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サザン・ロック特集

サザン・ロック特集

サザン・ロック潮流図

  • 皆さん、こんにちは。芹沢聡一郎です。今回のテーマは、サザン・ロック!ジョージア、アラバマ、テネシー、テキサス、フロリダ、オクラホマ、アーカンソー州といったアメリカ南部生まれのミュージシャンによる、ハードでいてヌケがよく、哀愁いっぱいのロック・ミュージックをご紹介いたします。
  • わぁ、オールマン・ブラザーズ、大好きなんですよね〜。楽しみです。
  • 早速、サザン・ロック形成の大きな流れを説明していくよ。サザン・ロックのルーツにあるのが、南部生まれのソウル・ミュージック「サザン・ソウル」だね。
  • あれ、特集『沼へ行く』で、スワンプ・ロックのルーツにもサザン・ソウルがあるって八重樫さんから聞きました!
  • そうだね。サザン・ロックとスワンプ・ロックは、サザン・ソウルを起源にした兄弟と言えるね。
  • なるほど〜。
  • サザン・ソウルのスター、オーティス・レディングが67年に事故死してサザン・ソウルが下火になった60年代末、音楽シーンのメインストリームとなっていたのがロック・ミュージック。そこで、サザン・ソウルのシーンで活躍したプロデューサーやミュージシャン達が、よーし、ロックで一儲けしてやる、ってロック・シーンに進出したんだ。
  • その代表格が、僕の大好きなオールマン・ブラザーズというわけですね。
  • その通り!オールマンは、フロリダ出身のグレッグとデュアンのオールマン兄弟を中心に結成されたグループで、クラプトンも認めた天才ギタリストのデュアン・オールマンともう一人の名ギタリスト、ディッキー・ベッツを中心とするグループだね。
  • 二人の豪快かつリリカルなツイン・ギターが最高なんですよね。
  • だよね。それじゃ、サザン・ロックのキーパーソンの一人と言える、天才ギタリスト、デュアン・オールマンについてちょっと掘り下げていこうか。オールマン兄弟は67年頃、LAに進出してアワー・グラスというロック・バンドで活動するんだけど、ヒットには恵まれなかったんだ。そこでデュアンは旧知をたよってアラバマはマッスル・ショールズのセッション・ギタリストとして活動することになるんだ。そこで数多くのサザン・ソウル作品で名演を残すんだけど、その一つが、ウィルソン・ピケットの「ヘイ・ジュード」でのリード・ギター。スタックス・レーベルのマネージャーとしてオーティス・レディングも担当したフィル・ウォルデンが、「ヘイ・ジュード」でのデュアンのギターに惚れ込んだことは、サザン・ロック誕生の一つの起点といえるね。
  • へ〜、フィル・ウォルデン、知りませんでした。
  • フィル・ウォルデンの名は知らなくても、彼が設立したレーベルの名前は聞いたことあると思うよ。サザン・ロックを代表するレーベル、キャプリコーン・レコードだね。
  • あっ、知ってます。オールマンの作品もカプリコーンでしたよね!
  • そうそう、カプリコーンの第一弾バンドとなったのがオールマン。69年にデビューした後、ライヴを見て衝撃を受けたクラプトンがデレク&ザ・ドミノス『いとしのレイラ』にデュアンを誘ったり、フィルモアを運営するビル・グレアムに認められたりする中で、全米にその名が知られたんだ。
  • そんな中で生まれたのが、ロックを代表するライヴ・アルバム『フィルモア・イースト・ライヴ』ですね!
  • その通り!デュアンは、71年にバイク事故で24歳という若さで死んでしまうんだけど、もう一人のギタリストのディッキー・ベッツが中心となり、カラっとした『ブラザース&シスターズ』を73年にリリース。この中から「ランブリン・マン」と「ジェシカ」が大ヒットして、サザン・ロックが本格的に全米から注目されることになったんだよ。
  • キャプリコーン・レーベルには他にどんなバンドが居るんですか?
  • そうだな、オールマンに次ぐキャプリコーン第二の星と言われるマーシャル・タッカー・バンド、オールマンのローディー達によるグラインダースウィッチ、フリーなど英ロックに通ずる陰影を持ったハイドラあたりは必聴だよ!
  • ありがとうございます。聴いてます!
  • オールマンとキャプリコーンについて解説したところで、このバンドも忘れちゃいけない。サザン・ロックのもう一つの代名詞的バンドと言える・・・。
  • レーナード・スキナード!
  • その通り!レーナードを世に送り出したレーベルと言えば、『赤心の歌』でお馴染みのアル・クーパーが設立したサウンズ・オブ・ザ・サウス・レコードだね。アル・クーパーは、『赤心の歌』で南部アトランタのミュージシャンを起用したんだけど、南部の地に惚れ込んでそのままアトランタに引っ越したんだよね。
  • アル・クーパーは、米ブルース・ロック特集で、ブルース・プロジェクト、ブラッド・スウェット&ティアーズに『スーパー・セッション』と、ブルース・ロックやブラス・ロックのキーパーソンであることを学びました。サザン・ロックにも絡んでるってことは、ロックと米ルーツを結びつけた本当に重要なミュージシャンと言えますね〜。
  • そうだね。レーナードは、サウンズ・オブ・ザ・サウス・レーベルの第一弾として73年にデビューして以来、これぞサザン・ロック!と言える豪快な名曲「スウィート・ホーム・アラバマ」をヒットさせるなど、全米を代表するグループになったのはカケレコくんも知ってるよね。
  • はい。スウィ〜ト・ホーム・ア〜ラバ〜マ?カッコ良いなぁ。太く突き抜けるギター・サウンドはライヴで聴いたら最高だったでしょうね!芹沢さん、サザン・ロックをもっともっと探求したくなりました。色々と聴いてみますね!

