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【作品追加】何故それを選んだ・・・愛すべき(?)がっかりジャケ特集!

スタッフ佐藤です。

サウンドは最高なのに、なんでこのジャケ選んじゃったの!?という作品が、世界のロック探求を進めれば進めるほど出てきます。

今回は、そんながっかりジャケの数々をサウンドとのギャップと一緒にお楽しみいただきたいと思います。

ENGLAND/ENGLAND

まずは、英国モノよりスタート。「あのイングランド」とは別のディープなグループによる76年唯一作。
まあガッカリというほどではなく、個人的には割と好きなジャケだったりしますが、ピーター・バンクスに近い鋭角的に切れ込むギターワークとゴリゴリとアグレッシヴなベース、ソウル色のあるヴォーカルによる、初期YESタイプのスリリングなサウンドには残念ながら不似合いでしょう。

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ENGLAND/BOX OF CIRCLES(2018)

それで、こっちは「あのイングランド」による、およそ20年の歳月をかけて制作された18年作!ちょっとポップになりましたが、英国叙情たっぷりのファンタスティックなサウンドは相変わらず。初期メンバー4人が揃ったナンバーも収録されていて77年作のファンもマストな一枚となっています。惜しむらくはこの誰得なジャケット。このバンドらしくいかにも英国的なデザインと言えばまあそうなんですがね…。

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DEEP FEELING/DEEP FEELING

オルガンが淡い英国叙情を醸し出すブリティッシュ・ロックの好バンドによる71年唯一作。ギロチン処刑をテーマにしたハイライトの一曲『Guillotine』に因んで、右下にポツンとギロチン台が描かれた簡素なデザインは、中身の良さからしたらやや寂しい印象。ヒプノシスやキーフが印象的なジャケをつけていれば、ブリティッシュ・ロックの傑作として評価されていただろうになぁ。

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BIG SLEEP/BLUEBELL WOOD

このジャケも昔から勿体無いなぁと思っていたんですよね。プロコル・ハルムにも通じるアーシーかつ英国的リリシズムいっぱいの極上メロディが溢れ出してくるのに。タイトル通りにブルーベルの花が一面に咲く神秘的な森をジャケにすれば良かったのに、と思わずにはいられません…。でも嫌いじゃなかったり。

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HUDSON-FORD/FREE SPIRIT

このジャケのダサさ、お好きな人にはたまらないですよね(?)。中身では極上のニッチ・ポップ・サウンドが広がっているとは到底思えないでしょう。これをジャケ買いした人はこの世にいないと断言!

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と言ってメンバー写真などを使おうものならこの有様です…。う~ん難しい。

JUDAS JUMP/SCORCH

英ロック好きなら一度は目にしているであろう、体を張った金ぴかメンバージャケですが、残念ながら「中身の想像がつかない」「いや怖い」という声しか上がらなそう。でもこれがとっても愛すべき英プログレ・ポップの名品なのですよね。MOVEファンからFACESファンまで、一聴の価値あり♪

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大英帝国ニッチ・ポップ特集!

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COLIN SCOT/JUST ANOTHER CLOWN

ロバート・フリップ、ピーター・ガブリエル、ジョン・アンダーソン、ピーター・ハミルなどありえない豪華メンツが参加した1stで知られる英フォーク・ロックSSWの2nd。本作ではVDGGのニック・ポッター、レイ・クーパー、デヴィッド・ヘンチェルなどが参加。カントリーやスワンプ色もあるフォーク・ロックに英国らしい格調が滲む味わいある逸品。なのですが、このゾワワッ来るジャケは何とかならなかったのでしょうか。恐いっす。

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DRYEWATER/SOUTHPAW

ノースキャロライナ出身のサイケ・ハード・バンドが74年に自主制作した一枚。ギター/リード・ヴォーカルRichard Drye、鍵盤/ヴォーカルShaye DryeのDrye夫妻を中心とするバンドで、熱気とシャープさのバランスが絶妙なサイケ・ハード好盤なのに・・・なぜこんなにジャケにやる気ないわけ?予算が尽きたのかなぁ。

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AUTUMN MOONLIGHT/PASSENGERS

最近の手形ジャケと言えばこれ。アルゼンチンの新鋭グループで、ギター主体で組み上げられた強度あるアンサンブルにメランコリックな音響感覚を纏わせたサウンドは、相変わらず素晴らしい映像喚起力を誇ります。前2作品はサウンドと結びついた幻想的な良いジャケットだったのになぁ。

