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新旧「ジェネシス・フォロワー」特集

社内BGMから聴こえてきた「Can you tell me where my country lies ?」の旋律。

言わずと知れたGENESIS『Selling England By The Pound』のオープニングを飾る名曲「Dancing With the Moonlit Knight」ですね。

繊細なサウンドと歌声に、穏やかな幸福感に包まれてしまいました。

ということで、ジェネシスをスタートに、彼らから影響が色濃い繊細なサウンドを持った世界の新旧ジェネシス・フォロワーの名作を聴いてまいりましょう。

SELLING ENGLAND BY THE POUND

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ジェネシス・フォロワー筆頭格ときたら、英国のこのグループですよね!

ENGLAND/GARDEN SHED

古くから、5大プログレバンドの名作にも比肩する隠れた名盤として認知されてきたイギリスのシンフォニック・ロックバンドの77年デビュー作。

YES、GENESISの影響が色濃い音楽性を持ちながらも、飛び抜けたメロディー・メイクの上手さ、メロトロンをはじめ楽曲を彩るドラマ性、そしてタイトな演奏の中にも英国然とした湿り気と叙情美を感じる音作り。

ずばり、イエス『危機』 meets ジェネシス『フォックストロット』と言える大名盤。

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GORDON GILTRAP/PEACOCK PARTY

60年代にはマイク・オールドフィールドやバート・ヤンシュらとともにフォーク・シーンで活躍し、70年代半ばにプログレッシヴ・シーンでソロ・デビューしたギタリスト&コンポーザー。最高傑作とも評される79年作。

バックが特筆で、ベースのジョン・G・ペリー、ヴァイオリンのRic Sanders、ダリル・ウィエズ・ウルフやトレースやマリリオンでお馴染みのドラマーIan Mosely、クォーターマスのベースJohn Gustafsonほか、錚々たるメンバーが参加しています。

プログレとフォークの隙間に埋まってしまったニッチなアーティストですが、これはジェネシスとグリフォンの間に位置づけられるような愛すべきファンタスティック英プログレ逸品です。

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ユーロからもピックアップしてまいりましょう。まずは、ジェネシス・フォロワーの宝庫ドイツから。

AMENOPHIS/AMENOPHIS

80年代のドイツに、こんなにもジェネシスやキャメルへの愛情に満ちた作品が生まれていたんですね。

時代を考えると自主制作なのは仕方がないけど、泣きの美メロに溢れた叙情派シンフォの名品ですよ、これ!

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TIBET/TIBET

ドイツのジェネシス・フォロワー屈指の名作ですね。

イントロのメロトロン、まるでジェネシス「Watcher Of The Skies」!

クラシカル&リリカルなパートが美しいですねぇ。

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ジャーマン・シンフォはファンタスティックな名作ぞろい。こちらの記事で特集しておりますので、あわせてチェックください。


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お次はイタリア!

ACQUA FRAGILE/MASS-MEDIA STARS

1stと同じく、P.F.Mプロデュースの元制作された74年リリースの2ndアルバム。

ジェネシスからの影響が感じられる緻密なアンサンブルと、イタリアというより英国のバンドに近い叙情的なメロディー、清涼感すら感じる開放的なコーラス・ワークというスタイルが完成した名作。

ヴォーカルのBernardo Lanzettiは、この後、本家P.F.M.に加入!

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ベルギーへとひとっ飛び!

MACHIAVEL/JESTER

ジェネシスの気品とパイロットのポップ・センスを合わせると? ベルギーを代表する名品ですね!

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北欧からもセレクトいたしましょう。

POPOL VUH (POPOL ACE)/POPOL VUH (POPOL ACE)

このオープニング・ナンバーを聴いて心躍らないプログレ・ファンはいないと断言!

ジェネシス、クリムゾン、ジェスロ・タルからの影響が色濃いファンタスティックなノルウェー産プログレ!

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ここからは、90年代以降の新鋭バンドをセレクトしてまいりましょう。

やはりここからスタート。

MOON SAFARI/BLOMLJUD

アネクドテンを筆頭に90年代以降のプログレ・シーンを築き、リードしてきたスウェーデン。その極めつけがこのムーン・サファリ。

3rdが出世作となりましたが、2ndの時点でもう凄かった!美しく流麗なメロディと雄大なスケールのシンフォ然とした演奏が理想的に合わさっていて、プログレアルバムとしての完成度は一番かも!

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スウェーデンと言えば、こちらの作品も素晴らしいメランコリック・シンフォ。

HIDDEN LANDS/HALCYON

スウェーデン新鋭17年作。

アネクドテン/アングラガルドの系譜に連なる緊密なテンションと北欧の情景美を想起させる透明感が融合、唯一無二のサウンドを繰り広げます。北欧らしい神秘的なイメージが次々と描き出される名品!

