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「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ」 第三十回: 封印された〈車道楽プログレ〉ー『レイター・イヤーズ 1987-2019』箱から漏れた、ピンク・フロイドVHS『道(MICHI)』  文・市川哲史

第三十回: 封印された〈車道楽プログレ〉-『レイター・イヤーズ 1987-2019』箱から漏れた、ピンク・フロイドVHS『道(MICHI)』


昨年暮れにまた出た。

2016年の28枚組『The Early Years 1965-1972』箱に続き、16枚組『The Later Years 1987-2019』箱をコンパイルしたピンク・フロイドである。


2011年9月『狂気』からの同年11月『炎~あなたがここにいてほしい~』、そして翌2012年2月『ザ・ウォール』と、CDにDVDにBDにストーム・トーガソンによる豪華40数頁アートブックに27㎝四方のアートプリントにジル・フルマノフスキー撮影の写真集にコレクターズ・カードに当時のツアー・チケット&バックステージ・パスのレプリカにバッジにコースター9枚にスカーフにビー玉3個を各々詰め込んだ「どおだまいったか」箱――思えば《THE IMMERSION BOX SET》三部作は、鬱陶しい各種メモラビリアを積極的に無視すれば、発掘音源的には愉しかった。

アラン・パーソンズによる、ハイセンスな『狂気』アーリー・ミックス。ライト渾身の“アス・アンド・ゼム”ピアノ・ヴァージョン。ウォーターズが唄う“葉巻はいかが”。ローリング・サンダー・レヴュー的フィドルが主役の“あなたがここにいてほしい”。ちょっとだけ公開された世紀の大失敗作『ハウスホールド・オブジェクツ(仮)』音源。『ザ・ウォール』収録曲の習作デモ群。

そしてわずか数秒間の、あのウォーターズとギルモアが一本のスタンド・マイクを挟んでユニゾる“ヤング・ラスト”のアールズ・コート公演映像。

奇蹟だ。


で4年後の11CD+9DVD+8BD『アーリー・イヤーズ1965-72』箱が、137曲の未発表&レア音源と映像でデビュー前から『狂気』前夜までを網羅した。

ボウイもボランも目じゃないシド・バレットの、常軌を逸した美少年っぷり。異常な途中加入しておそろしく引っ込み思案だった頃のギルモア映像。1969年3月から半年だけ披露されたコンセプト・ライヴ《The Massed Gadgets of Auximines:オーグジマインズ氏の人生集積回路-ピンク・フロイドが贈る、さらに深刻な非日常》の初公式音源化。ありとあらゆる“原子心母”11ヴァージョン(っ)。アニメもバレエ団もなぜかバレエを踊りこなす“吹けよ風、呼べよ嵐”。実はライヴ・バンドとしての演奏力が尋常じゃなかった、『おせっかい』期の1971年9月のBBCライヴ音源。

そして『炎』箱CD2➀➁➂と『狂気』箱CD2➀➁➂➃➄➅➆⑧⑨⑩と『アーリー・イヤーズ』箱CD10⑰を続けて聴けば、1974年11月16日英ウェンブリー・エンパイア・プールにおけるピンク・フロイド最強公演のフル・ライヴを体験できるよお立合い。

〈『アニマルズ』が薄くて『ファイナル・カット』は無視〉という不公平は残念だが、こうしたウォーターズ時代のフロイドの発掘再検証作業そのものの獲れ高は、なかなかのもんだったと思う。と言いつつ「2~3年以内にはきっと出るんだろうなぁ続篇」と思ってたら、やっぱりコンパイルされたのが『ザ・レイター・イヤーズ』である。

仕方ない。予定調和は大事なのだ。

とはいえこの箱のテリトリーは、1987年以降の【ウォーターズ抜きピンク・フロイド】。該当作品は『鬱』と『対(TSUI)』の2タイトルのみ。例の『永遠(TOWA)』は『対』の補集合アルバムみたいなもんだから、さすがに除外されている。箱の中身はもうすっかすか必至と思いきや、CDとBDで音源を、DVDとBDで映像を重複させるというディズニー並みの非道に走りつつも、いろんなアーカイヴを集めるだけ集めてきっちり豪華商品化してきた。

さすが資本家ギルモア。


まず《鬱》ツアー関連は、1988年11月発表のライヴ盤『光~PERFECT LIVE!』が8曲追加の全23曲、翌89年6月の同名ライヴ・ヴィデオも5曲追加の全21曲に。続く《対》ツアーの方は、1995年5月の点滅ライヴ盤『P.U.L.S.E.』は今回無視されてるものの、同名ライヴ・ヴィデオを2006年にDVD化した『驚異』がレストア再編集で、まるで別物に生まれ変わった。

