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2014年総まとめ「カケレコが選ぶプログレ/ロック新譜・リイシュー盤 2014」

こんにちは、カケレコ店長の田中です。

今年ももうあと3日です。
カケレコ的2014年総括として、2014年に発売されたCDの中から、ベストセラー盤をピックアップしつつ、いくつかのテーマに分けながら、1年間のプログレ/オールド・ロック・シーンを振り返ってまいりましょう。

年末年始休みのロック探求の参考に少しでもなれれば幸いです。

まずは、カケレコで今最も熱いジャンル「プログレ新鋭」カテゴリーを見てまいりましょう。

今年光ったのがロシアのプログレ・シーン。ウクライナ問題やルーブル暴落など、政治・経済的には危機の状態にあるロシアですが、プログレ・シーンは大きく盛り上がりました。

2015年も変わらず優れたグループ&作品が生まれることを願うばかりです。

ロシア・プログレ新鋭

ベストセラーの3枚をピックアップいたしますよ~。

【ロシア新鋭 ベストセラーランキング1位】LITTLE TRAGEDIES/AT NIGHTS

本格的な音楽教育を受け、交響曲も書けるほどにクラシックに精通したKey奏者&コンポーザーのGennady Ilyinを中心に、ロシア南西部のウクライナ国境に近い町クルスクで結成された新鋭プログレ・グループ。

EL&Pをモダンなヘヴィネスでアップデートしたような重厚極まる「動」のパートと、対照的にエニドばりにクラシカルでロマンティックな「静」のパートが鮮やかな対比したドラマティック極まる渾身の2014年大傑作!

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LITTLE TRAGEDIESストーリー&2014年の最高傑作『AT NIGHTS』

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あのチャイコフスキーも輩出したサンクトペテルブルク音楽院出身で、作曲家/Key奏者のGennady Ilyinにより94年に結成された、90年代以降のロシア・プログレを牽引するグループ、LITTLE TRAGEDIESを特集!

【ロシア新鋭 ベストセラーランキング2位】INNER DRIVE/OASIS

ずばりLITTLE TRAGEDIESやLOST WORLDに比肩する、ロシア注目の新鋭、鮮烈な2014年デビュー作!

ベテランで言えばハンガリーのAFTER CRYINGにも肩を並べるクラシカルなシンフォを聴かせますよ~。

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【ロシア新鋭 ベストセラーランキング3位】GROUP 309/KEEPER OF AN HOURGLASS

2011年のデビュー作もヴィンテージなプログレ・ファン歓喜の傑作でしたが、この2014年作2ndもジェネシスやイエスやEL&PのDNAを継ぎつつ、モダンなヘヴィネスで躍動する傑作。

ロシアが誇る二大プログレ新鋭バンド、LOST WORLD、LITTLE TRAGEDIESに割って入る実力を持った注目のグループ!

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ロシアが誇るプログレ新鋭バンドLOST WORLDは、廃盤だった06年の傑作が、2014年新たにリイシューされましたね!


【アーティスト・インタビュー】LOST WORLD BAND

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キング・クリムゾンからの影響が感じられる硬質でアグレッシヴなサウンドをベースに、クラシカルなヴァイオリンやフルートが疾走するテクニカル・アンサンブルが痛快な、現在最も注目すべき新鋭の一つですLOST WORLDの魅力に迫るインタビュー!


ロシア・プログレ新鋭特集!

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LITTLE TRAGEDIESとLOST WORLDを双頭に、豊かなクラシック音楽の土壌に根ざしたダイナミックかつ格調高いプログレ・グループが続々と登場しているロシアのプログレ新鋭シーンを特集!

90年代以降のプログレ新鋭シーンの幕を開けたバンドといえば、北欧はスウェーデンのアネクドテン。

アネクドテン、それに続くアングラガルドの2大バンドが築いた土壌のもと、00年代に入ってもムーン・サファリをはじめ、数多くのバンドが登場しています。2014年に発売された中で人気だった作品を3枚ピックアップいたしましょう。

北欧プログレ新鋭

FREDDE GREDDE/BRIGHTER SKIES

スウェーデン出身のFredrik Larssonによるソロ・プロジェクト。2014年作の2nd。

ドラムがサポートしている以外は、キーボード、ギター、ヴォーカルなどすべての演奏をおこなうマルチ・プレイヤー&コンポーザーで、あのムーン・サファリに一人で対抗できる、と言っちゃっても過言ではないかも!?

オープニング・ナンバーからもうあまりにファンタスティックなシンフォニック・ロックに感動しっぱなし!

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INTROITUS/ANIMA

キーボード奏者でコンポーザーのMats Benderを中心に、妻のAnna Jobs Bender(リードVo)、息子のMattias Bender(ドラム&バッキングVo)、娘のJohanna Bender(バッキングVo)を配した、Benderファミリーを中心とするスウェーデンのシンフォニック・ロック・グループ。2014年作の3rd。

北欧らしいヒンヤリと透明感あるシンフォニック・サウンドに、女性ヴォーカルとメランコリックなメロディが美しく映える北欧シンフォの快作!

