2023年5月12日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
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スタッフ佐藤です。
5月14~18日にかけて、プログレを代表するアーティストの誕生日が続いているのをご存知でしょうか?
そんな彼らを一気にお祝いしてしまおう、というのがこちらの記事。
各アーティストに関連する特集記事も集めましたので、本記事を基点にプログレ探求をお楽しみいただければ嬉しく思います!
ご存知MARILLIONの2代目フロントマンとして活躍するヴォーカリストがスティーヴ・ホガース!
5/14に67歳を迎えます。
17年の来日公演でその雄姿を目にする機会に恵まれましたが、歌いながら身体全体を使ってエネルギッシュに楽曲を表現するパフォーマンスには、初代ヴォーカルのフィッシュやGENESISのピーター・ガブリエルにも劣らぬ魅力があるんですよね。
傑作『BRAVE』も想起させるサウンドを聴かせる22年作『AN HOUR BEFORE IT’S DARK』も素晴らしい一枚でしたし、今後の活動にも注目していきたいところです!
4つの組曲を配したプログレ然とした重厚な構成で聴かせる22年作。浮遊感ある出音で幻想美を描くギターと、一声一声に繊細なニュアンスを込め歌う説得力あふれるヴォーカル、相変わらず素晴らしいです。名作『Brave』にも通じる、深遠さとエモーションが対比する大充実作!
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5/15に70歳になるのが、英国が誇る天才マルチ・プレイヤー、マイク・オールドフィールド!!
『TUBULAR BELLS』の頃にはナイーヴそうな美青年だったマイクも、50年を経て貫禄溢れるおじいちゃんに。
17年には名盤『OMMADAWN』の素晴らしき続編『RETURN TO OMMADAWN』をリリースしたり、ちょうど23年4月には今年50周年を迎える『TUBULAR BELLS』のオリジナル・デモ『OPUS ONE』が単独作品としてリリースされましたね。
当時から半世紀が過ぎた現在でも、プログレ時代の作品達がマイク自身にとって特別なものであるのが伝わってきます。
そろそろオリジナル・アルバムにも期待したいものです☆
ちなみに同日はブライアン・イーノのお誕生日でもありますよ。
まさか、まさかの名盤『OMMADAWN』の続編!冒頭十数秒で『OMMADAWN』のあの世界観が鮮やかに蘇ってきて感涙必至ですよこれは。初期を踏襲した大作2曲の構成にも痺れるし、これは初期マイクファンへの至上の贈り物と言える一枚!
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5/16には、プログレ・シーンの最重要人物と言えるロバート・フリップが誕生日を迎えます!!!
言わずと知れたキング・クリムゾンの総帥ですね!
日本では喜寿として祝われる77歳になられます。
コロナ禍で海外アーティストの来日公演自粛が続く中、21年にいち早く来日ツアーを敢行したのがキング・クリムゾンでした。
往年の名曲を聴かせるという次元をはるかに超えた、計算しつくされたメンバー構成&楽器編成と緻密に練り上げられた楽曲アレンジにより展開されるライヴ・パフォーマンスは、絶えず聴く者の度肝を抜く鮮烈さを誇ります。
そんな一大事業を指揮するフリップの衰え知らずの才覚には脱帽するほかありませんよね。
それとは対照的に、奥方との夫婦漫才動画シリーズ「TOYAH & ROBERT FRIPP’S SUNDAY LUNCH」では、そのはっちゃけっぷりがとにかく微笑ましい限り。なんと今年の9~10月には英ツアーの開催も決定したそうですよ。
キング・クリムゾンとして今後ライヴが開催される見込みはないというのが残念ですが、それならば何卒新作を…と思っているのは自分だけではないはず!
23年3月にリリースから50周年を迎えた代表作の一つ!来るぞ来るぞと心臓が縮むような強迫感とそこから一気に畳みかけるアンサンブルの硬質さとテンション。ロック史上最高の緊張感へと振れたと言っても過言ではない稀代の大傑作!
