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キング・クリムゾンのDNAを受け継ぐ90~10年代プログレ特集!

キング・クリムゾンが衝撃のデビュー作で「プログレッシヴ・ロック」の幕を開けたのが1969年。そこから24年が経過した1993年に、北欧はスウェーデンにて、アネクドテンが『暗鬱』にて彗星のごとくデビューしました。『宮殿』や『レッド』を現代に蘇らせたような彼らのサウンドが世界中のプログレを愛するバンド達の情熱に火を付けたのか、世界のいたるところからクリムゾンのDNAを継ぐ新鋭プログレ・バンドが続々と登場。往年を凌ぐような勢いで、魅力的な作品が次から次へと生まれています。

クリムゾンが持っていた「硬質なヘヴィネス」と「優美な幻想性」とがブレンドした荘厳さ、ジャズやクラシック由来の圧倒的な器楽性、そして、前進をやめない溢れる実験精神。さらに、彼らの代名詞と言える洪水のように溢れるメロトロン。そんなクリムゾンのDNAを受け継ぎつつ、90年代以降のヘヴィ・ロックやポスト・ロックなども飲み込んだ、モダンな感性もみなぎらせた新世代クリムゾン・フォロワーをここに特集いたしましょう。

高き理想に挑む彼らが、70年代の往年のプログレに接した時の興奮を鮮やかに蘇らせてくれるはずです!

北欧・東欧

ANEKDOTEN/VEMOD(1993)

90年代の北欧のみならず新世代プログレ・シーンの幕を開けた衝撃のデビュー作!

初期クリムゾン直系の溢れんばかりのメロトロンと叙情美、そしてグランジを通過した肉感的ヘヴィネス!

テンションみなぎる大傑作!

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ANGLAGARD/VILJANS OGA(2012)

アネクドテンと並ぶ北欧シンフォの雄、実に18年ぶりの2012年作。

北欧ならではの幻想性と神秘性、そして、クリムゾン『レッド』のDNAを受け継いだ荘厳さと実験精神との完璧な融合。

ずばり、00年代以降のプログレの金字塔!

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AFTER CRYING/6(1996)

東欧を代表するハンガリーのプログレ・グループ、96年6th。

室内楽的な管弦楽器や壮大なオーケストラはそのままに、凶暴性や現代的なヘヴィネスを加えた圧倒的なダイナミズムを聴かせる作品。

鋭利な攻撃性と瑞々しさが共存したサウンド。

クリムゾンで言えば、格調高い『リザード』と硬質で狂暴な『太陽と戦慄』を掛け合わせた感じ?

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OBIYMY DOSCHU/ELEHIA(2009)

ウクライナのシンフォ新鋭、09年のデビュー作。

透明感と温かみを内包したエモーショナルでヘヴィなギター、タイトなリズム隊による力強いバッキングを軸に、メロトロンとストリングスが重厚な響きで空間を一気に広げる!

狂おしいばかりに美しく荘厳なシンフォ名作。アネクドテンのファンは悶絶必至!

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イタリア

ACCORDO DEI CONTRARI/VIOLATO INTATTO(2017)

イタリア新鋭の17年4th。

従来作ではカンタベリー風味を感じさせる軽やかなジャズ・ロックを聴かせていた彼らですが、本作から中期クリムゾンばりのテンションみなぎるヘヴィ・ジャズ・ロックに転向!

浮遊感あるアブストラクトなパートから一気に爆発的な疾走を始めるアンサンブルは、もはやハード・ロック的と言ってもいいギラギラとしたエネルギーを放出していて実に痛快!

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TOM MOTO/ALLOB ALLEN(2014)

イタリアの新鋭トリオによる14年作2nd。

バキバキと牙を向く凶暴なベース、猛烈に暴れまわるドラム、そして時に豪快にブローをかまし、時にタイトにリードを奏でるアグレッシヴなトランペット!

『レッド』期のクリムゾンを倍速&歪み倍にして、さらにマイルスが乱入したような強烈なアヴァン・プログレ!

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FONDERIA/MY GRANDMOTHER’S SPACE SUIT(2010)

レビュアー3人が満点を付けた!

鋭角的なギター、緊張感みなぎる管楽器。強靭なリズムもクリムゾンばり…と思いきや、どこかシャープでモダンで洒脱な空気も漂わせていて非常にクール。

HATFIELD & THE NORTH、SOFT MACHINEなどカンタベリー・ロックにも通ずるグレイトなイタリア新鋭ジャズ・ロック!

