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メロトロンが好き?ならメロトロン溢れまくりの新鋭バンド達もお聴き逃しなく!

スタッフ佐藤です。

古くはビートルズ、ムーディー・ブルース、キング・クリムゾンらの使用に始まり、
60~70年代ロック/プログレの名盤を独特の奥ゆかしい音色で彩ったメロトロン。

メロトロンの役割をデジタルに進化させたサンプラーの存在もあり、今では過去の楽器と見なされている節がありますが、
プログレにおいては今なお現役バリバリであることはご存知でしょうか。

というわけで、そのあたりが実感していただけるメロトロンが溢れまくりの新鋭プログレ作品を各国よりご紹介してまいりましょう~。


MOONRISE/TRAVEL WITHIN

7年待った甲斐がありました…!叙情美にかけては現ポーランド最高峰と言えるプロジェクト、持ち味の幻想美溢れるサウンドメイクはそのままにスタイリッシュなメロディアス・シンフォに進化を遂げた傑作!

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YESTERDAYS/SENKI MADARA

06年デビュー作でシンフォ・ファンの度肝を抜いたハンガリーの新鋭バンドによる待望の3rd。メロトロンが幻想のカーテンをなびかせ、フルートが幽玄を奏で、品のある艷やかなシンセが疾走し、そして柔らかなアコースティックギターが心地よく響く、驚くほどに瑞々しく透明度の高いアンサンブル。そして土着的な響きを持つハンガリー語を息を呑むほど神秘的に聴かせる女性ヴォーカル。今作も信じられないような繊細さで織り上げていく浮遊感ある美麗世界が素晴らしっ!

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ANIMA MUNDI/INSOMNIA

これがカリブの島国キューバのバンドだって?このシリアスさと深いダークネスは、ヨーロッパのバンドと言われても信じちゃいますね。もちろんメロトロンもダイナミックにフィーチャー。フロイド、クリムゾンのエッセンスも貪欲に取り込んだ、奥行ある幻想空間と肉感的ヘヴィネスが同居した会心作!

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EDDIE MULDER/WAVES

今オランダのプログレシーンで最も忙しい男と言える彼の、アコースティカルな過去作をシンフォニックにリアレンジ再録した18年作!メロトロンを見事に使いこなした幻想的なナンバーも素晴らしいし、全シンフォ・ファンのハートを掴むどこまでもファンタジックで優美に作り上げられた一枚!

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REGAL WORM/PIG VIEWS

ハモンド、エレピ、ローズピアノ、アープシンセ、メロトロン他およそ10種類のキーボード群が躍動する、センス抜群のプログレッシヴ・ポップ!ポップながらもまるで迷宮に迷い込んでしまったかのようなミステリアスさがあっていい感じ♪

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ALCO FRISBASS/LE BATELEUR

フランスから登場したこの作品のメロトロンも注目ですよ。まるでナショナルヘルスとクリムゾンを融合させたような、エレガントかつテンションみなぎるアヴァンプログレなのですが、大胆に主旋律を奏でるメロトロンの存在感も素晴らしい!フランスらしい先の読めないアーティスティックな展開の連続に、とにかく聴いていてワクワクが止まらない快作!

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Fading Records特集!70年代のヴィンテージサウンドを現代的な解釈とともにアウトプットした、ビビッドで感性豊かな作品群をご紹介!

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70年代プログレの精神を受け継ぎ現代的な解釈でアウトプットした、ビビッドかつ感性豊かな作品群をピックアップ!

MOTIS/JOSQUIN MESSONNIER

こちらもフランス発のプログレ・ユニット。メロトロン、ソリーナ、ローズ、ハモンドなど、ヴィンテージ・キーボードがこれでもかと溢れるファンタスティックかつ陰影豊かなシンフォニック・ロックを鳴らします。特に、デリケートに鳴らされるどこか影を感じさせるメロトロンの音色は他のバンドとは一線を画す独自の魅力を発揮しています。

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FRACTAL MIRROR/CLOSE TO VAPOUR

さざ波のように淡く揺らいだり、ふわりとファンタジックに広がったり、ここぞで優雅に湧き上がってきたり、メロトロンで満たされたノスタルジーを喚起するサウンドに、メロトロン好きならきっと涙が出そうになるはず。米新鋭メロディアス・ロック・ユニット、18年作!

