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ピンク・フロイドのDNAを受け継ぐ00年代のプログレ特集!

『狂気』や『ウォール』が持つ、時代を超越したスタイリッシュなサウンド・プロダクションと普遍的なメッセージ性。

そんなピンク・フロイドのDNAを受け継いだグループが、00年代に入って続々と登場してきています。

ポスト・ロックを通過し、PCでのデジタル・レコーディングに慣れた00年代デビューのミュージシャンにとって、ピンク・フロイドのサウンドは、変わらぬ輝きとともに、今まで以上に身近なものなのかもしれません。

世界各国から芽吹くフロイドのDNA、どうぞお楽しみください!

東欧

【ポーランド】MILLENIUM/PUZZLES

ほぼすべての作曲を担い、コンセプト・メイキングも行うKey奏者/コンポーザーは、現代のロジャー・ウォーターズと言っても過言ではないかも!?

ポーランド屈指のプログレ新鋭バンドによる2枚組の11年作で、ジャケットからも分かる通り、彼らが敬愛するピンク・フロイド『ウォール』へのオマージュであり、挑戦でもある力作。

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現ポーランド・プログレ・シーンをリードするグループMILLENIUMを大特集!

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ポーランドのみならず、現代のプログレ・シーン屈指と言えるグループMILLENIUMの2017年作『44 MUNITES』がリリースされましたので、彼らのこれまでの作品をピックアップしながら、ストーリーを追ってまいります!

【ポーランド】RYSZARD KRAMARSKI PROJECT/SOUNDS FROM THE PAST

そんなMILLENIUMのキーボーディストによるソロ・プロジェクト第2弾となった18年作。

20年前に彼が自主制作した98年の作品をリアレンジ/再録した意欲作で、随所にフロイド・テイストを散りばめつつ、凛とした透明感と姉御な力強さを兼ね備えた女性ヴォーカルをフィーチャーした聴き応えあるメロディアス・ロックを鳴らしています。

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【ポーランド】AMAROK/HUNT

M.オールドフィールドやフロイド影響下のサウンド聴かせたポーランドのシンフォ・ユニット、13年ぶりとなる17年作。

フロイド色、キャメル色をポーランドらしい仄暗く耽美な音像が包み込む力作です。

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【ポーランド】WAVE/ME AND REALITY

「狂気」~「ウォール」期フロイドをポーランド特有の深い陰影とモダンな質感で蘇らせたような新鋭バンド。

エフェクトを効かせ淡く幻想的なトーンを鳴らす2本のギターと、ひんやりと冷たい質感を持つシンセが浮遊感あるダークな色調の音世界を構築します。深遠かつ静謐な幻想性に溢れたサウンドは、フロイドに肉薄!

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【ポーランド】LEBOWSKI/PLAYS LEBOWSKI

2010年のデビュー作で完成度の高いシンフォニック・ロックを聴かせた注目グループによる、待望の2作目となるライヴ・アルバム!

拍手がなければライヴとは思わない緻密で静謐な音世界が素晴らしすぎです!この世界観、フロイドファンにもきっと響くことでしょう。

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【ポーランド】FIZBERS/DIE WITHOUT LIVING

弱冠19歳のメンバーによるポーランド産プログレ・トリオ、18年2nd。

1stに引き続きフロイド影響下の仄暗くメランコリックな音世界を展開しつつ、より壊れ物のようなセンチメンタルさを増したメロディ&アレンジが胸を打つ逸品。

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【ポーランド】PROAGE/DIFFERENT STATE OF REALITY

この繊細なギター、まさに『ザ・ウォール』や『鬱』を彷彿とさせますね!

フロイド憧憬のメランコリックなサウンドを、モダンなヘヴィネスとポーランドらしい荒涼感で包み込んだ2017年デビュー作。

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北欧

【ノルウェー】AIRBAG/GREATEST SHOW ON EARTH

09年にデビューしたノルウェーの新鋭プログレ・バンド、13年作3rd。

ゆったりと夢想的につむがれるキーボードとギターが描くメランコリックな音世界。

幾重にも重なった音が心地良すぎる名作。

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ピンク・フロイドのメランコリーを受け継ぐノルウェーの新鋭メロディアス・プログレAIRBAGを特集!

