プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!

プログレ、60s/70sロックCDのネット通販/買取

24時間以内発送(土・日・祝は翌営業日)、6,000円以上送料無料

泣きのギターが堪能できる各国プログレ・セレクション☆

スタッフ佐藤です。

「ギターは泣いているほどいいものだ…」

なんて言葉があるかどうかは知りませんが、そう言いたくなるほど「泣きのギター」にグッと来てしまうというのは、ロック・ファンにとってある程度共通の感覚ではないかと思います。

ハード・ロックに対してよく使われる泣きのギターという表現ですが、今回は各国のプログレより泣きのギターが聴ける作品を探してみましたよ。

【イギリス】THIS WINTER MACHINE/A TOWER OF CLOCKS

JADISや90年代MARILLIONをより繊細でメランコリックに仕立てたようなこのサウンド、1stから変わらず素晴らしいな…。輝かしい気品に満ちたピアノとスティーヴ・ロザリー風のメロディアスに駆け上がる泣きのギターが美しく躍動し、どこかスティーヴ・ホガースを想起させる男性ヴォーカルがドラマチックに歌い上げます。叙情派英プログレの注目株!

試聴 Click!

【イタリア】IKAN METHOD/BLUE SUN

初期MARILLIONやIQ直系のドラマチックさ×イタリアン・ロックの熱さ!?こちらもスティーヴ・ロザリーを思わせるエモーショナルな泣きのギターが堪能できる一枚です。元ROME PRO(G)JECTのドラマー率いるバンドの20年デビュー作なのですが、ハード&キャッチーなプログレ好きには是非聴いて欲しい力作!

試聴 Click!

【オランダ】EDDIE MULDER/VICTORY

瑞々しいソロ・アコギ曲を中心に、バンドによるCAMEL風のメロディアスなインストも交えたスタイルで終始リリカルで叙情的に聴かせます。特筆はKARFAGENで知られるAntony Kalugin参加のナンバーで、彼が弾くロマンティックなシンセとEddieの甘いギターと優美に絡み合うパートはCAMELファンなら泣きそうになるかも。

試聴 Click!

【カナダ】QWAARN/ABERRATIONS

ケベックには70年代に多数のシンフォ名作が生まれていますが、00年代にもそのDNAは受け継がれています。透明感あるヌケの良さと沈み込むような暗さとがバランスしたメランコリックなメロディ。そしてエモーション零れ落ちるギターがこれでもかと泣かせに来る、ヴィンテージ色濃厚な07年作逸品!

試聴 Click!

【ノルウェー】BJORN RIIS/FOREVER COMES TO AN END

今ノルウェーで最も勢いのあるプログレ・バンドと言えるAIRBAGのギタリストによる17年ソロ作。ギルモア譲りの溢れんばかりのエモーションに北欧らしい幻想性も加味した見事なギタープレイを軸とする、雪深い北欧の自然世界が眼前に映し出されるかのような、映像喚起的な魅力を持つ名品。

試聴 Click!

【ブラジル】FLEESH/ACROSS THE SEA

相変わらず2人で鳴らしているとは信じられない広がり豊かな幻想サウンドが美しい、注目のブラジル新鋭19年作。A.ラティマーとS.ロザリーの中間にいるような泣きのフレーズ満載の美麗ギターが舞い、スッと染み入る無垢な女性ヴォーカルが歌うと、もう他には何もいりません…。

試聴 Click!

フロイド系プログレの宝庫であり、泣きのギターの宝庫でもあるのがポーランド。一押しの3タイトルをピックアップ☆

【ポーランド】MACIEJ MELLER/ZENITH

元QUIDAM、現RIVERSIDEという人気バンドを渡り歩くポーランドの実力派ギタリスト!ほの暗く揺らめくメランコリックな音響と、ひたすら美旋律を紡ぐギターが劇的に対比する最高のメロディアス・プログレを聴かせてくれますよ~。

試聴 Click!

【ポーランド】WOJCIECH CIURAJ/ISKRY W POPIELE

注目バンドWALFADでも活躍するポーランドの若き才人が放った19年2nd。格調高く彩るヴァイオリンやピアノとエモーショナルに絡み合うギター&シンセの対比が美しい感動的なコンセプト作で、ムーグを弾くのはSBBのJozef Skrzek!

試聴 Click!

【ポーランド】ALBION/YOU’LL BE MINE

分裂を経て、ギタリストを中心にメンバーが再編された18年作ですが、それでこの完成度は驚き。ひたすら泣きのフレーズを紡ぎ続けるギター、復帰したオリジナル女性ヴォーカルのエモーション溢れだす歌唱に心奪われます…。

試聴 Click!

いかがだったでしょうか。
気になる作品を見つけてただけ多なら幸いです!

関連カテゴリー

関連CD在庫

  • WOJCIECH CIURAJ / ISKRY W POPIELE

    ポーランド、WALFADの中心メンバーとしても活躍するギタリスト/ヴォーカリスト、「シレジア蜂起」三部作の第1弾となる19年2ndソロ、SBBのJozef Skrzek参加!