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WINSTONS/WINSTONS(2016)

まるでロバート・ワイアットがドラム&ヴォーカルで、ジョン・ウェットンがベースで、ゾンビーズのロッド・アージェントがキーボードで、イアン・マクドナルドがサックス&フルートって感じ!?

初期キング・クリムゾンや北欧WIGWAM、カンタベリー・ミュージックに通ずる憂いとポップさを併せ持ったサウンドが個性的なイタリア新鋭デビュー作!

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COSARARA/COSARARA(2016)

こちらもイタリア新鋭、16年デビュー作。

キング・クリムゾンの『レッド』と、轟音&美メロが溢れるシューゲーザーの金字塔『ラヴレス』とが融合したら、こんな音になるかも!?

70年代プログレ、イタリアン・ロック、オルタナ、エレクトロニカ、ポスト・ロックを包括したようなサウンドが新鮮で神秘的で荘厳。

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NOT A GOOD SIGN/FROM A DISTANCE(2015)

現代アヴァン・プログレ最高峰バンドYUGENの中心メンバー2人による70年代プログレへのオマージュ。

まるで『レッド』期のクリムゾンに、ソフツ『6』時代のカール・ジェンキンスが加入した感じ!?

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フランス

ALCO FRISBASS/LE BATELEUR(2018)

カケレコ一押しの注目作!

まるでナショナルヘルスとクリムゾンを融合させたような、エレガントかつテンションみなぎるアヴァン・プログレ!

フランスらしい先の読めないアーティスティックな展開の連続に、とにかく聴いていてワクワクが止まりません。

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L’OEIL DU SOURD/UN ?(2009)

フランス出身09年デビュー作。

「太陽と戦慄」期を彷彿とさせる攻撃性を軸に、HATFIELDS & THE NORTHに通ずる緻密さ、フランス的な芸術性や演劇性を融合させたサウンドは、かなりの完成度。

14分を超えるこの楽曲でも伺えるとおり、構成力も見事。

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GRANDJACQUES/LIVE AU PRESBYTERE(2016)

ポーキュパイン・ツリー的と言える洗練されたポスト・ロック調と、クリムゾン憧憬との見事な融合。

シアトリカルさを漂わせながらも時に鬼気迫るまでの高ぶりを見せる仏語ヴォーカルも凄い!

緊張感とミステリアスな雰囲気に包まれたサウンドが魅力的なフランス新鋭16年作です。

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イギリス

BIG BIG TRAIN/DIFFERENCE MACHINE(2007)

90年代以降のイギリスのプログレ・シーンを代表するグループ、07年作の5thアルバム。

叙情性溢れるメロトロン、ヘヴィかつメロウなギター、肉感的でダイナミックなリズム隊、伸びやかで美しいヴォーカル・メロディ。

メロトロンが洪水のように溢れ、サックスが暴れる・・・ダイナミズムと美しさはクリムゾンに匹敵。

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THIEVES’KITCHEN/ONE FOR SORROW TWO FOR JOY(2013)

現代英国を代表するシンフォ・バンドの一つ、5作目となる13年作。前作より加入したスウェーデンのANGLAGARDのkey奏者に加え、同バンドよりフルート奏者、チェロ奏者が参加しているのが特筆。

英プログレ本来のリリカルな格調高さに、ANGLAGARD組がもたらす北欧的幻想性&透明感が加わったこのサウンドはまさに唯一無二。

キング・クリムゾンの直接のDNAとともに、クリムゾン影響下の北欧プログレ新鋭の感性が組み合わさった名作!

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北米

TROOT/CONSTANCE AND THE WAITING(2018)

これはずばり「クラシカルなクリムゾン」!?

R・フリップ彷彿の強靭なギターにチェンバー風味の管楽器、天を舞うようなヴァイオリン、そしてアヴァンギャルドかつ端正なピアノ・・・。

米国の作曲家/ピアニストTim Rootと世界各国の実力派ミュージシャン9名が織り成す、スタイリッシュでドラマチックなアヴァン/ジャズ・ロック傑作!

