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70sプログレ・ファンも要注目の、ビッグネームをゲストに迎えた新鋭プログレ特集!

スタッフ佐藤です。

2019年に入っても変わらずの活況を見せている新鋭プログレ・シーンですが、
それだけに、膨大な作品の中で一体どれから聴けばいいのやら…と思ってらっしゃる方も少なくないかも知れません。

そんな時に、知っている/聴いたことのあるミュージシャンの存在というのはやはり頼もしいもの。

そこで、今回は往年より活躍するプログレ・ファンにはお馴染みのミュージシャン達がゲスト参加する新鋭プログレ作品をセレクトしました!

これらの作品をきっかけに新鋭プログレへの入門を果たしていただければ嬉しく思います♪


SAMURAI OF PROG/OMNIBUS: THE EARLY YEARS

ゲスト陣の豪華さで言えば、まずこのグループをご紹介しないわけにはいきません。

フィンランドで発刊されていたプログレ・ファンジンの企画から活動をスタートした、フィンランド/イタリア/アメリカ出身の3人からなるシンフォ・グループ。往年のプログレをカバーした1st&2nd、オリジナル曲中心の3rdをセットにしたボックスをピックアップ。

圧巻は毎作登場するゲスト・ミュージシャン達で、ENGLANDのRobert Webb、TFKのRoine StoltとJonas Reingold、NATHANMAHL~CAMELのGuy LeBlanc、GLASS HAMMER~YESのJon Davison、ハンガリー新鋭YESTERDAYSの中心メンバーBogati-Bokor-Akos、FONDERIAのkey奏者Stefano Vicarelli、KENSOの清水義央、GLASS HAMMERのギタリストKamran Alan Shikoh、現ANGLAGARDのLinus Kase、アルゼンチン新鋭JINETES NEGROSのkey奏者Octavio Stampaliaなどなど世界各国より腕利きが大挙して参加。さすがスーパープレイの連続にもう興奮しっぱなしです!

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GLEB KOLYADIN/GLEB KOLYADIN

ロシア新鋭IAMTHEMORNINGのkey奏者によるソロデビュー作。

ドラムはキング・クリムゾンのGavin Harrison、ベースはスティーヴ・ハケット・バンド他のNick Beggs、ヴォーカルはマリリオンのSteve Hogarth、フルート&サックスはタンジェント~ソフト・マシーンのTheo Travis、さらに1曲ではJordan Rudessも参加したまさに鉄壁の布陣。

これだけのメンツが集まった中でさえ、一際輝きを放つのが本人の目が覚めるようにシャープでテクニカルなピアノ/キーボードのプレイ。「鮮烈」という一言が似合う逸品!

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LEGACY PILOTS/CON BRIO

ドイツのマルチ・ミュージシャンによる往年のプログレ愛に満ちたプロジェクトなのですが、Marco MinnemannにSteve Morse、Steve Rotheryなどゲストが凄い!EL&PやRUSHやMARILLIONへの憧憬がモダンながらも暖かく透明感あるサウンド・メイクで綴られていて、胸にジーンと来ます。

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NAD SYLVAN/BRIDE SAID NO

ハケット・バンドやAgents Of Mercyで活躍するスウェーデンのヴォーカリストによる17年作!フィル・コリンズ度100%と言えるそっくりヴォーカルに改めて驚愕…。ハケット、ロイネ・ストルト、トニー・レヴィンほか豪華ゲスト陣にも注目ですね!

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ELLESMERE/FROM SEA AND BEYOND

Robert Berry、Trey Gunn、David Jackson、ARENAのKeith More、NICE~ROXY MUSICのDavy Olist他を従えた強力作!

70年代テイスト溢れるサウンドで人気の高いイタリア新鋭TAPROBANのメンバーによるユニットで、歴戦の名手達と息ぴったりに展開するスケール大きなシンフォニック・ロックがお見事!

