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2018年2月のカケレコ月間ベストセラーTOP20を発表!

2018年2月の新品CD月間ベストセラー20位までを発表いたします!

今回は中南米プログレ勢が大健闘を見せておりますよ~。これはもう辺境とは呼べない人気ぶり!
それでは1位からご覧ください!

1位:CIRCUS / MOVIN ON

ジャケットからはファンタジックなシンフォ作品をイメージしますが、中身はクリムゾンばりの強度とヘヴィネスでスリリングに突っ走るテクニカル・プログレ!フリオ・キリコばりの超絶ドラミングも聴きものです。永世中立国スイスにこんなテンション高いバンドがいたとは…。

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サックスをフィーチャーしたプログレ名作選!

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2位:CIRCUS / CIRCUS

まるで初期クリムゾンとVDGGとジェントル・ジャイアントが融合したかのような驚愕のサウンドだって!?スイス最高峰プログレ・バンドによる76年作1st、名盤2ndに劣らずの大傑作ですっ。

3位:PASAJERO LUMINOSO / EL CORAZON DE LAS BALLENAS

南米のみならず、現在のプログレ・シーンで最も注目すべきジャズ・ロック・バンドの一つでしょう。アルゼンチンらしい甘美な陰影を持ったメロディを印象的に聴かせる、芳醇なジャズ・ロックには前2作を経てさらに磨きがかかっている印象。カンタベリー・ファンも是非!

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4位:I AM THE MANIC WHALE / GATHERING THE WATERS

フラワー・キングス、ビッグ・ビッグ・トレイン、スポックス・ビアード等からの影響を、英国らしい端正さ瑞々しさで料理したサウンドが実に感動的。ずばりMOON SAFARIにも匹敵するファンタスティックな傑作。

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プログレの本場イギリスのハイレベルな新鋭バンドたちを一挙ピックアップ!

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90年代以降のプログレシーンを盛り上げる北欧スウェーデンやイタリアに負けじと、本場イギリスからも、イエスやジェネシスやクリムゾンなど往年のグループのDNAを継いだ好グループが出てきております。注目の作品をセレクトいたしましょう。

5位:AUTUMN MOONLIGHT / PASSENGERS

ギター主体で組み上げられた強度あるアンサンブルにメランコリックな音響感覚を纏わせたサウンドは、相変わらず素晴らしい映像喚起力を誇ります。「南米のアネクドテン」と言える名バンド、5年ぶりの17年作!

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6位:WAVE / BETWEEN

前デビュー作も素晴らしかったポーランド新鋭による待望の2nd!淡いトーンで交差する2本のギターと陰鬱にたなびくシンセが描き出す、フロイド『ザ・ウォール』への憧憬を感じさせる劇的かつ深遠な音世界に酔いしれてください…。

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ピンク・フロイドのDNAを受け継ぐ00年代のプログレ特集!

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00年代に入って世界各国から芽吹くフロイドのDNAを特集!

7位:L’OEIL DU SOURD / UN ?

09年のアルバムが根強い人気でTOP10内に登場!
レビュワー5人が満点評価を付けた、クリムゾンやカンタベリーのファンは必聴のフランス新鋭グループ!!

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世界の00年代新鋭ジャズ・ロック探求!

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00年代以降に登場した良質な新鋭ジャズ・ロック・グループを選りすぐってご紹介してまいります!

8位:RODOLFO MEDEROS Y GENERACION CERO / FUERA DE BROMA

巨匠ピアソラとも共演経験を持つアルゼンチン屈指のバンドネオン奏者と言えば?「艶のあるSOFT MACHINE」とも言えそうな渋くも芳醇なアンサンブルは、「タンゴ・ロック」ではなく「ジャズ・ロック」として楽しめます。

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9位:XAVIER ASALI / PERSPECTIVES

初期ジェネシス愛に溢れたサウンドを繰り広げるメキシコのマルチプレイヤーで、ジャケットはあのポール・ホワイトヘッドが手がけてるって!?この17年作、ずばりジェネシスファン必聴です。

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スタッフ佐藤のカケレコメンド新譜紹介!『XAVIER ASALI / PERSPECTIVES』(※インタビューを追加しました!)

