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5月14~18日生まれのプログレ・ミュージシャン達に注目☆

スタッフ佐藤です。

5月14~18日にかけて、プログレを代表するアーティストの誕生日が続いているのをご存知でしょうか?

そんな彼らを一気にお祝いしてしまおう、というのがこちらの記事。

各アーティストに関連する特集記事も集めましたので、本記事を基点にプログレ探求をお楽しみいただければ嬉しく思います!


5/14:スティーヴ・ホガース

ご存知MARILLIONの2代目フロントマンとして活躍するヴォーカリストがスティーヴ・ホガース!

5/14に67歳を迎えます。

17年の来日公演でその雄姿を目にする機会に恵まれましたが、歌いながら身体全体を使ってエネルギッシュに楽曲を表現するパフォーマンスには、初代ヴォーカルのフィッシュやGENESISのピーター・ガブリエルにも劣らぬ魅力があるんですよね。

傑作『BRAVE』も想起させるサウンドを聴かせる22年作『AN HOUR BEFORE IT’S DARK』も素晴らしい一枚でしたし、今後の活動にも注目していきたいところです!


【アルバム・ピックアップ】MARILLION / AN HOUR BEFORE IT’S DARK

4つの組曲を配したプログレ然とした重厚な構成で聴かせる22年作。浮遊感ある出音で幻想美を描くギターと、一声一声に繊細なニュアンスを込め歌う説得力あふれるヴォーカル、相変わらず素晴らしいです。名作『Brave』にも通じる、深遠さとエモーションが対比する大充実作!

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世間ではあまり知られていないが、聴いたら思わず涙がホロリ、もしくは嗚咽をあげて泣きむせぶ、そんなロックの隠れた「泣ける名曲」を紹介。お相手は、叙情メロディとネコをこよなく愛する音楽ライターの舩曳将仁。


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5/15:マイク・オールドフィールド

5/15に70歳になるのが、英国が誇る天才マルチ・プレイヤー、マイク・オールドフィールド!!

『TUBULAR BELLS』の頃にはナイーヴそうな美青年だったマイクも、50年を経て貫禄溢れるおじいちゃんに。

17年には名盤『OMMADAWN』の素晴らしき続編『RETURN TO OMMADAWN』をリリースしたり、ちょうど23年4月には今年50周年を迎える『TUBULAR BELLS』のオリジナル・デモ『OPUS ONE』が単独作品としてリリースされましたね。

当時から半世紀が過ぎた現在でも、プログレ時代の作品達がマイク自身にとって特別なものであるのが伝わってきます。

そろそろオリジナル・アルバムにも期待したいものです☆

ちなみに同日はブライアン・イーノのお誕生日でもありますよ。


【アルバム・ピックアップ】MIKE OLDFIELD / RETURN TO OMMADAWN

まさか、まさかの名盤『OMMADAWN』の続編!冒頭十数秒で『OMMADAWN』のあの世界観が鮮やかに蘇ってきて感涙必至ですよこれは。初期を踏襲した大作2曲の構成にも痺れるし、これは初期マイクファンへの至上の贈り物と言える一枚!

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5/16:ロバート・フリップ

5/16には、プログレ・シーンの最重要人物と言えるロバート・フリップが誕生日を迎えます!!!

言わずと知れたキング・クリムゾンの総帥ですね!

日本では喜寿として祝われる77歳になられます。

コロナ禍で海外アーティストの来日公演自粛が続く中、21年にいち早く来日ツアーを敢行したのがキング・クリムゾンでした。

往年の名曲を聴かせるという次元をはるかに超えた、計算しつくされたメンバー構成&楽器編成と緻密に練り上げられた楽曲アレンジにより展開されるライヴ・パフォーマンスは、絶えず聴く者の度肝を抜く鮮烈さを誇ります。

そんな一大事業を指揮するフリップの衰え知らずの才覚には脱帽するほかありませんよね。

それとは対照的に、奥方との夫婦漫才動画シリーズ「TOYAH & ROBERT FRIPP’S SUNDAY LUNCH」では、そのはっちゃけっぷりがとにかく微笑ましい限り。なんと今年の9~10月には英ツアーの開催も決定したそうですよ。

キング・クリムゾンとして今後ライヴが開催される見込みはないというのが残念ですが、それならば何卒新作を…と思っているのは自分だけではないはず!


【アルバム・ピックアップ】KING CRIMSON / LARKS’ TONGUES IN ASPIC

23年3月にリリースから50周年を迎えた代表作の一つ!来るぞ来るぞと心臓が縮むような強迫感とそこから一気に畳みかけるアンサンブルの硬質さとテンション。ロック史上最高の緊張感へと振れたと言っても過言ではない稀代の大傑作!

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「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ」 第三十四回 コロナの記憶:どうしてビル・リーフリンを忘れられないのだろう【前篇】  トーヤ&フリップ「夫婦善哉」への道  文・市川哲史

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2016年末、話題のプログレ本『どうしてプログレを好きになってしまったんだろう』を出版した、あの市川哲史氏がカケレコでコラムを執筆!その名も「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ」!!


<ロック黄金時代回想企画>1969年デビュー・アルバム特集Vol.4 ー KING CRIMSON『IN THE COURT OF THE CRIMSON KING(クリムゾン・キングの宮殿)』

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1969年からちょうど50年を記念して、70年代を代表する名バンドによる69年リリースのデビュー作をピックアップ。今回は10月10日にリリースされたキング・クリムゾンの1st『In The Court Of Crimson King(クリムゾン・キングの宮殿)』!


世界のクリムゾン・フォロワー探求!

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キング・クリムゾンのDNAを受け継ぐ90~10年代プログレ特集!

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5/17:ビル・ブルーフォード

ロバート・フリップの翌日には、クリムゾンで共に活動したプログレ界きっての人気ドラマー、ビル・ブルーフォードのバースデーがやって来ます!!!

今年で御年74歳。

イエス~キング・クリムゾンを渡り歩き、ジェネシスにはツアーメンバーとして参加した、名実ともにプログレッシヴ・ロック・シーンを代表するドラマーが彼。

ジャズ・ドラムにルーツを持ち、一打一打に妥協を許さないクリエイティヴかつ職人的なプレイが持ち味で、その姿勢はまさにプログレッシヴ・ロック・ドラマーの鑑と言えるかもしれません。

テクニック、スピード、リズムセンスが一級品なのは言うまでもないですが、特徴であるタイトにチューニングされたスネアの、あのスコンッという音が何よりたまらない!というプログレファンも多いはず。

ライヴ活動から身を退いて久しい彼ですが、音楽活動はまだまだ継続中とのことなので、今後の動向に注目です。


【アルバム・ピックアップ】YES / FRAGILE

ビルのプレイで最初に衝撃を受けたのは「ROUNDABOUT」。キーボードとギターがド派手にソロをぶつけ合うその裏で、聴いたこともない複雑怪奇なドラミングが炸裂していて、リックやスティーヴ以上に「この人は只者ではないっ!」と思った記憶があります。

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「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ」 第十五回 悪いひとじゃないんだけどねぇ……(遠い目)  ――  ビル・ブルフォードへのラブレターを『シームズ・ライク・ア・ライフタイム・アゴー 1977-1980』BOXに添えて 文・市川哲史

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【連載再開】「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ 60年目のユ・ウ・ウ・ツ篇」 第三十五回 キル・ビル/ビル・ブル 極私的「60歳からのプログレッシヴ・ロック」論  文・市川哲史

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音楽評論家/ライターの市川哲史氏によるコラム「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ」が、「60年目のユ・ウ・ウ・ツ篇」として堂々連載再開!!