さらには、1990年6月30日開催のチャリティー・イヴェント《KNEBWORTH》出演時の、全7曲55分を音源も映像も初めて完全収録したCDとDVD/BD。文字通りの初出ライヴ映像は、1989年7月15日伊ヴェニスで20万人の観客を集めた無料水上コンサート全14曲ときた。《対》ツアー中の1994年10月20日ロンドン・アールズ・コート公演の、開演前リハ3曲なんてもんまでぶちこんでるし。

珍しいところでは、❶1996年1月17日第11回ロックの殿堂授賞式で実現したギルモア&ライト&スマパンのビリー・コーガン編成による、“あなたがここにいてほしい”ライヴ映像。➋2007年5月10日のシド・バレット追悼コンサート《SYD BARRETT―MADCAP’S LAST LAUGH》における、レイター・フロイドの“アーノルド・レーン”ライヴ映像なんてのもある。

その一方で、またコンサート演出用スクリーン映像全19本が言うまでもなく収録されてるし、ジャケ撮影用に800台のベッドを砂浜に並べたり、一対の巨大像を野っ原に何度も立てるドキュメンタリー映像も観せられてしまうのだ。

初出スタジオ音源8曲は、『対』レコーディング時の未発表セッション音源で、『永遠』のデラックス・ヴァージョン収録のものとは重複していない。一方『鬱』のアウトテイクスが1曲も収録されてないということは、やはりアレはギルモアのキャパを超えて搾るだけ搾って作ったアルバムだったわけだ。うんうん。

またアルバム未収録のライヴ音源も5曲聴けはするが、3枚のシングル“現実との差異”“理性喪失”“テイク・イット・バック”で既発の曲ばかりだったりする。

しかしこうなってくると6年前、2014年6月にリリースされた『対』20周年記念箱の立場が、いよいよ微妙だ。

あの箱は2LP+12インチシングル+7インチシングル×2+1CD+1BDものメディア量を誇りながら、音源的には2014年制作の『対』本編5.1サラウンド&ハイレゾ・ミックスと、3枚のレプリカ・シングルで辛うじて2曲聴けるアルバム未収録ライヴ・ヴァージョンしか、取り柄がなかった。そのささやかな取り柄――①ライヴ音源2曲が初CD化された上で、また➁2014年版ミックスはそのまんま、今回の『レイター・イヤーズ』箱にもれなく再収録されてしまった以上、『対』箱はまさに絵に描いたような無用の長物と化したのである。

成仏してくれ『対』箱。



というわけでこの『レイター・イヤーズ』箱、大枚5万円をはたいて購入するかどうかは、まさにプログレッシャーズ各自の価値観と判断に委ねられている。〈ウォーターズ抜き〉フロイドを許容できるか/できないか、だ。日本の発売元であるソニーさんが国内リリースをギリギリまで悩んだらしい、のも当然と言える。

なんて、ここまで妙に客観的で奥歯に何か挟まったような物言いが続いている今回の私に、あなたは気づいただろうか。理由は簡単――まだ全部観て聴いていないから。わはは。 とはいえ、プロの音楽評論家のくせに不届き者なんて思わないでくれ。そもそも買うか買わないか、たしかにかなり逡巡したけども結局、予約購入したのだ。


だって私は『プログレ「箱男」』だもの、買わないわけにはいかないじゃないか。
くそ。

で2019年暮れのクリスマスだったか、自宅に巨大箱は届いた。

早速『鬱』のニュー・ヴァージョンを聴きながら、箱内に格納されてるアイテムを吟味していると――ん? 何か足りない。あ、新ピクチャー・スリーヴの7インチシングル2枚と各種レプリカ・グッズが、特殊仕様の封筒ごと見当たらないではないか。おいおいおいおいおいおい。一日かけて重箱の隅を突つくがやはり発見できず、結局返品交換する羽目に。しかも年末年始を挟んだので、再び届いてからまだ間もなかったりする。そりゃまだ全部聴けない観られない。

やはり私はギルモアと相性が悪いようだ。


 
なんてここまで書いておきながら、今回の原稿に『レイター・イヤーズ』箱の具体的な内容は二の次だったりする。私の関心の先はそこではないのだ。おいおい。

前述のとおり、《ウォーターズレス・ピンク・フロイド》の関連映像と音源を根こそぎサルベージした大蔵ざらえ箱である。再収録できるものならもうなんでも詰め込みたかったはずだ。ところが実は1アイテムだけ収録されていない――というか、むしろなかったことにされてる作品が存在する。

1992年4月にVHSとLDでリリースされた映像作品『LA CARRERA PANAMEICANA』である。ちなみに日本語タイトルは『道(MICHI)』だった。すごいだろ。