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10位:KRZYSZTOF LEPIARCZYK / JAKZEZ JA SIE USPOKOJE

ポーランド・シンフォ・シーンの人気バンドLOONYPARKで活躍する才能溢れるキーボーディスト/コンポーザーが待望の2ndソロをリリースしました!19世紀ポーランドの劇作家/詩人/画家Stanislaw Wyspianskiへと捧げられた作品で、彼の遺した詩の朗読を交えながら進行していく、独特の美意識を感じさせるコンセプト作に仕上がっています。

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11位:TIGER MOTH TALES / DEPTHS OF WINTER

英国の天才マルチ奏者&コンポーザーによるプロジェクト、待望の17年作!まるで80年代頃のCAMELとBIG BIG TRAINが出会ったような、モダンでロマンティックで雄大なシンフォニーが眼前に広がるこの感じ…もう何というイマジネーション。

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プログレ新鋭マルチ・プレイヤー/コンポーザー特集!

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イタリアが誇るFabio Zuffantiや今カケレコで大人気のオランダのChrisをはじめ、世界各国からマルチ・コンポーザーによる良質な作品が続々と届けられています。注目の作品をピックアップいたしましょう。

12位:SLIVOVITZ / LIVER

洒脱にしてどこまでも強靭な、ギラギラしたアヴァン・ジャズ・ロックはまさに痛快無比。『HOT RATS』やビッグバンド期のザッパすら脳裏をよぎるこのナポリのグループ、要注目ですっ。

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13位:SILHOUETTE / THE WORLD IS FLAT (AND OTHER ALTERNATIVE FACTS)

現オランダのシンフォ・シーンをリードする人気バンドと言えば彼らですね。この17年作、どこを切ってもため息が出るような美し過ぎるサウンドが溢れ出してきて至福…。ある種の神々しさすら感じ取れる凄まじい完成度を誇っています。会心の傑作!

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オランダ産プログレ新鋭特集!~優美でメロディアスな新世代プログレをセレクト!

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今やスウェーデン、イタリアに継ぐプログレ大国となりつつあるオランダの00年代プログレ・シーンを特集!

14位:DEAN FORD / DEAN FORD

しっとりしたストリングス、洗練された叙情たっぷりのボーカル・・・アラン・パーソンズが手掛けた大人のポップ作品。

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15位:CAFE SOCIETY / CAFE SOCIETY

キンクスのデイヴィス兄弟とがプロデュースを務めた、フォーク・ロック・トリオが彼ら!パブ・ロック的軽快さと、英国然としたしっとり翳のあるメロディが上手く組み合わさった極上のフォーク・ロックを聴かせてくれる名品です。

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韓国BIG PINKレーベルよりサザン/スワンプロック72年隠れた名盤、英国フォーク・ロック75年作などリイシュー

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16位:MILTON CHESLEY CARROLL / MILTON CHESLEY CARROLL

ゴリゴリの骨太ベースにスティール・ギターとドブロの響き、そしてフレッド・ニールに影響を受けたブルージーな歌声。テキサスの外れのワクサハチ産、いなせなカントリー・ロック。

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17位:BLACK NOODLE PROJECT / DIVIDED WE FALL

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18位:WOJCIECH CIURAJ / BALLADY BEZ ROMANSOW

ポーランド産プログレの注目株WALFADのリーダーであるギタリスト/ヴォーカリストが放ったソロデビュー作!WALFAD譲りのメランコリックなサウンドかと思いきや、ポップさすらあるギター主体のメロディアス・ロックを聴かせます。祈るように切々とエモーショナルな歌声も相変わらずいいなぁ…。

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19位:DELUGE GRANDER / OCEANARIUM

チェンバーロック、トラッド/舞曲、ジャズロック、クラシカルなシンフォなど目まぐるしく表情を変えていくアンサンブルには疾走感とキャッチーさが満載。現代アメリカの中では最もプログレッシヴなサウンドを聴かせているバンドでしょうね。この17年作、ずばり会心作!

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【KAKERECO DISC GUIDE Vol.10】このバンド、現代アメリカで最もプログレッシヴ!?DELUGE GRANDERの17年作『OCEANARIUM』をピックアップ!

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「カケレコセレクト100」より一押し作品をご紹介するKAKERECO DISC GUIDE。今回は期待の米新鋭DELUGE GRANDERの17年作をピックアップ!

