EANTCD1011(ESOTERIC) 【2013年発売CD】
元カジャグーグー/現ハケット・バンドのベーシストNick Beggsが参加する英プログレの新バンド!この1stがジェネシス直系のファンタジックなシンフォに現代英国らしい爽やかな叙情が加わった力作なんです!
再結成グリーンスレイドへの参加でも知られるキーボーディストJOHN YOUNG、ハケット・バンドのメンバーであり80年代に一世を風靡したカジャグーグーのメンバーとして知られるベテランベーシストNICK BEGGSらによる、英国出身バンドによる13年デビュー作。シャープかつしなやかなリズム隊、クリアかつ艷やかなトーンで清涼感いっぱいに広がるシンセ、英国らしい叙情がこぼれ落ちるような繊細なピアノ、そして、アンディ・ラティマー並みに甘く伸びやかなギター。ゆったりと伸びやかにメロディが奏でられるスケールの大きなメロディアス・プログレが印象的です。ジェントルかつ明朗で聴き心地の良いメイン・ヴォーカルとそれを柔らかく支えるハーモニーも絶品。叙情味溢れるSTEVE HACKETTのギター、格調高く舞うTHIJS VAN LEERのフルートなど豪華ゲストの演奏も聴き逃せないポイントです。ジェネシスを受け継ぐ古式ゆかしきファンタジックなシンフォ・サウンドと、IQを始めとするネオ・プログレ特有の爽やかなメロディアスさを絶妙にブレンドした音楽性で聴かせる力作!
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メロディ重視のシンフォ作品(4 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
STEVE HACKETTやFOCUSのTHIJS VAN LEERがゲスト参加しているということで聴いてみたのですが、これはメロディアス・シンフォな好作品です。
あまりバンドとしての個性とか、特筆すべき特徴みたいなものは感じませんが、爽やかなヴォーカルや美しいYES風コーラスがバンドの音に合っていて、とにかく聴いていて心地良い。
これは、とても大事な要素なのではないでしょうか。
近年のネオ・プログレのような力強いサウンドからは一歩引いたメロディ重視の音作りで、洗練された叙情性に満ちたアルバムです。