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ロバート・フリップとトーヤ・ウィルコックスによる夫婦漫才(?)『TOYAH & ROBERT’S SUNDAY LUNCH』、なんと2023年にツアー開催が計画されているようです。
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1969年からちょうど50年を記念して、70年代を代表する名バンドによる69年リリースのデビュー作をピックアップ。今回は10月10日にリリースされたキング・クリムゾンの1st『In The Court Of Crimson King(クリムゾン・キングの宮殿)』!
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ロバート・フリップの翌日には、クリムゾンで共に活動したプログレ界きっての人気ドラマー、ビル・ブルーフォードのバースデーがやって来ます!!!
今年で御年74歳。
イエス~キング・クリムゾンを渡り歩き、ジェネシスにはツアーメンバーとして参加した、名実ともにプログレッシヴ・ロック・シーンを代表するドラマーが彼。
ジャズ・ドラムにルーツを持ち、一打一打に妥協を許さないクリエイティヴかつ職人的なプレイが持ち味で、その姿勢はまさにプログレッシヴ・ロック・ドラマーの鑑と言えるかもしれません。
テクニック、スピード、リズムセンスが一級品なのは言うまでもないですが、特徴であるタイトにチューニングされたスネアの、あのスコンッという音が何よりたまらない!というプログレファンも多いはず。
ライヴ活動から身を退いて久しい彼ですが、音楽活動はまだまだ継続中とのことなので、今後の動向に注目です。
ビルのプレイで最初に衝撃を受けたのは「ROUNDABOUT」。キーボードとギターがド派手にソロをぶつけ合うその裏で、聴いたこともない複雑怪奇なドラミングが炸裂していて、リックやスティーヴ以上に「この人は只者ではないっ!」と思った記憶があります。
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今回はドラマーによるソロ・アルバム&リーダー・アルバムに焦点を当ててまいりたいと思います。コンポーザーとして、プレイヤーとして、ドラマーが活躍するアルバムを集めましたので、お楽しみください☆
続いても縁のあるミュージシャンが繋がります。上で取り上げた『Fragile』をはじめとするイエスの代表作でビルと演奏を共にしたキーボーディスト、リック・ウェイクマンは5月18日がお誕生日!!
しかもビルと同じく今年74歳です。
セッション・ミュージシャンとして頭角を現し、ストローブスに在籍した後にイエスへと加入。以降、イエスに再加入したりイエス関連グループに参加することはありますが、基本的にはソロ活動をメインとしています。
トレードマークであるマントをはじめとする煌びやかな衣装に身を包み、華麗な速弾きにより聴く者の耳を釘付けにするライヴでのパフォーマンスは、まさしく「キーボードの魔術師」の異名が相応しいもの。
最近はスーツ姿でステージに立つ事も多いようですが、ソロ公演では今でも上記の出で立ちで往年のプログレ・ナンバーを演奏しており、その健在ぶりが嬉しいところです。
彼の場合は多作家として知られるとおり、今でも年に何枚かの作品をリリースしているので、まだまだプログレ・ファンを楽しませ続けてくれることでしょう☆
アーサー王伝説という壮大なテーマにふさわしい、荘厳なオーケストラを交えた一大叙事詩。
勇壮なメインテーマに始まり、クラシカルで流麗なナンバーからコミカル・タッチの楽しげなナンバーまで、縦横無尽のキーボードワークで描かれるアーサー王伝説の世界に終始惹きこまれます。
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いやはや、プログレの重要ミュージシャンの誕生日がひしめく濃い~5日間ですね!
みなさん、お誕生日おめでとうございます!