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DISCIPLINE/CAPTIVES OF THE WINE DARK SEA

88年デビューの米ベテラン・シンフォ・バンドなのですが、本当に米バンド!?と思うほどに70年代英国ロックのエッセンスが匂い立ってくるようなサウンドを随所で聴かせていて堪りません。劇的なメロトロンを伴った14分の最終曲も素晴らしい構築美!

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MIZUKI DA FANTASIA/レインボウ・チェイサーズ 虹を追う人々

日本にもメロトロンにこだわったプログレ・バンドが!?沖縄出身の女性ヴォーカリストMizukiを中心とするグループによる18年作2ndで、初期クリムゾンばりの哀感溢れるメロトロン、フォーカスに通じる中世エッセンス、そしてエモーション豊かな凛と美しいヴォーカル。前作以上に気高く洗練された世界観を提示する傑作に仕上がっています!

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MIZUKI da Fantasia ライヴレポート(2018/6/1)

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6月1日、ヤマハ銀座スタジオで行われたMIZUKI da Fantasiaのライヴを観てまいりました!

WILLOWGLASS/BOOK OF HOURS

英国にもいいメロトロン・サウンドを聴かせるグループがいます。洪水のように溢れ出すメロトロンをバックに、リリカルなエレキ&アコギやシンセやフルートが優美に舞う格調高くファンタスティックなシンフォを聴かせます。アルバムのどこを切り取ってもメロディが止めどなく溢れてきて堪りません!

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BIG BIG TRAIN/GRIMSPOUND

名実ともに現英国プログレの頂点に位置するバンドによる17年作!モダンなスタイリッシュさとジェネシス憧憬の70年代テイストを絶妙に取り合わせる手腕が相変わらず見事すぎる貫禄の一枚。もちろん美しいメロトロンの調べもたっぷり味わわせてくれます。1曲であのJudy Dybleがヴォーカル参加!

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YESTERDAYS/HOLDFENYKERT

冒頭で18年作をご紹介しましたが、メロトロンの活躍度という点ではこの06年デビュー作も取り上げないわけにはいきません。たおやかなアコギをバックにフルートがリリカルに舞い、溢れんばかりにメロトロンが鳴らされる!極めつけは、美声の女性ヴォーカル!ファンタスティックなシンフォニック・ロックとして一級品の傑作!

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世界のプログレ探求紀行!~東欧・中欧編~

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世界の国々に散らばる魅力あるプログレ作品を求めてカケレコCD棚を巡っていく「世界のプログレ探求紀行!」。今回は東欧・中欧の諸国を巡りながらプログレ盤をピックアップいたします☆

ANEKDOTEN/UNTIL ALL THE GHOSTS ARE GONE

ギターがサイケデリックにうなり、持ち味のメロトロンが荘厳に溢れだすオープニングからグワンと持ってかれます。北欧プログレの雄による渾身の2015年作!

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WOBBLER/FROM SILENCE TO SOMEWHERE

アネクドテンやアングラガルドらレジェンドに最も近い存在として北欧では頭抜けたバンドでしたが、まさかここまで格段の進化を遂げてくるとは驚きました…。轟々たるメロトロンを伴ったアネクドテンばりの強度あるヘヴィネスとイエスの雄大に広がるファンタジーが調和する、至高の17年作!

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現代を生きる新世代プログレ・バンド達による渾身のメロトロン・サウンド、ご堪能いただけたでしょうか。
他にもまだまだメロトロンをフィーチャーした新鋭バンドはたくさんいますので、引き続き探求をお楽しみいただければ幸いです!

