2024年11月20日 | カテゴリー:カケレコ中古棚探検隊,世界のロック探求ナビ
タグ: プログレ
こんにちは。カケハシ・レコードです。
今回は、11月前半に入荷した中古CDから各国プログレのオススメ盤をピックアップいたします。
オルガン・ロック的なアグレッシヴなパートからクラシカルな旋律を活かした叙情的なパートまで、魅力的な演奏に溢れています。
シンフォニック好きは聴いておいて損はない作品!
ユーロ・ロックの傑作と言える73年作も素晴らしいですが、この71年1stも良いですよ~
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ゾンビーズ『オデッセイ&オラクル』にフォルムラ・トレのアルベルト・ラディウスが乱入したら!?って感じ!
天才Carly Garcia率いるアルゼンチン屈指の名グループ。
天上からひらひらと降りてくるような奇跡のメロディ、センチメンタルなヴォーカルによる世界最高峰の「詩情」。
南米ロックが誇る秘宝ですね。
ギリシャ出身で主にフランスで活動したグループ。71年のデビュー作。ピアノ/オルガン奏者が中心で、ゾンビーズやグレイシャスやスプリングなど気品あるブリティッシュ・ロックからの影響を感じますが、やはりギリシャ出身ならではの美意識が溢れているのが特筆。地中海つながりでイタリアン・ロックを思わせ、特に突っかかるようなファズ・ギターやパーカッシヴなアコギなど、ギタリストはフォルムラ・トレのアルベルト・ラディウスを彷彿させます。ゾンビーズ『オデッセイ・オラクル』にアルベルト・ラディウスが乱入して混沌とさせつつも気品が損なわれていない楽曲など、このグループならではの魅力いっぱい。フルートやストリングスがリリカルに流れる曲も美しいし、トレの『夢のまた夢』もびっくりな荘厳なオルガンをフィーチャーしたラスト曲「Bad Trip」もすごいテンションだし、英語の歌メロはどれも流麗で絶品だし、英ロックのファンもユーロ・ロックのファンも必聴のずばり名作!
74年作。2曲の大曲から構成されたアルバムで、どちらの曲もハモンド・オルガンとピアノを基調としたシンフォニックなサウンドが印象的。オルガン・ロック的なアグレッシヴなパートからクラシカルな旋律を活かした叙情的なパートまで、なかなか魅力的な演奏に溢れています。シンフォニック好きは聴いておいて損はない作品です。
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