私のカーキチ(←死語)の旧友の言葉を借りて内容を説明するとーー。

ピンク・フロイドの音楽をBGMに、疾走する参加車両の映像がメインながら、コース沿線の中米の習俗とともに、ラリーや公道レースにつきもののマシントラブルと夜を徹しての復旧作業の様子、そしてこの《カレラ・パナメリカーナ・メヒコ》に対する熱い想いを語る参加者たちの表情を織り交ぜながら描く、なかなか優秀なレース・ドキュメンタリーなのだそうだ。

たしかにレース後半になると人も車も限界を超えるのか、壮絶なコースアウトやクラッシュが続発したりなんかして、人生58年一度もクルマに興味を持ったことない私でも、そこそこ愉しめたりはする。

アメリカ大陸縦貫道路《パンアメリカン・ハイウェイ》のメキシコ国内部分の完成記念として、1950年に開催されたのが第1回。メキシコ市街地を激走する北米から参加のアメリカン・クーペ車たちが、勢い余って住宅に突っ込む過激さが衆目を集めた。すると翌1951年の第2回には、北米市場へのプロモーションを兼ねて欧州からフェラーリ勢が出走。しかも余裕のワンツー・フィニッシュをかましたことで、続く第3回以降は欧州のライバル・メーカーたちがこぞって参戦するように。

ところが、全長3,000km強で標高差3,000mの曲がりくねる山岳部の未舗装道路などを、丸7日懸けて走破する極めて苛酷な公道レースにもかかわらず、高速化が著しくなった結果、コースアウトによる死傷者が続出して1954年の第5回でレースそのものが終焉を迎えてしまう。
 で第4回でクラス優勝&総合3位と大活躍したポルシェは、のちに911のベースグレードを指す呼称にレース名の《カレラ》を記念に冠したらしい。かつて『サーキットの狼』をいやいや斜め読みした私でも知ってるネーミングだ。

そういえば昔、BUCK-TICKの櫻井敦司に乗せてもらってたよ助手席に。首都高を走行中に突然炎上しちゃったけど。わははは。

全っ然笑えない。

それでもこの〈世界で最も過酷なレースの一つ〉は1988年、復刻版パナメリカーナ・メヒコとして復活。再び旧友に言わせると、《欧州スポーツカー対北米クーペ、34年目の仁義なき戦い》だったのだそうだ。異種格闘技戦みたいなものか?

おそろしく前置きが長くなった。

その1991年10月に開催されたカレラ・パナメリカーナ・メヒコに参戦した、メイソン&ギルモア&(フロイドのマネージャー)スティーヴ・オルークから成るピンク・フロイド・チームのドキュメンタリー映像作品が、『道』なのだ。まず同年12月21日に英BBC2で放映し、半年後に商品化された。

しかし未だDVD化およびBD化されてはいない。

まずカー・レース参加に関する主導権を握ってたのは、問答無用でニック・メイソンのはずだ。数多の超高級車を所有する車道楽なのは言うまでもなく、たとえば彼のフェラーリ1953年式250MMは世界屈指の自動車イヴェント《グッドウィル・フェスティヴァル・オブ・スピード》で毎回披露されるほど、とてもレアな車種らしい。しかしそれ以上に、彼のレース歴が尋常ではない。

記録を調べたら、ウォーターズ&ギルモアが3ヶ月間に及ぶ『ザ・ウォール』の断続的デモ・レコーディングを終え、続くウォーターズのヴォーカル・セッション中にもかかわらずル・マン24時間耐久レースに初挑戦したのが、1979年6月。いきなりの18位完走という好成績が、それからル・マンやシルバーストーンなど毎年毎年2~3本はレースに出場するという、メイソンの車道楽を常習化させちゃったはずだ。

ちなみに主な戦績は、ル・マンが80年22位→82・83・84年完走できず、シルバーストーンが80年完走できず→81年16位→82年20位→84年敗退。他レース群でも、80年19位に81年16位に83年7位とたぶん成果を上げている。いやあ、1973年頃までのメイソンの野蛮なドラムの恰好よさはわかるんだけど、レース関係はよくわかんない。


で、フロイド・イン・メヒコ。

参加資格が1950年代のグラン・ツーリスモ限定ということで、裕福なカーキチたちが操る限定フェラーリやアルファロメオや各種ポルシェの欧州車とビュイックやフォードやキャデラックのアメ車クーペが、バトルロイヤル状態で競う中、フロイド・チームが乗車したのは2台の1952年型ジャガーXK120Cタイプ――たぶんレプリカらしいのだが、私の知ったこっちゃない。

レース的には、リンゼイ・ヴァレンタイン(←誰だ?)と交代で運転したメイソン号は健闘したが、〈ウォーターズからフロイドを奪った男〉オルークを助手席に乗せたギルモア号はレース三日目、墨サン・ルイス・ポトシの町近郊でスピードの出し過ぎから山の斜面を70m滑落。なんと米テキサス(!)の病院まで緊急搬送された二人は、やはりVIPか。ちなみに酷い痣だけですんだギルモアに対して、オルークは両脚の複雑骨折とは。

