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ケルトやアイリッシュ音楽のエッセンスを感じるフォーク/プログレ特集!

スタッフ増田です。

10月31日はハロウィン。ここ数年で、すっかり日本でもメジャーな行事になりましたよね。

そんなハロウィンですが、その起源を辿ると実はもともと古代ケルト人、とくにアイルランドの人々によって行われた祭事のようです。

ケルト人にとって10月31日は収穫期である夏が終わり、冬が始まるという一年の区切りの日でした。
また同時にこの世とあの世の境界があいまいになり、街を悪霊が闊歩する日とも考えられており、かがり火を焚いて悪霊を祓う儀式が行われていました。
そんなケルトの文化が中世になってキリスト教と融合し、現在のハロウィンになったようですね。

…という訳で、ケルトと深いつながりのあるハロウィンにちなみ、本日はアイリッシュ・トラッドやケルトの音楽を取り入れた作品をカケレコ在庫より探してまいります。

まずはアイルランド出身者も多いトラッド・フォーク作品から聴いてみましょう。

トラッド・フォーク編

MAC MURROUGH/MAC MURROUGH

アイルランド出身の女性姉妹と男性ミュージシャンによるトラッド・フォーク・トリオ、74年の2nd。

イギリスやアイルランドの伝承歌を歌った作品で、男女混声の幻想的な歌声、そしてティン・ホイッスル(アイルランドの縦笛)など伝統楽器を取り入れた作風は爽やかながらも由緒正しき芯の強さがあり、非常に魅力的。

ペンタングルなどのトラッド・フォーク好きには間違いなくオススメの一枚です。

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ALEANNA/ALEANNA

原盤は僅か100枚プレス!男性2人女性3人編成によるグループの78年作。

ケルト文様を想起させるように重なり合い紡がれるマンドリンと笛のアンサンブル、素朴な歌声が牧歌的ながらも美しい。

古く伝わる民謡のように、人の暖かみを感じさせる珠玉のアイリッシュ・トラッドです。

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VERONIQUE CHALOT/A L’ENTREE DU TEMPS CLAIR

フランス北西部のノルマンディー地方で生まれ育ち、パリでトラッドに魅せられ、イタリアのローマで音楽活動を行ったというフィメール・シンガーによる82年3rd。

売り文句はズバリ「イギリスにジャッキー・マクシーが居るなら、フランスにはこのヴェロニク・シャロットが居る」!

アイルランド音楽の影響を感じさせる力強く土着的なトラディショナル・スタイルの中に、どこか気品が滲む歌声や格調高い弦楽器の音色がユニークです。

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MADDY PRIOR/WOMAN IN THE WINGS

STEELEYE SPANの歌姫による78年ソロデビュー作で、なんとJETHRO TULLのメンバーが全面的にバックアップしているという作品。

やはりSTEELEYE SPANを彷彿とさせるブリティッシュ・トラッド色を全面に出したドラマチックな展開、荘厳な歌声が感動的。

……な所へ、アイリッシュ色も取り入れてるけどほぼJETHRO TULLそのままのイアン・アンダーソンの唾吐きフルートが炸裂するので、ちょっと笑っちゃいます(MADDY PRIORも笑ってない?)。愛すべき好盤。

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プログレ編

お次はケルティックなプログレを探してまいりました。

IONA/JOURNEY INTO THE MORN

ケルトといったら何と言ってもこのグループですよね!鬼才デイブ・ベインブリッジ率いるアイリッシュ/ケルティック・シンフォの雄。

95年の本作ではロバート・フリップ卿もゲスト参加しています。

現代的なシンフォとアイリッシュ・トラッドが融合した雄大かつ美麗なサウンドは文句なしの素晴らしさ!

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CAMEL/HARBOR OF TEARS

実はあのキャメルもケルト音楽を取り入れた作品を手掛けているんです。

96年の本作は、アンディ・ラティマーの祖母の体験を基にアイルランド移民の悲劇を描いた壮大なコンセプト・アルバム!

