEING』の間に録音された作品で、WIGWAMのメンバーも参加。この人のメロディ・センスと、北欧ならではの透明感や緻密さが融合。
フィンランドに渡り、WIGWAMのメンバーとして活躍したイギリス人ミュージシャン。77年作ソロより。WIGWAMのビートリッシュなメロディは、この人のセンス。STACKRIDGEや10ccあたりに通ずる愛すべきニッチ・ポップですね。
WIGWAMの作品にもゲスト参加した北欧を代表するギタリスト!71年作の1stソロより。Pekka Pohjola、Jukka GustavsonなどWIGWAMのメンバーが脇を固めたスリリングかつ精緻なジャズ・ロック!北欧を代表する名作です。
JUKKA TOLONEN率いるグループ。69年作の1stより。TRAFFICなどアーシーな英ロックからの影響が感じられるサウンドが特徴。むせび泣くフルート、雄弁なJUKKAのギターなど、英国の一流グループに引けを取らないセンスと演奏力!雰囲気抜群ですね。
WIGWAMと同郷フィンランドのグループを一つ紹介いたしましょう。77年唯一作より。透明感のあるキーボードを中心とする北欧らしいメロディアスな演奏。リリシズムとアーシーな深みがブレンドした歌メロ。WIGWAMからの影響が感じられますね。
元WIGWAMのKey奏者、81年作ソロより。白夜をエレピで表現するとこんな音なんだろうな・・・。
フィンランド出身、WIGWAMの前身として知られるグループ。メロディアスなビート・ポップですが、サックス奏者が在籍しているのが特徴で、ジャジーなエッセンスが魅力的。甘く美しいメロディーを持った佳曲揃いで、英ポップの名作群に匹敵!
北欧を代表するギタリストJUKKA TOLONEN率いるグループ。69年作の1st。TRAFFICからの影響が感じられるサイケデリックなブルース・ロック。スティーヴ・ウィンウッドにそっくりなブルージーなヴォーカル、デイヴ・メイスンやクラプトンに引けを取らない雄弁なギター、ジャジーにむせび泣くフルート&サックスによるスケールの大きなサウンドは、驚くほどの完成度。60年代後期の英サイケ/ブルース・ロックの名作と比べても全く遜色ない名作。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微な汚れあり
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