88875000352(SONY MUSIC) 【2014年発売CD】
プラケース仕様。
オザンナ「パレポリ」と双璧をなすイタリアン・ヘヴィ・シンフォの最重要作ですね。メロトロン以外のキーボードは使用されておらず、圧巻の速弾きギターとエレクトリック・サックスが絡み合うタイトで肉感のある演奏が印象的。退廃美と妖艶さが渦巻く傑作!
OSANNAのDanilo Rusiciの弟であり、OSANNA、NOVAにも参加することとなるCorrado Rusticiを中心に結成されたイタリアのプログレッシブ・ロックバンドの73年唯一作。その内容はほの暗い叙情とOSANNAに通じる邪悪な呪術的雰囲気を有したアーティスティックなプログレッシブ・ロックであり、メロトロンやフルートなどが演出する憂いを帯びた神秘的なサウンドと、対照的にラウドなリズム・セクションの上でへヴィーなギターとサックスが盛り上げるへヴィー・プログレッシブなサウンド、そして混声合唱を導入したイタリア然とした荘厳なサウンドまで、触れ幅に恵まれた名盤となっています。
QUELLA VECCHIA LOCANDA/IL TEMPO DELLA GIOIA
74年作、クラシックの豊かな素養を発揮する美麗ヴァイオリンをフィーチャーした、イタリアン・クラシカル・ロックを代表する傑作!
1,290円(税込1,419円)
72年2nd、爆発的にエネルギッシュ!イタリアン・ロック必殺の傑作!
イタリアン・シンフォ、叙情的かつファンタスティックなアンサンブルが絶品な72年作!
イタリア、キーボードをフィーチャーしたシンフォニックな歌ものプログレ、72年作、4曲目「Cattedrali Di Bambu」はこれぞイタリアなシンフォ名曲!
キーボード・サウンドを中心に据えたメロディアスなイタリアン・プログレの逸品、72年作
イタリアン・ヘヴィ・シンフォの大傑作、73年作
オーケストラ・アレンジにL.E.バカロフを起用した72年作、次作「パレポリ」にも比肩する劇的な名作!
イタリアン・ヘヴィ・シンフォニック・ロックを代表する衝撃作、73年リリース
オザンナの中心メンバーDanilo RusticiとElio DAnnaがオザンナ分裂期に結成したグループ、74年作
69年発表、ロック・シーンの流れを変えた歴史的デビュー作!
72年作2nd、VDGGファンなら必聴と言えるダークかつドラマティックな英プログレ名盤
言わずと知れたピンク・フロイドのキーボード奏者、78年のソロデビュー作、フロイドの美しく叙情的な側面のみを抽出したような珠玉の名品
イタリアン・シンフォニック・ロックの金字塔的名作、75年リリース
スペイン・バスク州を象徴するグループ、ユーロ・シンフォの大傑作「ITOIZ」に続いてリリースされた80年2ndアルバム、異国情緒豊かなユーロ・ジャズ・ロックの名品
70年代に世界中から登場したクリムゾン・フォロワー名盤を選りすぐってピックアップ!
2019年3月の新品CD月間ベストセラー10枚を発表いたします!先月はどんな作品が人気を集めたのでしょうか!?試聴しながら人気作をチェックしてみてください♪
【ユーロロック周遊日記】イタリアン・ヘヴィ・シンフォの金字塔CERVELLOの73年唯一作『MELOS』
一日一枚ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。本日は、OSANNA『PALEPOLI』やMUSEO ROSENBACH『ZARATUSTRA』などと並び、イタリアン・ヘヴィ・シンフォの金字塔と言える傑作、CERVELLOの73年唯一作『MELOS』をピックアップいたしましょう!
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
全体の完成度、演奏ではosannaには劣るが・・・(7 拍手)
KCさん レビューをすべて見る
イタリアンプログレに何を求めるかによって聴き手の評価が変わってくると思います。
イタリアらしい泥臭さ、どこか不気味な雰囲気がある密教的音楽を求める方にはうってつけ。
osannaを聞いた後はcervelloもしくはmuseo
またはil voloやクエラがお勧め
重厚なサックス、ギターが交錯し火花を散らす(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
何気なく80年代のアレサ・フランクリンを聴いていて、クレジットを見て驚きました。「ギタリスト:コラード・ルスティチ」。コラードは、ずっとアリスタに残って、セッション・ギタリストを続けていたのです。ちょっと嬉しかったです。
オザンナの弟分とされるチェルベロ。実際にダニロの弟というだけでなく、サックスとヘビーなギターがユニゾンするところや、ダークな中に牧歌的なフレーズが混じったりするところが実にそっくりです。やはりコラードのギターには、ブルーズというより、ジャズ、ファンクの要素を強く感じて、やはりアフリカ系米国音楽に対する憧憬がずっとあったのでしょうね。なぜこの音楽をブラス・ロックと呼ばないのか不思議な気もします。サックスだってブラスでしょ。
朗々と歌い続けるのがジャンルイジ・ディ・フランコ。チェルベロ唯一作のあとは、ボーカリストではなく、ライターとして活躍したようです。彼の存在あってジャズ調のインプロ合戦が生きています。ノバになると完全にアクが抜けたフュージョンになってしまうので、チェルベロの音楽は貴重です。