プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!

プログレ、60s/70sロックCDのネット通販/買取

24時間以内発送(土・日・祝は翌営業日)、6,000円以上送料無料

70’sプログレ&ロックのファンに聴いてほしい、先人へのリスペクトに溢れたヴィンテージな新鋭バンド特集!

スタッフ佐藤です。

00年代に入ってからというもの、70年代以来と言っていいほどに世界中からプログレ系バンドが続々と登場しています。

今回取り上げたいのは、そんな中でも70年代プログレ&ロックへの憧れと敬意を感じさせる、ヴィンテージ質感のサウンドを持ち味とするバンドたち。

70年代プログレ&ロックのファンであれば、今回ご紹介する作品たちにはきっと「おぉっ!」となるはず!

厳選してお送りしてまいりましょう♪


プログレ編

ROBERT REED/SANCTUARY(2014)

まずは、初期マイク・オールドフィールドの作風を愛情たっぷりに再現したオマージュ企画の記念すべき1stから。
現英国シーンをリードするMAGENTAのギタリスト/コンポーザーですが、一人でいくつもの楽器を演奏し多重録音によって作り上げていくサウンドは往年のマイクが乗り移ったかのよう。ずばり『チューブラー・ベルズ』『オマドーン』好きなら必聴。

試聴 Click!

IL FAUNO DI MARMO/THE REBUS YEARS 2001-2012

往年のイタリアン・ヘヴィ・シンフォがそのまんま蘇ったような、これだけハイクオリティなサウンドを鳴らしながら、たった400枚が自主制作されただけの無名作だったとは・・・。IL FAUNO DI MARMOの前身バンドによる強烈すぎる傑作!

試聴 Click!

MOTIS/JOSQUIN MESSONNIER(2014)

メロトロン、ソリーナ、ローズ、ハモンドなど、ヴィンテージ・キーボードがこれでもかと溢れるファンタスティックでちょっぴりアンニュイなフランス新鋭!フランスらしいエレガントな音色運びがたまんないなぁ。あのATOLLのVoアンドレ・バルザーもゲスト参加!

試聴 Click!

FUFLUNS/SPAVENTAPASSERI(2016)

IL BACIO DELLA MEDUSAのヴォーカリストを中心に、THE WATCHの元ベーシスト等で結成された70年代志向のイタリアン・ロック新鋭グループ。荘厳にたなびくハモンド・オルガンやメロトロンのバッキング、時に陽光のような柔和さ、また時には格調高さを添えるアコースティック・ピアノやフルート・・・。70年代イタリアン・ロックのファンは要チェック!

TOXENARIS/THIRD POLICEMAN(2016)

70年代初頭のフランスあたりのマイナー・プログレかと思うような、屈折した美的センスを発揮したミステリアスなプログレがとにかく個性的。この音がドイツ新鋭の16年作だって!?


下記BANDCAMPページで視聴可能です。
https://toxenaris.bandcamp.com/album/the-third-policeman

MOUTH/VORTEX(2017)

ユーライア・ヒープ「7月の朝」を思い出さずにはいられない荘厳なオルガンと強烈なワウギターが炸裂するオープニング、70年代ロック・ファンならこの時点でノックアウトだろうなぁ。70年代愛に溢れたドイツの新鋭プログレ・トリオ!

試聴 Click!

ARABS IN ASPIC/SYNDENES MAGI(2017)

この1曲目、「Starless」から「Pictures of a City」「Easy Money」までを貪欲に飲み込んだ、クリムゾン・ファンならムフフとなるナンバー。ヒープ色濃厚なオルガン・ハードも炸裂するスウェーデン新鋭17年作!

試聴 Click!

MALADY/TOINEN TOISTA(2018)

オルガンやメロトロンを筆頭に、70年代ロックへの憧れを滲ませたヴィンテージ・プログレを鳴らすフィンランド新鋭。派手なサウンドではありませんが、初期BEARDFISHなんかを思い出す懐の深いサウンドが◎!

試聴 Click!

TELEGRAPH/MIR(2018)

CAMEL由来の幻想性と叙情性、PINK FLOYDを思わせる寂寥感とスペーシーな浮遊感、そしてイスラエルらしい透き通った音像。ジャケ通りのファンタジックでヴィンテージな暖かみに溢れたサウンドを聴かせる、期待のイスラエル新鋭グループ!