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  • YESTERDAYS / HOLDFENYKERT

    ハンガリー、メロトロンとフルートをこれでもかとフィーチャーした必殺シンフォニック・ロック!06年作

    ハンガリーのグループ。06年のデビュー作。たおやかなアコギをバックにフルートがリリカルに舞い、溢れんばかりにメロトロンが鳴らされる!極めつけは、流れるように美しいメロディとスッと入ってくる美声の女性ヴォーカル!全体的に柔らかな音像でハードさは無いものの、タイトなリズム隊のせいか、演奏はダイナミズムに溢れています。全員がテクニック抜群ですが、特にアコギ奏者はかなりの腕前で、格調高くリリカルなリードは必聴。ファンタスティックなシンフォニック・ロックとして一級品の傑作。本当に素晴らしいです。

    • SCR1010SEACREST OY

      ペーパーケース仕様、新装ジャケット&オリジナル・オーディオでの2014年新規リイシュー盤。バンドサイトでは、MUSEA盤と異なる06年にハンガリーでリリースされた音源で、LPのようなアナログのフィーリングを最大限に活かし、アコースティックやメロトロンが魅力的に響くようにミックスされているそうです

  • YESTERDAYS / SENKI MADARA

    [カケレコ国内盤リリース中] ハンガリーの新鋭シンフォ・グループによる18年作3rd、変わらずの淡く浮遊感ある幻想世界を描き出す渾身の傑作!

    06年デビュー作『HOLDFENYKERT』でシンフォ・ファンの度肝を抜いた、ハンガリー出身/ルーマニアを拠点とする新鋭シンフォ・グループ、18年作3rd。いや今作も素晴らしいですよ〜!シャープなキレを持つリズム・セクションを土台として、メロトロンが幻想のカーテンをなびかせ、フルートが幽玄を奏で、品のある艷やかなシンセが疾走し、そして柔らかなアコースティックギターが心地よく響く、驚くほどに瑞々しく透明度の高いアンサンブル。そこに命を吹き込むのが、土着的な響きを持つハンガリー語を息を呑むほど神秘的に聴かせる女性ヴォーカル。それらがしなやかに組み合わされて形作られていくどこまでも繊細な音世界は、過去作よりもさらに美しく洗練されている印象です。ここぞという場面でヴァイオリン奏法を駆使して優美に泣くギターのプレイも胸を打ちます。パーカッションを交えエキゾチックに彩る民族エッセンスもシンフォニックなサウンドに自然に溶け込んでいて素晴らしい。終始、この世とは思えない淡く浮遊感ある幻想世界が眼前に広がる名品。文句なしにおすすめ!

  • MOONRISE / TRAVEL WITHIN

    [カケレコ国内盤リリース中] マルチ奏者Kamil Konieczniakによるポーランドのシンフォ・プロジェクト、実に7年ぶりに届けられた19年作4th!

    全ての演奏を務めるマルチ奏者Kamil Konieczniakによるポーランドのシンフォ・プロジェクト、実に7年ぶりに届けられた19年作4th。08年1st、09年2ndでヴォーカルを務めた元MILLENIUMのLukasz Gall、彼の後任として前12年作で歌ったMarcin Jajkiewicz、そして本作では三代目ヴォーカリストとなるMarcin Staszekをフィーチャー。持ち味だったひたすら泣きのフレーズを紡ぐギターと幻想のキーボードが織りなす叙情派シンフォ・スタイルはそのままに、プログラミング音響もセンス良く織り交ぜ格段に洗練されたメロディアス・シンフォへと進歩を遂げていて素晴らしいです。奥行ある深遠なシンセ、霧のように淡く広がる(疑似?)メロトロンらが作り出す幻想美が滲むサウンドメイクに、力強さとナイーヴさを備えたスタイリッシュなハイトーンVoが映えます。相変わらずひたすら美旋律だけを紡ぎ出すギターもさすがです。また6曲目ではMILLENIUMのサックス奏者、7曲目では初代ヴォーカルのGallが参加していてただでさえドラマチックなサウンドを一層盛り上げます。7年ぶりながら現ポーランド随一の幻想的な音作りは健在の一枚です。

  • ANEKDOTEN / UNTIL ALL THE GHOSTS ARE GONE

    ご存じ北欧プログレの雄8年ぶりの2015年作6th、ギターがサイケデリックにうなり、メロトロンが溢れる渾身の傑作!