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ピンク・フロイドに通じるメランコリックなノルウェーのプログレ新鋭グループAIRBAGをピックアップ!

【ノルウェー】BJORN RIIS/FOREVER COMES TO AN END

そのAIRBAGに在籍するギタリストが放った17年ソロ作がこちら。

自身の幻想的でエモーショナルなギタープレイを軸とする、雪深い北欧の自然世界が眼前に映し出されるかのような、映像喚起的な魅力を持つ名品です。

もちろんギルモアばりのエモーショナルなギタープレイも楽しめます。

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西欧

【イタリア】TWENTY-FOUR HOURS/CLOSE – LAMB – WHITE – WALLS

91年にデビューしたイタリアのプログレ・バンドによる、2枚組の大作となった2018年作。

ピンク・フロイド的メランコリー&映像喚起的センスと、VDGGのダークなドラマ性をあわせ持ったようなサウンドは本作でも健在。

ベテランによる完成度の高い内容に唸らされる逸品です。

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【イタリア】FLUIDO ROSA/LE VIE DEI SOGNI

「FLUIDO(流体)」「ROSA=ピンク」というバンド名がまんまですが、やはりフロイド・トリビュート・バンドとしての活動歴を持ち、フロイド影響下のスケール溢れる中にも柔らかな陰影を秘めたメロディアスさが持ち味。

そこに乗る伊ヴォーカルの「歌」もさすが絶品です。

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【イタリア】MALUS ANTLER/OSIMANDIA

ピンク・フロイドとキャメルが合わさったような浮遊感とまろやかな優美さが同居するサウンドをベースに、ひらひらと舞うような優雅なクラリネットが活躍するアンサンブルはイタリア新鋭の中で一際異彩を放ちます。

ずばり一筋縄ではいかないナイスバンド!

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【フランス】MAGNESIS/PRES EN BULLES…

シンセ、メロトロン、ハケット調のギターらが柔らかく織り上げる、ジェネシス系シンフォかと思ったら、突如陰鬱に広がるシンセ&ギルモア風のブルージーなギターが登場して一気にフロイドに変貌。

70年代ファンも思わずニヤリな仏シンフォ新鋭。

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【ドイツ】FINALLY GEORGE/LIFE IS A KILLER

ドイツのマルチ・ミュージシャンによるソロ・プロジェクト18年作。

フロイドに通ずるメランコリックな雰囲気に包まれつつ、同時に瑞々しいポップ・フィーリングにも満ちたサウンドがいいなあ。

ジャケからは想像できない(失礼!?)リリシズムがこれでもかと溢れ出る逸品。

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北米・南米・オセアニア

【ブラジル】SUB ROSA/GIGSAW

ブラジルの新鋭、10年デビュー作。

ギルモアやアンディ・ラティマーからの影響が色濃いメロウなギター、穏やかにたなびくハモンド、そしてクリアな美声の男性&女性ヴォーカル。

フロイドはもちろんRENAISSANCEも彷彿とさせるヴィンテージ感たっぷりの実力派グループ!

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【オーストラリア】ANUBIS/HITCHHIKING TO BYZANTIUM

04年に結成されたオーストラリア注目の新鋭による2014年3rd。

ピンク・フロイドに影響を受けた、というか、ネオ・プログレとともにポスト・ロックに影響を受けた結果として、フロイドに近づいた、というような印象。

卓越したメロディ・センス、美麗な歌声、そして、ヘヴィでいて透明感ある広がりも聴かせる幻想的なアンサンブルが素晴らしい快作。

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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第4回 ANUBIS / Hitchhiking To Byzantium (Australia / 2014)

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「ミュージシャンの視点からプログレッシブ・ロック作品を捉える」ことをコンセプトに、同じ時代を生きる世界中の素晴らしいプログレッシブ・ロックアーティストたちの作品を幅広く紹介するコラム。担当は、MUSEAからデビューした日本のアーティストnetherland dwarf!

