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秋にぴったりの大英帝国フォーキー・ポップ特集

秋がどんどん深まってきましたね。

肌寒い夜はブランケットをかけて、温かい物を飲みながら、好きなアルバムをのんびりと聴く。いいですよねえ。

そんな「音楽の秋」ならではの楽しみに思いを馳せつつ、英国らしい哀愁と牧歌性に彩られたフォーキー・ポップのオススメ盤をセレクトいたしましょう。

どうぞ紅茶やコーヒーとともにじっくりと味わいください。

STACKRIDGE/MAN IN THE BOWLER HAT

「田舎のビートルズ」や「英国田園ポップ」と評される我らが愛すべき英ポップ・バンドによる73年作の代表作とされる3rdアルバム。

プロデュースはなんとあのジョージ・マーティン!

ほのぼの牧歌的なメロディとハーモニー、そしてそれを艶やかに彩る美しいストリングス。

3人のソングライターによるリリカルなメロディも本当に素晴らしい。

それにしてもこのオープニング・ナンバーは、ポール・マッカートニー直系の70年代に生まれたポップ・ソングとして、ベスト3に入る名曲だと断言いたします。

英国の田園風景が目に浮かぶフィドルと柔らかなハーモニーが最高だなぁ。

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「MEET THE SONGS」 第56回 スタックリッジの3rd『山高帽の男』

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ジョージ・マーティンがプロデュースした、スタックリッジの74年作3rd『The Man in the Bowler Hat 山高帽の男』をピックアップ。

SPLINTER/PLACE I LOVE

ビートルズ人脈の関連作つながりで、最近、リイシューされた人気作をピックアップ。

ジョージ・ハリスンが設立したダーク・ホースの第一弾作品で、愛すべき英フォーキー・ポップなのにこのマイナーっぷり・・・。

英ポップ・デュオによる74年のデビュー作で、プロデュースはジョージが担当!しかも、ギタリストとしても全面参加していて、トレードマークのスライドもたっぷり。

ビリー・プレストン、クラウス・フォアマン、アルヴィン・リー、ゲイリー・ライト、ジム・ケルトナー、メル・コリンズなどゲストも豪華で、こりゃブリティッシュ・ロック&ポップスのファンは必携ですね!

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HELP YOURSELF/STRANGE AFFAIR and RETURN OF KEN WHALEY and HAPPY DAYS

アラン・ハルにも負けない秋にぴったりの英SSWと言えば、アーニー・グレアムを挙げられますが、彼が在籍していたバンドHELP YOURSELFがまた秋にぴったりなフォーキー・ポップで最高なのです。

もう一人のソングライターのマルコム・モーリーもまた素晴らしくって、ポール・マッカートニーを彷彿させるSSWで、このコンビ、グッとくるなぁ。

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「MEET THE SONGS」 第41回 アーニー・グレアム特集

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英パブ・ロック/スワンプの名作と名高い71年作ソロを残した英SSW、アーニー・グレアムを特集!

BRINSLEY SCHWARZ/ORIGINAL ALBUM SERIES

HELP YOURSELFの上を行く英パブ・ロック屈指のバンドがこのブリンズリー・シュウォーツ。

イアン・ゴムが加入した71年作3rd『SILVER PISTOL』が特に秋にぴったり。

ニック・ロウはもちろん最高だけど、イアン・ゴムも良いメロ書くんだよなぁ。

哀愁溢れるメロディ&ハーモニー、陽気で悲哀で心に染みるアンサンブル。

パブ・ロックの名バンドにとどまらず、大英帝国ポップ屈指の名バンドでしょう!

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ブリンズリーはバック・バンドとしても超一流で、アーニー・グレアムの傑作ソロをはじめ、フランキー・ミラーの作品などでも哀愁いっぱいのブリティッシュ・アンサンブルを聴かせていますね!

その他、英ロックが誇る名脇役たちを特集した記事がこちら!


