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カンタベリー・フィーリングを持つイタリアの新鋭ジャズ・ロック・グループたち!

カンタベリーのDNAを受け継ぐ魅力的な新鋭グループがイタリアから登場していますので、ピックアップいたしましょう。

流麗かつ精緻なカンタベリー・フィーリング、ジェネシスやキャメルな70年代プログレの叙情美、そして、ポスト・ロック以降の音響感覚を併せ持つモダンなジャズ・ロックたちをお楽しみください。

まずは、カケレコ一番のオススメのFONDERIA。特集記事もございますので、是非、過去作も含めてチェックしてみてください。

FONDERIA/MY GRANDMOTHER’S SPACE SUIT

94年にローマで結成されたグループ。

「Pure Inprovisation」というテーマを掲げ、作曲はすべて自由なインプロヴィゼーションで行う、というスタイル。ロック、ジャズ、アンビエント、ワールド・ミュージックなどのエッセンスを取り入れつつ、往年のカンタベリー・ミュージックに通じる、リリカルかつ野心に満ちたサウンドが特徴。

こちらは、ピーター・ガブリエル所有のReal World Studioで録音された10年作3rd。

HATFIELD & THE NORTH、SOFT MACHINE、CARAVAN、KING CRIMSONなどの影響を感じるグレイトなカンタベリー・スタイル名盤です。

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【ユーロロック周遊日記】 FONDELIA『MY GRANDMOTHER'S SPACE SUIT』

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イタリアはローマで94年に結成されたジャズ・ロック新鋭、FONDELIAの2010年作3rd『MY GRANDMOTHER’S SPACE SUIT』をピックアップ!

3rdが気に入ったなら、2nd、1stアルバムも是非。

FONDERIA/RE>>ENTER

12年作もさすがの名品でしたが、この06年作も素晴らしすぎる…!カンタベリー・ロック+ポストロック的浮遊感&スペイシーな音響感覚と言える、メロディアスでお洒落で遊び心溢れる新感覚イタリアン・ジャズ・ロック!

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FONDERIA/FONDERIA

02年に発表された1st。70年代のジャズ、フュージョン、プログレを土台にしつつ、ワールドミュージックやポストロックも飲み込んだイマジネーション豊かなサウンドは、とてもデビュー作とは思えない完成度。もちろんカンタベリー・ロックからの影響も絶妙に織り込んだ伊ジャズ・ロック傑作!

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LONDON UNDERGROUND/FOUR

18年にリリースされたこの作品も大注目のカンタベリー・スタイル・ジャズ・ロックの逸品!

ハモンド、メロトロン、スペーシーなシンセ…ヴィンテージ感溢れるキーボードを中心に、カンタベリー・ロックや英国オルガン・ジャズ・ロックからの影響多大なサウンドを楽しませてくれます。

比類なき70年代ロック愛で知られる伊ハード・ロック・バンドSTANDARTEのドラマー率いるグループということで、うむ納得。

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カンタベリーな伊新鋭ならMOOGGも忘れてはいけません。11年作1st、16年作2ndともに、70年代英伊ジャズ・ロックのエッセンスをたっぷりと含んだ秀作なのです☆

MOOGG/LE ORE I GIORNI GLI ANNI

イタリアはブレシアで01年に結成されたグループによる2011年デビュー作。

レーベルからの紹介文には、ソフト・マシーン、キャラヴァン、マッチング・モール、ハットフィールドなどカンタベリーからの影響に加え、リターン・トゥ・フォーエヴァー、ウェザーリポートなどフュージョンからも影響を受けている、と書いてありますが、たしかにその通り。

新鋭とは思えないヴィンテージな音色で、70年代のカンタベリーの発掘音源と言っても信じちゃうかも!?

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MOOGG/ITALIAN LUXURY STYLE

デビュー作もハイクオリティでしたが、この2016年作2ndも期待を裏切らない傑作でした。カンタベリー・ミュージック、アレア、イル・ヴォーロあたりのファンにはたまらないはず。

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さらに、シチリア島出身の新鋭HOMUNCULUS RESも大変いいグループ。遊び心満載のワクワクするようなジャズ・ロックを聴かせてくれます。

HOMUNCULUS RES/LIMITI ALL’EGUAGLIANZA DELLA PARTE CON IL TUTTO

70年代のソロ初期のスティーヴ・ヒレッジと小山田圭吾がもしデュオを組んだとしたら!?そんなクールかつポップな好バンドをシチリア島で発見!