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ピンク・フロイドのDNAを受け継ぐ00年代の新鋭プログレ・バンド選

  • MILLENIUM / PUZZLES

    現代ポーランドを代表するシンフォ・グループ、11年発表の2枚組コンセプト・アルバム傑作

    99年結成のポーランド屈指のプログレ新鋭バンド。前作から3年ぶりとなった2011年作の8thアルバムで初の2枚組。憂いあるメロディと空間的で映像喚起的なアレンジとが完璧に融合したスタイリッシュなプログレを前作で極めた彼らが挑んだのが、アルバム2枚に渡って描く壮大なるストーリー。アダムとイブを主人公に、男女間の複雑な関係性をパズルのピースに見立てて描いたコンセプト・アルバムに仕上がっています。ジャケット・イメージからも分かる通り、彼らが敬愛するピンク・フロイド『ウォール』へのオマージュであり、挑戦でもある力作。これは傑作です。

  • SUB ROSA / GIGSAW

    ブラジルの新鋭、PINK FLOYDなど70年代プログレへの愛情に溢れたメロディアスな逸品、2010年デビュー作

    ブラジルの新鋭プログレ・グループ、2010年のデビュー作。男女ヴォーカルが曲によってメインで歌うスタイル。PINK FLOYDを中心に、70年代プログレへの愛情が伝わってくる、メロディアスなプログレ。デイヴ・ギルモアやアンディ・ラティマーからの影響が色濃いメロウなギター、ヴィンタージなトーンのハモンドやムーグが印象的。アコースティック・ギターが爪弾くパートでは、ヴァイオリンがたゆたい、クリアな女性ヴォーカルが美しいメロディをしっとりと歌い上げる。やはりRENAISSANCEが頭に浮かびます。ミニマルなキーボードなども巧みに織り交ぜ、ヴィンテージなトーンの中に透明感も感じさせるなど、映像喚起的なアレンジも見事。かなりの実力派グループです。

  • RYSZARD KRAMARSKI PROJECT / SOUNDS FROM THE PAST

    MILLENIUMのkey奏者によるソロ・プロジェクト18年作、当時彼がほぼ一人で作り上げた98年作を20年の時を経て格段のクオリティと共に蘇らせた意欲作!

    00年代以降のポーランド・プログレを牽引するグループMILLENIUMのキーボーディストによるソロ・プロジェクトの18年作。メンバーは前17年作『LITTLE PRINCE』と同じMOONRISEのギタリストMarcin Kruczekや女性ヴォーカルを含む5人編成で、タイトルどおり彼がMILLENIUM以前に活動したグループFRAMAUROの98年作『ETERMEDIA』をもとにリアレンジ&再録した内容となっています。彼によるリック・ライト彷彿の陰鬱にたなびくシンセやギルモア・タッチのエモーショナルなギターなど、さすがのフロイド・エッセンスは随所に散りばめられていますが、メインは透明感と姉御な力強さを兼ね備えた女性ヴォーカルをフィーチャーした歌ものメロディアス・ロック。『WALL』期フロイドをポップにしたようなナンバーから疾走感あるプログレ・ハード曲、アコースティックギターの調べが彩る哀愁のバラードまで、多彩な楽曲で構成されていますが、決して大仰には展開せず、必要なだけの音を用いたスタイリッシュに引き締まったアンサンブルにプロフェッショナリズムを強く感じさせます。当時彼がほぼ一人で作り上げたという98年作を、20年の時を経て格段のクオリティと共に蘇らせた意欲作!

  • WAVE / ME AND REALITY

    「狂気」〜「ウォール」期フロイドをポーランド特有の深い陰影とモダンな質感で蘇らせたようなサウンドを持ち味とする好バンド、17年デビュー作

    2人のギタリストを擁する5人編成によるポーランドの新鋭プログレ・バンド、17年リリースのデビューアルバム。エフェクトを効かせ淡く幻想的なトーンを鳴らす2本のギターと、ひんやりと冷たい質感を持つシンセが浮遊感あるダークな色調の音世界を構築する、「狂気」〜「ウォール」あたりのピンク・フロイドから大きく影響を受けたサウンドを鳴らします。交錯する2本のギターに深遠に響くピアノも交えて織り上げられる静謐な幻想性に溢れたサウンドは、フロイドに肉薄すると言っていいほどのメランコリックな美しさを湛えます。そんなサウンドと鮮やかな対比をなすように浮かび上がるタイトなリズム・セクション、スタイリッシュに歌い上げる英詞ヴォーカルもいいです。往年のフロイドをポーランド特有の深い陰影とモダンな質感で蘇らせたようなサウンドを持ち味とする好バンド!