プログレが衰退しつつあった80年代に登場し、ネオ・プログレ、あるいはポンプ・ロックという新たなジャンルの旗手として名を馳せた英国のグループ、MARILLIONによる記念すべき83年デビュー・アルバム。FishとSteve Hogarthという二人のヴォーカリストの在籍期で作風を異にする彼らですが、本作で聴けるのはPeter Gabrielを強く意識させる初代ヴォーカリストFishのエモーショナルな歌声、そして軽やかなドラムや煌びやかなシンセなどポップなサウンド・メイクを施しつつも70年代の延長線上と言えるダイナミックなアンサンブルを特徴とした、初期GENESIS直系のプログレッシヴ・ロックとなっています。とはいえ英国プログレらしいリリシズムを受け継ぎつつハード・ロック的な切れ味も取り込んだエネルギッシュなサウンド、キャッチーなメロディに「詩人」と評されるFishの内省的で幻想的な歌詞が合わさった世界観は既にオリジナリティ溢れるもの。次世代のプログレの幕開けとして不足はない、完成度の高いデビュー作です。
スリップケース付仕様、2枚組、各CDはそれぞれプラケース入り仕様
盤質:無傷/小傷
状態:良好
スリップケース若干スレあり
多重録音という言葉が既に死語となりつつある現代においてさえ強烈な存在感と圧倒的な完成度を誇るイギリスのマルチ・プレイヤーの73年デビューアルバム。契約第1号アーティストのデビュー作としてヴァージンレコードの飛躍にも多大な貢献をした大名盤であり、また、本人の意図の範疇ではないながらも映画「エクソシスト」のテーマとしても有名な作品です。そのためおどろおどろしいイメージを持たれがちですが、実際はどこまでも美しく、雄大な自然を想起させる25分、23分の大曲2曲であり、膨大な数の地道なオーバーダビングを繰り返して作られた完全無欠の音像は70年代ロック史に深く刻み込まれています。
紙ジャケット仕様、黒の通常帯、00年デジタル・リマスター、定価2427+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
解説に折れあり、紙ジャケに小さい折れあり
アルバム未収のシングル音源を多数収録。
MIKECDX17/0094635493627(VIRGIN)
3枚組、デジタル・リマスター
盤質:無傷/小傷
状態:良好
1枚は盤に傷あり、ケースに黄ばみあり
1989年作品。多彩なヴォーカリストを迎えた、アダルト・オリエンテッド・ポップスを収録した作品。
HDCD、デジタル・リマスター
盤質:傷あり
状態:並
盤キズ多めにあり、小さいカビあり
マイケル・オールドフィールド名義でリリースされた91年作。
4枚組ボックス、プラ製ボックスケース入り(トールサイズ)、ブックレット付仕様、デジタル・リマスター
盤質:傷あり
状態:良好
ケースツメ跡あり、プラ製ボックスに若干ヒビ・スレあり
スリップケース付き仕様、シリアルナンバー入り、CD-ROMプラスアルバム(1曲目にCD-ROMデータが入っています)、解説元からなし、定価2718+税
盤質:傷あり
状態:
帯有
ケースにスレあり、帯にケースツメ跡・折れあり
DVD、NTSC方式、リージョン2、3、4、全約125分、帯・解説付き仕様、定価2500
盤質:傷あり
状態:並
帯有
ケース不良、ビニールソフトケースに入っています、若干カビあり
79年作の1stソロ。
紙ジャケット仕様、2枚組、08年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック5曲、内袋1枚・英文ブックレット・ポストカード付、定価3500+税
盤質:無傷/小傷
状態:並
帯有
若干カビあり、その他は状態良好です
紙ジャケット仕様、SHM-CD、CD+DVD(オーディオ収録)の2枚組、4thエディションDXパッケージ、定価5000+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
2タイトル3CDボックス、ボックスに帯付仕様、各タイトルはプラケース入り仕様、ボーナス・トラック3曲、36Pブックレット付仕様(英語版・日本語版)、定価5500+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
カビあり