英いぶし銀バックバンド特集~BRINSLEY SCHWARZやMIGHTY BABYなど

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数多くの英SSWの名作を支えた、目立たないながらも愛すべき「いぶし銀バック・バンド」達にスポットを当てます。ちょっと渋いセレクションですが、この周辺に英ロックならではの旨味がたくさんつまっているんですよね。

STEALERS WHEEL/STEALERS WHEEL

アーニー・グレアム&マルコム・モーリー、ニック・ロウ&イアン・ゴムに負けないコンビと言えるのが、ジェリー・ラファティとジョー・イーガンのコンビ。

彼らを中心とするフォーキー・ポップ・デュオによる72年のデビュー作がこちら。

田舎のポール・マッカートニーとも評されるジェリー・ラファティの書くメロディが良いなぁ。

郷愁を誘うヴォーカル&メロディ&ハーモニー。ただただハートウォーム。本当に良いアルバムです。

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「MEET THE SONGS」第2回 STEALERS WHEELの72年デビュー作『STEALERS WHEEL』

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GAY & TERRY WOODS/RENOWNED

STEALERS WHEELからスコットランド出身つながりでこちらをピックアップ。今度は、夫婦デュオ!

サウンドを一言で言えば、サンディ・デニーのバックを時にザ・バンドが、時にブリンズリー・シュウォーツがつとめた感じ!?

英フォークならではの翳りとともに、スワンプ/パブ・ロック的な哀愁とグルーヴが加わったサウンドは、ただただ「絶品」。

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「音楽歳時記」第六回: 7月 七夕に夫婦ものと男女デュオを想う 文・深民淳

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深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。

SUTHERLAND BROTHERS (BAND)/SUTHERLAND BROTHERS BAND

夫婦デュオから、お次は、兄弟デュオ!

GavinとIainのSutherland兄弟を中心とするデュオ・バンドがISLANDより72年にリリースした2ndアルバムがこちら。

彼らはロッド・スチュワートの「セイリング」の作曲者としても有名で、本作でも、英国らしい流れるようで憂いたっぷりのメロディとハーモニーが魅力的で、干し草香るアンサンブルもまたグッとくることこの上なし。

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「MEET THE SONGS」 第13回 SUTHERLAND BROTHERS & QUIVER

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愛すべきブリティッシュ・ポップ・デュオ特集!

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2人のシンガーソングライターが英国の田園風景をバックに紡ぐ美しいメロディと2人の歌声が奏でる穏やかなハーモニー。ジョンとポールの国、イギリスから生まれたそんな愛すべきデュオ達をピックアップ!

RICHMOND/FRIGHTENED

デュオつながりのラストを飾るのはこのニッチ&ディープなデュオ、Steve HallとChas Sewardのコンビ!

彼らの73年の唯一作で、ビートリッシュな甘さとともに、繊細さや荘厳さも内包したサウンドは孤高の存在感。

ドがつくマイナー作品ですが、大英帝国ポップとして一級の名作と言って過言ではないでしょう。

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IAN MATTHEWS (IAIN MATTHEWS)/IF YOU SAW THRO MY EYES

秋の穏やかな一日に寄り添う最高の声だなぁ、と個人的に思えるのがイアン・マシューズ。

言わずと知れた初期フェアポート・コンヴェンションで活躍したSSWが71年にVertigoレーベルよりリリースした1stソロ。

リチャード・トンプソンの華麗なアコースティック・ギター、キース・ティペットの気品溢れるピアノ、サンディ・デニーの哀愁漂うハーモニーって、もう、あまりの美しさに震えがきますよね。

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「MEET THE SONGS」 第44回 イアン・マシューズ特集

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フェアポート・コンヴェンションの初代ヴォーカリストであり、ソロやバンドで米ウェストコースト・ロック憧憬の愛すべき名作を残し、今も活動を続ける名SSW、イアン・マシューズをピックアップ。

SOUTHERN COMFORT/SOUTHERN COMFORT

イアン・マシューズがフェアポート脱退後に結成したグループと言えばマシューズ・サザン・コンフォート。

ソロ活動のためにイアン・マシューズが脱退し、残されたメンバーが結成したバンドがこの「サザン・コンフォート」。

イアン・マシューズのソロ作と同じく71年にリリースされたバンド・デビュー作で、ジャケットからして秋の香りたっぷりですが、音も郷愁いっぱいで最高な英フォーキー・ロック。

ちなみにジャケはヒプノシス!