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HIDDEN LANDS/LYCKSALIGHETENS O

2012年に結成され同年にデビューしたスウェーデンの新鋭プログレ・バンド。2014年作2nd。

ツインKey編成の5人組だったデビュー作からKey奏者一人が抜け、4人組となって制作。12分を超えるオープニング・ナンバーなど、柔和で幻想的だったデビュー作と比べ、演奏は洗練されてソリッドになり、音のみずみずしさと艶もまし、モダンなプログレとしてのダイナミズムがグッと増した印象。

これは素晴らしい作品!

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新旧「ジェネシス・フォロワー」特集

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ジェネシスをスタートに、彼らから影響が色濃い繊細なサウンドを持った世界の新旧ジェネシス・フォロワーの名作を聴いてまいりましょう。

ロシアとともにここ最近シーンが盛り上がっているのがオランダ。

特にCHRISのイマジネーションたるや、凄まじい!

オランダ

CHRIS/BLACK CODEX: EPISODES 1 – 13

オランダのマルチ・ミュージシャンChristian Bruinによる一人プロジェクト。

1年間に渡って展開する大河ドラマならぬ大河ミュージックの第一弾。

光景が眼前に迫ってくるような、躍動感みなぎるイマジナティブなサウンドは彼の真骨頂。

これはファンタスティック・プログレの傑作!

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【アーティスト・インタビュー】 オランダのシンフォ新鋭プロジェクトCHRISのブレーンChristiaan Bruin

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注目のプログレ新鋭の魅力に迫る「アーティスト・インタビュー」企画。近年続々とメロディアスな名作がリリースされているオランダのプログレ・シーンの中でも特にその才能に注目が集まるコンポーザー&マルチ・インストゥルメンタル奏者のCHRISことChristiaan Bruinにインタビュー。


ダッチ・プログレ特集 ~ 商業の合理主義とプロテスタンティズムの敬虔主義とが息づく【オランダ】生まれのプログレ名品セレクション

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オランダならではの端正でいて素朴な人情味にも溢れたメロディアスなプログレッシヴ・ロック名作をセレクトいたしましょう。フォーカスの他にも愛すべきグループがたくさん居ますね。

SILHOUETTE/BEYOND THE SEVENTH WAVE

カケレコ月間ベストセラーになるなど出世作となった前作に続く2014年作4thが登場!

前作で極めたキャメル系シンフォ・サウンドに、モダンなエッジとダイナミズムが加わり、ドラマティックさを増したダッチ・シンフォ快作!

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往年のプログレのDNAというと、ジェネシス系、キャメル系、クリムゾン系がポピュラーでしたが、最近、ピンク・フロイドのDNAを継ぐバンドが登場してきていますね。

昨年はノルウェーのAIRBAGが人気でしたが、今年人気だったのがこちら。

ピンク・フロイド系プログレ新鋭

A SECRET RIVER/COLOURS OF SOLITUDE

ずばり「ピンク・フロイドのメランコリーと音響感覚 meets ジェネシスの幻想美」。

モダンな音響センスを持ったSSWのバックを、ヴィンテージなプログレ新鋭バンドがサポートして幻想美を加えた、というようなスウェーデン新鋭、2014年デビュー作!

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ピンク・フロイド系の新鋭プログレといえば、ポーランドのLYNXレーベル所属のバンドも注目。LYNXレーベルを代表するバンドMILLENIUMの2014年作も人気です。

MILLENIUM/IN SEARCH OF THE PERFECT MELODY

オープニングを飾る19分を超えるナンバーは、ベートーヴェンやワーグナーなど偉大なる作曲家へのオマージュであるとともに、ジェネシス「サパーズ・レディ」やピンク・フロイド「エコーズ」など偉大なるプログレ名曲へと捧げられた大曲!

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ポーランドのプログレ新鋭シーンについては、日本のプログレ新鋭ミュージシャンnetherland dwarfによる記事も要チェック。


netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第3回 GRENDEL / The Helpless (Poland / 2008)

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「ミュージシャンの視点からプログレッシブ・ロック作品を捉える」ことをコンセプトに、同じ時代を生きる世界中の素晴らしいプログレッシブ・ロックアーティストたちの作品を幅広く紹介するコラム。担当は、MUSEAからデビューした日本のアーティストnetherland dwarf!

カンタベリーのDNAを継ぐポップ・ロックなグループも注目ですね。

SYD ARTHURの2014年作も人気でしたが、カケレコで一番人気だったのがこれ!

カンタベリー系ポップ・ロック新鋭

SCHNAUSER/PROTEIN FOR EVERYONE

スタックリッジ meets カンタベリーな新鋭がイギリスから登場!

この2014年作、ニッチ・ポップとカンタベリー・ミュージックのファンならド直球ですよ~。

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スウェーデンとともに90年代のプログレシーンを牽引したイタリアをはじめ、北米、南米からも名作が生まれました。

その他、プログレ新鋭

【イタリア・プログレ新鋭】FABIO ZUFFANTI/LA QUARTA VITTIMA

FINISTERRE、LA MASCHERA DI CERA、HOSTSONATENを率いて次々にプログレ傑作を生み出した90年代以降を代表する奇才ファビオ・ズッファンティが2014年、活動20周年の集大成としてリリースしたモダン・プログレ大傑作ソロ!

