2019年1月の新品CD月間ベストセラーTOP20を発表いたします!
先月はプログレ・シーンに突如として現れたイスラエルの新鋭が堂々の首位を獲得!
他には、ドイツのレーベルPAISLEY PRESSのリイシューCDや、お馴染みBIG PINKのリイシューも多数ランクインしていますね。
また、イスラエル以外にもインドネシアやボリビアなど新旧の辺境勢が躍進を見せているのにも注目すべきでしょう。
試聴しながら、人気作品をチェックしてみてください☆
CAMEL由来の幻想性と叙情性に、イスラエルらしい透明感。ジャケ通りスペーシーかつヴィンテージな暖かみに溢れたサウンドが素晴らしい…。この新鋭18年デビュー作はずばりイチ押し!
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クリムゾンやフロイドといった四大プログレにも匹敵する影響を後世のグループに与えたCAMEL。そんなCAMELの遺伝子を受け継ぐ、実力派叙情プログレ・グループをピックアップいたしました!
アルティ・エ・メスティエリ彷彿のスピードとテクニック、そしてカンタベリー・ロックに通じる柔らかくしなやかな音色使い。両者が完璧に調和したこんな凄いジャズ・ロックがイギリスに存在したなんて。クラウト・ロックみたいなドギツいジャケに面食らいますが、ジャズ・ロック好きならきっと「うおっ」となるはず!
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欧米各国の「ど」がつくマイナープログレを発掘リリースしている注目の新興レーベルPAISLEY PRESS。リリース作品を一挙ご紹介!
Robert Berry、Trey Gunn、David Jackson、ARENAのKeith More、NICE~ROXY MUSICのDavy Olistほかって、すごいゲスト陣!伊シンフォ新鋭TAPROBANのメンバーによるユニットで、歴戦の名手達と息ぴったりに展開するスケール大きなシンフォニック・ロックがお見事です!
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今回は往年より活躍するプログレ・ファンにはお馴染みのミュージシャン達がゲスト参加する新鋭プログレ作品をセレクトしました!これらの作品をきっかけに新鋭プログレへの入門を果たしていただければ嬉しく思います♪
アイリッシュ・フォーク × ザ・バンド!?英国情緒と米国憧憬のバランスがたまらない。スティーライ・スパンに在籍していた男女デュオ、初CD化作。
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英国フォーク界の中で、フェアポート・コンヴェンションやニック・ドレイクを手掛けたジョー・ボイドと並ぶ存在のサンディ・ロバートン。彼が手掛けた数々の名盤をピックアップしてまいります。
オランダのジャズ・ロック・バンドが残した唯一の作品で、これぞ「職人的アンサンブル」と呼ぶべき鮮やかな技巧の応酬が最高に心地よい好盤。テクニカルなジャズ・ロックのファンなら一聴の価値ありですよ~。
こ、これはLE ORMEファン、HOSTSONATENファンならマストリッスン!色彩感溢れるキーボード、クラシカルに躍動するヴァイオリン、そしてイタリア語のロマンある響きを丁寧に聴かせる男性Vo。感動的なまでに瑞々しいサウンドを紡ぐ伊新鋭の会心作!
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現代プログレ随一の痛快無比なサウンドを聴かせるスペイン新鋭による、待望のライヴ音源&映像!「ボヘミアン・ラプソディ」の完全カバーも含む、スペインらしい熱気を纏ったステージ・パフォーマンスが素晴らしいっ!
ご存知フレンチ・プログレの雄、オリジナル・メンバーによるラスト作となった92年作。これが原点回帰といえる輝かしく溢れんばかりのロマンを湛えたシンフォニック・ロックがひたすらに素晴らしい会心の一作!全盛期じゃないからと聴かないのはあまりに勿体無い完成度。
沈み込むように暗く、それでいてセンシティヴな感性に溢れた繊細なメロディが胸に刺さるなあ…。フロイド影響下のメランコリックなサウンドを聴かせるポーランド産プログレ・トリオ、18年2nd!
現インドネシア最高峰ギタリストによる19年作!J.ルーデスやM.ミンネマンといったプログレ人脈をメンバーに迎え、かつてなくプログレ/ロック・テイストあるダイナミックなサウンドを展開します。更に元レッチリのジョン・フルシアンテまでゲスト参加とは!
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NHK-FMの『プログレ三昧』でDISCUSが取り上げられ、プログレ・ファンにとって注目すべきエリアとなったインドネシア。DISCUSにも勝るとも劣らない硬派かつイマジネーション溢れるジャズ・ロック/プログレの名作が続々と届いておりますので、ピックアップ!
極限まで歪んだようなファズ・ギター、重厚かつドライヴ感のあるリズム隊、パンキッシュに雄叫びを上げるヴォーカル!凶暴性の中に覗くブルージーな憂いもたまらない英国アンダーグラウンド・ヘヴィ・サイケ極北!
クイーン+ドリーム・シアターをベースに、様式美HRからビッグバンドまでを取り入れる奇想天外センスとスペインらしい情熱で仕上げたサウンドは、とことんエネルギッシュで痛快。聴いていてこんな楽しくてワクワクするプログレって他にないかも!
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待望の4thアルバム『CUARTO CRECIENTE』をリリースした注目のスペイン新鋭DRY RIVERを大特集!
CAMEL好きは要注目!イスラエルTELEGRAPHで活躍するギタリストのソロ作なのですが、こちらも甘く伸びやかなギターやフルートがどこまでも優美なフレーズ紡ぐ絶品叙情インスト・プログレ!
無名も無名だけど、カンタベリー・ロックやジェントル・ジャイアントを彷彿させる捻りあるセンスと圧倒的なテクニックで展開する技ありジャズ・ロック盤。どの曲も緻密に組み上げられた手工芸品のような完成度を誇っていて、こりゃ素晴らし~!
ENGLANDのRobert Webb、TFKのRoine Stoltほか超豪華ゲストとともに繰り広げるプログレ名曲カバーの数々!注目の多国籍シンフォ・グループによる、入手困難だった初期3作品+大ヴォリュームの未発音源を収めた素晴らしきボックスセットがリリース☆
格調高い管弦楽器と儀式めいたアグレッシヴなオルガン、エッジの効いたギターが絡み合う、ヘヴィかつミステリアスなシンフォニック・ロックが圧巻。これほどの作品が、73年のボリビアで生まれたとはっ!
14年の傑作「Josquin Messonnier」で聴かせた、ヴィンテージ・キーボード群によるめくるめくファンタジーを随所に配しつつも、ギターが存在感を増し骨太なアンサンブルでパワフルに迫ってきます。ヴォーカルを筆頭にフランスらしいアンニュイな質感もたっぷりの18年作!
強烈なジャケに劣らず、中身もアグレッシヴ!元BS&Tのキーボーディストが結成したブラス・ロック・グループで、ファンキーなグルーヴとパワフルなブラス、跳ねるクラビネットに体揺れちゃいます!
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こんにちは。韓国BIG PINKレーベルより、新譜が届きましたのでご紹介いたします!
アコギ、エレピ、サックスらが紡ぐこのどこかミステリアスで浮遊感ある音使い、どうしようもなくフランスだなぁ。枯れた哀愁もたっぷりと含んだメランコリックかつ浪漫あるジャズ・ロックの逸品です。
クリムゾン meets マニュエル・ゲッチング!?工芸品のようなギター多重録音と地を這うベースの強靭な変拍子が重なり合い織り成す、冷たい緊迫感に満ちた逸品。