ドラマーによるリーダー・アルバム傑作選!

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今回はドラマーによるソロ・アルバム&リーダー・アルバムに焦点を当ててまいりたいと思います。コンポーザーとして、プレイヤーとして、ドラマーが活躍するアルバムを集めましたので、お楽しみください☆






5/18:リック・ウェイクマン

続いても縁のあるミュージシャンが繋がります。上で取り上げた『Fragile』をはじめとするイエスの代表作でビルと演奏を共にしたキーボーディスト、リック・ウェイクマンは5月18日がお誕生日!!

しかもビルと同じく今年74歳です。

セッション・ミュージシャンとして頭角を現し、ストローブスに在籍した後にイエスへと加入。以降、イエスに再加入したりイエス関連グループに参加することはありますが、基本的にはソロ活動をメインとしています。

トレードマークであるマントをはじめとする煌びやかな衣装に身を包み、華麗な速弾きにより聴く者の耳を釘付けにするライヴでのパフォーマンスは、まさしく「キーボードの魔術師」の異名が相応しいもの。

最近はスーツ姿でステージに立つ事も多いようですが、ソロ公演では今でも上記の出で立ちで往年のプログレ・ナンバーを演奏しており、その健在ぶりが嬉しいところです。

彼の場合は多作家として知られるとおり、今でも年に何枚かの作品をリリースしているので、まだまだプログレ・ファンを楽しませ続けてくれることでしょう☆


【アルバム・ピックアップ】RICK WAKEMAN / MYTHS AND LEGENDS OF KING ARTHUR AND THE KNIGHTS OF THE ROUND TABLE

アーサー王伝説という壮大なテーマにふさわしい、荘厳なオーケストラを交えた一大叙事詩。

勇壮なメインテーマに始まり、クラシカルで流麗なナンバーからコミカル・タッチの楽しげなナンバーまで、縦横無尽のキーボードワークで描かれるアーサー王伝説の世界に終始惹きこまれます。

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クラシカルな美旋律に彩られたドラマティックなキーボード・プログレをピックアップ!往年の名作から90年代以降の新鋭作品までセレクトいたしましたよ~。

いやはや、プログレの重要ミュージシャンの誕生日がひしめく濃い~5日間ですね!



みなさん、お誕生日おめでとうございます!

MARILLIONの在庫

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MIKE OLDFIELDの在庫

  • MIKE OLDFIELD / TUBULAR BELLS 2003

    言わずと知れた英国プログレの金字塔、03年リメイク版

  • MIKE OLDFIELD / LIGHT + SHADE

    05年作

  • MIKE OLDFIELD / MUSIC OF THE SPHERES

    07年発表、自身初となるフル・オーケストラ作品

  • MIKE OLDFIELD / BEST OF : 1992-2003

    英国が誇る天才マルチ・ミュージシャン、全31曲ベスト。

  • MIKE OLDFIELD / RETURN TO OMMADAWN

    ご存知英国が誇る天才マルチ・プレイヤー、なんと75年作『OMMADAWN』の続編として制作された17年作!

    ご存知、1st『TUBULAR BELLS』の記録的ヒットにより世界にその名が知られる英国が誇る天才マルチ・プレイヤー、タイトルが示すように彼が75年にリリースした傑作3rd『OMMADAWN』の続編として制作したのがこの17年作!楽曲構成も初期3作品を踏襲する約20分の大作2曲で構成されています。20種類にわたる使用楽器は勿論マイク一人による演奏。冒頭、彼方から聴こえてくるような物悲しい笛の音に重なる哀愁のアコースティックギター。この時点で『OMMADAWN』のあの世界が変わらず広がっていて驚きます。マンドリンやバンジョーも交え躍動感みなぎるトラッド調のアンサンブルが立ち上がってくると、あのデリケートなトーンで旋律を紡ぐ独特のエレクトリックギターも重なってきて、思わず胸が熱くなります。「PART1」後半は、地に響くようなトライバルなパーカッションが現れ、スパニッシュギターがかき鳴らされ、熱っぽいギターが天を駆ける、まさしく『OMMADAWN』を鮮やかに蘇らせたサウンドを展開。かつて『OMMADAWN』に感動した方なら、この「PART1」で早くも涙ぐむこと間違い無し。「PART2」はマンドリンの綺羅びやかな音色が美しい牧歌調の穏やかな演奏に始まり、どこまでも広がる雄大な草原をイメージさせるシンフォニックな中盤、そしてアコギ、エレキ、マンドリン、バンジョーによって紡がれる瑞々しいアンサンブルによって終幕を迎える、淀みのない見事な構成で駆け抜けます。往年の名作の続編と言うと、決して成功しているものは多くない印象ですが、本作に関しては「さすがマイク・オールドフィールド」と言う他ない素晴らしすぎる出来栄えです。リコーダー類・ホイッスル類の音がシンセに置き換わっている部分はありますが、正直それは些細なこと。「プログレッシヴ・ロック・ミュージシャン」マイク・オールドフィールドの帰還にして、初期3作品のファンへのこの上ない贈り物と言える新たな傑作!

  • MIKE OLDFIELD / TUBULAR BELLS

    73年リリース、弱冠20歳の若き才能が多重録音を駆使してほぼ単独で作り上げた、英国プログレの金字塔

    多重録音という言葉が既に死語となりつつある現代においてさえ強烈な存在感と圧倒的な完成度を誇るイギリスのマルチ・プレイヤーの73年デビューアルバム。契約第1号アーティストのデビュー作としてヴァージンレコードの飛躍にも多大な貢献をした大名盤であり、また、本人の意図の範疇ではないながらも映画「エクソシスト」のテーマとしても有名な作品です。そのためおどろおどろしいイメージを持たれがちですが、実際はどこまでも美しく、雄大な自然を想起させる25分、23分の大曲2曲であり、膨大な数の地道なオーバーダビングを繰り返して作られた完全無欠の音像は70年代ロック史に深く刻み込まれています。

  • MIKE OLDFIELD / HERGEST RIDGE

    74年作リリース、雄大な情景美を描くギタープレイが絶品なスケール感溢れる第ニ作!

    前作同様、多重録音を駆使して制作された2作目。74年作。多彩なゲストの参加やデヴィッド・ベッドフォードのストリングスを導入するなど、さらにスケールアップした作品。

  • MIKE OLDFIELD / OMMADAWN

    75年作3rd、アイルランド人の血を引くマイクのケルト音楽への想いが集約された、初期の大傑作!