試聴 Click!

PINN DROPP/PERFECTLY FLAWED(2018)

トニー・バンクスを彷彿させるファンタジックで華のあるキーボード・ワークがいいなあ!モダンなエッジも備えつつ70年代的ヴィンテージ感をとても大切にしているのが好印象な、ポーランド新鋭の18年作。

試聴 Click!

TEXEL/ZOOMING INTO FOCUS(2018)

なんとっ、現代デンマークからFOCUSへの愛情に満ち溢れた新鋭が登場!?愛らしく情緒あるメロディにリリシズムに富んだフルート、アッカーマン節全開の伸びやかなギター…「Janis」や「Sylvia」を思わせる1曲目からFOCUSファンならノックアウト確実!

試聴 Click!

サイケ/ハード・ロック編

TALIESYN/TALIESYN(2008)

中域が太くコシのあるギターリフ、淡いトーンでむせぶオルガン、この全体に流れる荘厳な雰囲気、こりゃ相当腕のある70sバンドの発掘音源・・・ん?ベルギーの新鋭?うそでしょ!?ツェッペリンやパープルのあの手触りを見事に再現したヴィンテージ感が、くぅ~たまらん・・・。

試聴 Click!

FOGBOUND/FOGBOUND(2016)

60s英サイケ、特にシド・バレット期フロイドの大ファンというスペインの新鋭サイケ・バンド。霧がかった幻想的なオルガンとサイケなうねりを伴ったヴィンテージトーンのギター、そしてビートリッシュな愛すべきメロディ…なんと素晴らしい新鋭っ!

試聴 Click!

KNEI/JUVENTUD DE LA GRAN CIUDAD(2017)

17年の録音とは思えないほどに、70年代特有のざらついた質感を見事に再現したヴィンテージ感覚に驚かされるアルゼンチンのサバス直系バンド。ギタリストによるスペイン語ヴォーカルもややヘタウマな感じですが勢いがあってグッド!

試聴 Click!

STANDARTE/STANDARTE(1995)

00年代ではないですが、イタリアからはヴィンテージ度が抜きん出たこのバンドを。サバス直系の強靭なリフ、火を噴くようなオルガン、そして轟々と鳴るメロトロン!キーフを意識しまくりのジャケ含め、まさしく「70年代英国」への愛に溢れたイタリアン・リバイバル・ハード名作!

試聴 Click!

LONDON UNDERGROUND/FOUR(2018)

そのSTANDALTEのドラマー/ヴォーカリストが率いるバンドがこれまたヴィンテージ!CARAVANやブライアン・オーガーなどの英国カンタベリー&オルガン・ジャズ・ロック、さらにIL VOLOなどのイタリアン・ジャズ・ロックなどが好きなら…この作品は是非ご一聴を。

試聴 Click!

70年代ロックへの飽くなき憧憬を抱く新鋭たちによる、微笑ましくも真摯なサウンドをご堪能いただけたでしょうか。
また新たなヴィンテージ感ビンビンの作品が登場し次第、こちらの記事でご紹介してまいります☆

関連カテゴリー

関連CD在庫

  • TELEGRAPH / MIR

    イスラエルの新鋭プログレ・グループ18年デビュー作、イスラエルらしい透明感とCAMELやELOYなど70年代シンフォ直系の叙情性&暖かみが詰まった傑作!

    イスラエルの4人組プログレ・グループ、ソ連崩壊後に宇宙ステーションに取り残された宇宙飛行士の孤独をコンセプトに据えた18年デビュー作。イスラエルというとSHESHETやNO NAMESなどのテクニカルかつ清涼感溢れるジャズ・ロックを想像するかもしれませんが、彼らの場合はPINK FLOYDやCAMELといった英国プログレ、またELOYやNEKTARなどメロディアスなジャーマン・シンフォからの影響も感じさせる叙情的で暖かみに満ちたサウンドが特徴。アンディ・ラティマーやデヴィッド・ギルモアを彷彿とさせる伸びやかで澄んだトーンのギターに、ヴィンテージ感漂うオルガンやムーグ・シンセ、哀愁たっぷりのメロトロン、カンタベリー・ロックにも通ずるリリカルなエレピ…と折々で違った表情を見せるキーボード。シンプルながらもイスラエルらしい流麗さと透明感で彩られたアンサンブルが織り成す、コンセプト通りのスペーシー&メランコリックな音世界は、70年代叙情プログレ&シンフォ・ファンなら間違いなく胸打たれてしまうことでしょう。美しいジャケも含め、どこまでも鮮やかなイマジネーションに満ち溢れた傑作です。
    https://www.facebook.com/Telegraph.theband/