    言わずと知れた90年代のプログレシーンの幕を開けた北欧プログレの雄。前作から8年ぶりとなる2015年作6th。イントロから強烈にウネリをあげるサイケデリック&ヘヴィなギター、沈み込むような重たさで聴き手を飲み込むように畳み掛けるリズム隊、そして、荘厳に鳴り響くメロトロン。透明感ある歌声の中に寂寥感がにじむヴォーカル、フックに富んだ北欧ならではのメランコリーたっぷりのメロディもまた絶品です。名サックス奏者Theo Travis、元OPETHのKey奏者Per Wiberg、元ALL ABOUT EVEのギタリストMarty Willson-Piperのゲスト参加も特筆で、特にTheo Travisのサックス&フルートが醸す幻想性は初期クリムゾンを彷彿させます。「さすが」と唸る渾身の傑作。

  • MOTIS / JOSQUIN MESSONNIER

    メロトロンがこれでもかと溢れるファンタスティックな仏プログレ新鋭、2014年作、アトールのアンドレ・バルザーがゲスト参加!

    ヴィンテージ・キーボードやエレクトリック・ブズーキを操るマルチインストゥルメント奏者、MOTISことEmmanuel Tissot率いるグループ。2014年作6th。ANGE直系のシアトリカルなシンフォニック・ロックを軸に、MALICORNEに通じるフレンチ・トラッドのフレイヴァーが香るサウンドが持ち味。とにかくメロトロンM400やソリーナやローズやハモンドなどヴィンテージ・キーボードがこれでもかとフィーチャーされていて、特にメロトロンが大活躍!幻想的に溢れるメロトロンをバックにリリカルに紡がれるハモンド、そして、スティーヴ・ハケットを彷彿させる格調高いマンドリンやブズーキが織り成すファンタスティックなアンサンブルは、ジェネシス〜アンジェあたりのファンはたまらないでしょう。MOTISによるフランス印象派絵画のように柔らかで親しみやすいハイ・トーンのヴォーカルとフックあるメロディも特筆。なんと、アトールの名ヴォーカリスト、アンドレ・バルザーがゲスト参加し、1曲でヴォーカルを担当。この曲がまた素晴らしい!アナログ的な温かなサウンドプロダクションも印象的で、70年代の発掘作品と言っても分からないでしょう。これはシンフォニック・ロックのファンは必聴の快作!

  • ALCO FRISBASS / LE BATELEUR

    フランス新鋭グループによる18年作2nd、まるでナショナル・ヘルスとキング・クリムゾンを融合させたようなエレガントかつテンションみなぎるアヴァン・プログレ、これは素晴らしい!

    2015年のデビュー作で、完成度の高いアヴァン・プログレを披露した注目のフランス新鋭による、待望の18年作2nd!まるでナショナル・ヘルスとキング・クリムゾンを融合させたような、エレガントかつテンションみなぎるアヴァン・プログレは本作でも健在!緩急自在のシャープで俊敏なリズム・セクションを土台に、ナショナル・ヘルスにおけるデイヴ・スチュワートを思わせるメロディアスで理知的な音運びのオルガンと大胆に主旋律を奏でるメロトロンを中心とするキーボード、そしてナイフのような鋭いトーンで空間を切り開くフリップ直系のギターが、緻密にフレーズを重ね合い織り上げていくサウンドは、芳醇にしてどこまでもスリリング。緊張感あるギターとオルガンの掛け合いの中でメロトロンが不穏に浮き沈みする切迫感あるパートから、ピアノとコルネットが妖しく舞い踊るパート、そしてメロトロンが堰を切ったように溢れ出すパートへ。次々と場面が移り変わっていく、フランスらしい先の読めないアーティスティックな展開の連続に、とにかく聴いていてワクワクが止まりません。何というアイデアの豊富さ。これはクリムゾン・ファン、カンタベリー・ロック・ファンなら是非ともお試しいただきたいサウンド。カケレコメンド!