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MACARTHUR/MACARTHUR

記事背景にすら溶け込んでしまったこの究極のシンプルさ。捉えようではカッコいいとも言えるけど、出てくる音はちょっとフランスのアトールっぽい奥ゆかしい色彩感がある良質なシンフォニック・ロックなんだよなぁ。音を考えるとファンタスティックなジャケが欲しかったところ。

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BIB SET/IT WASN’T MEANT TO HAPPEN

白一色ときたら黒一色も出さなければ、というわけでスウェーデンのこの超マイナー・バンド。ジム・モリソンとスティーヴ・ウィンウッドを合わせたようなヴォーカルも、フロイドや初期タンジェリン・ドリームが脳裏に浮かぶ内宇宙的かつ酩酊的なサウンドも個性的だし、この69年作はちょっと普通じゃありません。

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ORGANGRINDERS/OUT OF THE EGG

何だかちょっと考えさせられる意味深なジャケですが…。音はゾンビーズやブロッサム・トウズに通じる色彩感豊かなサイケ・ポップだって!?え、どんなセンス!?

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RICK MILLER/BREAKING POINT

まるでデスメタルみたいなジャケットにはちょっとセンスを疑いますが、内容はうっすらとダークに立ち込めるシンセが印象的なフロイド系シンフォの良作。80年代より映画音楽の分野をメインに活動してきたカナダのマルチプレイヤー/コンポーザーで、さすがSEを効果的に用いた映像喚起的な音作りは素晴らしい完成度!

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PEPE MAINA/IL CANTO DELLARPA E DEL FLAUTO

イタリアのマルチ・ミュージシャンによる作品。アヴァンギャルドなサウンドを想像させる、何とも「おぞましい」ジャケットが強烈ですが、誰も中身が極上のアンビエント/チルアウトで充たされているとは思いも拠らないことでしょう・・。「イタリアのマイク・オールドフィールド」とも呼ばれる人物なんです。

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WINSTONS/WINSTONS

イタリアなら、この新鋭のジャケもかな~りガッカリ。中身はまるでロバート・ワイアットがドラム&ヴォーカルで、ジョン・ウェットンがベースで、ゾンビーズのロッド・アージェントがキーボードで、イアン・マクドナルドがサックス&フルートのような凄いサウンドなのに。なんでこんな意味不明のジャケットに…。

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GAMMA/DARTS

「渋めのFOCUS」と言えるかもしれないメロディアスで技巧的なダッチ・ジャズ・ロックの逸品。ジャズ/フュージョン/ハードロックを織り交ぜた自在なギタープレイもヤン・アッカーマンばり!でもこのジャケじゃあ売れませんよ。

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FUSIOON/FARSA DEL BUEN VIVIR

素っ頓狂なヘタウマジャケが、がっかりというよりは愛すべきな、スペインのジャズ・ロック・グループの作品。気になる内容は、人懐っこくもアーティスティックに展開するなかなかの実力派オルガン・ジャズ・ロックなのです。

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T.PHAN/SOON

これは有りっちゃ有りなんですが、音とのギャップという点では勿体ない一枚かな。『ウォール』期のピンク・フロイドをフランスらしく静謐でエレガントにした感じ。実はタイ・フォンのオリジナルドラマーStephan Caussarieuによるソロ作で、ドラマーの作品だけにリズムにこだわりを見せたダイナミックなプログレ作品に仕上げています。

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MAD CURRY/MAD CURRY

ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーターにソウルフルな女性ヴォーカルが入った感じのサウンドと聞いて手に取ってみたら、もうジャケで脱力。ただただ「何これ?」という感想しか浮かんできません。でもジャジーかつ暗黒感むんむんの演奏と厳かな女性ヴォーカルの組み合わせは、狂気と表裏一体な感じがあって、かなり聴かせます。ベルギー随一の個性派バンド。

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BRUNO MANSINI/SECRET SIGNS OF GREEN

ブラジルより現れた要注目マルチ・ミュージシャンの16年作。南米というより北欧に通じる透明度の高いリリシズムに溢れたメロディ、美声のハイトーン・ヴォーカル、爽やかなコーラス・ワーク。ムーン・サファリも想起させるクリア且つ壮麗なシンフォニック・ロックを楽しませてくれます。唯一残念なのがジャケットで、毎回こんな味気ないデザインなんですよね…。