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HOMUNCULUS RES/COME SI DIVENTA CIO CHE SI ERA

シチリア島発カンタベリー・スタイルで聴かせる好バンドですが、鮮烈だったデビュー作に続き2ndも絶好調!キャラヴァンやソフト・マシーン『6th』やハットフィールド『ロッターズ・クラブ』あたりのポップなカンタベリー・サウンド好きならニヤニヤしちゃうはず!

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HOMUNCULUS RES/DELLA STESSA SOSTANZA DEI SOGNI

カンタベリー・ミュージックとチェンバー・ロックをお洒落でモダンに昇華して、さらに地中海の風を吹かせたような感じ!?緻密な変拍子を駆使しつつもポップに駆け抜けるアンサンブルが心地良すぎ。シチリア島より現れた新鋭ジャズ・ロック・グループ、3rdも変わらずたまりません☆

SADO/HOLZWEGE

ずばり現代版PICCHIO DAL POZZO!暴走するドラム、縦横無尽に暴れ回るサックス、熱いヴォーカル、テンションみなぎるピアノ、ロバート・フリップに真っ向勝負なギター。こりゃあもの凄いテンション!

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WINSTONS/WINSTONS

まるでロバート・ワイアットがドラム&ヴォーカルで、ジョン・ウェットンがベースで、ゾンビーズのロッド・アージェントがキーボードで、イアン・マクドナルドがサックス&フルートって感じ!?

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LOOMINGS/EVERYDAY MYTHOLOGY

アート・ベアーズやヘンリー・カウやザッパとともに、ハットフィールド&ザ・ノースやソフト・マシーン、さらにヒップホップまでぶち込んじゃった知性派アヴァン・ロック。さすがはあのYUGENのヴィブラフォン奏者率いるバンド、尖りまくってます。

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いかがでしたか?
みなさまにとってぴったりの一枚が見つかれば幸いです。

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カンタベリー・フィーリングを持つイタリアの新鋭ジャズ・ロック・グループ

  • FONDERIA / MY GRANDMOTHER’S SPACE SUIT

    イタリアの新鋭ジャズ・ロック・グループ、表情豊かなカンタベリー・タッチの逸品、オススメ!

    イタリアのジャズ・ロック・グループ、Peter GabrielのReal World Studioで録音された10年作3rd。HATFIELD & THE NORTH、SOFT MACHINE、CARAVAN、KING CRIMSONなどの影響を感じるグレイトなカンタベリー・スタイルのジャズ・ロック。柔らかく広がるエレピ、CARAVANを彷彿とさせるファズ・オルガン、繊細なタッチの叙情性溢れるフレーズからクリムゾンばりのフレーズまで表情豊かなギター、シャープかつふくよかなリズム隊、たおやかな管楽器、ここぞで溢れるメロトロン!いつまでも浸っていたいと思わせる気持ち良すぎるサウンドからロック的ダイナミズムに溢れるサウンドまで、圧倒的な表現力が印象的。これは素晴らしい作品です。オススメ!

  • SADO / HOLZWEGE

    現代版PICCHIO DAL POZZO!伊ジャズ・ロックの傑作!

    イタリアン・ジャズ・ロックの新鋭、08年作。暴走するドラム、縦横無尽に暴れ回るサックス、AREAを彷彿とさせるヴォーカル、テンションみなぎるピアノ、Robert Frippに真っ向勝負なギター。もの凄いテンションです!フリー・ジャズのぶっ壊れたアンサンブルからカンタベリー・タッチの精緻なアンサンブルまで、アレンジの引き出しも多彩。テクニックも抜群。ずばり現代版PICCHIO DAL POZZO!ジャズ・ロック、アヴァン・ロックのファンは必聴の傑作です。

  • MOOGG / LE ORE I GIORNI GLI ANNI

    ハットフィールド meets キャメルといった感じの叙情性溢れるジャズ・ロックが楽しめる力作、2011年デビュー作

    イタリアのグループ、2011年デビュー作。レーベルからの紹介文には、ソフト・マシーン、キャラヴァン、マッチング・モール、ハットフィールドなどカンタベリーからの影響に加え、リターン・トゥ・フォーエヴァー、ウェザーリポートなどフュージョンからも影響を受けている、と書いてありますが、たしかにその通り。フィル・ミラーとアンディ・ラティマーを足して二で割ったような流麗かつメロディアスなギター、エレピやムーグ・シンセが彩る淡くメロウなアンサンブル。そして、ちょっとSHESETなどイスラエル・ロックも彷彿とさせる鼻にかかったヴォーカル&メロディ。サウンドの質感は70年代的なセンスに溢れ、当時の発掘盤と言われても不思議ではありません。内容も素晴らしく、カンタベリーやイスラエル・ロックのファンは間違いなく気に入るでしょう。力作!