  • TEXEL / ZOOMING INTO FOCUS

    デンマークのkey奏者&英国人ギタリストを中心とする「FOCUS愛」満ち溢れるプロジェクト・バンド、18年作

    デンマークのキーボーディストSteffen Staugaardと英国人ギタリストNeil Gowlandを中心とするインスト・プログレ・プロジェクト、18年リリース。その内容はオランダを代表するプログレ・バンド、FOCUSへの愛情をとことん詰め込んだFOCUSフォロワー・アルバムとなっており、その再現っぷりと言ったらヤン・アッカーマン在籍期FOCUSの秘蔵音源と言われても全く驚かないほど。本家の様にテクニカルな速弾きで畳みかける場面こそ無いものの、しっとりと伸びやかに紡がれるギターの旋律はアッカーマン節全開だし、明るく透明感のあるオルガンにリリシズムに富んだフルート、クラシカルな素養を感じさせるロマン溢れるピアノも往年のFOCUSを思わせる瑞々しさでいっぱい。「Janis」や「Sylvia」のように愛らしく情緒あるメロディが次から次へと溢れ出てくる1曲目からもうノックアウト確実!FOCUSファンはチェック必須の一枚です。

  • STANDARTE / STANDARTE

    ハモンドやメロトロンを多用した70年代英国調のイタリアン・ハード・ロック、95年作

    イタリアのハード・ロック/プログレ・グループ、95年デビュー作。キーフからの影響を隠さないジャケ通り、どこまでも70年代英国ハード・ロックへの憧憬に溢れたサウンドにニンマリ!サバスばりにへヴィでキレ味鋭いリフを次々と繰り出すギター、凶暴に歪みまくったオルガン、哀愁のある英詩ヴォーカル、さらにはプログレ・ファン垂涎モノの轟轟としたメロトロンもそこかしこに溢れさせ、これでもかとヴィンテージでメロディアスかつ骨太なハード・ロック・サウンドを展開しています。90年代のイタリアで生み出されたとは思えぬ一枚!英国ハード・ロック・ファンは悶絶間違いなしの一枚です。

  • TALIESYN / TALIESYN

    ヴィンテージ感覚溢れるベルギー産ハード・ロック、ハードかつ荘厳なサウンドにノックアウト!

    ヴィンテージ感覚溢れるベルギーのハード・ロック・グループ。08年作。 レーベルからのインフォには、LED ZEPPEINやDEEP PURPLEなど60年代?70年代のハード・ロックからの影響を軸に、ジャジーなエッセンスを加えたサウンド、とありましたが、たしかにその通り!中域が太くコシのあるギター・リフ、淡くむせぶオルガン、全体に流れる荘厳な雰囲気など、70年代の発掘音源と言われても分からないヴィンテージ感覚いっぱいのサウンドが印象的。クラシカルなフルートをフィーチャーし、叙情性溢れるメロディとヘヴィなアンサンブルで畳み掛ける楽曲などは、往年のジャーマン・ハードを彷彿とさせます。好グループ。

  • MOTIS / JOSQUIN MESSONNIER

    メロトロンがこれでもかと溢れるファンタスティックな仏プログレ新鋭、2014年作、アトールのアンドレ・バルザーがゲスト参加!

    ヴィンテージ・キーボードやエレクトリック・ブズーキを操るマルチインストゥルメント奏者、MOTISことEmmanuel Tissot率いるグループ。2014年作6th。ANGE直系のシアトリカルなシンフォニック・ロックを軸に、MALICORNEに通じるフレンチ・トラッドのフレイヴァーが香るサウンドが持ち味。とにかくメロトロンM400やソリーナやローズやハモンドなどヴィンテージ・キーボードがこれでもかとフィーチャーされていて、特にメロトロンが大活躍!幻想的に溢れるメロトロンをバックにリリカルに紡がれるハモンド、そして、スティーヴ・ハケットを彷彿させる格調高いマンドリンやブズーキが織り成すファンタスティックなアンサンブルは、ジェネシス〜アンジェあたりのファンはたまらないでしょう。MOTISによるフランス印象派絵画のように柔らかで親しみやすいハイ・トーンのヴォーカルとフックあるメロディも特筆。なんと、アトールの名ヴォーカリスト、アンドレ・バルザーがゲスト参加し、1曲でヴォーカルを担当。この曲がまた素晴らしい!アナログ的な温かなサウンドプロダクションも印象的で、70年代の発掘作品と言っても分からないでしょう。これはシンフォニック・ロックのファンは必聴の快作!