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ここまでフォーキーな作品を中心にオススメしましたが、英国ならではの気品に満ちた作品をピックアップいたしましょう。

まずは定番から。

PROCOL HARUM/GRAND HOTEL

名曲「青い影」とそれを収録した1stがあまりに有名で、他の作品が見過ごされがちですが、気品いっぱいのメロディと格調高いアンサンブルに満ちた名作ぞろい。

特にこの73年作『グランド・ホテル』は最高傑作と言えるでしょう。

あまりに優雅で、あまりに叙情的で、ちょっぴり土臭さやひなびた哀愁もあって、最高の大英帝国ポップ。

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BIG SLEEP/BLUEBELL WOOD

このジャケでこの気品!アーシーかつ英国叙情いっぱいの極上メロディがでてきてビックリ。

EYES OF BLUEのメンバーそのままに71年にリリースされた唯一作で、EYES OF BLUE時代の格調高い英国ポップに、プログレ、スワンプなどの要素を加えた、いかにも70年代初期の薫り漂う極上英国ポップ。

プロコル・ハルムのファンは是非!

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RITCHIE FRANCIS/SONG BIRD

EYES OF BLUE~BIG SLEEPのリーダーRitchie Francisは71年にソロを出していて、これがまた大英帝国ポップの逸品なのです。

ザ・フー『トミー』も担当したLou Reiznerによるプロデュースで、オーケストラ・アレンジはWil Malone。

瑞々しく艶やかな管弦楽器が彩って気品いっぱい。

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ここからは、ニッチ&ディープな大英帝国フォーキー・ポップ・バンドをピックアップいたしましょう。

GIGYMEN/GIGYMEN

フィドル奏者を含む5人組で、74年に録音され、100枚のみ自主制作された唯一作。

レーベルからのインフォには、フェアポート・コンヴェンションからビートルズまで幅広く影響を受けている、と書かれていますが、聴いてなるほどその通り。

レアな自主制作盤ならが、スタックリッジ、リンディスファーン、クリフォード・T・ワード、スティーラーズ・ホイール、ペルーのウィ・オール・トゥゲザーあたりのファンはたまらない佳曲ぞろいですよ~。

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ラストは、人脈やジャケのイメージからたぶんプログレ・ファンしか聴いてないけど、実はフォーキー・ポップな作品をピックアップいたしましょう。

CHRIS SPEDDING/BACKWOOD PROGRESSION

ニュークリアスへの参加が有名なので、ジャズ・ロックのイメージがあるかもしれませんが、エルトン・ジョンやニルソンやブライアン・フェリーやジャック・ブルースやロイ・ハーパーなどの数多くの作品に参加した英国が誇るギタリストなのです。

そんな彼がHARVESTよりリリースした70年のソロ・デビュー作は、ビートルズの延長線上に英国的な叙情や渋みを増した逸品で、オープニングからビートルズの『アビーロード』のB面メドレーをジャジーにしたような芳醇なサウンドにびっくり。

なるほど、録音はアビー・ロード・スタジオで、エンジニアはアラン・パーソンズ!

ギタリストとしてだけでなく、SSWとしてもっともっと評価されるべき名手ですね。

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CHRIS SPEDDINGの70年作ソロ『BACKWOOD PROGRESSION』 - MEET THE SONGS 第102回

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PETE DELLO & FRIENDS/INTO YOUR EARS

コリン・ヘアと共にハニーバスのメンバーとして活躍したピート・デロが71年にリリースした唯一のソロ・アルバム。

ロジャー・ディーン作のジャケはもろにプログレしてますが、中身はメランコリックなメロディーとイギリスの片田舎を想わる哀愁のアンサンブルがグッとくる英フォーキー・ポップ。

どの曲も美しいメロディーとピートの哀愁溢れる歌声が心に染みる名曲揃いです。

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GALLAGHER & LYLE / SEEDS

スコットランド出身フォークデュオ、73年作の3rd。ブラスを導入し、より開放的になったアンサンブルが楽しい一枚。英国片田舎でポカポカ日向ぼっこ気分満喫な絶品英フォーク・ロック。2人のハーモニーもなんとも「いなたい」。

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いかがでしたか?
みなさまにとってぴったりの一枚が見つかれば幸いです。

またお会いいたしましょう。

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関連カテゴリー

秋の大英帝国ポップ

  • PROCOL HARUM / GRAND HOTEL

    英国叙情あふれる73年発表の代表作!

