FGBG4122AR(MUSEA) 【94年発売CD】
ヴァイオリンが畳みかける凶暴性とフランスらしい幻想美。これぞ「フランスのクリムゾン」と言える傑作!
ANGEのマネージャーが設立したCryptoレーベルよりデビューし、フランスらしい耽美な幻想色を持ち、緊張感を持たせながら浮世離れしたファンタジックなサウンドを作り出したグループの75年デビュー作。各種浮遊感のあるエフェクトを駆使しながら独特のサイケデリックな質感を漂わせ、シンフォニックな味わいを感じさせるジャズ・ロックアンサンブルを聴かせます。KING CRIMSONを髣髴とさせるダークな変拍子なども登場し肉感的に迫るような局面もありますが、KING CRIMSONのようにハードに聴こえさせないのは前に押し出されたサックス、フルートの流れるような幻想色。冷たい狂気を内包させた名盤と言えるでしょう。
フレンチ・プログレの名バンド、叙情的なシンフォ・アンサンブルとシアトリカルなヴォーカルがドラマティックに絡む74年の傑作3rd!
3,190円(税込3,509円)
英国プログレのトップ・ミュージシャンたちが集結したスーパーグループ、クリムゾンの緊密なテンションとイエスの雄大なファンタジーを合わせたような78年発表1st!
490円(税込539円)
76年発表、イタリアン・ロック随一のメロトロン名盤にして素朴な歌心にも溢れる珠玉のイタリアン・シンフォ
フレンチ・プログレ代表格、79年発表の最高傑作
71年作、ジャパニーズ・ロック黎明期に録音されたプログレッシヴなスーパー・セッション・アルバム!
ヴァイオリンやフルートをフィーチャーした「スペインのクリムゾン」とも云われるヘヴィ・プログレ・グループ、78年リリースの1st
73年発表、ギリシアのみならずユーロ・ロック屈指と言って過言ではない!アヴァンギャルドかつ気品に満ちた傑作
69年発表、ロック・シーンの流れを変えた歴史的デビュー作!
72年作2nd、VDGGファンなら必聴と言えるダークかつドラマティックな英プログレ名盤
言わずと知れたピンク・フロイドのキーボード奏者、78年のソロデビュー作、フロイドの美しく叙情的な側面のみを抽出したような珠玉の名品
イタリアン・シンフォニック・ロックの金字塔的名作、75年リリース
スペイン・バスク州を象徴するグループ、ユーロ・シンフォの大傑作「ITOIZ」に続いてリリースされた80年2ndアルバム、異国情緒豊かなユーロ・ジャズ・ロックの名品
CARPE DIEM『CUEILLE LE JOUR』から出発、幻想のフレンチ・シンフォ探求?
フレンチ・プログレの傑作CARPE DIEMの2ndから、幻想のフレンチ・プログレ名盤を探求します!
「世界のキング・クリムゾン」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
0月10日はキング・クリムゾン『クリムゾン・キングの宮殿』が英国でリリースされてからちょうど50年!今週のカケレコFBでは「世界のキング・クリムゾン」というテーマでアルバムをご紹介してまいりました。
ANGEを起点に巡る、フレンチ・シアトリカル・プログレ・セレクション☆
今回は、フレンチ・シアトリカルの代表格と言えるANGEを出発点に、フランス伝統のシアトリカルなパフォーマンスが楽しめる作品を新旧織り交ぜてピックアップしてまいりましょう〜☆
カケレコセレクション!冬に聴きたいプログレ作品【2018年度版】
英米、ユーロ、辺境から、寒さ厳しい冬にこそ楽しみたいプログレ作品を集めてみました。
雨模様の中でこそ聴きたい神秘的なプログレ作品をピックアップいたしました!
【ユーロロック周遊日記】フレンチ・プログレの名作CARPE DIEMの75年作1st『En Regardant Passer Le Temps(時間牢の物語)』
本日の「ユーロロック周遊日記」は、フレンチ・プログレを名バンドCARPE DIEMによる75年のデビュー作『En Regardant Passer Le Temps(時間牢の物語)』をピックアップいたしましょう。
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フレンチらしい(2 拍手)
普段はメタルさん レビューをすべて見る
少しアンニュイな音。個人的にSAXの音色が好きなため、好みの真ん中に来ました。
同郷のASIA MINORにも近いかなと思います。
もう少しメリハリというか、起承転結があれば5点献上したいです。
摩訶不思議・・・(1 拍手)
プログレ者さん レビューをすべて見る
摩訶不思議なジャケに包まれたフレンチ・ジャズ・ロック。と、いっても「マグマ」や「ザオ」などの獰猛さはなく、むしろ「パルサー」や「ワパスー」といったバンドの耽美的サウンドに近い。特にキーボードの音にフランス独自の”それ”を感じるので、その辺のサウンドが好きな方にお勧めしたい。
クリムゾンよりキャメルだと思う…どっちもメル・コリンズ(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
フランスのクリムゾンは一体いくつあるんだ、と問いかけたくなります。クリムゾン云々は別として、フランスのグループは、サックスとエレクトロニクスが好きだと思いますね。グループ名が「今を楽しめ」で、CDタイトルが「時を忘れて見続ける」。ボーカル、コーラスに弱さがある一方で、楽器のアンサンブルはメランコリックでなかなか聴かせます。
ライナーによれば、グループの歴史は古く、ニースでR&Bやヒープ、パープルのカバーをやったり、ジェスロ・タルのようなプログをやったりしていた、とあります。専任のボーカリストが脱退し、インスト中心のこのスタイルになったのでした。ギターにロバート・フリップ、キーボードにデイブ・シンクレアの影があるのが判ります。しかし、やはりこの盤の見せ場はサックスにあります。率直に申し上げて、サックスが出てこないパートは、普通のプログレです。
ただクールさを感じる音で、熱い夏向きかも知れません。冬の日本海を見ながらこの音を聴いていると、体の芯まで冷え切ります。きょうは冬至なので、あえて冷たい音を選びました。