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DELUGE GRANDER/FORM OF THE GOOD(2009)

CEREBUS EFFECTのメンバーを中心に結成されたアメリカのシンフォニック・ロックバンドの09年2ndアルバム。

ミステリアスな音空間の中をCRIMSON級のヘヴィネスが突き進むおどろおどろしいアンサンブルが、突如高揚感たっぷりの堂々たるシンフォ展開へ!

この米シンフォ・バンドが放つ個性のまばゆさときたら!

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BIRDS & BUILDINGS/MULTIPURPOSE TRAP(2013)

クリムゾンとマグマのDNAを継ぐ米プログレ・バンドDELUGE GRANDERのKey奏者を中心とする別働隊グループ。

人気だった08年デビュー作に続く2013年作2nd。

クリムゾンのヘヴィネスとダイナミズム、マグマの疾走感とテンション、ジェントル・ジャイアントのクラシカルな気品を併せ持つ大傑作!

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南米

PLATURNO/INSANO(2010)

チリ出身のグループ、2010年作2nd。

『太陽と戦慄』期のクリムゾンを彷彿とさせる、硬質で破壊的なアンサンブルに、ポリリズムによる浮遊感のあるパートなどを織り交ぜたサウンド。

鋭角なリフ、アヴァンギャルドなロング・トーンなど、ギターはロバート・フリップからの影響大。

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PLESIOSAURIO/EL CUENTO DE LAS MANOS HELADAS(2015)

まるでSUI GENERISに、ロバート・フリップとイアン・アンダーソンが突如乱入した感じ!?

硬質で強靭なパートと牧歌的なフォーク・パートが交錯する、ユニークなアルゼンチン産プログレ・グループ!

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いかがでしたか?

その他、キング・クリムゾンのDNAを継ぐ新品・中古CDはこちらのリストから!

カケレコなら、キング・クリムゾン、ジェネシス、イエス、キャメルなど、バンド別にそのDNAを継ぐ新鋭をカテゴライズしておりますよ~。

「クリムゾンのDNAを継ぐ新鋭プログレ」CDリスト

関連カテゴリー

クリムゾンのDNAを継ぐ新鋭プログレ名盤

  • ANEKDOTEN / VEMOD

    93年リリース1st、90年代プログレッシヴ・ロックを代表するモンスター・アルバム!

    スウェーデン出身プログレッシヴ・ロック、93年デビュー作。90年代以降の北欧プログレを代表するグループであり、中期KING CRIMSONの影響を現代的なヘヴィネスと融合しています。メカニカルにリフをユニゾンするギター、ベース、ドラムによるヘヴィ・サウンドと、悲愴感を漂わせるメロトロンとチェロの旋律が溶け合う凶暴でありながら、アコースティックな質感も残したアンサンブル。憂いを含んだヴォーカルも魅力的。静と動の対比が鮮やかな楽曲構成も素晴らしくクリムゾン・フォロワーとしてのみならず、現在の北欧プログレ・シーンに大きな影響を与えたアルバムです。

  • BIG BIG TRAIN / DIFFERENCE MACHINE

    90年代〜00年代屈指の英国プログレ新鋭、07年作、往年のプログレのエッセンスを散りばめつつ「モダン」なサウンドへと仕立てあげた傑作!

    不動の2人であるGreg Spawton(G)とAndy Poole(B)により90年に結成され、90年代〜00年代のイギリス屈指のプログレ新鋭バンドへと上り詰めたグループ。07年作5th。モダンに覚醒した前作『Gathering Speed』の延長線上に、ポスト・ロックのエッセンスが際立ち、さらにモダンに洗練された印象。透明度を増した音像から浮かびあがるのは、やはりジェネシスのDNAを継いだ叙情美で、息を呑む美しさ(メロトロンとフルートも絶品!)。オープニングでは、音の粒子が沈みこんでは揺れる間をヴァイオリンが流麗に紡がれたり、2曲目ではいきなりサックスがフィーチャーされてキング・クリムゾンばりのテンションをみなぎらせたり、アレンジのアイデア、それが生む空間的な音の広がりは特筆ものだし、シャープなトーンでエッジとダイナミズムを生むドラムもまた素晴らしい。聴きながら、直接的には似てないんだけど、初期ジェネシスのあのドラマ性と器楽性への00年代からの確かな回答だなぁ、なんて感じてしまいました。ジェネシス、イエス、キング・クリムゾンのエッセンスを散りばめているのに、「ヴィンテージ」にならず、モダンに描ききるセンスこそ彼ら最大の持ち味であり魅力。ドラマに満ちた構成も見事で、10分を超す大曲が3曲収録されていますが、どれもが出色の出来栄えです。本作を最後にSean Filkins(Vo)とSteve Hughes(Dr)が脱退しますが、「モダン」に洗練させたシンフォニック・ロックは彼ら二人が居た編成ならではの魅力であり、BIG BIG TRAINのサウンド面での先進性という点で、一つの到達点といえる傑作です。

  • L’OEIL DU SOURD / UN ?