  • MOOGG / ITALIAN LUXURY STYLE

    カンタベリー・ミュージックやユーロ・ジャズ・ロックのファンはずばり必聴!イタリアの新鋭による傑作と言える2016年作2nd

    イタリア北部ブレシア出身の4人組ジャズ・ロック・グループ。『ハットフィールド meets キャメル』といった感じの叙情性溢れるジャズ・ロック・サウンドでプログレ・ファンから高く評価された2011年デビュー作に続く2016年作2nd。サウンドの強度がグッと増した印象で、ソフト・マシーンやハットフィールド、アレアやエトナなど、往年の英&イタリアの名バンドにも比肩するジャズ・ロック・サウンドが印象的。シャープなリズム隊を土台に、クラヴィネットが弾み、ヘヴィに歪んだギターとムーグ・シンセが早弾きリードを炸裂させるテンションいっぱいのパートあり、ギターとキーボードのアルペジオが精緻にからみあうハットフィールド的パートあり、キーボードの変拍子のミニマルなフレーズを軸にしたハード&静謐なソフト・マシーン的パートあり、地中海が香る軽やかなパートあり、荘厳にそそり立つようなイタリア的なパートあり、流麗なピアノとフレットレス・ベースが奏でるメロディをフィーチャーしたジャズ/フュージョンなパートあり、表情豊かで安定感抜群のアンサンブルは絶品の一言。インストが中心ですが、ヴォーカル・パートもあり、アレアを彷彿させる土着的な歌声も魅力的です。ラスト曲では清涼感あるトーンのシンセをバックにロマンティックなギター・ソロが入って、イル・ヴォーロが頭に浮かびました。これはカンタベリー・ミュージックやユーロ・ジャズ・ロックが好きな方にはたまらないはず。70年代のDNAを継ぐ傑作です。

  • FONDERIA / RE>>ENTER

    ローマ出身の新鋭ジャズ・ロック・グループ06年作、カンタベリー・ロック+ポストロック的浮遊感&スペイシーな音響感覚と言える、メロディアスで遊び心溢れるジャズ・ロック名品!

    イタリアはローマで94年に結成されたジャズ・ロック・グループ。06年リリースの2ndアルバム。エレピやオルガンがヴィンテージな味わいを醸し出し、トランペットやフリューゲルホルンがジェントルにメロディを紡ぐ、カンタベリー・ロックを彷彿させる芳醇なジャズ・ロックに、ポスト・ロック的浮遊感やスペイシーな音響をふんだんに散りばめた、メロディアスで遊び心溢れるジャズ・ロックが絶品の一言!プログラミングと生楽器によるアンサンブルを違和感なく融合させるバランス感覚に優れていて、映像喚起的な音作りによって広がる近未来的かつ幻想的な世界観が聴き手をフワフワと包み込みます。聴きこむたびに新たな発見ができそうな、さり気なく聴かせているようでいて細部まで神経が行き渡ったハイレベルなサウンドメイクに驚かされます。ただただゆったりとサウンドに身を委ねることにも、一音一音に集中して聴き込むことにも、それぞれに違った音楽体験をもたらしてくれるような、知的かつ感性豊かな現代ジャズ・ロックの名品です。

  • FONDERIA / FONDERIA

    イタリアはローマのジャズ・ロック・バンド、デビュー作とは思えないイマジネーション豊かでハイ・レベルな02年作

    イタリアはローマで94年に結成されたジャズ・ロック・グループ。02年のデビュー作。柔らかにたゆたうエレピ、精緻なタッチのアコースティック・ギター、夢想的なトランペットによるカンタベリーにも通じる優美でリリカルなパートと、エイドリアン・ブリューばりの神出鬼没に唸るリード・ギターと手数多いリズム隊が畳み掛ける80年代クリムゾンを彷彿させるようなシャープでエッジの立ったパートともに、確かなテクニックと緻密なアンサンブルが特筆。アラビックな旋律など、イタリアらしい地中海フレイヴァーもまた魅力的です。70年代のジャズ、フュージョン、プログレを土台にしつつ、ワールド・ミュージックやポスト・ロックも飲み込んだイマジネーション豊かなサウンドはデビュー作とは思えない完成度。これはジャズ/フュージョン・ロックのファンは必聴と言える注目のデビュー作!

