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プログレ嫌いなロック・ファンにこそ聴いて欲しいイタリアン・ロック・セレクション!

プログレ嫌いなロック・ファンにこそ聴いて欲しいイタリアン・ロック・セレクション!

「イタリアン・ロック?プログレ聴かないしな~。」

そんなあなたにオススメしたいイタリア生まれのロック・ミュージックをセレクト!

偏見なく聴いてもらえれば、きっと英米ロックのファンにもジャストなはず!

それでは、早速ピックアップしてまいりましょう。

まずは、ミュージック・マガジン増刊『アルバム・ランキング・ベスト200:1969-2008』で111位に選出されるなど、イタリアのロック・ミュージックを代表するこちらからスタート!

MAURO PAGANI/MAURO PAGANI

イスラム文明とキリスト教文明とが幾重にも重なった地中海で育まれた地中海音楽と、ロックやジャズが結びついた地中海ロック。

その頂点に君臨する大傑作!

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マウロ・パガーニ『マウロ・パガーニ~地中海の伝説』 - ユーロロック周遊日記

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元PFMのヴァイオリン/フルート奏者のマウロ・パガーニが79年にリリースした1stソロ『マウロ・パガーニ~地中海の伝説』をピックアップ!

FORMULA 3/LA GRANDE CASA

この作品こそ、イタリアン・ロックを聴いたことがないロック・ファンに聴いてもらいたい!

パッションと詩情が溢れるロック・ミュージックとして、偏見なく聴いてもらえれば、きっと驚いてしまうはず。

ラディウスが奏でるアコギのカッティングだけでもってかれますよ!

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イタリアン・ロックでしか味わえない強靭さとパッション、そして技巧を持ったユーロ・ロック屈指の大傑作がこちら。

AREA/ARBEIT MACHT FREI

アヴァン・ロック/ジャズ・ロック/プログレとしてもデビューの時点でクリムゾンやソフト・マシーンのレベルに到達していて、さらに地中海音楽やバルカン音楽の要素を取り込んで強烈すぎるオリジナリティも獲得。そして、さらに唯一無比のデメトリオの存在。

ジャケや詩の世界観も圧倒的だし、ユーロ・ロックのみならず70年代ロックが生んだ文句なしの金字塔!

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【ユーロロック周遊日記】AREAの名デビュー作『Arbeit Macht Frei』

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イタリアが誇るジャズ・ロック・グループAREAの73年の名デビュー作『Arbeit Macht Frei』をピックアップいたしましょう。

OSANNA/PALEPOLI

ヘヴィ・サイケが好きなら、この一枚を是非。

これをプログレ・ファンだけのものにしておくのは惜しすぎる!?

狂気の民族フリー・ジャズとも言えちゃう!?

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イタリア南部はナポリ産のロックは、むせかえるような熱気に溢れたジャズ・ロックの好盤ぞろい。こちらのジュークボックスをあわせてご覧ください。

次は、今でも活動を続け、アリーナを満員にするイタリアの国民的グループ!
2012年の来日公演を見ましたが、とめどなく溢れる美メロに泣きました。

I POOH/OPERA PRIMA

この曲はロック・クラシックとしてもっともっと多くのリスナーに聴いて欲しい!

バッドフィンガー「ウィズアウト・ユー」、プロコル・ハルム「青い影」のイタリア版と言えますね!

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『オペラ・プリマ』は、こちらの記事で詳しく特集しておりますので、あわせてチェック是非!


イ・プー『オペラ・プリマ』 - 【ユーロロック周遊日記】

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イタリアの国民的バンドI POOHの出生作『OPERA PRIMA』をピックアップいたしましょう。

次は西洋音楽の中心地、イタリアでしか生まれ得ない孤高の作品をピックアップ!

OPUS AVANTRA/INTROSPEZIONE

芸術度では数あるイタリアの名グループの中でも最高峰ですね!