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HOSTSONATEN、FINISTERRE、LA MASCHERA DI CERAなど、天才Fabio Zuffanti関連作特集!

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HOSTSONATEN、FINISTERRE、LA MASCHERA DI CERAを率いて次々の傑作をリリース。90年代以降のイタリアン・ロック・シーンを牽引する天才と言って過言ではないFabio Zuffanti関連作を特集!

【カナダ産プログレ新鋭】DRUCKFARBEN/SECOND SOUND

イエス、ジェントル・ジャイアント、カンサスが好き?でしたら、このカナダの新鋭はやばいですよ~。北米らしい爽快&痛快なプログレ・ハード快作!

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イエスのDNAを継ぐキャッチーなプログレ新鋭特集!

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ハイ・トーンのヴォーカルとヌケの良いコーラス・ワーク、そして、突き抜けるように躍動感いっぱいのアンサンブル。そんなイエスのDNAを継ぐ00年代以降の世界各国のプログレ作品をセレクト!

【ブラジル産プログレ新鋭】BRUNO MANSINI/DREAMS FROM THE EARTH

ずばり、ブラジルからのMOON SAFARIへの回答!

透明感あるヴォーカルと美しいメロディ、そしてムーグとギターによるめくるめくドラマティックなアンサンブル。激レコメンドですよ~。

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BRUNO MANSINI『DREAMS FROM THE EARTH』から巡る世界のプログレ探求紀行

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新鋭プログレ部門で今ホットな作品の一つ、南米ブラジルの新鋭プログレ作品『BRUNO MANSINI/DREAMS FROM THE EARTH』を出発点に、世界のプログレを巡ってまいりましょう。

他にもプレグレ新鋭カテゴリーには注目作品がいっぱいあって、どれも紹介したいのですが、記事があまりに長くなってしまうので、ここまで。続きはこちらの記事を是非ご覧ください。


2014年プログレ/シンフォ注目の新譜特集【新鋭編】

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90年代以降にプログレ新鋭シーンが盛り上がり、00年代に入っても注目の作品が続々とリリースされています。その勢い衰えず、次々と優れたプログレ新譜が届く2014年。入荷した注目作をピックアップいたしましょう。

ジャズ・ロック/アヴァンギャルドの新鋭シーンも、シンフォニック・ロックに負けじと盛り上がっていますね。

『ROCK in OPPOSITION JAPAN 2014』も11月に開催されましたし、2015年も要注目でしょう。

ベストセラーはこちら!

ジャズ・ロック/アヴァンギャルド新鋭

FACTOR BURZACO/3

アルゼンチンが誇る新鋭チェンバー・ロック・バンドと言えば?SLAPP HAPPYやCOSのファンにはたまらない女性ヴォーカルのコケティッシュ声炸裂!

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2014年プログレ注目の新譜特集【ジャズ・ロック/チェンバー・ロック/アヴァン・ロック編】

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00年代に入ってジャズ・ロック/チェンバー・ロック/アヴァン・ロックの充実ぶりが凄い!ということで、ユーロ各国から北米、南米まで、世界中から届くジャズ・ロック/チェンバー・ロック/アヴァン・ロックの2014年新譜をピックアップ!

新鋭に負けじと、往年のプログレ名バンドからも新譜が届きました。

往年のプログレ名バンドによる2014年新譜

AMENOPHIS/TIME

巧みなリズム・チェンジによって場面を切り替えながら、映像喚起的にストーリーを紡ぐアンサンブルはずばりキャメル『スノーグース』直系!80年代に叙情派シンフォ名作を残したグループによる復活の2014年作!

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2014年プログレ/シンフォ注目の新譜特集【ベテラン編】

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70年代に活躍した往年のプログレ・ミュージシャン達による2014年の新譜を特集!

さぁ、ここからはリイシュー盤をピックアップしてまいりましょう。

プログレ系のリイシュー・レーベルで一番人気なのがFLAWED GEMSですが、その中でも断トツのベストセラーだったのがこの作品。

MICHAEL QUATRO/IN COLLABORATION WITH THE GODS

スージー・クアトロのお兄さんって、こんなにも素晴らしいキーボード奏者だったのか。この75年作は、トレース『鳥人王国』あたりと並び称されるべきクラシカルなキーボード・プログレ逸品ですよ!

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FLAWED GEMSレーベルのリイシュー盤のリストはこちら!

FLAWED GEMSレーベルCDリスト【人気順】

今年は、旧ユーゴなど東欧のプログレの名作が多数リイシューされて盛り上がりました。カケレコのWebマガジンでも積極的に取り上げてまいりましたので、あらためてチェック是非。

東欧プログレ

【東欧プログレ】SMAK/SMAK

こ、これは旧ユーゴ屈指のプログレ傑作ですよ。

蘭トレースの端正さと伊レ・オルメのほの暗い叙情美やヘヴィネスを合わせつつ、奇天烈さや熱気、東欧ならではの哀感も混ぜ込んだアンサンブルはプログレ・ファンは歓喜すること間違いなし!