    多重録音という言葉が既に死語となりつつある現代においてさえ強烈な存在感と圧倒的な完成度を誇るイギリスのマルチ・プレイヤーの75年3rd。淡く儚い旋律が印象的な物悲しいイントロで幕を開け 、ケルティックなフレーバーをまぶしながら牧歌的な叙情を感じさせます。女性ボーカルの効果的な登用、そしてアフリカン・パーカッションはじめ民族楽器の導入によるエキゾチックさも楽曲に上手く溶け込み、それを覆う爽やかな雰囲気は彼の一番の個性と言えるでしょう。精神を病むほどに追い込まれながら、一切の妥協なく練り上げられた名盤です。

    • VJCP68831

      紙ジャケット仕様、日本盤LP復刻帯仕様、00年デジタル・リマスター、内袋付仕様、定価2600

      盤質:傷あり

      状態:並

      帯有

      カビあり、紙ジャケに折れあり

  • MIKE OLDFIELD / Q.E.2

    英国が誇る天才マルチ・プレイヤー、小曲を中心に構成された80年作、フィル・コリンズやモーリス・パートが参加

    80年作。

  • MIKE OLDFIELD / LIVE AT MONTREUX 1981

    81年、モントルー・ジャズ・フェスティバルでのライヴ映像を収録

  • MIKE OLDFIELD / DISCOVERY

    英国が誇る天才マルチ・プレイヤー、全8曲中7曲がヴォーカル・ナンバーというポップさを押し出した内容、84年作

    1984年作品。マギー・ライリーの起用、サイモン・フィリップスとの共同プロデュースも前作と同じ。

  • MIKE OLDFIELD / SONGS OF DISTANT EARTH

    アーサー・C・クラークによるSF長編を題材にした94年作

    • AMRY9201

      スリップケース付き仕様、シリアルナンバー入り、CD-ROMプラスアルバム(1曲目にCD-ROMデータが入っています)、定価2718+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯-

  • MIKE OLDFIELD / VOYAGER

    英国が誇る天才マルチ・ミュージシャン、自身のルーツである「ケルト」をテーマに据えた96年作

  • MIKE OLDFIELD / ELEMENTS

    英国が誇る天才マルチ・ミュージシャン、映像集、全20曲

  • MIKE OLDFIELD / LIVE IN GERMANY 1981

    81年のヨーロッパ・ツアーより、3月31日ドイツ公演1stショーをアンコール含め完全収録!

    81年3月31日ドイツ公演をアンコール含め完全収録! メンバーはマギー・ライリー(vo)、モーリス・パート(ds/key)、ティム・クロス(key/vo)、リック・フェン(b/g/perc)、マイク・フライ(ds/perc)。

  • MIKE OLDFIELD / LIVE IN GERMANY 1982

    『FIVE MILES OUT』リリース後のツアーより82年11月2日ケルン公演を収録

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ROBERT FRIPPの在庫

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KING CRIMSONの在庫

  • KING CRIMSON / 21ST CENTURY GUIDE TO KING CRIMSON VOLUME TWO 1981-2003

    81〜03年までのスタジオ音源/ライヴ音源で構成されたアンソロジー、全65曲

  • KING CRIMSON / GREAT DECEIVER – LIVE 1973-1974

    92年リリース、73-74年の未発表ライブ音源を収録、全47曲

  • KING CRIMSON / LIVE AT SHEPHERDS BUSH EMPIRE LONDON 1996

    ダブルトリオ編成による96年ロンドン公演、全22曲

  • KING CRIMSON / NEAL AND JACK AND ME

    82-84年の傑作ライヴ映像集

  • KING CRIMSON / HAPPY WITH WHAT YOU HAVE TO BE HAPPY WITH

    02年リリース、「The Power To Believe」の予告編的ミニアルバム、全10曲

  • KING CRIMSON / SHOGANAI

    02年作

    • UICE1027

      紙ジャケット仕様、帯元から無し、解説・情報シール・リーフレット付仕様、定価2200

      盤質:傷あり

      状態:並

      帯-

      カビあり

    • UICE1027

      紙ジャケット仕様、帯元から無し、解説・情報シール・リーフレット付仕様、定価2200

      盤質:全面に多数傷

      状態:良好

      帯-

      軽微なスレあり、若干汚れあり、情報記載シール無し

  • KING CRIMSON / ELEKTRIK: LIVE IN APAN 2003

    ロバート・フリップ/エイドリアン・ブリュー/トレイ・ガン/パット・マステロットによる03年東京公演を収録、全12曲

  • KING CRIMSON / POWER TO BELIEVE

    「ヌーヴォ・メタル」を標榜した03年作

  • KING CRIMSON / CIRKUS

    ライヴ音源集、NEON HEAT DISEASE(84〜98年)、FRACTURED(69〜96年)

  • KING CRIMSON / LIVE IN ARGENTINA 1994

    全35曲、ダブル・トリオ時代の歴史的パフォーマンスを捉えた映像作品

  • KING CRIMSON / LIVE IN CHICAGO

    17年6月28日シカゴでのライヴを収録

  • KING CRIMSON / AUDIO DIARY 2014-2017

    14〜17年のライヴ音源集、18年リリース

  • KING CRIMSON / IN THE WAKE OF POSEIDON

    衝撃的デビュー作「クリムゾン・キングの宮殿」の構成を踏襲した70年2nd、前作に匹敵する重厚さドラマ性に加えジャズ系ミュージシャンを起用し新機軸も打ち出した一枚

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1970年に発表されたセカンド・アルバム『ポセイドンのめざめ』は、デビュー・アルバム『クリムゾン・キングの宮殿』の延長上に位置する作品となっています。『クリムゾン・キングの宮殿』発表後、ギタリストRobert Frippと作詞家Peter Sinfieldを除く3名が脱退を表明するも、諸事情によりGreg LakeとMichael Gilesは引き続き本作のレコーディングに参加。新たにKING CRIMSONに参加したのは、ピアニストKeith Tippett、管楽器奏者Mel Collins、ベーシストPeter Giles(Michael Gilesの実弟)、そしてヴォーカリストGorden Haskell。その結果、本作には8名ものミュージシャンの名前がクレジットされることになりました。音楽的にはデビュー・アルバムと同一線上で捉えることも可能ではありますが、例えばKeith Tippettのジャズ・ピアノをフィーチャーした「キャット・フード」、あるいは、ホルスト作曲の組曲「惑星(火星、戦争をもたらす者)」を思わせるリズムとカオティックなメロトロンが凄まじい相乗効果を生む「デヴィルズ・トライアングル」など、新たな試みも行われています。なお本作の後、Greg LakeはEMERSON, LAKE & PALMERとして再デビュー、そしてMichael GilesとPeter Gilesの兄弟はすでにKING CRIMSONを脱退していたIan McDonaldと共にMcDONALD AND GILESを結成します。

  • KING CRIMSON / LIZARD

    70年3rd、表題曲にはYESのジョン・アンダーソンが参加

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。セカンド・アルバム『ポセイドンのめざめ』を最後に、Greg Lake、Michael Giles、Peter Gilesが脱退。1970年に発表されたサード・アルバム『リザード』は、『ポセイドンのめざめ』に参加していたベース・ヴォーカリストGorden Haskellと管楽器奏者Mel Collinsが正式加入、さらにドラマーAndy McCullochを迎え入れ制作されました。ゲスト・ミュージシャンは、過去作にも参加のジャズ・ピアニストKeith Tippettがバンドメイト(コルネット奏者Mark Charigとトロンボーン奏者Nick Evens)を引き連れ参加している他、オーボエ奏者Robin Miller、さらにYESのヴォーカリストJon Andersonが、表題組曲「リザード」の「ルーパート王子のめざめ」で歌声を響かせています。本作は、Keith Tippettが持ち込んだフリー・ジャズのエッセンスがグループに新たな息吹を注ぎ込んだ作品であり、特に「インドア・ゲイムズ」や「ハッピー・ファミリー」におけるインプロヴィゼーションなどで、その影響をはっきりと聴き取ることができるでしょう。一方で、フルートが舞う「水の精」ではこれまでのKING CRIMSONらしい牧歌性も披露。ラストには20分を超える表題組曲「リザード」が控えます。フリー・ジャズへの接近を通じて、後のKING CRIMSONサウンドの重要なポイントとなる即興色を拡張した傑作です。