  • WOBBLER / FROM SILENCE TO SOMEWHERE

    現ノルウェーを代表するシンフォ・グループによる17年作4th、アネクドテンばりの強度あるヘヴィネスとイエスの雄大なファンタジーがハイレベルに融合したような圧巻の傑作!

    アネクドテンやアングラガルドといった90年代北欧ヘヴィ・シンフォを正統に受け継ぐノルウェー出身グループによる待望の17年作4th。1曲目の大作からもう怒涛の名曲!!荒々しく吹き荒れるようなリズム・セクションの中を、ギターとシンセがうねりのあるフレーズを見事にユニゾンし、スケール大きく勇壮に進行していく圧倒的な質量感のシンフォニック・ロックが押し寄せる冒頭数分で、プログレ・ファンならノックアウト必至。前作でも感じさせたアネクドテンばりの強度あるヘヴィネスとイエス的な雄大なファンタジーが融合したかのようなサウンドが遂に完成を見たようです。美声ではありませんがジョン・アンダーソンを意識したような雄々しくも高らかなヴォーカルが歌い上げると、北欧の太古の森を浮かばせるフルートとリコーダー、そしてバンドの持ち味である気品高く溢れ出す至高のメロトロン…。シンフォファンのツボを余すことなく押しまくるサウンドに感動が収まりません。北欧トラッドの神秘的かつ哀愁みなぎる旋律を大胆に取り入れ、気高く歌い上げるヴォーカルと神秘的なコーラス、エネルギッシュに躍動するオルガン、メロトロン、シンセが、生命感溢れるサウンドを織り上げていく4曲目も涙なしには聴けない一曲。もともと北欧では頭抜けた素晴らしいバンドでしたが、まさかここまで格段の進化を遂げてくるとは驚きました。文句の付け所のない会心作!

  • MIZUKI DA FANTASIA / レインボウ・チェイサーズ 虹を追う人々

    女性ヴォーカリストMizukiを中心とする新世代ジャパニーズ・プログレ・グループ、18年作2nd!

    ストレンジ・デイズの岩本晃市郎氏がプロデュースのほか作詞・作曲・アレンジ等にも全面参加している新鋭で、沖縄出身の若手女性ヴォーカリストMizukiとピアニスト/キーボーディストAnna Hardyを中心とするプログレッシヴ・ロック・グループ、17年のデビュー作に続く18年2ndアルバム。前作も70年代プログレへの憧憬を現代的なサウンドへと融合させた見事な一枚でしたが、本作はKING CRIMSONやPFMといったプログレの先人への思いはそのままに、さらに気高く洗練された世界観を提示する傑作!タイトで重みあるリズム・セクションに支えられ、深いエモーションを秘めた凛と美しいヴォーカルと、全編にわたって切ない哀感を添えるメロトロンの調べが華麗に交差するサウンドは、センチメンタルかつあまりにドラマチック。澄み渡る湖面をイメージさせるような格調高いピアノのプレイにも息を呑みます。2曲目をはじめ随所で聴けるFOCUSに通じる典雅な中世音楽エッセンスも、サウンドのイマジネーションを広げていて見事。ヘヴィでパワフルなパートも多かった前作と比べ、粛々とした抑えた表現を主とする印象ですが、それがかえって深みある叙情性を生んでいて、聴く者の胸を強く揺さぶります。シンフォニックな優美さを纏ったサウンドメイクが全編を貫いており、このプログレッシヴ・ロック・アルバムとしての完成度の高さは素晴らしいものがあります。前作以上の感動を呼び起こす、ジャパニーズ・プログレの新たな名作!

  • REGAL WORM / PIG VIEWS

    英HENRY FOOLのキーボーディストによるプロジェクト、メロトロン、ハモンド、アープシンセなど10種類以上のキーボードが躍動するプログレッシヴ・ポップ18年作2nd!