20位:EELA CRAIG / VIRGIN OILAND

オーストリアが誇る名シンフォニック・ロック・グループによる、旧約聖書をテーマにした80年発表のコンセプト作が待望の初CD化!
従来の作風を更に押し進めた、ドリーミーで気品あるキーボードワークを軸とするポップかつドラマチックな叙情派サウンドがお見事~

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気になる作品を見つけていただければ幸いです!



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  • CIRCUS / MOVIN ON

    スイス出身、圧倒的なテクニックでスリリングに突き進むテンションの高いプログレ、名作!77年リリース

    スイスを代表するプログレ・グループ。77年作の2nd。フリオ・キリコばりのスリリングなドラム、クリムゾンを想わせるサックス&フルートを中心に絶えず畳み掛けるスリリングな展開は、これぞプログレ。リリカルなパートも交えた緩急の構成も見事。アナログのB面すべてを使った大曲「Movin’ On」は彼らの魅力がすべて詰まった名曲。必聴盤。

  • L’OEIL DU SOURD / UN ?

    フランスより強力なプログレ/ジャズ・ロック・グループが登場!クリムゾンやカンタベリーのファンは要チェック!

    女性ヴォーカル、ヴァイオリン、サックスをフィーチャーしたフランスの新鋭プログレ・グループ。09年デビュー作。クリムゾンやカンタベリー・ミュージックを中心に70年代プログレやジャズ・ロックからの影響を強く感じますが、懐古趣味的な印象はまったくありません。往年の名グループの遺伝子を受け継いだ、文字通りに「プログレッシヴ」なサウンドがここにあります。「太陽と戦慄」期のクリムゾンやHENRY COWあたりの攻撃性を軸に、HATFIELDS & THE NORTHに通ずる繊細さと緻密さ、フランス的な芸術性や演劇性を融合させたサウンドは、かなりの完成度!時にミニマルなフレーズを奏で、時にささくれだったリズムギターで牙をむくギター、シャープ&タイトな強靱なリズム隊、フリーキーに暴れ回るヴァイオリン&サックス、時に荘厳なメロトロン、時にアヴァンギャルドなシンセで楽曲を飛躍させるキーボード、フランス語で歌う存在感抜群のシアトリカルな女性ヴォーカル。各パートの演奏力、アンサンブルの強度ともに抜群です。14分を越える「ODS」など、構成も文句無し。これは強力なグループが登場しました!圧巻の名作。かなりおすすめです!

  • PASAJERO LUMINOSO / EL CORAZON DE LAS BALLENAS

    アルゼンチンはブエノスアイレス出身の新鋭ジャズ・ロック・バンド17年作3rd、相変わらずのメロディアスで芳醇な絶品ジャズ・ロックを聴かせてくれる傑作!

    2014年デビュー、アルゼンチンはブエノスアイレス出身、ピアノを中心にエレピ、オルガン、シンセを操るキーボーディストとギタリストを擁する4人組ジャズ・ロック/フュージョン・グループによる17年作3rd。南米らしい甘美な陰影を持った美しいメロディを印象的に聴かせる、ロマンチックな表情のジャズ・ロックには前2作を経てさらに磨きがかかっている印象。ピアノやギターは流麗なタッチでソロを応酬させるジャズ本来のクールな佇まいを見せるのに対して、可憐な音色が耳を引くエレピが浮遊感あるファンタジックで柔らかな聴き心地をもたらしていて、少しフィル・ミラーを思わせるギターも相まってハットフィールドやナショナル・ヘルスなどのカンタベリー・ロック・バンドに通じる得も言われぬ芳醇さを生み出しているのが素晴らしい。お約束と言えるバンドネオンの哀愁の音色も必殺です。近年のジャズ・ロック・バンドには珍しく比較的ロック寄りのノリとダイナミズムを持つドラムも特筆で、アンサンブルを力強い躍動感で牽引します。ジャズとロックを最高のバランス感覚で組み合わせた、これぞジャズ・ロック!と呼びたい快作。これは激カケレコメンド!(7〜8月カケレコ国内盤リリース予定)

  • TIGER MOTH TALES / DEPTHS OF WINTER

    現CAMELの英マルチ・ミュージシャン&コンポーザーPeter Jonesによるプロジェクト、待望の3rdアルバムとなる17年作!80sキャメルをモダンかつゴージャスに再現したかのようなイマジネーション溢れまくりの大傑作シンフォ、すごい才能です…!