アートワークは、ヒプノシス名義の「トリック・オブ・ザ・テイル」「静寂の嵐」などを手がけたイラストレーターColin Elgieによるもの。

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BABA YOGA/L’UOMO PROGRESSIVO

GOBLIN REBIRTHに参加するkey奏者によるプロジェクトなのですが、「地中海音楽+OPUS AVANTRA+Franco Battiato」と言える、先の読めないエキセントリックな音楽性に翻弄される快作。

OSANNAのLino Vairetti、JUMBOのAlvero Fella、RRRのLuciano Regoliなどレジェンドバンドのフロントマン達も名唱を披露!

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ROME PRO(G)JECT/EXEGI MONVMENTUM AERE PERENNIUS

まるで古代ローマの情景が眼前に浮かんでくるようなスケール大きなシンフォニック・ロックが圧巻。Steve Hackett、David Jackson、David Cross、往年の名手たちのプレイも素晴らしい18年作!

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FISH ON FRIDAY/QUIET LIFE

80年代より活動するベルギーのベテラン・スタジオ・ミュージシャンが組んだデュオ・ユニットがこのFISH ON FRIDAY。

4thとなった本作でも相変わらずの気品ある幻想的なサウンド・プロダクションが冴える高品質プログレ・ポップを聴かせます。

お馴染みとなったNick BeggsやARENA~FROST*のJohn Mitchell、そして長年の彼らの憧れだったアラン・パーソンズ御大が1曲でレコーディング参加&プロデュース/エンジニアリングを担当!

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YUKA AND CHRONOSHIP/SHIP

ゲスト参加のソーニャ・クリスティーナによる物悲しい歌声で幕を開ける32分の組曲がもうとんでもない完成度!もとより海外での評価が高い彼らが、世界でもトップクラスのプログレ・バンドであることを証明した18年作4th!

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NETHERLAND DWARF/MOI MOI

うさぎのジャケがファンタスティック~。音も70年代プログレへのオマージュや北欧新鋭とのリンクも感じさせるシンフォニック・ロック。これが日本のソロ・プログレ・ミュージシャンによる11年作で、KAIPAのHans Lundinがゲスト参加してるって?

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DIALETO/LIVE WITH DAVID CROSS

ブラジルのインスト・プログレ・グループが名手デヴィッド・クロスをフィーチャーしてクリムゾン・ナンバーを披露しまくってるって!?クロスの哀愁溢れるヴァイオリンのプレイを全編にフィーチャーしたアレンジで聴かせる「STARLESS」の素晴らしさときたら!

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DEWA BUDJANA/SURYA NAMASKAR

フレットレスの名手ジミー・ジョンソン、言わずと知れたトップ・ドラマーのヴィニー・カリウタとの強力トリオで制作された、インドネシア出身ギタリストによる7th!東南アジアらしいオリエンタル要素を織り交ぜたフュージョン・タッチの色彩感覚溢れるプレイがお見事です。

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DEWA BUDJANA/ZENTUARY

その彼が17年に放った9thでは、トニー・レヴィン、ゲイリー・ハズバンド、ジャック・デジョネットというジャズ・シーンの大物を迎え、オリエンタル・テイストたっぷりのジャズ・ロックを展開!ずばりパット・メセニーにも比肩するセンス!

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  • NETHERLAND DWARF / MOI MOI

    70年代プログレへのオマージュに溢れた日本のミュージシャン、2011年のデビュー作、北欧プログレのファンにオススメ!