  • ARABS IN ASPIC / SYNDENES MAGI

    ノルウェーの新鋭ヘヴィ・プログレ・バンド、17年作、キング・クリムゾンやユーライア・ヒープ影響下の強靭なヘヴィ・プログレを聴かせる逸品、メロトロンも爆発!

    往年のプログレ/ハード・ロックから影響を受けたヴィンテージなヘヴィ・プログレを聴かせてきたノルウェー新鋭バンドによる17年作。1曲目から強烈!メロトロンがジワリジワリと湧き上がり、タイトなリズムが鋭く切り込む「STARLESS」の変奏曲のようなイントロ、そしてメロトロンが最高潮に達すると、今度は「PICTURES OF A CITY」を彷彿させる重いリフで畳み掛けます。この冒頭4分間は圧巻です。憂いあるオルガンとギター、メロトロンを伴った哀愁たっぷりのヴォーカルパートを経ると、またもやクリムゾン憧憬の嵐のような轟音アンサンブルが吹き荒れます。2曲目ではユーライア・ヒープ風のオルガンをフィーチャーした邪悪な構築美も発揮。カッコイイです。3曲目は20分の大曲で、まさにクリムゾンとヒープがぶつかったかのようなヘヴィでダークで荘厳で哀愁も漂わせたスケールの大きなヘヴィ・プログレを聴かせます。ゴリゴリとヘヴィな中でも、メロトロンが鳴り響くと、ノルウェーの深い森の情景をイメージさせるような神秘性が溢れてきて素晴らしい。クリムゾンを始めとする70年代ロックへの限りない憧れを強靭なヘヴィ・プログレに乗せて聴かせる強力作!

  • PINN DROPP / PERFECTLY FLAWED

    ポーランド出身の新鋭シンフォ・グループ、トニー・バンクス直系のシンセワークが素晴らしい、モダンな音響感覚と70年代エッセンスを絶妙に融合した愛すべき作品!

    ポーランド出身の新鋭シンフォニック・ロック・グループ、2枚のEPを経てリリースされた18年1stフルアルバム。冒頭、ファンタジックに疾走する華のあるシンセサイザーのプレイで早くも心奪われます。トニー・バンクスからIQ、PENDRAGONを経て受け継がれてきた気品に満ちたキーボードワークが見事です。そこに硬質ながらヘヴィ過ぎない絶妙なトーンのギター、明瞭な発声が気持ち良い英語の男性ヴォーカルも合わさって、清涼感と重厚感を同時に備えた完成度の高いシンフォを織り上げます。クリアな中にかすかに陰影を秘めたピアノの響きも素晴らしい。最近はややモダンな質感に寄ったサウンドが多いポーランドですが、本作はモダンな音響感覚を発揮しつつも70年代的なヴィンテージ感をとても大切にしている印象。これは愛すべき一枚です。

  • LONDON UNDERGROUND / FOUR

    カンタベリー・スタイルや60-70年代英ロックを取り入れたイタリア産キーボード・プログレ新鋭18年作、ヴィンテージ感たっぷりのたまらない逸品!

    伊ハード・ロック・グループSTANDALTEのドラマー/ヴォーカリストDaniele Caputo率いるプログレ・グループ、18年作4th。ヴィンテージ感あふれるハモンドやメロトロンをこれでもかとフィーチャーし、バンド名の通り60〜70年代の英ロックさながらの叙情的なサウンドを展開する彼ら。本作ではダイナミックなハード・プログレ色の強かった過去作に比べて洒脱なジャズ色がかなり強まっており、CARAVANやBRIAN AUGER’S OBLIVION EXPRESSあたりを思い出さずにはいられない暖かみいっぱいのオルガン・ジャズ・ロックを聴かせています。ブライアン・オーガーのようにコロコロと転がるモッズ・テイストのハモンドに、デイヴ・シンクレアへのリスペクト溢れる甘いファズ・オルガン。70年代の英国ジャズ・ロック憧憬をベースに置きつつも、スペーシーにたゆたうシンセや轟々と鳴るメロトロンも豊富に重ね、ファンタジックかつ重厚な奥行きを感じさせる彼らならではのサウンドに仕上げているのがまた見事。英国オルガン・ロックやカンタベリー・ロック・ファンは要注目の逸品です。