    1980年に英国はノッティンガムシャーに生まれ、1歳の頃に病気により視力を失った盲目のマルチ・ミュージシャン&コンポーザーPeter Jonesによるプロジェクト、待望の3rdアルバムとなる17年作!16年よりCAMELのメンバーとしてツアーにも参加する彼。前2作で聴かせたコンポーザー&プレイヤーとしてのレベルの高さはもはや揺るぎないものでしたが、いやはや今作も凄い完成度です。まるで80年代以降のシリアスなテーマ性を持ったキャメルを、ゴージャスなサウンドプロダクションで再現したかのような、モダンかつロマンティックで雄大なシンフォニック・ロックが眼前に広がるこの感じ…何というイマジネーション。BIG BIG TRAINあたりに通じるモダンでスタイリッシュな音像も活きていて、往年のプログレと現代のバンドらしいモダンなセンスがこれほど不可分に結びついたサウンドはそうそうないでしょう。これでもかとファンタジックなフレーズを紡ぎ出すキーボード、アンディ・ラティマーばりにドラマチックに泣くギター、芳醇に響くクラリネット&リコーダー、そして端正に歌い上げる美声のヴォーカル。彼一人で各楽器をこれだけ自在に操る才能にはただただ脱帽。各パートが次々と展開していく、映画を観ているような情報量の多い音像は前作からの持ち味ですが、それを複雑に感じさせない淀みなく流れるような緻密な構築性にも舌を巻きます。改めてとんでもない才能を見せつけられる思いのシンフォ傑作です。

  • SILHOUETTE / THE WORLD IS FLAT (AND OTHER ALTERNATIVE FACTS)

    現オランダ屈指の人気シンフォ・グループの17年作、どこを切ってもため息が出るような美しいサウンドが溢れ出してくる美旋律シンフォニック・ロックの傑作!

    現オランダのシンフォ・シーンをリードする人気バンドによる2017年作。ゲスト奏者によるフルート、ヴァイオリン、フレンチホルン、オーボエなどの管弦楽器を配し、以前からの持ち味だった美しくキャッチーなメロディメイクに更なる磨きをかけたスケールの大きいシンフォニック・ロックを聴かせてくれます。瑞々しくかき鳴らすアコースティック・ギター、エモーショナルなタッチで流れるように美旋律を紡ぐギター、一音一音が眩く輝くようなシンセサイザー、そしてジョン・アンダーソンに似る透き通るような声質で切々と歌うヴォーカル。様々な楽器が登場するものの込み入った複雑な印象を一切与えず、一点を見つめて迷いなく突き進んでいくようなひたむきな演奏が感動を呼びます。安易にメタリックなヘヴィネスに頼らず起伏あるドラマチックな構築性によってダイナミズムを生み出すコンポーズ能力も素晴らしい。どこを切ってもため息が出るような美しいサウンドが溢れ出してきて、この気品高さはJADISやSOLSTICEあたりの英国バンドに通じるものでしょう。前作、前前作も文句の付け所のない名作でしたが、本作は一つ別の次元に辿り着いたかのような、ある種の神々しさすら感じ取れる凄まじい完成度を誇っています。会心の傑作!

  • I AM THE MANIC WHALE / GATHERING THE WATERS

    英新鋭プログレ・バンド、17年作2nd、端正な英国らしさに満ち溢れた極上のプログレッシヴ・ロックを聴かせる感動作、激カケレコメンド!