幻想的なケルト音楽のエッセンスを取り入れつつ、ラティマーの激しい情念渦巻くギターが唸る、重厚な作品です。

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KOMPENDIUM/BENEATH THE WAVES

こちらはウェールズ出身のプログレ・バンド、MAGENTAのリーダーRob Reedによるプロジェクト12年作。

ヴァイオリンやアコギなどによる暖かみのあるトラディショナル・サウンドを取り入れた本格的ケルティック・シンフォは文句なしに見事。

スティーヴ・ハケット、メル・コリンズなどゲストも豪華で、シンフォ・ファンなら間違いなく聴くべき00年代シンフォの最高峰と言えるでしょう。

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ELOY/VISION THE SWORD AND THE PYRE PART 1

71年のデビュー以降ジャーマン・ハード・プログレの雄として君臨してきた名バンドによる、ジャンヌ・ダルクの生涯を描いた17年作。

ベテランらしく貫禄のある重厚なハード・シンフォ・サウンドを軸としつつ、幻想的で暖かいケルティック・ミュージックなども取り入れ、非常に瑞々しい聴き心地に仕上がっています。

それにしてもこの荘厳なコーラスで彩られた壮大でファンタジックなサウンド、いい意味でちょっぴりクサいくらいの叙情的メロディ、否が応にも燃えますね~!好きな人にはたまらないサウンドです。

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MIKE OLDFIELD/RETURN TO OMMADAWN

こちらも17年作ですが……なんとなんとあのマイク・オールドフィールドによる、名盤『OMMADAWN』の続編!

もちろん『OMMADAWN』を始めとしてマイク・オールドフィールド作品に欠かせぬケルト音楽のエッセンスは今作でもバリバリ健在。

工芸品のように巧みに紡がれる幻想的な伝統楽器の調べと、エレキやシンセ、メロトロンの重厚な響きが絡み合って壮大な情景を描き出す、まるで大地の息吹が伝わってくるかのような大作。

こんなのもう、素晴らしすぎます(号泣)。

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いかがでしたか?
爽やかなようで暖かく、人間的な優しさに包まれているようで自然の壮大さも感じさせる……。
ケルト音楽とは本当に、語りつくせぬほど神秘的な魅力に溢れた音楽ですね。

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  • ALEANNA / ALEANNA

    原盤は僅か100枚プレス!男性2人女性3人編成による、珠玉のアイリッシュ・トラッド・グループ、78年作

    原盤は僅か100枚プレス!男性2人女性3人編成による、珠玉のアイリッシュ・トラッド・グループ、78年作がこちら。ジャケットに映る学校のキャンパス風景のような写真はさにあらず。この一見、中高生のような?うら若い青年/少女達こそが、アイリッシュ・トラッド・グループALEANNAの正体。フィドル、コンサーティーナ(正八角形の小型手風琴)、ギターを上手に弾きこなす三人娘の歌声が初々しい一枚。聴きドコロは歌声だけでなく、随所に挟まれるインスト・チューンでの各アコースティック楽器の織り成すアンサンブルの妙。コンサーティーナと女性ヴォーカルにかかる、笛とマンドリンの音色も美しく、FOLKAL POINT等の英プライヴェート・フォーク・ファンを唸らせる、アイリッシュ・トラッド・アンサンブルが満載です。

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    元CYANで、MAGENTAの中心人物、ロブ・リードによるサイド・プロジェクト、2012年作。ロブはJeff Wayneによる78年のコンセプト作『Musical version of War of the Worlds』に匹敵するスケールを持ち、マイク・オールドフィールドに通じるケルティックなサウンドを持った作品を作ることを夢見ていたようですが、その結果として生まれたのが本作。中世の森へと誘われるような神秘的な音色のフルートやハープやオーボエ、そして人懐っこいメロディを奏でるヴァイオリンのリード。そこにストリングスが壮麗に鳴り響き、力強いリズム隊とともにドラマティックなアンサンブルを形作ります。透明感ある美声に心洗われる女性ヴォーカル、ハイ・トーンの幻想的な男性ヴォーカル、トラッドが持つ温もりや格調高さとシンフォニック・ロックの叙情性がブレンドしたメロディも特筆。たおやかなパートと力強く荘厳なパートとがめくるめく映像喚起的な構成とサウンドは絶品の一言。プログレッシヴ・ロック発祥地イギリスより力強く鳴らされた、というだけでなく、中世音楽やトラッドまで飲み込んだ一大シンフォニック絵巻。00年代シンフォニック・ロック最高峰と言える傑作です。ゲストも豪華で、スティーヴ・ハケット、メル・コリンズ、フランシス・ダナリー(イット・バイツ)など参加。シンフォ・ファン必聴です。

  • MIKE OLDFIELD / RETURN TO OMMADAWN

    ご存知英国が誇る天才マルチ・プレイヤー、なんと75年作『OMMADAWN』の続編として制作された17年作!

