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2022年1月のカケレコ・ベストセラーを発表いたします!

カケハシ・レコードです。

2022年1月のカケレコ・ベストセラーよりTOP10をご紹介いたします!

1月は、入荷したばかりのポーランド新鋭シンフォ・シーンの中核を担うアーティスト達による新譜や、多国籍シンフォ・グループSAMURAI OF PROGのメンバー2人のユニットによる新作が、さすがの人気ぶりで上位にラインクインしております。

その他にも耳の肥えたカケレコ・ユーザーの皆様が今どんな作品に注目しているのか、ぜひチェックしてみてください☆


まずは、もう絶対に外さない安定感が凄まじい、ポーランド・シンフォMILLENIUM周辺作品からこの作品が1位を獲得!

1位:FRAMAURO / MY WORLD IS ENDING

MILLENIUMのリーダーがかつてのソロユニットを再始動させ四半世紀ぶりに2ndをリリース!

『The Wall』期フロイド+80年代後半以降のキャメルと言ったスタイルの仄暗くも温もりあるメロディアス・ロックを聴かせます。

おそらく初披露と思われる、本人による切々とした哀愁たっぷりのハイトーンvoがこれまたグッとくる~。

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続くのは、SAMURAI OF PROGとしても活躍中の2人が放った最新作!

2位:MARCO BERNARD & KIMMO PORSTI(BERNARD & PORSTI) / ROBINSON CRUSOE

SAMURAI OF PROGの2人によるユニットですが、これは本家SOPに引けを取らぬスケールと完成度!

「ロビンソン・クルーソー」を題材に描かれるサウンドは、『CONCERTO GROSSO 1&2』にGENESIS/CAMEL的ファンタジーを注ぎ込んだかのよう!?

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再びポーランドより、アーティスティックな感性の豊かさでは現ポーランド随一と言っていい天才ミュージシャンの新作が第3位に入りました。

3位:KRZYSZTOF LEPIARCZYK / GAME OF SYMPHONY

LOONYPARKを率いる才人、なんと2021年2作目となった5thアルバム!

刺激的なエレクトロニクスとオペラ風女声voをフィーチャーした荘厳なシンフォが折り重なるアーティスティックすぎるサウンドメイクに驚愕!

冒頭2曲でゾクゾクするようなめくるめく音世界に飲み込まれます…!

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フランスから現れたこのジャズ・ロック新星もなかなかの人気っぷり!

4位:ARNAUD QUEVEDO & FRIENDS / ELECTRIC TALES

ZEUHL系にも通じるテクニカルで緊張感あるジャズ・ロックを土台に、カンタベリー・ロックやケベックのMANEIGE彷彿の芳醇でドリーミーなタッチを絶妙に織り込んだスタイルが唯一無二。

ダブルベースのふくよかな響きが良いなぁ。

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そして、昨年の年間ベストセラーでも大暴れだったFLEESHが2タイトルを送り込んでいます!

5位:FLEESH / ECLIPSED

シンセがしっとり気品高く湧き上がり、その上をA.ラティマーやS.ロザリー彷彿の優美でメロディアスなギターが駆ける幻想度100%の演奏。そこに息をのむように透明な美声で丹念に歌を乗せる女性ヴォーカル。その完成されきった世界観に最後まで惹き込まれっぱなしの21年作!

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6位:FLEESH / HERE IT COMES AGAIN (A TRIBUTE TO GENESIS)

前作ではRENAISSANCEの見事なトリビュートを聴かせましたが、今回は全編GENESISナンバーで送る20年作!「Firth Of Fifth」「Entangled」「Ripples」ほか叙情的な名曲をしっかり押さえた選曲で、2人の持ち味が最大に発揮されていて堪りません♪

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こちらも21年年間ベストセラーで第2位に輝いた作品!根強い人気!

7位:PASAJERO LUMINOSO / PUJOL

カンタベリー・ロック彷彿の緻密かつ流麗な音使いと南米らしい芳醇なメロウネスが溶けあったジャズ・ロックは、今作でも絶品の一言。アルゼンチンのみならず現南米で最も注目に値するジャズ・ロック・バンドによる待望4th!!

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今回も渋い所突いてきてます…!!

8位:TEA COMPANY / COME AND HAVE SOME TEA WITH THE TEA COMPANY

初期ヴェルヴェット・アンダーグラウンドが好きなら大推薦。溶けてゆくような温かく肌触りのディレイを全面にまぶした、極上のNY産メロウ・アシッド盤。

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9位:BUCKWHEAT / PURE BUCKWHEAT HONEY

アメリカのバンドですが、ビートルズやキンクスらを彷彿させるほのかな気品を漂わせつつも、ちょっぴり捻くれたポップなサウンドを聴かせる極ニッチな一枚。ふむ、あのストレイ・ドッグのメンバーが率いたバンドなのね。

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10位:DOUGLAS FIR / HARD HEARTSINGIN’

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いかがでしたか?
気になる作品がありましたら幸いです♬

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  • MARCO BERNARD & KIMMO PORSTI(BERNARD & PORSTI) / ROBINSON CRUSOE

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  • BUCKWHEAT / PURE BUCKWHEAT HONEY

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    Greg LakeプロデュースでMANTICOREよりデビューしたハード・ロック・バンドSTRAY DOG。彼らの2nd『WHILE YOU’RE DOWN THERE』より加入したギタリストTimmy Dulaineが、60年代末に率いた米サイケ・ポップ・バンドの69年唯一作。アメリカのバンドですが、ビートルズやキンクスらを彷彿させるほのかな気品を漂わせつつもちょっぴり捻くれたポップ・サウンドを聴かせます。冒頭の「Yes」から『A Hard Day’s Night』期ビートルズ風の甘酸っぱいメロディと溌溂とした演奏で駆け抜けるキャッチー過ぎる名曲でびっくり。全体としてはキンクスの捻くれ感とバッドフィンガーの哀愁を折衷したようなサウンドが中心で、気品ある管弦アレンジをバックに、甘いコーラスを伴った伸びやかなヴォーカルが歌う瀟洒にしてメロディアスなナンバーが並びます。バンジョーが彩るカントリー・タッチのナンバーを除けば、英バンドかと思ってしまうほど英国調の端正な味わいが印象的な作品です。

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