「クラシック」と「前衛」との見事な融合。ルネッサンス~バロックの遺伝子とロックとが結びついた奇跡のダイナミズム!

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イタリアには、ニッチ・ポップな作品、フォーキーな作品もございますよ~。

MANDILLO/MANDILLO

76年のイタリアの地でこんなにもポップでルーラルな愛すべき作品が生まれていたとは!

スタックリッジやクラトゥやアンソニー・フィリップスあたりのファンは是非に!

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EQUIPE 84/ID

一般的にはプログレ・ファンに聴かれている作品ですが、ゾンビーズ『オデッセイ&オラクル』に通じるドラマティックなポップ作品として評価した方が正当。

このメロディのマジカルさ。どうです?

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こちらの記事で詳しく特集しておりますので、あわせてご覧ください。


EQUIPE 84『ID』 - 【ユーロロック周遊日記】

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イタリアのバンドEQUIPE 84が70年にリリースしたイタリアン・プログレ黎明期の名作『ID』をピックアップ!

ユーロのサイケ・ポップはまだまだございます。こちらのジュークボックスをチェック是非!

LOY & ALTOMARE / LAGO DI VICO (M.507)

イタリアにもこんな愛すべきフォーキー・デュオが居たんですね。

陽光溢れる地中海の海に浮かんでいるような、そんなたゆたうメロディとアンサンブルはほんっと良いです。

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サイケ、アヴァン・ロックだってございますよ~。

LE STELLE DI MARIO SCHIFANO/DEDICATO A…

まさか1967年のイタリアに、こんなアンダーグラウンドなガレージ/サイケ盤が産み落とされていたとは・・・。

画家のコンセプト主導でミラノの若手ガレージバンドが録音した、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのイタリア版と言える名作!

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VELVET UNDERGROUND『White Light/White Heat』から巡る世界のアンダーグラウンド・ロック探求ナビ

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VELVET UNDERGROUND『White Light/White Heat』を出発点に、他の作品へとカケハしながら、世界のアンダーグラウンド・ロックをレコメンド!

ARMANDO PIAZZA(FEATURING SHAWN PHILLIPS)/SUAN / NAUS

な、なんと、70年代初期のイタリアはナポリでこれほどまでのアシッド・フォーク・ロック作品が生まれていたとは・・・。

まるで、ヴェルヴェッツ・チルドレンと言われた90年代のアンダーグラウンドなオルタナ・バンドみたい。

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AKTUALA/LA TERRA

中近東や北アフリカの民族音楽にフリージャズやサイケのエッセンスも加えた個性豊かなイタリアン・ロックで、『太陽と戦慄』のジェイミー・ミューアの雰囲気やマウロ・パガーニのファンは是非!

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PEPE MAINA/IL CANTO DELLARPA E DEL FLAUTO

こんな「おぞましげ」なジャケットでは、誰も中身が極上のアンビエント/チルアウトで充たされているとは、思いも拠らないことでしょう・・

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新鋭では、ポップやジャム・バンドのエッセンスも持ったジャズ・ロックのハイセンスなグループが登場しています。

FONDERIA/MY GRANDMOTHER’S SPACE SUIT

レビュアー3人が満点を付けた!

ジャズ・ロックを土台に、ジャム・バンド的なたゆたう浮遊感、ポスト・ロック的な流麗さとを緻密に編みあげたサウンドは、センス抜群ですね!

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FONDERIAはこちらの記事で特集しておりますので、あわせてチェックください。いや~、気持ちいいサウンドだなぁ。


【ユーロロック周遊日記】 FONDELIA『MY GRANDMOTHER'S SPACE SUIT』

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イタリアはローマで94年に結成されたジャズ・ロック新鋭、FONDELIAの2010年作3rd『MY GRANDMOTHER’S SPACE SUIT』をピックアップ!

HOMUNCULUS RES/DELLA STESSA SOSTANZA DEI SOGNI

爽やかなジャズ・ロックに地中海風味のモダンなポップ・センスをちりばめたサウンドが心地いい~!