  • WINSTONS / WINSTONS

    初期キング・クリムゾンやカンタベリー・ミュージックからの影響を感じさせるイタリアのプログレ新鋭トリオ、2016年デビュー作

    初期キング・クリムゾンやカンタベリー・ミュージックからの影響を感じさせるイタリアのプログレ新鋭トリオ、2016年デビュー作。ロバート・ワイアットや北欧フィンランドのWIGWAMあたりを彷彿させる陰影たっぷりで憂いとポップさがあるヴォーカル&コーラスがまず印象的。曲によってはサイケ・ポップばりにキャッチー。演奏の方は、サックスやフルートやオルガンがフィーチャーされていますが、カンタベリーというよりもサイケ〜ハードのエッセンスが強い感じ。良い意味で洗練されていない荒々しいリズム隊や太いトーンのクラシカルなハモンドは70sオルガン・ロック的だし、むせぶサックスやミスティックなフルートは、初期クリムゾンやVDGGを彷彿させます。まるでロバート・ワイアットがドラム&ヴォーカルで、ジョン・ウェットンがベースで、ゾンビーズのロッド・アージェントがキーボードで、イアン・マクドナルドがサックス&フルートって感じ!?スティーヴ・ヒレッジが居たKHANあたりの雰囲気も感じます。サイケデリック・ロックからジャズ・ロック、ハード・ロックへと発展した69年頃の音を軸に、カンタベリーの叙情性、イタリアならではのクラシカルな荘厳さを織り交ぜたサウンドはかなりの完成度。これは70年代プログレのファンは注目の名デビュー作です。

  • HOMUNCULUS RES / COME SI DIVENTA CIO CHE SI ERA

    伊シチリア島出身のカンタベリー・フィーリングたっぷりの新鋭ジャズ・ロック・バンド、爽やかでポップな2015年作2nd

    イタリアはシチリア島出身、カンタベリー・タッチのジャズ・ロック・バンド、2013年のデビュー作に続く2015年作2nd。オープニング・ナンバーから、爽やかでカラフルで何だかポップ!地中海のきらめく爽快な風!シャープでいて弾むようにカラフルなビートを刻むリズム隊を土台に、フルートやオーボエが柔らかでドリーミーなメロディを添え、ギターが軽やかなアルペジオで駆け抜けます。変拍子のミニマルな繰り返しの中でファズ・オルガンが叙情たっぷりに鳴るパートや、穏やかなヴォーカル&メロディなんかは、キャラヴァンなどカンタベリーのバンドからの影響たっぷりな感じ。ピッキオ・ダル・ポッゾにも影響を受けているようで、なるほど、キレのある変拍子をバックに、サックスがクールになるアヴァンギャルド度の強いパートは彼らの影響も感じます。それにしてもヌケの良いサウンドは心地いいこと限りなし。キャラヴァンやソフト・マシーン『6th』やハットフィールド『ロッターズ・クラブ』あたりのポップなカンタベリー・サウンドや、新鋭バンドで言えば同じくイタリアのFONDERIAが好きなら間違いなく気にいるでしょう。これはオススメ!

  • HOMUNCULUS RES / DELLA STESSA SOSTANZA DEI SOGNI

    伊シチリア島出身のカンタベリー・フィーリングに満ちた新鋭ジャズ・ロック・バンド、ポップで地中海色あふれるサウンドが完成された18年3rd!

    イタリアはシチリア島出身、カンタベリー・フィーリングに満ち溢れた新鋭ジャズ・ロック・バンドの2018年作3rd。本作もポップで爽やかでちょっぴりアヴァンギャルドなHOMUNCULUS RESワールド全開!GENTLE GIANTなみの強靭な変拍子を駆使しつつ、リリカルなギターや歪んだオルガン、フルートなどカンタベリーの愛らしさをいっぱいに散りばめた弾むようなアンサンブル。本作ではさらにキュートな女性ヴォーカルをフィーチャーしたり、ボサノヴァ風のリズムを取り入れたりとお洒落でモダンな要素が増していますが、そこに違和感なく変拍子を組み込んだり、PICCHIO DAL POZZOを思わせるチェンバー風味の管楽器が緻密に絡み合うパートを織り交ぜたりして、決して甘すぎず程よく緊張感漂うサウンドに仕上げているのが見事。開放感あふれるメロディに歯切れの良いリズム、涼しげに爪弾かれるアコギや伸び伸びと歌われるヴォーカルにはシチリア産らしい地中海色も漂い、爽快感いっぱい。アカデミックな構成力をどこまでもポップに昇華した、彼らの独創的な作風が完成されたと言ってよい傑作です。デジパック仕様。

