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マッスル・ショールズ産SSW/スワンプ・ロック特集!

南部アラバマ州にある町、マッスル・ショールズ。

その地にできたサザン・ソウルの名門フェイム・スタジオ、そこから分岐したマッスル・ショールズ・サウンド・スタジオでは、アレサ・フランクリンやウィルソン・ピケットなどによるサザン・ソウル名作が続々と生まれ、ロジャー・ホーキンス(Dr)やピート・カー(G)などの名セッション・マンも数多く育ちました。

ストーンズやポール・サイモンなど、その地ならではのアーシーかつしなやかなグルーヴを求めて訪れた数多くのロック・ミュージシャン達。

マッスル・ショールズ録音作、マッスル・ショールズにゆかりのあるソングライターやセッション・マンのソロ作など、R&Bやソウルなど米南部のルーツ・ミュージックの芳醇な香りに包まれたロック名作をピックアップいたしましょう。

サザン・ソウルとロックの関係は、カケレコの特集『沼へ行く!』もあわせて是非!

BOZ SCAGGS / BOZ SCAGGS

ボズ・スキャッグスと言えば、AORの代名詞として有名だけど、な、なんと、69年にマッスル・ショールズでデュアン・オールマンとともに録音した米ブルース・ロック傑作があるって!?

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DAN PENN / NOBODY’S FOOL

マッスル・ショールズの名ミュージシャン/プロデューサーによる米SSW/スワンプの大傑作と言えば?

サザン・ソウル・シーン屈指のソングライターとしての風格。そして、腕利きの猛者たちによるいぶし銀の演奏。生涯の一枚だなぁ。

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RY COODER / BOOMER’S STORY

そんなダン・ペンをはじめ、マッスル・ショールズの面々が参加した米ルーツ・ロックの傑作といえばコレ。

南部のブルースや伝統歌をライの強靱でしなやかなスライド・ギターとマンドリンで料理したサウンドは旨味がギッシリ。

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SPOONER OLDHAM / POT LUCK and SPARE CHANGE

マッスル・ショールズで活躍した名ピアニスト&オルガン奏者で、あのダン・ペンとのソングライター・コンビとしても知られるミュージシャンですね。

ディランやニール・ヤングの作品にも参加してるし、ソロ作が名盤でないはずがないじゃない!?

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NICHOLAS LAMPE / IT HAPPENED LONG AGO

マッスル・ショールズ録音で、ロジャー・ホーキンス(Dr)、バリー・ベケット(Key)、エディー・ヒントン(G)、デヴィッド・フッド(B)など腕利きがこぞって参加したサザンSSW名作。

アトランティック傘下のCottilionより70年リリース。

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JACKSON HIGHWAY/JACKSON HIGHWAY

米サザン・ロック・バンド。マッスル・ショールズ・スタジオで録音され80年にリリースされた唯一作。

ヌケの良いサザン・ロックから、しとやかにキーボードが奏でられるバラードまで、さすがマッスル・ショールズ産!と言える味わい。

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ALEX RICHMAN/SALTY

マッスル・ショールズ産ではないけれど、こちらの女性米スワンプもぜひ。

キャロル・キングをスモーキーにしたような歌声が良いし、さらにはマッスル・ショールズのギタリストに、ライ・クーダー、ジェシ・デイヴィス、ジム・ケルトナーなどなど豪華ミュージシャンが参加!

マイナーだけど内容はピカいち!

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JOHN BUCK WILKIN/IN SEARCH OF FOOD CLOTHING SHELTER AND SEX

ナッシュビル出身のSSWでマッスル・ショールズ録音だけど、英国のSSWみたいな繊細さと叙情が持ち味。

まるでアル・スチュワートやフィルモア・リンカーンの味わい。

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TRAVIS WAMMACK/TRAVIS WAMMACK

なんと12歳でレコード・デビューしたという南部の誇る天才ギタリスト。

マッスル・ショールズのセッション・ミュージシャンとして腕を磨いたのち、FAMEレーベルよりリリースされたソロ・デビュー作。

ソウルフルなダミ声ヴォーカルに脂の乗り切ったコクたっぷりのギター、おなじみマッスル・ショールズの面々によるエネルギッシュなアンサンブル。これぞ極上スワンプ・ロック☆

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RICH MOUNTAIN TOWER/RICH MOUNTAIN TOWER

南部テネシー出身5人組バンド、マッスルショールズで録音された71年作1st。

アーシーなルーツ色の中にどこか英国フォークにも通ずる繊細さを湛えたアンサンブルが新鮮。

伸びやかに、かつジェントルに歌われるヴォーカル&コーラス・ラインも素晴らしい!