  • IL FAUNO DI MARMO / THE REBUS YEARS 2001-2012

    往年のヘヴィ・シンフォが蘇った13年作が高い評価を得たIL FAUNO DI MARMOの前身バンドREBUSの音源がリイシュー、これも強烈なヴィンテージ臭を放つ傑作!

    70年代のヘヴィ・シンフォ・サウンドが鮮やかに蘇った2013年のデビュー作が高く評価されたバンドIL FAUNO DI MARMOの前身バンドREBUSの2作品が2枚組でリイシュー。02年作『REBUS』と05年作『ACROTERIUS』で、どちらも自主制作で400枚ほどが制作されてソールド・アウトとなったレア盤。それにしても、本当に00年代の作品なの!?と思ってしまう、強烈なヴィンテージ感。荒々しく吹き鳴らされる唾飛ばしフルート、ウネリを上げるハモンド・オルガン、熱くかきむしるエレキ・ギター、バタバタとした性急なリズム隊、そして、突き放すようなエネルギッシュなヴォーカル。狂おしい「動」のパートと対照的に、フルートが夢想的に響く「静」のパートもグレイトだし、マウロ・パガーニばりの地中海フレイヴァーも飛び出したり、往年のイタリアン・ロックのファンは歓喜すること間違いなし。これだけのサウンドを鳴らしながら、IL FAUNO DI MARMOと改名してデビューするまでほぼ無名だったとは・・・。強烈すぎる傑作!

  • ROBERT REED / SANCTUARY

    英シンフォ・バンドMAGENTAの中核をなすkey奏者/マルチミュージシャン、14年作

    MAGENTAのギタリスト/コンポーザーとして活躍する彼が、初期マイク・オールドフィールドへのオマージュとして制作した14年作。22種類に及ぶ楽器群をすべて自身が演奏し、多重録音によって重ね合わせた作風は、まさにマイク・オールドフィールドの初期3作を踏襲するスタイル。各楽器が緻密に織り上げられていくアンサンブルながら、全体としては英国の田園風景を思わせる雄大な流れが感じられるサウンドがただただ素晴らしいです。エグゼクティブ・プロデューサーには何と「TUBULAR BELLS」を手がけたTom Newmanを迎えており、この完成度の高さにも納得です。初期マイク・ファンならきっと唸らずにはいられない傑作!

  • MOUTH / VORTEX

    ドイツ出身トリオ・バンド17年作、ユーライア・ヒープを始めとする往年の名バンドへの憧れをストレートにサウンドに込めたヘヴィ・プログレの好盤!

    ドイツ出身、ギター/キーボード/ヴォーカルを兼任するマルチ・ミュージシャンとリズム隊の2人によるトリオ・プログレ・バンドの17年作。冒頭の組曲から必殺。分厚く立ち込めるメロトロンにケン・ヘンズレーを彷彿させるオルガンが響き、ワウギターが炸裂する、ユーライア・ヒープ「7月の朝」を思い出さずにはいられないサウンドが広がるオープニング、70年代ロック・ファンならこの時点でノックアウトされるはず。そんなオープンニングが過ぎると突如として叩きつけるようにアグレッシヴなヘヴィ・プログレへとなだれ込みその振れ幅に圧倒されます。終盤には冷ややかなトーンのオルガンが鳴り響きアコースティックギターが柔らく響く幻想パートも美しく聴かせ、変化自在の演奏が見事です。この一曲目がハイライトですが、モコモコしたヴィンテージな音質で演奏される70年代への憧れに溢れたロック・ナンバーが揃っておりカッコいいです。好盤!