  • MAGNESIS / PRES EN BULLES…

    ジェネシス、キャメル、フロイドなどに影響を受けたフレンチ・シンフォ新鋭、22分/27分の大作2曲から構成された17年作9th!

    92年にデビューを果たしたフレンチ・シンフォ新鋭、22分/27分の大作2曲から構成された17年作9th。1曲目は、鳥のさえずりや小川のせせらぎなどのSEを散りばめた豊かな自然情景をイメージさせるサウンドメイクに、瑞々しく艶のあるシンセサイザー、泉のように湧き上がるメロトロン、ハケット調のデリケートな音運びのギターらが折り重なり柔らかく優美なシンフォニック・ロックを織り上げていきます。キャメルやジェネシスからの影響を強く感じさせるスタイルです。一方リッケンバッカー風のゴリゴリしたベースとジャズ・ロックがよく合いそうな骨っぽい硬質なドラミングが、タイトにアンサンブルをまとめ上げていて、シンフォニックながら甘くなり過ぎずすっきりとした演奏で聴かせます。と思っていると終盤、突如としてうっすらと陰鬱に広がるシンセサイザーにギルモア度の高いブルージーなギターが登場、一気にピンク・フロイド憧憬のパートへと突入していき、70年代プログレへの憧れを一段と感じさせる展開に思わずニヤリ。2曲目は、フロイド〜同郷PULSARも想起させる緊張感ある静謐なパート、ヘヴィなギターをフィーチャーしたジャズ・ロック・パート、荘厳なメロトロンとピアノが邂逅する神秘的なパート、伸びやかなギターをメインとする感動的なシンフォ・パートと、目まぐるしく展開していくプログレ然とした名組曲。ヴォーカルはないのですが、実にフレンチ・プログレらしくストーリーに合わせて場面が次々と切り替わっていくようなシアトリカルな魅力が十分に堪能できるのが凄いところです。これは力作!

  • AMAROK / HUNT

    ポーランド出身シンフォニック・ロック・ユニット、13年ぶりの17年作4th、フロイド&キャメルを宿すサウンドをポーランドらしい仄暗く耽美な音像が包み込む力作

    ポーランド出身シンフォニック・ロック・ユニット、17年作4th。デビュー時よりユニット名に象徴されるマイク・オールドフィールド色とフロイド憧憬を合わせ持ったグループとして存在感を放っていましたが、前作から13年ぶりのリリースとなった今作でも、メランコリックな浮遊感を持つ内省的なサウンドにエレクトロニクスも散りばめた幻想的ながらも厳粛さのあるサウンドを聴かせています。そこに以前からの持ち味と言えるギルモアのプレイを見事に再現したエモーショナルなギターが入ってくると、初期と変わらぬフロイドへの憧憬が溢れてきて、その変わらぬスタイルが嬉しいところです。ポーランドらしい薄暗く深遠に広がる音響もフロイドタイプの音像に絶妙に溶け込んでいて素晴らしい。最終曲は17分に及ぶ大作で、2作目にも参加したCAMELのコリン・バースが作曲とヴォーカルで再参加。ここでのギターは前曲までのギルモア調とは打って変わって柔らかなトーンで滑るようにフレーズを紡ぎ出すラティマーのタッチを聴かせていてその再現性にまたもや驚きます。エレクトロニクスが全編を覆いますが、ラティマー調のドラマティックなギターがヒューマンな温かみをもたらしているのが実に見事です。フロイド色、キャメル色をポーランドらしい仄暗く耽美な音像が包み込む力作です。