3枚組ボックス、ボックスに帯付仕様、各CDはプラケース入り仕様、ブックレット付仕様、定価6500+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
1枚は盤無傷/小傷程度、カビあり、ボックス上部にノリ剥がれ・色褪せあり
3タイトル4CDボックス、ボックスに帯付仕様、各タイトルはプラケース入り仕様、定価7665
盤質:傷あり
状態:並
帯無
帯無、カビあり
4タイトル6CDボックス、各タイトルはプラケース入り仕様、ボックスに帯付仕様、オリジナル英文解説ブックレット付仕様、定価10500
盤質:無傷/小傷
状態:並
帯有
2枚は盤に傷あり、小さいカビあり、その他は状態良好です
両面記録DVD(DTS5.1ch+ドルビーデジタル5.1ch、マルチ・アングル&マルチ・オーディオ)、プラ製透明スリップケース&ブックレット付仕様、NTSC方式、リージョンフリー、定価4200+税
盤質:傷あり
状態:
帯有
ケース不良、ビニールソフトケースに入っています、スレあり、スリップケース無し
両面記録DVD(DTS5.1ch+ドルビーデジタル5.1ch、マルチ・アングル&マルチ・オーディオ)、プラ製透明スリップケース&ブックレット付仕様、NTSC方式、リージョンフリー、定価4200+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
カビあり、スリップケースにスレあり
プラ製透明スリップケース&ブックレット付仕様、2枚組、定価3689+税
盤質:傷あり
状態:
帯無
帯無、小さいカビあり、スリップケースにスレあり
3枚組ボックス、ボックスに帯付仕様、各CDはそれぞれプラケース入り仕様、定価6500+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
小さいカビあり、その他は状態良好です
2枚組、ボックス入り仕様、Tシャツ付き仕様、フリップ監修による06年デジタル・リマスター、定価4410
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、ボックス・Tシャツ無し、解説に黄ばみあり
2014年秋の米国ツアーから、9月30日と10月1日にLAはOrpheum Theatreで行われたライヴから7曲を収録。『RED』収録の「One More Red Nightmare」や「Starless」、『アイランズ』収録の「Sailor’s Tale」など、蘇る70年代クリムゾンの楽曲に歓喜。収録曲は、
1. Walk On: Monk Morph Chamber Music
2. One More Red Nightmare
3. Banshee Legs Bell Hassle
4. The ConstruKction of Light
5. The Letters
6. Sailor’s Tale
7. Starless
DGMSP2(DISCIPLINE GLOBAL MOBILE)
デジパック仕様、CDとDVD-Audio(ハイレゾ音源)の2枚組(収録曲は同一)、DVD-AudioはNTSC方式・リージョンフリー
盤質:無傷/小傷
状態:良好
奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの69年デビューアルバム。プログレッシブ・ロックのスタートラインとなった記念碑的作品であり、「21世紀の精神異常者」のヘヴィーなサウンドで幕を開け「クリムゾン・キングの宮殿」の荘厳なメロトロンで終幕するまで、全く非の打ち所の無いフレーズとインプロヴィゼーションの応酬が乱れ飛びます。大きな衝撃を以って迎えられた本作は、プログレッシブ・ロック時代の幕開けを象徴する1枚として語り継がれています。
紙ジャケット仕様、24ビット・リマスター、カラーブックレット・歌詞対訳付仕様、日本盤のみピュア・ゴールドCD・エンボス紙仕様、定価2300+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
紙ジャケット仕様、24ビット・リマスター、カラーブックレット・歌詞対訳付仕様、日本盤のみピュア・ゴールドCD・エンボス紙仕様、定価2300+税
盤質:傷あり
状態:並
帯無
帯無、カビあり
ロバート・フリップによる89年リマスター、ファミリーツリー付き仕様、定価2233+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
