「MEET THE SONGS」 第13回 SUTHERLAND BROTHERS & QUIVER

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今日の「MEET THE SONGS」は、イアインとギャビンのサザーランド兄弟率いるサザーランド・ブラザーズ・バンドが72年にISLANDレーベルよりリリースされたデビュー作『SUTHERLAND BROTHERS BAND』をピックアップいたしましょう。

このサザーランド兄弟は、ロッド・スチュワートのあの名曲「Sailling」の作曲者としてもロック・ファンに知られていますね。

「Sailling」は、2ndアルバムに収録なのですが、この1stも「Sailling」に勝るとも劣らない美しいメロディを持った佳曲がいっぱい。
田園風景が目に浮かぶほのぼのしたアンサンブル、英国的な叙情美いっぱいの切ないメロディ、哀愁のハーモニー。

ポール・マッカートニーのアコースティックなソロや、ジョージ・ハリスンのフォーキーな曲が好きならきっとグッとくること間違いなしでしょう。

ふくよかでタイトなリズムの上で柔らかに紡がれるメロディとハーモニーに胸が熱くなりっぱなしのオープニング・ナンバーを聴いてみましょう。

「Sailling」収録の2ndをリリースした後、73年にはパブ・ロック・バンドQUIVERと一緒になり、SUTHERLAND BROTHERS AND QUIVERとして活動していきます。

愛すべき哀愁のパブ・ロッカーQUIVERもピックアップ。

アーニー・グレアムやブリンズリー・シュウォーツなど「イギリスのアメリカ」が好きなら、いぶし銀ギタリストTim Renwick率いるQUIVER、最高ですよ～。

ブリティッシュSSWのバックをつとめたバンドを特集したこちらの記事もあわせて是非！

Tim Renwickは、ピンク・フロイドの87年と94年のツアーでサポート・ギタリストも務めています。

60年代には、デヴィッド・ボウイのバックも務めたJUNIOR’S EYESのギタリストとして活躍し、70年代初期には、アル・スチュワートをサポートしています。

アルの名作『オレンジ』にも参加。

いぶし銀ギタリストは、こちらで特集していますので、チェック是非！

「MEET THE SONSG」は、月曜日から金曜日まで毎日、定番からニッチ盤まで僕らのロック・ミュージックを紹介しています。
また明日、お会いいたしましょう。

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