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SMAK『SMAK』 ~旧ユーゴ屈指のグループによる75年デビュー作~ ユーロ・ロック周遊日記

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旧ユーゴを代表するプログレ・グループの一つ、SMAKの75年のデビュー作『SMAK』をピックアップ!

【東欧プログレ】IZVIR/IZVIR

こ、この1曲目、ずばり旧ユーゴからのフランスATOLLへの回答!

シャープなリズム隊、壮麗なキーボード、音響センス抜群なギター、そして、スロヴェニア語のセンチメンタル&ドラマティックなヴォーカル。

ジャケは残念ですが、サウンドはグレイト!

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旧ユーゴの首都ベオグラードで生まれたセルビアン・プログレ特集

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旧ユーゴはセルビアのベオグラード出身のプログレ/ハード・ロック・バンドの作品をピックアップ。


SYNKOPY & OLDRICH VESELYによる東欧プログレの傑作『SLUNECNI HODINY』

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全編に渡って荘厳に響き渡るOldrich Veslyによるムーグ・シンセ。そして、スラヴ的な哀感たっぷりのメロディとヴォーカル。東欧を代表する傑作のみならず、チェコはボヘミア地方の出自を持つ彼らだからこそ出せた濃厚なサウンドを持つユーロ屈指と言えるシンフォニック・ロック傑作。

ユーロ・ロックのリイシュー盤でベストセラーだったのがスペインのCAI。

イタリアのPIERSALIS、フランスのIRISも大人気でした。

ユーロ・ロック・リイシュー盤

CAI/MAS ALLA DE NUESTRAS MENTES DIMINUTAS

これぞスパニッシュ・プログレ!シンフォニック・ロックに、フラメンコなどアンダルシアの民族音楽、そしてフュージョンが融合したサウンドはかなりの完成度ですよ~。

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PIERSALIS/PLANCTON

イ・プーの「愛」を「郷愁」に変えたようなサウンドからはリリシズムが溢れんばかり。

サルディニア島出身、GRUPPO 2001のリーダーによる愛すべき74年作ソロ。

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IRIS/LITANIES

フランス印象派サイケ・ポップ!?

初期ピンク・フロイドからの影響とともに、ドビュッシーやバッハなどクラシックの素養を練り込んだ愛すべきフランチ・ロックの逸品。

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リイシュー盤と言えば、韓国のBIG PINKレーベルも相変わらず勢いがあって、毎月、驚きのニッチ&ディープ盤を多数リイシューしてくれましたね。

ベストセラーのNo1、No2はこちら!

韓国BIG PINKレーベル

HENRY McCULLOUGH/MIND YOUR OWN BUSINESS

リーダーは、ウィングスで「My Love」の名ソロを残した名ギタリストで、バックは、グリース・バンド + フランキー・ミラー・バンド!

そりゃ、英スワンプ屈指の大傑作になるにきまってるでしょ!

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Henry McCullough特集 - MEET THE SONGS 第66回

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グリース・バンドやウィングスでお馴染みの名ギタリスト、Henry McCulloughを特集!

CHRISTOPHER KEARNEY/CHRISTOPHER KEARNEY

このカナダのSSW、THE BANDをはじめ、GREASE BANDやHENRY McCULLOUGHやBRONCOやFRANKIE MILLERあたりのサウンドが好きならグッとくること間違いなし。

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BIG PINKというとSSWやルーツ・ロック作品がメインでしたが、今年はビートリッシュなニッチ・ポップのリイシューも印象的でした。

韓国BIG PINKレーベル【ニッチ・ポップ編】

NO DICE/NO DICE

ポール・マッカートニー~ピート・ハムの系譜にあるエネルギッシュなヴォーカルと甘くキャッチーなメロディがたまらない!

アビーロードなどで録音され、77年にEMIよりリリースされたニッチなパワー・ポップ名品!

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WHITE DUCK/WHITE DUCK

ポール・マッカートニー風というとエミット・ローズみたいなポップな作風が多いですが、これは「Maybe I’m Amazed」タイプのロックなポール直系で、ウィングスのファンはたまらないだろうなぁ。

ナッシュビルからのウィングスへの回答!

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韓国の紙ジャケ・レーベルといえば、BELLA TERRAレーベルも枚数は少ないものの注目盤が多数ございます。

今年リイシューされたこの作品は人気でしたよ~。

MIKE HUGG/SOMEWHERE

かな~り過小評価されているミュージシャンだなぁ。霧の向こうから聞こえてくるようなファンタスティックな佳曲ぞろいで、もうニッチ・ポップのファンは必聴と断言!

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MIKE HUGG『Somewhere』『Stress & Strain』- MEET THE SONGS 第93回

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過小評価されている英国のソングライター&ヴォーカリストの一人と言えるでしょう。MANFRED MANNで活躍したMike Huggの72年作1stソロ『Somewhere』と73年作2ndソロ『Stress & Strain』をピックアップ!

いかがでしたか?

2014年のロック探求の日々はワクワクでいっぱいでしたか?