こ・の・う・ら・み・は・ら・さ・で・お・く・べ・き・か。明らかにロジャー・ウォーターズの祟りである。

でも個人的には、この「ギルモア号の最期」映像をいちばんの見どころに推す。

というわけで、映像作品『道(MICHI)』のサウンドトラック。まず曲目から。

➀ラン・ライク・ヘル(Gilmour/Waters)
➁Pan Am Shuffle(Gilmour/Mason/Wright)
➂空虚なスクリーン(Gilmour/Leonard)
➃時の世界(Gilmour)
➄生命の動向(Gilmour/Ezrin)
➅Country Theme(Gilmour)
➆Mexico’78(Gilmour)
➇Big Theme(Gilmour)
➈ラン・ライク・ヘル(Gilmour/Waters)
➉理性喪失(Gilmour/Manzanera)
⑪Small Theme(Gilmour)
⑫Pan Am Shuffle(Gilmour/Mason/Wright)
⑬Carrera Slow Blues(Gilmour/Mason/Wright)



➂➃➄➉が『鬱』収録曲で、邦題すらつけてもらっていない➁➅➆⑧⑪⑫⑬が本サントラ用の新曲。レース後帰英したギルモアは1991年11月、メイソンの他にライト、ティム・レンウィック(g)、ガイ・プラット(b)、ジョン・カーリン(kb)、ゲイリー・ウォリス(per)――要は《鬱》ツアーのメンバーをアストリア・スタジオとEMIスタジオに招集して、サントラをレコーディングした。ライトのフロイド復帰が正式にアナウンスされたのが1993年11月なので、彼が復帰後初めて録ったフロイドの新曲は実はこの➁⑫⑬だったりする。ぞんざいな扱い受けてるわこのひとはいつも。

➀➈は『ザ・ウォール』でおなじみフロイド・クラシックス、“ラン・ライク・ヘル”のライヴ・ヴァージョンである。なにせ共作者はウォーターズだから、オリジナル・ヴァージョンの使用許諾は期待できないし、わざわざ再レコーディングするのは癪だ。なら『光』収録のライヴ・ヴァージョンしかないじゃないか。

〈♪目茶苦茶に走りまくれ 無我夢中でとにかく走れ 後部座席で女といちゃついてるのを奴らに見つかったら、あんたはダンボール箱に入れられてあの母親の元へ送り届けられちまう、だからおもいきり走って逃げろ〉。

とはまさに世界一苛酷なカーレースのドキュメンタリーに相応しい楽曲だもの、ギルモアとしては絶対外せない。「でもウォーターズには頭を下げたくないしぃ」的な葛藤には、さぞ苛まれただろうと察するに余りある。

正直、どの楽曲もたいしたものではない。無理矢理➁が“狂ったダイアモンド”の後半、➅が『雲の影』っぽく聴こえなくもないが、ギルモアの思いついたインストゥルメンタル・フレーズを膨らませただけの、お手軽な小品揃い。しかしそれでもBGMには充分だったりするから、これはこれで天性の才能である。あとは歌詞とアレンジを大袈裟にすれば、ちゃんと《ピンク・フロイド・ミュージック》になるはずなのだ。

でも結果的に映像作品『道』もサウンドトラック音源『道』も、『レイター・イヤーズ』箱からは締め出された。ギルモア的には、フロイドも商業的大成功も手に入れて余裕しゃくしゃくだった、29年前の〈身も心もバブルだった自分〉を想い出したくないだけかもしれない。たぶん。

たしかに軽いっちゃ軽かったもの、サントラも車道楽もそしてギルモア自身も。

法廷闘争の末にようやくピンク・フロイドの新作『鬱』を発表。1987年9月9日米オタワ公演から1990年6月30日英《ネブワース》出演まで、足掛け4年全199公演に及ぶ一大ワールド・ツアーを完走。「こんなのフロイドじゃない」的な地球規模の逆風を真正面から受けながら、ここまでたどり着いたのだ。極めて同情的に言わせてもらえれば、ギルモアはよく踏ん張ったと思う。

そりゃ油断と隙と慢心が相まって凪も訪れるわなぁ、〈1991年のピンク・フロイド〉。たった一度きりの、両肩から力の抜けたギルモアズ・フロイドが『道(MICHI)』に見えた。『レイター・イヤーズ』箱にその『道』をちゃんと、しかもBDかなんかで収録していたらもっと見直してやったのにギルモア。

〈利益のあくなき追究〉が墓碑銘としか思えない男、スティーヴ・オルーク。だから彼はバンド解散を主張したウォーターズではなく、バンド継続だけが全てだったギルモアを選択した。そりゃ両脚複雑骨折くらい朝飯前である。