    70年代プログレへのオマージュに溢れた日本のミュージシャン。2011年のデビュー作。北欧の神秘的な森が目に浮かぶような静謐なイントロから、メロトロンを想わせるキーボードが荘厳に広がり、ミニマルな繰り返しの中にKAIPAなどに通じる叙情美が浮かびあがります。クラシックのスピード感溢れるカバー、鉄琴や木琴がダンサンブルに躍動する中をキーボードが流麗なフレーズを奏でる楽曲、スピーディーな変拍子とコロコロと優美なキーボードがジャケット通りのファンタスティックなサウンドを描く楽曲、ちょっぴりELOを彷彿とさせるスペーシーかつリリカルなテーマが胸を打つ楽曲など、全曲インストながら、印象的なメロディに富んだ楽曲が続きます。70年代プログレの遺伝子とポスト・ロック以降の音響センスとを併せ持つ感覚は、HOSTSONATENなどでお馴染みのイタリアの奇才Fabio Zuffantiをも彷彿とさせます。ファンタスティックなジャケットに「おっ!」となったリスナーは気に入るでしょう。KAIPAのKey奏者Hans Lundinが1曲でゲスト参加。

  • ROME PRO(G)JECT / EXEGI MONVMENTUM AERE PERENNIUS

    イタリアのキーボーディストによるシンフォ・プロジェクト、スティーヴ・ハケットやデヴィッド・ジャクソン他豪華ゲストのプレイも素晴らしい17年作3rd!

    80年代よりTV音楽/映画音楽の分野で活動してきたイタリアのキーボーディストVincenzo Riccaによるシンフォ・プロジェクト、3部作の最終章となる18年作3rd。3作を通じて参加するSteve Hackett、David Jacksonをはじめ、John Hackett、David Cross、Nick Magnusら英国プログレ勢に加え、RANESTRANEやTAPROBANといった現イタリアの実力派バンドからも多数がゲスト参加。何と言ってもこの古代ローマの情景が眼前に広がるかのような荘厳でスケール溢れるシンフォ・アンサンブルの素晴らしいことっ!クラシカルなオルガンと雄大に立ち上がる輝かしいムーグを中心とする堂々たるキーボードに、ハケット兄弟によるリリカルかつ妖艶に舞うフルートと持ち味のエモーション溢れるギターが絡んでいく、冒頭2曲からあまりに劇的な展開の連続にシンフォ・ファンなら息をのんで聴き入っているはず。David Jacksonのサックスが活躍するナンバーでは、OSANNAやIL BALLETTO DI BRONZOを想起させる邪悪さ滲むヘヴィ・シンフォが疾走。鈍い光沢を放つ重々しいサックスと厳粛なキーボード・コラールがスリリングに渦を巻くアンサンブルがカッコよすぎます。David Crossも悠久を紡ぐように格調高いヴァイオリンを披露しており、従来作に増して往年の名手達のプレイが存在感を発揮している印象です。エッジの立ったモダンな音を完全に排し、古代ローマを描いた作品世界への没入感を高めているのも特筆すべき点でしょう。まさに3部作のラストを飾るに相応しい壮大さとドラマチックさ。これはシンフォ・ファンなら必聴の一枚!

  • SAMURAI OF PROG / OMNIBUS: THE EARLY YEARS

    イタリア/フィンランド/アメリカ出身メンバーによる多国籍シンフォ・グループ、超豪華メンバーを迎えた初期3作品をセットにした18年リリースBOX!

    イタリア/フィンランド/アメリカのミュージシャンによって結成された多国籍シンフォニック・ロック・グループ、単体では廃盤状態となっている、11年作1st『UNDERCOVER』、13年作2nd『SECRETS OF DISGUISE』、14年作3rd『IMPERIAL HOTEL』の初期3作品をセットにした18年リリースBOX!往年のプログレ名曲の数々を各国のゲストを迎えてカバーした1st&2ndには、バンドを全面バックアップするENGLANDのkey奏者Robert Webbをはじめ、FLOWER KINGSのRoine StoltやJonas Reingold、NATHANMAHL〜CAMELのGuy LeBlanc、GLASS HAMMER〜YESのJon Davison、ハンガリー新鋭YESTERDAYSの中心メンバーBogati-Bokor-Akos、FONDERIAのkey奏者Stefano Vicarelliなどなど圧巻のメンツが参加。ENGLANDの幻の大作「IMPERIAL HOTEL」のカバーとオリジナル曲で構成された3rdには、本家であるRobert Webb、KENSOの清水義央、GLASS HAMMERのギタリストKamran Alan Shikoh、現ANGLAGARDのLinus Kaseらが名を連ねます。1stと2ndには新規リミックスと新規録音が追加されており、さらにELP「悪の教典」やLATTE EMIELE「Rimani Nella Mia Vita」など合計1時間を超える未発表曲9曲をボーナス・トラック収録。本BOXならではの追加要素も満載した注目のBOXです!