  • KING CRIMSON / ISLANDS

    クリムゾン史上最も儚く美しいサウンドを聴かせる71年4th

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。サード・アルバム『リザード』をリリース後に、ベース・ヴォーカリストGorden HaskellとドラマーAndy McCullochが脱退。1971年に発表された4thアルバム『アイランズ』は、ベース・ヴォーカリストBoz(Boz Burrell)とドラマーIan Wallaceを迎え制作されました。ゲスト・ミュージシャンは、前作『リザード』にも参加のジャズ・ピアニストKeith Tippett、コルネット奏者Mark Charig、オーボエ奏者Robin Millerに加えて、ダブル・ベース奏者Harry Millerと女性オペラ歌手Paulina Lucasが新たに参加しています。本作は、いて座三裂星雲のジャケットが示す通り「静寂」あるいは「静謐」といったワードが相応しい神秘的なサウンドが展開される傑作。KING CRIMSONらしいヘヴィネスが炸裂する『船乗りの話』のような楽曲も収められていますが、全体的にアコースティック楽器に比重が置かれています。Keith Tippettらは言うまでもなく、Harry Millerの浮世離れしたダブル・ベースや、Paulina Lucasの魔術のようなソプラノ・ヴォイスも楽曲に素晴らしいアクセントを加えています。本作を発表後、Peter SinfieldがRobert Frippと対立し解雇、さらに残る3名も音楽性の違いが明確になりKING CRIMSONは解散。Robert Frippは再始動に向けて新たなメンバーを探すことになります。

  • KING CRIMSON / LARKS’ TONGUES IN ASPIC

    フリップ以外のメンバーを一新して制作された73年作5th、圧倒的な緊張感とダイナミズムが支配する大傑作!

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。4thアルバム『アイランズ』を発表後に解散したKING CRIMSONですが、Robert Frippは新たなメンバーを探しKING CRIMSONを再始動。グループの最高傑作と名高い1972年の5thアルバム『太陽と戦慄』を世に送り出しました。メンバーはギタリストRobert Frippに加えて、ベース・ヴォーカリストJohn Wetton、ドラマーBill Bruford、パーカッション奏者Jamie Muir、ヴァイオリン奏者David Crossという布陣。本作は、確かな技巧を持ったミュージシャンたちによる最高品質の実験音楽作品であり、1曲目の「太陽と戦慄 パートI」と最終曲「太陽と戦慄 パートII」に象徴される、即興演奏を重視したメタリックなプログレッシヴ・ロックの大傑作となっています。また、2つの先鋭的な楽曲に挟まれた中盤の楽曲たちも素晴らしく、John Wettonのヴォーカルが冴えわたる「土曜日の本」や、最初期のKING CRIMSONサウンドが頭をよぎる「放浪者」、 ヘヴィーなギターとスキャットから始まる「イージー・マネー」 、Jamie Muirの話し太鼓(西アフリカの伝統的な太鼓の奏法)を曲名に冠した「トーキング・ドラム」と、どの楽曲も強烈な個性を持っています。ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロックを聴くうえで、避けて通れない名盤です。

    • IEZP38

      紙ジャケット仕様、40周年記念エディション、HQCD+DVD-AUDIOの2枚組、K2HDマスタリング、ブックレット・内袋・復刻巻帯付仕様、DVD-AUDIOはNTSC方式・リージョンフリー、定価4500+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      盤に内袋の跡あり

    • IECP10008

      紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、定価2500+税

      盤質:傷あり

      状態:

      帯有

      紙ジャケに目立つスレあり、帯に折れあり、黄ばみあり

    • IEMQ12

      紙ジャケット仕様、MQA-CD、スティーヴン・ウィルソン・ステレオ・ミックス、12年版ステレオミックス、ボーナス・トラック3曲、英文ブックレット封入、定価2800+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      5490円

      4392円
      (税込4831円)

      1208円お得!


      CD詳細ページへ

  • KING CRIMSON / RED

    フリップ、ウェットン、ブルーフォードの三人が尋常ならざる緊張感の中で生み出したクリムゾンを代表する傑作、74年作7th

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。6thアルバム『暗黒の世界』後にヴァイオリン奏者David Crossが脱退。3人体制となったKING CRIMSONは、1974年に7thアルバム『レッド』をリリースしました。メンバーは、ギタリストRobert Fripp、ベース・ヴォーカリストJohn Wetton、ドラマーBill Brufordという布陣。ゲストには、ソプラノ・サックス奏者Mel Collins、アルト・サックス奏者Ian Mcdonald、ヴァイオリン奏者David Cross、コルネット奏者Mark Charig、オーボエ奏者Robin Millerという旧メンバーあるいは過去作にもゲスト参加の経験を持つミュージシャンたちが迎えられています。その内容は、アルバムのオープニングを飾る「Red」から破壊的なギター・サウンドとアグレッシヴなリズム・セクションに驚愕する傑作。KING CRIMSON作品の中で最も素晴らしいバラード曲との呼び声も高い「堕落天使」、初期のKING CRIMSONサウンドをヘヴィーに再構築したような「再び赤い悪夢」、インプロヴィゼーションのライブ録音楽曲「神の導き」、抒情的なヴォーカルが印象的な前半部とギターやサックスが暴れまわる後半部から成る長尺曲「スターレス」と、全曲がプログレッシブ・ロック史に残る名曲です。本作のリリースをもって、KING CRIMSONは再び解散することとなりました。裏ジャケットに使われている、レッド・ゾーンに振り切れた音量メーターが、本作の狂暴な音楽性と当時のグループの状況を示唆しています。

  • KING CRIMSON / STARLESS AND BIBLE BLACK

    精緻にしてヴァイオレンス!ライヴ音源とスタジオ音源に巧みな編集を施した74年作7th、クリムゾン史上の難曲「FRACTURE」収録

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。5thアルバム『太陽と戦慄』に続いて1974年にリリースされた6thアルバム『暗黒の世界』は、スタジオ・レコーディングとライブ・レコーディング(73年録音)が混在する変則的な作品となっています。収録曲順に見ていくと、「偉大なる詐欺師」と「人々の嘆き」は完全なスタジオ・レコーディング。「隠し事」はライヴ・レコーディングで、「夜を支配する人」はライヴ・レコーディングの冒頭から途中でスタジオ・レコーディングに切り替わります。「トリオ」はライブ・レコーディングで、「詭弁家」はライブ・レコーディングに後からスタジオ・ヴォーカルをかぶせた楽曲。「暗黒の世界」と「突破口」はライブ・レコーディングとなっています。前作『太陽と戦慄』でパーカッション奏者Jamie Muirが脱退したため、本作のメンバーはギタリストRobert Fripp、ベース・ヴォーカリストJohn Wetton、ドラマーBill Bruford、ヴァイオリン奏者David Crossという布陣。内容的には、初期の強烈なKING CRIMSONサウンドに回帰したようなスタジオ楽曲と、インプロヴィゼーションで聴かせるライブ楽曲に分かれています。本作を発表後にDavid Crossが脱退し3人体制となったKING CRIMSONは、次作『レッド』の制作に取り掛かります。

  • KING CRIMSON / A YOUNG PERSON’S GUIDE TO KING CRIMSON

    75年発表、のちに日本のみで期間限定CD化された幻のベスト・アルバム、全15曲

  • KING CRIMSON / USA

    75年リリース、『RED』発表前の爆発的パフォーマンスを収録した名ライブ盤!