ちなみにどのくらいえげつないかというと、彼は《カレラ・パナメリカーナ・メヒコ》に出場する際の参加費を浮かすために、予め撮影権を売却してたのであった。おお。

オルークに関しては以前、メル・コリンズから訊いたことがある。1974年頃、彼のような腕利きセッション・ミュージシャンたちが結成した、ファンキー・パブ・ロック・バンド【ココモ】に関しての話からだった。


メルコリ もうセッションばっかり演ってるとある朝、目が醒めた瞬間から嫌気がさしてるもんでさ(苦笑)。「あーそろそろバンド組んで自分の演りたい音楽を演りたいよなー」とか、渇望しちゃうわけ。しかもこれは俺だけの特殊な現象ではなくて、やたらお呼びがかかるセッション・マンは皆、同じようなことを考えてたんだよなー。

市川 いろんな輩からいろんな要望を受けていろんな音楽演ってると、バンドが恋しくなるんですねぇやっぱり。

メルコリ 不治の病だ(愉笑)。そこで俺の場合はもう遊びでクラブで吹いてたら、【グリース・バンド】のアラン・スペナーとニール・ハバート、ブライアン・オーガーのとこにいた目茶目茶ギターが上手いジム・ミューレンと一緒に演奏する機会が、なぜかどんどん増えてくんだよ。

市川 スペナー&ハバートとは、アルヴィン・リーのレインボー・シアター公演(←1974年3月/ライヴ盤『栄光への飛翔』)で共演して意気投合したんですか。

メルコリ そうそう。他にもあの夜のコーラス隊だった元【アライヴァル】の女子3人(←ダイアン・バーチ/パディ・マクヒュー/フランク・コリンズ)まで合体しちゃってね。なんと10人の大所帯に膨らんで勝手に愉しんでたら――ある日突然バンドになってたんだこれが。ははは。

市川 そりゃまた徹底的にアバウトな、ココモの成り立ちで。

メルコリ 気がついたらレコード・デビューしてたわけだ。

市川 でもその1stアルバム(←『ファンキー・マシーン★ココモ1号』1975年)のジャケ裏集合写真に、あなただけ写ってないんですよね。名前はちゃんとクレジットされてるのに。ずっと謎だったんですけど、イジメなんかで?

メルコリ はははは! ちょうど撮影の日に、俺がアルヴィン・リー&カンパニーのツアーでいなかっただけの話なんだよ。

市川 つくづく緩い時代ですなぁ。

メルコリ しかもセッション仕事を続けてると、ありがたいことにツアー・バンドにあちこちから呼ばれるから幾つもかけもちする羽目にもなる。まあ俺自身がいろんな場面に自分から出てって吹きたい願望が強過ぎたりするから、自業自得ではあるんだけども。でココモはアヴェレイジ・ホワイト・バンドと一緒に米国ツアーを廻ったこともあって、アルバムが地味に売れた(←米ビルボードR&Bチャート最高34位)し、結構充実してたんだぜ? なにより俺が参加してきた数多のバンドの中でいちばん愉しかったのは、ココモなんだから。

市川 だけど本格的に全米進出を意識した2ndアルバム(←『ライズ・アンド・シャイン』1976年)を出した翌年でしたか、解散しちゃいました。

メルコリ いくらいいバンドでも、大所帯は長続きさせるのが難しいからね……ただそれ以上に致命的だったのは、マネージャーのスティーヴ・オルークが(1976年の)ツアーの途中でいなくなっちゃったことさ。

市川 あらら。ココモもフロイドの守銭奴マネージャーの顧客だったとは。『ココモ1号』でプロデューサーにクリス・トーマスを起用できたのは、その線かぁ。

メルコリ フロイドの連中から「フロイドとココモのどちらを取るんだ」迫られたあいつは、さっさと俺たちを見限ったんだよ。ふふ。


さすがオルーク、期待を裏切らない男であったとさ。














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PINK FLOYDの在庫

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    1st〜2nd期のピンク・フロイドのBBC音源集、全24曲

    67年5月から68年12月までのピンク・フロイドのBBC音源を収録した編集盤。シド・バレット在籍時の音源を14曲、シドが抜けてデイヴ・ギルモアが加入してからの音源を10曲収録。全24曲。シド在籍時の未発表曲「Vegetable Man」「Scream The Last Scream」のTOP GEAR出演時の音源や、2nd「Set The Controls」のシド在籍時バージョンなど、初期フロイドのファンにはたまらない音源満載。BBC音源なので、音質も良好!