    フランスより強力なプログレ/ジャズ・ロック・グループが登場!クリムゾンやカンタベリーのファンは要チェック!

    女性ヴォーカル、ヴァイオリン、サックスをフィーチャーしたフランスの新鋭プログレ・グループ。09年デビュー作。クリムゾンやカンタベリー・ミュージックを中心に70年代プログレやジャズ・ロックからの影響を強く感じますが、懐古趣味的な印象はまったくありません。往年の名グループの遺伝子を受け継いだ、文字通りに「プログレッシヴ」なサウンドがここにあります。「太陽と戦慄」期のクリムゾンやHENRY COWあたりの攻撃性を軸に、HATFIELDS & THE NORTHに通ずる繊細さと緻密さ、フランス的な芸術性や演劇性を融合させたサウンドは、かなりの完成度!時にミニマルなフレーズを奏で、時にささくれだったリズムギターで牙をむくギター、シャープ&タイトな強靱なリズム隊、フリーキーに暴れ回るヴァイオリン&サックス、時に荘厳なメロトロン、時にアヴァンギャルドなシンセで楽曲を飛躍させるキーボード、フランス語で歌う存在感抜群のシアトリカルな女性ヴォーカル。各パートの演奏力、アンサンブルの強度ともに抜群です。14分を越える「ODS」など、構成も文句無し。これは強力なグループが登場しました!圧巻の名作。かなりおすすめです!

  • ANGLAGARD / VILJANS OGA

    アネクドテンと並び北欧シンフォの代表格であり、90年代以降プログレ新鋭屈指のグループ、90年代以降のプログレ金字塔と言って過言ではない2012年大傑作3rd!

    ANEKDOTENとともに90年代プログレ・リバイバルの中核を担ったスウェーデン産シンフォニック・ロック・バンドANGLAGARDによる実に18年ぶりとなった12年作3rd。厳かに静謐に鳴り響くフルート、重厚な低音を奏でるストリングス、神秘的に爪弾かれるアコギによる物悲しく陰鬱なるオープニング。嵐の前の静けさのように粛々とメロトロンが登場し、ごつりと歪んだベース、ロバート・フリップ的なヘヴィかつサステインの効いたギターが切れ込むと同時に、急転直下のヘヴィー・アンサンブルへと突入。これぞプログレ、と言える圧巻のダイナミズム!北欧民謡調の軽快な変拍子の中を、北欧らしいコロコロとしたトーンのギターがリリカルなメロディを奏でるファンタスティックなパートや、ハモンド・オルガンが疾走するレ・オルメ『フェローナ〜』ばりのパートや、テンションみなぎるアヴァン・プログレなパートも織り交ぜるなど、格段に表現力を増したスケールの大きなサウンドはただただ圧巻の一言。北欧ならではの幻想性と神秘性、そして、クリムゾン『レッド』のDNAを受け継いだ荘厳さと実験精神との完璧な融合。00年代以降のプログレの金字塔であるばかりではなく、90年代以降としても屈指であり、さらに1969年にプログレが誕生してからここまでの歴史を総括したと言っても過言ではないような素晴らし過ぎる大傑作。感動的!

  • TROOT / CONSTANCE AND THE WAITING

    米国人ピアニスト/作曲家Tim Rootを中心に、世界中から集結した10人の実力派ミュージシャン参加のアヴァン/ジャズ・ロック・プロジェクト18年作、ずばり「クラシカルなクリムゾン」と言える傑作!