    DISC1『UNDERCOVER』
    1.Before The Lamia
    2.The Lamia
    3.Starship Trooper
    4.World Of Adventures
    5.Assassing
    6.Gravitá 9.81
    7.Jerusalem
    8.Dogs
    9.The Promise


    DISC2-3『SECRETS OF DISGUISE』
    1.Three Piece Suite
    2.Sweet Iphigenia
    3.Descenso En El Maelstrom
    4.Before The Dance
    5.Dancing With The Moonlit Knight
    6.Aspirations
    7.Traveler
    8.Sameassa Vedessa
    9.One More Red Nightmare
    10.To Take Him Away
    11.Time And A Word
    12.Singring And The Glass Guitar
    13.Darkness
    14.Jacob’s Ladder
    15.The Case Of Charles Dexter Ward (Alternative Mix)


    DISC4『IMPERIAL HOTEL』
    1.After The Echoes
    2.Limoncello
    3.Victoria’s Summer Home
    4.The Imperial Hotel
    5.Into The Lake

  • DEWA BUDJANA / SURYA NAMASKAR

    インドネシアを代表するギタリストでありコンポーザー、2014年作、イマジネーション溢れるジャズ/フュージョン・ロックの傑作

    6万人もの観客を動員する90年代以降のインドネシアを代表するロック・バンドGIGIのギタリスト。通算7枚目の2014年作ソロ・アルバムで、米MOONJUNEレーベルからは13年の『DAWAI IN PARADISE』、同じく13年の『JOGED KAHYANGAN』に続く3枚目。アラン・ホールズワースとも共演するフレットレス・ベースの名手Jimmy Johnson、ハービー・ハンコックやジェフ・ベックとの仕事で知られる世界的なドラマーVinnie Colaiutaとのトリオ編成を基本に、名Key奏者Gary Husbandや名セッションギタリストMichael Landauなどがゲスト参加。ソリッドかつシャープで安定感抜群のリズム隊をバックに、艶やかなアルペジオからロング・トーンのメロディアスなリードまで、色彩感覚に優れたイマジネーション豊かなギターは相変わらずの素晴らしさ。ジャケのイメージ通りに、熱帯の湿度を運ぶようなエキゾチズムや東南アジアの古代文化が目の前に現れるような神秘性を織り交ぜつつ、全体としては洗練されたジャズ/フュージョンとしてまとめ上げるセンスは、パット・メセニーにも比肩する、と言っても過言ではないでしょう。ジャズ/フュージョンのファンはもちろん、緻密でいてリリカルなサウンドはカンタベリー・ミュージックのファンも気に入るでしょう。名作!

  • FISH ON FRIDAY / QUIET LIFE

    ベルギー出身、ベテラン・スタジオ・ミュージシャンが結成した新鋭プログレ・ポップ・ユニット、2017年作4th!