    英プログレ/エクスペリメンタル・ロック・バンドHENRY FOOLで活躍するキーボーディストJarrod Goslingによるプロジェクト、18年作2nd。ハモンド、エレピ、ローズピアノ、アープシンセ、メロトロン他およそ10種類のキーボード群と、ベース/ギター/パーカッションなどをマルチに操るGoslingと、管楽器奏者やヴォーカル/コーラスを務める数名のゲスト・プレイヤーによって制作されています。ハモンド、アープ、メロトロンを中心とした各種キーボードが折り重なり渦を巻く、ポップながらも迷宮に迷い込んでしまったかのようなミステリアスさが印象的な、センス溢れるプログレッシヴ・ポップを展開。荘厳なメロトロンが流れ込んでくる70年代プログレ・ファンにはたまらない展開を見せたと思うと、アープをメインとする80年代的なちょっとチープなシンセサウンドを織り交ぜて、シリアスにならないようにコントロールするバランス感覚も素晴らしい。往年のキーボード・プログレ・ファン、メロトロン・ファンは勿論、アメリカのINNER EAR BRIGADEあたりがお好きな方も気に入るであろう一枚です。

  • BIG BIG TRAIN / GRIMSPOUND

    名実ともに現英国プログレの頂点に位置するバンドによる17年作、モダンなスタイリッシュさとジェネシスなど70年代憧憬テイストを絶妙に取り合わせる手腕が光る傑作、1曲でJudy Dybleがヴォーカル参加!

    90年に結成され、今や名実ともに現英国プログレの頂点に位置するバンドによる17年作。静謐な世界の中をギターが幻想的にたゆたう導入から、一気にクライマックスが押し寄せるようなアンサンブルがなだれ込んでくるオープニングの時点で、早くも傑作を予感させます。ヴォーカル・パートでは、ピアノやオルガン、クリーントーンのバッキングを中心とする落ち着いたアンサンブルで歌をしっかりと聴かせており、シンセとギターが力強く溢れるインスト・パートと劇的な対比をなすメリハリあるサウンドメイクが一際印象的。滾々と湧き出すイメージのメロトロンをバックに、古楽のようにヴァイオリン/ヴィオラ格調高く鳴らされる詩的な美しさを湛えたパートを挿入する構成の妙も見事です。ギターとヴォーカルを主体に組み立てられたスタイリッシュなアンサンブルに、キーボードが担うジェネシス彷彿の70年代的ヴィンテージ・テイストを纏わせ、舞うように優美な弦楽器を絡ませた完成度の高いサウンドが、従来作にも増して感動をもたらします。70年代英フォーク調で始まる6曲目でヴォーカルを取るゲストのJudy Dybleも世界観を彩っており必聴。貫禄すら漂う傑作です。

  • WILLOWGLASS / BOOK OF HOURS

    メロトロンとフルートに包まれた、どこを切ってもメロディが溢れるファンタスティックな英シンフォ、08年作

    イギリスのインスト・シンフォ・グループ、08年作の2nd。メロトロンの洪水をバックにリリカルなエレキ&アコギやシンセやフルートが優美に舞うファンタスティックな英シンフォ。アルバムのどこを切り取ってもメロディが止めどなく溢れてきます。圧倒的な叙情性!ヘヴィさは無く、1音1音丁寧に編み上げられた手工芸品のような逸品。CAMELやGENESISタイプのシンフォニック・ロックのファンは必聴です!

  • ANIMA MUNDI / INSOMNIA

    注目のキューバ出身シンフォ・グループによる18年作、フロイドやクリムゾン色を取り入れたダークな幻想と肉感的ヘヴィネスが渦を巻く会心作!

