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サックスをフィーチャーしたプログレ名作選!

メロトロン、シンセ、ヴァイオリンなどとともに、プログレを特徴づける楽器の一つがサックス。 時にロマンティックにメロディを歌い上げ、時にギターにも負けない熱量とフリーキーさで疾走する、奏者の個性がダイレクトに音へと反映される、生楽器ならではの繊細かつ幅広い表現が可能な楽器と言えますよね。 ジャズ・ロック作品にはほぼ必ず登場するサックスですが、今回は非ジャズ・ロックなプログレ作品を中心にサックスをフィーチャーした名作たちをご紹介してまいりましょう♪

KING CRIMSON / IN THE COURT OF CRIMSON KING(1969)

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もちろんプログレッシヴ・ロックの幕開けを告げたこの作品を出さないわけにはきませんね。イアン・マクドナルドのヴァイオレンスなうねりを伴ったプレイは、それまでのロックの概念を打ち崩すのに十分すぎるインパクトを放っています。現代の感覚で聴いても戦慄せずにはおれないこの重厚感とスピード感たるや!

VDGG / H TO HE WHO AM THE ONLY ONE(1970)

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ご存知、英国が生んだ孤高の暗黒プログレ・バンド、70年作より。デヴィッド・ジャクソンのサックスが大幅にフィーチャーされたナンバーをどうぞ。時にフロントマン、ピーター・ハミルの存在感みなぎるヴォーカルすら押しのけてフリーキーにほとばしるサックスのカッコよさと言ったらありませんね!

GNIDROLOG / LADY LAKE(1972)

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双子のゴールドリング兄弟が率いる、演奏の強度とユニークさにかけてはVDGGにも引けをとらないプログレ・バンドがGNIDROLOG。狂騒感たっぷりに疾走するサックスが痛快ですね〜。00年に再結成作をリリースしたものの、これだけの個性派、是非全盛期にさらなる名作を残して欲しかったものです。

RICHARD WRIGHT / WET DREAM(1978)

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フロイド直系のメランコリーにオルガンやシンセが淡い色彩を加える情緒豊かな名ソロ作。とは言えフロイドほどのある意味でのドギツさはなく一貫してソフトでメロウな語り口が実にこの方らしいところ。メル・コリンズのドラマティックなサックスが、透明感のあるサウンドに映えますね〜。

MAXOPHONE / MAXOPHONE(1973)

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サックスはじめ様々な管弦楽器をふんだんに盛り込んだ芳醇なシンフォニック・ロックを聴かせてくれるイタリアの名バンドをピックアップ!サックスは渋めのジャジーなプレイで弾むような躍動感と優美さに満ちたサウンドに見事なアクセントを加えます。

CERVELLO / MELOS(1973)

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オザンナ『パレポリ』も捨て難いですが、サックスのインパクトではやはりコチラでしょうか。電気処理を施してギターとともに狂乱へと突入していくサックスのこの凶暴さこそヘヴィシンフォの醍醐味と言えるでしょう!妖しく囁きかけるようなフルートも聴きどころです。

CARPE DIEM / EN REGARDANT PASSER LE TEMPS(1975)

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まるでクリムゾンとフロイドを足してフランスらしい耽美さで包み込んだような、不穏さとエレガンスが渦巻くシンフォニック・ロックを展開。サックスはひたすら滑らかな音色で舞うようなプレイを聴かせます。これがクリムゾンやVDGGのようなヘヴィな音だとこの美しさは出ないんでしょうね。張り詰めた美意識がひしひしと感じられる名作です。

SOLUTION / DIVERGENCY(1977)

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フォーカスともつながりの深いオランダのプログレ・グループ、72年作より。フォーカスの大曲「IRRUPTION」でも採用された叙情溢れるメロディを、サックスが渋く歌い上げるこのナンバーをどうぞ。

ALQUIN / MOUNTAIN QUEEN(1973)

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こちらもオランダのグループ。ギター&オルガンを中心にマハヴィシュヌにも匹敵しそうなエネルギーを放つ演奏が圧巻ですが、ブラス・ロック風にアンサンブルを盛りたてるサックス他ホーン・セクションの見事な仕事も特筆ですね。

CIRCUS / MOVIN ON(1977)

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長年ユーロロックの名盤として語り継がれてきたスイスのプログレ・グループによる77年作2nd。ジャケットからはファンタジックなシンフォ作品をイメージしますが、中身はクリムゾンばりの強度とヘヴィネスでスリリングに突っ走るテクニカル・プログレ。フルートを含め異様なまでのテンションを感じさせる演奏ですが、サックスは比較的クールに抑えたプレイを聴かせています。フリオ・キリコばりの超絶ドラミングも聴きもの!

ITOIZ / EZEKIEL(1980)

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スペインの秘境バスクを代表する名バンド、ヴァイオリン、サックスを導入し洗練されたサウンドを聴かせるようになった80年の名作。ジャジーに舞うサックスも耳に心地よい躍動感たっぷりに弾むアンサンブルと、どこか切なげでナイーヴなバスク語ヴォーカルの組み合わせが、異国情緒を含んだ不思議なセンチメントを醸し出しています。

HAIKARA / HAIKARA(1972)

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ムーミンの住む国フィンランドにこんな凶暴なバンドが居たとは・・・。クリムゾン『アイランド』ばりの静寂から、サックスやファズ・ギターが炸裂する『宮殿』ばりの混沌へと雪崩れ込む展開が強烈!ジャケのエグさもムーミン的世界観とは対局に位置する代物!