カビあり、側面部に色褪せあり
紙ジャケット仕様、DVDオーディオとHQCDの2枚組、2009年リマスター、40周年記念エディション、DVDはNTSC方式、リージョンフリー、ROCK AGEキャンペーン花帯/特典ボックス付き仕様、定価4200+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの70年2nd。Ian McDonaldが脱退、レコーディングには参加しているもののMichael Gilesも脱退を表明し、ボーカリストとしてのみの参加であるGreg LakeはEmerson Lake & Palmer結成へと動き始め、Keith Tippett、Mel Collinsといった新メンバーを加えるなどバンド内が慌しい状況であったにもかかわらず、その内容はデビュー作に負けず劣らずな名盤となっています。過渡期と言うこともあり正当な評価を仰げない不遇もあった本作ですが、その音楽性は前デビュー作の内容を下地にしながらも、よりバリエーションに富んだ作風となり、Keith TippettのピアノやGordon Haskelの素朴なボーカルなど、バンドに新たな表情が生まれた傑作です。
HDCD、30TH ANNIVERSARY EDITION、デジタル・リマスター
盤質:傷あり
状態:良好
奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの70年3rd。前作「ポセイドンの目覚め」をリリース後、Robert Fripp、Peter Sinfield以外のメンバーは脱退してしまいますが、Keith Tippett人脈やジャズ畑の技巧派ミュージシャンを新たに揃え、インプロヴィゼーション・フリージャズ色を押し出した作風へ。中でもYESのJon Andersonがゲスト参加した20分に及ぶ表題曲は圧巻の出来であり、常に先鋭的であろうとするRobert Frippの意思を反映した素晴らしい作品となっています。
奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの71年4th。全てを静観するような達観したサウンドが特徴的であり、Boz BurrellのボーカルはPeter Sinfieldのメッセージを優しく歌い上げ、空間を彩るサウンドはジャケット通り宇宙的な広がりを見せます。Peter Sinfieldは本作を持ってバンドを離れ、Robert Frippは解散を宣言、次作「太陽と戦慄」まで少しの間KING CRIMSONは形骸化することとなります。バンド崩壊ギリギリの輝きが感じられる、彼らの作品の中でも最も儚く美しい名盤です。
紙ジャケット仕様、24ビット・リマスター、カラーブックレット・歌詞対訳付仕様、日本盤のみピュア・ゴールドCD・ノンコート紙使用、定価2300+税
盤質:無傷/小傷
状態:並
帯無
帯無、若干カビあり
奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの73年5th。前作を発表後休眠していたKING CRIMSONでしたが、Robert Frippが当時YESで成功を収めていたBill Brufordのドラムに感銘を受けたことをきっかけに、ヴァイオリンのDavid Cross、パーカッションのJamie Muir、そしてJohn Wettonを加え再始動しました。その内容は即興演奏と実験音楽の頂点と位置づけられるものであり、フリーフォームに繰り広げられていく各メンバーの技巧と爆発的な音楽のひらめきが詰まった大名盤です。
紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、初回プレス盤限定ステッカー付仕様、内袋付仕様、定価2500+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの74年7th。「太陽と戦慄」からの布陣であるRobert Fripp、John Wetton、Bill Brufordのトリオによるラストアルバムであり、その内容はへヴィ・メタルの原型とも言われる評価も納得の重々しいギター・リフで幕を開け、これまでの活動の集大成といった趣の幅の広さをもったものです。「クリムゾン・キングの宮殿」でプログレッシブ・ロック・シーンの夜明けを作った彼らは本アルバムをもって解散、ジャケット裏のメーター表示がレッド・ゾーンを振り切っていることが全てを伝えています。第一期KING CRIMSONの終焉は衰退の様相を見せたプログレッシブ・ロック・シーンを象徴する出来事であり、時代の移ろいを感じさせます。