    ポーランドの新鋭プログレ・バンドWALFADの中心メンバーとしても活躍中のギタリスト/ヴォーカリストによる19年2ndソロで、第一次大戦後に彼の出身地シレジア地方で起きた「シレジア蜂起」を題材にしたコンセプト・アルバム。これは傑作!ギターとムーグシンセがエモーショナルに絡み、ヴァイオリンやピアノが格調高く彩る、優雅でドラマチックなメロディアス・シンフォニック・ロックを聴かせてくれます。このムーグのプレイ、どこかで聴いたことがあると思ったら、なんとSBBのJozef Skrzek!SBBでも聴かせた太くスペイシーなトーンでスリリングに疾走するシンセプレイを数曲で披露します。ギルモア調の泣きはそのままに倍の音数にしたようなテクニカルで表現力の高いギターも、シンセに負けじと躍動。弦楽も伴ってドラマチックに高まるサウンドに感動が込み上げます。またしっとり落ち着いたピアノを基調にしたヴォーカル・パートも実に味わい深く、切なさも帯びつつ朗々と歌い上げるポーランド語ヴォーカルが素晴らしいです。ポーランド・プログレらしい静謐で陰影ある音使いを織り交ぜつつ、メロディアスで開放感あるサウンドに仕上げた名品。ズバリおすすめ!

  • ALBION / YOU’LL BE MINE

    ポーランドの新鋭シンフォ・バンド、これでもかと泣きのフレーズを紡ぎ続けるギター、復帰したオリジナル女性ヴォーカルによるエモーション溢れる歌唱が素晴らしい18年作!

    ポーランドの新鋭シンフォ・グループ、18年作。前作までのキーボーディストらが別グループNOIBLAとして独立し、残ったギタリストJerzy Georgius Antczakを中心に前作や過去作にも参加していたベーシストとドラマー、そして復帰した初期の女性ヴォーカリストAnna Batkoという再編された4人編成となっています。以前までの広がりある幻想的でメランコリックな作風は残しつつも、プログラミングも散りばめたモダンでスタイリッシュなサウンドへと変化を遂げているのが特徴。キーボードはギタリストが兼任しているものの、やはりギターの存在感がアップしており、これでもかとドラマチックな泣きのフレーズを延々紡ぎ続けるギターが圧巻です。さらに復帰したオリジナル・ヴォーカリストがまた素晴らしい!前々作まで在籍した女性ヴォーカルのしっとりめの歌唱も良かったですが、時にシアトリカルとも言える表現力でエモーショナルに歌いこむ、コケットな魅力を秘めた歌唱に心奪われます。プログラミングによる装飾音も絡めつつ安定感抜群のプレイで2人を支えるリズム隊の仕事も特筆です。大きな再編を経たとは思えない完成度の高い音世界で聴かせる傑作!

  • IKAN METHOD / BLUE SUN

    ROME PRO(G)JECTの元ドラマーを中心する伊新鋭20年デビュー作、初期MARILLIONやIQ影響下のキャッチー&ドラマチックなサウンドが素晴らしい力作!

    NARROW PASS〜ROME PRO(G)JECTの元ドラマーLuca Grossoを中心とするイタリアのプロジェクト・グループ、20年デビュー作。FISH期MARILLIONやIQといった英国ポンプ/ネオ・プログレからの影響を公言する通り、その瑞々しくドラマチックなサウンドは80’s英国にタイム・スリップしたかのよう!キャッチーなメロディを紡ぐ英詩ヴォーカル&コーラス、スティーヴ・ロザリーを思わせるエモーショナルな泣きのギター、壮大に広がる分厚いシンセ。一部の曲では荘厳なメロトロン風音色も溢れ出すなど、往年のプログレ・ファンの心をこれでもかとくすぐる完成度の高いアンサンブルが見事です。GENESIS影響下の80〜90年代ネオ・プログレ好きはもちろん、KANSASなどのハード&キャッチーなプログレ好きにも強くオススメしたい力作!

  • EDDIE MULDER / VICTORY

    FLAMBOROUGH HEAD他で活躍する現オランダ屈指のギタリスト、19年作5th、1曲でKARFAGENのAntony Kaluginが参加

    FLAMBOROUGH HEAD、TRION、LEAP DAYなど、キャメル・タイプのシンフォ・グループの数々で活躍するオランダのギタリスト、19年5th。従来からの作風であるアコースティック・ギターによる瑞々しいソロ・ギター曲を中心に、1曲目のようなバンドによるCAMEL風のメロディアスなインストも交えたスタイルで終始リリカルで叙情的に聴かせます。相変わらず、休日の昼下がりにじっくりと聴き入りたくなるサウンドです。1曲でKARFAGENのAntony Kaluginがロマンティックなシンセを弾いていて、Eddieの甘いギターと優美に絡み合うパートはCAMELファンなら泣きそうになるかも。終始優しい音色で聴き手を癒してくれる一枚となっています。

コメントをシェアしよう!

あわせて読みたい記事

中古CD買取案内

カケレコ洋楽ロック支店

新着記事

もっと見る

プロのライター&ミュージシャンによるコラム好評連載中!

文・市川哲史

文・深民淳

文・舩曳将仁

文・netherland dwarf

人気記事ランキング

* RSS FEED

ロック探求特集

図表や代表作品のジュークボックスなどを織り交ぜ、ジャンル毎の魅力に迫ります。