まだまだ残り3日間ございますので、聴き逃したCD、気になるCDがございましたら、是非ゲットして、年末年始のロック探求をお楽しみください。

2014年の1年間の変わらぬご愛顧、ただただ感謝申し上げます。

2015年もお客様のロック探求のワクワクの最良のパートナーとなるべく、品揃え、サービスの両面を磨いていければと思いますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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カケレコが選ぶプログレ/ロック新譜・リイシュー盤 2014

  • LOST WORLD BAND(LOST WORLD) / AWAKENING OF THE ELEMENTS

    06年リリースの2nd、圧倒的なダイナミズムを持った驚異のロシア産シンフォ・プログレ!

    ロシアのグループ、06年作2nd。テクニカルかつ流麗なギターと、緊張感と叙情性を巧みに使い分けるヴァイオリン&フルートをフィーチャーした壮大なシンフォ・プログレ。とにかくすべてのパートがテクニック抜群。演奏の強度が半端ではなく、「動」と「静」の振れ幅がとんでもないことになっています。複雑なリズムを刻むスリリングなギターと狂気をはらんだ鋭角なヴァイオリンが襲いかかったと思えば、メロディアスなフルートが軽やかに飛翔する。圧倒的なダイナミズム。シンフォ・プログレの傑作。

  • IRIS / LITANIES

    ドイツとスイスの国境近くの町モンペリアル出身のフレンチ・アート・ロック/サイケ・ポップ/プログレ・バンド、72年の唯一作

    ドイツとスイスとの国境近くにあるフランス東部にある町モンベリアルにて1970年に結成されたグループ。72年の唯一作。ビートルズなど英ビート・ポップのほか、米西海岸のサイケデリック・ロック・ムーヴメントや、バッハ/ベートーヴェン/ドビュッシーなどクラシックの影響の元でサウンドが練られたようで、なるほど、シド・バレット期のピンク・フロイドをアンニュイにして、バロック調のオルガンを入れ、英アンダーグラウンド・サイケのジュライのようなローファイ感もまぶしたような、そんな印象派サイケ・ポップと言えるような、もやに包まれたサウンドが印象的です。ファルセットを中心としたナイーヴなフランス語によるヴォーカルと幻想性たっぷりな多声コーラスも素晴らしい。ベースがゴリゴリと走るハードな曲は、英クレシダやグレイシャスあたりも頭に浮かびます。フランスの片田舎らしい、神聖ローマ帝国の伯領時代の面影が残るような、気品と優美さに包まれた愛らしい名品です。

  • HENRY McCULLOUGH / MIND YOUR OWN BUSINESS

    ウィングスでお馴染みの名ギタリスト、ジョージ・ハリスンのDARK HORSEよりリリースされた75年作1stソロ、英スワンプ/パブ・ロック屈指の大傑作!

    ジョー・コッカーのサポートとしてウッドストックにも参加したグリース・バンドや、ポールのウィングス(「My Love」の名ソロ!)への参加でロック・ファンにお馴染みの名ギタリスト、75年にダークホースよりリリースされた1stソロ。バックにはグリース・バンドのメンバー全員をはじめ、いぶし銀のKey奏者ミック・ウィーヴァーやフランキー・ミラー(最終曲のみ)が参加。オープニング・ナンバーから、タイト&ルーズなリズム隊、ルーラルなリズム・ギター、コロコロと転がるピアノがグッとくるアーシー&グルーヴィーな英スワンプが炸裂!鼻にかかったゆる〜いヴォーカルも味わい深くなんとも最高!同郷でバンドも一緒にやっていたアーニー・グレアムも彷彿させます。キレ味鋭くもリリカルなオブリガード、尖ったトーンながら柔らかにたゆたうソロもまた絶品。2曲目以降も、むせぶハモンドに「My Love」を彷彿させる繊細なトーンのギターがエモーションを放つメロウなバラード、ピースフルかつ英国的陰影もたっぷりなレゲエ・ロック、ご機嫌にドライヴするパブ・ロック、フィドルが郷愁を誘うカントリー・ロックなど、ルーツ・フレイヴァーと英国ならではの叙情が溢れる佳曲がずらり。英スワンプ、パブ・ロックのファンは心揺さぶられること間違いなしな大傑作!

  • MICHAEL QUATRO / IN COLLABORATION WITH THE GODS

    トレース『鳥人王国』あたりと並び称されるべきクラシカルなキーボード・プログレ逸品、75年作3rd

    スージー・クアトロの兄弟であり、70年から84年にかけて7枚のアルバムをリリースしヒットさせたミュージシャンであり、若き日はデトロイト・シンフォニー・オーケストラでピアノも弾いたという経歴を持つ名キーボード奏者。75年作の3rd。ロック的ダイナミズムみなぎるリズム隊の上で、クラシカルなピアノが軽やかに艶やかに奏でられるパートは、トレースのファンは歓喜間違いなし。ギターも特筆で、タメの効いたメロディアスなリードからキーボードとのユニゾンによるクラシカルなオブリガードまで魅力的です。ここぞではメロトロンも豪快に鳴らされるし、クラシカルなキーボード・プログレのファンは間違いなく気に入るでしょう。ジャケットからはクラシカルなテイストはまったくありませんが、サウンドは、トレース『鳥人王国』あたりと比すべき名作です。