  • RICHMOND / FRIGHTENED

    73年リリース、メランコリックな英フォーク・ロックとして一級の名作

    Steve HallとChas Sewardによるデュオ。73年の唯一作。郷愁のメロディ&ハーモニー、優しく包み込むような歌声が魅力的な英フォーク・ロック。実に英国的な憂いを帯びた重厚なストリングスも良い雰囲気。ビートリッシュな甘さとともに、繊細さや荘厳さも内包したサウンドは孤高の存在感。メランコリックなメロディはどの曲も必殺の出来映え。ジャケットの雰囲気にピンと来たら、聴いて損は絶対にありません。Colin Hare、Ian Matthews、Emitt Rhodesあたりのファンは必聴!ポップな英フォーク・ロックとして一級の名作。

  • PETE DELLO & FRIENDS / INTO YOUR EARS

    元ハニーバス、71年のソロ唯一作、牧歌的なメロディ&アンサンブルに和む英フォーク・ロックの名作、ジャケットはロジャー・ディーン

    コリン・ヘアと共にハニーバスのメンバーとして活躍したピート・デロが71年にリリースした唯一のソロ・アルバム。たった5枚のアルバムしか残さず、現在では全作品が高値を呼んでいるネペンサ・レコーズの記念すべき第1弾リリース作品。ジャケットはロジャー・ディーン。ジャケットはプログレしてますが、中身はメランコリックなメロディーとイギリスの片田舎を想わせる穏やかなアコースティック・サウンドが心地よい英国フォーク・ポップ。室内楽的な弦楽アレンジが絶品で、他の英国フォーク作品には無い品格が感じられます。IAN MATTHEWS他カヴァー・ヴァージョンも多い名曲「DO I STILL FIGURE IN YOUR LIFE」をはじめ、どの曲も美しいメロディーとピートの哀愁溢れる歌声が心に染みる名曲揃い。

  • STACKRIDGE / MAN IN THE BOWLER HAT

    70年代ブリティッシュ・ポップを代表する傑作、74年3rd、ジョージ・マーティン・プロデュース!

    英国田園ポップの名グループ。73年作の傑作3rdアルバム。なんとあのジョージ・マーティンがプロデュースを担当。美しいストリングスとビートリッシュなアレンジにより、彼らの魅力である美しいメロディが瑞々しく響いています。特筆すべきは、James Warren以外のメンバーのソングライターとしての飛躍。Andy Davisによるビートリッシュな心躍る「Fundamentally Yours」、Mutter Slaterによる優美なバラード「To The Sun And Moon」など、一度聴いただけですぐに名曲と分かる優れた楽曲を提供しています。James Warrenも勿論だまっちゃいません。うっとりするほどに流麗な「Humiliation」、BADFINGERのようにキャッチーな「Dangerous Bacon」など、相変わらずのメロディ・メイカーぶり。70年代ブリティッシュ・ポップを代表する傑作です。

  • GIGYMEN / GIGYMEN

    リンディスファーンやスタックリッジを彷彿させる英フォーク・ロック、当時100枚のみ自主制作されたレア盤

    イギリスのフォーク・ロック・グループ、フィドル奏者を含む5人組。74年に録音され、100枚のみ自主制作された唯一作。レーベルからのインフォには、フェアポート・コンヴェンションからビートルズまで幅広く影響を受けている、と書かれていますが、聴いてなるほどその通り。トラッドをアレンジした楽曲が3曲+オリジナル6曲という構成で、トラッド・アレンジ曲はフェアポート・コンヴェンション『フルハウス』あたりのサウンドを彷彿させる一方、オリジナル曲は、リンディスファーンとスタックリッジがブレンドしたようなビートリッシュかつ郷愁を誘うサウンドが印象的。特筆すべきは、オリジナル曲のメロディで、ヘロン、クリフォード・T・ワード、スティーラーズ・ホイール、ペルーのウィ・オール・トゥゲザーあたりのファンはたまらない佳曲ぞろい。これはグッとくる好作品です。

