ビートルズの最高傑作と言えば? 一番好きなアルバムは?
となると、なかなか一つに絞れませんが、ロックの進化において最も影響を与えた作品と言えば『サージェント・ペパーズ〜』でオーケーではないでしょうか。
『サージェント・ペパーズ〜』影響化で、60年代末には英国で数多くのサイケ・ポップが生まれました。
そちらは、このジュークボックスをご覧頂くとして、
・レイト60sサイケ・ポップのマジカルでドリーミーな世界☆
http://kakereco.com/kakereco_jukebox.php?id=47
・世界の「サージェント・ペパーズ」フォロワー特集〜アメリカ産サイケ・ポップ・セレクション
http://kakereco.com/kakereco_jukebox.php?id=239
ユーロにもまばゆいサイケ・ポップがたくさんございます。
是非、探求ください!
ポール・マッカートニー、ゾンビーズのコリン・ブランストーン、ホリーズのグレアム・ナッシュがトリオを組んで、ジョージ・マーティンがプロデュースしたようなグループをデンマークで発見っ!
ホリーズやゾンビーズの甘さ、キンクスの哀愁、ジェフ・リンに通じるクラシカルな気品をブレンドしちゃったようなスウェーデンの『サージェント・ペパーズ』と言える名作!ジャケがもっとカラフルだったならなぁ。
卑猥なマネキン・ジャケにして、この気品と実験精神に満ちたサイケ・ポップ!ジャーマンならではの幻想美もあって、こんなマジカル・ミステリーなサイケ・ポップがドイツにもあったのね!
イタリアの70年代初期にこんなサイケでグルーヴィーですこぶるキャッチーな盤があったとは!ファズ・ギターとオルガンが渦巻いてるけど、混沌としてなくて洗練されてて、センス抜群!
67年のノルウェーにこれほどまでのサイケ・ポップ/アート・ロック傑作が生まれていたとは。あのテリエ・リピダルが在籍で、ジェフ・ベックばりに尖ったギターを炸裂させてるし、トラフィックや米BS&Tの1stに負けない素晴らしさ!
これは久々に痺れました!スペイン・ジャズ・ロックの重鎮たちが72年に産み落とした全曲ビートルズのカバー・アルバム。イージーリスニングな感じは微塵もなく強烈な躍動感とキラメキ!カケレコが自信を持ってオススメします!!
スペインのビートルズと異名を取るLOS BRINCOSがロンドンはアビーロードやオリンピック・スタジオで録音した68年作。キンクスやザ・フーやバーズのファンはとにかく必聴の美メロ満載の傑作!
ディープに英サイケ・ポップを探求したって? なら、これはどうだ!ちょっと反則技だけど、ハンガリーのグループがDECCAスタジオで録音し英のみでリリースされた作品!レイト60sファン必聴ですよ!
76年なんで『サージェント・ペパーズ』影響化ではありませんが、イタリアの地でこんなにもポップでルーラルな愛すべき作品が生まれていたことにマジカル・ミステリーな逸品!
イタリアにももちろん『サージェント・ペパーズ』の波が押し寄せていますが、この作品なんか、ジャケのカラフル度世界一!?音も『オデッセイ&オラクル』のように品があってマジカル☆
72年にドイツVERTIGOからリリースされた傑作2nd『IMPRESSIONS ON READING ALDOUS HUXLEY』で知られるジャーマン・サイケ・グループ。Dicky Tarrach(ex.RATTLES)、Herb Geller(ex.CLIFFORD BROWN GROUP)といった多国籍なメンバー構成。本作は、70年にPOLYDORからリリースされた彼らのデビュー作。実験的でアヴァンギャルドな印象の強い2ndからも随所で垣間見ることのできる、彼らの非凡な「ポップ・センス」が全面に押し出されたサイケ・ポップ作。華やかなホーン・アレンジ、美しいハーモニー、奇跡的なメロディ、そしてジャーマンならではの悪戯っぽい実験/ユーモアと、凝った音響処理。時代的にはちょっと前後しますが、「英米のサイケ・ポップなんかに負けらんねえぞ」といった挑発的な姿勢が、サウンドにもジャケットにも顕れているような気がします。ジャーマン・サイケの印象を覆すとも言える、ハイクオリティなサイケ「ポップ」作。
イタリアを代表するプログレッシヴ・ロック・バンド、レ・オルメの記念すべき1stアルバム。68年発表。ビートルズ「Sgt. Peppar's〜」をはじめとした英国サイケデリック・ポップからの影響が感じられつつも、いかにもイタリア的な叙情的なメロディーが絶品。バンドの才能の豊かさがサウンドの隅々に滲み出た好盤。
スペインのビートルズ、LOS BRINCOSがラリー・ペイジに導かれてロンドンに渡り、アビーロードやオリンピック・スタジオで67年に録音し、68年にリリースされた3rdアルバム。ジャケットからしてサイケ・ポップ臭ぷんぷんですが、サウンドもそのイメージ通り!キンクスに通じる哀愁いっぱいのグッとくるメロディ、バーズを彷彿させるたゆたうハーモニー、メロウなフォーク・ロックをベースに管弦楽器やハープシコードがサイケに彩る瑞々しいアレンジ。それにしてもスペイン語で歌われるヴォーカル&メロディが良くって、ちょっと今、4曲目を聴いていて泣きそうです。このマイナー調のメロディは日本人の琴線にビンビン触れること間違いなし。メロディは綺麗なのに、演奏はザ・フーばりにドライヴ感があるし、うん、「Kids Are Alright」みたいで最高!いや〜、次々と溢れる極上のメロディ。ペルーのビートルズと言われるウィ・オール・トゥゲザーにも負けないメロディ・センス。これは素晴らしい名作です。レイト60sの英サイケ・ポップのファンはとにかく必聴!レコメンド!
ボーナス・トラックとしてシングルA/B面曲を多数収録した全26曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
後にBARCELONA TRACTION〜MUSICA URBANAとスパニッシュ・ジャズ・ロックを代表するグループで活躍する名Key奏者Lucky Guriと70年代初期のスパニッシュ・ジャズ・ロック・シーンを代表するグループMAQUINA!のサックス奏者Peter Roarを中心に、言わずとしれたICEBERGの名ギタリストMax Sunyerや、MAQUINA!のリズム隊が参加したスーパー・グループ。72年作の全曲ビートルズ・カバー・アルバム。もう、このレビュー書きながら、興奮しています!2曲目の「Strawberry Fields Forever」で泣きそうです。イージーリスニングな感じは微塵もなく、サイケ・ポップのカラフル感を残しつつ、ロック的シャープさとオシャレな洗練とが同居した最高にカッコ良くワクワク感溢れるサウンドを聴かせています。シャープでタイトな音色と手数多いフレージングがカッコ良すぎるドラムを中心に、ピアノとサックスが時にどっしりと時に軽やかに躍動し、NUCLEUS時代のChris Speddingを彷彿とさせるセンス溢れるMax Sunyerが脇を固めます。このキラメキが伝わるでしょうか。カケレコが自信を持ってオススメする大傑作!ビートルズ・ファンもサイケ・ポップ・ファンもニッチ・ポップ・ファンもジャズ・ロック・ファンもカンタベリー・ファンも全員必聴!
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