    2015年に英国はレディングにて結成された新鋭プログレ・バンド、待望の2ndとなる17年作。デビュー時より、ジェネシス、フラワー・キングス、ビッグ・ビッグ・トレイン、スポックス・ビアードより影響を受けたことを公言していたバンドですが、今作も、まさにそれらのバンドを一つに束ねてしまったかのようなグレイトなサウンド!エッジの立ったキレのあるギターと豊かな広がりを持つファンタスティックで清涼感あるキーボードを中心に描かれる、端正かつハートフルなプログレッシヴ・ロックに一曲目から早速胸打たれます。アンサンブルに優しく寄り添うようなメロトロンの使い方もグッド。線は細めながら溌剌としたフレッシュな歌声の男性ヴォーカルも大変いいし、多彩に変化する美しいコーラスも特筆ものです。ビッグ・ビッグ・トレインに通じるジェントルかつキャッチーなモダン・プログレッシヴ質感、フラワー・キングスの熱くドラマチックな叙情性、初期スポックス・ビアードの華やかなポップ・センスを融合させたようなサウンドと言っていいでしょう。さらに素晴らしいのが、初〜中期ジェネシスが持っていた「英国臭さ」とも言える英国のバンドしか醸し出せない芳醇さ薫り高さをしっかりと感じさせてくれる点。メロディやフレーズの端々にそういったエッセンスが散りばめられていてたまりません。何という瑞々しいサウンド。これは全ての英国ロック/プログレ・ファンへのこの上ない贈り物と言い切ってしまいたい感動作。激カケレコメンド!

  • DELUGE GRANDER / OCEANARIUM

    アメリカの新鋭プログレッシヴ・ロック・グループによる17年作4th、多彩な管弦楽器群とメロトロンを伴ったGGばりの奇想天外プログレ快作!

    06年デビュー、アメリカの新鋭プログレッシヴ・ロック・グループによる17年作4th。いやはや本作でも相変わらずの個性派ぶりを発揮しています!変拍子をタイトに叩き出すリズム・セクションを土台に、トランペット、オーボエ、サックス、フルート、クラリネット、トロンボーン、ヴァイオリン、チェロら多彩な管弦楽器がダイナミックに躍動し、メロトロンが噴き出し、GENTLE GIANTばりの先の読めない展開の妙で聴き手を翻弄する強力無比なプログレッシヴ・ロックを構築。チェンバーロック、トラッド、舞曲、ジャズ・ロック、クラシカル・シンフォなどなど目まぐるしく表情を変えていくアンサンブルは、疾走感とキャッチーさ満載。これだけの多彩な要素を含みながら、難解なサウンドに陥らず不思議なまでに聴きやすさのあるプログレに仕上げてしまうこのセンスは並ではありません。MAGMAをも彷彿させる肉感的なダイナミズムを持つ演奏やGENTLE GIANTばりの多彩なアイデアなどは確かに感じられるのですが、それらすら要素でしかなく、あくまでDELUGE GRANDERというバンドのサウンドとしか形容できない圧倒的なオリジナリティを誇っているのが凄いところ。現代のアメリカの中では最もプログレッシヴなサウンドを聴かせているバンドだと本作を聴いて確信。傑作です。

  • DEAN FORD / DEAN FORD

    スコットランド出身で元マーマレードのフロントマン、75年ソロ作。甘美で洗練された大人のヴォーカル作品。

    英ポップ・バンド、マーマレードのリード・シンガー、75年ソロ唯一作。アンドリュー・パウエルが手掛けた泣きのストリングス、情感たっぷりのボーカルはマーマレード時代より遥かにアダルト志向。ここぞとばかりに入る煌めきのピアノ、包み込むようなペダルス・ティール・ギターの響き、ボーカルをしっかりサポートする熟練のカッティングギター・・・。甘美で叙情あふれる、大人のポップ・ヴォーカル作品です。しっとりとリラックスしたい夜、むせび泣きたい夜にどうぞ!アラン・パーソンズプロデュース。

  • AUTUMN MOONLIGHT / PASSENGERS

    アルゼンチン出身のシンフォ・バンドによる17年作3rd、ギター主体の強度あるアンサンブルとメランコリックな音響が交差する感動作!

    2010年にデビューしたアルゼンチン出身のシンフォ・バンドによる17年作3rd。近年のANEKDOTENを彷彿させるギター主体で組み上げられた強度あるアンサンブルに、ポスト色もあるメランコリックな音響感覚を纏わせた高い映像喚起力を誇るサウンドは、傑作となった前作『ALTER REALITY』を確かに引き継ぐもの。中核を成すギターは、ヘヴィなトーンながらも伸びやかに歌うような美しい音運びで、これでもかとドラマチックに躍動します。リードをギターに譲り、浮遊感溢れるシンセワークで幻想的な世界観を作り上げるキーボードの丹念なプレイも特筆。圧倒的な情景美が眼前にありありと広がるかのようなサウンドメイクが実に感動的に響きます。音響系音楽が独自に発展するアルゼンチンならではとも言える、聴き手のイマジネーションを刺激する快作!