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ジェネシスのDNAを継ぐ好バンドの宝庫イタリアからもピックアップいたしましょう。

NATHAN/ERA

イタリアの新鋭シンフォ・バンド、18年作2nd。

つややかでクリアなトーンのキーボード・サウンドが気持ちよく躍動する、清涼感とスケールに溢れたシンフォニック・ロックを聴かせます。

初期ジェネシスの遺伝子を感じさせる気品あるアンサンブルがゆったりと立ち上がってくるドラマチックな展開の連続に心奪われる伊シンフォ新鋭!

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SUBMARINE SILENCE/THERE’S SOMETHING VERY STRANGE IN HER LITTLE ROOM

ジェネシス系伊シンフォの名バンドとして知られるMOONGARDENのギタリストとキーボーディストによるプロジェクト・バンド、13年作2nd。

初期GENESISのファンタスティックさ、幻想性、叙情美を理想的に受け継いだ文句なく素晴らしい一枚。

伸びやかに尾を引くロングトーンのギター、ひたすら柔らかくファンタスティックに広がるシンセ、繊細な叙情美を添えるフルート。

初期GENESISのファンタスティックさ、幻想性、叙情美を理想的に受け継いだ文句なく素晴らしい一枚。

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機材やITの発達によりマルチ・ミュージシャンによる名作が続々と誕生していますが、そんなミュージシャンの中でも注目なのがオランダのCHRIS。

Webマガジンでは過去にインタビューも行いましたが、真摯な受け答えは、さすがはプロテスタントが息づく職人気質な国オランダ。

サウンドも音楽への深い愛情を誠実さがみなぎっていますよ。

CHRIS/MAKING SENSE

2013年作が高く評価されているオランダの天才マルチ・ミュージシャンの2010年作2nd。

ジェネシスが好きで、ニッチ・ポップ(特にクラトゥ!)も好きならド直球!

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【アーティスト・インタビュー】 オランダのシンフォ新鋭プロジェクトCHRISのブレーンChristiaan Bruin

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注目のプログレ新鋭の魅力に迫る「アーティスト・インタビュー」企画。近年続々とメロディアスな名作がリリースされているオランダのプログレ・シーンの中でも特にその才能に注目が集まるコンポーザー&マルチ・インストゥルメンタル奏者のCHRISことChristiaan Bruinにインタビュー。


プログレ新鋭マルチ・プレイヤー/コンポーザー特集!

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イタリアが誇るFabio Zuffantiや今カケレコで大人気のオランダのChrisをはじめ、世界各国からマルチ・コンポーザーによる良質な作品が続々と届けられています。注目の作品をピックアップいたしましょう。

いかがでしたか?

カケレコには、ジェネシスから影響を受けた同年代のグループを集めた「Next From Genesis」と、ジェネシスのDNAを受け継いだ新鋭バンドを集めた「GENESISのDNA」という2つのカテゴリーを用意しております。

Next From Genesis

GENESISのDNA

ジェネシスをはじめ、ジェネシスの影響を受けたシンフォニック・ロックのCDは特に高く査定しておりますよ。
聴かなくなったプログレのCDがございましたら、カケレコを是非ご検討ください。
1枚1枚、専任スタッフが丁寧に査定させていただきます。

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新旧「ジェネシス・フォロワー」特集

  • ENGLAND / GARDEN SHED

    77年リリースの唯一作にしてブリティッシュ・シンフォの大傑作、ファンタスティックで英国叙情匂い立つアンサンブルは素晴らしすぎます!

    古くからプログレッシブ・ロックの隠れた名盤として認知されてきたイギリスのシンフォニック・ロックバンドの77年デビュー作。当時プログレッシブ・ロックは衰退、時代はパンク・ロックが台頭し移ろう中、ひっそりとリリースされた本格的なプログレッシブ・ロック作品です。YES、GENESISの影響が色濃い音楽性を持ちながらも、飛び抜けたメロディー・メイクの上手さ、メロトロンをはじめ楽曲を彩るドラマ性、そしてタイトな演奏の中にも英国然とした湿り気と叙情美を感じる音作りでファンの心を揺さぶり続ける、知る人ぞ知る傑作です。

    • GTR153

      2枚組の特別エディションで、CD1にはアルバム音源、CD2には未発表曲や新曲など8曲を収録。オリジナル・マスター・テープからのデジタル・リマスター、28ページのブックレット入り。デジパック仕様CD2の収録曲は、

      1. Nanagram >Live< 2006 5:09
      2. Carmina Burana 4:00
      3. Fags, Booze & Lottery 4:47
      4. The Ladie’s Valley 7:42
      5. Masters Of War 4:27
      6. Three Piece Suite (1976 Olympic Version) 11:44
      7. Heebeegeebee 5:37
      8. Nanagram 4:15

    • BVCP20014

      廃盤希少、Blu-spec CD、05年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲(「ナナグラム」)、定価2381+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

    • ERC32004

      プラケース仕様、EDISON旧規格、定価3200

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

  • SUBMARINE SILENCE / THERE’S SOMETHING VERY STRANGE IN HER LITTLE ROOM

    伊シンフォの名バンドMOONGARDENの別動バンド13年作、GENESIS式ファンタジーを理想的に受け継いだ壮大なシンフォ絵巻!