  • BRUNO MANSINI / DREAMS FROM THE EARTH

    ムーン・サファリへのブラジルからの回答!と言える、透明感ある美メロとアンサンブルが光る2013年の驚きのデビュー作

    ブラジルはサンパウロ出身のコンポーザー&マルチ・インストゥルメンタル奏者。2013年デビュー作。煌びやかなトーンで荘厳に鳴り響くキーボードとたおやかなアコギによるバッキング、その上で流麗なメロディを紡ぐムーグ・シンセ、精緻なタッチで伸びやかなメロディを奏でるギター、心にスッと入り込む透明感あるヴォーカルと豊かなコーラス・ワーク、美しくキャッチーなメロディ・ライン。オープニング・ナンバーを聴いて、ムーン・サファリが頭に浮かびました。ムーン・サファリのKey奏者/VoのSimon Akessonに曲調・声質ともによく似ている気がします。クイーンばりのコーラス・ワークから、ムーグとエレキがめくるめくメロディアスなリードを交換しあう間奏部分のドラマティックさも特筆。イエスの明快さとジェネシスの叙情美とがあわさったようなサウンドは往年のプログレ・ファンは歓喜すること間違いなしでしょう。2曲目もまた、瑞々しいアコギの爪弾きに、艶やかな音色のストリングスとピアノが入るイマジネーション豊かなイントロも良いし、そこから、タイトなリズムが入り、ムーグとギターがのびのびとリードを奏でるダイナミックなパートへとスイッチする展開も心躍るし、これは素晴らしいです。イエスやジェネシスのファンはもちろん、ムーン・サファリのファンは必聴と言える驚きの快作!

  • GROUP 309 / KEEPER OF AN HOURGLASS

    70年代プログレへの憧憬とモダンな音像との見事な対比が鮮烈なドラマを生むロシア新鋭による2014年作2nd、これは傑作!

    キーボード奏者のAndrey Pishchulovを中心にロシアはモスクワで結成され、2010年に70年代プログレへの憧憬と歌心に溢れたサウンドで鮮烈なデビューを飾った新鋭プログレ・バンド。2014年作2nd。格調高いタッチのリリカルなピアノ、まるでオーケストラのように時に静謐にさざなみ、時に荘厳に広がっていくキーボード。繊細かつ伸びやかなタッチでドラマティックに上りつめていくメロディアスなリード・ギター。「静」と「動」を鮮烈に浮かび上がらせるタイト&ダイナミックなリズム隊。そして、声量豊かでスケールの大きな男性ヴォーカル、ロシア語ながらクセはなくワールドワイドな魅力を持ったフックに富んだメロディ。ジェネシスやイエスやEL&Pへの愛情に溢れたヴィンテージなキーボード&ギターとモダンなヘヴィネスで彩るリズム隊との鮮やかな対比がドラマを描くシンフォニック・ロックが印象的です。ジャケットの通りの翳りあるダークなパートから、一気に視界が開けて、明瞭なトーンのメロディが溢れ出すパートへとスイッチする瞬間のワクワク感ときたら!どの曲も、プログレ・ファンにはたまらないドラマティックなキメが散りばめられていて、終始心躍らされます。ロシアが誇る二大プログレ新鋭バンド、LOST WORLD、LITTLE TRAGEDIESに割って入る実力を持ったグループ。1stに続いてこれはオススメです!

  • SILHOUETTE / BEYOND THE SEVENTH WAVE

    前作で極めたキャメル系シンフォ・サウンドから覚醒し、よりドラマティックに突き抜けた2014年作4th、ダッチ・シンフォの傑作

    07年にデビューしたオランダのシンフォニック・ロック・バンド、2014年作4thアルバム。オランダらしい端正でメロディアスな12年の前作が月間ベストセラーになるなどカケレコでも人気でしたが、本作では、透明感とともにダイナミズムが増し、よりモダンでドラマティックになった印象。ドラマーの変更とともに、新たにギタリストが1人加わってツイン・ギター編成となったことで、タイトに迫力を増したリズム隊とハードかつ伸びやかなリード・ギターが、持ち味であるジェネシス/キャメル系の叙情美に、明瞭なエッジを加えてドラマを際立たせています。管弦楽奏者もゲスト参加していて、クラシカルな旋律が時に広がりと壮麗さを、時に深みと荘厳さをアレンジにもたらしていて絶品。クリアでヌケの良いアンサンブルを背景に、ハイ・トーンのヴォーカルとオランダらしい歌心たっぷりのフックに富んだメロディも映えまくっています。格調高くリリカルなピアノ、突き抜けるようにダイナミックに広がるシンセ、幻想のメロトロンなど、美しいキーボード・ワークも相変わらず特筆。前作で極めたジェネシス/キャメル系シンフォ・サウンドから一気に覚醒して気品たっぷり&ドラマティックに突き抜けた傑作。これはオススメです。

  • INTROITUS / ANIMA

    スウェーデン出身、父・母・息子・娘のBender一家4人を中心とするシンフォニック・ロック新鋭、2014年作3rd、澄み切った女性ヴォーカルが美しい北欧らしい逸品