  • WAVE / BETWEEN

    2人のギタリストを擁するフロイド憧憬のポーランド新鋭、前作を気に入ったなら間違いない深遠かつドラマチックな世界観が素晴らしい力作

    ポーランドの新鋭プログレ・グループ、17年にリリースしたデビュー作に続く18年の2nd。基本的には前作の延長線上にある、ピンク・フロイドへのリスペクトに溢れるメランコリックかつ静謐な世界観が美しいメロディアス・プログレ。エコーがかった淡いトーンで交差する2本のギターと陰鬱にたなびくシンセ、清らかなピアノらが描き出す深遠かつドラマチックなサウンドは、相変わらず息を飲むような美しさです。前作で聴かれた浮遊感に満ちた幻想的な世界観はやや後退したように感じられ、都会的な洗練性が強まった印象があり、「狂気」と「ウォール」を想起させた前作からすると、「ウォール」色がより前面に出ていると言えるでしょう。メランコリックなパートをより物悲しく彩るゲストのヴァイオリンも効いています。まだ2作品のみながら、フロイド憧憬の新鋭としての実力はトップクラスに位置するもの。前作を気に入ったなら、今回もまず間違いない力作!

  • EELA CRAIG / VIRGIN OILAND

    オーストリアが誇る名シンフォニック・ロック・グループ、80年作

    オーストリアが誇る名シンフォニック・ロック・グループである彼らが、旧約聖書をテーマに制作した80年発表のコンセプト作。作風は基本的には従来どおりと言えるもので、多彩なシンセサイザーの音色を駆使するキーボード・サウンドを中心に編み上げる緩急自在なアンサンブルに、ユーロ然とした叙情的なメロディが乗る、ロマンティックかつポップなシンフォニック・ロックを奏でます。ポップス、R&B、フュージョンなどをクラシカルなシンフォの中に溶かし込み、個性的ながらも洗練されたサウンドに仕立てる手腕は相変わらず冴え渡っており素晴らしいです。ユーロ・ロック・ファンなら押さえておきたい名盤でしょう。

  • XAVIER ASALI / PERSPECTIVES

    メキシコ出身のマルチ・プレイヤーによる17年作、初期ジェネシスへの止めどない愛情を感じさせるファンタスティックなシンフォニック・ロックを聴かせる快作!

    キーボード/ギター/ベース/ドラム/ヴォーカルに加えトランペットなど管楽器もこなすメキシコ出身のマルチ・プレイヤーXavier Asaliが、ギタリスト/ベーシスト/ドラマーらとともに制作した17年作。ジャケットイラストのタッチにピンときた方もいらっしゃるかもしれません、アートワークを手掛けているのは初期GENESISで知られるPaul Whiteheadその人!そのイメージ通り、初期GENESISへの止めどない愛情を感じさせる薫り高きシンフォニック・ロックが溢れ出します。Tony Banks直系と言える華麗に疾走するモーグシンセ&オルガン、一音一音が煌めくような美しいアコースティック・ギター、そしてPater GabrielとPhil Collinsの中間という感じのシアトリカルなスタイルも交えたヴォーカル。音だけを聴けばメキシコ出身とはまず思わない、GENESIS的英国叙情を湛えた繊細かつファンタスティックなサウンドには驚くこと間違い無し。バンドスタイルの楽曲の合間にはXavierがマルチプレイヤーぶりを発揮する多重録音ナンバーも収録されていて、より内省的なドラマ性の高いサウンドを聴かせておりこちらも完成度高いです。まさに、今Paul Whiteheadのジャケットがこれほど相応しいサウンドはないと思わせてくれる、GENESISファンなら必聴と言える快作です!カケレコメンド!