    ベルギー出身、ベテラン・スタジオ・ミュージシャンが結成した新鋭プログレ・ポップ・ユニット。スタジオ・ミュージシャンとして活動していた1960年生まれのWilliam Beckers(キーボード、ドラム)と、80年代にはニュー・ウェイヴ・バンドで活躍もしたFrank Van Bogaert(ヴォーカル、キーボード、ギター)によるベルギーのユニットによる17年作4th。本作では2ndよりゲスト参加していたNick Beggsがバンドメンバーとしてベース/スティックをプレイしています。ARENA〜FROST*のJohn Mitchellもゲスト参加。そのサウンドは、ベールを纏ったようにまろやかで気品ある幻想美に包み込まれた、相変わらずの高品質なプログレッシヴ・ポップ。煌めくアコースティックギター、淡くセンシティヴに広がるシンセサイザー、美しいピアノ、そして優しく語りかけるようなハートウォーミングな歌声。すべての要素を丁寧に重ね合わせたような珠玉のサウンドメイクが今作でも光ります。そしてなんと、以前より憧れを公言してきたAlan Parsonsが1曲でバックコーラスとして参加!その曲「In The Key Of Silence」は、まさにAPP+FOFと言える幻想的にしてポップでドラマチックな名曲。なお本曲はAlan Parsonsがアビーロード・スタジオにてプロデュース&エンジニアリングを担当したという豪華ぶり。ますます磨きがかかった独自のサウンドメイクが素晴らしい、これぞ「珠玉」という言葉がピッタリとはまる作品!

  • DEWA BUDJANA / ZENTUARY

    インドネシアを代表するロック・バンドGIGIのギタリスト、17年作、トニー・レヴィン/ゲイリー・ハズバンド/ジャック・デジョネットなどビッグネームが参加!

    6万人もの観客を動員する90年代以降のインドネシアを代表するロック・バンドGIGIのギタリスト。前15年作『HASTA KARMA』に続く17年作。2枚組というヴォリュームもさることながら、本作はこれまでに増してメンバーが豪華。ベース/スティックにトニー・レヴィン、ドラマーとしてゲイリー・ハズバンドとジャック・デジョネットというジャズ/フュージョンのビッグネームたちが脇を固めており、さらにゲストでASIA〜ARISTOCRATSのガスリー・ゴーヴァン(g)、チック・コリアとも共演するサックス奏者ティム・ガーランドなどが参加。自身が奏でる、クリーントーンによるフュージョン・タッチの滑らかなプレイを軸に、歌うように饒舌に紡がれるソロ、そしてインドネシアらしい民族的エキゾチズム溢れるオリエンタルなフレージングも織り交ぜた個性的なギターサウンドは相変わらず冴え渡っています。エレキに比べより東南アジア的な息吹を感じさせる巧みなアコースティックギターさばきも特筆。ベースとスティックを持ち替えながら一聴で彼と分かるプレイを聴かせるレヴィンらバンドメンバーもさすがの演奏を披露します。数曲でフィーチャーされるチェコ・シンフォニー・オーケストラによる流麗なストリングスとの絡みもまた絶品。このDEWA BUDJANAというギタリスト、プレイの部分ではジョン・マクラフリンからの影響が強いですが、全体的な音作りという部分で思い浮かぶのはパット・メセニー。メインストリームから民族的/土着的な音へと目を向けたパット・メセニーに通じるアプローチを逆方向から歩んでいるようなサウンドと言えるかもしれません。参加メンバーのことを抜きにしても、これはもはや辺境ジャズ/フュージョンとは言えない圧倒的な完成度と洗練度で聴かせる逸品です。

  • DIALETO / LIVE WITH DAVID CROSS

    ブラジル出身のインスト・プログレ・グループ、名手デヴィッド・クロスをフィーチャーし、クリムゾン・ナンバーも披露する17年ライヴ作

    ブラジル出身、ギター・トリオ編成のインスト・プログレ・バンドが、元キング・クリムゾンの名ヴァイオリニストDavid Crossをゲスト・プレイヤーに迎えた17年のライヴ・アルバム。情緒豊かにメロディを紡ぐ泣きのプレイからゴリゴリとハードに疾走するプレイまで自在なギターを軸に、タイトで力強いドラムと音数多くメロディアスに歌うベースも特筆で、インストながら「歌心」に溢れた演奏は相変わらず見事です。David Crossは5曲目以降の参加で、エレクトリック・ヴァイオリンを駆使してギターとスリリングに絡み合います。後半には「EXILES」「TALKING DRUMS」「LarksTongues In Aspic Part Two」、そして「STARLESS」と彼が名演を残したクリムゾンの名曲が披露されます。Crossの哀愁溢れるヴァイオリンのプレイを前編にフィーチャーしたアレンジが素晴らしい!ウェットンっぽく歌い上げるドラマーのヴォーカルも違和感なく好印象です。

  • LEGACY PILOTS / CON BRIO

    ドイツ人マルチ・ミュージシャンによるプログレ・プロジェクト18年デビュー作、Marco Minnemann、Steve Morse、Steve Rotheryなど豪華ゲストが参加!