    仏在住のアメリカ人作曲家/ピアニスト、Tim Rootを中心とするアヴァン/ジャズ・ロック・プロジェクト18年作。ADRIAN BELEW POWER TRIOやクリムゾン・プロジェクトへの参加で知られる気鋭の女性ベーシストJulie Slickをはじめ、米国・イタリア・アルゼンチンなど各国から選りすぐりの実力派ミュージシャン10名により制作された作品とのことですが、なるほどこれは驚愕の完成度!R・フリップを思わせる切れ味鋭くヘヴィなギター、シャープ&タイトなリズム隊、チェンバー風味のクラリネットにこれでもかとむせぶサックス…『太陽と戦慄』や『RED』期クリムゾンからの影響を感じさせる、スリリングで強靭なアンサンブル。そこへリーダーのTimによるキメ細かく端正なピアノがクラシカルな色合いを加え、はち切れんばかりにハイテンションながらもどこか洗練された気品の漂うスタイリッシュなサウンドを聴かせています。ラフマニノフなど近現代クラシックを思わせるアヴァンギャルドなパートも披露しつつ、そこから天に抜けるように華麗なヴァイオリンがメロディアスな旋律を奏でるパートへと移り変わっていったりなど、ドラマチックな曲展開も特筆。精緻かつダイナミズムに富んだ演奏で聴き手を惹き込ませる、ハイレベルな傑作です。これは激・カケレコメンド!


    公式サイト・試聴はこちら!
    http://trootmusic.com/

  • FONDERIA / MY GRANDMOTHER’S SPACE SUIT

    イタリアの新鋭ジャズ・ロック・グループ、表情豊かなカンタベリー・タッチの逸品、オススメ!

    イタリアのジャズ・ロック・グループ、Peter GabrielのReal World Studioで録音された10年作3rd。HATFIELD & THE NORTH、SOFT MACHINE、CARAVAN、KING CRIMSONなどの影響を感じるグレイトなカンタベリー・スタイルのジャズ・ロック。柔らかく広がるエレピ、CARAVANを彷彿とさせるファズ・オルガン、繊細なタッチの叙情性溢れるフレーズからクリムゾンばりのフレーズまで表情豊かなギター、シャープかつふくよかなリズム隊、たおやかな管楽器、ここぞで溢れるメロトロン!いつまでも浸っていたいと思わせる気持ち良すぎるサウンドからロック的ダイナミズムに溢れるサウンドまで、圧倒的な表現力が印象的。これは素晴らしい作品です。オススメ!

  • AFTER CRYING / 6

    東欧を代表するハンガリーのプログレ・グループ、96年リリース、90年代シンフォを代表する傑作!

    直輸入盤のため、ジャケットに若干ツメ跡等ある場合があります。ご了承ください。

    東欧を代表するハンガリーのプログレ・グループ。96年の6th。室内楽的な管弦楽器や壮大なオーケストラはそのままに、クリムゾンばりの凶暴性や現代的なヘヴィネスを加えた圧倒的なダイナミズムを聴かせる作品。鋭利な攻撃性とオーケストラの瑞々しさが、これほど違和感無く共存したサウンドは、他に聴いたことがありません。90年代以降の数あるシンフォニック・ロックの名作の中でも、群を抜く傑作。AFTER CRYING恐るべし!

  • OBIYMY DOSCHU / ELEHIA

    ウクライナの恐るべき新鋭、09年デビュー作、狂おしいばかりに美しく荘厳なシンフォ名作

    ウクライナのシンフォ新鋭。09年のデビュー作。1曲目ですでにこのグループがただものではないことが分かります。透明感と温かみを内包したエモーショナルでヘヴィなギター、タイトなリズム隊による力強いバッキングを軸に、メロトロンとストリングスが重厚な響きで空間を一気に広げる。後ろで静かに鳴り続ける、艶やかなトーンのアコギ、格調高くリリカルなピアノも素晴らしい。憂いのあるヴォーカルも胸に迫ります。アコースティックなパートからヘヴィなパートへスイッチするところのダイナミズムは圧倒的。アネクドテンのデビュー作のインパクトに負けていません。狂おしいばかりに美しく荘厳な名曲です。その後も、ジャケットのイメージ通りの静かにヘヴィに叙情を紡ぐ佳曲が続きます。アネクドテンやアングラガルドあたりのファンは興奮必至の名作!