    75年発表のライブ・アルバム。「RED」発表前の74年に録音されており、当時のラインナップはRobert Fripp(g)、John Wetton(b、vo)、 Bill Bruford(ds)、David Cross(vln、key)の4人編成。アルバム中3曲でEddie Jobson(vln、key)のパートがダビングされています。鮮やかなヴァイオリンの旋律を切り刻むメタリックなギター・リフ、グイグイとウネリを生み出して暴走するリズム隊。この時期ならではのパワフル且つ緊迫感溢れる即興演奏に終始圧倒されっぱなし。代表的名曲「21st Century Schizoid Man」では原曲のサックス部分をヴァイオリンで再現しており、よりヒステリックな爆発力を楽しむことが出来ます。沸点目掛けて上り詰めるRED期クリムゾンの凄さを体験出来る名ライブ盤。

  • KING CRIMSON / DISCIPLINE

    80sクリムゾンの幕開けを告げた衝撃の81年作!

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1974年に7thアルバム『レッド』を発表し、KING CRIMSONは解散。しかし、ソロ・ミュージシャンとして活動する中でバンドへの意欲が高まったRobert Frippは、ギター・ヴォーカリストAdrian Brew、ベーシストTony Levin、そしてドラマーBill Brufordと共にKING CRIMSONを再結成しました。アメリカ人ミュージシャン2名が加入した新生KING CRIMSONによる1981年の8thアルバム『ディシプリン』は、フリッパートロニクスと称されるギター・シンセサイザー、スティック・ベース、電子ドラムといった新しい楽器が導入され、音楽性も、アフリカン・ミュージック(ポリリズム)の民族色を取り入れたアプローチや、ミニマル・ミュージック、そしてニュー・ウェイヴやディスコ・ミュージックのような流行音楽にまで手を伸ばし新しいKING CRIMSONサウンドを生み出しています。『ディシプリン』はリリース当時こそ音楽性の変化が賛否両論を巻き起こしたものの、現在では『クリムゾン・キングの宮殿』や『太陽と戦慄』と並んでグループの傑作アルバムのひとつと言われる高い評価を受けています。

  • KING CRIMSON / THREE OF A PERFECT PAIR

    フリップ/ブリュー/レヴィン/ブルーフォードによる80sクリムゾンの最終幕を飾る84年作

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1984年に発表された10thアルバム『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』は、8thアルバム『ディシプリン』と9thアルバム『ビート』と同一メンバーにて制作されました。メンバーは、ギタリストRobert Fripp、ギター・ヴォーカリストAdrian Brew、ベーシストTony Levin、そしてドラマーBill Brufordという布陣。本作は、KING CRIMSONのスタジオ・アルバムの中ではあまり目立たない存在かもしれません。その理由は、契約履行のために作ったアルバムという印象が強いことや、Adrian Brewのポップ・センスに寄せた出来になっていることなどが挙げられるでしょう。確かにアルバム前半には分かりやすいヴォーカル・ナンバーが収録され聴き手を困惑させるかもしれませんが、後半ではKING CRIMSON版インダストリアル・ロックとでも名付けたくなるようなインストゥルメンタルが配置されています。もちろんインプロヴィゼーションもフィーチャーされており、最終楽曲のタイトルは、なんと「太陽と戦慄 パートIII」。Robert Fripp本人も本作に対してはポジティブな感想を持っていないようですが、8thアルバム『ディシプリン』からの一連の流れを知る意味で、チェックしておきたいアルバムでしょう。

  • KING CRIMSON / B’BOOM OFFICIAL BOOTLEG – LIVE IN ARGENTINA 1994

    94年アルゼンチンでのライヴ音源、全19曲

  • KING CRIMSON / THRAK

    10年の沈黙を破り再始動したクリムゾンが放った95年作!

    ギタリストRobert Frippを中心に結成され、ブリティッシュ・プログレッシヴ・ロック・シーンの頂点に君臨し続けるグループ。プログレッシヴ・ロックという音楽ジャンルを構成する要素の多くは彼らがロック・シーンに持ち込んだものであり、現在もなお数多くのミュージシャンたちに影響を与え続けています。1980年代に『ディシプリン』『ビート』『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』を発表し活動を休止したKING CRIMSONは、94年に久々の新作となるミニアルバム『ヴルーム』を送り出し、翌95年には『ヴルーム』の楽曲を含むフル・アルバム『スラック』を発表しました。この時期のKING CRIMSONはギタリストRobert FrippとAdrian Brew、ベーシストTrey GunnとTony Levin、ドラマーPat MastelottoとBill Brufordという布陣から「ダブルトリオ期」と呼ばれています。内容は、冒頭の「ヴルーム」を聴いただけで7thアルバム『レッド』の衝撃がよみがえるような、強烈なヘヴィー・プログレッシヴ・ロックとなっています。Robert Frippは、新たなKING CRIMSONの音楽性を「ヌーヴォ・メタル (Nuovo Metal)」と標榜しました。

  • KING CRIMSON / THRAKATTAK

    95年ツアーのライヴ音源より、インプロヴィゼーション・パートのみを編集した96年作

  • KING CRIMSON / EPITAPH VOLUMES THREE AND FOUR

    97年リリース、歴史的1st『宮殿』製作時のメンバーによる69年のライヴ音源を収録、全15曲

  • KING CRIMSON / CIRCUS

    99年発表、70〜90年代までをカバーしたライヴ・ベスト盤

  • KING CRIMSON / ELEMENTS 2021 TOUR BOX

    29曲収録。

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YESの在庫

  • YES / HOUSE OF YES: LIVE FROM HOUSE OF BLUES (映像)

    99年作『LADDER』リリースに伴うツアーの映像を収録

  • YES / SYMPHONIC LIVE (映像)

    2001年に行なったシンフォニック・ツアーを収録

  • YES / YES YEARS (CD)

    48曲収録ベスト

    • AMCY280/1/2/3

      4枚組ボックス、ブックレット・帯・解説・紙製収納ボックス付仕様、定価9709+税

      盤質:傷あり

      状態:不良

      帯無

      帯無、カビあり、目立つスレあり、スポンジの仕切りが外れていてありません

  • YES / HOUSE OF YES: LIVE FROM HOUSE OF BLUES (CD)

    99年10月、ハウス・オブ・ブルースでのライヴ音源、00年リリース

  • YES / MAGNIFICATION

    オーケストラを大々的にフィーチャーした01年作

  • YES / IN A WORD

    未発表音源も含む、デビューからの足跡を追った55曲収録5CDヒストリー・ボックス、02年リリース

    • AMCY10042/6

      5枚組、デジパック仕様(トールサイズ)、豪華96頁ブックレット・解説付仕様、情報記載シール付仕様、帯元から無し、定価10,500

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯-

      4枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、情報記載シール無し、シングル盤のジャケット・レプリカ・シート5枚付属

  • YES / FLY FROM HERE

    新ヴォーカルにMYSTERYのベノワ・デイヴィッドを迎えた新生YES第一弾、11年作

  • YES / WONDEROUS STORIES: THE BEST OF

    11年編集ベスト

  • YES / HEAVEN AND EARTH

    デビュー45年目にリリースされた14年作、プロデュースは敏腕ロイ・トーマス・ベイカー!