    ドイツはハンブルクを拠点に活動するマルチ・ミュージシャンFrank Usによるプロジェクト、18年デビュー作。何と言ってもゲストが大変豪華で、UKやSteven Wilson作品で知られるMarco Minnemann(Dr)、現DEEP PURPLEのSteve Morse(Gt)、現STYXのTodd Sucherman(Dr)にMARILLIONのSteve Rothery(Gt)&Mark Kelly(Key)、ARENAやKINOのJohn Mitchell(Gt)…と現代プログレを象徴する名だたる面子が顔を揃えています。「プログレ黄金時代への敬意と憧憬」をコンセプトに据えたプロジェクトなだけあって、そのサウンドにも往年のプログレッシヴ・ロックやシンフォニック・ロックへの愛情がいっぱい。壮大でファンタスティックなキーボードをフィーチャーした、タイトルからしてそのものずばりな「Emeron Empire」をはじめ、ちょっぴりメロウながらも70年代直系の叙情性に満ち溢れた楽曲群が実に胸を打ちます。かといって70年代プログレの模倣というわけではなく、それぞれの音の感触は洗練されていて非常にモダン。それでいて耳馴染みよく暖かみのあるアンサンブルに仕上がっているのは、実力派ミュージシャン達の確かなテクニックの為せる業と言えるでしょう。派手さはありませんが、じんわりと心に染み入る作品です。

  • ELLESMERE / FROM SEA AND BEYOND

    イタリア新鋭TAPROBANで活躍するマルチ・プレイヤーRoberto Vitelliによるプロジェクト、David Jackson/Trey Gunn/Robert Berryほか豪華ゲストの好演も光る18年作2nd!

    MUSEAからデビューした70年代スタイルのイタリアン・プログレ・バンドTAPROBANで活躍するベース&ギタリストRoberto Vitelliによるプロジェクト、18年作2nd。「3」やGTRで知られるRobert Berry、Tray Gunn、David Jackson、ECHOLYNのBrett Kull、ARENAのKeith More、NICE〜ROXY MUSICのDavy O’listといった豪華ミュージシャンがゲスト参加。本職のベースとギターに加え、メロトロンや数種のムーグシンセも操りGENESIS直系のファンタジーを描くVitelliのマルチな才能に驚かされますが、歴戦の名手たちをここぞというパートに的確に配するプロデュース力も見事。特にDavid Jacksonによる紫煙が立ち込めるようないぶし銀のサックスや、溢れんばかりにメロディアスなプレイで演奏をリードするKeith Moreのギターが光ります。Vitelliも参加するROME PRO(G)JECTが気に入っている人にはオススメの秀作。アートワークは、ヒプノシス名義の「トリック・オブ・ザ・テイル」「静寂の嵐」などを手がけたイラストレーターColin Elgieによるもの。