  • STEALERS WHEEL / STEALERS WHEEL

    Gerry Rafferty率いるグループ、72年作、ハート・ウォーミングな英ポップを代表する名作

    ポール直系のSSWとして知られるGerry RaffertyとJoe Eganによるポップ・フォーク・デュオ。72年のデビュー作。郷愁を誘うメロディ&ハーモニー、長閑で哀愁溢れるアンサンブル。Colin Hare、Pete Delloあたりと並んで、ハート・ウォーミングな英ポップを代表する名作。何度でもかみしめたくなる素朴で美しいメロディ。鼻に掛かった憂いのあるヴォーカルも最高。本当に良いアルバムです。

  • HELP YOURSELF / STRANGE AFFAIR and RETURN OF KEN WHALEY and HAPPY DAYS

    英国シンガーソングライター二傑Malcolm MorleyとErnie Grahamが在籍、72年作2nd&73年作4th+4thの付録作品「HAPPY DAYS」を収録

    隠れた名メロディ・メイカーMalcolm Morley率いる英フォーク・ロック・グループ。Ernie Grahamが参加した唯一の作品72年作2ndと、73年作4th、4thの付録とした付いた「Happy Days」をカップリングした2枚組。とにかく聴き所は、優れたシンガーソングライターの2人、Malcolm MorleyとErnie Grahamが在籍した2ndでしょう。1stでの米フォーク・ロックへの憧れは薄まり、一気に英国叙情が増しました。2人が持つ叙情性がぶつかり合って出来た繊細で憂いのあるメロディの素晴らしさときたら、もうとんでもないことになっていて、涙無しでは聴けません。リリカルな英フォーク・ロックとしては最高峰に位置すると言っても過言では無い隠れた傑作でしょう。枯れたフォーク・ロックを聴かせる4thもまた哀愁のメロディが胸を打つ名作。メロディアスなフォーク・ロックやSSWのファンはマスト!

  • BIG SLEEP / BLUEBELL WOOD

    EYES OF BLUEの後身、リリシズムいっぱいの極上英国ポップ!71年作

    EYES OF BLUEのメンバーそのままに71年にリリースされた唯一作。EYES OF BLUE時代の格調高い英国ポップに、プログレ、スワンプなどの要素を加えた、いかにも70年代初期の薫り漂う極上英国ポップ。叙情的なメロディー、クラシカルなストリング、哀愁のオルガンが絶妙なアンサンブルを奏でる1曲目は、70年代英国ロック・ファン必聴の名曲。もう少し品のあるジャケットであれば、評価も違っていたでしょう。完成度としては文句無しの傑作。

  • RITCHIE FRANCIS / SONG BIRD

    Eyes Of Blue〜Big Sleepの中心人物、気品あるブリティッシュ・ポップの逸品、71年作

    Eyes Of Blue〜Big Sleepの中心人物。71年のソロ唯一作。THREE MAN ARMYの1st&2ndやWHO「TOMMY」も担当したLou Reiznerによるプロデュース。オーケストラ・アレンジはWil Malone。センシティヴなヴォーカルと気品あるリリカルなメロディに管弦楽器が瑞々しい息吹を伝えるブリティッシュ・ポップの逸品。

  • IAN MATTHEWS (IAIN MATTHEWS) / IF YOU SAW THRO MY EYES

    元FAIRPORT CONVENTION、いかにも英国的なリリシズムが魅力の英SSW、70年1stソロ

    FAIRPORT CONVENTION〜MATTHEWS SOUTHERN COMFORTを経て、Ian MatthewsがVertigoレーベルよりリリースした1stソロ。71年作。MATTHEWS SOUTHERN COMFORTや後のPLAINSONGに比べ、カントリー色を抑えめにした格調高く流麗なアンサンブルが印象的。いかにも英国的なリリカルなメロディーと湿り気を帯びたヴォーカルがより一層魅力的に響いています。フェアポートの「What We Did〜」あたりに近いタッチのサウンドです。Richard Thompson、Sandy Denny、Keith Tippett、Andy Robertsなどゲスト参加。Richard Thompsonの華麗なアコースティック・ギター、Keith Tippettの気品溢れるピアノ、Sandy Dennyの哀愁漂うハーモニーが絶妙に絡む「Never Ending」は、あまりの美しさに震えがきます。傑作。