  • RODOLFO MEDEROS Y GENERACION CERO / FUERA DE BROMA

    アルゼンチン屈指のバンドネオン奏者、76年のジャズ・ロック作

    ALMENDRAやINVISIBLEなどSpinetta関連作品にも参加し、巨匠ピアソラとも共演経験を持つアルゼンチン屈指のバンドネオン奏者、76年作。バンドネオン奏者によるリーダー作ということでタンゴを主題としたサウンドが想像されますが、本作はかなりジャズ・ロック色が強め。手数多くしなやかなドラムと歌うように饒舌なベースによるリズム隊からして大変表情豊かで魅力的ですが、やはり何と言ってもバンドネオン。この楽器特有の強烈な哀愁は抑え気味にした、オルガンにも近い芳醇ながらも粛々とした渋みある演奏が印象的。そこが「タンゴ・ロック」ではなく「ジャズ・ロック」として聴けるポイントになっているように感じます。一方哀愁はリリシズムたっぷりに吹き鳴らすフルートやサックスが担っており、特にサックスとバンドネオンと絡むパートは、艶のあるSOFT MACHINEとも言えそうな聴き応えがあります。クールな佇まいの中にタンゴ由来の仄かな熱情が秘められたロマン溢れる名盤です。

  • KRZYSZTOF LEPIARCZYK / JAKZEZ JA SIE USPOKOJE

    ポーランド、人気バンドLOONYPARKで活躍するキーボーディスト/コンポーザーによる17年作、アーティスティックなメロディアス・プログレの逸品

    ポーランド・シンフォ・シーンの人気バンドLOONYPARKで活躍するキーボーディスト/コンポーザー、16年のソロデビュー作に続く17年作2nd。19世紀ポーランドの劇作家/詩人/画家Stanislaw Wyspianskiへと捧げられた作品で、彼の遺した詩の朗読を交えながら進行していくコンセプト作となっています。落ち着いた幻想的なトーンを基調に劇的な泣きのプレイも聴かせる表現力の高いギター、そして自身によるひんやりとした透明度の高いシンセ&凛としたタッチのピアノらが紡ぐ、いかにもポーランドと言える翳りのあるメランコリックなシンフォニック・ロックを鳴らします。下地としてあるのはピンク・フロイドなのですが、格調あるシンセのプレイを筆頭に独自の美意識を感じさせるアーティスティックなサウンドメイクが光っていて、容易に何々系とは言えない深みある音像に惹き込まれるような魅力を宿しています。MILLENIUMのヴォーカリストとドラマー、ALBIONのギタリストら実力派の参加も切なくも重量感あるサウンドの構築に大きく貢献。期待を裏切らない素晴らしいメロディアス・シンフォの逸品です。

  • CAFE SOCIETY / CAFE SOCIETY

    Tom Robinson在籍のフォーク・ロック/パブ・ロック・トリオ、KINKSのデイヴィス兄弟らがプロデュースを務めた75年作

    後にリーダーバンドTOM ROBINSON BANDで活躍、LGBT活動家の一面も持つゲイ・シンガーTom Robinsonが、70年代中期に在籍したフォーク・ロック/パブ・ロック・トリオによる75年作。本作のプロデュースを務めるのが、DAVIES兄弟とキーボーディストのJOHN GOSLINGというKINKSのメンバー3人で、リリースも彼らのレーベルKONK。それを反映するようにパブ・ロック的軽快さと、英国然としたしっとり翳のあるメロディが上手く組み合わさった極上のフォーク・ロックを聴かせてくれます。タイトながら跳ねるような弾力も備えたリズム隊、曲によってメランコリックにもメロウにもゴキゲンにも自在なプレイを披露するギター、そして3人による味のあるコーラスワークなど、パブロッキンながらルーズな印象はなく、まとまりあるアンサンブルが聴きものです。随所で顔を見せるBADFINGERに通じる哀愁もまた堪りません。Mick Avory、John BeechamらKINKSのメンバーが参加するほか、FOTHERINGAYのベーシストPat Donaldson、賑々しいヴァイオリンの音色を提供するINCREDIBLE STRING BANDのRobin Williamsonなど渋いメンツのゲストも適任と言えるでしょう。これは英国フォーク・ロックの名品!

  • SLIVOVITZ / LIVER

    ナポリ出身アヴァン・ジャズ・ロック・バンド、洒脱にして強靭なアンサンブルが駆け抜けるテクニカル・アヴァン・ジャズ・ロック、17年リリースのライヴアルバム!