  • PLATURNO / INSANO

    『太陽と戦慄』期のKING CRIMSONを彷彿させるチリ産プログレ、2010年作

    チリ出身のグループ、2010年作2nd。『太陽と戦慄』期のKING CRIMSONを彷彿とさせる、硬質で破壊的なアンサンブルを中心に、ポリリズムによる浮遊感のあるパートなどを織り交ぜたサウンドが持ち味。鋭角なリフ、アヴァンギャルドなロング・トーンなど、ギターはロバート・フリップからの影響大。演奏力も抜群。クリムゾンのファンは是非!

  • ALCO FRISBASS / LE BATELEUR

    フランス新鋭グループによる18年作2nd、まるでナショナル・ヘルスとキング・クリムゾンを融合させたようなエレガントかつテンションみなぎるアヴァン・プログレ、これは素晴らしい!

    2015年のデビュー作で、完成度の高いアヴァン・プログレを披露した注目のフランス新鋭による、待望の18年作2nd!まるでナショナル・ヘルスとキング・クリムゾンを融合させたような、エレガントかつテンションみなぎるアヴァン・プログレは本作でも健在!緩急自在のシャープで俊敏なリズム・セクションを土台に、ナショナル・ヘルスにおけるデイヴ・スチュワートを思わせるメロディアスで理知的な音運びのオルガンと大胆に主旋律を奏でるメロトロンを中心とするキーボード、そしてナイフのような鋭いトーンで空間を切り開くフリップ直系のギターが、緻密にフレーズを重ね合い織り上げていくサウンドは、芳醇にしてどこまでもスリリング。緊張感あるギターとオルガンの掛け合いの中でメロトロンが不穏に浮き沈みする切迫感あるパートから、ピアノとコルネットが妖しく舞い踊るパート、そしてメロトロンが堰を切ったように溢れ出すパートへ。次々と場面が移り変わっていく、フランスらしい先の読めないアーティスティックな展開の連続に、とにかく聴いていてワクワクが止まりません。何というアイデアの豊富さ。これはクリムゾン・ファン、カンタベリー・ロック・ファンなら是非ともお試しいただきたいサウンド。カケレコメンド!

  • NOT A GOOD SIGN / FROM A DISTANCE

    YUGENのメンバーによる70年代プログレを指向したサイド・プロジェクト、ずばり傑作と言える2015年作2nd

    現代イタリアが誇るチェンバー・ロック・グループYUGENの2人、Paolo “Ske” Botta(Key)とFrancesco Zago(G)が、70年代プログレへの憧れに満ちたサウンドを鳴らすべく結成したサイド・プロジェクトによる2015年作2nd。Voは、前作に引き続きLA COSCIENZA DI ZENOのAlessio Calandrielloが務めています。前のめりに突っかかるような変拍子の緊張感みなぎるリズム、コシのあるファットな歪みでウネリをあげるギター・リフ、豪快に鳴るハモンド・オルガン。オープニング・ナンバーから、70年代ヘヴィ・シンフォが現代のクリアな音像で蘇ったようなダイナミックなサウンドに痺れます。クリムゾンへのオマージュたっぷりのロング・トーンのリード・ギターによるテンション溢れるパートもカッコ良いし、キーボードがミニマルなフレーズを紡ぎ、その上でメロトロンが叙情を描くパートもプログレ・ファンとしてたまらないし、『レッド』期のクリムゾンに、ソフツ『6』時代のカール・ジェンキンスが加入した感じ!?これはアネクドテンやアングラガルドのファンにも激オススメ。ずばり傑作です。

  • DELUGE GRANDER / FORM OF THE GOOD

    アメリカの個性派へヴィー・シンフォニック・ロック・バンド、09年の2nd

    CEREBUS EFFECTのメンバーを中心に結成されたアメリカのシンフォニック・ロックバンドの09年2ndアルバム。デビュー作はKING CRIMSON系のヘヴィネスとGENTLE GIANT系の偏執的な曲展開で引っ張るなかなかの好盤として評価されましたが、続く本作は、メロトロンが大きく幅を利かせたヘヴィー・シンフォニック色などデビュー作の路線をさらに推し進めつつ、管弦楽器が大きく取り入れられたチェンバー・アプローチや、女性ボーカルを加えブラス・セクションが唸るMAGMAのような音像、そしてマイルドなカンタベリー・ジャズ・ロックのエッセンスまで、またしても一筋縄ではいかない個性的な作品となっています。アルバム全体が退廃感とダークネスに彩られており、変拍子や各パートの押し引きを複雑に織り交ぜながら、大作主義でグイグイと引っ張る様はまさに痛快。アメリカのバンドには珍しい湿り気と深みを持った素晴らしい1枚です。