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  • DAN PENN / NOBODY’S FOOL

    米SSW/スワンプ・ロック・ファンは避けては通れない、DAN PENNの73年1stソロ作!

    60年代から南部アラバマはマッスル・ショールズのフェイム・スタジオでソングライター&プロデューサーとして活躍したミュージシャン、73年作の1stソロ。心に染みるソウルフル&メロウなヴォーカル、流麗なメロディ、芳醇なギター、しっとりとメロディを包むホーン・セクション。サザン・ソウル・シーン屈指のソングライターとしての風格と、腕利きの猛者たちによるいぶし銀の演奏が光る、味わうほどに味の出る生涯の一枚!米SSW/スワンプ屈指の大傑作です。

  • RY COODER / BOOMER’S STORY

    72年作の3rd、邦題は「流れ者の物語」、名うてのミュージシャンをバックに従えた芳醇なサウンドがたまらない米ルーツ・ロック屈指の傑作!

    アメリカのルーツ・ミュージックを探求する旅路の中で生まれた72年作の3rd。邦題は「流れ者の物語」。南部のブルース・ナンバーやトラディショナル・ソングを、名うてのミュージシャンをバックに、ライのスライド・ギターとマンドリンで料理した味わい深すぎる名演がずらり。しなやかながらズシリと重いトーンの芳醇なリズム・ギター&スライド・ギター、郷愁を誘うマンドリン。マッスル・ショールズの名ドラマーのロジャー・ホーキンス、LAスワンプを代表するドラマーのジム・ケルトナーによる弓のようにしなってはタイトなビートを刻むグルーヴィーなリズム。サザン・ソウルを代表するソングライターの2人、ダン・ペンとチップス・モーマンが作曲した名曲「Dark End Of The Street」では、ロックとサザン・ソウルとが交差した、何十年も熟成されたウイスキーのような演奏を堪能することができます。ザ・バンドの1st、2ndにも引けを取らない米ルーツ・ロックの傑作。

  • BOZ SCAGGS / BOZ SCAGGS

    AORの代名詞として有名な彼が、69年にマッスル・ショールズでデュアン・オールマンとともに録音した米ロック傑作!

    ボズ・スキャッグスというとAORの代名詞として有名ですが、元々はブルース・ロック/ルーツ・ロック・シーンで活躍したミュージシャン。スティーヴ・ミラー・バンドの一員として活躍した後の69年に制作されたソロ作がこちら。マッスル・ショールズ録音で、オールマン・ブラザーズ・バンドのデュアン・オールマンが参加。ルーツ・ミュージックの渋みやコクと、後のAOR時代で花開くメロウネスとが絶妙にブレンドしたサウンドが印象的な名作です。デュアンの中でも名演と言われる名曲「Loan Me A Dime」収録。

  • ALEX RICHMAN / SALTY

    ライ・クーダーやジェシ・デイヴィスやジム・ケルトナーが参加した女性SSWによる72年唯一作、SSW/スワンプの名作

    後にドアーズのギタリストのロビー・クリーガー、ドラマーのジョン・デンズモアが結成したバンドBUTTS BANDに参加する米女性Key奏者&SSW。72年にCAPITOLよりリリースされたソロ唯一作。何と言ってもバックが豪華で、ジム・ケルトナー(dr)、クリス・エスリッジ(元FBBのベース)、ウェイン・パーキンス(マッスル・ショールズの名ギタリスト)を中心に、曲によって、ライ・クーダー、ジェシ・エド・デイヴィスなどが参加しています。キャロル・キングをスモーキーにしたような歌声、彼女自身が弾く流麗なピアノ&オルガン&ハープシコードも魅力的です。キャロル直系の黄昏のSSW曲からバックの力強い演奏がグルーヴしまくるスワンプ・ロックまで、SSW/スワンプのファンにはたまらない佳曲ぞろい。ジャケも含めて地味な位置づけの作品ですが、内容はピカイチ!

  • SPOONER OLDHAM / POT LUCK and SPARE CHANGE

    マッスル・ショールズで活躍した名SSWによる72年作、ダン・ペンの名作と並ぶスワンプ/SSW屈指の傑作!82年作『SPARE CHANGE』とのカップリング

    米南部アラバマはマッスル・ショールズのFAMEスタジオで、ダン・ペンとのソングライター・チームとして、オルガン&ピアノのセッション・ミュージシャンとして活躍したミュージシャン。LAに移ってからは、ディラン、ジョー・コッカー、ジャクソン・ブラウン、ニール・ヤングの作品に参加するなどロック界で知られる名プレイヤーです。そんな彼が、72年にリリースした1stソロが本作。決してうまくはないものの、音程のゆらめきから叙情がしっとりとこぼれ落ちる「味」のあるヴォーカル、流麗で円熟したメロディ、柔らかに叙情を描くオルガンとピアノ。とにかく胸を締め付けるアーシー&メロウな佳曲がこれでもかと続きます。ダン・ペンの名作と並び、米スワンプ/SSW屈指の作品です!