  • LONDON UNDERGROUND / FOUR

    カンタベリー・スタイルや60-70年代英ロックを取り入れたイタリア産キーボード・プログレ新鋭18年作、ヴィンテージ感たっぷりのたまらない逸品!

    伊ハード・ロック・グループSTANDALTEのドラマー/ヴォーカリストDaniele Caputo率いるプログレ・グループ、18年作4th。ヴィンテージ感あふれるハモンドやメロトロンをこれでもかとフィーチャーし、バンド名の通り60〜70年代の英ロックさながらの叙情的なサウンドを展開する彼ら。本作ではダイナミックなハード・プログレ色の強かった過去作に比べて洒脱なジャズ色がかなり強まっており、CARAVANやBRIAN AUGER’S OBLIVION EXPRESSあたりを思い出さずにはいられない暖かみいっぱいのオルガン・ジャズ・ロックを聴かせています。ブライアン・オーガーのようにコロコロと転がるモッズ・テイストのハモンドに、デイヴ・シンクレアへのリスペクト溢れる甘いファズ・オルガン。70年代の英国ジャズ・ロック憧憬をベースに置きつつも、スペーシーにたゆたうシンセや轟々と鳴るメロトロンも豊富に重ね、ファンタジックかつ重厚な奥行きを感じさせる彼らならではのサウンドに仕上げているのがまた見事。英国オルガン・ロックやカンタベリー・ロック・ファンは要注目の逸品です。

  • LOOMINGS / EVERYDAY MYTHOLOGY

    イタリア、YUGENのヴィブラフォン奏者を中心とするアヴァン・プログレ・バンド、2015年デビュー作

    YUGENやFACTOR BARZACOなどの作品にも参加したヴィブラフォン奏者&ドラマーのJacopo Costa(フランス在住のイタリア人)を中心に、クラシックを学んだ男女ヴォーカル3人、ベース、ギターの6人で結成されたフランスのアヴァン・ロック・グループ。2015年デビュー作。レーベルからのインフォでは、アート・ベアーズやヘンリー・カウやザッパとともに、ハットフィールド&ザ・ノースやソフト・マシーンなどカンタベリー・ミュージックから影響を受けたようですが、サウンドを聴けばなるほど納得。鬼気迫る感じはなく、ヴィブラフォンと木管楽器によるフリーフォームの諧謔的かつクラシカルな気品もあるアンサンブルを土台に、ハットフィールドを彷彿させる男女混声コーラスが乗るスタイルが印象的です。アーティスティックな感覚に満ちたセンス溢れる逸品です。

  • HOMUNCULUS RES / LIMITI ALL’EGUAGLIANZA DELLA PARTE CON IL TUTTO

    伊シチリア島出身のカンタベリー・フィーリングたっぷりの新鋭ジャズ・ロック・バンド、爽やかでポップな2013年デビュー作

    イタリアはシチリア島出身、カンタベリー・タッチのジャズ・ロック・バンド、2013年のデビュー作。爽やかでヌケが良いギターのリフ、キラキラしたキーボードのユニゾンによるオープニング・ナンバーのイントロ、オシャレだなぁ。小山田圭吾がギター弾いてる感じ。でも、ドラムが入るとジャズ・ロック度を増していき、ハットフィールドを思わせる女性コーラスや、ピッキオ・ダル・ポッゾばりの緻密な変拍子のキメが入ったり、スティーヴ・ヒレッジばりの流れるように高低を行き交うミニマルなフレーズなんかを織り交ぜ、爽やかに駆け抜けていきます。ポスト・ロックやジャム・バンド的なヌケの良いポップさを軸に、カンタベリーへの憧憬をにじませたサウンドはセンス抜群。ポップでいてカンタベリーと言えば、北欧のウィグワムにも通じています。音の純度の高さは、ザッパの『ホット・ラッツ』も彷彿させます。人懐っこい男性ヴォーカルとたおやかで叙情溢れるメロディも良い感じ。これは素晴らしいグループ。ずばり名作!

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