    ご存知、1st『TUBULAR BELLS』の記録的ヒットにより世界にその名が知られる英国が誇る天才マルチ・プレイヤー、タイトルが示すように彼が75年にリリースした傑作3rd『OMMADAWN』の続編として制作したのがこの17年作!楽曲構成も初期3作品を踏襲する約20分の大作2曲で構成されています。20種類にわたる使用楽器は勿論マイク一人による演奏。冒頭、彼方から聴こえてくるような物悲しい笛の音に重なる哀愁のアコースティックギター。この時点で『OMMADAWN』のあの世界が変わらず広がっていて驚きます。マンドリンやバンジョーも交え躍動感みなぎるトラッド調のアンサンブルが立ち上がってくると、あのデリケートなトーンで旋律を紡ぐ独特のエレクトリックギターも重なってきて、思わず胸が熱くなります。「PART1」後半は、地に響くようなトライバルなパーカッションが現れ、スパニッシュギターがかき鳴らされ、熱っぽいギターが天を駆ける、まさしく『OMMADAWN』を鮮やかに蘇らせたサウンドを展開。かつて『OMMADAWN』に感動した方なら、この「PART1」で早くも涙ぐむこと間違い無し。「PART2」はマンドリンの綺羅びやかな音色が美しい牧歌調の穏やかな演奏に始まり、どこまでも広がる雄大な草原をイメージさせるシンフォニックな中盤、そしてアコギ、エレキ、マンドリン、バンジョーによって紡がれる瑞々しいアンサンブルによって終幕を迎える、淀みのない見事な構成で駆け抜けます。往年の名作の続編と言うと、決して成功しているものは多くない印象ですが、本作に関しては「さすがマイク・オールドフィールド」と言う他ない素晴らしすぎる出来栄えです。リコーダー類・ホイッスル類の音がシンセに置き換わっている部分はありますが、正直それは些細なこと。「プログレッシヴ・ロック・ミュージシャン」マイク・オールドフィールドの帰還にして、初期3作品のファンへのこの上ない贈り物と言える新たな傑作!

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  • MAC MURROUGH / MAC MURROUGH

    74年作2nd、男女混声のアイリッシュ・トラッド・フォーク・グループ

    アイルランド南東部のウェックスフォード出身、女性姉妹と男性ミュージシャンによるトラッド・フォーク・トリオ。SHADES OF MACMURROUGH名義で73年にPOLYDORよりデビュー作をリリース後、短くMAC MURROUGHと改名し、74年にリリースされた実質2ndアルバム。わずか500枚のみがプレスされた原盤は激レアで高値で取引されるフォーク・マニア垂涎の一枚。アイルランドとイギリスの伝承歌を歌った作品で、デビュー作での澄み渡るような空気感の爽やかなサウンドとともに、より芯の強いというか、緊張感のあるトラッド・フォークが印象的です。相変わらず、ダルシマーやリュートやグロッケンスピールやスピネット(小型のハープシコード)やティン・ホイッスル(アイルランドの縦笛)などをフィーチャーした美麗なアンサンブルもまた魅力的。ペンタングルあたりのトラッド・フォークが好きならオススメです!

  • VERONIQUE CHALOT / A L’ENTREE DU TEMPS CLAIR

    フランスの女性ケルト・フォーク・シンガー、イタリアのみでリリースされた82年作3rd

    フランス北西部のノルマンディー地方で生まれ育ち、パリでトラッドに魅せられ、74年にイタリアはローマに渡り、音楽活動を続けた女性シンガー。イタリアのみでリリースされた82年の3rdアルバム。レーベルからのインフォに「イギリスにジャッキー・マクシーが居るなら、フランスにはこのヴェロニク・シャロットが居る」とありましたが、なるほどその通りの歌声!フランスとイタリアの伝承歌を歌った作品で、ペンタングルやヴァシュティ・バニヤンあたりのファンはたまらないでしょう。弾き語りの静謐な楽曲が魅力的なのはもちろん、イタリアの現地ミュージシャンが参加したヴァイオリンやブズーキやバンジョーやタブラが彩る地中海トラッド的な楽曲もまた特筆です。ブリティッシュ・フィメール・フォークのファンは必聴の名作。

  • ELOY / VISION THE SWORD AND THE PYRE PART 1

    70年代より活動するジャーマン・ハード/シンフォ・バンド、ジャンヌ・ダルクの生涯をコンセプトとした17年作

    69年結成、71年のデビュー以降ジャーマン・ハード・プログレの雄として君臨してきた名バンドによる17年作。ジャンヌ・ダルクをテーマにしたコンセプト・アルバム。荘厳な管弦やコーラス、女性ヴォーカルなどを盛り込み、スケール大きく展開する純プログレッシヴ・ロックな作風です。時に幻想的なケルト・ミュージック色も織り交ぜ、曲間の継ぎ目なく進行していくドラマ性の高いサウンドメイクが素晴らしい。結成50年に届こうかというバンドとは思えない瑞々しい感性と、ベテランらしいどっしりと重厚な貫禄ある演奏が一体となった力作に仕上がっています。

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