BIGPINK771(BIG PINK) 【2021年発売CD】
紙ジャケット仕様。
アメリカのバンドですが、ビートルズやキンクスらを彷彿させるほのかな気品を漂わせつつも、ちょっぴり捻くれたポップなサウンドを聴かせる極ニッチな一枚。ふむ、あのストレイ・ドッグのメンバーが率いたバンドなのね。
Greg LakeプロデュースでMANTICOREよりデビューしたハード・ロック・バンドSTRAY DOG。彼らの2nd『WHILE YOU'RE DOWN THERE』より加入したギタリストTimmy Dulaineが、60年代末に率いた米サイケ・ポップ・バンドの69年唯一作。アメリカのバンドですが、ビートルズやキンクスらを彷彿させるほのかな気品を漂わせつつもちょっぴり捻くれたポップ・サウンドを聴かせます。冒頭の「Yes」から『A Hard Day's Night』期ビートルズ風の甘酸っぱいメロディと溌溂とした演奏で駆け抜けるキャッチー過ぎる名曲でびっくり。全体としてはキンクスの捻くれ感とバッドフィンガーの哀愁を折衷したようなサウンドが中心で、気品ある管弦アレンジをバックに、甘いコーラスを伴った伸びやかなヴォーカルが歌う瀟洒にしてメロディアスなナンバーが並びます。バンジョーが彩るカントリー・タッチのナンバーを除けば、英バンドかと思ってしまうほど英国調の端正な味わいが印象的な作品です。
GILES GILES & FRIPP/CHEERFUL INSANITY OF GILES GILES AND FRIPP
68年リリース、「宮殿」の面影こそないものの、レイト60sサイケ・ポップ/フォークとして素晴らしい完成度を誇る名作!
990円(税込1,089円)
2022年1月のカケレコ・ベストセラーをTOP10を発表します!耳の肥えたリスナーの注目を集めた作品をチェック是非☆
「アメリカのイギリス」!? 英バンド影響下の気品と陰影を帯びた米ロック/プログレ作品を探求!
英国的な気品や陰影を感じさせる米ロック/プログレを探索してまいります☆
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
まだレビューはありません。