GUNS & BUTTER / GUNS & BUTTER(1975)

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ユダヤ人メンバーが居るボストンのグループなんですが、とにかくブラス・ロックもかくやという疾走しまくるホーンがもう強烈過ぎ!エネルギッシュに舞うヴァイオリンもプログレファンのハートをわし掴みにします。こ、こんな凄いバンド72年のアメリカにいたなんて!

ARCO IRIS / SUDAMERICA(1972)

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南米アルゼンチンより、同国を代表するプログレ・グループARCO IRISの72年のコンセプト作をセレクト。南米らしいセンシティヴな叙情を持つサウンドを、哀愁に満ちたサックスのプレイがさらにドラマティックに盛り立てていくアンサンブルが素晴らしいですよね。サイケがかったどぎついギターとの間にいい対比を生んでいます。

AUDIENCE

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ピーター・ハミルがキンクスに入ったような、そんなバカな!と言えるようなゴッタ煮英国ロックの名バンドによるカリスマからの71年作3rd。プロデュースはGus Dudgeonで、印象的なジャケットはヒプノシス。サックスやフルートがブイブイ鳴り響くけどブラス・ロックなわけでもなく、ひねりの効いた「アート・ロック」なサウンドが印象的。

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在庫一覧

  • GNIDROLOG / LADY LAKE

    72年作2nd、VDGGファンなら必聴と言えるダークかつドラマティックな英プログレ名盤

    Colin GoldringとStewart Goldringの兄弟によって結成され、フルートやサックスを取り入れたジャズ・ロックを基本にKING CRIMSON、VAN DER GRAAF GENERATORのような音楽性を放つイギリスのプログレッシブ・ロックグループの72年2nd。基本的な方向性は前作からの流れを汲んでおり、サックスやフルートが鳴り響くへヴィー・ロック的な作風ですが、より洗練されたアンサンブルと、カオティックな中にドラマ性と一筋のロマンティシュズムを感じることが出来る名盤となっており、やはり繊細な質感とダイナミックなサウンドのコントラストが映える作品と言えるでしょう。

    • BRC29212

      下部に「Distributed By GardenShed」シールが貼ってある帯、定価記載なし

      盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷

      状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |

      帯有

      カビあり、帯にケースツメ跡あり

    • BRC29212

      下部に「Distributed By GardenShed」シールが貼ってある帯、定価記載なし

      盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷

      状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |

      帯有

      若干黄ばみあり

  • MAXOPHONE / MAXOPHONE (ITALIAN LYRICS VERSION)

    イタリアン・シンフォニック・ロックの金字塔的名作、75年リリース

    単発ながらイタリアン・シンフォニック・プログレッシブ・ロックの頂点に君臨する名盤を生み出したグループによる75年作。非常にポピュラリティーに富んだ名作であり、バンド・アンサンブルに加えてヴァイオリン、チェロ、サックス、フルートといった管弦セクションを充実させ、ロックのダイナミズムとクラシカルな彩り、そしてアコースティックな音像が醸し出すイタリア叙情と言う点で、まさしくイタリアン・プログレッシブ・ロックの最高峰に位置する作品です。同郷PREMIATA FORNERIA MARCONIや、やはり単発ながら叙情的な名盤を作り上げたLOCANDA DELLE FATEの牧歌性にも共通する質感を有しており、また、メロディアスなボーカルはイタリアン・カンタトゥーレとしても絶品です。

    • AMS138CDAMS

      発売当時、イタリア語版と英語版がリリースされましたが、本CDはイタリア語ヴァージョンです。紙ジャケット仕様、リマスター、ボーナス・トラック2曲

      レーベル管理上、紙ジャケに若干圧痕がある場合がございます。ご了承ください。

  • RICHARD WRIGHT(RICK WRIGHT) / WET DREAM

    言わずと知れたピンク・フロイドのキーボード奏者、78年のソロデビュー作、フロイドの美しく叙情的な側面のみを抽出したような珠玉の名品

    言わずと知れたPINK FLOYDのキーボード奏者。78年のソロ・デビュー作。『狂気』収録の「虚空のスキャット」での静謐でリリカルで格調高いピアノ、『原子心母』収録の「Summer 68」でのゆったりとたうたうようなヴォーカルとメロディ。PINK FLOYDのそれらの楽曲や、彼の作るメロディやヴォーカルが好きな方は間違いなく気に入るサウンドがここにあります。サックス&フルートのMel Collins、ギターのSnowy Whiteなどバックの演奏も絶品。フロイドの作品のような強靱さや存在感こそありませんが、柔らかな叙情美に包まれた心地良い名作。

  • VAN DER GRAAF GENERATOR(VAN DER GRAAF) / H TO HE WHO AM THE ONLY ONE

    70年作、ロバート・フリップがゲスト参加、VDGGならではの暗澹たるエネルギーが渦巻く3rdアルバム!

    非凡なる才能を持ったボーカリストPeter Hammillを擁し、難解な哲学詩と前衛的なアプローチ、初期のKING CRIMSONに負けず劣らずのへヴィネスと神秘性を兼ね備えたイギリスのプログレッシブ・ロックバンドの70年3rd。KING CRIMSONからRobert Frippがゲスト参加した本作は、次作以降飛躍していく彼らの勢いを感じさせる重要作であり、ロックのダイナミズムとアヴァンギャルド性が同居した傑作となっています。Peter Hammillの描く世界観も非常に内省的なものやダークな色合いを放っており、彼らの個性が一気に花開いた個性的な1枚です。