    01年にイタリアはナポリで結成されたアヴァン・ジャズ・ロック・バンド。サックス奏者、トランペット奏者、ヴァイオリン奏者、さらにハーモニカ奏者までを含む7人組。2016年ミラノでのライヴを収録した17年作。圧巻の手数とうねるようなグルーヴ感覚を備えたジャズ・ファンク調リズム・セクション、饒舌なソロからド派手なユニゾンまで縦横無尽なサックス&トランペット、リズムワーク重視ながらクールかつ切れ味鋭いプレイを聴かせるギター、宙を舞うように高らかに響くエレキ・ヴァイオリン、そして他楽器に負けない熱気あるソロで存在感を見せるハーモニカ。洒脱にしてどこまでも強靭な、ギラギラしまくりの超絶アンサンブルは、目眩がしそうなほどの凄まじさです。管楽器&ギターが主役のテンション高いパートと気品あるヴァイオリン・パートが切り替わる瞬間や、何よりこの底なしのカッコよさはザッパの『HOT RATS』をも彷彿。これは痛快無比な傑作ライヴ盤!

  • WOJCIECH CIURAJ / BALLADY BEZ ROMANSOW

    ポーランド新鋭WALFADのギター/ヴォーカルによる17年ソロデビュー作、ハートフルな作風のメロディアス・プログレ作

    注目のポーランド産プログレ・バンドWALFADのリーダーであるギタリスト/ヴォーカリストによる17年ソロデビュー作。WALFADを率いる彼だけに、ポーランドらしい粛々とメランコリー溢れるシンフォ・サウンドを聴かせるかと思いきや、自身のギターとヴォーカルを軸に開放的な広がりのあるメロディアス・ロックが流れてきてビックリ。ポップス的とさえ言える淀みなく明快なサウンドが心地いいです。中盤以降はWALFADを思わせるメランコリックなサウンドになっていきますが、陰鬱に沈み込むことはなくメロディアスな聴き心地を終始残しているのが素晴らしい。祈るように切々としたエモーショナルな歌声も相変わらずいいし、ソロパートでは持ち味とするギルモア+ハケットと言えるマイルドかつ劇的なギタープレイもたっぷり聴かせています。そして印象的なのがヴァイオリンの存在。彼方から鳴り渡るような悠久を感じさせる奥ゆかしいプレイが、本作の世界観を鮮やかに彩っていてこれが素晴らしい。WALFADのサウンドとは一味違ったハートフルな作風にグッと来る一枚!

  • BLACK NOODLE PROJECT / DIVIDED WE FALL

    フランスのマルチ・ミュージシャンJeremie Grimaを中心とするメロディアス・シンフォ・プロジェクト17年作、とめどなくエモーション溢れ出すサウンドが圧倒的なスケール大きいシンフォ作品

    ギター/キーボードを務めるフランスのマルチ・ミュージシャンJeremie Grimaを中心とするメロディアス・シンフォ・プロジェクト、17年作。フランスらしい耽美的でスケール大きい、洪水の如きシンフォ・サウンドで押し流していくような冒頭2曲の流れから圧倒的。ヴォーカルは殆どないにもかかわらず、シアトリカル・ロックと呼んでしまいたい雄弁な音の流れがあり、グッと人間的な感情を出したピンク・フロイドと言えそうなとめどなくエモーション溢れ出すサウンドには感動を禁じえません。ギターは終始哀愁の音色を奏でていて、このギターが雄弁な印象を与えている感じがします。最終曲では爽やかなヴォーカルをフィーチャーしたフロイド風メロディアス・ロックを聴かせ、締めくくりも完璧。一貫する雄大なうねりあるサウンドが重厚なヒューマンドラマを観たような気分にさせる、素晴らしく完成されたシンフォニック・ロック作品です!

  • MILTON CHESLEY CARROLL / MILTON CHESLEY CARROLL

    72年テキサス、ニッチなカントリー/スワンプロックSSW名盤

    テキサスの田舎町ワクサハチ出身SSW、72年デビュー作。南部出身にしてはアクの少ないまろやかなテナーボイス。時折ビブラートがかかる、このブルージーさは何だろう・・・と思ったら、フレッド・ニールに影響を受けているのですね。所謂スワンプ・ロックとは一味違ったクールさがあります。そしてその歌声に加わるのはゴリゴリと骨太なベース、温かみあるキーボード、カントリー・タッチのスティール・ギターやドブロ。軽やかでいなせな、テキサス・カントリー・ロックです。エリック・ワイズバーグ、ジェリー・フリードマン、スティーヴ・ガッド、トニー・レヴィン等参加。

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