  • AIRBAG / GREATEST SHOW ON EARTH

    ノルウェーの新鋭ロックバンド、ゆったりと夢想的につむがれるキーボードとギターが描くメランコリックな音世界が心地よい13年作3rd

    90年代に結成され、09年にデビューしたノルウェーの新鋭プログレ・バンド、13年作3rd。デビュー作からピンク・フロイドやポーキュパイン・ツリーに通ずる映像喚起的かつメランコリックなサウンドが持ち味でしたが、本作でも広がり豊かで幻想的なサウンドが際立っています。エッジが立ったトーンながら残像のように揺れるギター、空間をダイナミックに広げるキーボード。たゆたうギターとキーボードと対照的に、重心を低くたもつタイトなリズム隊。そして、エモーショナルかつ陰影たっぷりのヴォーカル。音が現れては虚空へと消えていくような儚さとともに、ロック的ダイナミズムももったアンサンブルは、『狂気』以降のピンク・フロイドのファンにはたまらないでしょう。幾重にも重なった音が心地良すぎる名作。

  • ANUBIS / HITCHHIKING TO BYZANTIUM

    オーストラリア出身のプログレ・グループ、美麗なメロディとアンサンブルに溢れた2014年作3rd、これは注目!

    2004年に結成されたオーストラリアのプログレ・グループ、2014年作の3rd。透明感あるトーンでリリカルに紡がれるエレキのアルペジオ、柔らかく幻想的にたなびくキーボード、伸びやかなハイトーンでしっとりと歌い上げるヴォーカル。オープニング・ナンバーの映像喚起的なイントロから期待が高まります。ヘヴィなギターが入ってモダンな音像になっても透明感あるメランコリーを失わないところは、北欧プログレ新鋭勢にも通じていますが、エモーショナルで叙情美に溢れたヴォーカル&メロディは英国に近い印象。ギターがゆったりとメロディアスなリードを奏でるところは、やはり同郷のセバスチャン・ハーディーが頭に浮かびます。それにしても、「歌心」は特筆もの。アルバムのどこを切り取っても心揺さぶるメロディと切々とした歌声とクリアでドラマティックなアンサンブルが溢れてきます。これは注目の名盤!

  • LEBOWSKI / PLAYS LEBOWSKI

    ポーランド出身、2010年のデビュー作で完成度の高いシンフォニック・ロックを聴かせた注目グループによる、待望の2作目となるライヴ・アルバム!

    ポーランド出身、2010年のデビュー作で完成度の高いシンフォニック・ロックを聴かせた注目グループによる待望の2作目となるライヴ・アルバム。前作「CINEMATIC」から2曲+新曲8曲を演奏。無駄なく鳴らされるタイトなリズム・セクションを土台に、東欧らしいうっすらと翳りのあるシンセサイザーと気品あるクリアなピアノ、クリーントーンによる浮遊感あるプレイとザクッとリフを刻むヘヴィなプレイを弾き分けるギターらがメランコリックかつスタイリッシュに紡ぐ哀感溢れるシンフォニック・ロックは、間違いなく前作と変わらぬ感動をもたらしてくれます。スペイシーな感覚も含む浮遊感ある音像は系統で言えばピンク・フロイドに近いですが、ギターが随所でオリエンタルなフレーズを織り交ぜていたり、曲によってモノローグ調のヴォーカルが入ったりと、〜タイプと一言では言えないオリジナリティが光ります。ゲストミュージシャンによる哀愁たっぷりのフリューゲルホルンも、彼らの音楽性に最高にマッチしていてただただ絶品です。曲の終わりに拍手が入ることで初めてライヴ録音と意識しますが、演奏の緻密さや静謐な空気感はスタジオ録音とも遜色ない完成度の高さ。7年ぶりの作品であることを感じさせない、前作での感動を変わらず味わわせてくれるライヴ名品となっています。オススメ!