  • YES / QUEST

    前作から7年ぶりとなった21年作!

  • YES / MIRROR TO THE SKY

    23年作23th!

  • YES / TIME AND A WORD

    格調高いオーケストラとYESサウンドが見事に融合した70年作2nd

    • AMCY4026

      デジタル・リマスター、定価1942+税

      盤質:傷あり

      状態:並

      帯有

      若干カビあり

    • WPCR18560

      紙ジャケット仕様、MQA-CD×UHQCD(すべてのCDプレイヤー再生可/ハイレゾ品質での再生にはMQA対応機器が必要)、ロックエイジマーク付帯・復刻巻帯付き(リバーシブル仕様)、リーフレット付仕様、定価2800+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

  • YES / FRAGILE

    代表曲「ラウンドアバウト」「燃える朝焼け」を収録、リック・ウェイクマンが加入し黄金期メンバーが揃った71年作4th!

    その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの71年作4th。その内容は次作「危機」と並ぶ、プログレッシブ・ロック史に留まらず70年代ロック史に残る屈指の大名盤であり、STRAWBSからキーボーディストRick Wakemanが加入、文字通り黄金期を迎えた彼らがトップバンドへと一気に飛躍する様が鮮明に残されています。まだ「危機」のような大作主義こそないものの、「ラウンドアバウト」「燃える朝焼け」など彼らの代表曲を収録。また今作から、その驚異的なエンジニアリング技術で彼らの複雑な楽曲製作に貢献することとなるEddie Offord、そしてその後のYESのトレードマークとなる幻想的なジャケット/ロゴを手がけるRoger Deanが参加、名盤の評価をより一層高めることとなります。

    • AMCY4028

      デジタル・リマスター、定価1942+税

      盤質:傷あり

      状態:並

      帯有

      カビあり

    • WPCR18562

      紙ジャケット仕様、MQA-CD×UHQCD(すべてのCDプレイヤー再生可/ハイレゾ品質での再生にはMQA対応機器が必要)、復刻巻帯付き、ブックレット・リーフレット付仕様、定価2800+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      軽微なスレあり

    • R273789ELEKTRA/RHINO

      デジパック仕様、ボーナス・トラック2曲、スリップケース付仕様

      盤質:傷あり

      状態:良好

      ブックレットに折れあり、圧痕あり

      490円

      392円
      (税込431円)

      108円お得!


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  • YES / YES ALBUM

    スティーヴ・ハウが加入、多彩なギターワークと複雑な楽曲構築性の導入によりYESサウンドを確立した71年3rd!

    英国プログレを代表するグループ、71年3rd。John Anderson、Bill Bruford、Chris Squireに加えSteve Howeが加入。前作までのPOPさを残しつつクラシック要素が強まり、楽曲構成がより複雑且つドラマティックなものへと変化しています。大作こそ無いもののYESサウンドを確立させたアルバムです。クラシカルなものからフラメンコまで、多様なフレーズを自然に溶け込ませるSteve Howeのギターが圧巻。細かく正確に刻まれるBill Brufordのドラム、メロディアスに高音を響かせるChris Squireのベース、そして天使の歌声John Andersonを加えたアンサンブルは、瑞々しく表情豊かです。本作でバンドを去ることになるTONY KAYEによるハモンド・オルガンも、英国らしいダークな雰囲気を醸し出しており魅力的。『FRAGILE』、『CLOSE TO THE EDGE』に次ぐ人気を誇る代表作。

    • WPCR18156

      紙ジャケット仕様、UHQCD、スティーヴン・ウィルソン・リミックス、定価2800+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      軽微なスレあり

    • WPCR18561

      紙ジャケット仕様、MQA-CD×UHQCD(すべてのCDプレイヤー再生可/ハイレゾ品質での再生にはMQA対応機器が必要)、ロックエイジ帯・復刻巻帯付き(リバーシブル仕様)、リーフレット付仕様、定価2800+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

  • YES / CLOSE TO THE EDGE

    72年作5th、緊張感、幻想美、構築性、ダイナミズム、超絶技巧!これぞプログレと言うべき要素が詰まった超傑作!

    その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの72年作5th。その内容は前作「こわれもの」と並ぶ、プログレッシブ・ロック史に留まらず70年代ロック史に残る屈指の大名盤であり、20分近い表題曲をメインに据えたコンセプト・アルバムとなっています。Keith Emersonと人気を分かつRick Wakemanによる華麗なキーボード・オーケストレーション、カントリーからフラメンコまでを自在に操る個性派ギタリストSteve Howeの超絶プレイ、難解な哲学詞を伝えるハイトーン・ボーカリストJon Anderson、テクニカルでタイトなBill Brufordのドラム、そしてリッケンバッカーによる硬質なベースさばきを見せるChris Squire、今にも崩れそうな危ういバランスを保ちながら孤高の領域に踏み入れた、まさに「危機」の名に相応しい作品です。

  • YES / TALES FROM TOPOGRAPHIC OCEANS

    通算7作目、スタジオ・アルバムとしては6作目、壮大なスケールの大作4曲で構成された73年作

    その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの73年作。「こわれもの」「危機」で大きな成功を収めた彼らですが、本作は彼らが更なる高みを目指した1枚であり、Jon Andersonの宗教的なコンセプトをテーマに神秘的な雰囲気と独特の瞑想感、スペーシーな雰囲気で進行する良作です。全4曲から構成され、うち3曲は20分を超えると言う大作主義の極みのような作風は圧巻であり、Bill Brufordに代わりドラムにはAlan Whiteが初めて参加しているほか、Rick Wakemanは本作を最後に脱退。非常に複雑な構成から賛否両論のある1枚ですが、やはりその完成度に脱帽してしまう傑作です。

  • YES / YESSONGS

    72年アメリカ・ツアーを収録した圧巻のパフォーマンス、プログレッシヴ・ロック界を代表するライヴ・アルバム!

    その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの73年ライブ作。名盤「Close To The Edge」を生み出した彼らの自信が感じられる名ライブ作であり、その内容はある種、スタジオ盤以上にファンを虜にしているほどです。もはやおなじみとなったストラビンスキーの「火の鳥」でその幕を開け、「シべリアン・カートゥル」や「燃える朝焼け」「同志」「危機」と、「ラウンド・アバウト」と彼らの代表曲をたっぷりと収録。スタジオ作のクオリティーを完璧に再現するだけでなく、スタジオ作には無いドライブ感の詰まった超絶技巧、名演の数々は全ロックファン必聴です。

  • YES / RELAYER

    74年作、パトリック・モラーツが参加した唯一のオリジナル・アルバム、「こわれもの」「危機」と並ぶ代表作!