紙ジャケット仕様、24ビット・デジタル・リマスター、HDCD、カラーブックレット・歌詞対訳付仕様、定価2200+税
盤質:無傷/小傷
状態:並
帯無
帯無、若干カビあり
30TH ANNIVERSARY EDITION、デジタル・リマスター
盤質:無傷/小傷
状態:良好
若干スレあり
廃盤希少、2枚組、ファミリーツリー付き仕様、定価3786+税
盤質:無傷/小傷
状態:並
帯無
帯無、1枚は盤に傷あり、カビあり
廃盤希少、2枚組、ファミリーツリー付き仕様、定価3786+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
ファミリーツリー付き、帯にカビ・折れ・裏にテープで補修あり、ブックレットに若干汚れあり
75年発表のライブ・アルバム。「RED」発表前の74年に録音されており、当時のラインナップはRobert Fripp(g)、John Wetton(b、vo)、 Bill Bruford(ds)、David Cross(vln、key)の4人編成。アルバム中3曲でEddie Jobson(vln、key)のパートがダビングされています。鮮やかなヴァイオリンの旋律を切り刻むメタリックなギター・リフ、グイグイとウネリを生み出して暴走するリズム隊。この時期ならではのパワフル且つ緊迫感溢れる即興演奏に終始圧倒されっぱなし。代表的名曲「21st Century Schizoid Man」では原曲のサックス部分をヴァイオリンで再現しており、よりヒステリックな爆発力を楽しむことが出来ます。沸点目掛けて上り詰めるRED期クリムゾンの凄さを体験出来る名ライブ盤。
デジパック仕様、スリップケース・ブックレット付仕様、CD+DVDの2枚組、NTSC方式・リージョンフリー
盤質:傷あり
状態:良好
若干圧痕あり
デジパック仕様、スリップケース・ブックレット付仕様、CD+DVDの2枚組、NTSC方式・リージョンフリー
盤質:傷あり
状態:
ケース不良、トレーに小さいヒビあり、若干汚れあり
紙ジャケット仕様、24ビット・リマスター、HDCD、カラーブックレット・歌詞対訳付き仕様、定価2200+税
盤質:傷あり
状態:並
帯無
帯無、カビあり
廃盤希少!紙ジャケット仕様、MQA-CD(CDプレイヤーで再生可/ハイレゾ再生にはMQA対応プレイヤーが必要)、15年版ステレオ・ミックス収録、定価2800+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
3枚組ボックス、ボックスに帯付仕様、各CDはプラケース入り仕様、ボーナス・トラック1曲、48Pブックレット付仕様(英語版・日本語版)、定価6500+税
盤質:無傷/小傷
状態:並
帯無
帯無、ボックス無し、カビあり
3枚組、CD2はエンハンスドCD仕様、カラーブックレット封入、定価4935
盤質:無傷/小傷
状態:不良
帯無
帯無、折れあり、ウォーターダメージあり
紙ジャケット仕様、2枚組、定価3360
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
1枚は盤無傷/小傷程度、若干帯中央部分に色褪せ・小さい折れあり
DVD、2枚組、解説付き仕様・帯元から無し、NTSC方式、リージョンフリー、日本語字幕あり、定価7350
盤質:傷あり
状態:良好
帯-
スリップケース付き仕様(画像はスリップケースです)、2枚組
盤質:傷あり
状態:
ケースツメ跡あり・若干スレあり、スリップケースのバーコード部分に傷・圧痕あり
26CD+6DVD+2ボーナスCDの34枚組ボックス(ボーナスは国内仕様のみの92年3月武道館公演2CD)、アルミケース仕様、各CDはプラケース仕様、解説/ブックレット/ステッカー/フォトカード/ワッペン/バックステージパス付き仕様、定価45000+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯-
ステッカー3枚がボックスに貼ってあります