  • YUKA AND CHRONOSHIP / SHIP

    YUKA(船越由佳)を中心にベテラン・ミュージシャンたちが集結したジャパニーズ・プログレ・バンド、18年作

    98年にSSWとしてデビューした船越由佳(Key/Vo)を中心に、元SENSE OF WONDERのベース田口俊をはじめ、経験豊富なベテラン・スタジオ・ミュージシャン宮澤崇(G)、田中一光(Dr)によって09年に結成されたグループ。2018年作4thアルバム。何と言っても冒頭に配された、7つのパートからなる32分超の組曲が圧巻!ゲスト・ヴォーカルのSonja Kristina(カーヴド・エア)による物悲しい歌唱で幕を開け、ゴリゴリとアグレッシヴに弾きまくるギターと清廉で輝かしいトーンのシンセサイザーが絡み合いながら高みに上り詰めていく、あまりにスケールの大きなサウンドは息を呑むほどの素晴らしさです。組曲ではギターがリードするハードかつテクニカルに突き進むパートが多いのですが、常にキーボードが幻想的な色合いを付与しているのが印象的で、YESに通じるファンタジックで映像喚起力に満ちた世界観が全編にわたって広がります。終盤ではギターに負けじとK.エマーソンばりのスリリングで緊張感あるシンセのプレイで畳みかける展開も待っており、その目くるめく構成美には舌を巻くばかりです。John Wettonが歌う予定だったというケルティックな美しさを持つ最終曲は、伊豆田洋之(ピカデリー・サーカス)がヴォーカルを務めており、繊細なハイトーンが神秘的なサウンドにマッチしていて実に感動的。海外プログフェスへの参加や、前作が英CHERRY REDよりリリースされるなど、もとより海外での評価が高いバンドですが、ここにきて一段と凄まじい完成度に達しています。ただ一言、傑作!

  • GLEB KOLYADIN / GLEB KOLYADIN

    ロシアの新鋭プログレ・デュオIAMTHEMORNINGのキーボーディストによる18年デビュー作、Gavin Harrison/Steve Hogarth/Nick Beggsなど豪華ミュージシャンが参加

    ロシアの新鋭プログレ・デュオIAMTHEMORNINGのキーボーディストによる18年デビュー作。メンバーが驚きの実力派揃いで、ドラムはキング・クリムゾンのGavin Harrison、ベースはスティーヴ・ハケット・バンド他のNick Beggs、ヴォーカルはマリリオンのSteve Hogarth、フルート&サックスはタンジェント〜ソフト・マシーンのTheo Travis、さらに1曲ではJordan Rudessも参加したまさに鉄壁の布陣で制作されています。IAMTHEMORNINGでも聴かせた流麗かつテクニカル、まさに「鮮烈」という一言が似合うピアノ/キーボードのプレイは、相変わらず抜群の冴えを見せています。特にクラシックの並々ならぬ素養が滲むピアノのプレイは息を飲むような美しさがあって見事。また実力者たちの中にあって随所で存在感を見せる同郷ロシアのギタリストVLAD AVYによるフリップ憧憬の緊張感あるギターワークも聴きどころです。同じロシアで言えばLOST WORLDに通じる舞うように華麗なファンタジックさが強烈に魅力的な傑作!

  • NAD SYLVAN / BRIDE SAID NO

    Steve HackettのバンドやRoine Stolt率いるAgents Of Mercyで活動するヴォーカリスト、17年作!

    元UNIFAUN、現在はSteve HackettのバンドやRoine Stolt率いるAgents Of Mercyで活動するスウェーデン出身ヴォーカリスト、17年作。上記2人に加え、Tony LevinやTFKのJonas Reingold、Guthlie Govan、Nick D’Virgilioなど豪華ゲストが参加。北欧プログレらしくひんやりしたトーンのシンセサイザーを全編に用いた洗練されたドラマチックな音像に、「TRICK OF THE TAIL」など中期ジェネシスを現代的にアップデートしたようなリリカルな英国エッセンスも散りばめたサウンドメイクが印象的です。そして何と言ってもこのヴォーカル。実際フィル・コリンズが歌っていると言われても信じてしまいそうな100%に近い再現性のヴォーカルはやはりさすがという他ありません。サウンド面ではそれほどジェネシスを強く意識しているわけではないのに、このヴォーカルが入ると一気にジェネシス度が跳ね上がるところに彼の歌声が持つ力を改めて感じさせます。Steve Hackett、Roine Stolt、Guthlie Govanら各々の持ち味が出たソロも聴きどころです。

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