    その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの74年作7th。「こわれもの」「危機」で大きな成功を収めた彼らですが、前作「海洋地形学の物語」でキーボードのRick Wakemanが脱退、後任にはRefugeeの技巧派Patrick Morazが加入しています。その内容はPatrick Morazの参加によってラテン・ジャズ、そして即興色が加味され、超絶なインタープレイの応酬で畳み掛けるハイテンションな名盤であり、「サウンド・チェイサー」ではインドネシアのケチャも取り入れるなど、深化した彼らの音楽性が伺えます。もちろん彼ららしい構築的なアンサンブルも健在であり、大曲「錯乱の扉」の一糸乱れぬ変拍子の嵐など、バンドのポテンシャルの高さが伺えます。大きな成功を経て円熟期に入った彼らを象徴する1枚です。

    • WPCR18568

      紙ジャケット仕様、MQA-CD×UHQCD(すべてのCDプレイヤー再生可/ハイレゾ品質での再生にはMQA対応機器が必要)、復刻巻帯付き、リーフレット付仕様、定価2800+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

    • R273792RHINO

      スリップケース付きデジパック仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック3曲

      盤質:傷あり

      状態:並

      軽微なカビあり

    • 8122737922RHINO

      デジパック仕様、スリップケース付仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック3曲

      盤質:傷あり

      状態:良好

      スリップケースに軽微な圧痕あり

    • 8122737922RHINO

      デジパック仕様、スリップケース付仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック3曲

      盤質:傷あり

      状態:良好

      スリップケースに軽微な圧痕あり、若干しわあり

  • YES / YESTERDAYS

    1stと2ndより選曲された75年リリースの編集アルバム

  • YES / GOING FOR THE ONE

    渾身の名曲「Awaken」収録の77年作8th、ジャケットはヒプノシスを初起用

    その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの77年作。前作「Relayer」でRick Wakemanに代わりテクニカルなプレイを見せたPatrick Morazが脱退しRick Wakemanが再加入した作品となっています。それに伴い、Patrick Morazの即興色やジャズ色が影響した前作に比べてRick Wakeman色がバンドに再び彩りを与え、シンフォニック然としたアプローチが復活。YESらしい個性が再び芽吹いた1枚と言えるでしょう。加えて、非常にポップな印象を与える作風へとサウンドが変化しており、Doger Deanの幻想的なアートワークからHipgnosisの現実的なアートワークへの移行が興味深い作品となっています。

    • 18P22888

      旧規格、定価1820+税

      盤質:傷あり

      状態:並

      帯無

      帯無、カビあり

      490円

      392円
      (税込431円)

      108円お得!


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    • AMCY6283

      紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、HDCD、インサート封入、定価2000+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:並

      帯有

      カビあり

    • WPCR18569

      紙ジャケット仕様、MQA-CD×UHQCD(すべてのCDプレイヤー再生可/ハイレゾ品質での再生にはMQA対応機器が必要)、復刻巻帯付き、リーフレット付仕様、定価2800+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

  • YES / TORMATO

    コンパクトな楽曲の中にYESらしいドライヴ感とファンタジーが詰め込まれた78年作9th、良いアルバムですよ!

    パンク、ニュー・ウェイブ全盛期の中リリースされた78年9作目。大作主義は鳴りを潜め、10分以下の小曲で構成されているほか、音も時代を反映してそれまでよりもかなり煌びやかでポップなものになっています。とはいえ開放感のある瑞々しいメロディや、各楽器が緻密にメロディを奏でていくアンサンブルの構築性は流石のYESと言ったところ。多様な音色を駆使し、生き生きとフレーズを弾きまくるウェイクマンのキーボード。自由奔放かつ繊細さ溢れるハウのギター。地に足のついたスクワイアのベース、タイトかつ柔軟さのあるホワイトのドラム。そこへアンダーソンのヴォーカルが次から次へとメロディを紡ぎ出す、有無を言わせぬ怒涛のプログレッシヴ・ポップ・サウンドは彼らでなければ生み出し得ないものでしょう。「Release Release」など本作を象徴する1stや2ndに入っていそうなスピーディーでストレートなロック・ナンバーも魅力ですが、白眉は「On The Silent Wings of Freedom」。前作『Going For The One』で聴かせた天上を駆けるような夢想的なサウンドと、「ロック」の引き締まったビートが理想的に共存した名曲に仕上がっています。スタイルは変われどもYESらしさは満点と言っていい好盤。

  • YES / DRAMA

    バグルスのトレヴァー・ホーン&ジェフ・ダウンズが加入し制作された80年作

    • WPCR18571

      紙ジャケット仕様、ハイレゾCD(MQA-CD/UHQCD)仕様、(ハイレゾで再生するにはMQA対応機器が必要です)、復刻巻帯付き、定価2800+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

  • YES / CLASSIC YES

    81年リリース、クリス・スクワイア選曲によるベスト、全9曲

  • YES / LONELY HEART

    80年代を代表するロック・ナンバーの一つ「Owner Of A Lonely Heart」収録、トレヴァー・ラヴィンの才覚が光る83年作

  • YES / UNION

    ABWHとスクワイアら本家YESが合体した新生8人組YESによる91年作

    「こわれもの」「危機」を生んだイエス黄金ラインナップからなるABWHと、かつてイエスに在籍した主要メンバー(クリス・スクワイア、アラン・ホワイト、トニー・ケイ、トレヴァー・ラビン)が合体。8人組新生イエスがここに誕生した91年作。

  • YES / HIGHLIGHTS : THE VERY BEST OF YES

    93年編集ベスト

  • YES / TALK

    94年作

  • YES / KEYS TO ASCENSION (CD)

    96年復活ライヴを収録!

  • YES / OPEN YOUR EYES

    新たなメンバーにビリー・シャーウッドを迎え制作された97年作

  • YES / BBC SESSIONS 1969-1970 SOMETHING’S COMING

    69-70年のBBC音源を収録、全18曲

  • YES / LADDER

    キーボード奏者イゴール・ホロシェフが加わり6人編成となった99年作、往年のイエスらしさを感じさせる好盤

    キーボード奏者、イゴール・ホロシェフが加わり6人編成となった99年作。往年のイエスらしさとポップさが融合した名作。ボン・ジョヴィやエアロスミスをも手掛けたプロデューサー、ブルース・フェアバーンの遺作ともなった。

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  • BILL BRUFORD / AN INTRODUCTION TO BILL BRUFORD’S SUMMERFOLD

    ビル主宰のレーベルSUMMERFOLDのコンピ、EARTHWORKSのナンバーを中心に収録

  • BILL BRUFORD / MASTER STROKES

    78-85年期よりセレクトされた全15曲、アラン・ホールズワース、ジェフ・バーリン参加

  • BILL BRUFORD / IF SUMMER HAD ITS GHOSTS

    イエス〜クリムゾンに在籍したプログレ界屈指の名ドラマー、コンテンポラリー・ジャズ・アルバム、97年作

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BRUFORDの在庫

  • BRUFORD / LIVE IN CHICAGO 1979

    79年8月26日のシカゴ公演を収録、ギターはJohn Clark

  • BRUFORD / BRUFORD TAPES

    79年のライヴ・アルバム

    Allan HoldsworthからJohn Clarkへとギタリストが変わった後の79年に行われたニューヨークでの公演を収録したライヴ盤。Allan Holdsworthにも引けを取らないテクニカルな早弾きを聴かせるギター、ギターに負けじとスリリングなフレーズを応酬するJeff BerlinのベースとDave Stewartのキーボード、安定感抜群に疾走するBill Brufordのドラム。終始スリリングなフレーズで圧倒するテクニカル・ジャズ・ロックの名作。

  • BRUFORD / ONE OF A KIND

    79年リリースの傑作2nd、メンバーは前作同様デイヴ・スチュワート/アラン・ホールズワース/ジェフ・バーリン

    「FEELS GOOD TO ME」に続き、デイヴ・スチュワート、アラン・ホールズワース、ジェフ・バーリンと共に作り上げたジャズ・ロックの傑作。79年作。

  • BRUFORD / GRADUALLY GOING TORNADO

    80年作、終始スリリングなフレーズで圧倒するテクニカル・ジャズ・ロックの名作!