緻密なアンサンブルにキュートでコミカルな親しみやすさを盛り込んだ、シチリア島のユニークな新鋭グループです。

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いかがでしたか?

イタリアン・ロックをプログレという視点ではなく、西洋音楽の中心地イタリアで生まれたロック・ミュージックでとらえよう!ということで、ロック・ファンにオススメのイタリアならではの熱情とセンスが光る作品をピックアップいたしました。

イタリアン・ロックは、がっつりと特集も組んでおりますので、是非、ご覧ください!


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プログレ嫌いなロック・ファンにこそ聴いて欲しいイタリアン・ロック・セレクション

  • MAURO PAGANI / MAURO PAGANI

    PFMで活躍したヴァイオリニスト、79年作1stソロ、地中海音楽×ロックの大傑作!

    元PFMのヴァイオリン/フルート奏者。77年にPFMを脱退した後は、自身の音楽的ルーツを求め、地中海の民族音楽を探求。その成果として制作された79年作の1stソロ。イスラム文明とキリスト教文明とが幾重にも重なった地中海で育まれた地中海音楽と、ロックやジャズとを結びつけた地中海ロックの頂点に君臨する一枚。マウロは、ヴァイオリン、フルートの他、ギター、オルガン、ピアノ、ピッコロ、ブズーキ、ウード、サズを操るなど、マルチ・インストゥルメンタル奏者としての才能を見事に開花。そこに、AREAやPFMのメンバー、地中海プログレの名グループCANZONIERE DEL LAZIOのメンバーが加わり、アラビックな旋律が渦巻くエキゾチズムとロックのダイナミズムとがぶつかりあった芳醇かつ強靱なサウンドが生み出されています。特にアレアが参加したオープニング・ナンバーは、ヴァイオリンと民族弦楽器とのユニゾンによるこぶしを効かせたようにウネる旋律を軸に、強靱なジャズ・ロック・パート、CANZONIERE〜のメンバーのパーカッションが北アフリカの祝祭に紛れ込んでしまったような土着フレイヴァーを奏でるパートとを対比させながら展開するスケールの大きな名曲。PFMのメンバーが参加したクラシックとジャズと地中海音楽の豊かなフュージョンの豊かなフュージョンを聴かせる4曲目や、デメトリオ・ストラトスの超絶スキャット、マハビシュヌばりのソロの応酬が凄まじい5曲目もまた必聴。様々な時代・地域・民族が交差し溶け込んだコスモポリタン・ロックと言える傑作です!

  • OPUS AVANTRA / INTROSPEZIONE

    イタリア、前衛クラシカル・シンフォニック・ロックの大名作、74年リリース

    Donella Del Monaco、Alfredo Tisocco、Giorgio Bisottoによって結成された「前衛」と「伝統」をグループ名に冠したイタリアン・プログレッシブ・ロック孤高のグループによる74年デビュー作。イタリアン・プログレッシブ・ロックの至宝と言われる本作は、アヴァンギャルド性を持った緊張感あるサウンドとDonella Del Monacoのクラシカルなソプラノ・ボーカルで聴かせる例の無い傑作であり、息を呑むほどに儚く壊れそうな繊細さの中に鋭い狂気を内包した名盤と言えるでしょう。クラシカルな美意識と前衛的デカダンスの融合は、全く新しいサウンドを響かせてります。FRANCO BATTIATO初期作品と比較されることの多い彼らですが、この存在感と格調高さ、張り詰めた質感は唯一無二のものです。

  • OSANNA / PALEPOLI

    イタリアン・ヘヴィ・シンフォニック・ロックを代表する衝撃作、73年リリース

    CITTA FRONTALEを母体に、Danilo RusiciとElio D’annaを中心に結成され、呪術的なサウンドとほの暗い叙情でトップバンドへと登りつめたイタリアのへヴィー・プログレッシブ・ロックグループの73年3rd。彼らの最高傑作として名高い本作は、彼らの個性である呪術的な暗鬱とした音楽性、圧倒的なサイケデリアを描く音像、そして過剰なへヴィネスを内包したギター、サックスが先導するフリー・ジャズ路線のアプローチが高次元で融合したイタリアン・プログレッシブ・ロックを代表する名作であり、おどろおどろしいながらも神秘を感じさせる傑作です。