  • PINK FLOYD / ENDLESS RIVER

    14年リリース、実に20年ぶりとなったオリジナル・アルバム!フィル・マンザネラがプロデュースに参加

    • SICP4442/3

      CD+ブルーレイディスクの2枚組、帯・解説付仕様、ポスト・カードと24ページハード・カバー・ブックレット付き、定価7020

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯無

      帯無、2枚中1枚傷あり、若干汚れあり

  • PINK FLOYD / EARLY YEARS 1965-1972

    未発表曲、デモ音源、テレビ・パフォーマンス、ライヴ・パフォーマンス、レア映像などを集大成した12時間33分の音源&15時間の映像を収録した大ボリューム・ボックスセット、伝説の71年箱根アフロディーテ公演映像も収録!

    • 88985361952PINK FLOYD RECORDS

      全7巻27枚組(10CD+9DVD+8Blu-ray)及び7インチ・アナログ・シングル5枚、NTSC方式、リージョンフリー

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      12枚は盤に傷あり、ボックスに若干圧痕・スレあり

    • 8898536195PINK FLOYD

      全7巻27枚組(10CD+9DVD+8Blu-ray)及び7インチ・アナログ・シングル5枚、NTSC方式、リージョンフリー

      盤質:傷あり

      状態:良好

      10枚は盤無傷/小傷程度、ブックレット1枚に若干折れあり、メーカー特典の日本語翻訳ライナーノーツ付き、収録内容間違いのCDを修正した別送CD付属

  • PINK FLOYD / PIPER AT THE GATES OF DAWN

    67年の記念すべきデビュー・アルバム、シド・バレットの才気ほとばしるブリティッシュ・サイケデリック・ロックの大傑作!

    ブルース・ロックに根ざした音楽性を持ちサイケデリック・ロックからその歩みを始め、全盛期にはRoger Watersの哲学的な歌詞と完璧なまでのコンセプト性で数々の伝説を作り上げた、世界を代表するロックグループの67年デビューアルバム。後にRoger Watersを中心に全盛期を迎えることになる彼らですが、創設時の中心は紛れもなくSyd Barrettでしょう。本アルバム収録曲の過半数の作詞作曲をこなしており、脱退後もRoger Watersの人格形成に深い影響を与えました。年代的にはまだプログレッシブ・ロックの夜明け前のサイケデリック・ロックの色濃い作風となっており、BEATLESの「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」と並びサイケデリック・ロックを代表する名盤となっています。

  • PINK FLOYD / A SAUCERFUL OF SECRETS

    楽曲構成へのこだわりに目覚めた2nd、68年作

    1968年2nd。Syd Barrett脱退〜David Gilmore加入という状況下で制作された本作は、1stのサイケデリック感覚を残しつつプログレッシヴ・ロックへの目覚めも感じさせる内容です。ハイライトは12分近い大作「A Saucerful Of Secrets」。シンセサイザーを始めとする電子音や様々なSEが絡み合うどんよりとしていながらスペイシーな導入部から期待感を煽ります。複雑なサウンド・コラージュの渦から、肉感的なNickMasonのドラムが浮き上がる混沌の中間部、荘厳なオルガンと重々しいコーラスが鳴り響くクライマックスまでPINK FLOYDならではの構築美を感じさせる楽曲。他にもメロトロンが夢うつつな黄昏感を演出する「See-Saw」、盛り上がっていたジャグ・バンドの演奏がブツ切りされた後、虚ろなヴォーカルが締めるSyd Barrett最後の作品「Jugband Blues」など、聴き所は満載です。初期の音楽性への惜別と、新しい可能性への期待を同時に感じ取れるアルバム。

  • PINK FLOYD / SOUNDTRACK FROM THE FILM MORE

    通算3作目、映画「MORE」のサントラ盤、69年作、名曲「CYMBALINE」収録

    映画『モア』のサントラとして69年にリリースされた作品。「シンバライン」「グリーン・イズ・ザ・カラー」など、ライヴの定番となった名曲を含む充実作。

  • PINK FLOYD / UMMAGUMMA

    張り詰めたテンションが支配する戦慄のライヴサイド&実験精神に溢れた音作りが興味深いスタジオサイドからなる69年作4th

    ブルース・ロックに根ざした音楽性を持ちサイケデリック・ロックからその歩みを始め、全盛期にはRoger Watersの哲学的な歌詞と完璧なまでのコンセプト性で数々の伝説を作り上げた、世界を代表するロックグループの69年4th。「原子心母」で最初の成功を手にする直前の本作は2枚組みでのリリースとなっており、1枚目にはライブ録音、2枚目がスタジオ作という特異な編成。ライブテイクはバーミンガム・マザーズクラブとマンチェスター商科大学での録音であり、「太陽讃歌」や「神秘」など当時の彼らの代表曲が非常にパワフルに演奏されており、前期PINK FLOYDの貴重なアーカイブとなっています。一方でスタジオ作は、4人のソロ作品という趣であり、非常に実験的要素を感じる楽曲が収められています。