    母国キューバのみならず、中米/カリブ地域のプログレ・シーンをリードする存在と言える注目シンフォ・グループによる18年作!一打一打にズシリとした重みあるタイトなリズム、えぐるように生々しいタッチで疾走するギター、ジャーマン/東欧のバンドのような宇宙的な広がりある音世界を描くシンセ、そして厳かに歌い上げる英語ヴォーカル。その深遠かつ途方もなくスケール大きなサウンドは、相変わらずカリブの島国キューバ出身とは思えないシリアスさと深いダークネスを纏っています。ヨーロッパのバンドと言われたらまず信じてしまうでしょう。演奏を劇的に盛り上げるメロトロンの用い方も素晴らしい。これまでになくピンク・フロイド的と言えそうな、幻想的かつ空間を感じさせる音作りが新境地です。終盤に向けての数曲では、クリムゾン的なヘヴィネスも顔を出し、肉感的なダイナミズムを伴って突き進むサウンドがひたすらカッコいい!もとより素晴らしいグループでしたが、ここにきて「化けた」感があります。必聴!

  • EDDIE MULDER / WAVES

    FLAMBOROUGH HEAD、TRION、LEAP DAYなどで活躍するオランダのギタリスト18年作、過去3作品のナンバーをシンフォニックなアレンジで再録したシンフォ・ファンにおすすめの一枚!

    FLAMBOROUGH HEAD、TRION、LEAP DAYなど、キャメル・タイプのシンフォ・グループの数々で活躍するオランダのギタリスト、18年4th。ソロ・アコースティック・ギター曲をメインとしていた過去3作品からセレクトした5曲を、バンド編成のシンフォニック・ロック・バージョンにリアレンジして再録した内容となっています。シンセが幻想のカーテンを引き、まろやかなタッチのアコギが瑞々しく響く美しく優しげなアンサンブルに、流麗な音運びでファンタジックにメロディを紡ぐエレキギターも加わって、映像喚起力の高いリリカルなサウンドを描き出していく演奏が本当に素晴らしい。メロトロンもたっぷりとフィーチャーされていて、アコギをバックに主旋律を取るナンバーなどもあり、メロトロンを使いこなした見事な演奏を聴くこともできます。ラストに収録の新規ナンバーも聴きどころで、こちらは音の厚みを増したダイナミックなシンフォ曲で、彼の属する3バンドがお好きな方にはたまらないでしょう。過去作でのアコギによる素朴なタッチも素晴らしかったですが、本作はよりプログレ・ファンの心をつかむサウンドで迫ってくる一枚です!

    • OSKAR10832CDOSKAR

      デジパック仕様、ボーナスディスクとの2枚組、CD2には17年のライヴ音源11曲を収録

      レーベル管理の問題で、デジパックに若干角つぶれがある場合がございます。ご了承ください。

  • FRACTAL MIRROR / CLOSE TO VAPOUR

    アメリカの新鋭ユニットの18年作4th、優美なメロトロンを全編にフィーチャーした70年代憧憬メロディアス・ロック、メロトロン・ファンは必聴の名品

    ギター/キーボード/ヴォーカルを担当するマルチ・ミュージシャンとドラマーによる、アメリカの新鋭メロディアス・ロック・ユニットの18年作4thアルバム。70年代英国ロックを思わせる端正で陰影あるメロディアスなアンサンブルを、メロトロンが優美に彩るスタイルがとにかく素晴らしい!全編にフィーチャーされたメロトロンは、クリムゾン直系の轟々と鳴らすタイプではなく、バークレイ・ジェームス・ハーヴェストやムーディー・ブルースに通じる落ち着きある奥ゆかしいプレイを聴かせます。楽曲によって、さざ波のように淡く揺らいだり、ふわりとファンタジックに広がったり、ここぞで優雅に湧き上がってきたり、気品あるメロトロンで満たされたノスタルジーを喚起するサウンドには、メロトロン・ファンならきっと涙が出そうになるはず。木漏れ日感のあるアコギ、少し影のある美声でしっとり歌う男性ヴォーカルも70年代憧憬たっぷりで堪りません。ECHOLYNのBrett Kull、名シンフォ・バンドCATHEDRALのkey奏者Tom Doncourtがゲスト参加していて、特にDoncourtは一曲のみながら幻想的なキーボードワークを聴かせていて特筆。これは全メロトロン・ファンに贈りたい逸品!

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