  • FONDERIA / MY GRANDMOTHER’S SPACE SUIT

    2010年作3rd、イタリアの新鋭ジャズ・ロック・グループ、表情豊かなカンタベリー・タッチの逸品、オススメ!

    イタリアのジャズ・ロック・グループ、Peter GabrielのReal World Studioで録音された10年作3rd。HATFIELD & THE NORTH、SOFT MACHINE、CARAVAN、KING CRIMSONなどの影響を感じるグレイトなカンタベリー・スタイルのジャズ・ロック。柔らかく広がるエレピ、CARAVANを彷彿とさせるファズ・オルガン、繊細なタッチの叙情性溢れるフレーズからクリムゾンばりのフレーズまで表情豊かなギター、シャープかつふくよかなリズム隊、たおやかな管楽器、ここぞで溢れるメロトロン!いつまでも浸っていたいと思わせる気持ち良すぎるサウンドからロック的ダイナミズムに溢れるサウンドまで、圧倒的な表現力が印象的。これは素晴らしい作品です。オススメ!

  • AKTUALA / LA TERRA

    イタリア出身、エンブリヨやポポル・ヴーに通じるサイケデリック且つオリエンタルなサウンド、74年作2nd

    イタリアはローマで結成。中近東や北アフリカやアジアの民族音楽にフリージャズやサイケのエッセンスも加えたオリエンタルなプログレ・グループで、フランコ・バッティアートに見いだされて、BLA BLAレコードと契約、73年のデビュー作に続く74年の2nd。楽器クレジットにはアラビック・オーボエ、ハーモニカ、フルート、リード、サックス、スパニッシュ・ギター、モロッカン・ボンゴ、スネーク・ドラムなどが書かれています。 ゆったりとたおやかだったデビュー作に比べ、連打されるアラビックなパーカッションやかきむしられる弦楽器などリズムがフィーチャーされ、フリー・ジャズのエッセンスも増してより器楽的に洗練され、テンションが高まったサウンドが印象的。クリムゾン『太陽と戦慄』のジェイミー・ミューアの雰囲気やマウロ・パガーニやオザンナが好きなリスナーは一聴是非。

  • PEPE MAINA / IL CANTO DELLARPA E DEL FLAUTO

    「イタリアのマイク・オールドフィールド」の異名を取るマルチ・ミュージシャン、77年作

    「イタリアのマイク・オールドフィールド」の異名を取るマルチ・ミュージシャン。77年作。ギター、シンセ、ハープ、フルート、タブラ、シタールなど、すべての楽器を自ら演奏し丁寧に紡いだ、ユートピア志向溢れるエスニックなソロ作。温かみを宿した瞑想的なサウンド・メイキング、リズムとビートに重きを置いたワールド志向のアプローチ、そしてサイケデリック終焉後=ノンドラッグな作風という意味では、ジョー・ザヴィヌルのソロ作などが好きな方にも推薦です。

  • EQUIPE 84 / ID

    イタリアン・ロック黎明期に輝く名作、70年作

    60年代に大活躍したビート・ポップ・グループが、メロトロン、オルガン、弦楽器、管弦楽器などを大胆に導入してプログレッシヴ・ロックへと接近した意欲作。彩り豊かなサウンドにより、彼らの持つメロディアスな部分が最大限に引き出されており、どの曲も胸を締め付ける美しいメロディーが絶品な名曲揃い。プログレッシヴ・ロックとして評価するよりも、ゾンビーズ「オデッセイ&オラクル」などのドラマティックなポップス作品として評価した方が正当な作品。

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