  • PLESIOSAURIO / EL CUENTO DE LAS MANOS HELADAS

    まるでSUI GENERISに、ロバート・フリップとイアン・アンダーソンが突如乱入した感じ!?アルゼンチン新鋭による2015年作

    2010年にアルゼンチンはブエノス・アイレスで結成された新鋭プログレ・バンド。ライヴ・アルバムはこれまでに2枚リリースしていたものの、スタジオ作としては初となる2015年作。リコーダーとハモンド・オルガンが時に神秘的に、時に微睡みとともに響くサイケ・フォークを一方に、もう一方には、ジェスロ・タルや初期クリムゾンを彷彿させるヘヴィにうねるプログレを配したダイナミックな展開が持ち味。ヘヴィなパートでは、ジェスロ・タルやVDGGばりに暴れるフルート、中域よりにファットに歪んだトーンで荒々しく畳み掛けるギター・リフがソリッドなアンサンブルで聴き手に飲み込みにかかります。さらに、クラシック&チェンバーなパートも織り交ぜるところが凄いところで、音がしとしとと落ちてくるようなピアノによる静謐なパートには息を呑みます。ささやくような幻想の男性ヴォーカルも魅力的。まるでSUI GENERISに、ロバート・フリップとイアン・アンダーソンが突如乱入した感じ!?これはグレイトなアルバムです。

  • COSARARA / COSARARA

    イタリアの新鋭プログレ・バンドによる2016年デビュー作で、ずばり「クリムゾン ✕マイブラ」と言える名作

    2005年に結成されたイタリン・プログレ新鋭バンド、2016年のデビュー作。聴きながら浮かんできたキーワードが「クリムゾン ✕ マイブラ」。キング・クリムゾンの『レッド』と、轟音&美メロが溢れるシューゲーザーの金字塔『ラヴレス』とが融合したら、こんな音になるかも、と興奮しました。70年代のイタリアン・ロックとともに、オルタナティヴ・ロック、エレクトロニカ、ポスト・ロックなどを折衷したサウンドは、音のテイストこそ違いますが、アネクドテンと同じ匂いも感じます。エコーに包まれたギター・アルペジオを軸とする浮遊感あるパートから、ハモンドやムーグが鳴り響き、歪んだギターが轟く荘厳なパートへとスイッチする瞬間のドラマが聴きどころでしょう。落ち着きそうで落ち着かずに、半音を渡り歩きながら進むコード展開も特筆だし、このバンドのセンスは凄いです。イタリアン・ロックの新たな地平を感じさせる名作。

  • THIEVES’ KITCHEN / ONE FOR SORROW TWO FOR JOY

    英国の00年代新鋭プログレシーンを代表するシンフォ・バンド、13年作

    現代英国を代表するシンフォ・バンドの一つ、5作目となる13年作。前作より加入したスウェーデンのANGLAGARDのkey奏者に加え、同バンドよりフルート奏者、チェロ奏者が参加しているのが特筆。欧州の奥深い森を思わせるような幻想美を湛えたメロトロン、格調高くリリカルなフルートやチェロが全面にフィーチャーされています。ロングトーンで切々とメロディを奏でるギター、透き通るような美声でセンシティヴに歌い上げる女性ヴォーカルも絶品。英国プログレの気品にANGRLAGARD譲りの北欧的幻想性と透明感が加わった「夢の共演」と言えるシンフォニック・ロックを聴かせています。ゆったりとした幻想的なアンサンブルが主ですが、「動」のパートではギターがエッジを効かせたパワフルなプレイでリードするアンサンブルが登場し、鮮やかな対比を生んでいるのも聴き所。これは名作です。