    • TOCP65553/4

      2枚組、デジタル・リマスター、ポスター・スリップケース付き仕様、定価3670

      盤質:傷あり

      状態:

      帯無

      帯無、スリップケースにいたみあり、中身は良好です

  • PINK FLOYD / ATOM HEART MOTHER

    70年作、プログレと言えばこのジャケ!A面の大作、B面の小曲集ともに美しく気品ある名曲で固められた傑作

    ブルース・ロックに根ざした音楽性を持ちサイケデリック・ロックからその歩みを始め、全盛期にはRoger Watersの哲学的な歌詞と完璧なまでのコンセプト性で数々の伝説を作り上げた、世界を代表するロックグループの70年5th。ヒプノシスによる衝撃的なジャケットアートが有名な本作は、非常に英国然としたブラス・セクションやクワイアが印象的な23分を超える表題曲「原子心母」を中心に、これまでの前衛、アンダーグラウンドな雰囲気を和らげ、商業的にも成功を収めた作品。とは言え全盛期のようなRoger Waters一色なプロダクションではなくメンバーそれぞれがアイディアを出し合い製作されていることから、トータル感ではなくヴァラエティーで聞かせるアルバムとなっています。

  • PINK FLOYD / LIVE AT POMPEII DIRECTOR’S CUT

    71年10月、イタリア・ポンペイ遺跡での無観客ライヴを撮影した映像作品、エイドリアン・メイベン監督

  • PINK FLOYD / MEDDLE

    71年作、代表曲「ECHOES」「ONE OF THESE DAYS」収録、A面のメロウな小曲群も魅力的な名盤

    ブルース・ロックに根ざした音楽性を持ちサイケデリック・ロックからその歩みを始め、全盛期にはRoger Watersの哲学的な歌詞と完璧なまでのコンセプト性で数々の伝説を作り上げた、世界を代表するロックグループの71年6th。その内容はサイケデリック・ロックの質感を残しながらもブルーズ・ロック、ハード・ロックのアンサンブルも取り込み、スペーシーな音像で迫る作風となっており、なんと言っても彼らを代表する1曲と言える大曲「Echoes」が大きくその存在感を放っています。ロックというジャンルに人間の精神性や虚無感など様々な要素を内包させ、音楽と言う枠組みさえも骨抜きにしてしまうような絶対的な個性に溢れた名盤であり、PINK FLOYDらしさが確立された必聴盤です。

  • PINK FLOYD / OBSCURED BY CLOUDS

    『狂気』のレコーディングを中断して映画『ラ・ヴァレ』用に録音されたサントラ作品、最盛期を感じさせる佳曲が満載の一枚

    72年に『狂気』のレコーディングを中断して映画『ラ・ヴァレ』用に録音されたサントラ。浮遊感のあるサイケデリックな楽曲、ギターとリズム隊がゴリゴリとドライヴ感溢れる楽曲、この時期のフロイドならではのメロウでリリカルなフォーク・ロック曲など、サントラ盤とはいえ、他の名作スタジオ作に勝るとも劣らない佳曲を多数収録した充実の一枚。

  • PINK FLOYD / DARK SIDE OF THE MOON

    73年発表、ロックの歴史に燦然と輝く世紀の名盤!

    ブルース・ロックに根ざした音楽性を持ちサイケデリック・ロックからその歩みを始め、全盛期にはRoger Watersの哲学的な歌詞と完璧なまでのコンセプト性で数々の伝説を作り上げた、世界を代表するロックグループの73年8th。もはや解説不要なまでの英国70年代ロックを代表する傑作であり、アメリカのビルボードチャートにおいて200位以内に15年間に渡ってランクインするという記録を打ち立てたロックの金字塔です。人間の内面に潜む「狂気」をリアルに描いた作品となっており、Alan Parsonsによって丹念に編集された様々な効果音のコラージュ、シンセサイザーの効果的な登用、ヒプノシスによるジャケットアートなどトータルコンセプト・アルバムとして不朽の名盤と言えます。

  • PINK FLOYD / WISH YOU WERE HERE

    前作「狂気」に劣らない内容と人気を誇る75年作

    ブルース・ロックに根ざした音楽性を持ちサイケデリック・ロックからその歩みを始め、全盛期にはRoger Watersの哲学的な歌詞と完璧なまでのコンセプト性で数々の伝説を作り上げた、世界を代表するロックグループの75年9th。前作「狂気」を発表しツアーも成功のうちに終了、休業解散状態であったバンドが再びシーンに返り咲いた作品であり、創設時のメンバーSyd Barrettを想起させるテーマを盛り込んだ、Roger Watersの色濃いコンセプト・アルバムとなっていますが、その内容は「狂気」のクオリティーをそのままに別なベクトルへ向けて発信した傑作です。トータル志向という意味では確かに「狂気」に軍配が上がるも、各楽曲のクオリティーは全く見劣りせず、彼らの代表作の1枚に上がることも多い名盤です。

  • PINK FLOYD / THE WALL

    ロジャー・ウォーターズの内面世界が色濃く反映された79年作、世界一売れた2枚組アルバム!