    キーボード奏者でコンポーザーのMats Benderを中心に、妻のAnna Jobs Bender(リードVo)、息子のMattias Bender(ドラム&バッキングVo)、娘のJohanna Bender(バッキングVo)を配した、Benderファミリーを中心とするスウェーデンのシンフォニック・ロック・グループ。2014年作の3rd。北欧らしい叙情がこぼれる澄み切ったトーンのピアノ、そして、厳粛にたなびくキーボードをバックに、高らかに鳴り響くムーグ・シンセのリード。そんなシンフォニックなキーボード・ワークを軸に、モダンなトーンのギターがヘヴィネスや明瞭さを加えるアンサンブルが持ち味。クリアなハイトーンの伸びやかな女性ヴォーカルも絶品です。北欧らしいヒンヤリと透明感あるシンフォニック・サウンドに、女性ヴォーカルとメランコリックなメロディが美しく映える北欧シンフォの快作!

  • PIERSALIS / PLANCTON

    GRUPPO 2001のリーダーによる74年作ソロ、イタリアならではの詩情がこれでもかと溢れ出す最上級の逸品

    イタリアはサルディニア島出身で、GRUPPO 2001のリーダー(Key&Vo)で知られるPiero SalisがPIERSALIS名義でリリースした74年作ソロ。繊細に紡がれ折り重なるアコースティック・ピアノとハープシコード、美麗なストリングス、ふくよかなリズム隊によるリリシズム溢れるバッキング、そして、センチメンタルな歌声が切々と胸を打つヴォーカルと流麗なメロディ。ロマンティック極まる1曲目、それも最初の1分ですでに感動。柔らかなアコギのバッキングに強めに吹かれたフルートが乗る郷愁いっぱいの2曲目もグッとくるし、ささやくように歌われる3曲目も最高にメロディアスだし、アルバムのどこを切り取ってもイタリアならではの詩情がとめどなく溢れ出します。イ・プーやリッカルド・フォッリの名曲に比肩する叙情美。彼らの「愛」を「郷愁」に変えたような愛すべき名作です。これは素晴らしい!

  • CHRISTOPHER KEARNEY / CHRISTOPHER KEARNEY

    カナディアン・スワンプの名作、72年作

    カナダのスワンプSSW/ギタリスト、72年リリースのデビュー作。芳醇な渋みとともに、たゆたうような柔らかさもある、これぞカナディアン・スワンプだなぁ、と感じる豊かな歌声。フックに富んだ味わい深いメロディと爽やかに広がるハーモニーも絶品です。タメの効いたタイトなリズム隊をバックに、ギターがリズミック&メロウな哀愁いっぱいのリズム、繊細なタッチのエモーショナルなリードを奏でるアンサンブルも旨味たっぷり。英国スワンプの名バンドGREASE BANDの人気ナンバー「LET IT BE GONE」のカヴァーもグッときます。THE BANDをはじめ、GREASE BANDやHENRY McCULLOUGHやBRONCOやFRANKIE MILLERあたりのサウンドが好きなら間違いなくたまらないでしょう。レーベルインフォには、ジーン・クラークへの言及もありますが、なるほど、ピアノも彩る叙情的なナンバーは、ジーン・クラークも彷彿させます。ブラックホーク99選にも選ばれた名作です。

  • MILLENIUM / IN SEARCH OF THE PERFECT MELODY

    ポーランド屈指のプログレ新鋭バンド、前作に負けず劣らずの傑作に仕上がった2014年作10th

    99年結成のポーランド屈指のプログレ新鋭バンド。最高傑作と言える圧倒的な強度のシンフォニック・ロックを聴かせた前作からわずか1年でリリースされた2014年作10thアルバム。「完璧なメロディを探して」というタイトル通り、アルバム冒頭から伸びやかなハイ・トーンのヴォーカルがアカペラで高らかに歌い上げ、鳥肌もの。間髪いれず、彼らの持ち味である、ピンク・フロイドゆずりのディレイ音による空間的なアンサンブルの中、ギター、続いてサックスがリードを取る展開もスケール大きいです。このタイトル・トラックは、ベートーヴェンやバッハやワーグナーなど偉大なる作曲家へのオマージュであるとともに、偉大なるプログレ大曲、ジェネシス「サパーズ・レディ」やピンク・フロイド「エコーズ」やイエス「危機」へのオマージュとして作られた19分を超える大曲。メランコリックでいてスタイリッシュな彼らならではのプログレッシヴ・ロックを極めた名曲です。ロング・トーンでまるで歌うように優美に奏でられるギターと夢想的なサックスが柔らかにメロディを紡ぎ合うインストあり、ストリングスが艶やかに彩る、愛とともに裏切りを描いた渾身のバラードあり、ピンク・フロイドゆずりの洗練を極めたアンサンブルとともに突き抜けたメロディ・センスで聴き手を壮大な音のストーリーへと導き感動を誘うサウンドは彼らの真骨頂。前作に負けず劣らずの傑作です。

    • LM90CDLYNX

      プラケース仕様 ※1曲目00:15にブツッという雑音、2曲目05:03以降に一部の音が奥に引っ込んだような感じになります。製造段階での問題と思われますので、何卒ご了承ください

      レーベル管理上、盤面にキズ・ジャケットに若干不良がある場合がございます。予めご了承ください。

  • AMENOPHIS / TIME

    80年代に叙情派シンフォの名作を残したドイツのグループ、26年ぶりの2014年作、これが美旋律に溢れたジャーマン・シンフォ名品!