  • FUFLUNS / SPAVENTAPASSERI

    70年代志向のイタリアン・プログレ新鋭バンド出身の腕利き達が結成したグループ、2016年デビュー作

    IL BACIO DELLA MEDUSAのヴォーカリストを中心に、THE WATCHの元ベーシスト等で結成された70年代志向のイタリアン・ロック新鋭グループ。2016年デビュー作。荘厳にたなびくハモンド・オルガンやメロトロンのバッキング、高鳴るムーグのリード、時に陽光のような柔和さや時に格調高さを添えるアコースティック・ピアノやフルート。ヴィンテージなトーンのキーボードを軸に、ここぞではギターとリズム隊が重厚に鳴り響いてイタリアン・ロックらしい荘厳さを添えるサウンドが特徴です。イタリアらしいシアトリカルで情熱的なヴォーカルも印象的。70年代イタリアン・ロックのファンは要チェックの快作です。

  • TOXENARIS / THIRD POLICEMAN

    ドイツの新鋭プログレ・ユニット、70年代フランスあたりのマイナー・プログレを思わせる、屈折した美的センスが印象的な16年デビュー作

    すべての演奏を一人でおこなう(チェロのみゲスト奏者)キーボーディスト/マルチ奏者Timo Aspelmeierによるソロ・プログレ・ユニット、16年デビュー作。アイルランドの作家フラン・オブライエンによる67年発表の奇想小説『第三の警察』を題材とするコンセプト・アルバムで、シンセサイザーをメインとする各種キーボードがアヴァンギャルドに織り上げる幻想的かつミステリアスなプログレを構築しています。七色にトーンを変化させる鮮烈なシンセ、ジャジーに音を刻むエレピ、クラシックの素養が滲む虚空に響くピアノなどが折り重なり、そこにTANGERINE DREAMを始めとするジャーマン・エレクトロ影響下の冷ややかなシンセ音響も取り入れた、退廃感ある独自のサウンドメイクが光ります。70年代初頭のフランスあたりのマイナー・プログレかと思うような、屈折した美的センスが全編で発揮された孤高の一枚です。

    下記BANDCAMPページで視聴可能です。
    https://toxenaris.bandcamp.com/album/the-third-policeman

  • MALADY / TOINEN TOISTA

    70年代ロックへの憧れを滲ませたヴィンテージ感たっぷりのプログレを鳴らすフィンランド新鋭、BEARDFISHファンに勧めたい18年作2nd

    15年にデビューしたフィンランド出身の新鋭プログレ・バンド、18年の2nd。オルガンやメロトロン(疑似?)を筆頭に、70年代ロックへの憧れを滲ませたヴィンテージ感たっぷりのプログレ。そこまで派手に技巧が炸裂することはありませんが、スタイルとしてはスウェーデンのBEARDFISHに近いものを感じさせます。一方でポスト・ロック調のモダンなパートがあったり、すこし野暮ったいフィンランド語ヴォーカルがとても愛すべきだったり、新旧いろんな要素が混合しているのですが、雑多な印象はなく流れるように進行するアンサンブルに、優れたバランス感覚とサウンドセンスを発揮。数あるヴィンテージ志向の北欧バンドの中でも、これ見よがしな感じがなく自然体なサウンドで聴かせる好盤です。

  • KNEI / JUVENTUD DE LA GRAN CIUDAD

    アルゼンチン出身、トニー・アイオミばりのヘヴィなギターワークとざらついたヴィンテージ質感が強烈な、サバスタイプのハード・ロック・トリオ、17年作

    アルゼンチン出身、ギタートリオ編成の新鋭ハード・ロック・バンド、17年作。トニー・アイオミばりの引きずるような重いギターワークが強烈な、初期ブラック・サバスへのリスペクトを感じさせる重量級ブルース・ハード・ロック。2017年の録音とは思えないほどに、70年代特有のざらついた質感を見事に再現したヴィンテージ感覚に驚かされます。ギタリストによるスペイン語ヴォーカルもややヘタウマな感じですが勢いがあってグッド。

コメントをシェアしよう!

あわせて読みたい記事

中古CD買取案内

カケレコ洋楽ロック支店

新着記事

もっと見る

プロのライター&ミュージシャンによるコラム好評連載中!

文・市川哲史

文・深民淳

文・舩曳将仁

文・netherland dwarf

文・後藤秀樹

人気記事ランキング

* RSS FEED

ロック探求特集

図表や代表作品のジュークボックスなどを織り交ぜ、ジャンル毎の魅力に迫ります。