    ブルース・ロックに根ざした音楽性を持ちサイケデリック・ロックからその歩みを始め、全盛期にはRoger Watersの哲学的な歌詞と完璧なまでのコンセプト性で数々の伝説を作り上げた、世界を代表するロックグループの79年作。「Dark Side Of The Moon」と並んで彼らの代表作と評される本作は、社会との疎外感や人を隔てる壁をテーマにした傑作であり、トータルコンセプト・アルバムの代表例として必ず紹介される1枚。Roger Watersの人格が如実に楽曲に反映されており、主人公ピンクの幼少から、ロック・スターへとその姿を変え、なおも疎外感に苛まれるというシリアスなメンタリティーを、圧倒的な描写で表現しきっています。世界で最も売れた2枚組アルバムという大記録も打ち立てた、英国ロックの金字塔です。

  • PINK FLOYD / A MOMENTARY LAPSE OF REASON

    新生フロイドの第1弾となった87年作

  • PINK FLOYD / DELICATE SOUND OF THUNDER

    代表曲満載の88年ライヴアルバム、全15曲

  • PINK FLOYD / DIVISION BELL

    「Wish You Were Here」以来、2度目の全英/全米1位を獲得した94年作

  • PINK FLOYD / TAKE IT BACK

    94年作『Division Bell』からのシングル

  • PINK FLOYD / PULSE: IN CONCERT (CD)

    94年「対(TSUI)」ツアーの音源を収めたライヴ・アルバム、全24曲

    94年の「対(TSUI)」ツアーの模様を収めたライヴ・アルバム。アメリカ、ヨーロッパを回る77都市、110回の公演で300万人以上を動員したツアーは「史上最大の光と音のスペクタクルショー」として今や伝説として語り継がれるツアーとなった。荘厳なピンクフロイドの音世界とともに、史上最大のステージセット、複雑怪奇な映像を写し出す大円形スクリーン、目が痛くなるほどの光の洪水(ヴァリライトが生き物のように動き回り、レーザー光線が会場中を照らし出す)、牙の生えたブタが宙を舞い、巨大ミラーボールが光を放ち、これでもかと言わんばかりの花火の嵐・・・。まさに「美」としかいいようのない、それまでのコンサートの定義を大きく変えるものであった。今作の目玉はなんといっても「狂気」全曲再演収録。75年の最後の演奏以来19年振りに94年7月のデトロイト公演で復活。ここに収録されているのは、8月ドイツ、9月イタリア、10月ロンドンのライヴより。1-(2)の「天の支配」はUS公演ではオープニング・ナンバーだったのだが、誰もが度肝を抜かれたシド・バレット在籍時の1stアルバムからの曲。

  • PINK FLOYD / LIVE AT POMPEII

    71年伝説のライヴ

  • PINK FLOYD / LIVE IN MONTREUX 1970

    70年11月21日に行われたモントルー・ジャズ・フェスティバル公演を収録したライヴ音源

    70年11月21日に行われたモントルー・ジャズ・フェスティバル公演を収録したライヴ音源。収録曲は、

    ■ DISC 1
    1. Astronomy Domine
    2. Fat Old Sun
    3. Cymbaline
    4. Atom Heart Mother
    5. The Embryo
    6. Green Is The Colour
    7. Careful With The Axe Eugene

    ■ DISC 2
    1. Set The Controls For The Heart Of The Sun
    2. A Saucerful Of Secrets
    3. Just Another 12 Bar
    4. More Blues

    • TOP15TOP GEAR

      2枚組、オーディエンス録音ながら、サウンドボード音源並にクリアな高音質音源。ボーナス・トラックとして70年11月22日から「星空のドライヴ」「天の支配」の2曲を収録

      レーベル管理上、ケースにスレがあります。ご了承ください。

  • PINK FLOYD / RADIO SESSIONS 1969

    デイヴ・ギルモア加入後の4人編成での69年のラジオ放送音源をまとめた編集盤

    シド・バレットが抜け、デイヴ・ギルモアが加入してからの4人編成での69年のラジオ放送音源をまとめた編集盤。69年5月の「TOP GEAR」出演時のBBC音源5曲、69年7月のBBC音源1曲、69年8月のアムステルダムはパラディソでのライヴ4曲を収録。すべてラジオ放送用音源のため音質クリア!

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