    78年に結成され、80年代に叙情派シンフォの名作を残したドイツのプログレ・バンド。26年ぶりとなる2014年作。伸びやかに歌い上げるギターと柔らかなトーンのリリカルなムーグによるメロディアスなリード、そして、まるでオーケストラのように壮麗に鳴りひびくストリングス。巧みなリズム・チェンジによって場面を切り替えながら、映像喚起的にストーリーを紡ぐアンサンブルはずばりキャメル『スノーグース』直系。躍動感あるリズムに乗って次々と溢れ出るファンタスティックなメロディの数々に、シンフォニック・ロックのファンは歓喜間違いなしと断言いたします。オール・インストでもまったく物足りなさはないと思いますが、ヴォーカル曲もあって、ゲルマンらしい叙情に満ちたエモーショナルな歌声がまた絶品。アコギのパートも霧に包まれたように幻想的で良いし、ピアノが転がるとバロック音楽の香りに包まれて感動的だし、これぞジャーマン・シンフォと言えるとめどない美旋律に溢れています。サウンドは明瞭ですが、ベテランらしくヴィンテージな温かみに溢れていてサウンド・プロダクションも出色。これはシンフォ・ファン必聴の名品!

  • WHITE DUCK / WHITE DUCK

    後期ビートルズやウィングスを彷彿させるナッシュビルのルーツ&ポップ・バンド、72年デビュー作

    アメリカはナッシュビル出身のルーツ・ロック・バンド、71年デビュー作。レーベルインフォには「後期ビートルズへのアメリカからの回答」とありますが、オープニング・ナンバーは、『LET IT BE』のNakedバージョンに通じるスワンピーなナンバーで、ヴォーカルもポール・マッカートニーを彷彿させます。ウィングスっぽい2曲目も良いし、4曲目のロック・バラードもポール・マッカートニーそっくりで、『RAM』あたりに入ってそう。ポール系というとエミット・ローズなどポップな作品が多いですが、こんな風にロックン・ローラーなポールを思わせる作品はありそうでなさそうな感じ。ポールの「Maybe I’m Amazed」が好きで、バッドフィンガーも好きならオススメの逸品です。

  • NO DICE / NO DICE

    ポール・マッカートニー〜ピート・ハムの系譜にあるヴォーカルが素晴らしい英パワー・ポップの好バンド、77年デビュー作

    70年代後半に活躍し2枚のアルバムを残したブリティッシュ・ポップ・バンド。アビー・ロードなど録音され、77年にEMIからリリースされたデビュー作。バンド名からして影響元を想像できてしまいますが、オープニング・ナンバーを聴いて「やはり!」。コシの入った歪みで元気いっぱいに鳴らされるリズム・ギターに熱いシャウトとハーモニーが映えまくるバッドフィンガーゆずりのパワー・ポップににんまり。よりパンク度を増した疾走感いっぱいのナンバー、ウィングスを彷彿させる伸びやかな英ポップあり、フックある佳曲ぞろい。張りのあるヴォーカルも素晴らしく、ポール・マッカートニー〜ピート・ハムの系譜にあると言えるでしょう。ビートリッシュなニッチ・ポップのファンは必聴!

  • FACTOR BURZACO / 3

    アルゼンチンが誇る新鋭チェンバー・ロック・バンド、SLAPP HAPPYやCOSのファンにはたまらない女性ヴォーカルのコケティッシュ声炸裂の2014年傑作

    アルゼンチンはブエノス・アイレス出身で、クリムゾンやジェントル・ジャイアントやヘンリー・カウとともに、ドビュッシーやルチアーノ・ベリオやリゲティ・ジェルジュに親しんだコンポーザーのAbel Gilbert(1960年生まれ)率いるチェンバー・ロック・バンド。2014年作の3rd。女性ヴォーカルのCarolina Restucciaも特筆で、ダグマー・クラウゼ(SLAPP HAPPY)やパスカル・ソン(COS)を彷彿させる狂気とコケティッシュさを内包した歌声が強烈。クリムゾンのジェイミー・ミューア的な奔放なパーカッションにCarolinaの奔放なヴォーカルが乗るチェンバー・ミュージック、そして、管弦楽器とシャープなエレキ・ギターがまばゆいトーンでエキセントリックなアンサンブルを奏でるチェンバー・ロック、さらにニューウェイヴとゴシックを行ったり来たりするようなアヴァン・ポップも交えながらイマジネーション豊かに展開していきます。ユニヴェル・ゼロばりの器楽的な技巧を持ちつつ、強迫的にはならず、どこかカンタベリーにも通じるようなユーモラスさがあるサウンドが持ち味です。数多く好グループが出てきている2010年代以降のチェンバー・ロック・シーンの中でも屈指と言える強度と奔放さを持った名バンドによる傑作です。

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