    ヴォーカル・ナンバーやカンタベリー色の強い10分を超えるナンバーの収録と多彩な楽曲を味わえる、バンド”ブラッフォード”最終作。80年作。

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RICK WAKEMANの在庫

  • RICK WAKEMAN / RECOLLECTIONS : VERY BEST OF (1973-1979)

    00年編集の70年代ソロ・ベスト、A&M時代の作品より14曲収録

  • RICK WAKEMAN / REAL LISZTOMANIA

    75年作『LISZTOMANIA』に曲追加&リマスタリングを施した02年リリース版

  • RICK WAKEMAN / RETRO

    メロトロンやムーグなどヴィンテージ・キーボードを使って録音された06年作

  • RICK WAKEMAN / CLASSIC TRACKS THE COMPILATION

    セルフカバーやイエス/ビートルズ/ストーンズのカバーなどを収録

  • RICK WAKEMAN / SIX WIVES OF HENRY VIII: LIVE AT HAMPTON COURT PALACE

    1stソロ『SIX WIVES OF HENRY VIII』の09年全曲演奏ライヴ!

  • RICK WAKEMAN / SIX WIVES OF HENRY VIII

    73年リリース、「キーボードの魔術師」と讃えられるその腕前を遺憾なく発揮した傑作ソロデビュー作。クリス・スクワイア/ビル・ブルフォード/スティーヴ・ハウ/アラン・ホワイトらイエス勢に加え古巣ストローブスのメンバーが参加!

    イギリスを代表するプログレッシブ・ロックバンドYESの全盛期を支えたキーボーディストであり、そのクラシカルで大仰なキーボードワークで「こわれもの」や「危機」の多難な楽曲を彩ってきたアーティストの73年ソロデビューアルバム。時期的にはYESの「海洋地形学の物語」がリリースされ初めての脱退を宣言した時期ですが、その内容は、「ヘンリー8世の6人の妻」の名前をタイトルにした6曲で構成されたコンセプト作品であり、ピアノやオルガンをはじめ、メロトロンやRMIキーボード、モーグ・シンセサイザーをふんだんに使用。YES以上に彼のクラシカルなキーボードワークを堪能できる名盤です。

  • RICK WAKEMAN / JOURNEY TO THE CENTRE OF THE EARTH

    フルオーケストラを率いてライヴ録音された74年2ndソロ

    イギリスを代表するプログレッシブ・ロックバンドYESの全盛期を支えたキーボーディストであり、そのクラシカルで大仰なキーボードワークで「こわれもの」や「危機」の多難な楽曲を彩ってきたアーティストの74年作。Jules Verneの同名小説にインスパイアされたコンセプトアルバムである本作は、ロンドンシンフォニーオーケストラを従えてロイヤルフェスティヴァルホールにて録音されたライブ盤となっており、オーケストラ参加作という事もあって前作よりも純クラシカルなテイスト。ロック的なダイナミズムこそ少ないものの、彼の大仰なサウンドはやはり圧巻です。

    • UICY9262

      紙ジャケット仕様、2003年24bitデジタル・リマスター、カラー・ブックレット付き仕様、定価2039+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      若干スレ・軽微な圧痕あり

    • UICY9262

      紙ジャケット仕様、2003年24bitデジタル・リマスター、カラー・ブックレット付き仕様、定価2039+税

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      帯中央部分に色褪せあり、帯に若干汚れあり

      1290円

      1032円
      (税込1135円)

      284円お得!


      CD詳細ページへ

    • CD3156

      直輸入盤(帯付仕様)

      盤質:傷あり

      状態:良好

      帯有

      若干ケースツメ跡あり

  • RICK WAKEMAN / IN CONCERT

    キーボードの魔術師、『アーサー王と円卓の騎士たち』リリースに伴う75年ツアーからの音源を収録、全8曲

  • RICK WAKEMAN / JOURNEY TO THE CENTRE OF THE EARTH DVD

    オーケストラとの共演で『地底探検』を全曲演奏した75年ライヴ映像

    75年オーストラリアでのライヴ。135分収録のDVD。

  • RICK WAKEMAN / MYTHS AND LEGENDS OF KING ARTHUR AND THE KNIGHTS OF THE ROUND TABLE

    アーサー王伝説をテーマとする75年作、「魔術師」の所以たるキーボードさばきが堪能できる壮大なクラシカル・シンフォニック・ロック作!

    イギリスを代表するプログレッシブ・ロックバンドYESの全盛期を支えたキーボーディストであり、そのクラシカルで大仰なキーボードワークで「こわれもの」や「危機」の多難な楽曲を彩ってきたアーティストの75年作。今回は「アーサー王物語」というRick Wakemanらしいテーマを持ったコンセプトアルバムであり、混声合唱や大仰なオーケストラを従えシンフォニックに盛り上がる彼らしい作風となっています。シンフォニックなサウンドと同様に彼の個性であるポピュラリティーのあるメロディーに恵まれており、非常に聴きやすい名盤となっています。

  • RICK WAKEMAN / LIVE AT HAMMERSMITH

    ロンドンHAMMERSMITH ODEONでのライヴ、85年リリース

  • RICK WAKEMAN / CLASSICAL CONNECTION

    過去の名曲をピアノカバーした91年作

  • RICK WAKEMAN / ROCK N’ ROLL PROPHET PLUS

    82年のスタジオ・アルバムに新録などを加えた91年リリースver.

  • RICK WAKEMAN / BEST OF RICK WAKEMAN : ORIGINAL LIVE RECORDINGS

    98年リリースのライヴ音源集

  • RICK WAKEMAN / RETURN TO THE CENTRE OF THE EARTH

    99年、ロンドン交響楽団との共演作、オジー・オズボーンやトレヴァー・ラビンらが参加

  • RICK WAKEMAN / HERO: THE ORIGINAL SOUNDTRACK

    マラドーナの活躍で知られる86年ワールドカップ公式記録映画のサウンドトラック

  • RICK WAKEMAN / LIVE

    90年ノッティンガム公演

  • RICK WAKEMAN / LIVE IN NOTTINGHAM

    英ノッティンガムでのライヴ音源を収録、年代の記載はなし

  • RICK WAKEMAN / OFFICIAL BOOTLEG SERIES VOL. 8: LIVE AT THE ODEON EDINBURGH 28TH AUG 1987

    OFFICIAL BOOTLEG SERIESの第8弾、87年のスコットランド・エディンバラ公演を収録。

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