その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの71年作4th。その内容は次作「危機」と並ぶ、プログレッシブ・ロック史に留まらず70年代ロック史に残る屈指の大名盤であり、STRAWBSからキーボーディストRick Wakemanが加入、文字通り黄金期を迎えた彼らがトップバンドへと一気に飛躍する様が鮮明に残されています。まだ「危機」のような大作主義こそないものの、「ラウンドアバウト」「燃える朝焼け」など彼らの代表曲を収録。また今作から、その驚異的なエンジニアリング技術で彼らの複雑な楽曲製作に貢献することとなるEddie Offord、そしてその後のYESのトレードマークとなる幻想的なジャケット/ロゴを手がけるRoger Deanが参加、名盤の評価をより一層高めることとなります。
英国プログレを代表するグループ、71年3rd。John Anderson、Bill Bruford、Chris Squireに加えSteve Howeが加入。前作までのPOPさを残しつつクラシック要素が強まり、楽曲構成がより複雑且つドラマティックなものへと変化しています。大作こそ無いもののYESサウンドを確立させたアルバムです。クラシカルなものからフラメンコまで、多様なフレーズを自然に溶け込ませるSteve Howeのギターが圧巻。細かく正確に刻まれるBill Brufordのドラム、メロディアスに高音を響かせるChris Squireのベース、そして天使の歌声John Andersonを加えたアンサンブルは、瑞々しく表情豊かです。本作でバンドを去ることになるTONY KAYEによるハモンド・オルガンも、英国らしいダークな雰囲気を醸し出しており魅力的。『FRAGILE』、『CLOSE TO THE EDGE』に次ぐ人気を誇る代表作。
その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの73年作。「こわれもの」「危機」で大きな成功を収めた彼らですが、本作は彼らが更なる高みを目指した1枚であり、Jon Andersonの宗教的なコンセプトをテーマに神秘的な雰囲気と独特の瞑想感、スペーシーな雰囲気で進行する良作です。全4曲から構成され、うち3曲は20分を超えると言う大作主義の極みのような作風は圧巻であり、Bill Brufordに代わりドラムにはAlan Whiteが初めて参加しているほか、Rick Wakemanは本作を最後に脱退。非常に複雑な構成から賛否両論のある1枚ですが、やはりその完成度に脱帽してしまう傑作です。
盤質:無傷/小傷
状態:良好
若干圧痕あり
その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの73年ライブ作。名盤「Close To The Edge」を生み出した彼らの自信が感じられる名ライブ作であり、その内容はある種、スタジオ盤以上にファンを虜にしているほどです。もはやおなじみとなったストラビンスキーの「火の鳥」でその幕を開け、「シべリアン・カートゥル」や「燃える朝焼け」「同志」「危機」と、「ラウンド・アバウト」と彼らの代表曲をたっぷりと収録。スタジオ作のクオリティーを完璧に再現するだけでなく、スタジオ作には無いドライブ感の詰まった超絶技巧、名演の数々は全ロックファン必聴です。
「こわれもの」「危機」を生んだイエス黄金ラインナップからなるABWHと、かつてイエスに在籍した主要メンバー(クリス・スクワイア、アラン・ホワイト、トニー・ケイ、トレヴァー・ラビン)が合体。8人組新生イエスがここに誕生した91年作。
2枚組、スリップケース・ポスター付き仕様(画像はスリップケースです)、定価3689+税
盤質:無傷/小傷
状態:並
帯無
帯無、カビあり
キーボード奏者、イゴール・ホロシェフが加わり6人編成となった99年作。往年のイエスらしさとポップさが融合した名作。ボン・ジョヴィやエアロスミスをも手掛けたプロデューサー、ブルース・フェアバーンの遺作ともなった。
紙ジャケット仕様、直輸入盤(帯・解説付仕様)、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、内袋・英文ブックレット付仕様、定価2600+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
カビあり
