MAGENTAのリーダー、ROB REEDによるサイド・プロジェクト12年作。女性ヴォーカルをフィーチャーして壮大に繰り広げられるケルティック・シンフォで、STEVE HACKETTのギターの他にもMEL COLINS、FRANCIS DUNNERYなどが参加し、作品世界を彩っています。
再結成グリーンスレイドへの参加でも知られるJOHN YOUNGによるプログレ・バンド、13年デビュー作。ゆったりと伸びやかなメロディと、ジェントルかつ明朗なヴォーカルが織りなすスケールの大きなメロディアス・プログレ。ハケットの叙情味溢れるギタープレイが相性抜群!
イタリアのグループにも参加!サックスがリードするジャズ・ロックから泣きのシンフォまで、全編清涼感に満ちた叙情アンサンブルが素晴らしい一枚。ハケットは、アコギ小曲を担当。リリシズム溢れるサウンドを提供しています。
こちらもイタリアの新鋭12年作。ジェネシス直系のファンタスティックさとELPのテクニカルな疾走感を合わせ待つキーボード・サウンドを中心としたシンフォ・アンサンブルが持ち味。ハケットの他にもリチャード・シンクレア、デヴィッド・ジャクソンらが参加!
なんとオランダのバンドにも参加。一曲のみながら、彼の近作で聴けるブレイク・ビーツ調のリズム、オーケストラ、そしてロングトーンのソロと、彼の持ち味を詰め込んだかのようなサウンドを展開。
幾度も共演しているハンガリーの新鋭エスノ・ジャズ・ロック・バンドDJABEとの11-12年のライヴ作品。GENESISナンバーにて共演を果たしています。このジャジーな「LOS ENDOS」、痺れるカッコよさ!
多くのGENESISフォロワーを抱える現イタリアでも屈指のクオリティで聴かせる人気グループですね。ハケットの1stに収録「The Hermit」のカバーにてご本人が幻惑のギターを披露しており聴き所です。
まるでAREAのようなテンションのアヴァン・プログレとGENESIS的シンフォ要素を兼ね備えたイタリアの好グループ。イタリア叙情ほとばしるラストナンバーにて、近年でも屈指の名演を聴かせてくれていて、ハケットファンなら絶対聴き逃がせません!
再結成グリーンスレイドへの参加でも知られるキーボーディストJOHN YOUNG、ハケット・バンドのメンバーであり80年代に一世を風靡したカジャグーグーのメンバーとして知られるベテランベーシストNICK BEGGSらによる、英国出身バンドによる13年デビュー作。シャープかつしなやかなリズム隊、クリアかつ艷やかなトーンで清涼感いっぱいに広がるシンセ、英国らしい叙情がこぼれ落ちるような繊細なピアノ、そして、アンディ・ラティマー並みに甘く伸びやかなギター。ゆったりと伸びやかにメロディが奏でられるスケールの大きなメロディアス・プログレが印象的です。ジェントルかつ明朗で聴き心地の良いメイン・ヴォーカルとそれを柔らかく支えるハーモニーも絶品。叙情味溢れるSTEVE HACKETTのギター、格調高く舞うTHIJS VAN LEERのフルートなど豪華ゲストの演奏も聴き逃せないポイントです。ジェネシスを受け継ぐ古式ゆかしきファンタジックなシンフォ・サウンドと、IQを始めとするネオ・プログレ特有の爽やかなメロディアスさを絶妙にブレンドした音楽性で聴かせる力作!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
元GENESISのギタリストで、現在に至るまでプログレッシヴ・ロック・シーンの中心的存在として活躍を続けるSteve Hackettが、幾度となく共演を果たすハンガリーのエスノ・ジャズ・ロック・バンドDJABEと共に行った11年/12年のライヴを収録。DJABEの楽曲に、「Horizons」「Ace of Wands」「Last Train To Istanbul」 「In That Quiet Earth」 「Firth Of Fifth」「Los Endos」などハケットの名演が詰まったナンバーを織り交ぜたセットリストで、彼のソロやジェネシス・ナンバーを、忠実ながらもややエスニックなタッチでテクニカルに綴っていく演奏は非常に新鮮です。ハケットは、自身のソロパートで変わらずの衰えることのない素晴らしいプレイを聴かせてくれています。ハケット自身が率いるGENESIS REVISITEDとはまた一味違う魅力が楽しめる好ライヴ作品です。
イタリア北西部はトリノ出身のKey奏者Nico Comoglioを中心に90年代はじめに結成されたグループ。92年と93年にアルバムをリリースした後、いったん解散し、2010年に再結成。再結成後にリリースした3枚のアルバムに続く通算では6枚目となる2016年作。のっけから、変拍子ばりばりのテンションみなぎるリズム、アレアばりにエキゾチックにウネリをあげるキーボードによるチェンバー・ロック的なサウンドにびっくり!といっても、アヴァンギャルド一辺倒ではなく、ジェネシスなど70年代シンフォニック・ロックのエッセンスもにじませるのが凄いところで、まるでジェネシスをダンサンブルにして倍速にしたようなパートなど、圧倒的な切れ味で聴き手を飲み込みます。気品たっぷりのアコギ爪弾きや格調高いピアノをフィーチャーしてクラシカルに聞かせたり、でも、その裏のベースはジャジーだったり、地中海〜北アフリカ的なエキゾチックなパーカッションをフィーチャーしたり、表現力は特筆。アレアやP.F.M.のDNAを受け継ぐ地中海プログレと言えるでしょう。情感たっぷりでうっとりするほどの美しい歌声を持つヴォーカルもまた特筆。これはずばり傑作です。
現イタリアのジェネシス系シンフォ・バンドの筆頭格と言える彼らの17年作7th。霧の中から立ち上がってくるようなメロトロンとオルガンが幻想的に揺らめき、相変わらずのピーガブそっくりのヴォーカルが耽美にメロディを歌い上げ、ギターは往年のハケットのプレイをなぞるかのようにデリケートな美旋律を紡ぎ出します。折り重なる柔らかなシンセのトーンも美しく、従来にも増して70年代憧憬のヴィンテージ感が強まっている印象。とは言え他の多くのジェネシス系バンドのように大仰には展開することはなく、3〜7分台の楽曲にドラマ性とポップな聴きやすさを詰め込んだWATCHならではのセンスが光っています。そしてスティーヴ・ハケットの1st収録「THE HERMIT」のカバーには、ハケット本人がゲスト参加!古楽器のような典雅な調べを鳴らす12弦ギターでロマンティックに楽曲を彩っており好演を披露。シンフォニック・ロック然とした長尺ナンバーで聴かせることが多いジェネシス憧憬の新鋭とは一線を画する、よく練り上げられた無駄のない構成でスタイリッシュに聴かせてくれる力作です。