  • JACKSON HIGHWAY / JACKSON HIGHWAY

    米サザン・ロック・バンド、マッスル・ショールズ録音の80年唯一作

    米サザン・ロック・バンド。マッスル・ショールズ・スタジオで録音され80年にリリースされた唯一作。ザクザクと刻まれるリズム・ギター、ハイ・トーンのヌケの良いシャウトが魅力のヴォーカル、豊かなハーモニー、そして、キャッチーなメロディ。これぞ「サザン・ロック」と言えるノリが良くハード・エッジな佳曲がずらり。対照的に、しとやかにキーボードが奏でられるAOR的なバラードもまた魅力的です。さすがはマッスル・ショールズ産!

  • NICHOLAS LAMPE / IT HAPPENED LONG AGO

    マッスル・ショールズ産のサザンSSW名作としてファンには垂涎の70年唯一作、叙情香る歌声とともに名手達によるバッキングもさすが

    米サザンSSW、70年にアトランティック傘下のCottilionよりリリースされた唯一作。録音は、アラバマはマッスル・ショールズ・サウンド・スタジオで、ロジャー・ホーキンス(Dr)、バリー・ベケット(Key)、エディー・ヒントン(G)、デヴィッド・フッド(B)など、腕利きがこぞって参加。スワンプ・ファンに人気の高い作品ですが、コテコテではなく、叙情豊かなサウンドが印象的。たおやかなアコギ・バッキング、カントリーシンガー寄りのちょっと鼻にかかったハートウォームな歌声、名プロデューサーとしても知られるアリフ・マーディンによるウットリするほどに艶やかな管弦楽アレンジ。そして、やはり名手によるバッキングも聴き所で、ロジャーとデヴィッドとの鉄壁のリズム・セクション、バリーのメロウなKeyが楽曲の魅力を際立たせています。これは名作です。

  • JOHN BUCK WILKIN / IN SEARCH OF FOOD CLOTHING SHELTER AND SEX

    ナッシュビル出身のSSW、マッスル・ショールズ録音の70年作、繊細で叙情的なメロディが絶品

    カントリー・ミュージックの名女性SSWを母にナッシュビルで生まれ、全米4位を記録するなど人気だったサーフィン/ホットロット・バンドRONNY & THE DAYTONASのメインソングライターとして60年代を駆け抜けたミュージシャン。マッスル・ショールズで録音され、70年にリリースされたソロ・デビュー作。ジェイムス・テイラーを彷彿させるジェントルで穏やかで心にスッと染みてくる歌声、流れるように美しいメロディ・ライン、そして、そんな優美なヴォーカル&メロディに伸びやかさと艶やかさを添えるストリングスの調べ。それにしても気品に満ちたメロディ・ラインの素晴らしさは特筆。イギリスのアル・スチュワートやフィルモア・リンカーンもちょっぴり思い出しました。繊細で叙情的なメロディは英国ロックのファンにもたまらないでしょう。これは名品です。

  • TRAVIS WAMMACK / TRAVIS WAMMACK

    米南部の誇る天才ギタリスト、マッスル・ショールズの名門FAMEレーベルよりリリースされた72年ソロ・デビュー作

    60年代にマッスル・ショールズの名門フェイム・スタジオで活躍した名ギタリスト。72年にフェイム・レーベルよりリリースされたソロ・デビュー作。マッスル・ショールズの腕利きたちによるパワフル&グルーヴィーなアンサンブルに、Travisの太く豪快に歪んだギターとソウルフルなダミ声ヴォーカルが合わさったサウンドは、これぞスワンプ・ロック。エネルギッシュなナンバーだけでなく、男臭くスウィートなバラードも魅力的で、ムーディーなバック・コーラス、流麗なストリングスには米南部の旨味がたっぷりつまっています。JAMES GANG「FUNK #49」での轟音でうねりを上げるファズ・ギター・ソロなど、サザン・ロック〜ブルース・ロックのファンもしびれるでしょう。若干12歳でレコード・デビューし、17歳でシングル「Scratchy」を米国チャートインさせた早熟なギタリストが、油の乗り切った26歳の時に残した逸品です。

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