  • WINSTONS / WINSTONS

    初期キング・クリムゾンやカンタベリー・ミュージックからの影響を感じさせるイタリアのプログレ新鋭トリオ、2016年デビュー作

    初期キング・クリムゾンやカンタベリー・ミュージックからの影響を感じさせるイタリアのプログレ新鋭トリオ、2016年デビュー作。ロバート・ワイアットや北欧フィンランドのWIGWAMあたりを彷彿させる陰影たっぷりで憂いとポップさがあるヴォーカル&コーラスがまず印象的。曲によってはサイケ・ポップばりにキャッチー。演奏の方は、サックスやフルートやオルガンがフィーチャーされていますが、カンタベリーというよりもサイケ〜ハードのエッセンスが強い感じ。良い意味で洗練されていない荒々しいリズム隊や太いトーンのクラシカルなハモンドは70sオルガン・ロック的だし、むせぶサックスやミスティックなフルートは、初期クリムゾンやVDGGを彷彿させます。まるでロバート・ワイアットがドラム&ヴォーカルで、ジョン・ウェットンがベースで、ゾンビーズのロッド・アージェントがキーボードで、イアン・マクドナルドがサックス&フルートって感じ!?スティーヴ・ヒレッジが居たKHANあたりの雰囲気も感じます。サイケデリック・ロックからジャズ・ロック、ハード・ロックへと発展した69年頃の音を軸に、カンタベリーの叙情性、イタリアならではのクラシカルな荘厳さを織り交ぜたサウンドはかなりの完成度。これは70年代プログレのファンは注目の名デビュー作です。

  • TOM MOTO / ALLOB ALLEN

    ギターとリズム隊によるむき出しのヘヴィネス +トランペットとKeyによるイマジネーション!イタリアのアヴァン・プログレ新鋭の2014年作

    トランペット/シンセ奏者、ベース/ギター、ドラムによるトリオ編成のイタリアのアヴァン・プログレ新鋭、2014年作2nd。硬質なトーンで切れ味鋭いドラム、ヘヴィなトーンで牙をむくベースによるライヴ感みなぎる屈強なリズム隊を土台に、ざらついたトーンのギターがベースにユニゾンであわせてエネルギーむき出しのリフを炸裂させ、トランペットが低いブローからアグレッシヴにまくしたてるリードまでテンションいっぱいに吹きすさび、ムーグ・シンセがトランペットにからみつく。『レッド』期のクリムゾンを倍速&歪み倍にしてマイルスが乱入してイマジネーションを注入したような強烈なアヴァン・プログレを聴かせます。これはカッコ良し!

  • ACCORDO DEI CONTRARI / VIOLATO INTATTO

    イタリア新鋭17年作4th、70年代中期クリムゾンを想起させる緊密なテンションが支配するヘヴィ・ジャズ・ロックが強烈!

    07年デビュー、イタリアの新鋭プログレ/ジャズ・ロック・バンドによる17年作4th。冒頭から変拍子満載で、畳み掛けるようにダイナミックなアンサンブルを聴かせるヘヴィ・ジャズ・ロックが強烈!70年代中期クリムゾンを想起させる緊密なテンションが支配しており圧巻です。新加入のサックス奏者による黒光りするようなヘヴィなプレイがジャズ・ロック然とした重厚感を上乗せしていて、従来よりサウンドのカッコよさが格段に増している印象を受けます。エレピが揺らめきギターが浮遊するアブストラクトなパートから一気に爆発的な疾走を始めるアンサンブルは、もはやハード・ロック的と言ってもいいギラギラとしたエネルギーを放出していて実に痛快。これは現代のジャズ・ロックとして、圧倒的に個性的でプログレッシヴなサウンド!快作です。

  • GRANDJACQUES / LIVE AU PRESBYTERE

    フランスの4人組新鋭プログレ・バンド、16年ライヴ作、洗練されたポスト・ロック調と70’sクリムゾン憧憬を融合させたセンス溢れるプログレ

    フランスの4人組新鋭プログレ・バンド、16年ライヴ作。ポーキュパイン・ツリー的と言える、メランコリックに音響が揺らめく薄暗くも透明感のあるポスト・ロック系サウンドを基調とします。そこに突如ロバート・フリップを思わせる切れ味鋭く緊張感みなぎるギターが炸裂、クリムゾン直系のヘヴィ・アンサンブルへと突入していき決して油断なりません。隙間を生かしたラフなリズムパターンから肉感的でダイナミズム溢れる変拍子までをこなすリズム隊も特筆。さらにフランス語ヴォーカルも強烈で、シアトリカルさを漂わせながらも時に鬼気迫るまでの高ぶりを見せていて存在感抜群です。洗練されたポスト・ロック調とクリムゾン憧憬を融合させたセンス溢れるサウンドを聴かせます。

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