  • FIZBERS / DIE WITHOUT LIVING

    フロイド影響下のメランコリックなポーランド産プログレ・トリオ18年2nd、ダークかつ繊細なメロディが光る充実作

    弱冠19歳のメンバーによるポーランド産プログレ・トリオ、17年のデビュー作に続く18年2nd。ピンク・フロイドからの影響も伺わせる仄暗い静謐感とエモーショナルな哀愁のメロディを持ち味とする彼ら。本作では前作以上に沈み込むようなダークさが増しつつ、同時にきめ細かなアコギやアーティスティックな感性のピアノを活かし、より深遠でセンシティヴさに満ちた音像を創り上げています。中でもアルバム名を冠した17分の大曲「Die Without Living」は現在の彼らの集大成と言えるナンバー。静謐にアルペジオを紡ぐアコギ、もの悲しく哀愁に満ちたフレーズを紡ぐギター、素朴ながらもどこか悲痛な雰囲気を湛えたヴォーカル。時に儚くしっとりと、時に雄大でドラマチックに綴られるメランコリックな旋律がたまらなく胸に刺さります。彼らならではの作風が成熟したと言える充実の一作です。

  • PROAGE / DIFFERENT STATE OF REALITY

    ポーランド新鋭17年作、フロイド憧憬のメランコリックなサウンドをモダンなヘヴィネスとポーランドらしい荒涼感で包み込んだ力作

    ポーランドの新鋭プログレ・バンドによる17年デビュー作。ピンク・フロイド的な浮遊感と透明感あるメランコリーに、現代のバンドらしい叩きつけるようなヘヴィネスを加えた、硬軟自在のギターワークを軸に展開するプログレッシヴ・ロックを演奏。キーボードは控えめながらも哀感を帯びたオルガンをメインにヴィンテージな味わいを加味していて、ギターだけではややヘヴィに寄っていきそうなアンサンブルを絶妙にコントロールしています。男性的な低めのトーンの朗々としたヴォーカルも魅力で、メランコリックな叙情パートでは悩ましげな表情を滲ませる表現力ある歌唱で、クリムゾン的ヘヴィネスが現れる激しいパートでは声を歪ませ迫力ある歌唱を聴かせており特筆。フロイド憧憬を核に持ちつつ、モダンなヘヴィネスと荒涼感で包み込んだ、実にポーランド産らしいサウンドを聴かせる力作です。

  • BJORN RIIS / FOREVER COMES TO AN END

    ノルウェー、AIRBAGのギタリストによる17年ソロ作、北欧の雪深い自然風景がありありと広がるかのような、息を飲むほどの繊細な音世界が繰り広げられる傑作

    ノルウェーの新鋭プログレ・グループAIRBAGのギタリストによる17年ソロ作。自身による幻想的に織り重なるギタープレイと切なく鳴らされるピアノ、淡く静謐に広がるシンセサイザーを軸に描き出されるこのあまりに繊細な音世界。これぞ北欧シンフォニック・ロックと言える透明感と哀感に溢れる音像はただただ溜息が出る美しさに満ちています。粛々と胸を打つ、フロイド憧憬の仄暗くメランコリックなメロディラインがこれ以上無いというほどサウンドにマッチ。そして持ち味と言っていいギルモア譲りのブルージーなタッチを交えエモーショナルに高まっていくギターソロも、寂寥感溢れるサウンドにドラマチックさを加えていて素晴らしい。一語一語を大切に情感を込めて歌うヴォーカルも実に感動的。雪深い北欧の自然世界が眼前に映し出されるかのような、映像喚起的な魅力を持つ作品です。これは傑作。

  • MALUS ANTLER / OSIMANDIA

    イタリア新鋭17年デビュー作、フロイド、キャメル、ジャズ・ロックからスペース・ロックまでを散りばめた個性派シンフォ、クラリネットの音色が印象的

    イタリアの新鋭シンフォ・バンド、17年デビュー作。冒頭ピンク・フロイドとキャメルが合わさったような浮遊感とまろやかな優美さが同居するサウンドに、それほどイタリア色を感じずにいると、一転タイトでエネルギッシュなアンサンブルが切れ込んできて、徐々にイタリアらしさが出てきます。ヴィンテージトーンのオルガン、切れ味鋭いヴァイオリン、ひらひら舞うクラリネットらが渦を巻くようにフレーズを重ね合い音の密度が増していくと、満を持しての唾吹きフルートと激しいイタリア語ヴォーカルが飛び込んできて、ああイタリアのバンドだと納得。リリカルな表情に戻ったフルートと湧き上がるメロトロンをバックにエモーショナルに歌うヴォーカル。この1曲目-2曲目がとにかく見事で引き込まれます。その後も特に印象的なのがクラリネットで、ヘヴィに突き進むサウンドの中でも舞い踊るような優雅さが活きていて、その対比がバンドの持ち味として非常に効いています。随所で見せるスペイシーな浮遊感ある音像も特徴的。ヴォーカルはやや線が細めですが、その淡い歌声がいい意味でイタリア的な濃厚さを和らげていて、聴きやすさをもたらしているようにも思えます。これは一筋縄ではいかない面白いバンド!

