2018年7月10日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
スタッフ佐藤です。
長らく入荷がなかったカケレコ屈指の人気を誇る新品CDたちが、このたび一気に入荷してまいりました!!
そのほんの一部をご紹介してまいりましょう。
いずれも売り切れ必至の人気盤ですので、どうぞお見逃しなくっ!
「ツェッペリン meets ドアーズ」なサウンドを豪快に飲み込むメロトロン!英ハード・ファン悶絶のアメリカン・ハード/プログレ名作ですね!
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管弦楽器、メロトロン、オーケストラ・・・ハード・ロックながらもプログレ並のスケール感を誇る壮大な作品を選んでみました。
「1970年という時代のスウェーデンに、これだけの重量感とスピード感を兼ね備えたハード・ロック・バンドがいたこと自体が驚きです。by レビュワーJJさん」
まさにおっしゃる通り!スウェーデン初のハード・ロック・バンドにして、のちにメタルのメッカとなるスウェーデンにおいてその源流を築いたバンドとして高い評価を受ける伝説のグループが彼ら。これは圧倒されますよ…。
フロイドの良心Richard Wrightが78年に放ったこの傑作1stソロも入荷いたしました!フロイドの幻想的なリリシズムはこの人が居ればこそ。「虚空のスキャット」「Summer 68」が好きなら、このアルバムもまた涙ものです。
初期ウィッシュボーン・アッシュを手掛けたデレク・ローレンスのプロデュース!メロディアスなツイン・リード・ギター、ファンタスティックなハモンド、こりゃ素晴らしい!見事な構図のジャケットはヒプノシス!
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左右に配された2本のギターが時に美しくハモリ、時にお互いのリードをぶつけ合う。世界各国に生まれたツイン・リード・ギターの作品を定番からニッチ盤までピックアップ!
ジャケは手塚治虫風だけど手塚先生に失礼だろ!って感じですが、ジャズ、アヴァンギャルド、サイケ、北欧トラッドをゴッタ煮にした北欧ジャズ・ロック/チェンバー・ロックの大名作なのです…!
この作品はかな~りヤバイです!ユダヤ人メンバーが居るボストンのグループ。ヴァイオリン、サックス、フルートをフィーチャーし、めくるめくしなやかに展開する無国籍プログレは驚愕の完成度。こんなとんでもないバンドが無名に終わったとは!
タメの効いたブルージー&メロウなギターとエモーショナルなハイトーン・ヴォーカルがもうたまらない!ツェッペリン・タイプの米ハードでは最高峰の名作ですね。ジャケもグッとくる~。
発売後すぐに回収となった幻のライヴ盤。ジミー・ペイジ弾きまくり!
猛者揃いの旧ユーゴの中でも実力はNo.1!いや、というより、ユーロ・ロック最高峰と言えるほどの一大プログレ傑作。ジェントル・ジャイアントばりの超絶技巧とメロディ・センスとハーモニー。これでもかと畳みかけてきて圧巻!
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世界の国々に散らばる魅力あるプログレ作品を求めてカケレコCD棚を巡っていく「世界のプログレ探求紀行!」。今回は東欧・中欧の諸国を巡りながらプログレ盤をピックアップいたします☆
オリジナルLPは超レア盤として知られる米サイケ・ハードの大人気盤も入荷☆ まるでパープルとツェッペリンが融合してサイケに接近したみたいな感じ。キーフみたいな危なげなジャケも実にいい感じです。
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ジャズやブルースを取り込んだ完成度の高い楽曲が光る米ハード・サイケの傑作、FELT の『FELT』をピックアップ。
あのスージー・クアトロのお兄さんが、こんなにも素晴らしいプログレ・キーボーディストだったとは。この75年作、トレース『鳥人王国』あたりと並び称されるべきクラシカルなキーボード・プログレ逸品ですよ!
腰が抜けるほどカッコいいこのオープニングナンバー、英国ハード好きならもちろん知ってますよね?エッジの立ったキレ味抜群のギター、リズミックで叙情性溢れるピアノ、力強いシャウト・ヴォーカル、コシのあるリズム!何もかもが素晴らしい英ハードの必殺盤!
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「フェイセズ meets ザ・フー」というキーワードが何度も浮かぶグッとくるハード・ロック・バンド、STRIDERのデビュー作を特集!ソウルやR&Bなどのルーツ・フレイヴァーがコクとなった、哀愁とグルーヴに満ちた逸品。
新加入のヴォーカルとドラマーによるヌケの良いハイトーン・ヴォイスとズシリと重いリズム隊が、サウンドがさらに力強く重厚になった2nd。さらには泣きの英国叙情も増していてもう最高。スピードと勢いで疾走するカッコいい1st、聴き応えある円熟の2nd、どちらも史上稀に見るハード・ロック名盤です。
ウィッシュボーン・アッシュが好き?アイアン・メイデンも好き?ドラマティックなツインギターをとことん堪能したいなら、マイナーだけど、この英ロック・グループはうってつけですよ~。
注目の再入荷、まだまだございますよ~!こちらより引き続きチェックしてみてください☆
言わずと知れたPINK FLOYDのキーボード奏者。78年のソロ・デビュー作。『狂気』収録の「虚空のスキャット」での静謐でリリカルで格調高いピアノ、『原子心母』収録の「Summer 68」でのゆったりとたうたうようなヴォーカルとメロディ。PINK FLOYDのそれらの楽曲や、彼の作るメロディやヴォーカルが好きな方は間違いなく気に入るサウンドがここにあります。サックス&フルートのMel Collins、ギターのSnowy Whiteなどバックの演奏も絶品。フロイドの作品のような強靱さや存在感こそありませんが、柔らかな叙情美に包まれた心地良い名作。
英ハード・ロックの名グループ、74年作2nd。英ハード・ロックの名作1stに続き、こちら2ndもずばり名作!元SECOND HANDのRob Elliott(Vo)、英ロック界の名ドラマーTony Brockが新加入。ヌケの良いハイトーンヴォイスとズシリと重いリズム隊により、サウンドはさらにエッジと厚みを増しています。スリリングかつ粘りのあるギター、英国らしい叙情性溢れるピアノ&キーボードは1stから変わらず魅力的。ハード・ロック・ファン必聴!名作です!