1. デュアン・オールマン参加作品セレクション

サザン・ソウルを代表するスタジオ、マッスル・ショールズで腕を磨き、オールマン・ブラザーズ・バンドとしてブルース・ロック〜サザン・ロックの旗手として活躍しながら、数多くのロック名作にゲスト参加した米ロックを代表するギタリスト。

南部ルーツ・ミュージックとロックとの掛け橋となるとともに、クラプトンに惚れ込まれて、デレク&ザ・ドミノスに参加するなど、英米ロックもつなげたロック史上に残る名ミュージシャンの足跡をここにまとめます。

米ブルース/サザン・ロックの天才ギタリスト、デュアン・オールマン参加作品セレクション

WILSON PICKETT

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マッスル・ショールズでのセッション・ギタリスト時代の名演。このギターに衝撃を受けて、フィル・ウォルデンがカプリコーン・レコードを設立し、オールマンが結成されたのが、サザン・ロックの出発点。

BOZZ SCAGGS

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マッスル・ショールズ録音の記念すべき1st。69年作。デュアンの数ある名演の中でも屈指と言われる名曲がこの「Loan Me A Dime」。

RONNIE HAWKINS

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THE BANDの前身HAWKSを従えたことで知られるいぶし銀SSW。マッスル・ショールズ録音の70年作で、デュアンが全面参加。土臭いスライド・ギターが炸裂!

DEREK & THE DOMINOS

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クラプトンがデュアンのライヴを見て衝撃を受け、バンドへの参加を要請。クラプトンとのエモーショナルなバトルは永遠に色褪せませんね。全ロック・ファンにデュアンの名と米南部の豊潤さを知らしめた傑作。

DELANEY & BONNIE

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クラプトンやデイヴ・メイソンなど英ロックの名ミュージシャンも魅了し、米スワンプ・ロック・シーンを生みだした夫婦デュオ。70年作の名作で、デュアンの豪快なスライド・ギターも見事!

ALLMAN BROTHERS BAND

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デュアンの豪快かつ繊細なスライド・ギターが冴え渡るロック史上に残る名ライヴ。オールマンの出世作であり、代表作であり、米ブルース・ロック〜サザン・ロックを代表する大傑作。

2. オールマン・ブラザーズとカプリコーン・レコードの仲間たち

  • どっしりと地に足をつけつつも青空に突き抜けるようなギターの音が最高に気持ちいい〜。爽快かつ哀愁に満ちたツイン・リードはサザン・ロックならではですね。

オールマン・ブラザーズとカプリコーン・レコードの仲間たち

ALLMAN BROTHERS BAND

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カプリコーン・レーベル第一弾!オールマンの記念すべき1stで、サザン・ロックの幕を開けた傑作。デュアン・オールマンのスライドとディッキー・ベッツのオーソドックスなブルース・ギターによるギター・バトルの熱気は凄い!