  • FLUIDO ROSA / LE VIE DEI SOGNI

    GOBLIN REBIRTHのkey奏者Danilo Cherniと男性シンガーGabriele Marcianoを中心とするグループの16年デビュー作、フロイド影響下のメロディアスなプログレ

    イタリア出身、GOBLIN REBIRTHのkey奏者Danilo Cherniと男性シンガーGabriele Marcianoを中心とするグループの16年デビュー作。FLOYDにかけた「FLUIDO(流体)」と「ROSA=ピンク」というバンド名が示す通り、デビュー以前のフロイド・トリビュート・バンドとしての活動歴が反映された、フロイドの影響下にあるスケール溢れる中にも柔らかな陰影を秘めたメロディアスなプログレ。ギルモア調のブルージーなギターソロがフィーチャーされたり『狂気』を思わせる女性スキャットが出てきたり影響は濃厚ですが、イタリア語による叙情的なヴォーカルが歌うメロディには外に向かって広がっていくような開放的な響きがあり、爽やかな聴き心地が印象的です。楽曲的にもプログレらしい複雑な構築性よりはサビでドラマティックに盛り上がる正統派の楽曲が中心で、イタリアらしく熱く叙情的に歌い上げるヴォーカルにはやはりグッと来ずにはいられません。フロイド愛に溢れたサウンドの中にもイタリアン・ロックの魅力である「歌」をしっかりと堪能させてくれる力作です。

  • FINALLY GEORGE / LIFE IS A KILLER

    独マルチ・ミュージシャンによる18年作、仄暗いメランコリックさと瑞々しいポップさが同居したドラマチックな歌ものプログレ、現STYXのドラマーTodd Suchermanが参加!

    ドイツのハンブルグを拠点に活動するマルチ・ミュージシャン、ドラマーに現STYXで知られるTodd Suchermanを迎えて制作された18年デビュー・アルバム。全編に渡ってピンク・フロイドを彷彿とさせる仄暗いメランコリーに包まれつつ、同時に瑞々しいポップさも感じさせる芳醇なサウンドがたいへん魅力的。メロディこそ憂いに沈みつつも、ジェントルかつリリシズムに富んだヴォーカルやヴィンテージ感漂うシンセ、歪みとクリーンを使い分け叙情的に旋律を紡ぐギターが織り成すアンサンブルは実に躍動感いっぱいでドラマチック!リリカルでメロディアスな歌ものプログレ好きは是非チェックして頂きたい逸品です。

  • TWENTY-FOUR HOURS / CLOSE – LAMB – WHITE – WALLS

    91年デビューのイタリアン・プログレ・バンド18年作、フロイド的なメランコリー&映像喚起センスとVDGGのダークを合わせ持った2枚組の力作!

    91年にデビューしたイタリアのプログレ・バンドによる、2枚組の大作となった2018年作。ピンク・フロイドやポーキュパイン・トゥリーに通じるメランコリックで映像喚起的な音作りセンスと、VDGGのダークなドラマ性をあわせ持ったようなサウンドは本作でも健在。一打一打に重みが乗ったドラム、深遠に広がるムーグに仄暗くゆらめくメロトロン、ギルモア調の艷やかなエモーションを放つギター、そしてシアトリカルな英語ヴォーカルらが、色彩感と退廃美が入り混じった個性的なサウンドを描き出します。エレクトロニクスも駆使したモダンなセンスを散りばめつつじっくりとドラマを聴かせるスタンスにはドイツのRPWLも彷彿。ベテランによる完成度の高いにサウンドに唸らされる逸品です。

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文・市川哲史

文・深民淳

文・舩曳将仁

文・netherland dwarf

文・後藤秀樹

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