盤質:無傷/小傷
状態:良好
若干スレあり
68年に録音され、71年にリリースされながらジミー・ペイジの反対ですぐに回収となったアルバム。ジミー・ペイジ、弾きまくってます!もの凄いエネルギー!
英ハード・ロック・グループ、73年作の1st。エッジの立ったキレ味抜群のギター、リズミックで叙情性溢れるピアノ、力強いシャウト・ヴォーカル、コシのあるリズム。これは文句なしに格好良いです。ピアノが美しく響く引きの部分から、左チャンネルにギターがテンション溢れるフレーズで切れ込んでくるのを合図に全パートが一体となって畳みかけ、シャウト・ヴォーカルが仁王立つ。鳥肌ものの格好良さ。圧倒的な存在感です。ハード・ロック・ファン必聴の名作。
米アラバマ産5人組サイケ・ハード・バンドの71年唯一作。原盤は600ドルオーバーの超レア盤としても有名。夢に出てきそうな薄気味の悪いジャケットにまず釘付けになりますが、サウンドの方も“奇妙”と言うのとはまた別物ながら独特の湿った空気感を孕んでいます。ブルース/ジャズを基調とした武骨なサイケ・ハードにプログレ/ジャズ・ロックのエッセンスをまぶしたといった印象。ギターのStan Leeはブルージーな激渋ソロから西海岸フィーリングのジャムまで見事な表現力です。特筆すべきは、深刻なハモンド&深いエコーのかかった激情ヴォーカルが印象的な組曲調の長尺ヘヴィ・サイケ「The Change」。粗削りながら、パープル/ツェッペリンが融合してサイケに接近したようなクラシカルでドライヴ感溢れる英国的名曲です!
英プログレ・グループ、73年にソヴリン・レーベルからリリースされた唯一作。初期WISHBONE ASHを手掛けたことで知られるデレク・ローレンスがプロデュースを担当。エネルギッシュかつスモーキーなグッとくるヴォーカルとヌケの良い爽快なコーラス・ワーク、そしてそこに絶妙にからむメロディアスなツイン・リード・ギター、そのバックで英国らしいファンタスティックな陰影を描くハモンド・オルガン。タイトでキレのあるリズム隊、抜群にタメの効いたキメのリズム・チェンジも最高のカッコ良さ。この1曲目を聴いて心躍らないブリティッシュ・ロック・ファンは居ないでしょう。レーベル・メイトのフラッシュを彷彿させるスピード感と突き抜けるメロディ・センス。2曲目では、長尺ギター・ソロがこれでもかと胸に迫ります。3曲目ではカントリー・フレイヴァーもまぶせてどこまでも気持ち良く駆け抜けます。こんなバンドで、こんな風にギターが弾けたら、楽しいだろうなぁ。オススメです!ジャケはヒプノシス!
アメリカのグループ。73年作。エモーショナルにシャウトするハイトーン・ヴォーカル、太くてコシのあるブルージーかつメロディアスなギター、タイトかつ躍動的なリズム隊によるアメリカン・ハード・ロック。安定したテクニックをベースにしたソリッドなアンサンブルはかなりの完成度。曲も良く練られており、哀愁溢れるアコースティックなパートを巧みに配置したスケールの大きな展開も聴き所。良いグループです。名作。
デジパック仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラックとして73年のラジオ放送用音源6曲を収録
メロトロンを豪快にフィーチャーした米ハード・ロック・グループ、74年唯一作。ツェッペリンやユーライア・ヒープからの影響が感じられる陰影に富んだヘヴィネスとドアーズなどアート・ロック的な佇まいとがブレンドしたスケールの大きなアンサンブル、そこにクリムゾンの1stばりに豪快に溢れ出すメロトロン!ハードなセクションでは壮大さを演出し、バラードセクションでは独特の冷ややかさとファンタジックさを見せます。ブリティッシュ・ハードのファンには是非ともオススメした米ハードの名作!
スウェーデン出身、8人編成のグループ、75年作の1st。サウンドは、ジャズ、アヴァンギャルド、サイケ、北欧トラッドをゴッタ煮にしたジャズ・ロック/チェンバー・ロック。テクニック抜群ですが、緻密さとルーズさの度合いが絶妙で、格調高さとともに、ジャケットの通りどこか愛嬌のある雰囲気も印象的。名作です。
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