ALLMAN BROTHERS BAND

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1971年10月、オートバイ事故でデュアン・オールマンを失ったバンドによる起死回生の大傑作。全米第二位となったこの曲をはじめ、初期のブルージーなコクこそありませんが、ヌケのいいサウンドは、これぞサザン・ロック!

MARSHALL TUCKER BAND

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オールマンに次ぐカプリコーン第二の星と言われた名グループ。1stのオープニング・ナンバーをピックアップ。カントリー・フレイヴァーいっぱいの愛すべき名作。

GRINDERSWITCH

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オールマンのローディー達によって結成され、カプリコーンからオールマンの弟分としてデビューしたグループ。スカっと伸びやかなスライド・ギターと哀愁ある軽快なピアノ&フィドルは、これぞカプリコーン・サウンド!

HYDRA

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ヒプノシスによるジャケ、フリーに通ずるスモーキーさとタメ、ウィッシュボーン・アッシュを彷彿させるツイン・リード・ギターなど、カプリコーンでは異色のグループ。

TWO GUNS

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カプリコーン・レーベル末期である79年リリースの一枚。豪快に炸裂するツイン・ギター、男臭いヴォーカルからはレーベル・スタート時から変わらないエネルギーが満ちています。

KENNETH BRIAN BAND

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オールマンのDNAを継ぐ新鋭もピックアップ!元カプリコーンのプロデューサーがプロデュースで、往年の香りプンプンの豪快な名作ですね。

WET WILLIE

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71年にデビューしたアラバマのサザン・ロック・バンド。ノリノリ&グルーヴィーなサウンドが炸裂するゴキゲンな好グループ!

STILLWATER

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77年のデビュー作。ウェストコーストに通じる爽やかなポップ・フィーリングとボストンに通じるハード・ポップさ、そこに深みを与える南部ならではのブルース・フィーリング。快作です!

3. レーナード・スキナードとその直系グループ達

  • レーナード・スキナードは、フロリダ州の高校で同級生だった3人、ロニー・ヴァン・ザント(Vo)、ゲイリー・ロッシントン(G)、アレン・コリンズ(G)を中心に結成されたグループだね。

    長い下積みを経て、南部をツアーしていたアル・クーパーに見いだされ、アルが設立したサウンド・オブ・ザ・サウス・レーベルの第一弾バンドとして73年にデビューしたんだ。

    2nd収録の「Sweet Home Alabama」が全米で大ヒットしたことで多数のフォロワーも誕生し、一気にサザン・ロック・シーンが活性化したんだね。

レーナード・スキナードとその直系グループ達

LYNYRD SKYNYRD

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オールマンとともにサザン・ロックを代表するグループ。グループ最大のヒット曲であり、代表曲が「Sweet Home Alabama」。米南部のテーマ・ソングと言える名曲ですね。

ALIAS

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悲運の飛行機事故に負けず、レーナード・スキナードの元メンバーが結成したグループですね。フックに飛んだ男気と憂いに溢れたメロディと豪快かつヌケの良いアンサンブルが痛快!

CROSSROADS

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米南部はアーカンソー州出身のグループによる79年唯一作。レーナード直系のツイン・ギターと哀愁いっぱいのメロディにグッとくる好盤。

MAD JACK

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南部ではなくニューヨーク出身という異色のサザン・ロック・グループ、84年作。東海岸産だからか、80年代半ばの制作だからか、土臭さはあまりなく、ストレート&キャッチーな好盤。

MAMMOTH

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フロリダ出身、81年作。バキバキに歪んだ2本のギターが重いリフとエキサイティングなリードを炸裂!ちょっと線の細いヴォーカルは哀愁みなぎってますね。

XEBEC

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オクラホマ出身、81年唯一作。エッジの立ったツイン・ギターと男臭いヴォーカルが炸裂するサウンドは、これぞサザン・ロック!

38 SPECIAL

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レーナード・スキナードのロニー・ヴァン・ザントの弟であるドニー・ヴァン・ザントを中心に結成されたグループ。サザン・ロック的な土臭い哀愁とウェストコースト的なコーラス・ワークがブレンドしたサウンドが心地良い逸品!

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