  • GAY & TERRY WOODS / RENOWNED

    アイルランド出身の名夫婦デュオ、76年作3rd、フェアポートやブリンズリーやルーモアのメンバー参加の愛すべき傑作

    アイルランド出身、言わずと知れたスティーライ・スパンのオリジナル・メンバーで、1stリリース後に脱退し、ウッズ・バンドとして69年に作品を残した後に、よりSSWスタイルを指向して結成した夫婦デュオ。サンディ・ロバートソンのプロデュースで、ポリドールより76年にリリースされた3rdアルバム。フェアポート・コンヴェンションのリズム隊、デイヴ・ペッグ(b)とデイヴ・マタックス(ds)をはじめ、ルーモアのリズム隊、スライド・ギターの名手、ブリン・ハワース、名マリンバ奏者、フランク・リコッティ、オルガンにブリンズリー・シュウォーツでお馴染みのボブ・アンドリュースなど、いぶし銀の名手達の参加も特筆。英フォークならではの翳りとともに、スワンプ/パブ・ロック的な哀愁とグルーヴが加わった「絶品」と言えるブリティッシュ・フォーク・ロックの佳曲がずらりと並んでいます。サンディ・デニーのバックをザ・バンドがつとめたようなオープニング・ナンバーから素晴らしすぎだし、ブリンズリーっぽいハートフルなパブ・ロックも良いし、イアン・マシューズが居た頃の初期フェアポートっぽい軽快なフォーク・ロックも良いし、本当、いい曲ぞろい。素晴らしいジャケのイメージ通りの愛すべき傑作です。

  • SOUTHERN COMFORT / SOUTHERN COMFORT

    MATTHEWS SOUTHERN COMFORTの残党たちによるグループ、71年リリース、これぞ「イギリスのアメリカ」な名作!

    MATTHEWS SOUTHERN COMFORTからリーダーのIan Matthewsが抜け、残りのメンバーで結成されたグループ。71年にHARVESTよりリリースされた1st。MATTHEWS〜の延長線上にあって、CSN&Yなどアメリカン・フォーク・ロックへの憧れが滲み出つつも、英国的な叙情性が感じられるサウンドは、これぞ「イギリスのアメリカ」。憂いに飛んだメイン・ヴォーカル、包み込むように柔らかなハーモニー、スティール・ギターが郷愁を誘うアンサンブル。イギリスの田園風景がまぶたの奥に広がり、干し草の香りが漂う、そんな名作。

  • SPLINTER / PLACE I LOVE

    ジョージ・ハリスンが設立したダーク・ホースの第一弾として74年にリリースされた英ポップ・デュオによりデビュー作

    ジョージ・ハリスンが設立したダーク・ホースの第一弾として74年にリリースされた英ポップ・デュオによりデビュー作。ジョージ・ハリスンのプロデュースで、ジョージはギタリストとして演奏でも全面参加している他、ビリー・プレストン、クラウス・フォアマン、アルヴィン・リー、ゲイリー・ライト、ジム・ケルトナー、メル・コリンズなどが参加。1曲目からバッドフィンガーをゴージャスなポップに仕立てたような生きのいいロック&ポップスでスタート!ジョージのスライド、アルヴィン・リーのキレのあるギター・ソロもキマってます。ジョージのドブロから哀愁がみなぎる干し草香るフォーキー・ポップの2曲目もグッとくるし、ゲイリー・ライトのピアノとビリー・プレストンのオルガンが叙情美たっぷりでメロウ&ドリーミーな3曲目も感動的だし、その後もフォーキー・ポップな佳曲が目白押しで、こ、これは素晴らしい!ジョージは、彼らの曲をはじめて聞いた時、ソングライティングの腕前に驚いたようですが、どの曲も本当にフックに富んでいます。英ポップ・ファンは必聴の名作。

