ラッシュをはじめ、カナダ最大の都市トロントが輩出したプログレ・バンドにフォーカス。
同じカナダでも公用語がフランスという独自の文化圏を持つケベックのグループはこちらのジュークボックスで特集しています。
http://kakereco.com/kakereco_jukebox.php?id=218
トロント出身、カナダが誇る偉大なるプログレ・ハード・トリオ。ツェッペリン・スタイルの直球ハードでのデビューから、SFをモチーフにしたコンセプチャルなプログレ色を増しながら、さらに全米に轟くキャッチーなメロディという武器も手に入れた代表作。
トロント出身。カナダなのに、まるで東欧のような翳りに包まれた幻想美。霧の向こうで、ヴァイオリンとゴリゴリ・ベースが崇高なるバトルを展開!
トロント出身。当時最先端の360 Systems社製ポリフォニック・ギター・シンセを駆使したヘヴィ・シンフォ。76年作より。どこまでも荘厳でメロディアスに盛り上げるサウンドは圧巻!
メロトロンも駆使した、GENESISやYESに通じるシンフォニック・ロックを聴かせる彼らの74年作。ギターを主役を張るヘヴィなパートも導入しながら、テクニカルかつダイナミックに展開していくサウンドはかなりの聴き応えです。
カナダを代表するプログレ・ハード・グループですね。プログレ然としたテクニックとハード・ロックのエッジ感、キャッチーなメロディーライン、そして高い歌唱力のヴォーカル。プログレ・ハードに求めるべき要素を余すことなく備えた名バンド!
同郷トロントの偉大なる先輩のDNAを次ぐ新鋭もピックアップ。キャッチーなメロディ、緻密かつドラマティックな展開。変拍子を多用しつつも一糸乱れぬインプロには度肝を抜かれます。
86年結成、イエスのヴォーカルを務めたBenoit Davidを擁したシンフォニック・ロック・バンド。この23年作も素晴らしかったです。ハードな疾走感も交えつつ、清涼感と哀愁を込めてひたすらドラマティックに描かれるシンフォニック・ロックは驚くべき完成度で、いやはやさすがの風格。
カナダのマルチ・ミュージシャン/コンポーザーによる18年作。80年代からTVや映画音楽の場で活躍しているだけあって、物語の中に入り込んでしまったかのようなドラマチックなサウンドが素晴らしい。フロイドのダークさ&メロディアスさにCAMELのリリカルさが融け合ったような幻想的で深遠なサウンド、いつまでも浸っていたくなるなあ。
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