    ジェネシス系伊シンフォの名バンドとして知られるMOONGARDENのギタリストとキーボーディストによるプロジェクト・バンド、13年作2nd。分厚く荘厳なシンセとピアノソロが連なっていく冒頭部を経た次の瞬間。躍動感いっぱいに弾むリズム・セクションに乗って、伸びやかに尾を引くロングトーンのギター、ひたすら柔らかくファンタスティックに広がるシンセが駆け抜けていくこのアンサンブル!GENESISの名曲「Watcher Of The Skies」を重ねずにはいられない素晴らしい演奏に、思わず胸が震えます。一音一音が凛とした美しさを放つピアノ、繊細な叙情美を添えるフルートもやはりGENESISを想起させる素晴らしいもの。前作にはなかったヴォーカルが加わっているのも特徴で、パッションと深みをあわせ持つ劇的な歌唱を聴かせます。全14曲切れ目なく展開していく演奏に最後まで圧倒される、見事な完成度のシンフォ絵巻。初期GENESISのファンタスティックさ、幻想性、叙情美を理想的に受け継いだ文句なく素晴らしい一枚です。おすすめ!

  • AMENOPHIS / AMENOPHIS

    83年作、キャメルやジェネシスのファンは必聴と言えるジャーマン・シンフォの名作

    78年に結成されたドイツのプログレ・バンドによる83年のデビュー作。スティーヴ・ハケットゆずりの繊細なタッチのメロディアスなフレーズ、ゴリゴリと高速ピッキングで畳みかけるフレーズ、さらにフラメンコ・ギターまでこなすテクニック抜群のギター。そして、いかにもジャーマンらしい古色蒼然とした味わいのキーボード、涼やかなフルート、線の細いセンチメンタルなヴォーカル。自主制作ということもあって、音質はクリアではありませんし、多少バタバタとしたところもありますが、それがまたこのグループの持つメランコリックな質感を引き立てている印象。キャメルやジェネシスのファンは間違いなくグッとくるでしょう。泣きの美メロとドラマティックなアンサンブルに溢れた叙情派シンフォの名品です。

  • POPOL VUH (POPOL ACE) / POPOL VUH (POPOL ACE)

    ノルウェー出身、72年のデビュー作、ファンタスティックな北欧シンフォの傑作

    後にPOPOL ACEと改名するノルウェーのグループ(ドイツのグループとは同名異)、72年作のデビュー作。KING CRIMSONやP.F.M.に通じる引き締まったドラム、GENESISの通じるファンタスティックなキーボード、溢れ出るメロトロン、JETHRO TULLに通じるフルート、グレッグ・レイクとイアン・アンダーソンを足して二で割ったようなヴォーカルが印象的。オープニング・ナンバーを聴いて心躍らないプログレ・ファンはいないと断言できます!溢れ出るメロディ、美しいアンサンブル&展開、変拍子に心躍りまくり。北欧シンフォ屈指の傑作!

  • GORDON GILTRAP / PEACOCK PARTY

    ジェネシスとグリフォンの間に位置づけられるような愛すべきファンタスティック・プログレ逸品、79年リリース

    60年代にはマイク・オールドフィールドやバート・ヤンシュらとともにフォーク・シーンで活躍し、70年代半ばにプログレッシヴ・シーンでソロ・デビューしたギタリスト&コンポーザー。最高傑作とも評される79年作。バックが特筆で、ベースのジョン・G・ペリー、ヴァイオリンのRic Sanders、ダリル・ウィエズ・ウルフやトレースやマリリオンでお馴染みのドラマーIan Mosely、クォーターマスのベースJohn Gustafsonほか、錚々たるメンバーが参加しています。サウンドの方は、ジェネシスとグリフォンの間に位置づけられるような、古楽器やクラシック・ギターやリコーダーにより繊細に紡がれる格調高くもファンタスティックな英国シンフォニック・ロックが印象的。次々と溢れ出る明朗なメロディに心豊かになるインストゥルメンタル・ロックの愛すべき逸品です。

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