  • CHRIS SPEDDING / BACKWOOD PROGRESSION

    70年にHARVESTレーベルよりリリースされた英国ソロデビュー作、アビーロード・スタジオでレコーディングされたメランコリックな英フォーク・ロック名作

    ピート・ブラウンとのバタード・オーナメンツでデビューし、ニュークリアスの初期2作に参加して名声を得て、エルトン・ジョンやニルソンやブライアン・フェリーやジャック・ブルースやロイ・ハーパーなどの数多くの作品に参加した英国が誇る名ギタリスト。70年にヨーロッパ&日本のみでリリースされた『Songs Without Words』はあるものの、英国ではソロデビュー作となるHARVESTよりリリースされた70年作。オープニングからビートルズの『アビーロード』のB面メドレーをジャジーにしたような芳醇なサウンドにびっくり。なるほど、録音はアビー・ロード・スタジオで、エンジニアはアラン・パーソンズ!続くタイトル・トラックでは、ディランをメランコリックにしたようなルーズかつ旨味あるクリス自身のヴォーカル、英国的な陰影のあるメロディ、シンプルに歌に寄り添うメロウなギター、憂いあるオルガン&ピアノが印象的な英国らしいフォーク・ロックを聴かせます。ギタリストのソロですが、歌中心なのが彼らしいところで、バタード・オーナメンツやニュークリアス時代に通じる、音の「間」からしたたり落ちる英国叙情と米ロック憧憬の渋みが絶妙にブレンドされたコクのある歌とギターが堪能できます。ソフト・マシーンでお馴染みのRoy Babbington(B)をはじめ、名うての英ロックミュージシャンによる演奏も特筆。英国的な味わいに溢れたジャジーかつブルージーな叙情性、そして米スワンプ・ロックも飲み込んだコク。淡いトーンの絶品ブリティッシュ・ロック名盤!

  • SUTHERLAND BROTHERS (BAND) / SUTHERLAND BROTHERS BAND

    美しいメロディと枯れた風情が印象的なスコットランドのグループ、71年作

    GavinとIainのSutherland兄弟によるデュオ。ISLANDSレーベルより72年にリリースされたデビュー作。とにかく英国的な憂いいっぱいの美メロ満載なのですが、それもそのはず、ロッド・スチュワートでお馴染みの名曲「Sailling」の作曲者は、このGavin Sutherlandなのです。干し草の香り漂うアコースティック・ギターのバッキング、ふくよかなトーンの歌心いっぱいのドラムとベース、ちょっぴり鼻にかかっていてロニー・レインにも通じるグッとくるヴォーカルと、さらにグッときて泣きそうになっちゃう叙情的なハーモニー。メロディも最高だけど、それにしても、DR.STRANGELY STRANGEなどでも活躍したドラマー、Neil Hopwoodのドラム、良いなぁ。ロニー・レインやスティーラーズ・ホイールやヘロンの2ndあたりのファンや、ポール・マッカートニーが好きな方は間違いなくニンマリしてしまうはず。しっかし、どの曲も最高だなぁ。

  • BRINSLEY SCHWARZ / ORIGINAL ALBUM SERIES

    ニック・ロウ率いる英パブ・ロックを代表する名グループ、全5作を収録したボックス・セット

    バーズやザ・バンドからの影響を軸にしつつも、にじみ出る英国らしい牧歌性や哀愁。ゆるーく心地よいハーモニーとハートウォームでキャッチーなメロディ。ひなびたトーンのハモンド・オルガン。とにかくグッとくる佳曲が勢揃い。知らず知らずの内に彼らの曲を鼻歌してること必至☆

  • GALLAGHER & LYLE / SEEDS

    英フォーク・ポップ名デュオ、73年作

    73年作の3rd。ブラスを導入し、より開放的になったアンサンブルが楽しい一枚。英国片田舎でポカポカ日向ぼっこ気分満喫な絶品英フォーク・ロック。2人のハーモニーもなんとも「いなたい」。

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