YES〜KING CRIMSONを渡り歩き、実力/人気共にプログレ・シーン屈指と言える天才ドラマーBill Brufordによるリーダー・グループ、87年1stアルバム。エレクトリック・ドラムと各種打楽器を駆使したパーカッシヴなリズム・ワークを特徴とする密度の高いジャズ・ロック/フュージョンを展開。アプローチとしてはPIERRE MOERLEN’S GONGに通じ、PMG特有の軽やかな音使いをパワフルかつスリリングなプレイに置き換えたような印象です。プロデュースは盟友Dave Stewartで、エレクトロニックな音を全編に用いながらどこか品の良さがある部分はStewart & Gaskinを思わせ、さすがの手腕を感じます。
YES〜KING CRIMSONを渡り歩き、実力/人気共にプログレ・シーン屈指と言えるドラマーBill Brufordによるリーダー・グループ、89年2ndアルバム。前作に続き、エレクトリック・ドラムと各種打楽器を駆使したパーカッシヴなリズム・ワークを特徴とする密度の高いジャズ・ロック/フュージョンを展開。
「FEELS GOOD TO ME」に続き、デイヴ・スチュワート、アラン・ホールズワース、ジェフ・バーリンと共に作り上げたジャズ・ロックの傑作。79年作。
紙ジャケット仕様、17年ステレオミックスを収録したCD&17年5.1サラウンド・ミックス及び79年オリジナル・ステレオ・ミックスを収録したDVDの2枚組、CDには「Five G」未発表アウトテイクも収録
レーベル管理上、紙ジャケットに若干圧痕がある場合がございます。ご了承ください。
ヴォーカル・ナンバーやカンタベリー色の強い10分を超えるナンバーの収録と多彩な楽曲を味わえる、バンド”ブラッフォード”最終作。80年作。
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
若干帯中央部分に色褪せあり
Allan HoldsworthからJohn Clarkへとギタリストが変わった後の80年作3rd。ヴォーカル・ナンバーやカンタベリー色の強い10分を超えるナンバーの収録と多彩な楽曲を味わえる、バンド”ブラッフォード”最終作。DISC2には79年NYでの公演を収録した名ライヴ盤を収録。
17年に発売された数量限定8枚組ボックスにて初リリースとなった、80年作『GRADUALLY GOING TORNADO』リリース後のロンドン公演&幻の4枚目スタジオ・アルバム用セッション音源を収録。Dave Stewart、Jeff Berlin、John Clarkが参加。
イギリスを代表するプログレッシブ・ロックバンドYESの全盛期を支えたキーボーディストであり、そのクラシカルで大仰なキーボードワークで「こわれもの」や「危機」の多難な楽曲を彩ってきたアーティストの74年作。Jules Verneの同名小説にインスパイアされたコンセプトアルバムである本作は、ロンドンシンフォニーオーケストラを従えてロイヤルフェスティヴァルホールにて録音されたライブ盤となっており、オーケストラ参加作という事もあって前作よりも純クラシカルなテイスト。ロック的なダイナミズムこそ少ないものの、彼の大仰なサウンドはやはり圧巻です。
イギリスを代表するプログレッシブ・ロックバンドYESの全盛期を支えたキーボーディストであり、そのクラシカルで大仰なキーボードワークで「こわれもの」や「危機」の多難な楽曲を彩ってきたアーティストの75年作。今回は「アーサー王物語」というRick Wakemanらしいテーマを持ったコンセプトアルバムであり、混声合唱や大仰なオーケストラを従えシンフォニックに盛り上がる彼らしい作風となっています。シンフォニックなサウンドと同様に彼の個性であるポピュラリティーのあるメロディーに恵まれており、非常に聴きやすい名盤となっています。
定価2719+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
盤キズ多めにあり、ケースツメ跡あり、一部に破れあり、帯にラミネート加工あり
11タイトル16CDボックス、各CDはプラケース仕様、シリアルナンバー記載リーフレット封入
盤質:傷あり
状態:良好
3枚は盤無傷/小傷程度、若干折れあり、ボックスにスレ・若干角潰れあり
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