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「そしてロックで泣け!」第二十七回 カンサスの「ランプライト・シンフォニー」

今から15年ぐらい前、大阪日本橋にある某中古レコード店の500円コーナーで、ルネッサンス『燃ゆる灰』の英国盤を発見した。同作は英国盤、米国盤でジャケットが微妙に異なっていて、米国盤はアニー・ハズラムがムスッとしているが、英国盤ではニコッと微笑んでいる。僕が持っていた国内再発CDは米国盤に準拠した「むっつりアニー」だったので、再発盤だろうけど500円で「にっこりアニー」が手に入るならお得かな?とレジへ持っていった。すると店主が「この店、今年でたたむんや。閉店セールで500円コーナーも半額にするから、その時に買ったらどうや」と。それならばと、「にっこりアニー」を元の場所へ戻す。いや、クラシックのコーナーに表裏をひっくり返して戻した。

さあ、閉店セール開催初日。仕事が終わると、わき目もふらず例のレコ店へ。外は小雪舞うほど寒い日だったが、レコ店の扉を開けると熱気がムワ~と。店内では、多くのレコード・ファンが血眼になって漁盤中。レジの横には誰かが選び出した100枚近いレコードが置いてある。どうやって持って帰るんだ?

そんなことより、にっこりアニーだ!とクラシック・コーナーにかぶりついたが……ない!ロック・コーナーも見たけど、どこにも僕の「にっこりアニー」がいない。あんな卑怯な手をして隠したのに!自業自得か?でも嘆いている暇はない!500円→250円に値下げしたコーナーを手始めに物色して2時間ぐらいかな、約20枚のレコをゲット。レコードがぎっしり詰まった紙袋を両手に提げて店の外に。身を切るような冷たい風も、漁盤で火照った体には心地よい。気分よく歩き出した僕の耳に飛び込んできたのが「もろびとこぞりて」のメロディ。顔をあげると緑と赤のイルミネーションがキラキラと輝いている。はっ!今日って12月24日か?!

そう、それはクリスマス・イヴとかいう、一年で最もロマンチックな日。周りを見ると、手をつないで嬉しそうなカップルや、これから飲みに行くであろう若い男女のグループが楽しそうに歩いている。そのなかで、レコードの詰まった紙袋を両手に提げて立ちすくんでいる僕。これでいいのか……と落ち込んだのも一瞬で、「年末年始はレコード聴きまくりやで~」と、ニマニマしながら家に帰りましたとさ。
 
そんな浮かれた話と無縁の生活を送っていた僕でも感傷的な気分になるときはあって、そんな時によく聴いていたカンサス「ランプライト・シンフォニー」を今回は紹介したい。
 
カンサスといえば16年発表の最新作『ザ・プレリュード・インプリシト』がファンの間で評判がよく、再び注目を集めているベテランのアメリカン・ロック・バンドだ。デビューは74年の『カンサス』で、イギリスのプログレから影響を受けた知的かつドラマチックな曲構成と、シンフォニックかつハードな音楽性が合いまった独自の音楽性を誇っていた。『ソング・フォー・アメリカ』(75年)、『マスク』(75年)と着実に良作を放ち、76年の『レフトオーヴァーチュア』で米5位を記録。シングル「キャリー・オン・ウェイワード・サン」も米11位のヒットを記録。77年『ポイント・オブ・ノー・リターン』は米4位、シングル「ダスト・イン・ザ・ウインド」は米6位と商業的にも絶頂を迎えた。
 
ライヴ作『トゥー・フォー・ザ・ショウ』に続き、『モノリス』(79年)、『オーディオヴィジョンズ』(80年)と発表したところで、キーボード兼シンガーのスティーヴ・ウォルシュが脱退。それでも『ヴィニール・コンフェッションズ』(82年)、『ドラスティック・メジャーズ』(83年)と発表するが、作曲の中心人物だったケリー・リヴグレンをはじめとするメンバーが次々と離脱し、フィル・イハート(ds)とリッチ・ウィリアムス(g)の二人だけとなってしまう。
 
二人は現ディープ・パープルのスティーヴ・モーズらを新たに加えてカンサスを再結成。スティーヴ・ウォルシュも復帰して、86年に『パワー』、88年に『イン・スピリット・オブ・シングス』を発表する。商業的には成功しなかったが、年間200本を超えるライヴを行なうなど地道な活動を続け、95年に『フリーク・オブ・ネイチャー』、98年にはオーケストラとの共演作『オールウェイズ・ネヴァー・ザ・セイム』、00年にはケリー・リヴグレンが全曲を提供した『サムホェア・トゥ・エルスウェア』を発表している。以降はライヴ中心となるが、16年に新作『ザ・プレリュード・インプリシト』を発表。これからの活動が期待されている。
 
カンサスには泣きのメロディを持ったドラマ性豊かな曲が多い。有名なのは「ダスト・イン・ザ・ウインド」だろうか。ほかにも「シャイアン・アンセム」「ホールド・オン」「オン・ジ・アザー・サイド」、80年代にも「オール・アイ・ウォンテッド」、90年代にも「ホープ・ワンス・アゲイン」などがある。ただ“ロマンチック”というポイントでいうならば、彼らの2作目『ソング・フォー・アメリカ』収録曲「ランプライト・シンフォニー」に極まる。

Lamplight Symphony

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同曲の主人公は、年老いた男。彼は妻に先立たれて悲しみに暮れている。冬の夜、彼は窓の外にある妻の墓石を眺めながら、過ぎ去った日々に思いをはせる。ランプに火をともし、若い頃の写真を見る。その瞬間、妻の亡霊が部屋に現れる。彼女は彼に「いつの日か、ひとつになれるわ」と告げる。亡霊は消え、年老いた男の気持ちは晴れやかになっていた。彼は思う「いつか、ひとつになれるんだ」と。
 
文字に書き起こしたら陳腐に思えるけど、この愛の物語をカンサス史上最高峰といえるシンフォニックなサウンドで表現している。オープニングのティンパニから高らかに物語が始まり、抑制された導入部では妻を亡くした男の打ちひしがれた姿が描かれる。2分20秒あたりから妻の亡霊が現れるシーンとなり、音楽の緊迫感も一気に高まっていく。高音のスティーヴ・ウォルシュと温かみのあるロビー・スタインハートの歌声が入れ替わり、妻の亡霊のセリフが柔らかに歌われる。
 
そしてインスト・パートに突入。妻の亡霊を見た年老いた男の戸惑いが喜びに変わっていく様を表現しているかのように、音楽は徐々にシャープさを増していく。やがてメランコリックなヴァイオリンとピアノが二人の別れをしめやかに描く。ランプがともっていた間の奇跡。それは年老いた男に安らぎと希望を与えて終わりを告げる。曲は再びオープニングのメロディへ戻るが、年老いた男はもはや前の彼ではない。自信に満ちた力強さを感じさせて曲はエンディングを迎える。
 
カンサスの曲は起承転結がカッチリしているものが多いけど、歌詞(物語)と音楽の起伏がピタッとはまり、ここまでシンフォニックに、ロマンチックに聴き手の感情を激しく揺さぶる曲はほかにない。曲開始から10秒でロマンチックな気分にさせてくれる名曲で、感傷的な気分の時には無性に聴きたくなる。
 
『ソング・フォー・アメリカ』の裏ジャケには、カンサスのメンバーが写っているんだけど、これが野暮ったい!こんなあか抜けない連中が、これだけロマンチックなものを作るんだから、「僕かてロマンチックになってええやんか!」と、そんな勇気も与えてくれる一曲でもあります。
 
それでは、来月もロックで泣け!



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