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OMEGA/GAMMAPOLISZ

最後を飾るのは、がっかりジャケを通り越して痛ジャケにまで踏み込んでしまったこの作品しかないでしょう。優美なソリーナ&キーボード、胸を打つ詩情豊かなメロディ、溢れんばかりの泣きのリード・ギター。東欧シンフォの大傑作だというのに、ジャケで盛大にぶち壊しちゃってます。いやここまで極めると、もうかえって名ジャケットですね!

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気になるがっかりジャケはございましたでしょうか?
今後も新たながっかりジャケ作品が入荷しだい、本記事に追加してまいりますのでどうぞご期待ください(??)

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    アメリカのプログレ・バンド、79年に自主制作されたカルト盤。時にアグレッシヴに速弾かれ、時にさえずるようにメロディアスに奏でられる陶酔感たっぷりの長尺ギター・ソロ。誰かに似てるなぁ・・・そうだ、アトールのクリスチャン・ベアに似てる!清涼感あるトーンでハモンド・オルガンが幻想的に広がるところもアトールに通じているかも。ドラマを加速させる手数多いリズム隊も良いし、イエス直系の米プログレ・ハード・バンドにも通じるキャッチーなメロディも魅力的です。簡素なジャケはB級サイケ・ハード・バンドのようですが、音の方は、ユーロものに通じる奥ゆかしい色彩感の感じるシンフォニック・プログレ・ハード。これは掘り出し物の逸品です。

  • COLIN SCOT / JUST ANOTHER CLOWN

    プログレ大御所がこぞって参加した1stで知られる英国のフォーク・ロックSSW、73年作2nd、米憧憬のナンバーと英国らしい格調高いナンバーが配された情緒豊かなフォーク・ロックの名品

    英国のフォーク・ロックSSW/マルチ・ミュージシャンによる73年リリース2nd。彼の71年1stは、Robert Fripp、Peter Gabriel、Peter Hammill、Jon andersonをはじめプログレ大御所がずらりと参加メンバーに名を連ねた作品として知られます。本作では、Nic Potter(ex.VDGG)、Ray Cooper、David Hentschelほか多数が参加しており、エンジニアはTom Newmanが担当。自身はヴォーカルのほか12弦ギター、トロンボーン、バンジョーなどもプレイしています。その内容は、カントリー・フレイヴァーやスワンプ色も香る米憧憬のナンバーと、いかにもブリティッシュ・フォーク的な気品高さが漂うセンチメンタルなナンバーをバランス良く配した、前作を引き継ぐ情緒豊かなフォーク・ロック。スライド・ギターやハーモニカが鳴る一方で、格調高い弦楽、厳かなオルガン、多彩なトーンで彩るARPシンセなども登場しますが、特筆は自身によるヴォーカル。素朴な中にも切々とした真摯さが伝わる歌声が静かに胸を打ちます。ずばり1stに負けず劣らずの名作です。

  • RICK MILLER / BREAKING POINT

    カナダ出身、80年代初頭よりTV音楽/映画音楽の分野で活動してきたマルチ・ミュージシャン/コンポーザーによる16年作

    カナダ出身、80年代初頭よりTV音楽/映画音楽の分野で活動してきたマルチ・ミュージシャン/コンポーザーによる16年作。うっすらとダークに立ち込めるシンセ、メランコリックなアコギ爪弾き、物悲しげに響くフルートやチェロ、ストリングスらが織りなす、ゴシック色も香る陰鬱なサウンドメイクで聴かせるシンフォニック・ロック。映画音楽家としての顔も持つだけあって、SEを効果的に用いた映像喚起的な音作りはさすがの完成度です。全体にピンク・フロイドからの影響が見え隠れする音楽性ですが、ギルモアっぽいフレーズのエモーション溢れるギターも登場し、ダークな色調のサウンドの中でドラマチックに浮かび上がるギターのプレイにはかなりグッと来ます。派手な展開こそ少ないものの、以前からの持ち味と言える、仄暗くも奥行きある独自の世界観をじっくりと堪能させてくれる、聴き応えのあるシンフォニック・ロックの逸品です。

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